JP3215472B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP3215472B2 JP34043791A JP34043791A JP3215472B2 JP 3215472 B2 JP3215472 B2 JP 3215472B2 JP 34043791 A JP34043791 A JP 34043791A JP 34043791 A JP34043791 A JP 34043791A JP 3215472 B2 JP3215472 B2 JP 3215472B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッドに寝ながらマッ
サージができるようにしたベッド式のマッサージ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ベッド式のマッサージ機として図10、
図11に示すものが本出願人によって特開昭59−28
961号公報において提供されている。このマッサージ
機は、脚5を設けたフレーム40にカバーシート2を張
設してベッド1を形成すると共にカバーシート2の下側
においてフレーム40間に主ローラー3と補助ローラー
4を取り付けることによって形成してある。この主ロー
ラー3はモータ9等を設けた駆動ブロック10に取着し
てあり、駆動ブロック10はその両側端のガイドコロ1
7a,17bをフレーム40の内面に設けたレール7に
沿って転動自在に取り付けることによって、主ローラー
3をベッド1の前後方向に移動駆動させることができる
ようにしてある。また補助ローラ4を回転自在に取着
した軸50の両端のガイドコロ18をレール7に沿って
転動自在に取り付けることによって、補助ローラー4を
ベッド1の前後方向に移動させることができるようにす
ると共に、連結板51によって軸50を駆動ブロック1
0に連結することによって、補助ローラー4は主ローラ
ー3がベッド1の前後方向へ移動駆動するのに従って移
動するようにしてある。
【0003】主ローラー3は一対のものを揉み輪として
相互に傾斜させた状態で主軸11によって駆動ブロック
10に取着してあって、モータ9によって回転駆動され
るようにしてあり、主ローラー3を回転駆動させること
によって揉み輪を近接離間運動させ、ベッド1のカバー
シート2の上に寝る人をカバーシート2を介して揉みマ
ッサージをすることができるものである。またレール7
にはほぼ全長に亘ってラック8が取り付けてあり、駆動
ブロック10に設けたガイドコロ17aをピニオン歯車
として形成してラック8に噛合させてある。このガイド
コロ17aはモータ9によって回転駆動されるものであ
り、ガイドコロ17aを回転させるとラック8に噛み合
いながらレールに沿って転動することになるために、
駆動ブロック10はレール7に沿って移動駆動され、主
ローラー3もベッド1の前後方向に移動駆動される。こ
のように主ローラー3をベッド1の前後方向に移動駆動
させることによって、カバーシート2の上に寝る人の体
に沿って主ローラー3をカバーシート2を介して転動さ
せ、ローリングマッサージをおこなうことができるもの
である。これらのマッサージ動作は既述の特開昭59−
28961号公報に詳述されている通りである。
【0004】このようにしてベッド1のカバーシート2
の上に寝る人をマッサージする際に、体の一部(腰や背
中などマッサージする部分)は主ローラー3で支えられ
ているが、脚や尻など主ローラー3で支えられていない
部分はカバーシート2を下方へたわませて沈み込んでし
まうおそれがある。このために補助ローラー4を具備し
ているものであり、この補助ローラー4の上に脚や臀部
を乗せて支持させることによって、体の沈み込みを防ぐ
ようにしているのである。また、補助ローラー4は主ロ
ーラー3の移動に従属してベッド1の前後方向に移動す
るために、主ローラー3を移動させながらローリングマ
ッサージをおこなうときには、補助ローラー4によって
脚や臀部をローリングマッサージすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし補助ローラー4
はレール7に沿って一定の高さで水平に移動するだけで
あり、補助ローラー4で体の一部を支えるにあたって、
身体の形状には脚の膝の裏側や腰部が凹となり臀部は凸
となるというように凹凸があり、補助ローラー4の移動
によって体が浮き上がる高い位置で支持されたり体が沈
む低い位置で支持されたりすることになり、使用心地が
悪いという問題があった。また、主ローラー3によるマ
ッサージの際の身体への加圧力は身体の荷重によって左
右されることになるが、ベッド1の上に水平に寝ている
身体の荷重を調整することはできず、マッサージの際の
加圧力を調整することができないという問題もあった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、使用心地を高めることができるマッサージ機を提
供することを第一の目的し、マッサージの際の加圧力
を調整することが可能になるマッサージ機を提供するこ
とを第二の目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
マッサージ機は、四角枠状のフレーム40内にカバーシ
ート2を張設することによってベッド1を形成し、この
ベッド1に張設したカバーシート2の下側にマッサージ
用の主ローラー3とカバーシート2上の身体を支えて沈
み込むのを防止するための補助ローラー4とを配設し、
主ローラー3をベッド1の前後方向に移動駆動自在にす
ると共に補助ローラー4を主ローラー3に追随して移動
自在にしたマッサージ機において、補助ローラー4の中
心軸4aから偏心した位置においてローラー軸12を貫
通させることによって、ローラー軸12に補助ローラー
4を回転自在に取り付け、ローラー軸12の両端にピニ
オン13を固着して取り付け、ローラー軸12に固定歯
車14を固着し、ベッド1の両側のフレーム40の各内
側に前後方向に亘ってレール7を設け、各レール7にラ
ック8をほぼ全長に亘って取り付け、上記ピニオン13
をラック8に噛合させた状態でレール7内に挿着し、回
転中心が補助ローラー4の中心軸4aに一致するように
補助ローラー4の側端面に固着した従動歯車15に上記
固定歯車14を噛合させて成ることを特徴とするもので
ある。また本発明の請求項2に係るマッサージ機は、四
角枠状のフレーム40内にカバーシート2を張設するこ
とによってベッド1を形成し、このベッド1に張設した
カバーシート2の下側にマッサージ用の主ローラー3と
カバーシート2上の身体を支えて沈み込むのを防止する
ための補助ローラー4とを配設し、主ローラー3をベッ
ド1の前後方向に移動駆動自在にすると共に補助ローラ
ー4を主ローラー3に追随して移動自在にしたマッサー
ジ機において、補助ローラー4の中心軸4aにローラー
軸12を挿通して補助ローラー4をローラー軸12に回
転自在に取り付け、ローラー軸12の両端にガイドコロ
18を取り付け、ベッド1の両側のフレーム40の内側
に身体の凹凸に沿う波状に上下に屈曲させて設けられた
補助レール19に上記ガイドコロ18を転動自在に挿着
させて成ることを特徴とするものである。
【0008】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、ベッド1の脚5を折り曲げ自在に形成してベッ
ド1を傾斜自在にして成ることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】補助ローラー4を上下動させることができるよ
うにしているために、身体の凹凸に合わせて補助ローラ
4を上下させることによって、身体を一定の高さ位置で
支持させることができる。またベッド1の脚5を折り曲
げてベッド1を傾斜させることによって、主ローラー3
に掛かる身体の荷重を変えることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
及び図2は本発明に係るマッサージ機の一実施例の全体
構造を示すものであり、ベッド1は四角枠状のフレーム
40内にカバーシート2を張設することによって形成し
てあり、その前後端部には脚5が取着してある。両側の
フレーム40にはクッション材44が被せてあり、ベッ
ド1の前部(頭部)側の端部には枕45が取り付けてあ
る。46はベッド1の前端に取着した把手バーである。
両側のフレーム40の各内側には前後方向に亘ってレー
ル7が設けてあり、各レール7にはラック8がほぼ全長
に亘って取り付けてある。
【0011】揉み輪として形成される主ローラー3は既
述したと同様にして駆動ブロック10に取り付けてあ
り、駆動ブロック10は既述したと同様にして、ピニオ
ン歯車として形成されるガイドコロ17aをラック8に
噛合させた状態でレール7内に挿着すると共にガイドコ
ロ17bをレール7内に挿着することによって、カバー
シート2の下側においてフレーム40間に取り付けてあ
る。
【0012】また、補助ローラー4は略円柱状に形成し
てあり、図3に示すように、その中心軸4aからy1
距離で偏心した位置においてローラー軸12を貫通させ
ることによって、ローラー軸12に補助ローラー4を回
転自在に取り付けてある。このローラー軸12の両端に
はピニオン13が固着して取り付けてあり、ピニオン1
3より内側においてローラー軸12は連結板51の一方
の端部に回転自在に取り付けてある。連結板51の他方
の端部は駆動ブロック10に回転自在に結合してあり、
補助ローラー4は連結板51を介して駆動ブロック10
に連結されるようにしてある。また連結板51より内側
においてローラー軸12には固定歯車14が固着してあ
り、回転中心が補助ローラー4の中心軸4aに一致する
ように補助ローラー4の側端面に固着した従動歯車15
がこの固定歯車14に噛合させてある。ローラー軸12
と中心軸4aには腕16の両端がそれぞれ回動自在に結
合させてある。そして、ピニオン13をラック8に噛合
させた状態でレール7内に挿着することによって、カバ
ーシート2の下側において補助ローラー4をフレーム4
0間に取り付けるようにしてある。
【0013】しかして、既述したように、また特開昭5
7−139062号公報に詳述されるように、モータ9
によって主ローラー3を回転駆動することによって揉み
輪を近接離間運動させ、ベッド1のカバーシート2の上
に寝る人をカバーシート2を介して揉みマッサージをす
ることができるものであり、またピニオン歯車として形
成してラック8に噛合させてあるガイドコロ17aをモ
ータ9によって回転駆動すると、ガイドコロ17aはラ
ック8に噛み合いながらレールに沿って転動すること
になるために、駆動ブロック10はレール7に沿って移
動駆動されて主ローラー3もベッド1の前後方向に移動
駆動され、カバーシート2の上に寝る人の体に沿って主
ローラー3をカバーシート2を介して転動させてローリ
ングマッサージをおこなうことができるものである。こ
のようにカバーシート2の上に寝る人の身体の腰や背中
などをマッサージする際に、ベッド1の足元側に配置さ
れている補助ローラー4の上に脚や腰などを乗せること
によって、補助ローラー4で身体を支えて身体がカバー
シート2を下方へ撓ませて沈み込むことを防ぐことがで
きるものである。
【0014】そして上記のように駆動ブロック10を移
動駆動させて主ローラー3をベッド1の前後方向に移動
させると、連結板51によって駆動ブロック10に連結
されている補助ローラー4もこれに従属してベッド1の
前後方向に移動されることになり、このときローラー軸
12に固設したピニオン13がラック8と噛合しながら
レール7内を転動する。このようにピニオン13が転動
して回転すると、ローラー軸12も回転してローラー軸
12に固設した固定歯車14が回転され、固定歯車14
と噛合する従動歯車15が回転されることになり、従動
歯車15を固設している補助ローラー4がローラー軸1
2を中心にして回転される。この補助ローラー4は中心
軸4aがローラー軸12からy1 の距離で偏心している
ために、図4に示すように、補助ローラー4はベッド1
の前後方向に移動する際に2y1 の寸法で水平面に対し
て上下動されることになる。ここで、ピニオン13、固
定歯車14、従動歯車15の減速比を調整すると共に、
補助ローラー4の偏心量y 1 が身体の凹凸の差Yの半
分、すなわちY=2y1 となるように調整することによ
って、身体のx1 の範囲を補助ローラー4が移動する間
に身体の凹凸に合わせて補助ローラー4が上下するよう
に、つまり腰や膝の位置では補助ローラー4の上端が最
も高くなり、臀部の位置では補助ローラー4の上端が最
も低くなるように補助ローラー4の上端の軌跡を設定す
ることができるものである。
【0015】図5は本発明の他の実施例を示すものであ
り、このものでは主ローラー3を取着した駆動ブロック
10を移動させるレール7とは別に、補助ローラー4を
移動させる補助レール19をベッド1の両側のフレーム
40の内側に設けるようにしたものである。この補助レ
ール19は図6に示すようにレール7の下側に設けてあ
り、身体の凹凸に沿う波状に上下に屈曲させてある。ま
た補助ローラー4はその中心軸4aにローラー軸12を
挿通してローラー軸12に回転自在に取り付けてあり、
ローラー軸12の両端にガイドコロ18が取り付けてあ
る。このガイドコロ18を補助レール19に転動自在に
挿着することによって、補助ローラー4をカバーシート
2の下側においてフレーム40間に取り付けるようにし
てある。このものにあって、駆動ブロック10を移動駆
動させて主ローラー3をベッド1の前後方向に移動させ
ると、連結板51によって駆動ブロック10に連結され
ている補助ローラー4もこれに従属してベッド1の前後
方向に移動されることになるが、このときローラー軸1
2のガイドコロ18が補助レール19に沿って転動し、
補助レール19の上下方向の屈曲に応じて補助ローラー
4が上下に移動して、図6に鎖線で示す身体の凹凸に沿
う軌跡で上下させながら補助ローラー4をベッド1の前
後方向に移動させることができるものである。
【0016】また、ベッド1に設けた脚5のうち、足元
側の脚5は折り曲げ自在に形成してある。図7は折り曲
げ自在に形成した脚5の一実施例を示すものであり、脚
5はベッド1に固定される上脚21と上脚21の下端に
取着される下脚22とで形成するようにしてある。上脚
21は四角筒状に形成してあり、その下端部の両側に枢
支孔23を設けると共に一方の枢支孔23の近傍に枢支
孔23を半径の中心とする円弧状のガイド孔24が設け
てある。ガイド孔24の両端にはガイド孔24の幅寸法
bよりも大きい直径aの係止孔25が形成してある。ま
た下脚22の上端には一対の半円状の回動板26が突設
してあって、各回動板26に枢支孔27が穿設してあ
り、一方の枢支孔27の近傍にはロック孔28が穿設し
てある。そして、両回動板26間に上脚21の下端部を
被挿するようにして上脚21の下側に下脚22を配設
し、枢支孔23,27に軸棒36を通すと共に軸棒36
に抜け止め用のEリング37を取着することによって、
軸棒36を中心にして上下方向に回動自在になるよう
に、上脚21の下端に脚22を取り付けて脚5を形成
することができる。また、上脚21と下脚22の間には
ロックピン29が取り付けてある。ロックピン29は直
径がaとほぼ等しい(少なくとも直径がbより大きい)
太径部30と、直径がbとほぼ等しい(少なくとも直径
がbより小さい)細径部31とで形成されるものであ
り、太径部30の端部には係止鍔32が突設してある。
このロックピン29は上脚21の内側からガイド孔24
及びロック孔28を通すと共に、ロック孔28から突出
させた細径部31にバネ33をはめ込んで座金34及び
Eリング35を細径部31に取着することによって、外
方へ突出する方向に付勢した状態でロックピン29を上
脚21と下脚22とに取付けてある。
【0017】しかしてこのものにあって、下脚22が垂
直に立った状態では上脚21と下脚22とが一直線にな
っており、このとき下脚22のロック孔28と上脚21
の係止孔25とが合致していて、図8(a)のようにバ
ネ33の付勢力でロックピン29の太径部30が係止孔
25に係合している。この太径部30は直径aがガイド
孔24の幅bよりも大きいので、係止孔25に太径部3
0が係合していると下脚22は上脚21に固定された状
態になり、上脚21と下脚22を一直線に伸ばした状態
に脚5を保つことができる。次に、図8(b)のように
ロックピン29を矢印方向に押すと、ロックピン29の
太径部30は係止孔25から飛び出し、係止孔25には
細径部31が挿入されている状態になり、この細径部3
1はガイド孔24に被挿できるために、下脚22を軸棒
36を中心にして上方へ回動して脚5を折曲することが
できる。下脚22をこのように回動させるとガイド孔2
4の他方の端部の係止孔25にロックピン29の太径部
30が係合され、下脚22を回動させて脚5を折曲した
状態に保つことができる。尚、図7の実施例では係止孔
25はガイド孔24の両端に設けたが、他の様々な位置
において係止孔25を設けることによって、下脚22を
様々な角度で折り曲げた状態に固定することができるも
のである。
【0018】そして、上記のように脚5を伸ばした状態
では図9(a)のようにベッド1を水平に保つことがで
き、ベッド1の上に寝る人の体重の荷重Wはそのまま主
ローラー3に作用し、マッサージの際に身体に働く加圧
力はこのWとなる。一方、脚5を折り曲げた状態では図
9(b)のようにベッド1はθの角度で傾斜することに
なり、ベッド1の上に寝る人の体重の荷重WはWcos
θとして主ローラー3に作用し、マッサージの際に身体
に働く加圧力はこのWcosθとなる。従って、脚5を
折り曲げてベッド1の角度を変えることによって、マッ
サージの際の加圧力を調整することが可能になると共
に、Wcosθ<Wであるために加圧力を弱めてソフト
なマッサージにすることが可能になるものである。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るマ
ッサージ機は、四角枠状のフレーム内にカバーシートを
張設することによってベッドを形成し、このベッドに張
設したカバーシートの下側にマッサージ用の主ローラー
とカバーシート上の身体を支えて沈み込むのを防止する
ための補助ローラーとを配設し、主ローラーをベッドの
前後方向に移動駆動自在にすると共に補助ローラーを主
ローラーに追随して移動自在にしたマッサージ機におい
て、補助ローラーの中心軸から偏心した位置においてロ
ーラー軸を貫通させることによって、ローラー軸に補助
ローラーを回転自在に取り付け、ローラー軸の両端にピ
ニオンを固着して取り付け、ローラー軸に固定歯車を固
着し、ベッドの両側のフレームの各内側に前後方向に亘
ってレールを設け、各レールにラックをほぼ全長に亘っ
て取り付け、上記ピニオンをラックに噛合させた状態で
レール内に挿着し、回転中心が補助ローラーの中心軸に
一致するように補助ローラーの側端面に固着した従動歯
車に上記固定歯車を噛合させたので、身体の凹凸に合わ
せて補助ローラーを上下させることによって、脚や臀部
など主ローラーで支えられていない部分の浮き沈みを防
止し、補助ローラーで身体を一定の高さ位置で支持させ
ることができるものであり、使用心地を高めることがで
きるものである。また、本発明の請求項2に係るマッサ
ージ機は、四角枠状のフレーム内にカバーシートを張設
することによってベッドを形成し、このベッドに張設し
たカバーシートの下側にマッサージ用の主ローラーとカ
バーシート上の身体を支えて沈み込むのを防止するため
の補助ローラーとを配設し、主ローラーをベッドの前後
方向に移動駆動自在にすると共に補助ローラーを主ロー
ラーに追随して移動自在にしたマッサージ機において、
補助ローラーの中心軸にローラー軸を挿通して補助ロー
ラーをローラー軸に回転自在に取り付け、ローラー軸の
両端にガイドコロを取り付け、ベッドの両側のフレーム
の内側に身体の凹凸に沿う波状に上下に屈曲させて設け
られた補助レールに上記ガイドコロを転動自在に挿着さ
せたので、身体の凹凸に合わせて補助ローラーを上下さ
せることによって、脚や臀部など主ローラーで支えられ
ていない部分の浮き沈みを防止し、補助ローラーで身体
を一定 の高さ位置で支持させることができるものであ
り、使用心地を高めることができるものである。
【0020】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
において、ベッドの脚を折り曲げ自在に形成してベッド
を傾斜自在にしたので、ベッドの脚を折り曲げてベッド
を傾斜させることによって主ローラーに掛かる身体の荷
重を変えることができ、マッサージの際の加圧力を調整
することが可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部を破断した斜視図であ
る。
【図2】同上の実施例の斜視図である。
【図3】同上の実施例の一部の斜視図である。
【図4】同上の実施例の使用状態の側面図である。
【図5】本発明の他の実施例の一部を破断した斜視図で
ある。
【図6】同上の実施例の一部の拡大した側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の一部の拡大した分
解斜視図である。
【図8】同上の使用状態を示すものであり、(a),
(b)はそれぞれ一部の拡大した断面図である。
【図9】同上の実施例の使用状態を示すものであり、
(a),(b)は側面図である。
【図10】従来例の斜視図である。
【図11】従来例の一部を破断した斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 カバーシート 3 主ローラー 4 補助ローラー4a 中心軸 5 脚7 レール 8 ラック 12 ローラー軸 13 ピニオン 14 固定歯車 15 従動歯車 18 ガイドコロ 19 補助レール 40 フレーム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角枠状のフレーム内にカバーシートを
    張設することによってベッドを形成し、このベッドに張
    設したカバーシートの下側にマッサージ用の主ローラー
    とカバーシート上の身体を支えて沈み込むのを防止する
    ための補助ローラーとを配設し、主ローラーをベッドの
    前後方向に移動駆動自在にすると共に補助ローラーを主
    ローラーに追随して移動自在にしたマッサージ機におい
    て、補助ローラーの中心軸から偏心した位置においてロ
    ーラー軸を貫通させることによって、ローラー軸に補助
    ローラーを回転自在に取り付け、ローラー軸の両端にピ
    ニオンを固着して取り付け、ローラー軸に固定歯車を固
    着し、ベッドの両側のフレームの各内側に前後方向に亘
    ってレールを設け、各レールにラックをほぼ全長に亘っ
    て取り付け、上記ピニオンをラックに噛合させた状態で
    レール内に挿着し、回転中心が補助ローラーの中心軸に
    一致するように補助ローラーの側端面に固着した従動歯
    車に上記固定歯車を噛合させて成ることを特徴とするマ
    ッサージ機。
  2. 【請求項2】 四角枠状のフレーム内にカバーシートを
    張設することによってベッドを形成し、このベッドに張
    設したカバーシートの下側にマッサージ用の主ローラー
    とカバーシート上の身体を支えて沈み込むのを防止する
    ための補助ローラーとを配設し、主ローラーをベッドの
    前後方向に移動駆動自在にすると共に補助ローラーを主
    ローラーに追随して移動自在にしたマッサージ機におい
    て、補助ローラーの中心軸にローラー軸を挿通して補助
    ローラーをローラー軸に回転自在に取り付け、ローラー
    軸の両端にガイドコロを取り付け、ベッドの両側のフレ
    ームの内側に身体の凹凸に沿う波状に上下に屈曲させて
    設けられた補助レールに上記ガイドコロを転動自在に挿
    着させて成ることを特徴とするマッサージ機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のマッサージ機に
    おいて、ベッドの脚を折り曲げ自在に形成してベッドを
    傾斜自在にして成ることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のマッサージ機。
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