JP2015041735A - コンデンサ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い信頼性と低ESL化との両立が図られた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサ1Aは、所定の積層方向に沿って誘電体層11および内部電極層12,13,14が交互に積層された積層体10と、積層体10の一対の第1側面3に設けられた信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16と、積層体10の一対の第2側面4に設けられた接地用外部電極17とを備える。内部電極層12,13,14は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16にのみ接続された信号用内部電極層12と、浮遊内部電極層13と、接地用外部電極17にのみ接続された接地用内部電極層14とを含む。信号用内部電極層12と浮遊内部電極層13とは、上記積層方向に沿って対向配置され、浮遊内部電極層13と接地用内部電極層14とは、上記積層方向に沿って対向配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品としてのコンデンサ素子に関し、より特定的には、所定方向に沿って誘電体層および内部電極層が交互に積層されてなるコンデンサ素子に関する。
従来、電子回路に重畳するノイズを除去するための電子部品として、コンデンサ素子が利用されている。この種のコンデンサ素子は、バイパスコンデンサあるいはディカップリングコンデンサと呼ばれ、電源ラインとグランド(接地ライン)とを接続するように電子回路に設けられる。
たとえば、電子機器に搭載されるDC/DCコンバータは、直流電圧を各電子デバイスに適した所定の直流電圧に変換してこれを電力として供給するものであるが、当該DC/DCコンバータの入出力回路には、スイッチング動作に基づいて発生するノイズを軽減するために、積層セラミックコンデンサに代表されるコンデンサ素子が接続される。
一般的なコンデンサ素子は、2端子コンデンサとも呼ばれ、積層方向に沿って隣り合う一対の内部電極層のうちの一方を一対の外部電極の一方に接続するともに、他方を一対の外部電極のうちの他方に接続してなるものである。当該2端子コンデンサにおいては、上記一対の内部電極層によってコンデンサ要素が構成され、これらコンデンサ要素が電気的に並列に接続されることで静電容量の高容量化が図られている。
また、コンデンサ素子の信頼性が高められる構造の一つとして、いわゆるシリーズ構造と呼ばれるものがある。シリーズ構造とは、コンデンサ素子の内部において電気的に並列に接続された複数のコンデンサ要素のそれぞれについて、これをさらに電気的に直列に接続された複数のコンデンサ要素にて構成したものであり、このようなシリーズ構造を備えたコンデンサ素子とすることにより、直列に接続されたコンデンサ要素のうちの一方に絶縁破壊が生じた場合にも他方のコンデンサ要素によって電気的な絶縁が保たれることとなり、高い信頼性が得られることになる。なお、当該シリーズ構造を具備したコンデンサ素子が開示された文献としては、たとえば特開平8−37126号公報(特許文献1)がある。
さらに、コンデンサ素子が有する寄生成分であるESL(等価直列インダクタンス)が低減されたコンデンサ素子として、いわゆる貫通型コンデンサと呼ばれるものがある。寄生成分であるESLは、コンデンサ素子の内部に含まれる配線部分や、当該コンデンサ素子に接続される配線基板の配線部分を短くすることによってその低減が図られるものであるが、貫通型コンデンサにおいては、積層方向に沿って隣り合う一対の内部電極層のうちの一方を電源ラインに電気的に直列に接続される内部電極層(貫通電極層)とするとともに、他方をグランドに接続される内部電極層とすることにより、これら一対の内部電極層によって構成されるコンデンサ要素と電源ライン(すなわち貫通電極層)とを可能な限り近接配置することによって余分な配線を減らし、これによって低ESL化が図られている。なお、当該貫通型コンデンサが開示された文献としては、たとえば特開2005−44871号公報(特許文献2)がある。
特開平8−37126号公報 特開2005−44871号公報
従来、上述した高い信頼性と低ESL化との両方のメリットを得るための回路構成として、貫通型コンデンサのグランドに接続される外部電極とグランドとの間に上述した通常の2端子コンデンサを介在させた構成のものが一部において利用されている。
しかしながら、当該回路構成は、貫通型コンデンサとグランドとの間に2端子コンデンサを設置するものであるため、2端子コンデンサの内部に含まれる配線部分や、貫通型コンデンサと2端子コンデンサとを接続するための配線基板の配線部分を、電源ラインとグランドとの間における余分な配線部分として有してしまうものであり、結果的に低ESL化が十分には図られず、貫通型コンデンサが有する低ESL特性が大幅に損なわれてしまう問題があった。
また、上記回路構成を実現するためには、配線基板上に貫通型コンデンサと少なくとも1つ以上の2端子コンデンサとが実装される必要があるため、これらを実装するためのスペースが大きくなってしまい、配線基板の大型化に繋がってしまう問題もあった。
したがって、本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたものであり、高い信頼性と低ESL化との両立が図られたコンデンサ素子を提供することを目的とする。
本発明に基づくコンデンサ素子は、第1方向に沿って交互に積層された誘電体層および内部電極層を含む略直方体形状の積層体と、上記第1方向と直交する第2方向において相対して位置する上記積層体の一対の第1側面のうちの一方に設けられた第1外部電極および他方に設けられた第2外部電極と、上記第1方向および上記第2方向に直交する第3方向において相対して位置する上記積層体の一対の第2側面のうちの少なくとも一方に設けられた第3外部電極とを備えている。上記内部電極層は、上記第1外部電極および上記第2外部電極に接続しかつ上記第3外部電極に非接続の第1内部電極層と、上記第1外部電極、上記第2外部電極および上記第3外部電極のいずれにも非接続の第2内部電極層と、上記第3外部電極に接続しかつ上記第1外部電極および上記第2外部電極に非接続の第3内部電極層とを含んでいる。上記本発明に基づくコンデンサ素子にあっては、上記第1方向に沿って上記第1内部電極層と上記第2内部電極層とが対向配置されることによって第1コンデンサ要素が構成されているとともに、上記第1方向に沿って上記第2内部電極層と上記第3内部電極層とが対向配置されることによって第2コンデンサ要素が構成されており、これにより上記第1外部電極および上記第2外部電極と上記第3外部電極との間において上記第1コンデンサ要素と上記第2コンデンサ要素とが電気的に直列に接続されている。
上記本発明に基づくコンデンサ素子にあっては、上記第1内部電極層と上記第3内部電極層とが、上記第1方向と直交する同一平面上に設けられていてもよく、その場合には、上記第1内部電極層が、上記第1方向に沿って見た場合に上記第2内部電極層の一部に重なっているとともに、上記第3内部電極層が、上記第1方向に沿って見た場合に上記第2内部電極層の他の一部に重なっていることが好ましい。
上記本発明に基づくコンデンサ素子にあっては、上記第2内部電極層が、上記第1方向に沿って上記第1内部電極層と上記第3内部電極層との間に設けられていてもよく、その場合には、上記第1内部電極層、上記第2内部電極層および上記第3内部電極層が、上記第1方向に沿って見た場合に相互に重なっていることが好ましい。
上記本発明に基づくコンデンサ素子にあっては、上記第3外部電極が、上記積層体の上記一対の第2側面のいずれにも設けられていることが好ましい。
上記本発明に基づくコンデンサ素子にあっては、上記誘電体層が、セラミックス材料にて構成されていることが好ましい。
本発明によれば、高い信頼性と低ESL化との両立が図られたコンデンサ素子とすることができる。
本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの斜視図である。 本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの等価回路を示す図である。 図1に示す積層体の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの信号用内部電極層および接地用内部電極層を含む部分の横断面図である。 本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの浮遊内部電極層を含む部分の横断面図である。 本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの図4および図5に示すVI−VI線に沿った縦断面図である。 本発明の実施の形態1に基づいた変形例に係る積層セラミックコンデンサの積層体の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの積層体の構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの信号用内部電極層を含む部分の横断面図である。 本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの浮遊内部電極層を含む部分の横断面図である。 本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの接地用内部電極層を含む部分の横断面図である。 本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの図9ないし図11に示すXII−XII線に沿った縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。本発明が適用され得るコンデンサ素子としては、誘電体材料としてセラミックス材料を使用した積層セラミックコンデンサや、誘電体材料として樹脂フィルムを使用した積層型金属化フィルムコンデンサ等が挙げられるが、以下に示す実施の形態においては、このうちの積層セラミックコンデンサに本発明を適用した場合を例示して説明を行なう。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における積層セラミックコンデンサの斜視図であり、図2は、図1に示す積層セラミックコンデンサの等価回路を示す図である。図3は、図1に示す積層体の構造を示す分解斜視図である。図4は、図1に示す積層セラミックコンデンサの信号用内部電極層および接地用内部電極層を含む部分の横断面図であり、図5は、浮遊内部電極層を含む部分の横断面図である。また、図6は、図1に示す積層セラミックコンデンサの図4および図5に示すVI−VI線に沿った縦断面図である。
図1に示すように、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aは、全体として略直方体形状を有する電子部品であり、積層体10Aと、第1外部電極としての信号用第1外部電極15と、第2外部電極としての信号用第2外部電極16と、第3外部電極としての一対の接地用外部電極17,17とを有している。
図2に示すように、信号用第1外部電極15と信号用第2外部電極16とは、積層セラミックコンデンサ1Aの内部において導通しており、これらの間にコンデンサ要素は介在していない。一方、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16と一対の接地用外部電極17,17との間においては、それぞれ第1コンデンサ要素18Aおよび第2コンデンサ要素18Bが介在しており、これら第1コンデンサ要素18Aおよび第2コンデンサ要素18Bが電気的に直列に接続されている。
ここで、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aにおいては、たとえば信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16が電源ラインに電気的に直列に接続されるとともに、一対の接地用外部電極17,17の各々がグランド(接地ライン)に接続される。
これにより、積層セラミックコンデンサ1Aがシリーズ構造を有する貫通型の積層セラミックコンデンサとなる。以下、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aの詳細な構造について説明する。
図1および図4ないし図6に示すように、積層体10Aは、略直方体形状を有しており、第1方向としての図中に示すZ軸方向に沿って相対して位置する一対の主面2,2と、第1方向と直交する第2方向としての図中に示すX軸方向に沿って相対して位置する一対の第1側面3,3と、第1方向および第2方向に直交する第3方向としての図中に示すY軸方向に沿って相対して位置する一対の第2側面4,4とを有している。
図6に示すように、積層体10Aは、第1方向(すなわちZ軸方向)に沿って交互に積層された誘電体層11および内部電極層12,13,14にて構成されている。積層体10Aは、図3に示すように、構成の異なる複数の素材シート21A,21B,21Cからなる素材シート群20Aを材料として製作され、より詳細には、これら構成の異なる複数の素材シート21A,21B,21Cが所定の順番で積層されて圧着および焼成されることによって製作される。なお、その詳細については、後述することとする。
誘電体層11は、たとえばチタン酸バリウムを主成分とするセラミックス材料にて形成されている。また、誘電体層11は、後述するセラミックスシートの原料となるセラミックス粉末の副成分としてのMn化合物、Mg化合物、Si化合物、Co化合物、Ni化合物、希土類化合物等を含んでいてもよい。一方、内部電極層12,13,14は、たとえば金属材料であるNiにて形成されている。
なお、誘電体層11の材質は、上述したチタン酸バリウムを主成分とするセラミックス材料に限られず、他の高誘電率のセラミックス材料(たとえば、CaTiO、SrTiO、CaZrO等を主成分とするもの)を誘電体層11の材質として選択してもよい。また、内部電極層12,13,14の材質も、上述したNiに限られず、金属材料であるCu、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等、他の導電材料を内部電極層12,13,14の材質として選択してもよい。
図1、図4および図5に示すように、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16は、積層体10Aの第1側面3,3を覆うように互いに離間して設けられている。より詳細には、信号用第1外部電極15は、積層体10Aの一方の第1側面3と、一対の主面2,2および一対の第2側面4,4の当該一方の第1側面3寄りの部分とを覆うように設けられており、信号用第2外部電極16は、積層体10Aの他方の第1側面3と、一対の主面2,2および一対の第2側面4,4の当該他方の第1側面3寄りの部分とを覆うように設けられている。
一方、図1および図4ないし図6に示すように、一対の接地用外部電極17,17は、積層体10Aの第2側面4,4を覆うように互いに離間して設けられている。より詳細には、一対の接地用外部電極17,17のうちの一方は、積層体10Aの一方の第2側面4のX軸方向に沿った中央部と、一対の主面2,2の当該一方の第2側面4寄りのX軸方向に沿った中央部とを覆うように設けられており、一対の接地用外部電極17,17のうちの他方は、積層体10Aの他方の第2側面4のX軸方向に沿った中央部と、一対の主面2,2の当該他方の第2側面4寄りのX軸方向に沿った中央部とを覆うように設けられている。
信号用第1外部電極15、信号用第2外部電極16および一対の接地用外部電極17,17は、それぞれ導電膜にて形成されており、たとえば焼結金属層とめっき層の金属膜にて構成される。焼結金属層は、たとえばCu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等のペーストを焼き付けることで形成される。めっき層は、たとえばNiめっき層とこれを覆うSnめっき層とによって構成される。めっき層は、これに代えてCuめっき層やAuめっき層であってもよい。また、信号用第1外部電極15、信号用第2外部電極16および一対の接地用外部電極17,17は、めっき層のみによって構成されていてもよいし、導電性樹脂ペーストによって構成されていてもよい。
ここで、図1に示すように、積層体10Aにおける誘電体層11と内部電極層12,13,14との積層方向である第1方向(すなわちZ軸方向)は、通常、厚み方向Tとして定義され、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16が並ぶ方向である第2方向(すなわちX軸方向)は、通常、長さ方向Lとして定義され、一対の接地用外部電極17,17が並ぶ方向である第3方向(すなわちY軸方向)は、通常、幅方向Wとして定義される。本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aは、長さ方向Lに沿った外形寸法が最も長くなるように構成された細長の略直方体形状を有している。
なお、積層セラミックコンデンサ1Aの長さ方向Lの外形寸法および幅方向Wの外形寸法(通常、厚み方向Tの外形寸法は、幅方向Wの外形寸法と同じとされる)の代表値としては、たとえば3.2[mm]×1.6[mm]、2.0[mm]×1.25[mm]、1.6[mm]×0.8[mm]、1.0[mm]×0.5[mm]、0.8[mm]×0.4[mm]、0.6[mm]×0.3[mm]、0.4[mm]×0.2[mm]等が挙げられる。
図6に示すように、積層体10Aの内部に設けられた内部電極層12,13,14は、誘電体層11によって隔てられることで複数層に亘って設けられている。図4ないし図6に示すように、これら内部電極層12,13,14は、第1内部電極層としての信号用内部電極層12と、第2内部電極層としての浮遊内部電極層13と、第3内部電極層としての一対の接地用内部電極層14,14とを含んでいる。
ここで、信号用内部電極層12と一対の接地用内部電極層14,14とは、積層方向(Z軸方向)と直交する単一の平面上において並んで設けられており、これによりこれら信号用内部電極層12および一対の接地用内部電極層14,14は、同一平面上に位置することになる。より詳細には、信号用内部電極層12は、図中に示すY軸方向における中央位置において図中に示すX軸方向に沿って延在するように設けられており、一対の接地用内部電極層14,14は、当該信号用内部電極層12を挟み込むように図中に示すY軸方向における両端部寄りの位置に設けられている。
一方、浮遊内部電極層13は、上記信号用内部電極層12および一対の接地用内部電極層14,14が設けられた平面とは異なる平面上に設けられることで信号用内部電極層12および一対の接地用内部電極層14,14のそれぞれに対して対向するように配置されており、これにより積層方向(Z軸方向)に沿って見た場合に、信号用内部電極層12が浮遊内部電極層13の一部に重なっているとともに、接地用内部電極層14が浮遊内部電極層13の他の一部に重なっている。
信号用内部電極層12は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に接続されているとともに、一対の接地用外部電極17,17に非接続とされている。具体的には、図4に示すように、信号用内部電極層12は、そのX軸方向における両端に位置する接続部12a,12aが積層体10Aの一対の第1側面3,3において露出しており、これにより第1側面3,3を覆う信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して接続されている。なお、信号用内部電極層12のY軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Aの一対の第2側面4,4において露出しておらず、これにより信号用内部電極層12は、一対の接地用外部電極17,17に対して非接続とされている。
浮遊内部電極層13は、信号用第1外部電極15、信号用第2外部電極16および一対の接地用外部電極17,17のいずれにも非接続とされている。具体的には、図5に示すように、浮遊内部電極層13のX軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Aの一対の第1側面3,3において露出しておらず、これにより浮遊内部電極層13は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して非接続とされている。また、浮遊内部電極層13のY軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Aの一対の第2側面4,4において露出しておらず、これにより浮遊内部電極層13は、一対の接地用外部電極17,17に対して非接続とされている。
一対の接地用内部電極層14,14のそれぞれは、一対の接地用外部電極17,17のうちの対応する方の接地用外部電極17に接続されているとともに、信号用第1外部電極15、信号用第2外部電極16および一対の接地用外部電極17,17のうちの対応しない方の接地用外部電極17に非接続とされている。具体的には、図4に示すように、一対の接地用内部電極層14,14のそれぞれは、そのY軸方向における一端に位置する接続部14aが積層体10Aの一対の第1側面3,3の片方において露出しており、これにより第1側面3,3を覆う一対の接地用外部電極17,17のうちの対応する方の接地用外部電極17に対して接続されている。一方、一対の接地用内部電極層14,14のY軸方向における他端は、それぞれ誘電体層11によって覆われることで積層体10Aの一対の第1側面3,3のもう片方において露出しておらず、これにより接地用内部電極層14のそれぞれは、一対の接地用外部電極17,17のうちの対応しない方の接地用外部電極17に対して非接続とされている。なお、一対の接地用内部電極層14,14のX軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Aの一対の第2側面4,4において露出しておらず、これにより一対の接地用内部電極層14,14のそれぞれは、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して非接続とされている。
ここで、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aにおいては、上述した信号用内部電極層12、浮遊内部電極層13および一対の接地用内部電極層14,14が、一組の内部電極層群として構成され、当該内部電極層群が積層方向(Z軸方向)に沿って複数組みに亘って積層配置されることにより、静電容量の高容量化が図られている。
上記構成とすることにより、図6に示すように、対向配置された部分の信号用内部電極層12および浮遊内部電極層13とこれらの間に位置する部分の誘電体層11とにより、図2において示した第1コンデンサ要素18Aが構成されるとともに、対向配置された部分の浮遊内部電極層13および接地用内部電極層14とこれらの間に位置する部分の誘電体層11とにより、図2において示した第2コンデンサ要素18Bが構成されることになり、さらには、これら第1コンデンサ要素18Aと第2コンデンサ要素18Bとが、浮遊内部電極層13を介して電気的に直列に接続されることになる。
したがって、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aとすることにより、いわゆるシリーズ構造を有する貫通型の積層セラミックコンデンサとすることができる。そのため、直列に接続された第1コンデンサ要素18Aおよび第2コンデンサ要素18Bのうちの一方に絶縁破壊が生じた場合にも、他方のコンデンサ要素によって電気的な絶縁が保たれることになり、高い信頼性が得られることになるとともに、これら第1コンデンサ要素18Aおよび第2コンデンサ要素18Bが、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に接続された信号用内部電極層12に近接配置されることによって余分な配線が大幅に低減されるため、これによって低ESL化が図られることになる。
なお、上述した一対の接地用内部電極層14,14および一対の接地用外部電極17,17は、対称な形状を有していることが好ましい。このように構成することにより、これらの配線インダクタンスを低減することができるため、さらなる低ESL化を図ることができる。
ここで、上記構成の積層セラミックコンデンサ1Aは、図3において示した如くの素材シート群20Aを材料として積層体10Aを製作することで実現できる。図3に示すように、素材シートとして第1素材シート21A、第2素材シート21Bおよび第3素材シート21Cの3種類のものをそれぞれ複数用意する。
第1素材シート21Aは、その表面に導電パターンが形成されていないセラミックス素地22のみからなるものであり、当該第1素材シート21Aは、焼成後において誘電体層11の一部になる。
第2素材シート21Bは、セラミックス素地22の表面に信号用内部電極層12に応じた形状の導電パターン23および一対の接地用内部電極層14,14に応じた形状の導電パターン23,23が形成されたものであり、当該第2素材シート21Bは、焼成後において信号用内部電極層12および一対の接地用内部電極層14,14になるとともに誘電体層11の一部になる。
第3素材シート21Cは、セラミックス素地22の表面に浮遊内部電極層13に応じた形状の導電パターン23が形成されたものであり、当該第3素材シート21Cは、焼成後において浮遊内部電極層13になるとともに誘電体層11の一部になる。
ここで、導電パターン23は、導電性ペーストを印刷法等によってセラミックス素地22(すなわちグリーンシート)の表面に付着させることで形成できる。
積層に際しては、1枚の第2素材シート21Bと1枚の第3素材シート21Cとを一組として、これを積層方向(Z軸方向)に沿って複数組積層するとともに、これらを挟み込むように、また必要に応じてこれらの間に挿入するように、第1素材シート21Aを積層させる。そして、積層後の素材シート群20Aを圧着および焼成することにより、積層体10Aが製作される。
このように、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Aとした場合には、内部電極層12,13,14を形成するためにセラミックス素地22上に形成される導電パターンが2種類の形状で足りることになるため、いわゆるシリーズ構造を有する貫通型の積層セラミックコンデンサをより安価に製造することができるとともに、積層方向(Z軸方向)における大きさを低背化させることも可能になる。
なお、上記においては、1枚の第2素材シート21Bと1枚の第3素材シート21Cとを一組とした場合を例示したが、これに限定されるものではない。たとえば、信号用内部電極層12の直流抵抗を低減させる観点から、複数枚の第2素材シート21Bと1枚の第3素材シート21Cとを一組としてもよい。
また、上記においては、第1素材シート21A、第2素材シート21Bおよび第3素材シート21Cをそれぞれ複数用意して積層し、その後にこれを圧着および焼成する製造例を例示して説明したが、第1素材シート21Aを複数含むマザーシート、第2素材シート21Bを複数含むマザーシートおよび第3素材シート21Cを複数含むマザーシートをそれぞれ複数準備し、これら複数のマザーシートを積層して圧着することでマザーブロックを製造し、その後にマザーブロックを切断することでこれをチップ状に個片化し、さらにそれらを焼成することによって積層体10Aを製作することともしてもよい。
(変形例)
図7は、本発明の実施の形態1に基づいた変形例に係る積層セラミックコンデンサの積層体の構造を示す分解斜視図である。
図7に示すように、本変形例に係る積層セラミックコンデンサ1Bは、上述した実施の形態1における積層セラミックコンデンサ1Aと比較した場合に、主として接地用内部電極層14の構成およびレイアウトにおいて相違している。具体的には、本変形例に係る積層セラミックコンデンサ1Bにおいては、上述した実施の形態1において示した素材シート群20Aに代えて、図示する如くの素材シート群20Bを用いて積層体10Bが形成される。ここで、素材シート群20Bは、上述した実施の形態1において示した素材シート群20Aに含まれる第2素材シート21Bを、図示する如くの第2素材シート21B1に置き換えたものである。
第2素材シート21B1は、信号用内部電極層12となる導電パターン23と、4つの接地用内部電極層14となる導電パターン23とを含むものである。当該第2素材シート21B1を含む素材シート群20Bを用いて積層体10Bを製作した場合には、信号用内部電極層12は、図中に示すY軸方向における中央位置において図中に示すX軸方向に沿って延在するように設けられることになり、4つの接地用内部電極層14は、当該信号用内部電極層12を挟み込むように図中に示すY軸方向における両端部寄りの位置にそれぞれY軸方向に沿って2つずつ設けられることになる。
なお、本変形例に係る積層セラミックコンデンサ1Bにおいては、その図示は省略するが、上記4つの接地用内部電極層14に対応して、積層体10Bの第2側面4,4にそれぞれ2つずつ接地用外部電極17が形成されることになる。
このように構成した場合にも、上述した実施の形態1の場合と同様に、いわゆるシリーズ構造を有する貫通型の積層セラミックコンデンサとすることができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における積層セラミックコンデンサの積層体の構造を示す分解斜視図である。図9は、本実施の形態における積層セラミックコンデンサの信号用内部電極層を含む部分の横断面図であり、図10は、浮遊内部電極層を含む部分の横断面図であり、図11は、接地用内部電極層を含む部分の横断面図である。また、図12は、本実施の形態における積層セラミックコンデンサの図9ないし図11に示すXII−XII線に沿った縦断面図である。
図8に示すように、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Cは、上述した実施の形態1における積層セラミックコンデンサ1Aと比較した場合に、主として接地用内部電極層14の構成およびレイアウトにおいて相違している。具体的には、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Cにおいては、上述した実施の形態1において示した素材シート群20Aに代えて、図示する如くの素材シート群20Cを用いて積層体10Cが形成される。ここで、素材シート群20Cは、上述した実施の形態1において示した素材シート群20Aに含まれる第2素材シート21Bを、図示する如くの第2素材シート21B2に置き換えるとともに、さらに第4素材シート21Dを付加したものである。
第2素材シート21B2は、セラミックス素地22の表面に信号用内部電極層12に応じた形状の導電パターン23が形成されたものであり、当該第2素材シート21B2は、焼成後において信号用内部電極層12になるとともに誘電体層11の一部になる。ここで、第2素材シート21B2には、接地用内部電極層14となる導電パターン23は形成されていない。
第4素材シート21Dは、セラミックス素地22の表面に接地用内部電極層14に応じた形状の導電パターン23が形成されたものであり、当該第4素材シート21Dは、焼成後において接地用内部電極層14になるとともに誘電体層11の一部になる。
積層に際しては、1枚の第2素材シート21B2、1枚の第3素材シート21Cおよび1枚の第4素材シート21Dとを一組として、これを積層方向(Z軸方向)に沿って複数組積層するとともに、これらを挟み込むように、また必要に応じてこれらの間に挿入するように、第1素材シート21Aを積層させる。そして、積層後の素材シート群20Cを圧着および焼成することにより、積層体10Cが製作される。
図12に示すように、このようにして製作された積層体10Cを含む積層セラミックコンデンサ1Cにおいては、積層体10Cの内部に設けられた内部電極層12,13,14が、誘電体層11によって隔てられることで複数層に亘って設けられることになる。なお、当該積層セラミックコンデンサ1Cの外観構造は、上述した実施の形態1における積層セラミックコンデンサ1Aと同様である(図1参照)。
図9ないし図12に示すように、これら内部電極層12,13,14は、第1内部電極層としての信号用内部電極層12と、第2内部電極層としての浮遊内部電極層13と、第3内部電極層として接地用内部電極層14とを含んでいる。
ここで、浮遊内部電極層13は、積層方向(Z軸方向)に沿って信号用内部電極層12と接地用内部電極層14との間に設けられることになり、積層方向(Z軸方向)に沿って見た場合に、これら信号用内部電極層12、浮遊内部電極層および接地用内部電極層14は、相互に重なって位置することになる。
信号用内部電極層12は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に接続されているとともに、一対の接地用外部電極17,17に非接続とされている。具体的には、図9に示すように、信号用内部電極層12は、そのX軸方向における両端に位置する接続部12a,12aが積層体10Cの一対の第1側面3,3において露出しており、これにより第1側面3,3を覆う信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して接続されている。なお、信号用内部電極層12のY軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Cの一対の第2側面4,4において露出しておらず、これにより信号用内部電極層12は、一対の接地用外部電極17,17に対して非接続とされている。
浮遊内部電極層13は、信号用第1外部電極15、信号用第2外部電極16および一対の接地用外部電極17,17のいずれにも非接続とされている。具体的には、図10に示すように、浮遊内部電極層13のX軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Cの一対の第1側面3,3において露出しておらず、これにより浮遊内部電極層13は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して非接続とされている。また、浮遊内部電極層13のY軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Cの一対の第2側面4,4において露出しておらず、これにより浮遊内部電極層13は、一対の接地用外部電極17,17に対して非接続とされている。
接地用内部電極層14は、一対の接地用外部電極17,17に接続されているとともに、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に非接続とされている。具体的には、図11に示すように、接地用内部電極層14は、そのY軸方向における両端に位置する接続部14a,14aが積層体10Cの一対の第2側面4,4において露出しており、これにより第2側面4,4を覆う一対の接地用外部電極17,17に対して接続されている。なお、接地用内部電極層14のX軸方向における両端は、誘電体層11によって覆われることで積層体10Cの一対の第1側面3,3において露出しておらず、これにより接地用内部電極層14は、信号用第1外部電極15および信号用第2外部電極16に対して非接続とされている。
ここで、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Cにおいては、上述した信号用内部電極層12、浮遊内部電極層13および接地用内部電極層14が、一組の内部電極層群として構成され、当該内部電極層群が積層方向(Z軸方向)に沿って複数組みに亘って積層配置されることにより、静電容量の高容量化が図られている。
上記構成とすることにより、図12に示すように、対向配置された部分の信号用内部電極層12および浮遊内部電極層13とこれらの間に位置する部分の誘電体層11とにより、図2において示した第1コンデンサ要素18Aが構成されるとともに、対向配置された部分の浮遊内部電極層13および接地用内部電極層14とこれらの間に位置する部分の誘電体層11とにより、図2において示した第2コンデンサ要素18Bが構成されることになり、さらには、これら第1コンデンサ要素18Aと第2コンデンサ要素18Bとが、浮遊内部電極層13を介して電気的に直列に接続されることになる。
したがって、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Cとすることにより、いわゆるシリーズ構造を有する貫通型の積層セラミックコンデンサとすることができ、上述した実施の形態1において説明した効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態における積層セラミックコンデンサ1Cにおいては、信号用内部電極層12と接地用内部電極層14とが非同一平面上に形成されているため、これらをそれぞれ大きく形成することが可能になり、この点においても静電容量の高容量化が図られることになる。
今回開示した上記実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1A〜1C 積層セラミックコンデンサ、2 主面、3 第1側面、4 第2側面、10A〜10C 積層体、11 誘電体層、12 信号用内部電極層、12a 接続部、13 浮遊内部電極層、14 接地用内部電極層、14a 接続部、15 信号用第1外部電極、16 信号用第2外部電極、17 接地用外部電極、18A 第1コンデンサ要素、18B 第2コンデンサ要素、20A〜20C 素材シート群、21A 第1素材シート、21B,21B1,21B2 第2素材シート、21C 第3素材シート、21D 第4素材シート、22 セラミックス素地、23 導電パターン。

Claims (5)

  1. 第1方向に沿って交互に積層された誘電体層および内部電極層を含む略直方体形状の積層体と、
    前記第1方向と直交する第2方向において相対して位置する前記積層体の一対の第1側面のうちの一方に設けられた第1外部電極および他方に設けられた第2外部電極と、
    前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向において相対して位置する前記積層体の一対の第2側面のうちの少なくとも一方に設けられた第3外部電極とを備え、
    前記内部電極層は、前記第1外部電極および前記第2外部電極に接続しかつ前記第3外部電極に非接続の第1内部電極層と、前記第1外部電極、前記第2外部電極および前記第3外部電極のいずれにも非接続の第2内部電極層と、前記第3外部電極に接続しかつ前記第1外部電極および前記第2外部電極に非接続の第3内部電極層とを含み、
    前記第1方向に沿って前記第1内部電極層と前記第2内部電極層とが対向配置されることによって第1コンデンサ要素が構成されるとともに、前記第1方向に沿って前記第2内部電極層と前記第3内部電極層とが対向配置されることによって第2コンデンサ要素が構成され、これにより前記第1外部電極および前記第2外部電極と前記第3外部電極との間において前記第1コンデンサ要素と前記第2コンデンサ要素とが電気的に直列に接続されている、コンデンサ素子。
  2. 前記第1内部電極層と前記第3内部電極層とが、前記第1方向と直交する同一平面上に設けられ、
    前記第1方向に沿って見た場合に、前記第1内部電極層が前記第2内部電極層の一部に重なっているとともに、前記第3内部電極層が前記第2内部電極層の他の一部に重なっている、請求項1に記載のコンデンサ素子。
  3. 前記第2内部電極層が、前記第1方向に沿って前記第1内部電極層と前記第3内部電極層との間に設けられ、
    前記第1方向に沿って見た場合に、前記第1内部電極層、前記第2内部電極層および前記第3内部電極層が相互に重なっている、請求項1に記載のコンデンサ素子。
  4. 前記第3外部電極が、前記積層体の前記一対の第2側面のいずれにも設けられている、請求項1から3のいずれかに記載のコンデンサ素子。
  5. 前記誘電体層が、セラミックス材料からなる、請求項1から4のいずれかに記載のコンデンサ素子。
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