JP3216412B2 - X線装置 - Google Patents

X線装置

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JP3216412B2 JP08785194A JP8785194A JP3216412B2 JP 3216412 B2 JP3216412 B2 JP 3216412B2 JP 08785194 A JP08785194 A JP 08785194A JP 8785194 A JP8785194 A JP 8785194A JP 3216412 B2 JP3216412 B2 JP 3216412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外科診断用X線撮影
装置、循環器系診断用X線撮影装置、移動形X線撮影装
置、天井吊形X線撮影装置等のように、X線管および受
像装置支持用のC形アームを備えたX線装置に係り、特
にC形アームの両端に配備されたX線管と受像装置に接
続された複数本の電線の配線処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば外科診断用X線透視撮影装
置として、図8に示すような装置が知られている。この
装置は、X線管101を一端に、X線イメージインテン
シファイヤ及びテレビカメラからなる受像装置102を
他端にそれぞれ装着させたC形アーム103が、その円
弧中心の回りに回動できるように、アーム保持部104
に摺動自在に保持されている。図示しないベッド等に載
置された被検体にC形アーム103の円弧中心部が位置
するようにセットし、被検体を動かすことなくC形アー
ム103の回転角度を変えることによって、被検体の必
要な検査位置にX線管101からX線を照射し、被検体
を透視して得られたX線像を受像装置102で撮像する
ように構成されたものである。
【0003】このような装置において、C形アーム10
3の両端でX線管101と受像装置102に個別に接続
された複数本の電線は、中空状に形成されたC形アーム
103の内部に沿って導かれ、C形アーム103の中央
付近で一束の電線Cとしてまとめられる。まとめられた
電線Cは、C形アーム103の側面から外部へ導出さ
れ、C形アーム103の動きに必要なたるみを持たせて
装置本体105に至るように配線されている。
【0004】C形アーム103は様々な検査状況に応じ
た動きをするので、上記した装置のように、電線CがC
形アーム103の側面からたるみを持って装置本体10
5に接続されていると、その電線Cのたるみ部分が、治
療あるいは操作作業に支障をきたしたり、C形アームの
駆動時に妨げとなったりする。特に、電線Cのたるみ部
分が被検体の上部に位置するような場合、そのたるみ部
分が垂れ下がって、手術中の被検者等に触れて清潔を損
なうおそれもある。
【0005】そこで、電線をC形アームの外部にたるま
せずに、C形アームに沿わせるようにしたX線装置とし
て、本願出願人によって出願した特願平5−98478
号において提案したものがある。
【0006】図9に示すように、この装置は、上記した
装置と同様に、C形アーム106をその円弧中心の回り
に回動できるように保持したアーム保持部107に、C
形アーム106の回動中心Oの軸線と平行になるよう
に、中空軸108と巻取ドラム109とが回動自在に軸
支され、一体回転するように構成されている。
【0007】X線管101に接続された電線C1 と、受
像装置102に接続された電線C2とが、C形アーム1
06の内部を円弧方向に沿って導かれ、X線管101の
付近で1束の電線Cにまとめられた後、C形アーム10
6の外部へ導出され、C形アーム106の外周面に案内
されて巻取ドラム109に巻き付けられる。巻取ドラム
109に巻き付けられた電線Cは、貫通孔を介して中空
軸108の内部に導かれ、中空軸108の先端から装置
本体105へ導出されるように配線されている。C形ア
ーム106を回転する際、図示しないドラム駆動手段に
よって巻取ドラム109が回転され、C形アーム106
の円弧外周面に案内されてきた電線Cが、巻取ドラム1
09に巻き取られ、また巻き取られた電線Cが巻取ドラ
ム109から引き出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のX線装置には、次のような問題がある。すなわ
ち、巻取ドラム109と中空軸108とが一体構造とな
って回動するので、巻取ドラム109の回転に伴って中
空軸108が回転し、その中空軸108から導出されて
いる電線Cに捩じり応力が繰り返し作用し、長期間使用
していると断線等の恐れがある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、電線をC形アームの外部にたるませ
ず、かつ電線にねじれが生ずることなく装置本体に接続
できるようにしたX線装置を提供することを主たる目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するため、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、一端にX線管、他端に受像装置を装着
するC形アームと、前記C形アームをその円弧中心の回
りに回動できるように摺動自在に保持するアーム保持部
とを備えたX線装置において、(a)前記アーム保持部
に前記円弧中心の軸線と略平行に固定された中空軸と、
(b)前記中空軸の軸芯の回りに回動自在に軸支され、
一束にまとめられた電線を重ねながら巻き取るように、
前記電線の太さと略同じ幅をもつ電線案内溝と、前記電
線案内溝と前記中空軸との間に前記電線の複数回の巻回
を許容する空間部と、前記電線案内溝と前記空間部とを
連通する電線導入孔とが形成された中空状の巻取ドラム
と、(c)前記C形アームの回動に伴って前記巻取ドラ
ムを回転させるドラム駆動手段とを備え、(d)前記X
線管および前記受像装置に個別に接続される複数本の電
線のそれぞれは、前記C形アームに設けられた内部空間
に沿って円弧方向に導かれるとともに、前記X線管また
は前記受像装置の付近で1束にまとめられ、前記C形ア
ームの円弧外周面に案内されて、複数本の電線が前記巻
取ドラムの電線案内溝に同一方向に巻き付けられ、次い
で、前記電線導入孔を介して前記空間部に導入され、巻
取ドラムの電線導入孔付近で固定された状態で複数回巻
回された後、前記中空軸には固定されることなく中空軸
を貫通して、その内部に導かれて外部に導出されるもの
である。
【0011】
【作用】この発明の装置によれば、C形アームを回転す
る際、ドラム駆動手段によって巻取ドラムが回転され、
C形アームに設けられた内部空間に沿って導かれ、円弧
外周面に案内されるまでに一束にまとめられてきた電線
が巻取ドラムに同一方向から巻き取られ、あるいは巻き
取られた電線が巻取ドラムから引き出されるので、電線
がC形アームの外側にたるむことがない。また、回転す
る前記電線案内溝と回転しない前記中空軸との空間部
で、電線は電線導入孔付近で固定された状態で複数回巻
回され、中空軸には固定されることなく中空軸を貫通し
て、その内部に導出されるので、回巻取ドラムの回転に
伴って生じる、中空軸との間の回転変位差は、巻回され
た電線の巻径が追随して変化することにより吸収され、
電線にネジレ等の負荷が加わることなく巻き取られた
り、あるいは引き出される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明に係るX線装置の全体斜視
図である。
【0013】このX線装置は、図示しない被検体にX線
を照射するX線管11と、被検体を透視して得られるX
線像を撮像するX線イメージインテンシファイヤ及びテ
レビカメラからなる受像装置12と、その両端に前記X
線管11と受像装置12とを対向させた状態で支持する
C形アーム10と、C形アーム10を、その円弧中心の
回りに回動できるように摺動自在に保持するアーム保持
部20と、装置本体50とから構成されている。
【0014】装置本体50は、X線管11に接続される
高電圧発生装置などを内蔵するとともに、その上面部に
操作部51や、前記アーム保持部20を水平軸回りに回
動自在に支持する昇降自在のアーム軸受部52等を備え
ている。
【0015】C形アーム10は、その上部に把手19が
設けられ、その把手19をもって動かすことにより、X
線管11から受像装置12へのX線の照射方向を所定の
角度に変えることができるように構成されている。すな
わち、ベッド等に載置された被検体に円弧中心部が位置
するようにC形アーム10をセットし、被検体を動かす
ことなくC形アーム10の回転角度を変えることによっ
て、被検体の必要な検査位置にX線管11からX線を照
射し、被検体を透過したX線像を受像装置12で検出し
て、その画像信号を出力するように構成されている。そ
の画像信号は、図示しないテレビモニタに与えられるこ
とにより、X線透視像が表示される。以下、各部の構成
を詳細に説明する。
【0016】C形アーム10の構造を図2、図3を参照
して説明する。図2は、要部の縦断面図であり、図3
は、その底面図である。
【0017】C形アーム10は、Cの字形の角筒部材1
4の外周面に断面形状が中空矩形に形成され、一対のフ
ランジ16が対向配備された構造であり、角筒部材14
の内部空間13にX線管11と受像装置12に個別に接
続された各々の複数本の電線C1 ,C2 が案内されてい
る。また、C形アーム10の角筒部材14の外周面に
は、X線管11の近辺、すなわち、C形アーム10が反
時計方向に最大回転変位された場合に、後述する巻取ド
ラム23を越えない位置に、案内孔15aが貫通して形
成されている。案内孔15aは、一束にまとめられた電
線Cが巻取ドラム23aにら線状に巻き取られていくよ
うに、電線Cの列幅径にほぼ等しい幅で、巻き取り方向
と直交する方向へ細長い形に形成されている。その案内
孔15aを介して、電線C1 と電線C2 とが一束の電線
Cにまとめられて角筒部材14の内部空間13から導出
される。導出された電線Cと後述するワイヤYとが、一
対のフランジ16間の角筒部材14の外周面に沿ってそ
れぞれ案内されるように構成されている。また、フラン
ジ16は、それぞれの先端が内側に折り曲げられ、角筒
部材14の外周面に案内された電線CとワイヤYがC形
アーム10から外れないように構成されている。
【0018】次に、アーム保持部20の構造を図4、図
5を参照して説明する。図4は、巻取ドラムの斜視図、
図5は、巻取ドラムの縦断面図であり、図6は、図5の
A−A矢視断面図である。
【0019】アーム保持部20に、C形アーム10の円
弧中心、すなわち回動中心Oの軸線と平行になるよう
に、一対のブラケット21を介して中空軸22が固定さ
れ、その中空軸22に一対の軸受24を介して中空状の
巻取ドラム23が回動自在に軸支されている。巻取ドラ
ム23は、一束にまとめられた一列状の電線Cを重ねな
がら巻き取るように、その電線Cの列幅と同じ幅をもつ
電線案内溝25と、この電線案内溝25に電線Cを巻取
ドラム23の空間部23aに導入するための電線導入孔
26とが形成されている。中空軸22には、その内部に
電線Cを導くための貫通孔27が形成されている。
【0020】以上の構成によって、X線管11に接続さ
れた電線C1 と、受像装置12に接続された電線C2
が、C形アーム10の角筒部材14の内部空間13を円
弧方向に沿って導かれ、X線管11の付近で1束の電線
Cにまとめられた後、貫通孔15を介してC形アーム1
0の外部へ導出される。
【0021】C形アーム10の角筒部材14の外周面に
案内されてきた電線Cは、角筒部材14と巻取ドラム2
3との間隙を通って、図6(a)に示すように、巻取ド
ラム23の電線案内溝25に巻き付けられた後、電線導
入孔26から巻取ドラム23の空間部23aに導入され
る。なお、電線Cは電線導入孔26の付近でクランプ2
8により固定されている。そして、巻取ドラム23の電
線案内溝25と中空軸22との空間部23aで、電線C
が複数回緩く巻回された後、貫通孔27を介して中空軸
22の内部に導かれ、中空軸22の軸方向へ導かれて先
端から装置本体50へ導出されるように配線されてい
る。従って、C形アーム10から導出された電線Cは、
たるむことなく巻取ドラム23に巻き付けられる。
【0022】ここで、巻取ドラム23の動作を、図6を
参照して説明する。図6(a)は、電線案内溝25に電
線Cを巻き取っている状態を示した図であり、図6
(b)は、(a)の状態から反時計方向へ1回転させた
状態を示した図である。
【0023】中空軸22は、アーム保持部20に固定さ
れて回転しないので、この中空軸22から導出される電
線Cに捩じり応力は作用しない。一方、巻取ドラム23
の回転に伴って生じる、中空軸22との間の回転変位差
は、図6(b)に示すように、巻取ドラム23の空間部
23aで緩く巻回された電線Cの巻径が追随して変化す
ることにより吸収される。この場合、電線Cに加わる応
力は僅かであるので、電線Cを機械的に劣化させること
はない。
【0024】巻取ドラム23の一側端には、プーリ31
が一体に固定され、巻取ドラム23とともに回転するよ
うに構成されている。プーリ31は、その外周にワイヤ
案内溝32が形成され、そのワイヤ案内溝32にワイヤ
Yが巻回される。ワイヤ案内溝32は、重ね巻きされる
電線Cの巻き取り半径と、ワイヤYの巻き取り半径とが
等しくなるように、かつ、回転するにつれて連続的に半
径が変化するように、すなわち円錐筒面にら線状に形成
されている。
【0025】プーリ31のワイヤ案内溝32の外周にワ
イヤYの一端が取り付けられ、ワイヤYの他端は角筒部
材14の外周面に案内されて受像装置12側の端部に取
り付けられる。このプーリ31とワイヤYと電線Cとで
ドラム駆動手段が構成されている。このドラム駆動手段
によって、巻取ドラム23が回転され、電線案内溝25
に電線Cが巻き取られたり、あるいは巻き取られた電線
Cが電線案内溝25から引き出されるように構成されて
いる。
【0026】次に、ドラム駆動手段の動作を、図7を参
照して説明する。図7(1a)〜(3a)は、電線Cと
ワイヤYの巻き取り状態の展開図であり、図7(1b)
〜(3b)は、図7(1a)〜(3a)の巻き取り状態
に対応したC形アーム10の状態を示す図である。な
お、巻取ドラム23内部での電線Cの巻回状態は省略す
る。
【0027】図7(1b)に示すように、C形アーム1
0の両端が鉛直状態にある場合において、予め、電線C
は巻取ドラム23に巻き取られている。すなわち、図7
(1a)に示すように、C形アーム10のX線管11側
が巻取ドラム23に接近して電線Cが巻取ドラム23に
巻き付けられ、一方、受像装置12側は、プーリ31か
ら離れてプーリ31との間でワイヤYを張設した状態に
ある。
【0028】上記の状態において、図7(2b)に示す
ように、C形アーム10を手動で時計方向へ回転させる
と、図7(2a)に示すように、X線管11側への移動
によって、電線Cが引っ張られ、X線管11側の移動量
に応じた長さだけ巻取ドラム23が反時計方向へ回転さ
れる。巻取ドラム23の回転と同時に、プーリ31が回
転を始めプーリ31にワイヤYが巻き取られる。この
時、受像装置12側とプーリ31との間でワイヤYが張
設されているので、巻取ドラム23の回転が規制されな
がら電線Cが引き出される。従って、電線Cはたるむこ
となく巻取ドラム23から引き出される。
【0029】また、図7(3b)に示すように、C形ア
ーム10の両端が水平状態にある場合において、C形ア
ーム10を反時計方向へ回転させると、上記した逆の手
順で、ワイヤYによる巻取ドラム23の時計方向への回
転によって、巻取ドラム23に電線Cが巻き取られる。
この時、巻取ドラム23への電線Cの巻き取り半径とワ
イヤ案内溝32へのワイヤYの巻き取り半径が等しくな
るように構成されているので、C形アーム10の回転角
度に応じた長さの電線Cがたるみなく巻取ドラム23に
巻き取られる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明のX線装置によれば、中空軸は、アーム保持部に固定
されて回転しないので、この中空軸から導出される電線
に捩じり応力が加わることがない。一方、巻取ドラムの
回転に伴って生じる、中空軸との間の回転変位差は、巻
取ドラムの空間部で緩く巻回された電線の巻径が追随し
て変化することにより吸収されるので、電線を機械的に
劣化させることはない。さらに、X線管とX線受像装置
に接続された複数の電線のそれぞれは、C形アーム内部
空間に沿って導かれるとともに、C形アームの円弧外周
面に案内されるまでに一束にまとめられて巻取ドラムに
案内されるので、同一方向から巻取ドラムに巻き取ら
れ、あるいは、引き出されます。その結果、電線に損傷
を与えることなく、巻取ドラムに巻き取ったり、あるい
は、巻き取った電線を巻取ドラムから引き出すことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るX線装置の全体斜視図である。
【図2】要部の縦断面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】巻取ドラムの斜視図である。
【図5】巻取ドラムの縦断面図である。
【図6】図5のA−A矢視断面図である。
【図7】ドラム駆動手段の動作説明図である。
【図8】従来のX線装置の全体斜視図である。
【図9】別の従来装置の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 … C形アーム 11 … X線管 12 … 受像装置 20 … アーム保持部 22 … 中空軸 23 … 巻取ドラム空間部 23a … 空間部 25 … 電線案内溝 26 … 電線導入孔 31 … プーリ 32 … ワイヤ案内溝 50 … 装置本体 C … 電線 Y … ワイヤ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にX線管、他端に受像装置を装着す
    るC形アームと、前記C形アームをその円弧中心の回り
    に回動できるように摺動自在に保持するアーム保持部と
    を備えたX線装置において、(a)前記アーム保持部に
    前記円弧中心の軸線と略平行に固定された中空軸と、
    (b)前記中空軸の軸芯の回りに回動自在に軸支され、
    一束にまとめられた電線を重ねながら巻き取るように、
    前記電線の太さと略同じ幅をもつ電線案内溝と、前記電
    線案内溝と前記中空軸との間に前記電線の複数回の巻回
    を許容する空間部と、前記電線案内溝と前記空間部とを
    連通する電線導入孔とが形成された中空状の巻取ドラム
    と、(c)前記C形アームの回動に伴って前記巻取ドラ
    ムを回転させるドラム駆動手段とを備え、(d)前記X
    線管および前記受像装置に個別に接続される複数本の電
    線のそれぞれは、前記C形アームに設けられた内部空間
    に沿って円弧方向に導かれるとともに、前記X線管また
    は前記受像装置の付近で1束にまとめられ、前記C形ア
    ームの円弧外周面に案内されて、複数本の電線が前記巻
    取ドラムの電線案内溝に同一方向に巻き付けられ、次い
    で、前記電線導入孔を介して前記空間部に導入され、巻
    取ドラムの電線導入孔付近で固定された状態で複数回巻
    回された後、前記中空軸には固定されることなく中空軸
    を貫通して、その内部に導かれて外部に導出されること
    を特徴とするX線装置。
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