JP3218171B2 - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP3218171B2
JP3218171B2 JP26651995A JP26651995A JP3218171B2 JP 3218171 B2 JP3218171 B2 JP 3218171B2 JP 26651995 A JP26651995 A JP 26651995A JP 26651995 A JP26651995 A JP 26651995A JP 3218171 B2 JP3218171 B2 JP 3218171B2
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敦 永井
隆平 和田
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ用のハウ
ジングを有する小型モータに関し、例えばエアコンの空
気吹き出し口に設けられる風向板を駆動するため等に用
いられるコネクタハウジング付きの小型モータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型モータのコイルへの電流
供給に当たっては、リード線を端子に直接付けるリード
線じか付け方法が多く採用されている。しかし、このよ
うなリード線じか付け方法では、小型モータのハンドリ
ングの際にリード線が邪魔になり易く、誤ってリード線
に無理な力がかかる等の問題が生じている。
【0003】このような問題を解消するため、実開平6
−48364等で開示されるコネクタ用のハウジングを
モータ本体に付ける小型モータが知られている。このよ
うな小型モータの一例として、実開平6−48364に
示される小型モータの概要を図8に示す。
【0004】この小型モータ50は、ステータ部51に
2個の円筒状のコイルボビン52,53が配置され、そ
のコイルボビン52,53にそれぞれコイル54,55
が巻回されている。そして、一方のコイルボビン52に
端子56を固設し、その一端を回路基板57に貫通させ
その基板57に半田付け接続をしている。一方、外部コ
ネクタと接続するための複数の接続部58を有するコネ
クタハウジング59を設け、このコネクタハウジング5
9をカバー60及び回路基板57に嵌合すると共にその
接続部58を回路基板57に接続固定している。そし
て、このコネクタハウジング59にコネクタ61を嵌合
させ、電気的接合を行っている。
【0005】また、図8に示される小型モータ50に用
いられている回路基板57ではなく、フレキシブル基板
を使用して接続する構造のものも知られている。この構
造のものは、図9に示すように、コネクタハウジング7
0に設けられる接続部71が直線的に伸び、L字状に形
成されるフレキシブル基板72に接続されるものであ
る。なお、図9では、図8で示す部材に相当する部材を
同一符号で示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示される従来の
小型のモータは、特殊な形状のコネクタハウジング59
を製作する必要が生じ、しかもその形状に合わせた複雑
な形状のカバー60も必要となっている。このため、製
造効率が悪くかつ高コストとなっている。加えて、端子
56を一方のコイルボビン52に設けているため、コイ
ルボビン52とコイルボビン53が違う形状となる。こ
の結果、2種類のコイルボビンが必要になり、作業性お
よびコスト面でさらに不利となっている。
【0007】一方、図9に示すフレキシブル基板72を
使用するものでは、接続部71の接続方向と端子73の
接続方向が異なり、半田付けの作業性が悪くなってい
る。加えて、フレキシブル基板72は、コストが高く、
小型モータの低価格化の障害要因の一因となっている。
【0008】本発明は、コネクタやコネクタハウジング
を単純な構成とでき、しかも端子の半田付け等の作業性
や製造効率が良い小型モータを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成する
ため、請求項1記載の発明では、ステータ部を構成する
円形状に配置された極歯と該極歯に巻回されるコイルと
を有し、該コイルが接続された端子ピンへの電気的接続
をモータに取り付けたコネクタハウジングに外部コネク
タを接続することにより行うように構成した小型モータ
において、コネクタハウジングを取り付ける取付部と、
端子ピンの挿通部と、端子ピンとコネクタハウジングに
設けられた接続端子との電気的接続を行うための回路基
板を保持する回路基板保持部とを備えたホルダー部材を
モータに取り付け、回路基板保持部は、ホルダー部材の
一面と、その面側に設けられブリッジ状に突出したブリ
ッジ部とで構成され、回路基板は回路基板保持部の 回路
基板挿入孔から挿入されて当該回路基板保持部に保持さ
れると共に、ホルダー部材はコネクタハウジングを取り
付けたとき、接続端子が回路基板の対応する回路パター
ンと対向するように構成している。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の小型モータにおいて、この小型モータは、ロータ
の回転を伝える歯車伝達機構を有すると共に、この歯車
伝達機構と軸方向に隣接して極歯を軸方向に2つ配置
し、コイルをそれぞれの極歯に巻回し、この各コイルに
接続された端子ピンを2つのコイルの中間に配置し、接
続端子の位置を歯車伝達機構に対し、ラジアル方向に隣
接する位置としている。
【0011】本発明においては、ホルダー部材は、コネ
クタハウジングを取り付ける取付部と、端子ピンの挿通
部と、回路基板保持部とを有しており、このホルダー部
材にコネクタハウジングを取り付けるだけの簡単な構成
となっている。このため、市販のコネクタハウジングを
採用することが容易となる。しかも、コネクタハウジン
グを取り付けると、その接続端子は、回路基板の対応す
る回路パターンと対向するため、位置合わせが簡単とな
る。
【0012】しかも、歯車伝達機構と2つのコイルをそ
れぞれ軸方向に並べ、端子ピンを2つのコイルの中間に
配置し、コネクタハウジングの接続端子の位置を歯車伝
達機構に対してラジアル方向に隣接する部分とすると、
2つのコイルボビンの形状を同一にできる。加えて、回
路基板の一端側に端子ピンが、他端側に接続端子がくる
ようにでき、端子ピンと回路基板との接続およびコネク
タハウジングの接続端子と回路基板との接続を同方向か
らの半田付け作業とするとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1から図
6に基づいて説明する。
【0014】このステッピングモータ1は、ステータ部
2と、ロータ部3と、歯車伝達機構4と、出力軸5と、
端子部6とから構成されている。そして、ステータ部2
と歯車伝達機構4とは、軸方向に隣接して配置される。
【0015】ステータ部2は、2つのステータの先端部
が交互に入り組むことによって円形状に配置される極歯
7と、この極歯7と軸方向に並んで配置される同様な極
歯8と、極歯7の外周に巻回されるコイル9と、極歯8
の外周に巻回されるコイル10と、ステータを兼ねる円
筒状ケース11と、ステータを兼ねるモータ上ケース1
2とから構成されている。なお、コイル9は、コイルボ
ビン9aを介して、極歯7に巻回され、コイル10は、
コイルボビン10aを介して極歯8に巻回されている。
【0016】ロータ部3は、モータ回転軸13と、この
モータ回転軸13に回転可能に支持されかつマグネット
14aを有するロータ14とから構成される。なお、先
に述べたステータ部2とこのロータ部3は共に従来公知
のステッピングモータのステータ部とロータ部の構成と
同様となっている。
【0017】歯車伝達機構4は、ロータ14に形成され
るピニオン14bと、このピニオン14bに噛み合う1
番車15と、この1番車15と噛み合う2番車16と、
この2番車16と噛み合う3番車17と、この3番車1
7と噛み合う4番車18と、この4番車18と噛み合う
ように出力軸5に設けられた歯車5aとからなる。な
お、この歯車伝達機構4は、減速機構となっており、各
歯車14b,15,16,17,18,5aは、それぞ
れ減速して回転を伝達する構成となっている。
【0018】また、歯車伝達機構4は、図3の展開図に
示すように、ピニオン14bに噛み合う1番車15にフ
リクション機構を保有している。このフリクション機構
は、1番車15を、ピニオン14と噛み合う歯車部材1
5aと、2番車16に噛み合うピニオン部材15bと、
その両者15a,15bの間に介在する摩擦部材15c
と、ピニオン部材15bを歯車部材15a側に押圧する
コイルバネ15dとから構成している。なお、このフリ
クション機構は2番車や3番車等の他の歯車部分に設け
ても良い。この実施の形態では1番車15に設けること
により、すなわち、回転トルクが小さい部分に設けるこ
とにより摩擦部材15cやコイルバネ15dを小型のも
のとできる。
【0019】出力軸5は、歯車5aを一体に保有してい
ると共に、その出力軸5の一端5bは、モータ上ケース
12に隣接して配設される中地板19のしぼり加工によ
る円筒部19aに回転可能に支持されている。また、出
力軸5の中央は、平板状ケース20のしぼり加工により
形成された支持円筒部に同様に回転可能に支持されてい
る。出力軸5の他端5cは、中央に比べ若干細径または
DカットもしくはHカットとされ、他の機器、例えば、
エアコンのルーバー駆動機構等に係合している。
【0020】端子部6は、2つのコイル9,10の中間
に配置される端子ピン21と、この端子ピン21を挿通
して固着するホルダー部材22と、このホルダー部材2
2に保持される回路基板23と、この回路基板23に電
気的接続するコネクタハウジング24と、これらの部材
を覆うカバー25とから構成されている。
【0021】ここで端子ピン21は、図1および図4に
示すように、2つのコイルボビン9a,10aのピン固
定部9b,10bに各3つ挿通固定されている。このピ
ン固定部9b、10bは、互いに対向する部分を波状と
し、それぞれの出っ張り部分を相手の凹部に嵌合させる
ことにより、全体として直方体状となっている。また、
各ピン固定部9b,10bには、ホルダー部材22の位
置決め穴22aに嵌合する位置決めピン9c,10cが
それぞれ設けられている。そして、ピン固定部9b,1
0bの形状は、180度回転対称になっており、各コイ
ルボビン9a,10aは全く同一形状となっている。な
お、固定された端子ピン21が一直線上ではなく、ジグ
ザグ状に配置させたのは、端子ピン21の電気的絶縁距
離を長くするためである。
【0022】ホルダー部材22は、コイルボビン9a、
10aの位置決めピン9c,10cが嵌合する2つの位
置決め穴22aと、端子ピン21が挿通するジグザグ状
に配置された挿通部22bと、回路基板23を当接保持
する回路基板保持部22cと、コネクタハウジング24
を取り付ける取付部22dとを有している。なお、回路
基板保持部22cは、ホルダー部材22の一面と、その
面側に設けられたブリッジ状でかつ側面断面図でくさび
状のブリッジ部22eとで、回路基板23を保持する構
造となっている。また、取付部22dは、ピン挿入孔2
2fと、くさび状のブリッジ部22eの上部と、コネク
タハウジング24を取り付ける際のガイドとなるガイド
部22gから構成されている。なお、ホルダー部材22
には、中地板19の突起19bが嵌合し、このホルダー
部材22の位置決めをする位置決め孔22hが設けられ
ている。
【0023】回路基板23は、長方形状の平板とされ、
ホルダー部材22と当接しない面に回路パターン26が
形成される片面基板となっている。そして、この回路基
板23は一端側に端子ピン21が挿通されるジグザグ状
に配置された挿通孔23aを有し、他端側には、コネク
タハウジング24の接続端子27が半田付けされる回路
パターン26の接続部26aを有している。そして、回
路パターン26は、図5に示すように挿通孔23aと接
続部26aをつなぐようなパターンとなっているが、図
5で左端の挿通孔23aだけは、右端の挿通孔23aに
つながれ、電力供給の際の共通端子、すなわちグランド
となるように形成されている。なお、このグランド端子
となる部分としては、中央の2つの挿通孔23aとして
も良く、状況に合わせ適宜変更できる。
【0024】コネクタハウジング24は、回路基板23
と接続する接続端子27と、ホルダー部材22のピン挿
通孔22fに入り、このコネクタハウジングの位置決め
をする係合ピン24aと、コネクタ(図示省略)の受け
入れ空間となる嵌合部24bとを有している。なお、こ
の実施の形態で示すコネクタハウジング24は、市販の
いわゆる面実装タイプのものを採用している。
【0025】カバー25は、回路基板23から突出した
端子ピン21を覆うピンカバー部25aと、コネクタハ
ウジング24を覆うと共にコネクタを挿入できる開口部
25bを有するハウジングカバー部25cとを備えてい
る。そして、円筒状ケース11の切り欠き部11aに嵌
合すると共に、平板状ケース20に係合し、ステッピン
グモータ1から外れないようにされている。
【0026】ここで、端子部6の組立について説明す
る。
【0027】まず、ホルダー部材22に回路基板23を
回路基板挿入孔22iに挿入し、ホルダー部材22に一
面を当接させる。次にコイルボビン9a,10aに固着
された端子ピン21がホルダー部材22の挿通部22b
と回路基板23の挿通孔23aを貫通するように、ホル
ダー部材22と回路基板23とをコイルボビン9a,1
0aに対して組み付ける。このとき、ホルダー部材22
は、コイルボビン9a,10aの位置決めピン9c,1
0cおよび中地板19の突起19bにより位置決めがさ
れる。その後、コネクタハウジング24をホルダー部材
22に組み付け、接続端子27を回路基板23に接着さ
せる。そして、回路基板23と端子ピン21との半田付
けを行い、最後にカバー25を取り付ける。
【0028】このように構成されるステッピングモータ
1の動作は、次のとおりである。
【0029】コネクタハウジング24に外部よりコネク
タ(図示省略)が入れられ、電気接続がされる。そし
て、そのコネクタとコネクタハウジング24の接続端子
27を経由して電力がコイル9,10に供給されると、
ステータ部2のステータと、ロータ部3のマグネット1
4aとの間に磁気的な相互作用が働き、ロータ14が回
転する。すると、その回転は、ピニオン14bを含む歯
車伝達機構4を介して減速されながら出力軸5に伝えら
れる。そして、この出力軸5の回転により外部機器、例
えばエアコンのルーバーの開閉動作を行わせる。
【0030】なお、外部から出力軸5に強い力が加わっ
た場合、例えばエアコンのルーバーを人が強い力で動作
させるような場合、出力軸5の回転は、ロータ部3側へ
伝えられていく。しかし、ステータ部2とマグネット1
4aとの間のリラクタンストルクによりロータ部3に
は、その位置を保持しようとする力が働き、ロータ部3
は余程大きな力でないと回転を開始しない。このため、
フリクション機構がないと歯車伝達機構は、そのいずれ
かの歯車部分で、歯の折れ等が生じ動作不良となってし
まう。しかし、この実施の形態では、歯車伝達機構4の
内部にフリクション機構があるため、そのような不良が
生じない。しかも、出力軸5は歯車5aを一体成型した
ものとなっているので、低コストでかつ壊れにくく、長
寿命のものとなっている。
【0031】以上のような実施の形態では、端子ピン2
1がコイル9,10の中央に配置され、接続端子27が
歯車伝達機構4に対してラジアル方向に隣接して配置さ
れるため、回路基板23の一端側に端子ピン21を、他
端側に接続端子27を配設できるようになる。このた
め、半田付け作業は、同方向から行えるようになると共
に、フレキシブル基板等の特殊な基板を用いる必要がな
くなる。
【0032】また、ホルダー部材22のコネクタハウジ
ング24を取り付ける部分が端子ピン21側にくるほど
厚くなるくさび状のブリッジ部22eとなっているの
で、コネクタハウジング24を取り付けると、その接続
端子27は、回路基板23に自然と当接すると共に、コ
ネクタハウジング24やコネクタを取り付ける際、端子
ピン21にぶつかったり、引っかかったりすることが生
じない。
【0033】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、歯車伝達機構4内のフリク
ション機構としては、図7に示すように、2番車16に
設けても良い。このフリクション機構は、2番車16
を、1番車15のピニオン部と噛み合う歯車部材16a
と、この歯車部材16aと摩擦係合する摩擦部材16b
と、この摩擦部材16bと当接する押さえ材16cと、
この押さえ材16cをその先端部で押圧すると共にその
押さえ材16cと一体回転するピニオン部材16dと、
このピニオン部材16dと歯車16aとの間におかれ、
両者を弾性付勢する円錐状のコイルバネ16eとから構
成しているものである。なお、歯車部材16aは、3ヶ
所の係合部16fを有しており、その係合部16fで摩
擦部材16bと押さえ材16cを係合保持している。こ
のように、2番車16の部分にフリクション機構を取り
付けると、トルクがある程度小さいことから小型の材料
が使えることおよび1番車の部分に比べ、フリクション
設定範囲の余裕度が増え、調整しやすい等のメリットが
ある。
【0034】また、上述の実施の形態では、ステッピン
グモータの例を示したが、本発明は、AC同期モータや
ファンモータ等他の各種の小型モータに適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の小
型モータでは、回路基板を保持する機能等を有するホル
ダー部材にコネクタハウジングを取り付けるだけの簡単
な構成で、端子ピンと、回路基板と、コネクタハウジン
グとが一体化される。加えて、ホルダー部材は、回路基
板とコネクタハウジングとの位置決めと回路基板の保持
とを兼用した構成となっている。このため、コネクタハ
ウジングの接続端子と回路基板との接続作業がきわめて
簡単かつ確実に行うことができるものとなる。
【0036】 加えて、請求項2記載の発明では、端子ピ
ンを両コイルの中間に配置するので、両コイルボビンの
形状を同一することができる。しかも、端子ピンが両コ
イルの中央に配置され、接続端子が歯車伝達機構に対し
てラジアル方向に隣接して配置されるため、回路基板の
一端側に端子ピンを、他端側に接続端子を配設できるよ
うになる。このため、半田付け作業は、同方向から行え
るようになると共に、フレキシブル基板等の特殊な基板
を用いる必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型モータの側面断面図(コネクタハ
ウジングを除く)である。
【図2】本発明の小型モータの歯車伝達機構を示す平面
図である。
【図3】図2の歯車伝達機構の側面展開図である。
【図4】本発明の小型モータの端子部を説明するための
図で、ホルダー部材を配置する以前の状態を示す図であ
る。
【図5】本発明の小型モータの端子部を説明するための
図で、ホルダー部材、回路基板、コネクタハウジングを
取り付けた状態を示す図である。
【図6】本発明の小型モータに使用されるホルダー部材
を示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)
は側面図、(D)は(A)のD−D断面図である。
【図7】本発明に使用される歯車伝達機構の他の例の側
面展開図と、フリクション機構を矢示A方向から見た部
分平面図である。
【図8】従来の小型モータを示す図である。
【図9】従来の他の小型モータの端子部付近を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 2 ステータ部 3 ロータ部 4 歯車伝達機構 5 出力軸 6 端子部 7,8 極歯 9,10 コイル 21 端子ピン 22 ホルダー部材 22b 挿通部 22c 回路基板保持部 22d 取付部 23 回路基板 24 コネクタハウジング 26 回路パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ部を構成する円形状に配置され
    た極歯と該極歯に巻回されるコイルとを有し、該コイル
    が接続された端子ピンへの電気的接続をモータに取り付
    けたコネクタハウジングに外部コネクタを接続すること
    により行うように構成した小型モータにおいて、 上記コネクタハウジングを取り付ける取付部と、上記端
    子ピンの挿通部と、上記端子ピンと上記コネクタハウジ
    ングに設けられた接続端子との電気的接続を行うための
    回路基板を保持する回路基板保持部とを備えたホルダー
    部材をモータに取り付け、上記回路基板保持部は、上記
    ホルダー部材の一面と、その面側に設けられブリッジ状
    に突出したブリッジ部とで構成され、上記回路基板は上
    記回路基板保持部の回路基板挿入孔から挿入されて当該
    回路基板保持部に保持されると共に、上記ホルダー部材
    は上記コネクタハウジングを取り付けたとき、上記接続
    端子が上記回路基板の対応する回路パターンと対向する
    ように構成したことを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 前記小型モータは、ロータの回転を伝え
    る歯車伝達機構を有すると共に、この歯車伝達機構と軸
    方向に隣接して前記極歯を軸方向に2つ配置し、コイル
    をそれぞれの極歯に巻回し、この各コイルに接続された
    端子ピンを上記2つのコイルの中間に配置し、前記接続
    端子の位置を上記歯車伝達機構に対し、ラジアル方向に
    隣接する位置としたことを特徴とする請求項1記載の小
    型モータ。
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