JP3218524B2 - ワークホルダーのはみ出し検出装置 - Google Patents
ワークホルダーのはみ出し検出装置Info
- Publication number
- JP3218524B2 JP3218524B2 JP32499793A JP32499793A JP3218524B2 JP 3218524 B2 JP3218524 B2 JP 3218524B2 JP 32499793 A JP32499793 A JP 32499793A JP 32499793 A JP32499793 A JP 32499793A JP 3218524 B2 JP3218524 B2 JP 3218524B2
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- JP
- Japan
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- work holder
- air
- guide rail
- work
- holder
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板材を搬送する時に板材
を挟持するためのワークホルダーがガイドレールの所定
位置からはみ出しているかを検出する装置に関する。
を挟持するためのワークホルダーがガイドレールの所定
位置からはみ出しているかを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンチプレス等の板材加工機において
は、ワークである板材を挟持搬送するためにワークホル
ダーが用いられる。該ワークホルダーはワークの端辺部
の表裏面を上下の板体で挟むことにより挟持し、該ワー
クホルダーの本体はガイドレール上に沿って摺動可能と
して位置調整できるように設けられ、長い板材や短い板
材も挟持できるように複数配置していた。
は、ワークである板材を挟持搬送するためにワークホル
ダーが用いられる。該ワークホルダーはワークの端辺部
の表裏面を上下の板体で挟むことにより挟持し、該ワー
クホルダーの本体はガイドレール上に沿って摺動可能と
して位置調整できるように設けられ、長い板材や短い板
材も挟持できるように複数配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなワークホル
ダーを用いて板材を挟持するのであるが、作業者によっ
ては一つのワークホルダーで挟持できる小さいワークで
も、安定性が増すと考えて二つのワークホルダーを用い
て無理やり片方に寄せてセットする場合があり、この場
合一方のワークホルダーがガイドレール上からはみ出し
て取り付けられることがある。このようにガイドレール
上からワークホルダーがはみ出すと、ガイドレールの一
部で支えるので、加工時や搬送時にガタついたり、ずれ
たり、外れたりして危険な状態となったり、加工位置が
ずれることがあった。
ダーを用いて板材を挟持するのであるが、作業者によっ
ては一つのワークホルダーで挟持できる小さいワークで
も、安定性が増すと考えて二つのワークホルダーを用い
て無理やり片方に寄せてセットする場合があり、この場
合一方のワークホルダーがガイドレール上からはみ出し
て取り付けられることがある。このようにガイドレール
上からワークホルダーがはみ出すと、ガイドレールの一
部で支えるので、加工時や搬送時にガタついたり、ずれ
たり、外れたりして危険な状態となったり、加工位置が
ずれることがあった。
【0004】また、クロススライドを左右に摺動できる
ように装着するキャリッジにワークホルダーを検知する
センサーを配置し、クロススライドを原点位置から走行
させてワークホルダーの位置を検出する機構が設けられ
ている場合においては、ワークホルダーがクロススライ
ドよりはみ出していると、クロススライドの走行速度が
一定速度になる前、即ち、加速領域でワークホルダーが
検知されることがあり、このように速度が変化している
時にワークホルダーを検知すると、クロススライド上の
ワークホルダーの正確な位置が検出できず、ワークホル
ダーを打ち抜く危険性がある。そこで従来では、このよ
うなはみ出しを防止するために、ワークホルダーの位置
検出センサーの他に、はみ出し検出センサーをキャリッ
ジに設けていたのである。ところが、センサーと非検知
部材を更にもう一組追加して付設する必要があるので、
組立工数が増加してコスト上昇を招いていたのである。
ように装着するキャリッジにワークホルダーを検知する
センサーを配置し、クロススライドを原点位置から走行
させてワークホルダーの位置を検出する機構が設けられ
ている場合においては、ワークホルダーがクロススライ
ドよりはみ出していると、クロススライドの走行速度が
一定速度になる前、即ち、加速領域でワークホルダーが
検知されることがあり、このように速度が変化している
時にワークホルダーを検知すると、クロススライド上の
ワークホルダーの正確な位置が検出できず、ワークホル
ダーを打ち抜く危険性がある。そこで従来では、このよ
うなはみ出しを防止するために、ワークホルダーの位置
検出センサーの他に、はみ出し検出センサーをキャリッ
ジに設けていたのである。ところが、センサーと非検知
部材を更にもう一組追加して付設する必要があるので、
組立工数が増加してコスト上昇を招いていたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、ガイドレール上にて摺動可能
に、かつ任意位置にて圧接固定可能に複数のワークホル
ダーを嵌合しており、該ガイドレールと該ワークホルダ
ーとの間にエアー送り部を設けており、該エアー送り部
にてエアー漏れがあるかどうかを検出する検出手段を設
けることで、各ワークホルダーが該ガイドレールに確実
に圧接固定されているかどうかを確認可能とした構造に
おいて、該ガイドレールにおけるワークホルダーとの嵌
合部には、ワークホルダーを配置するのに適した適正調
整範囲と、該ワークホルダーを配置するのに不適な範囲
とがあり、前記エアー送り部に連通する、該エアー送り
部とは別のエアー抜き部を、各ワークホルダーまたは該
ガイドレールの一方のうちの、各ワークホルダーが該ガ
イドレール上の適正調整範囲を外れた場合にエア漏れが
起こるような位置に形成しており、前記検出手段による
エアー漏れ検出により、各ワークホルダーのガイドレー
ル上におけるはみ出しがないか確認可能に構成した。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、ガイドレール上にて摺動可能
に、かつ任意位置にて圧接固定可能に複数のワークホル
ダーを嵌合しており、該ガイドレールと該ワークホルダ
ーとの間にエアー送り部を設けており、該エアー送り部
にてエアー漏れがあるかどうかを検出する検出手段を設
けることで、各ワークホルダーが該ガイドレールに確実
に圧接固定されているかどうかを確認可能とした構造に
おいて、該ガイドレールにおけるワークホルダーとの嵌
合部には、ワークホルダーを配置するのに適した適正調
整範囲と、該ワークホルダーを配置するのに不適な範囲
とがあり、前記エアー送り部に連通する、該エアー送り
部とは別のエアー抜き部を、各ワークホルダーまたは該
ガイドレールの一方のうちの、各ワークホルダーが該ガ
イドレール上の適正調整範囲を外れた場合にエア漏れが
起こるような位置に形成しており、前記検出手段による
エアー漏れ検出により、各ワークホルダーのガイドレー
ル上におけるはみ出しがないか確認可能に構成した。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。上記手段を用いることに
よって、作業者がワークホルダーをワークの大きさに合
わせて位置調整を行い、ワークホルダーを、該ガイドレ
ールにに圧接固定した時に、ワークホルダーがクロスス
ライドのガイドレールの所定範囲(適正調整範囲)を越
えた位置で固定されていると、各ワークホルダーまたは
該ガイドレールの一方のうちの、各ワークホルダーが該
ガイドレール上の適正調整範囲を外れた場合にエア漏れ
が起こるような位置に形成されたエアー抜き部よりエア
ーが漏れ、これを前記検出手段が検出することで、ワー
クホルダーがガイドレールの適正調整範囲よりはみ出し
ていることが確認されるのである。
よって、作業者がワークホルダーをワークの大きさに合
わせて位置調整を行い、ワークホルダーを、該ガイドレ
ールにに圧接固定した時に、ワークホルダーがクロスス
ライドのガイドレールの所定範囲(適正調整範囲)を越
えた位置で固定されていると、各ワークホルダーまたは
該ガイドレールの一方のうちの、各ワークホルダーが該
ガイドレール上の適正調整範囲を外れた場合にエア漏れ
が起こるような位置に形成されたエアー抜き部よりエア
ーが漏れ、これを前記検出手段が検出することで、ワー
クホルダーがガイドレールの適正調整範囲よりはみ出し
ていることが確認されるのである。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は本発明のはみ出し検出装置をタレットパンチプレスの
ワークホルダーに付設した斜視図、図2はテーブルとキ
ャリッジの平面図、図3はクロススライドとワークホル
ダーの側面図一部断面図、図4はクロススライドとワー
クホルダーとキャリッジの一部平面図及び本発明のはみ
出し検出装置のブロック図である。
は本発明のはみ出し検出装置をタレットパンチプレスの
ワークホルダーに付設した斜視図、図2はテーブルとキ
ャリッジの平面図、図3はクロススライドとワークホル
ダーの側面図一部断面図、図4はクロススライドとワー
クホルダーとキャリッジの一部平面図及び本発明のはみ
出し検出装置のブロック図である。
【0008】本発明のはみ出し検出装置を装備したタレ
ットパンチプレスPの全体構成から図1により説明す
る。下部フレーム1の後部上に上部フレーム6を配置
し、該下部フレーム1前部中央上に固定テーブル2を配
置し、上面両側にはレール7・7を前後方向に配置し
て、該レール7・7上に固定テーブル2両側に配置した
可動テーブル3L・3Rと、該可動テーブル3L・3R
前部の両者に跨がって配置したキャリッジ4が載置さ
れ、該可動テーブル3R下部には図2に示すように前後
方向にボールネジ10を配置して、該ボールネジ10一
端にサーボモーター11を配して回転できるようにし、
該ボールネジ10にボールナット12を螺装して、該ボ
ールナット12を可動テーブル3R下面に固定してお
り、前記サーボモーター11を駆動することによりボー
ルネジ10が回転されて、ボールナット12が該ボール
ネジ10上を摺動して可動テーブル3L・3Rとキャリ
ッジ4を一体的に前後に移動できるように構成してい
る。
ットパンチプレスPの全体構成から図1により説明す
る。下部フレーム1の後部上に上部フレーム6を配置
し、該下部フレーム1前部中央上に固定テーブル2を配
置し、上面両側にはレール7・7を前後方向に配置し
て、該レール7・7上に固定テーブル2両側に配置した
可動テーブル3L・3Rと、該可動テーブル3L・3R
前部の両者に跨がって配置したキャリッジ4が載置さ
れ、該可動テーブル3R下部には図2に示すように前後
方向にボールネジ10を配置して、該ボールネジ10一
端にサーボモーター11を配して回転できるようにし、
該ボールネジ10にボールナット12を螺装して、該ボ
ールナット12を可動テーブル3R下面に固定してお
り、前記サーボモーター11を駆動することによりボー
ルネジ10が回転されて、ボールナット12が該ボール
ネジ10上を摺動して可動テーブル3L・3Rとキャリ
ッジ4を一体的に前後に移動できるように構成してい
る。
【0009】前記上部フレーム6の前部にはパンチング
ヘッド13を配置し、下面には複数のパンチを外周に沿
って装着した上タレット14が回転可能に設けられ、一
方、前記固定テーブル2の後部には下タレット15を回
転可能に配置して、該下タレット15の外周に沿ってダ
イが上タレット14のパンチと対向して配設され、該上
タレット14と下タレット15を同時に回動して所望の
ダイとパンチを選択して、そのダイとパンチの間にワー
クWを位置させてパンチングしワークの孔開け加工がで
きるようにしている。尚、下部フレーム1後部に制御部
Cが配設されている。
ヘッド13を配置し、下面には複数のパンチを外周に沿
って装着した上タレット14が回転可能に設けられ、一
方、前記固定テーブル2の後部には下タレット15を回
転可能に配置して、該下タレット15の外周に沿ってダ
イが上タレット14のパンチと対向して配設され、該上
タレット14と下タレット15を同時に回動して所望の
ダイとパンチを選択して、そのダイとパンチの間にワー
クWを位置させてパンチングしワークの孔開け加工がで
きるようにしている。尚、下部フレーム1後部に制御部
Cが配設されている。
【0010】そして図2、図3に示すように、前記キャ
リッジ4内にはボールネジ16が回転自在に横架され、
該ボールネジ16の一端にサーボモーター5が固定さ
れ、該ボールネジ16上にはボールナット17が螺装さ
れ、該ボールナット17はクロススライド19に固定さ
れている。該クロススライド19はキャリッジ4後面に
横設したガイドレール20・21に沿って左右に摺動可
能に設けられ、該クロススライド19の後面にはガイド
レール19aが形成されてワークホルダー23・23が
位置調整可能に配設されている。
リッジ4内にはボールネジ16が回転自在に横架され、
該ボールネジ16の一端にサーボモーター5が固定さ
れ、該ボールネジ16上にはボールナット17が螺装さ
れ、該ボールナット17はクロススライド19に固定さ
れている。該クロススライド19はキャリッジ4後面に
横設したガイドレール20・21に沿って左右に摺動可
能に設けられ、該クロススライド19の後面にはガイド
レール19aが形成されてワークホルダー23・23が
位置調整可能に配設されている。
【0011】即ち、図3において、クロススライド19
は前面にボールナット17を固設し、上面にガイドロー
ラー22・22を平行に配置して前記ガイドレール20
を挟むようにしてガイドし、クロススライド19下部前
面には嵌合体24を固設して前記ガイドレール21に嵌
合し、前記ボールネジ16をサーボモーター5によって
回動することによってクロススライド19が左右方向に
移動できるのである。
は前面にボールナット17を固設し、上面にガイドロー
ラー22・22を平行に配置して前記ガイドレール20
を挟むようにしてガイドし、クロススライド19下部前
面には嵌合体24を固設して前記ガイドレール21に嵌
合し、前記ボールネジ16をサーボモーター5によって
回動することによってクロススライド19が左右方向に
移動できるのである。
【0012】そして、前記ワークホルダー23は本体後
下部に下プレート25を後方へ突出し、該下プレート2
5上部にシーソーの如く上プレート26を枢支し、該上
プレート26前端を本体後部に立設したシリンダー27
のピストンロッド27a下部に連結し、該シリンダー2
7の伸縮によって、上プレート26を回動して、下プレ
ート25と上プレート26後端の間にワークWを挟持で
きるようにしている。また、前記下プレート25前部よ
り前方に検知片(ドッグ)28が前方に突出され、キャ
リッジ4の原点側の所定位置にワークホルダー検知セン
サー29が配設されて、クロススライド19を原点側か
ら一定速度で摺動させると、検知センサー29のON・
OFFの座標からワークホルダー23の取付位置が検出
できるようにしている。
下部に下プレート25を後方へ突出し、該下プレート2
5上部にシーソーの如く上プレート26を枢支し、該上
プレート26前端を本体後部に立設したシリンダー27
のピストンロッド27a下部に連結し、該シリンダー2
7の伸縮によって、上プレート26を回動して、下プレ
ート25と上プレート26後端の間にワークWを挟持で
きるようにしている。また、前記下プレート25前部よ
り前方に検知片(ドッグ)28が前方に突出され、キャ
リッジ4の原点側の所定位置にワークホルダー検知セン
サー29が配設されて、クロススライド19を原点側か
ら一定速度で摺動させると、検知センサー29のON・
OFFの座標からワークホルダー23の取付位置が検出
できるようにしている。
【0013】また、ワークホルダー23は本体前面に嵌
合溝30を形成し、前記ガイドレール19aに嵌合でき
るようにし、該嵌合溝30の上部内にくさび部材31が
嵌入され、該楔部材31の上部がロックレバー32のネ
ジ部32a下端に回転自在に係止され、該ロックレバー
32はワークホルダー23本体上部に螺装されて、該ロ
ックレバー32を回転することによりくさび部材31を
上下に移動でき、該くさび部材31を押し下げると、ガ
イドレール19aと嵌合溝30が圧接されてロックする
ようにしている。このロックされたことを検知するよう
に、嵌合溝30下部の中央部にはエアーの吹き出し孔3
3が穿設されており、ロックされているとガイドレール
19aと嵌合溝30が密着されてエアーが漏れることは
なく、後述するように、作業時にエアー漏れを検出する
とロックされていないと判断して警報を発して作業がで
きないようにしている。
合溝30を形成し、前記ガイドレール19aに嵌合でき
るようにし、該嵌合溝30の上部内にくさび部材31が
嵌入され、該楔部材31の上部がロックレバー32のネ
ジ部32a下端に回転自在に係止され、該ロックレバー
32はワークホルダー23本体上部に螺装されて、該ロ
ックレバー32を回転することによりくさび部材31を
上下に移動でき、該くさび部材31を押し下げると、ガ
イドレール19aと嵌合溝30が圧接されてロックする
ようにしている。このロックされたことを検知するよう
に、嵌合溝30下部の中央部にはエアーの吹き出し孔3
3が穿設されており、ロックされているとガイドレール
19aと嵌合溝30が密着されてエアーが漏れることは
なく、後述するように、作業時にエアー漏れを検出する
とロックされていないと判断して警報を発して作業がで
きないようにしている。
【0014】そして、本発明の要部であるはみ出し検知
装置は、図3、図4に示すように、前記嵌合溝30下部
の左右の一側、つまり、右側のワークホルダーであれば
右側に、左側のワークホルダーであれば左側に、それぞ
れ適正調整範囲を越えた位置、つまり、ワークホルダー
23がガイドレール19aよりはみ出した位置となった
ときに、エアーを吹き出すエアー抜き孔34が穿設さ
れ、該エアー抜き孔34には連通孔35を介して前記嵌
合溝30の下部に設けたエアーの吹き出し孔33と連通
し、該連通孔35はホース36を介してエアー漏れ検知
装置37、切換バルブ38、ポンプ39と連通され、該
ポンプ39よりワークホルダー23へ圧縮空気を送れる
ようにし、該エアー漏れ検知装置37及び切換バルブ3
8は制御部Cと接続されている。
装置は、図3、図4に示すように、前記嵌合溝30下部
の左右の一側、つまり、右側のワークホルダーであれば
右側に、左側のワークホルダーであれば左側に、それぞ
れ適正調整範囲を越えた位置、つまり、ワークホルダー
23がガイドレール19aよりはみ出した位置となった
ときに、エアーを吹き出すエアー抜き孔34が穿設さ
れ、該エアー抜き孔34には連通孔35を介して前記嵌
合溝30の下部に設けたエアーの吹き出し孔33と連通
し、該連通孔35はホース36を介してエアー漏れ検知
装置37、切換バルブ38、ポンプ39と連通され、該
ポンプ39よりワークホルダー23へ圧縮空気を送れる
ようにし、該エアー漏れ検知装置37及び切換バルブ3
8は制御部Cと接続されている。
【0015】なお、前記エアー抜き孔34を設ける代わ
りに、図5に示すように、ガイドレール19aの両側下
面に、前記エアーの吹き出し孔33に合わせて、ワーク
ホルダー23がガイドレール19aよりはみ出す境界の
位置までエアー抜き孔溝19bを穿設し、ワークホルダ
ー23がガイドレール19aよりはみ出して固定される
とエアーが漏れるように構成することもできる。
りに、図5に示すように、ガイドレール19aの両側下
面に、前記エアーの吹き出し孔33に合わせて、ワーク
ホルダー23がガイドレール19aよりはみ出す境界の
位置までエアー抜き孔溝19bを穿設し、ワークホルダ
ー23がガイドレール19aよりはみ出して固定される
とエアーが漏れるように構成することもできる。
【0016】このように構成することによって、クロス
スライド19のガイドレール19aに複数のワークホル
ダー23を装着して、ワークWをそれぞれのワークホル
ダー23・23に挟持させる時に、ロックレバー32を
解除してワークWの大きさに合わせてワークホルダー2
3をガイドレール19a上を摺動させて位置調整を行う
が、この位置調整後にロックレバー32によりロックし
ておかないと、エアーの吹き出し孔33よりガイドレー
ル19aとワークホルダー23の嵌合溝30の間からエ
アーが漏れて、エアー漏れ検知装置37が作動してロッ
クされていないことを検知して作業ができないように制
御する。また、ワークホルダー23がガイドレール19
aよりはみ出して調整して、この位置でロックレバー3
2を締め付けてロックすると、エアー抜き孔34がガイ
ドレール19aより露出してエアーが漏れたままとな
り、エアー漏れ検知装置37が作動して制御部Cに信号
を送って警報を発し、または、作業ができないようにし
ている。
スライド19のガイドレール19aに複数のワークホル
ダー23を装着して、ワークWをそれぞれのワークホル
ダー23・23に挟持させる時に、ロックレバー32を
解除してワークWの大きさに合わせてワークホルダー2
3をガイドレール19a上を摺動させて位置調整を行う
が、この位置調整後にロックレバー32によりロックし
ておかないと、エアーの吹き出し孔33よりガイドレー
ル19aとワークホルダー23の嵌合溝30の間からエ
アーが漏れて、エアー漏れ検知装置37が作動してロッ
クされていないことを検知して作業ができないように制
御する。また、ワークホルダー23がガイドレール19
aよりはみ出して調整して、この位置でロックレバー3
2を締め付けてロックすると、エアー抜き孔34がガイ
ドレール19aより露出してエアーが漏れたままとな
り、エアー漏れ検知装置37が作動して制御部Cに信号
を送って警報を発し、または、作業ができないようにし
ている。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、従来ワークホルダ
ーのロックを検知するために設けたエアー吹き出し孔と
は別にエアー抜き孔を設け、これを該エアー吹き出し孔
に連通しただけの構成で、ワークホルダーのガイドレー
ル上の適正調整範囲からのはみ出しが検知できるように
なり、従来からある、ワークホルダーのロック検出のた
めのエアー漏れ検出装置をそのまま利用することがで
き、また、従来のようにはみ出し検出センサーや二段ド
ック(被検知物)を不要にでき、簡単な構成で、廉価な
はみ出し検知装置が得られたのである。
ような効果を奏するのである。即ち、従来ワークホルダ
ーのロックを検知するために設けたエアー吹き出し孔と
は別にエアー抜き孔を設け、これを該エアー吹き出し孔
に連通しただけの構成で、ワークホルダーのガイドレー
ル上の適正調整範囲からのはみ出しが検知できるように
なり、従来からある、ワークホルダーのロック検出のた
めのエアー漏れ検出装置をそのまま利用することがで
き、また、従来のようにはみ出し検出センサーや二段ド
ック(被検知物)を不要にでき、簡単な構成で、廉価な
はみ出し検知装置が得られたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のはみ出し検出装置をタレットパンチプ
レスのワークホルダーに付設した斜視図である。
レスのワークホルダーに付設した斜視図である。
【図2】テーブルとキャリッジの平面図である。
【図3】クロススライドとワークホルダーの側面図一部
断面図である。
断面図である。
【図4】クロススライドとワークホルダーとキャリッジ
の一部平面図及び本発明のはみ出し検出装置のブロック
図である。
の一部平面図及び本発明のはみ出し検出装置のブロック
図である。
【図5】はみ出し検出部の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
19 クロススライド 19a ガイドレール 19b エアー抜き溝 23 ワークホルダー 30 嵌合溝 33 エアー吹き出し孔 34 エアー抜き孔 37 エアー漏れ検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 43/00 B21C 51/00 B21D 43/10
Claims (1)
- 【請求項1】 ガイドレール上にて摺動可能に、かつ任
意位置にて圧接固定可能に複数のワークホルダーを嵌合
しており、該ガイドレールと該ワークホルダーとの間に
エアー送り部を設けており、該エアー送り部にてエアー
漏れがあるかどうかを検出する検出手段を設けること
で、各ワークホルダーが該ガイドレールに確実に圧接固
定されているかどうかを確認可能とした構造において、
該ガイドレールにおけるワークホルダーとの嵌合部に
は、ワークホルダーを配置するのに適した適正調整範囲
と、該ワークホルダーを配置するのに不適な範囲とがあ
り、前記エアー送り部に連通する、該エアー送り部とは
別のエアー抜き部を、各ワークホルダーまたは該ガイド
レールの一方のうちの、各ワークホルダーが該ガイドレ
ール上の適正調整範囲を外れた場合にエア漏れが起こる
ような位置に形成しており、前記検出手段によるエアー
漏れ検出により、各ワークホルダーのガイドレール上に
おけるはみ出しがないか確認可能としていることを特徴
とするワークホルダーのはみ出し検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32499793A JP3218524B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ワークホルダーのはみ出し検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32499793A JP3218524B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ワークホルダーのはみ出し検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178481A JPH07178481A (ja) | 1995-07-18 |
JP3218524B2 true JP3218524B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=18171986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32499793A Expired - Fee Related JP3218524B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ワークホルダーのはみ出し検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218524B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7685402B2 (en) | 1991-07-08 | 2010-03-23 | Sanjiv Garg | RISC microprocessor architecture implementing multiple typed register sets |
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