JP2010034272A - 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法 - Google Patents

積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010034272A
JP2010034272A JP2008194600A JP2008194600A JP2010034272A JP 2010034272 A JP2010034272 A JP 2010034272A JP 2008194600 A JP2008194600 A JP 2008194600A JP 2008194600 A JP2008194600 A JP 2008194600A JP 2010034272 A JP2010034272 A JP 2010034272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
connection electrode
external electrode
lead
multilayer capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008194600A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Sato
恒 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008194600A priority Critical patent/JP2010034272A/ja
Priority to US12/508,781 priority patent/US8355240B2/en
Priority to CN2009101655086A priority patent/CN101640129B/zh
Publication of JP2010034272A publication Critical patent/JP2010034272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/30Stacked capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/38Multiple capacitors, i.e. structural combinations of fixed capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)

Abstract

【課題】 低ESLであり、かつESRを精度よく調整することができる積層コンデンサを提供する。
【解決手段】 複数の第1内部電極7と第2内部電極8とが積層体1の内部で誘電体層2を挟んで互いに対向するように交互に配置されており、第1内部電極7が第1外部電極5と接続され、第2内部電極8が帯状の第1接続電極3と接続され、積層方向に延びるように被着され、一端が前記第1接続電極3と電気的に接続され、他端が第2外部電極6と電気的に接続され、両端の間に積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する帯状の第2接続電極4とが配置された積層コンデンサ10である。第2接続電極6の帯状に厚みが薄い部分で効果的にESRを高くすることができ、またESLの増加を招く程度に第1接続電極3や第2接続電極6の長さを長くする必要かなくESRを高くすることでESLの増加も抑えることが可能な積層コンデンサ10とすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子回路に使用される積層コンデンサに関するものであり、特に高周波で動作するICに対して使用されるデカップリング回路に用いるコンデンサとして好適に用いられる積層コンデンサに関するものである。
従来から、IC等と電源との間には、電源からIC等への電源ノイズの侵入を防ぐためのデカップリング回路を接続する必要があった。
デカップリング回路は、低周波から高周波までの広い周波数帯域でノイズをグランドに流すことにより電流の変動を取り除くようにした回路である。このような機能は、広い周波数帯域でグランドとの間のインピーダンスが低い特性であるコンデンサを用いることにより得られるものである。このような機能を有するデカップリング回路は、自己共振周波数の異なるコンデンサを複数並列接続し、それぞれのコンデンサの自己共振周波数付近のインピーダンスが最も低くなる周波数帯域を、対象とする広い周波数帯域において低周波数側から高周波数側まで連続するように配置することによって構成される。そして、デカップリング回路の高周波側に対応して採用されるコンデンサとしては、例えば積層コンデンサが従来から好適に用いられている。
デカップリング回路に従来から用いられている積層コンデンサとしては、例えば、複数の長方形状の誘電体層を積層して成る直方体状の積層体と、この積層体の内部で誘電体層を挟んで容量形成部が互いに対向するように交互に配置された複数の第1内部電極および第2内部電極と、積層体の一方の端面および他方の端面に、それぞれ積層方向に渡って形成され、第1内部電極同士または第2内部電極同士をそれぞれ電気的に接続する第1外部電極および第2外部電極とを備え、積層体の側面のいずれか一面を実装面とする積層コンデンサが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−296940号公報 特開2004−241522号公報
従来の積層コンデンサは、等価直列インダクタンス(ESL:Equivalent Series Inductance)を低くするために電流の経路を短くしているので、等価直列抵抗(ESR:Equivalent Series Resistance)も低いものとなっており、このような積層コンデンサでは自己共振周波数付近においてインピーダンスが極端に低くなっていた。デカップリング回路にこのような積層コンデンサを複数用いた場合には、自己共振周波数が近いコンデンサ同士によって形成される反共振周波数においてインピーダンスが極端に高くなってしまい、反共振周波数付近ではノイズをグランドに流すことができないという問題点があった。
このため、デカップリング回路に用いるコンデンサはESRが低くなり過ぎないようにしておかなければならないが、ESRを高くするために電流経路を長くすると、ESLも高くなるという問題点がある。例えば、上述した従来の積層コンデンサにおいて、第1外部電極と第2外部電極との間隔を長くして第1内部電極および第2内部電極に流れる電流の経路を長くすると、ESRを高くすることはできるもののESLも高くなってしまう。
また、積層コンデンサにおいて、内部電極の導出部(内部電極層の露出部)と外部電極との間に抵抗体を電気的に接続して抵抗値(ESR)を調節する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。しかし、例えば特許文献2に記載されている技術においては、抵抗体を種々選択することによりESRを調節することはできるものの、一旦作製された積層コンデンサのESRをデカップリング回路が接続されるICの特性等に応じて精度よく調整することが難しいという問題点があった。そのため、ICの特性に対して積層コンデンサのESRが高くなり過ぎた場合はICに安定した電圧が供給できないことがあるものであった。
本発明は上記のような従来の積層コンデンサにおける問題点に鑑み案出されたものであり、その目的は、低ESLであり、かつESRを精度よく調整することができる積層コンデンサを提供することにある。
本発明の積層コンデンサは、複数の誘電体層が積層された直方体状の積層体と、該積層体の積層方向の側面に互いに電気的に独立して被着された第1外部電極および第2外部電極と、前記積層体の内部に配置され、前記誘電体層を挟んで互いに対向し合う、前記第1外部電極が被着された側面に導出して前記第1外部電極に接続された第1導出部を有する第1内部電極ならびに前記第1外部電極および第2外部電極が被着された側面と異なる他の側面に導出する第2導出部を有する第2内部電極と、前記他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように被着され、前記第2内部電極の前記第2導出部のそれぞれが電気的に接続された帯状の第1接続電極と、前記他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように被着され、一端が前記第1接続電極と電気的に接続されて他端が前記第2外部電極と電気的に接続された、両端の間に前記積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する帯状の第2接続電極とを具備することを特徴とするものである。
また、本発明の積層コンデンサは、上記構成において、前記第2内部電極は前記他の側面に導出する第3導出部を有しており、前記第2接続電極は、前記第3導出部に被着されたメッキ被膜であることを特徴とするものである。
また、本発明の積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法は、複数の誘電体層に1つの側面に導出する第1導出部を有する第1内部電極または前記1つの側面と異なる他の側面に導出する第2導出部を有する第2内部電極を被着し、前記第1内部電極および前記第2内部電極が前記誘電体層を挟んで互いに対向するように前記誘電体層を積層して直方体状の積層体を作製する工程と、前記積層体の前記1つの側面に互いに電気的に独立した第1外部電極および第2外部電極を被着する工程と、前記第1外部電極および前記第2外部電極が被着された前記積層体の前記他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように、前記第2導出部のそれぞれが電気的に接続された帯状の第1接続電極および一端が前記第1接続電極と電気的に接続されて他端が前記第2外部電極と電気的に接続された前記第2接続電極を被着する工程と、前記第2接続電極の一部を前記積層体の積層方向に沿って削ることにより等価直列抵抗を高めることで等価直列抵抗値を調整する工程とを有することを特徴とするものである。
本発明の積層コンデンサによれば、第2内部電極の第2導出部と第2外部電極との間に、積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する第2接続電極が介在していることから、第2接続電極において電流の方向に直交する方向でその電流の経路に断面積が小さい部分が存在するので、積層コンデンサのESRを効果的に高くすることができる。また、帯状に厚みが薄い部分を有する第2接続電極により効果的にESRを高くすることができるので、ESLの増加を招く程度に第1接続電極や第2接続電極の長さを長くする必要がない。そのため、積層コンデンサのESLを低く抑えることができる。
また、第2接続電極の帯状の厚みが薄い部分を例えばレーザ加工で削ることにより、ESRを所望の値になるように高くして調整することができる。
すなわち本発明の積層コンデンサによれば、低ESLであり、かつESRを精度よく調整することができる積層コンデンサを提供することができる。
そして、本発明の積層コンデンサによれば、ESLの増加を抑えつつESRを高くすることが可能であるため、自己共振周波数を高周波数側に設定することができ、自己共振周波数でのインピーダンスの極端な低下を抑えることができる。
この場合、ESRを所望の値に精度よく高くすることが可能であるため、デカップリング回路が接続されるICの特性等に応じて精度よくESRを調整して、ICに供給される電源を安定させることができる。
すなわち、本発明のようなESRを高くしつつESLの増加を抑えた積層コンデンサを複数用いた場合には、自己共振周波数が近い積層コンデンサ同士が形成する反共振周波数のインピーダンスが極端に高くならないので、複数の積層コンデンサを並列に接続してデカップリング回路に用いたときに、自己共振周波数が近い他の積層コンデンサとの間の反共振周波数のインピーダンスを低く抑えることができ、反共振周波数付近においてもノイズをグランドへと流すことができる。
また、本発明の積層コンデンサによれば、第2接続電極が第2内部電極から他の側面に導出する第3導出部に被着されたメッキ被膜であるときには、第2接続電極は第3導出部と接する部分(つまり例えばバレルメッキにおいて直接メッキ用の電流が供給される部分)では厚く被着され、第3導出部から離れるにしたがって薄く被着されるものとなる。このため、第1接続電極に電気的に接続された一端と、第2外部電極に電気的に接続された他端との間に積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する構造で積層方向に延びる帯状の第2接続電極を被着させることが容易となるので、積層コンデンサの生産性を高くするのに有利である。
また、本発明の積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法によれば、第2接続電極は積層体の積層方向に延びるように被着され、その両端の間に積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有して帯状に被着されていることから、第2接続電極の厚みが薄い部分を削ることにより、第2接続電極の電流の経路の断面積を小さくすることで、微小なESRを所望の値に精度良く調整することができ、ESRを調整(高く)することができる。なお、積層コンデンサは、ESLを低くするために第2接続電極の長さを短くしているので、これに応じてESRが低くなっている。そのため、ここでいうESRの調整とはESRを高くすることである。
以下に、本発明の積層コンデンサについて、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の積層コンデンサの実施の形態の一例を示す外観斜視図である。図2は図1に示す積層コンデンサの分解斜視図である。図3は図1に示す積層コンデンサのA−A線断面図である。図4は図1に示す積層コンデンサのB−B線断面図である。図5は図1に示す積層コンデンサのC−C線断面図である。
これらの図に示す本例の積層コンデンサ10は、複数の誘電体層2を積層して成る積層体1と、この積層体1で誘電体層2を挟んで互いに対向して誘電体層2の面積の大部分を占めるような面積に配置された複数の第1内部電極7および複数の第2内部電極8と、積層体1の内部に配置された引出電極11およびダミー電極12と、積層体1の第1の側面1aに被着された第1外部電極5および第1の側面1aと対向する第2の側面1bに被着された第2外部電極6と、第3の側面1cに被着された第1接続電極3および第2接続電極4とを備えている。
積層体1は、1層当たり1〜3μmの厚みに形成された長方形状の複数の誘電体層2を、例えば20〜2000層積層して成る直方体状の誘電体ブロックである。なお、図2においては、本例を簡略化して説明するために誘電体層2の積層数を省略して示している。
誘電体層2の材料としては、例えば、チタン酸バリウム,チタン酸カルシウム,チタン酸ストロンチウム等の比較的誘電率が高いセラミックスを主成分とする誘電体材料が用いられている。
第1外部電極5および第2外部電極6は、積層体1の積層方向に沿った側面のうち互いに対向し合う第1の側面1aおよび第2の側面1bに、それぞれ積層方向に渡って被着された、外部電気回路に機械的に固定するとともに電気的に接続するための端子電極である。これら第1外部電極5および第2外部電極6の材料としては、例えばニッケル,銅,銀,パラジウム等の金属を主成分とする導体材料が用いられ、2〜20μmの厚みでそれぞれ積層体1に被着されている。
第1内部電極7および第2内部電極8は、図2に示すように、積層体1の内部に誘電体層2を挟んで互いに対向するよう配置され、それぞれ0.5〜8μmの厚みに形成されており、両者の間に電荷を蓄えて静電容量を得るための内部電極層である。また、図3に示すように、第1内部電極7からは積層体1の第1の側面1aに第1導出部7bが引き出されており、積層体1の第1の側面1aに導出された第1内部電極7の第1導出部7b同士は、第1外部電極5によりそれぞれ電気的に接続されている。また、図4に示すように、第2内部電極8からは、第1の側面1aおよび第2の側面1bと異なる第3の側面1cに第2導出部8bが引き出されている。また、図5に示すように、第3の側面1cには、第2内部電極8の第3導出部8cおよび引出電極11の導出部が引き出されている。第1内部電極7および第2内部電極8の材料としては、例えばニッケル,銅,ニッケル−銅,銀−パラジウム等の金属を主成分とする導体材料が用いられる。
第2導出部8bのそれぞれは、積層体1の第3の側面1cにおいて、積層方向に延びるように被着されている帯状の第1接続電極3と電気的に接続されている。
さらに、積層体1の第3の側面1cには、積層体1の積層方向に延びるように第2接続電極4が被着されており、この第2接続電極4の一端と第3導出部8cとが電気的に接続され、第2接続電極4の他端が引出電極11と電気的に接続されている。
本例の積層コンデンサ10においては、第1接続電極3の一端と第2接続電極4の一端との電気的な接続は、第2内部電極8のうち第2接続電極4の一端に対応する位置にあるものについて、積層体1の第3の側面1cに導出する第3導出部8cを設け、この第3導出部8cを第2接続電極4と接続させることにより行なわれている。つまり、第1接続電極3の一端と第2接続電極4の一端とが第2内部電極8を介して電気的に接続されている。
また、第2接続電極4の他端は、積層体1の内部で積層方向に見たときに第1内部電極7および第2内部電極8が配置されている領域の外側の誘電体層2間に配置され、一部が第3の側面1cに導出された引出電極11を介して第2外部電極6と電気的に接続されている。
積層コンデンサ10は、誘電体層2を挟んで対向し合う第1内部電極7と第2内部電極8との間で生じた静電容量が、第1内部電極7および第2内部電極8とそれぞれ電気的に接続された第1外部電極5および第2外部電極6を介して外部電気回路に供給される。第1内部電極7と第1外部電極5とは第1導出部7cにより電気的に接続され、第2内部電極8と第2外部電極6とは第2導出部8b,第1接続電極3,第2接続電極4および引出電極11を介して電気的に接続されている。引出電極11は誘電体層2の層間(積層体1の内部)で第2接続電極4を第2外部電極6と電気的に接続するためのものである。第2接続電極4と第2外部電極6との電気的な接続は、積層体1の第3の側面1cに両者間をつなぐ導体(図示せず)を形成し、この導体を介して行なうようにしてもよい。
本例の積層コンデンサ10においては、第1接続電極3は、第1外部電極5および第2外部電極6と同じ材料を用いてそれらと同じ厚みに形成され、引出電極11は、第1内部電極7および第2内部電極8と同じ材料を用いてそれらと同じ厚みに形成される。
また、第2接続電極4は、第1接続電極3,第1外部電極5および第2外部電極6と同じ材料を用いて、第1接続電極3に電気的に接続された一端と、第2外部電極6に電気的に接続された他端との間に積層体1の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有して帯状に形成される。
このような第2接続電極4は、例えば積層方向の長さが7〜11μmとなり、積層方向と直交する幅方向の長さが50〜70μmとなるように形成されており、第2接続電極4の両端の間に積層体1の積層方向に沿って形成された厚みが薄い部分は、第2接続電極4の一端と他端との間の略中央部分に、平均で0.5〜0.8μmの厚みで積層方向に2〜5μmの長さに形成され、厚みが薄い部分以外は1〜3μmの厚みに形成されている。
このような本例の積層コンデンサ10は、誘電体層2を挟んで電荷を蓄える第1内部電極7および第2内部電極8が複数配置されているので、大きな静電容量を得ることができるコンデンサとなっている。
そして、本例の積層コンデンサ10では、第1内部電極7と第1外部電極5との間では電流が直接流れているものの、第2内部電極8と第2外部電極6との間では第1接続電極3および第2接続電極4を介して電流が流れる構成となっている。このように、本例の積層コンデンサ10では、第2接続電極4の第1接続電極3に電気的に接続された一端と、第2外部電極6に電気的に接続された他端との間に積層体1の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有するので、積層コンデンサ10のESRを高くすることが可能となる。そして、このような帯状に厚みが薄い部分を有する第2接続電極4により効果的にESRを高くすることができるので、ESLの増加を招く程度に第1接続電極3や第2接続電極4の長さを長くする必要がなく、ESRを高くするとともにESLの増加を抑えることができる。
また、本例の積層コンデンサ10は、第4の側面1dを外部電気回路基板等への実装面とすれば、電流経路が短いので第1内部電極7および第2内部電極8を流れる電流のインダクタンスが小さくなりESLが低くなるので、自己共振周波数が高周波側に発生し、高周波側にインピーダンスの低い周波数帯域を有したコンデンサとなる。
また、本例の積層コンデンサ10では、ESRを高くするための電流経路となる第1接続電極3および第2接続電極4が積層体1の側面に被着されていることから、積層体1の内部に誘電体層2を挟んで互いに対向して配置されている第1内部電極7と第2内部電極8との対向部分の面積を広く形成することができるので、容量値を大きく保ちつつESRを高くすることができる。
すなわち、本例の積層コンデンサ10は、ESLの増加を抑えつつESRを高めることによりESRを調整することが可能であるため、自己共振周波数を高周波側にすることができ、自己共振周波数でのインピーダンスの極端な低下を抑えることができる。このような本例の積層コンデンサ10は、自己共振周波数が近いもの同士の反共振周波数におけるインピーダンスが高くならないので、複数のコンデンサを並列に接続したデカップリング回路に用いたときに、自己共振周波数が近い他のコンデンサとの間の反共振周波数のインピーダンスを低く抑えることができ、反共振周波数付近においてもノイズをグランドへと流すことができる。
また、第1接続電極3および第2接続電極4は積層体1の表面に被着されているので、内部にESLを低くするための内部電極パターンを形成する場合のように、内部電極で流れる電流の向きが互いに逆方向になるような特別な内部電極を用意する必要がなく、第1内部電極7および第2内部電極8の面積を広くできるので大きい静電容量を形成することができる。
また、本例の積層コンデンサ10によれば、第1接続電極3の一端と第2接続電極4の一端とを、誘電体層2間に配置され第2導出部8bおよび第3導出部8cを有する第2内部電極8を介して接続していることから、第1接続電極3と第2接続電極4とを電気的に接続する部分は積層体1の内部に配置されており、外気に触れることがなく酸素や水などの物質と化学反応しないため、導体の腐食等の影響を受けなくなるので、第1接続電極3と第2接続電極4との間の断線を効果的に防止できる。
さらに、第2接続電極4の他端と第2外部電極6とを誘電体層2間に配置された引出電極11を介して接続していることから、第2接続電極4と第2外部電極6とを電気的に接続する部分は積層体1内部に配置されており、外気に触れることがなく酸素や水などの物質と化学反応しないため、導体の腐食等の影響を受けなくなるので、第2接続電極4と第2外部電極6との間の断線を効果的に防止できる。
本例の積層コンデンサ10は、例えば以下に示す方法により製造される。
まず、チタン酸バリウム,チタン酸カルシウム,チタン酸ストロンチウム等を主成分とする誘電体材料の粉末に適当な有機溶剤,ガラスフリット,有機バインダ等を添加・混合してセラミックスラリーとするとともに、このセラミックスラリーをドクターブレード法等によって厚さ2μmに形成してセラミックグリーンシートを作製する。
次に、セラミックグリーンシートを所定形状に複数枚に分割し、各セラミックグリーンシートの一主面に、例えば、ニッケル,銅,ニッケル−銅,銀−パラジウム等の金属材料の粉末に適当な有機溶剤,ガラスフリットおよび有機バインダ等を添加・混合して得た導体ペーストを、スクリーン印刷法によって本例の積層コンデンサ10の第1内部電極7,第2内部電極8,中継電極11および引出電極11に対応するパターンに印刷・塗布するか、またはメッキ形成法により形成した金属膜を転写することにより被着して形成する。
得られたセラミックグリーンシートを所定の枚数積層して圧着することにより、複数のセラミックグリーンシートからなる積層シートを形成し、この積層シートを個々のコンデンサ10に対応する個片の生積層体に切断分離する。
この切断分離した個片の生積層体を例えば1100℃〜1400℃の温度で焼成し、得られた積層ブロックに対してバレル研磨等により側面と主面との角部を面取りすることにより、複数の誘電体層2を積層して成り、内部に各内部電極が形成された積層体1を得ることができる。
ダミー電極12は、図2に示すように、積層体1の内部に複数配置され、第1の側面1a,第2の側面1bおよび第3の側面1cに複数導出されている。第3の側面1cでは、誘電体層2間の第1内部電極7および第2内部電極8が形成されていない部分の第2導出部8bの間に配置されている。
第1外部電極5,第2外部電極6,第1接続電極3および第2接続電極4は、例えば、積層体1を無電解銅メッキ液に浸すことにより、第1内部電極7の第1導出部7b,第2内部電極8の第2導出部8b,第2内部電極8の第3導出部8cおよび引出電極11の導出部を基点として銅メッキ膜を析出させて形成することができる。
また、本例の積層コンデンサ10においては、誘電体層2間の第1内部電極7および第2内部電極8が形成されている領域の積層方向の外側に引出電極11が配置されており、第2内部電極8の第3導出部8cおよび引出電極11を基点として銅メッキ膜を析出させることにより第2接続電極4を形成するようにしている。
また、第2接続電極4は、積層体1の積層方向に延びるように被着され、第3導出部8cに接続された一端と第2外部電極6と電気的に接続された他端との間に積層体1の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有して帯状に被着されていることから、第2接続電極4の厚みが薄い部分を例えばレーザでトリミングすることにより、その幅を狭くすることができるので、第2接続電極4の電流経路における断面積を小さくすることによりESRを所望の値に精度良く調整(高く)することができる。したがって、積層コンデンサ10を作製した後にESRを調整することも可能となっている。
なお、本発明は上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良等が可能である。
例えば、上述した実施の形態の例では第1外部電極5,第2外部電極6,第1接続電極3および第2接続電極4は、いずれもメッキ形成法により形成されているが、作製した積層体1の第1の側面1a,第2の側面1bおよび第3の側面1cに、例えばニッケル,銅,銀,パラジウム等の金属を主成分とする金属材料の粉末に適当な有機溶剤,ガラスフリットおよび有機バインダ等を添加・混合して得た導体ペーストを、スクリーン印刷法によって所定パターンに印刷・塗布し、第1外部電極5は複数の第1導出部7bと接続され、第2外部電極6は引出電極11と接続され、第1接続電極3は複数の第2導出部8bと接続され、第2接続電極4は第3導出部8cと引出電極11の導出部とに接続されるように、導体ペーストを印刷・塗布し、その後、焼成することによって、第1外部電極5,第2外部電極6,第1接続電極3および第2接続電極4を形成してもよい。
また、上述した実施の形態の例では、第1接続電極3と第2接続電極4とは誘電体層2間に配置された第2内部電極8を介して接続されているが、メッキ形成法ではなく導体ペーストを用いて形成する方法を用いて、第2内部電極8を介さずに第1接続電極3の一端と対向する第2接続電極4の一端とを第3の側面1c上で接続してもよい。
また、上述した実施の形態の例では、第2接続電極4と第2外部電極6とは誘電体層2間に配置された引出電極11を介して接続されているが、メッキ形成法ではなく導体ペーストを用いて形成する方法を用いて、引出電極11を配置せずに第2接続電極4の他端と第2外部電極6とを第2の側面1b上と第3の側面1c上とで接続してもよい。
また、上述した実施の形態の例では、第1外部電極5および第2外部電極6はそれぞれが被着された側面と隣接する2つの側面に回りこんで被着されているが、第1外部電極5および第2外部電極6は、それぞれが被着された側面と隣接する面の全てに回りこんで被着されていてもよいし、それぞれが被着された側面と隣接する側面へと回り込んでいなくてもよい。
また、上述した実施の形態の例では、第1外部電極5と第2外部電極6とはそれぞれ積層体1の対向する側面に被着されているが、第1外部電極5および第2外部電極6は積層体1の同じ側面にそれぞれ電気的に独立して被着されていてもよい。
また、上述した実施の形態の例では、第1接続電極3と第2接続電極4とは積層体1の同じ側面に被着されているが、第1接続電極3と第2接続電極4とは積層体1の異なる側面に被着され、第1接続電極3の一端と第2導出部8bとが接続され、第2導出部8bが導出された側面と異なる側面に導出された第3導出部8cと第2接続電極4の一端とが接続されることにより、第1接続電極3と第2接続電極4とが第2内部電極8を介して電気的に接続されていてもよい。
本例の積層コンデンサ10として、以下に示す構成の試料1を作製した。
積層体1は、誘電体層2の材料としてチタン酸バリウムを主成分とする強誘電体セラミックスを採用し、長さが1.6mmで幅および高さがそれぞれ0.8mmの直方体状のものとした。第1内部電極7および第2内部電極8は、材料としてニッケル(Ni)を採用し、積層体1の内部にそれぞれ300枚ずつ配置した。第1接続電極3,第2接続電極4,第1外部電極5および第2外部電極6は、材料として銅(Cu)を採用し、その表面にはニッケルの膜を形成し、さらにその表面には錫(Sn)の膜を形成した。
また、第1外部電極5と第2外部電極6とは、それぞれ積層体1の対向する側面に被着することにより形成した。
また、第2接続電極4の一端と第1接続電極3の一端とは第2内部電極8を介して電気的に接続し、第2接続電極4の他端と第2外部電極6とは引出電極11を介して電気的に接続した。
また、第2接続電極4は、積層方向の長さが11μmで、積層方向と直交する幅方向の長さが70μmで、第2接続電極4の両端の間に積層体1の積層方向に沿って形成された厚みが薄い部分は第2接続電極4の両端の間の略中央部分に平均で0.5μmの厚みで積層方向に5μmの長さに形成され、厚みが薄い部分以外は1μmの厚みに形成されている。
また、比較例として、従来の積層コンデンサの試料2を作製した。試料2は、第1接続電極3,第2接続電極4および引出電極11を形成せず、第2内部電極8の第2導出部8bを第2の側面に導出するようにして、第2内部電極8を第2外部電極6に直接接続した点を除いては、試料1と同じ形状および同じ材料のものとした。
これら試料1,2について、1MHz〜1000MHzの周波数帯域におけるインピーダンスを測定した。図6は積層コンデンサのインピーダンスの周波数依存性を示す線図であり、横軸は周波数(単位:MHz)を示し、縦軸はインピーダンス|Z|(単位:Ω)を示す。図中の実線の特性曲線Xは試料1(本例の積層コンデンサ10)のインピーダンス特性を示し、破線の特性曲線Yは試料2(従来の積層コンデンサ)のインピーダンス特性を示す。
図6に示す結果の通り、試料1は試料2に比べてインピーダンスが最小となる自己共振周波数付近でのインピーダンスが大きくなっていることが分かる。
これは、第2内部電極8と第2外部電極6とを第1接続電極3および第2接続電極4を介して接続することにより、第1接続電極3および第2接続電極4の分だけ電流の経路が長くなり、また、第2内部電極8の第3導出部8bと引出電極11との間に積層体1の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する第2接続電極4が介在していることから、電流の方向に直交する方向でその電流の経路に断面積が小さい部分が存在するので、ESRが高くなったことによるものである。
また、その結果、帯状に厚みが薄い部分を有する第2接続電極4により効果的にESRを高くすることができるので、ESLの増加を招く程度に第1接続電極3や第2接続電極4の長さを長くする必要がなく、ESLを低く抑えることができることも分かる。
このことによって、自己共振周波数よりも高い周波数におけるインピーダンスは試料2のインピーダンスとほとんど変わらない。また、本実施例の試料1では、積層体1の側面に第1接続電極3および第2接続電極4を被着することによりESRを高めているため、積層体1の内部に各内部電極のそれぞれで流れる電流の向きが互いに逆方向になるような特別な内部電極を用意する必要がなく、その分第1内部電極7または第2内部電極8の数を少なくすることにならないので、静電容量の値を小さくすることがない。このことから、試料1は、自己共振周波数よりも低い周波数におけるインピーダンスが試料2のインピーダンスよりも高くなることがない。
このように本発明の積層コンデンサによれば、第1内部電極の第1導出部は第1の側面で第1外部電極に接続され、第2内部電極の第2導出部は第1接続電極とそれぞれ電気的に接続され、第1接続電極の一端と第2接続電極の一端とが電気的に接続され、第2接続電極の他端が第2外部電極と電気的に接続されていることから、第2内部電極と第2外部電極との間に長い電流経路が形成されるので、ESLの増加を抑えつつ積層コンデンサのESRを高くすることが可能となることが確認された。また、第2接続電極が積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有していることから、第2接続電極において電流の経路に直交する方向でその電流の経路に断面積が小さい部分が存在するので、ESRが高くなり、ESLの増加を招く程度に第1接続電極や第2接続電極の長さを長くする必要がなく、ESRを高めるように調整した際にもESLを低く抑えることが可能であることが確認された。
本発明の積層コンデンサの実施の形態の一例を示す外観斜視図である。 図1に示す積層コンデンサの分解斜視図である。 図1に示す積層体のA−A線断面図である。 図1に示す積層体のB−B線断面図である。 図1に示す積層体のC−C線断面図である。 積層コンデンサの周波数変化によるインピーダンス変化を示す線図である。
符号の説明
1・・・積層体
1a・・・第1の側面
1b・・・第2の側面
1c・・・第3の側面
1d・・・第4の側面
2・・・誘電体層
3・・・第1接続電極
4・・・第2接続電極
5・・・第1外部電極
6・・・第2外部電極
7・・・第1内部電極
8・・・第2内部電極
7b・・・第1導出部
8b・・・第2導出部
8c・・・第3導出部
10・・・積層コンデンサ
11・・・引出電極
12・・・ダミー電極

Claims (3)

  1. 複数の誘電体層が積層された直方体状の積層体と、
    該積層体の積層方向の側面に互いに電気的に独立して被着された第1外部電極および第2外部電極と、
    前記積層体の内部に配置され、前記誘電体層を挟んで互いに対向し合う、前記第1外部電極が被着された側面に導出して前記第1外部電極に接続された第1導出部を有する第1内部電極ならびに前記第1外部電極および第2外部電極が被着された側面と異なる他の側面に導出する第2導出部を有する第2内部電極と、
    前記他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように被着され、前記第2内部電極の前記第2導出部のそれぞれが電気的に接続された帯状の第1接続電極と、
    前記他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように被着され、一端が前記第1接続電極と電気的に接続されて他端が前記第2外部電極と電気的に接続された、両端の間に前記積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する帯状の第2接続電極と
    を具備することを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 前記第2内部電極は前記他の側面に導出する第3導出部を有しており、前記第2接続電極は、前記第3導出部に被着されたメッキ被膜であることを特徴とする請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 複数の誘電体層の1つの側面に導出する第1導出部を有する第1内部電極または前記1つの側面と異なる他の側面に導出する第2導出部を有する第2内部電極を被着し、前記第1内部電極および前記第2内部電極が前記誘電体層を挟んで互いに対向するように前記誘電体層を積層して直方体状の積層体を作製する工程と、
    前記積層体の側面に、第2外部電極および第1導出部に接続された第1外部電極を互いに電気的に独立させて被着する工程と、
    前記第1外部電極および前記第2外部電極が被着されていない前記積層体の他の側面に前記積層体の積層方向に延びるように、前記第2導出部のそれぞれが電気的に接続された帯状の第1接続電極および一端が前記第1接続電極と電気的に接続されて他端が前記第2外部電極と電気的に接続され、両端の間に前記積層体の積層方向に沿って厚みが薄い部分を有する帯状の前記第2接続電極を被着する工程と、
    前記第2接続電極の積層方向に沿って厚みが薄い部分を削ることにより等価直列抵抗を高めることで等価直列抵抗値を調整する工程と
    を有することを特徴とする積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法。
JP2008194600A 2008-07-29 2008-07-29 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法 Pending JP2010034272A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194600A JP2010034272A (ja) 2008-07-29 2008-07-29 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法
US12/508,781 US8355240B2 (en) 2008-07-29 2009-07-24 Multilayer capacitor and method for adjusting equivalent series impedance of same
CN2009101655086A CN101640129B (zh) 2008-07-29 2009-07-29 层叠电容器及层叠电容器的等效串联电阻值的调节方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194600A JP2010034272A (ja) 2008-07-29 2008-07-29 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010034272A true JP2010034272A (ja) 2010-02-12

Family

ID=41608112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194600A Pending JP2010034272A (ja) 2008-07-29 2008-07-29 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8355240B2 (ja)
JP (1) JP2010034272A (ja)
CN (1) CN101640129B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210836A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Murata Mfg Co Ltd 電子部品

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412784B1 (ko) * 2011-08-31 2014-06-27 삼성전기주식회사 적층 세라믹 커패시터
KR101971912B1 (ko) * 2012-03-05 2019-04-25 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
US9398683B2 (en) 2013-03-26 2016-07-19 Apple Inc. Packaged capacitor component with multiple self-resonance frequencies
KR102083993B1 (ko) * 2013-10-31 2020-03-03 삼성전기주식회사 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
CN106465543A (zh) * 2014-06-26 2017-02-22 株式会社村田制作所 电子装置
TWI625747B (zh) * 2015-01-08 2018-06-01 Holy Stone Enterprise Co Ltd Method and device for manufacturing laminated ceramic electronic component
US9966925B2 (en) 2016-01-28 2018-05-08 Analog Devices, Inc. Apparatus and method to balance the parasitic capacitances between metal tracks on an integrated circuit chip
JP7136009B2 (ja) * 2019-06-03 2022-09-13 株式会社村田製作所 積層コイル部品

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3930245B2 (ja) * 2000-11-14 2007-06-13 Tdk株式会社 積層型電子部品
JP2004241522A (ja) 2003-02-05 2004-08-26 Tdk Corp 複合電子部品
JP2004296940A (ja) 2003-03-27 2004-10-21 Tdk Corp 積層コンデンサ
US7292429B2 (en) * 2006-01-18 2007-11-06 Kemet Electronics Corporation Low inductance capacitor
JP4407836B2 (ja) * 2006-03-17 2010-02-03 Tdk株式会社 積層セラミックコンデンサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210836A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
US8971015B2 (en) 2010-03-29 2015-03-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component

Also Published As

Publication number Publication date
CN101640129A (zh) 2010-02-03
US20100027190A1 (en) 2010-02-04
US8355240B2 (en) 2013-01-15
CN101640129B (zh) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10176924B2 (en) Multilayer ceramic capacitor and board for mounting of the same
KR101933412B1 (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
JP4953988B2 (ja) 積層コンデンサおよびコンデンサ実装基板
KR101983129B1 (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
JP4880695B2 (ja) 積層コンデンサ
JP2010034272A (ja) 積層コンデンサおよび積層コンデンサの等価直列抵抗値の調整方法
KR101823174B1 (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
JP4637674B2 (ja) 積層コンデンサ
KR20140121726A (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조방법
JP4925779B2 (ja) 積層コンデンサ
TWI479521B (zh) 多層陶瓷電子組件
KR20170110467A (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
KR20170065919A (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
JP4548471B2 (ja) コンデンサアレイおよびその製造方法
KR20140046301A (ko) 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
KR20140143341A (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
JP4604553B2 (ja) 積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP6626966B2 (ja) 積層型コンデンサ
JP2009054974A (ja) 積層コンデンサおよびコンデンサ実装基板
JP6232836B2 (ja) コンデンサ素子
JPH0817675A (ja) チップ型積層セラミックコンデンサ
JP2009266991A (ja) 積層コンデンサ
KR20180008821A (ko) 적층 세라믹 커패시터 및 그 실장 기판
JP2018006736A (ja) 電子部品
JP2007266115A (ja) 積層コンデンサ