JP5850727B2 - X線撮影診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、撮影方向を変化させながらX線撮影を行うX線撮影診断装置に関し、特にそのケーブル処理技術に関するものである。
従来のX線撮影診断装置では、C形アームの一端にX線発生部が配置され、他端にX線検出器が配置されている。X線検出器としては、イメージインテンシファイア(I.I.)が主に用いられているが、近年、コンパクトなフラットパネルディテクタ(FPD)が用いられることもある。そして、X線発生部及びX線検出器には、配線を束ねたケーブルがそれぞれ接続されている。
このようなX線撮影診断装置では、C形アームは、旋回動作可能になっているとともに、その円周に沿ってスライド動作可能になっている。これにより、X線発生部及びX線検出器を被検者の体軸周りに回転させながら撮影することができ、被検者の診断部位を立体画像として観察することができる。このような回転撮影は、例えば循環器系疾患の検査、IVR(Interventional Radiology)、及び整形外科での検査などの高度な診断に使用されている。
しかし、C形アームをスライド動作させるには、大きなストロークが必要になり、X線発生部及びX線検出器に配線されるケーブルの長さも長くなる。また、X線撮影診断装置を手術中の透視撮影に使用する場合、C形アームの内側に術者のワーキングスペースを確保する必要がある。このため、従来のX線撮影診断装置では、C形アームを旋回させた際にワーキングスペースにケーブルが入らないように、C形アームの動きに応じてケーブルを巻き取るケーブル巻取装置がC形アームの支持部に設けられている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、回転撮影を行うためには、被検者の診断部位とアーム旋回センタとを幾何的に一致させるのが一般的であるが、C形アームの回転と同時にアーム全体の位置を駆動・制御することにより一致させることも可能である(例えば、特許文献3参照)。
特許第4666857号公報 特開平7−265287号公報 特開2001−204718号公報
上記のような従来のケーブル巻取装置を有するX線撮影診断装置では、C形アームのスライド動作のストロークと同じ長さのケーブルを巻き取る必要があるため、C形アームのスライド動作のストロークが大きくなるとケーブル巻取装置が大型化し、装置全体も大型化する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ケーブル巻取装置を小型化し、全体の小型化を図ることができるX線撮影診断装置を得ることを目的とする。
この発明に係るX線撮影診断装置は、アーム支持部と、円周に沿ってスライド動作可能にアーム支持部に支持されているC形アームと、C形アームに支持されているX線発生部と、X線発生部に対向してC形アームに支持されており、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、C形アームに沿って配置されている少なくとも1本のケーブルと、アーム支持部に設けられており、かつケーブルを巻き取る巻取ドラムを有しており、C形アームのスライド動作に応じてケーブルの巻取・繰出を行うケーブル巻取装置とを備え、C形アームのスライド動作の途中で巻取ドラムの回転方向が反転される。
この発明のX線撮影診断装置は、C形アームのスライド動作の途中で巻取ドラムの回転方向が反転されるようになっているので、巻取ドラムへのケーブルの巻取量を少なくすることができ、これにより、ケーブル巻取装置を小型化し、X線撮影診断装置全体の小型化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるX線撮影診断装置を示す側面図である。 図1のケーブル巻取装置によるケーブルの巻取・繰出動作を示す説明図である。 図1のX線発生部への配線接続の一例を示す説明図である。 図1のC形アーム及びケーブル巻取装置を右後方から見た斜視図である。 図1のC形アーム及びケーブル巻取装置を左後方から見た斜視図である。 図4の要部を矢印VIに沿って見た側面図である。 図5の要部を矢印VIIに沿って見た側面図である。 図1のX線撮影診断装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるケーブル巻取装置の要部を示す側面図である。 図9のケーブル巻取装置の要部を図9とは反対側から見た側面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるX線撮影診断装置を示す側面図であり、ここでは手術中の透視撮影に使用される外科用Cアーム装置を示している。図において、装置本体1の下部には、複数の車輪2が設けられている。これにより、装置本体1は、移動可能になっている。装置本体1には、ほぼ半円形状のC形アーム3が、その駆動機構を介して支持されている。
C形アーム3の一端には、X線発生部4が支持されている。C形アーム3の他端には、X線検出器5が支持されている。X線検出器5は、X線発生部4に対向している。X線発生部4及びX線検出器5は、寝台6に載せられた被検体7を挟むように配置される。X線発生部4は、被検体7に対してX線を照射する。X線検出器5は、被検体7を透過したX線を検出する。
装置本体1の内部には、上下動機構部8が設けられている。上下動機構部8には、支柱9が垂直に支持されている。支柱9上には、左右・前後動機構部10が支持されている。左右・前後動機構部10には、支持軸11が水平に支持されている。支持軸11の一端には、アーム支持部としてのスライド機構部12が支持されている。
支柱9は、上下動機構部8により上下動される(図中矢印A方向)。これにより、C形アーム3の上下方向位置が調整される。支持軸11は、左右・前後動機構部10により前後動される(図中矢印B方向)。これにより、C形アーム3の前後方向位置が調整される。また、支持軸11は、左右・前後動機構部10により左右方向(図のY軸方向)へも移動される。これにより、C形アーム3の左右方向位置が調整される。
また、スライド機構部12は、支持軸11と同軸に設けられた軸を中心として回転可能となっている(図中矢印C方向)。これにより、C形アーム3は旋回動作される。C形アーム3は、スライド機構部12により、その円周に沿ってスライド動作される(図中矢印D方向)。
X線検出器5には、電力供給及び信号送受信を行うための複数本の配線を束ねたケーブル14が接続されている。C形アーム3の外周部には、ケーブル14を収容するケーブル収容溝(図示せず)が設けられている。
スライド機構部12には、C形アーム3のスライド動作に応じてケーブル14の巻取・繰出を行うケーブル巻取装置15が収容されている。ケーブル巻取装置15は、ケーブル14を巻き取る巻取ドラム16を有している。巻取ドラム16の回転方向は、C形アーム3のスライド動作の途中で反転される。
具体的には、C形アーム3がその円周に沿ってスライド動作される場合の巻取ドラム16の回転方向は、C形アーム3のスライド動作の途中の所定の位置を通過する際に反転され、通過前とは逆方向となる。この例では、巻取ドラム16が反転される位置は、C形アーム3のスライド動作のストロークの中心位置(中立位置)、即ち図1に示すようにX線検出器5がX線発生部4の真上にある位置である。
図2は図1のケーブル巻取装置15によるケーブル14の巻取・繰出動作を示す説明図である。ケーブル14は、ケーブル巻取装置15に出し入れされる巻取部分14aと、C形アーム3のスライド動作によらず常にC形アーム3に沿って固定されている固定部分14b(図では破線で示す)とを有している。
図2の(a)では、C形アーム3が図の時計方向に最大にスライド動作(回動)されている。この状態では、巻取部分14aのほぼ全体が巻取ドラム16から繰り出されており、巻取部分14aはC形アーム3の固定部分14bが設けられていない領域の外周に沿って配置されている。この状態から、C形アーム3が図の反時計方向へスライド動作されると、巻取ドラム16が図の時計方向へ回転され、巻取部分14aが巻取ドラム16に巻き取られる。
この後、図2の(b)に示すように、C形アーム3が中立位置までスライド動作されると、巻取部分14aの全体が巻取ドラム16に巻き取られる。そして、中立位置を過ぎてC形アーム3が図の反時計方向へさらにスライド動作されると、巻取ドラム16の回転方向が反転されて図の反時計方向となる。これにより、巻取部分14aが再び巻取ドラム16から繰り出される。
図2の(c)では、C形アーム3が図の反時計方向に最大にスライド動作されている。この状態では、巻取部分14aのほぼ全体が巻取ドラム16から繰り出されており、巻取部分14aはC形アーム3の固定部分14bが設けられている領域の外周に沿って配置されている。この状態から、C形アーム3が図の時計方向へスライド動作される場合の動作は、上記の逆となる。
なお、図1では省略したが、X線発生部4に対する電力供給及び信号送受信は、上記のようなX線検出器5へのケーブル配置と同様のケーブル配置により行うことができる。この場合、X線検出器5に接続されたケーブル14用のケーブル巻取装置15とは別に、X線発生部4に接続されたケーブル用のケーブル巻取装置がスライド機構部12に設けられる。
また、図3に示すように、ケーブル14を、X線検出器5に接続された第1の固定部分14bと、X線発生部4に接続された第2の固定部分14cとに分岐してもよい。
さらに、C形アーム3に沿ってX線検出器5とX線発生部4との間に複数の配線を固定し、X線発生部4に対する電力供給及び信号送受信を、X線検出器5を経由して行ってもよい。また、X線検出器5に対する電力供給及び信号送受信を、X線発生部4を経由して行ってもよい。
次に、巻取ドラム16の回転をC形アーム3の中立位置で反転させるための構造について説明する。図4は図1のC形アーム3及びケーブル巻取装置15を右後方から見た斜視図、図5は図1のC形アーム3及びケーブル巻取装置15を左後方から見た斜視図、図6は図4の要部を矢印VIに沿って見た側面図、図7は図5の要部を矢印VIIに沿って見た側面図である。
C形アーム3の外周面(背面)には、樹脂製の第1及び第2のラック17,18が取り付けられている。第1のラック17は、C形アーム3の中間部から一端(X線発生部4側端部)に渡って連続して設けられている。第2のラック18は、C形アーム3の中間部から他端(X線検出器5側端部)に渡って連続して設けられている。また、第1及び第2のラック17,18は、C形アーム3の幅方向に互いにずらして配置されている。即ち、ケーブル14はC形アーム3の幅方向の中央に配置され、第1及び第2のラック17,18はケーブル14の左右に振り分けて配置されている。
ケーブル巻取装置15には、第1のラック17と噛み合う第1のピニオン19と、第2のラック18と噛み合う第2のピニオン20とが設けられている。第1のピニオン19と第2のピニオン20とは、同軸に配置され互いに独立して回転可能である。
第1のピニオン19には、第1の小径プーリ21が設けられている。第1の小径プーリ21は、第1のピニオン19と同軸に配置され、第1のピニオン19と一体に回転される。第2のピニオン20には、第1の小径プーリ21と同径の第2の小径プーリ22が設けられている。第2の小径プーリ22は、第2のピニオン20と同軸に配置され、第2のピニオン20と一体に回転される。
巻取ドラム16の一方の側面には、第1の小径プーリ21よりも大径の第1の大径プーリ23が設けられている。第1の大径プーリ23は、巻取ドラム16と同軸に配置され、巻取ドラム16と一体に回転される。巻取ドラム16の他方の側面には、第1の大径プーリ23と同径の第2の大径プーリ24が設けられている。第2の大径プーリ24は、巻取ドラム16と同軸に配置され、巻取ドラム16と一体に回転される。
第1の小径プーリ21と第1の大径プーリ23との間には、ループ状の第1のベルト25が巻き掛けられている。これにより、第1の小径プーリ21の回転が第1の大径プーリ23に伝達され、第1の大径プーリ23が第1の小径プーリ21と同方向へ回転される。
第2の小径プーリ22と第2の大径プーリ24との間には、ループ状の第2のベルト26が8の字状にクロスして巻き掛けられている。これにより、第2の小径プーリ22の回転が第2の大径プーリ24に伝達され、第2の大径プーリ24が第1の小径プーリ21とは反対方向へ回転される。
C形アーム3の中立位置よりもX線発生部4側がピニオン19,20に対向しているときには、第1のピニオン19が第1のラック17と噛み合っているため、C形アーム3のスライド動作により第1のピニオン19及び第1の小径プーリ21が回転され、巻取ドラム16がC形アーム3とは逆方向へ回転される。このとき、第2のピニオン20は、巻取ドラム16の回転に従動して回転するが、第2のラック18と噛み合っていないため空転する。
また、C形アーム3の中立位置よりもX線検出器5側がピニオン19,20に対向しているときには、第2のピニオン20が第2のラック18と噛み合っているため、C形アーム3のスライド動作により第2のピニオン20及び第2の小径プーリ22が回転され、巻取ドラム16がC形アーム3と同方向へ回転される。このとき、第1のピニオン19は、巻取ドラム16の回転に従動して回転するが、第1のラック17と噛み合っていないため空転する。
実施の形態1の第1の伝達機構27は、第1のラック17、第1のピニオン19、第1の小径プーリ21、第1の大径プーリ23及び第1のベルト25を有している。また、第1の伝達機構27は、C形アーム3のスライド動作のストロークの中間から一端側でC形アーム3がスライド動作しているときに、C形アーム3の動作を巻取ドラム16に伝達して巻取ドラム16を回転させる。
実施の形態1の第2の伝達機構28は、第2のラック18、第2のピニオン20、第2の小径プーリ22、第2の大径プーリ24及び第2のベルト26を有している。また、第2の伝達機構28は、C形アーム3のスライド動作のストロークの中間から他端側でC形アーム3がスライド動作しているときに、C形アーム3の動作を巻取ドラム16に伝達して巻取ドラム16を回転させる。さらに、C形アーム3の同じ方向へのスライド動作に対して、第1及び第2の伝達機構27,28は巻取ドラム16を反対方向に回転させる。
このようなX線撮影診断装置では、C形アーム3のスライド動作の途中で巻取ドラム16の回転方向が反転されるようになっているので、巻取ドラム16へのケーブル14の巻取量を少なくすることができる。これにより、ケーブル巻取装置15を小型化し、X線撮影診断装置全体の小型化を図ることができる。
即ち、従来は、C形アームが一方向へスライド動作している間はケーブルを巻き取るだけであり、他方向へスライド動作している間はケーブルを繰り出すだけであるため、最大でC形アームのスライド動作のストロークと同じ量のケーブルを巻き取る必要があった。しかし、本実施の形態では、C形アーム3のスライド動作の中間位置で巻取ドラム16の回転方向を逆転させるため、ケーブル14の巻取長さが最大でもストロークの半分で済み、これによりケーブル巻取装置15を小型化することができる。
また、第1及び第2の伝達機構27,28により、異なる領域でのC形アーム3のスライド動作を巻取ドラム16に機械的に伝達して巻取ドラム16を回転させるとともに、第1の伝達機構27と第2の伝達機構28とで巻取ドラム16を反対方向に回転させるので、簡単な構成で、より確実に巻取ドラム16を反転させることができる。
ここで、図8は図1のX線撮影診断装置を示すブロック図である。X線発生部4は、X線発生装置31、X線管装置32及び絞り装置33を有している。X線検出器5としては、FPD(フラットパネルディテクタ)が用いられている。
装置本体1には、撮影装置操作器34、画像処理装置35、画像表示装置36及び制御部37が設けられている。X線発生部4は、撮影装置操作器34により操作される。X線検出器5からの検出信号は、画像処理装置35に送られて画像処理される。画像処理された信号は、画像表示装置36に送られ、撮影部位の画像がモニタに表示される。制御部37は、X線の出力やアーム動作を制御する。
なお、撮影装置操作器34、画像処理装置35及び画像表示装置36等は、装置本体1とは別体のユニットに設置してもよい。
実施の形態2.
次に、図9はこの発明の実施の形態2によるケーブル巻取装置の要部を示す側面図、図10は図9のケーブル巻取装置の要部を図9とは反対側から見た側面図である。この例では、実施の形態1の第1のラック17、第2のラック18、第1のピニオン19及び第2のピニオン20の代わりに、第1の部分歯付きベルト41、第2の部分歯付きベルト42、第1の歯付きプーリ43及び第2の歯付きプーリ44がそれぞれ用いられている。
第1及び第2の歯付きベルト41,42は、C形アーム3のスライド動作に伴って移動される。また、第1の歯付きベルト41の歯は、実施の形態1の第1のラック17に対応する範囲のみに設けられており、残りの部分には歯が設けられていない。第2の歯付きベルト42の歯は、実施の形態1の第2のラック18に対応する範囲のみに設けられており、残りの部分には歯が設けられていない。
第1の歯付きベルト41は、第1の歯付きプーリ43に巻き掛けられている。第1の歯付きベルト41の第1の歯付きプーリ43への巻き付け角度は、一対のローラ45により増大されている。第2の歯付きベルト42は、第2の歯付きプーリ44に巻き掛けられている。第2の歯付きベルト42の第2の歯付きプーリ44への巻き付け角度は、一対のローラ45により増大されている。
実施の形態2の第1の伝達機構は、第1の歯付きベルト41、第1の歯付きプーリ43、第1の小径プーリ21、第1の大径プーリ23及び第1のベルト25を有している。また、実施の形態2の第2の伝達機構は、第2の歯付きベルト42、第2の歯付きプーリ44、第2の小径プーリ22、第2の大径プーリ24及び第2のベルト26を有している。但し、回転方向が逆になるので、第1のベルト25はクロスにかけ、第2のベルト26はストレートにかける必要がある。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、C形アーム3のスライド動作の途中で巻取ドラム16の回転方向が反転されるようになっているので、巻取ドラム16へのケーブル14の巻取量を少なくすることができる。これにより、ケーブル巻取装置15を小型化し、X線撮影診断装置全体の小型化を図ることができる。
なお、上記の例では、C形アーム3のスライド動作を機械的に伝達して巻取ドラム16を回転させたが、C形アーム3のスライド動作をエンコーダ等のセンサにより検出し、その検出信号に応じて巻取ドラム16をモータで回転させてもよい。
また、ケーブル14を複数層に巻き重ねる場合、巻取径が変化するので、巻取径に応じて巻取ドラム16の回転速度を変化させるのが好適である。これに対して、巻取径が変化しないように、巻取ドラム16に対して螺旋状にケーブル14を巻き取る方法もある。
さらに、巻取ドラム16の回転方向を反転させる位置は、必ずしもC形アーム3のストロークの中心位置に限定されるものではなく、中心位置から一端側又は他端側にずらしてもよい。この場合も、巻取ドラム16を反転させない場合よりはケーブル巻取装置の小型化を図ることができる。
3 C形アーム、4 X線発生部、5 X線検出器、12 スライド機構部(アーム支持部)、15 ケーブル巻取装置、16 巻取ドラム、27 第1の伝達機構、28 第2の伝達機構。

Claims (2)

  1. アーム支持部と、
    円周に沿ってスライド動作可能に前記アーム支持部に支持されているC形アームと、
    前記C形アームに支持されているX線発生部と、
    前記X線発生部に対向して前記C形アームに支持されており、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記C形アームに沿って配置されている少なくとも1本のケーブルと、
    前記アーム支持部に設けられており、かつ前記ケーブルを巻き取る巻取ドラムを有しており、前記C形アームのスライド動作に応じて前記ケーブルの巻取・繰出を行うケーブル巻取装置と
    を備え、
    前記C形アームの同じ方向へのスライド動作の途中で前記巻取ドラムの回転方向が反転されることを特徴とするX線撮影診断装置。
  2. 前記C形アームのスライド動作のストロークの所定位置から一端側で前記C形アームがスライド動作しているときに、前記C形アームの動作を前記巻取ドラムに伝達して前記巻取ドラムを回転させる第1の伝達機構と、
    前記C形アームのスライド動作のストロークの前記所定位置から他端側で前記C形アームがスライド動作しているときに、前記C形アームの動作を前記巻取ドラムに伝達して前記巻取ドラムを回転させる第2の伝達機構と
    を備え、前記C形アームの同じ方向へのスライド動作に対して、前記第1及び第2の伝達機構は前記巻取ドラムを反対方向に回転させることを特徴とする請求項1記載のX線撮影診断装置。
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