JP3215684B2 - 積層電子部品とその実装構造と製造方法 - Google Patents

積層電子部品とその実装構造と製造方法

Info

Publication number
JP3215684B2
JP3215684B2 JP16031999A JP16031999A JP3215684B2 JP 3215684 B2 JP3215684 B2 JP 3215684B2 JP 16031999 A JP16031999 A JP 16031999A JP 16031999 A JP16031999 A JP 16031999A JP 3215684 B2 JP3215684 B2 JP 3215684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
conductor
terminal electrode
hole
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16031999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000349410A (ja
Inventor
稔 高谷
克治 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP16031999A priority Critical patent/JP3215684B2/ja
Publication of JP2000349410A publication Critical patent/JP2000349410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3215684B2 publication Critical patent/JP3215684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビーズ(インダク
タ)、キャパシタあるいはRC、LCフィルタ等の積層
電子部品とその実装構造と製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層電子部品は、近年のセットの小型、
軽量化の要求のなかでその需要は急速に高まっている。
小型化の要求に応えることが可能なものとして、特公昭
62−29886号公報には、図7(A)に示すよう
に、積層電子部品20の底面に端子電極21を形成した
ものがある。このように底面に端子電極21を形成した
ものは、基板22上のランド23に半田(導電性接着剤
でもよい)24で取付ける場合、基板22上のランド2
3の形成範囲を積層電子部品20の範囲内に抑えること
ができ、実装スペースを小さくすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7(A)に示すよう
に、底面に端子電極21を形成した積層電子部品20の
場合、半田24の厚みにより、積層電子部品20が浮き
上り、トータルの厚みを大きくしてしまうという問題点
がある。また、端子数が多い場合には、半田24の塗布
量が少ない端子電極21に半田24が届かず、接続不良
を発生するという問題点がある。
【0004】このような問題点を解決するため、図7
(B)の断面図に示すように、積層電子部品20に設け
たスルーホール25内に導体26を設け、その一端を端
子電極として利用し、半田24をスルーホール25内に
入り込ませることが考えられる。しかしながら、この構
造では、部品実装の際にマウンタで吸着する時に、スル
ーホール25によりエアー漏れが発生し、吸着不良が発
生する。
【0005】さらに、図7(B)の積層電子部品におけ
るこのような問題点を解決するため、図7(C)に示す
ように、めくら孔27を形成してその孔27に端子電極
としての導体26を設ける構造も考えられる。しかしな
がら、図7(C)の構造によれば、半田量が多い場合
に、半田あるいはエアーの逃げ場所が無くなり、部品浮
きが発生する。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、底面に端子
電極を有する積層電子部品において、実装状態における
半田等を含めたトータルの厚みを小さくし、かつ接続不
良を防止し、実装の信頼性を向上させることが可能とな
る積層電子部品とその実装構造と製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の積層電子部品
は、底面に端子電極を有する積層電子部品であって、前
記底面に溝を設け、該溝の内面のみに、内部素子の引き
出し端に接続される端子電極を形成したことを特徴とす
る。
【0008】このように、底面に溝を設けてその溝の内
面に沿って端子電極を形成すれば、実装の際に、半田等
を溝内に充填させることができ、部品の浮き上がりを防
止することができる。また、端子電極の数が多い場合に
も、端子電極の浮き上がりが防止されるため、半田量が
少ない箇所でも半田による端子電極のプリント基板への
接続が確実に行われる。
【0009】請求項2の積層電子部品は、請求項1にお
いて、積層電子部品の底面を積層方向に横断する溝の両
端、または前記底面の積層方向の両端に設けた溝にそれ
ぞれ端子電極を形成したことを特徴とする。
【0010】このように、底面の積層方向の両端に内部
素子の引き出し部に接続される端子電極を設けることに
より、1つのチップ内に1つの素子を内蔵する場合のみ
ならず、複数個の素子を内蔵したアレイを容易に実現で
きる。
【0011】請求項3の積層電子部品の実装構造は、請
求項1または2の積層電子部品をプリント基板に実装す
る構造であって、端子電極内の溝に一部充填される半田
または導電性接着剤により、前記プリント基板に積層電
子部品を取付けたことを特徴とする。
【0012】このような実装構造により、請求項1につ
いて記載のように、部品の浮き上がりの防止と、端子電
極とプリント基板との確実な接続が可能となる。請求項
4の積層電子部品の製造方法は、底面に溝を有し、該溝
の内面に沿って、内部素子の引き抜き出し端に接続され
る端子電極を形成した積層電子部品を製造する方法であ
って、 スルーホールの内面に導体を形成した複数枚のグ
リーンシートを、各グリーンシートのスルーホールの位
置が一致するように積層し、 積層した素材をスルーホー
ルにおいて切断することにより、切断面である底面の溝
の内面に沿う端子電極を形成する ことを特徴とする
【0013】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による積層電
子部品の一実施の形態を底面側より見た斜視図、図1
(B)はその等価回路図、図1(C)はその実装状態を
示す側面図である。本実施の形態の積層電子部品1は、
図1(B)に示すように、内部に4個のインダクタ2を
有し、各インダクタ2の両端に端子電極3を形成したも
のである。各端子電極3は、図1(A)に示すように、
積層電子部品1の底面12に設けられた溝4の両端に溝
4の内面に沿って導体を設けることにより形成される。
【0014】図1(C)に示すように、該積層電子部品
1は、プリント基板5上に形成されたランド6上に半田
(導電性接着剤でもよい)7によって各端子電極3を電
気的に接続すると共に、機械的に固定して取付けられ
る。
【0015】図2(A)〜(I)は該実施の形態の積層
電子部品の積層工程の進行を示す図である。積層工程
は、同時に多数の素子分の導体を形成したグリーンシー
トを用いて行われるが、図面は製品2個分について示し
ている。すなわち、破線は最終的に切断される線であ
る。まず図2(A)に示すように、基体を構成する磁性
体または非磁性体の粉体を含むグリーンシート1aに前
記端子電極3を構成する導体3aをリング状に形成す
る。この導体3aは、図2(J)に拡大して示すよう
に、グリーンシート1aにスルーホール9aを設け、次
に図2(K)に示すようにそのスルーホール9a内に導
体3aを充填し、次に図2(L)に示すように、さらに
その導体3a内に前記スルーホール9aより小さいスル
ーホール9bを設けることにより、形成される。このよ
うな端子電極3形成用グリーンシート1aは端子電極3
の形成に必要な枚数積層される。
【0016】以下、図2の(B)〜(I)に示すグリー
ンシートを積層する。各段のグリーンシートはそれぞれ
下記の構成を有する。 (B):前記スルーホール9bに合致するスルーホール
9cを有する端子電極用導体3bを有すると共に、片面
に第1段のインダクタ用導体2aを、その引き出し部1
0aを前記導体3bに接続して設けたグリーンシート1
b (C):前記スルーホール9cに合致するスルーホール
9dと、前記インダクタ用導体2aの次段との接続端に
対応する箇所に設けられた接続用スルーホール11aと
を有するグリーンシート1c (D):前記スルーホール11aを介して前記第1段の
インダクタ用導体2aに接続される第2段のインダクタ
用導体2bと、前記スルーホール9dに合致するスルー
ホール9eとを有するグリーンシート1d (E):前記導体2bの終端に対応する箇所に設けられ
たスルーホール11bと、前記スルーホール9eに合致
するスルーホール9fとを有するグリーンシート1e (F):前記スルーホール11bを介して前記導体2b
に接続される第3段のインダクタ用導体2cと、前記ス
ルーホール9fに合致するスルーホール9gとを有する
グリーンシート1f (G):前記導体2cの終端に対応する箇所に設けられ
たスルーホール11cと、前記スルーホール9gに合致
するスルーホール9hとを有するグリーンシート1g (H):前記スルーホール11cを介して前記導体2c
に接続される第4段のインダクタ用導体2dと、該導体
2dに引き出し部10bを介して接続される端子電極形
成用導体3cと、該導体3cの中心に設けられ、前記ス
ルーホール9hに合致するスルーホール9iとを有する
グリーンシート1h (I):前記端子電極形成用導体3cに重なる端子電極
形成用導体3dと、該導体3dの中心に設けられ、前記
スルーホール9iに合致するスルーホール9jとを有す
る適宜枚数のグリーンシート1i このようなグリーンシートを積層し、圧縮した後、破線
に沿って切断して個別 のチップを得、焼成する。なお、
図2において、インダクタの巻数に応じて、(C)〜
(F)のグリーンシートの積層工程または(D)〜
(G)のグリーンシートの積層工程を適宜繰り返す。そ
して、これにより得られた前記導体3a、3bまたは3
c、3dの積層による端子電極3にメッキを施す。これ
により、図1(A)に示すように、底面に積層方向に横
断する溝4の両端に、溝4の内面に沿って端子電極3が
形成されたインダクタアレイとしての積層電子部品が製
造される。
【0017】この積層電子部品は、図1(C)に示すよ
うに、プリント基板5上に形成されたランド6上に半田
7によって取付けられる際に、半田7が端子電極3で覆
われた溝4内に充填されるため、半田7による積層電子
部品1の浮き上がりが防止される。このため、プリント
基板5上の半田7を含めた積層電子部品1のトータルの
厚みの増大を抑えることができる。また、積層電子部品
1の半田7による浮き上がりが防止されるため、半田量
が比較的少ない箇所が存在してもその箇所での接続不良
の発生を防止することができる。
【0018】図3(A)は本発明による積層電子部品の
他の実施の形態を示す斜視図であり、積層電子部品1A
の底面12を溝4が完全に横断することなく、中央部を
平坦部13として残して中央部近傍から両端にわたって
溝4を形成し、その溝4内にそれぞれ端子電極3を形成
したものである。図3(A)の実施の形態においては、
プリント基板に実装した場合の端子電極3間の半田によ
る短絡を、溝3、3間の平坦部13で防止することがで
きるという効果が得られる。ただし、半田による積層電
子部品1の浮き上がりを防止する上では、前述のよう
に、底面を横断するように溝4を形成しておくことがよ
り有効である。
【0019】本発明は、積層電子部品がインダクタであ
る場合のみではなく、コンデンサやRCフィルタあるい
は図3(B)に示すようなインダクタ2とコンデンサ1
4とを直列に接続した共振回路(LCフィルタ)や並列
接続した共振回路等を構成する積層電子部品1Bにも適
用することができる。また、本発明の積層電子部品は2
端子回路に限定されるものではない。
【0020】図4(A)〜(I)は図3(A)の外観を
有しかつ図3(B)の共振回路を構成する積層電子部品
1Bの積層工程の進行を示す図である。図4において、
図4(A)〜図4(E)は図2(A)〜図2(E)の工
程とスルーホール9d〜9fが無いことを除いて同じで
ある。図4(F)〜図4(I)においては、下記のグリ
ーンシートが重ねられる。 (F):前記スルーホール11bを介して前記導体2b
に接続されるコンデンサ電極用の導体14aを有するグ
リーンシート1j (G):スルーホール9hを有しないグリーンシート1
k (H):前記コンデンサ電極用導体14aに対向するコ
ンデンサ電極用導体14bと、該導体14bに引き出し
部10cを介して接続される端子電極3形成用の導体3
cと、該導体3cの中心に設けられるスルーホール9d
とを有するグリーンシート1m (I):前記端子電極形成用導体3cに重なる端子電極
形成用導体3dと、前記スルーホール9iに合致するス
ルーホール9eとを有する適宜枚数のグリーンシート1
n なお、前記グリーンシートのうち、少なくとも(G)、
(H)に示すグリーンシート1k、1mには誘電体粉を
含むものを用いる。また、インダクタの巻数に応じて、
図4(B)〜(E)のグリーンシートの積層工程(ただ
し(B)のグリーンシート1bは引き出し部10aや端
子電極形成用導体3bやスルーホール9cの無いもの)
を適宜数繰り返す。
【0021】図5(A)は本発明による積層電子部品の
他の実施の形態を示す斜視図、図5(B)はその等価回
路図である。該実施の形態の積層電子部品1Cは、その
底面15に矢印16で示す積層方向に形成した溝4の内
面に沿って、その全長にわたり端子電極3を形成したも
のである。該実施の形態においては、矢印16で示す積
層方向に対して垂直方向に端子電極3どうしが対向す
る。
【0022】図6(A)〜(I)は図5(A)、(B)
に示した積層電子部品1Cをインダクタとして実現する
場合の積層進行図である。図6(A)〜(I)のグリー
ンシートはそれぞれ下記の構成のものである。 (A):端子電極3形成用の導体3eと、その中心のス
ルーホール9kとを有する適宜枚数のグリーンシート1
p (B):前記スルーホール9kに合致するスルーホール
9mを有する端子電極用導体3fと、引き出し部10d
を介して前記導体3fに接続して設けた第1段のインダ
クタ用導体2eとを有するグリーンシート1q (C):前記スルーホール9mに合致するスルーホール
9nを有する端子電極用導体3gと、前記インダクタ用
導体2eの次段との接続端に対応する箇所に設けられた
接続用スルーホール11dとを有するグリーンシート1
r (D):前記スルーホール9nに合致するスルーホール
9pを有する端子電極用導体3hと、前記スルーホール
11dを介して前記第1段のインダクタ用導体2eに接
続される第2段のインダクタ用導体2fとを有するグリ
ーンシート1s (E):前記スルーホール9pに合致するスルーホール
9qを有する端子電極用導体3iと、前記導体2fの終
端に対応する箇所に設けられたスルーホール11eとを
有するグリーンシート1t (F):前記スルーホール9qに合致するスルーホール
9rを有する端子電極用導体3jと、前記スルーホール
11eを介して前記導体2fに接続される第3段のイン
ダクタ用導体2gとを有するグリーンシート1u (G):前記スルーホール9rに合致するスルーホール
9sを有する端子電極用導体3kと、前記導体2gの終
端に対応する箇所に設けられたスルーホール11fとを
有するグリーンシート1v (H):前記スルーホール9sに合致するスルーホール
9tを有する端子電極用導体3mと、前記スルーホール
11fを介して前記導体2gに接続され、かつ引き出し
部10eを介して前記導体3eに接続される第4段のイ
ンダクタ用導体2hとを有するグリーンシート1w (I):前記スルーホール9tに合致するスルーホール
9uを有する端子電極用導体3nを有する適宜枚数のグ
リーンシート1x なお、図6において、インダクタの巻数に応じて、
(C)〜(F)のグリーンシートの積層工程または
(D)〜(G)のグリーンシートの積層工程を適宜繰り
返す。
【0023】図5(A)のように、溝4の全長にわたっ
て端子電極3を形成した場合、半田の充填スペースがよ
り大となり、溝4の両端に端子電極3を形成する場合に
比較して浮き上がり防止効果がさらに良好となる。
【0024】本発明は、図5(C)に示すように、積層
電子部品1D上に半導体素子や前記したインダクタ、コ
ンデンサ、フィルタ等の他の電子部品17を搭載する場
合にも適用することができる。なお、図5(C)ではイ
ンダクタ2とコンデンサ14とを内蔵したものについて
示すが、この内蔵素子の構成には前述した等種々のもの
がある。また、本発明による溝4の形成や端子電極3の
形成には、上記例に限らず、種々の手段を採用すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1によれば、積層電子部品の底面
に溝を設け、該溝の内面のみに、内部素子の引き出し端
に接続される端子電極を形成したので、実装の際に、半
田や導電性接着剤を溝内に充填させることができ、部品
の浮き上がりを防止することができる。また、端子電極
の数が多い場合にも、端子電極の浮き上がりが防止され
るため、半田量が少ない箇所でも端子電極を半田による
接続が確実に行われ、積層電子部品のプリント基板への
接続の信頼性が向上する。
【0026】請求項2によれば、請求項1において、積
層電子部品の底面を積層方向に横断する溝の両端、また
は前記底面の積層方向の両端に設けた溝にそれぞれ端子
電極を形成したので、1つのチップ内に1つの素子を内
蔵する場合のみならず、複数個の素子を内蔵したアレイ
を容易に実現できる。
【0027】請求項3によれば、請求項1または2の積
層電子部品の底面の端子電極を基板の導体パターンに対
向させ、前記導体パターンと端子電極との間に、端子電
極内の溝に一部含まれるように施した半田または導電性
接着剤により、基板に積層電子部品を取付けたので、請
求項1について記載のように、部品の浮き上がりの防止
と、端子電極とランドとの確実な接続が行われる。請求
項4によれば、請求項1または2の積層電子部品を製造
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による積層電子部品の一実施の
形態を示す斜視図、(B)はその等価回路図、(C)は
その積層電子部品のプリント基板への実装状態を示す側
面図である。
【図2】(A)〜(I)は図1の積層電子部品の積層工
程の進行を示す図、(J)〜(L)はその端子電極用導
体の形成工程の一例図である。
【図3】(A)は本発明の積層電子部品の他の実施の形
態を示す斜視図、(B)は本発明の積層電子部品の他の
実施の形態を示す等価回路図である。
【図4】(A)〜(I)は図3の積層電子部品の積層工
程の進行を示す図である。
【図5】(A)は本発明による積層電子部品の他の実施
の形態を示す斜視図、(B)はその等価回路図、(C)
は本発明による積層電子部品の他の実施の形態を示す概
略側面図である。
【図6】(A)〜(I)は図5(A)、(B)に示した
積層電子部品の積層工程の進行を示す図である。
【図7】(A)は従来の積層電子部品を実装状態で示す
側面図、(B)、(C)は積層電子部品の別の例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1、1A〜1D:積層電子部品、1a〜1x:グリーン
シート、2:インダクタ、2a〜2h:インダクタ形成
用導体、3:端子電極、3a〜3n:端子電極形成用導
体、4:溝、5:プリント基板、6:ランド、7:半
田、9a〜9u:スルーホール、10a〜10e:引き
出し部、11a〜11f:スルーホール、12:底面、
13:平坦部、14:コンデンサ、14a、14b:コ
ンデンサ形成用導体、15:底面、17:電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/18 H01G 4/12 346

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に端子電極を有する積層電子部品であ
    って、 前記底面に溝を設け、該溝の内面のみに、内部素子の引
    き出し端に接続される端子電極を形成したことを特徴と
    する積層電子部品。
  2. 【請求項2】請求項1において、 積層電子部品の底面を積層方向に横断する溝の両端、ま
    たは前記底面の積層方向の両端に設けた溝にそれぞれ端
    子電極を形成したことを特徴とする積層電子部品。
  3. 【請求項3】請求項1または2の積層電子部品をプリン
    ト基板に実装する構造であって、 端子電極内の溝に一部充填される半田または導電性接着
    剤により、前記プリント基板に積層電子部品を取付けた
    ことを特徴とする積層電子部品の実装構造。 【請求項4底面に溝を有し、該溝の内面に沿って、内部
    素子の引き抜き出し端に接続される端子電極を形成した
    積層電子部品を製造する方法であって、 スルーホールの内面に導体を形成した複数枚のグリーン
    シートを、各グリーンシートのスルーホールの位置が一
    致するように積層し、 積層した素材をスルーホールにおいて切断することによ
    り、切断面である底面の溝の内面に沿う端子電極を形成
    する ことを特徴とする積層電子部品の製造方法
JP16031999A 1999-06-08 1999-06-08 積層電子部品とその実装構造と製造方法 Expired - Lifetime JP3215684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16031999A JP3215684B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 積層電子部品とその実装構造と製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16031999A JP3215684B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 積層電子部品とその実装構造と製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000349410A JP2000349410A (ja) 2000-12-15
JP3215684B2 true JP3215684B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=15712395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16031999A Expired - Lifetime JP3215684B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 積層電子部品とその実装構造と製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3215684B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000349410A (ja) 2000-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598940B2 (ja) Lc複合部品
US7394645B2 (en) Multilayer capacitor
JPH05205966A (ja) 積層コンデンサ
JPH08250309A (ja) 複合積層電子部品
JP2000252131A (ja) 積層チップ部品
JP2626143B2 (ja) 複合積層電子部品
JP2001155953A (ja) 三次元搭載用多端子積層セラミックコンデンサ
JP4287807B2 (ja) 積層型コンデンサ
JPH03219605A (ja) 積層型インダクタンス素子
JP3215684B2 (ja) 積層電子部品とその実装構造と製造方法
JP4837275B2 (ja) 積層型コンデンサの実装構造
US6236558B1 (en) Multilayer electronic part
JP2590019Y2 (ja) 積層チップインダクタ
JP2015041735A (ja) コンデンサ素子
JP3368817B2 (ja) 積層型電子部品アレイ
JP2001155954A (ja) 三次元搭載用貫通型積層セラミックコンデンサ
JP2001155952A (ja) 三次元搭載用三端子積層セラミックコンデンサ
JP2002343640A (ja) 積層セラミック型電子部品
JPH10215134A (ja) 積層emiフィルタ
CN217061784U (zh) 多层电子组件
JPH0338813A (ja) Lc複合部品
JP2005203623A (ja) コンデンサ、コンデンサの製造方法、配線基板、デカップリング回路及び高周波回路
JP2009027044A (ja) 積層コンデンサ及びコンデンサ内蔵配線基板
JPH04267317A (ja) 積層セラミックコンデンサ
JP2604139Y2 (ja) 積層チップ部品

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3215684

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080727

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090727

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term