JP3217265U - 包装用箱 - Google Patents

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西川 武志
武志 西川
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Abstract

【課題】蓋板と一対の側板との隙間の発生を抑制し、異物を侵入し難くすると共に、包装用箱の美的外観を保つことができる包装用箱を提供する。【解決手段】包装用箱1は、前板5、一対の側板7、背板9及び糊代片11からなる角筒状の箱本体3と、蓋板13と、差込片31と、第1底板15と、第2底板17と、天フラップ19と、底フラップ21とから構成される。蓋板には、両側辺に対して平行になるように延び、前板に連接する一側から差込片に連設する他側にわたって延びるスジ入れ加工部33が形成されている。これにより、蓋板は、蓋板の一側から他側の方向の曲げ剛性が高まる。その結果、蓋板が撓み難くなり、蓋板の平板状態が保持され、蓋板とフラップ19との間の隙間の発生を抑制することができ、隙間から異物が侵入し難くなると共に、包装用箱1の美的外観を保つことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、包装用箱に関するものである。
一般に、前板、背板及び一対の側板からなる周壁部の一対の開口端面の一方を底板で閉じ、前板に連設された蓋板によって、一対の開口端面の他方を閉じる包装用箱が知られている。例えば、特許文献1には、正面壁と背面壁と左右側壁とからなる四角形筒状の側壁部と、この側壁部の下方開口を閉じる複数の底面フラップから構成される底面部と、側壁部の上方開口を閉じる蓋板とを備えた包装ケースが開示されている。
特開2003−327242号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された包装ケースでは、蓋板が側壁部の上方開口を閉じたとき、蓋板と左右側壁との間に隙間が発生することがあり、この隙間から埃、塵等の異物が包装ケース内に侵入する虞がある。また、蓋板と左右側壁との間に隙間が発生することで、蓋板の湾曲が目立ち、包装ケースの美的外観を損なうという問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的にするところは、蓋板と一対の側板との隙間の発生を抑制し、異物を侵入し難くすると共に、包装用箱の美的外観を保つことができる包装用箱を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る包装用箱は、箱本体の少なくとも一面が開閉される蓋板を有した、紙又は合成樹脂のシートからなる包装用箱において、前記蓋板には、該蓋板の、前記箱本体に連接する一側から他側にわたって延びるスジ入れ加工部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る包装用箱は、前記スジ入れ加工部が前記蓋板の両側近傍に形成され、前記蓋板の側辺に平行に延びていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、蓋板にスジ入れ加工部を形成することで、蓋板の、箱本体に連接する一側から他側の方向(蓋板の高さ方向)の曲げ剛性が高まる。これにより、蓋板が閉じられたとき、撓み難くなり、蓋板の平板状態が保持され、蓋板と箱本体との間の隙間の発生を抑制することができる。また、隙間の発生が抑制されることで、この隙間から異物が侵入し難くなると共に、包装用箱の美的外観を保つことができる。
請求項2に係る発明によれば、スジ入れ加工部が蓋板の両側近傍に形成されることで、この蓋板の両側近傍での、箱本体に連接する一側から他側の方向の曲げ剛性が高まる。これにより、蓋板と箱本体との間の隙間の発生を抑制する効果を高めることができる。
本考案の一実施形態に係る包装用箱の概略斜視図である。 図1の包装用箱の展開図である。 図1に示すスジ入れ加工部の他の形態の平面図である。 図1に示すスジ入れ加工部の他の形態の平面図である。 図1に示すスジ入れ加工部の他の形態の平面図である。
以下、本考案の一実施形態に係る包装用箱の構成を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。なお、便宜上、図2における矢印Xに沿う方向を幅方向X、図2における矢印Yに沿う方向を高さ方向Yと定義する。
本考案の包装用箱1は、収納品(図示せず)を収納するものであり、紙又は合成樹脂等のシート材料からなる矩形の箱である。この包装用箱1は、図1及び図2に示すように、前板5、一対の側板7,7、背板9及び糊代片11を有し、これらの組立状態(図1参照)で角筒状となる箱本体3と、蓋板13と、第1底板15と、第2底板17と、天フラップ19,19と、底フラップ21,21とから構成されている。前板5、一対の側板7,7、背板9、糊代片11、蓋板13、第1底板15、第2底板17、天フラップ19,19及び底フラップ21,21の各部材は、少なくとも他の一の部材と連接された一枚のシート部材から構成される(図2参照)。
箱本体3の前板5は、略矩形(長方形)をなし、高さ方向Yに延びる両辺に折り線23a,23b(図2の破線参照)を介して一対の側板7,7が連接されている。また、前板5は、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線23c(図2の破線参照)を介して蓋板13が連接され、幅方向Xに延びる他方の辺に折り線23d(図2の破線参照)を介して第1底板15が連接されている。
箱本体3の一対の側板7,7は、略矩形(長方形)をなしている。一対の側板7,7の一方が、高さ方向Yに延びる一方の辺に折り線23aを介して前板5に連接されている。一対の側板7,7の他方は、高さ方向Yに延びる一方の辺に折り線23bを介して前板5に連接され、高さ方向Yに延びる他方の辺に折り線25a(図2の破線参照)を介して背板9が連接されている。また、一対の側板7,7は、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線25b,25b(図2の破線参照)を介して天フラップ19,19が連接され、幅方向Xに延びる他方の辺に折り線25c,25c(図2の破線参照)を介して底フラップ21,21が連接されている。
箱本体3の背板9は、略矩形(長方形)をなし、高さ方向Yに延びる一方の辺に折り線25aを介して一対の側板7,7の一方に連接され、高さ方向Yに延びる他方の辺に折り線27a(図2の破線参照)を介して糊代片11が連接され、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線27b(図2の破線参照)を介して第2底板17が連接されている。糊代片11は、略等脚台形をなし、一対の側板7,7の他方の裏面に貼り付けることで、一対の側板7,7の一方と背板9とが連接される。この一対の側板7,7の一方と背板9とが連接されることにより、前板5、一対の側板7,7、背板9及び糊代片11が周壁を形成し、角筒状の箱本体3となる。
蓋板13は、略矩形(長方形)をなし、包装用箱1の少なくとも一面、図示の例では、箱本体3の一対の開口端面(図示せず)の一方を開閉するものである。この蓋板13は、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線23cを介して前板5に連接される。また、蓋板13は、幅方向Xに延びる他方の辺に折り線29a(図2の破線参照)を介して差込片31が連接されている。この差込片31は、箱本体3内に差し込むことで、蓋板13を閉位置に保持するものである。蓋板13と差込片31との境界、すなわち、折れ線29aの両端には、切り欠き部35,35が形成されている。この切り欠き部35,35は、後述する天フラップ19,19の突出部37,37に係合することで、蓋板13の閉位置をロックして、突出部37,37との係合を解除することで、蓋板13の閉位置をロック解除する。
蓋板13の表面には、蓋板13の両側端から幅方向Xに離間した位置(本実施形態では、蓋板13の両側から5mm離間した位置である)に、一対のスジ入れ加工部33,33が形成されている。この一対のスジ入れ加工部33,33は、蓋板13の両側辺に対して平行になるように延び、高さ方向Y、すなわち、前板5に連接する一側(蓋板13と前板5との境界)から他側(蓋板13と差込片31との境界)にわたって延びている。
第1底板15は、略矩形(長方形)をなし、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線23dを介して前板5に連接されている。第1底板15の裏面には、後述する第2底板17の表面に貼り付けるためのシール部39(図2の破線参照)が設けられている。第1底板15は、シール部39によって、第2底板17の表面に貼り付けることで、箱本体3の一対の開口端面の他方を閉じる。第2底板17は、略等脚台形をなし、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線27bを介して背板9に連接されている。
天フラップ19,19及び底フラップ21,21は、図2を参照して、天フラップ19,19及び底フラップ21,21の両側辺の一辺が蓋板13及び第1底板15の側辺に対して平行な辺と、両側辺の他辺が一対の側板7,7と天フラップ19,19との境界(折れ線25b、25b)から幅方向X内側に向かって傾斜した辺とからなる略直角台形をなしている。この天フラップ19,19は、幅方向Xに延びる一方の辺に折り線25b,25bを介して一対の側板7,7に連接されている。底フラップ21,21は、幅方向Xに延びる他方の辺に折り線25c,25cを介して一対の側板7,7に連接されている。天フラップ19,19の傾斜した辺の基端(一対の側板7,7と天フラップ19,19との境界)側には、蓋板13と差込片31との境界に形成された切り込み部35,35と係合する、幅方向Xに向かって突出した突出部37,37が形成されている。
以上、上記構成を有する一実施形態に係る包装用箱1によれば、次のような作用効果を得ることができる。包装用箱1の蓋板13の表面には、蓋板13の両側辺に対して平行になるように、前板5に連接する一側から差込片31に連設する他側にわたって延びるスジ入れ加工部33,33が形成されることで、蓋板13の前板5に連接する一側から差込片31に連設する他側の方向(高さ方向Y)の曲げ剛性が高まる。これにより、蓋板13が撓み難くなり、蓋板13の平板状態が保持され、蓋板13と天フラップ19,19との間の隙間の発生を抑制することができる。また、隙間の発生が抑制されることで、この隙間から異物が侵入し難くなると共に、包装用箱1の美的外観を保つことができる。
さらに、蓋板13が箱本体3の一対の開口端面の一方を閉じたとき、蓋板13に連接された差込片31が折り曲げた状態から元の状態(すなわち、蓋板13に対して水平な状態)に戻ろうとする力が加わったとしても、蓋板13の前板5に連接する一側から差込片31に連設する他側の方向の曲げ剛性が高まっているので、蓋板13が撓み難くなり、蓋板13と天フラップ19,19との間の隙間の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態に係る包装用箱1において、一対のスジ入れ加工部33,33は、蓋板13の両側辺に対して平行になるように延びているが、以下の形態でもよい。傾斜して延びるような形態、例えば、図3に示すような蓋板13の対角線に延びる形態(図3のスジ入れ加工部41,41参照)、断続的に延びる形態、例えば、図4に示すような破線状の形態(図4のスジ入れ加工部43,43参照)及び図5に示すような千鳥(交互に)に配置した形態(図5のスジ入れ加工部45,45参照)、波線(図示せず)、あるいは、円形状(図示せず)等の、蓋板13の前板5に連接する一側から差込片31に連設する他側の方向に延びる形態であればよい。
また、本実施形態に係る包装用箱1において、一対のスジ入れ加工部33,33は、蓋板13の両側から幅方向Xに5mm離間した位置に形成されているが、蓋板13の両側から幅方向Xに7mm、10mm等、蓋板13の両側近傍に離間した他の位置に形成されてもよい。なお、一対のスジ入れ加工部33,33が蓋板13の両側から幅方向Xに5mm離間した位置に形成された形態では、7mm、10mm等離間した位置に形成された形態に比べ、蓋板13の側端近傍での、蓋板13の前板5に連接する一側から差込片31に連設する他側の方向の曲げ剛性が高く、より蓋板13の平板状態が保たれる。これにより、蓋板13と天フラップ19,19との間の隙間の発生を抑制する効果を高めることができる。
さらに、本実施形態に係る包装用箱1において、一対のスジ入れ加工部33,33は、蓋板13の側端から所定の間隔を置いて複数本形成してもよい。
また、本実施形態に係る包装用箱1は、蓋板13で箱本体3の一対の開口端面の一方を閉じ、第1底板15のシール部39を第2底板17の表面に貼り付けることで、箱本体3の一対の開口端面の他方を閉じた構成であるが、箱本体の一対の開口端面を蓋板(天蓋板及び底蓋板)で開閉する包装用箱(差し込み式の包装用箱)、複数の底板を組立てることで箱本体の一対の開口端面の他方を閉じる包装用箱(底ロック式の包装用箱)等の他の包装用箱であってもよい。差し込み式の包装用箱では、天蓋板及び底蓋板の表面にスジ入れ加工を施してもよい。これにより、天蓋板及び底蓋板が撓み難くなり、天蓋板及び底蓋板の平板状態が保持され、天蓋板と天フラップとの間及び底蓋板と底フラップとの間の隙間の発生を抑制することができる。
1…包装用箱、3…箱本体、13…蓋板、33…スジ入れ加工部

Claims (4)

  1. 箱本体の少なくとも一面が開閉される蓋板を有した、紙又は合成樹脂のシートからなる包装用箱において、
    前記蓋板には、該蓋板の、前記箱本体に連接する一側から他側にわたって連続的又は断続的に延びるスジ入れ加工部が形成されていることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記スジ入れ加工部は、前記蓋板の両側近傍に形成され、前記蓋板の側辺に平行に延びる1又は複数本の実線又は破線であることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  3. 前記スジ入れ加工部が、前記蓋板の対角線に延びる形態であることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
  4. 前記スジ入れ加工部が、千鳥状の交互に配置した短線で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用箱。
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