JP3440968B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP3440968B2
JP3440968B2 JP32831595A JP32831595A JP3440968B2 JP 3440968 B2 JP3440968 B2 JP 3440968B2 JP 32831595 A JP32831595 A JP 32831595A JP 32831595 A JP32831595 A JP 32831595A JP 3440968 B2 JP3440968 B2 JP 3440968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シート等に
おいてシート本体を前後方向に移動調整可能に支持する
ために用いて好適なシートスライド装置に関し、更に詳
細に説明すると、シート載置用床面上に固定されるロア
ーレールと、該ロアーレールの長手方向に摺動自在に支
持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッ
パーレールとを有し、前記アッパーレールがモーター及
びギアボックスを介して回転駆動されるスクリューシャ
フトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回転駆
動されるナット部材とにより前記ロアーレール上で長手
方向に案内支持され、且つアッパーレールがリアモスト
及びフロントモスト位置でストッパー部材により停止さ
れるようになされたシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シートは、シートクッシ
ョン及びその後方で回動調整自在に立設されたシートバ
ック等からなるシート本体を備えてなり、且つこのシー
ト本体を構成するシートクッション等を車体床面上でシ
ートスライド装置を介して支持することにより、車体の
前後方向にスライド移動調整し得るように構成され、着
座者の体型や好み等に対処できるようになされている。
【0003】図8に示す如く、従来この種のシートスラ
イド装置1の左右一対のロアーレール2は、略上向きコ
字状を呈する本体部2aと、その両側部2b先端側から
内方に屈折されると共に下方に垂下される係止部3を有
している。ロアーレール2の前後端部が前後脚部4a、
4bを介して車体床面上に固着される。
【0004】シートスライド装置1の左右一対のアッパ
ーレール5は、前記ロアーレール2に被冠して組付けら
れるような略逆T字状に形成され、このアッパーレール
5の水平部5aの先端側から上方に屈折された両側部5
bにより被係止部7が形成されている。この被係止部7
が前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合わ
される。
【0005】また、従来のアッパーレール5の略逆T字
状の垂直部5cは2つの断面L字状の垂直部同士を対向
させた状態で溶接等により一体に固着されて形成されて
いる。アッパーレール5の略逆T字状の垂直部5cには
シートベルトのアンカー部材、シートリフターのシャフ
ト、及びリクライニング機構のベース等が取付けられ
る。前記ロアーレール2とアッパーレール5間にローラ
ー9aが挿入され、係止部3及び被係止部7間にボール
9bが挿入されている。
【0006】また図7に示す従来のシートスライド装置
1は、前述した上向きコ字状を呈する本体部2aを有す
るロアーレール2と、前記ロアーレール2に被冠して組
付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部6a
と、その両側部6b先端側から外方に屈折されることに
より前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合
わされる被係止部7とを有するアッパーレール6とから
形成されている。
【0007】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
に長手方向に沿って上部縦壁部6cが形成され、この上
部縦壁部6cにシートベルトのアンカー部材、シートリ
フターのシャフト、及びリクライニング機構のベースが
取付けられる。
【0008】また、アッパーレール6がパワーユニット
としてのモーター11、及び減速ギアを有するギアボッ
クス13を介して回転駆動されるスクリューシャフト1
5と、このスクリューシャフト15に螺合し相対的に回
転駆動されるナット部材17とにより前記ロアーレール
2上で長手方向に案内支持される。
【0009】図6に示す如く、前記スクリューシャフト
15に螺合し相対的に回転駆動されるナット部材17は
スクリューシャフト15の前後位置に設けられたストッ
パー部材18a,18bに当接し、アッパーレール6が
リアモスト及びフロントモスト位置で停止されるように
なされている。
【0010】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
先端側にはモーターブラケット21の先端側21aが上
下方向から挿入される4本のカシメピン23により固着
され、モーターブラケット21の基端側21bが上下方
向から挿入される4本のボルト25によりギアボックス
13の上部に固着されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のシー
トスライド装置1では、ナット部材17がスクリューシ
ャフト15の前後位置に設けられたストッパー部材18
a,18bに当接し、アッパーレール6がリアモスト及
びフロントモスト位置で停止する際に、リミットスイッ
チが作動し、モーター11が停止するも、多大な負荷が
ナット部材17に与えられ、ナット部材17がストッパ
ー部材18a,18bに噛み込み、ロック状態となる虞
れを有し、またギアボックス13内部のギア部に多大な
負荷が掛り、このためギア部のギア径を大きくして強度
の向上を図らなければならず、ギアボックス13が大型
化し、重量が増大し、コストアップとなる欠点を有して
いた。
【0012】また、モーター11及びギアボックス13
等のパワーユニットをアッパーレール6の本体部6aの
上部先端側に固着する際に、モーターブラケット21の
先端側21aを溶着したり、複数のカシメピン23を用
いなければならず、またモーターブラケット21の基端
側21bが複数本のボルト25によりギアボックス13
の上部に固着しているため、ピン穴やボルト穴を複数穿
設しなければならず、組付け後の寸法精度を要し、また
部品点数が増大し組付け作業が煩雑となる欠点を有して
いた。また寸法精度が得られない場合には、減速ギア及
びモーター11に無理な力が加えられギア鳴りや、モー
ターに余分な負荷が加えられて異音を発生させる虞れを
有していた。
【0013】また、モーターブラケット21を複数のボ
ルトまたはカシメピン19により固着するピン軸支構造
では強度を要するため、ギアボックス13が大型化され
たり、軸支径を上げて対応しなければならず、重量が増
大し、コストアップとなる欠点を有していた。
【0014】本発明の目的は、シートスライド装置のス
トッパー部材の構成を簡素化し、ギアボックスとアッパ
ーレールの固定部を簡素化し、ボルトまたはカシメピン
類の部品点数を減少させ、組付け作業が容易で寸法精度
を向上させることができ、モーターに余分な負荷が加え
られて異音を発生させる虞れがなく、前後方向の強度及
び摺動性に優れ、ガタ等を発生させる虞れがなく、コス
ト的にも安価であるシートスライド装置を提供するもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置は、シート載置用床面上に固定されるロ
アーレールと、該ロアーレール上で長手方向に摺動自在
に支持されると共に、シート本体側に取付け固定される
アッパーレールとを有し、前記アッパーレールがモータ
ー及びギアボックスを介して回転駆動されるスクリュー
シャフトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回
転駆動されるナット部材とにより前記ロアーレールの長
手方向に案内支持され、且つアッパーレールがリアモス
ト及びフロントモスト位置でストッパー部材により停止
されるようになされたシートスライド装置において、前
記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体部と、
その両側部先端側に形成された係止部を有し、前記アッ
パーレールは、前記ロアーレールに被冠して組付けられ
るような略下向きコ字状を呈する本体部と、該本体部の
上部に長手方向に沿って形成された上部縦壁部と、前記
本体部の両側部先端側に形成され前記ロアーレール側の
係止部に当接可能に組合わされる被係止部とを有し、前
記ギアボックスにモーターブラケットが固着され、該モ
ーターブラケットが前記アッパーレールの上部縦壁部の
前端側にピン軸支され、前記アッパーレールの前端部に
ダンパー受部が形成され、該ダンパー受部と前記ギアボ
ックスとの間にダンパーが挿入されていることを特徴と
する。
【0016】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置は、前記アッパーレールの前端部のダンパー受部が
略下向きコ字状を呈する本体部の両側部先端側を屈折し
て形成されていることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項3に記載のシートスライド
装置は、前記アッパーレールの前端部のダンパー受部が
略下向きコ字状を呈する本体部の上部に長手方向に沿っ
て形成された上部縦壁部の先端側を屈折して形成されて
いることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4に記載のシートスライド
装置は、前記ダンパー受部と前記ギアボックスとの間に
挿入されるダンパーが弾力性を有する板材と硬質の板材
を接合して形成されていることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5に記載のシートスライド
装置は、前記ストッパー部材が前記ロアーレールに形成
されたエンボスと、前記アッパーレールに形成されたエ
ンボスとからなり、前記エンボス同士の係合によりアッ
パーレールがリアモスト及びフロントモスト位置で停止
されるようになされていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシートスライド装
置を図面を参照して詳述する。図1乃至図4は本発明に
係るシートスライド装置を夫々示すもので、これらの図
において前述した図7と同一または相当する部分には同
一符号を付して説明する。
【0021】前記シートスライド装置1のロアーレール
2及びアッパーレール6は前述した図7に示す構成と同
一の構成を有するので、詳細説明はこれを省略するも、
図1乃至図4に示すシートライド装置1は駆動部として
のスクリューシャフト15が内蔵された実施の形態を示
すものであるが、スクリューシャフト15が外置きであ
っても本発明を適用することができるものである。
【0022】ロアーレール2は略上向きコ字状を呈する
本体部2aと、その両側部2b先端側から内方に屈折さ
れると共に下方に垂下される係止部3を有している。ア
ッパーレール6は、前記ロアーレール2に被冠して組付
けられるような略下向きコ字状を呈する本体部6aと、
その両側部6b先端側から外方に屈折されることにより
前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合わさ
れる被係止部7とを有している。
【0023】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
に長手方向に沿って上部縦壁部6cが一体に形成され、
この上部縦壁部6cにシートベルトのアンカー部材、シ
ートリフターのシャフト、及びリクライニング機構のベ
ース等が取付けられる。
【0024】前記アッパーレール6の上部縦壁部6c、
本体部6a及び被係止部7は一枚の板材を折り曲げて形
成することができる。尚、アッパーレール6は図示の形
状のものに限定されるものではなく、係止部3及び被係
止部7とは相互に逆構成とすることができる。
【0025】図3(a),(b)に示す如く、前記アッ
パーレール6がリアモスト及びフロントモスト位置でス
トッパー部材としての複数のエンボス29,39により
停止されるようになされている。前記ストッパー部材と
してのエンボス29は前記ロアーレール2の本体部2a
の内側に複数形成されている。またエンボス39はアッ
パーレール6の本体部6aの外側に、前記エンボス29
とローラ9aを介して係合する位置に夫々複数形成され
ている。
【0026】シートライド装置1のアッパーレール6が
モーター11及び減速ギアを有するギアボックス13を
介して回転駆動されるスクリューシャフト15と、この
スクリューシャフト15に螺合し相対的に回転駆動され
るナット部材17とにより前記ロアーレール2上で長手
方向に案内支持されている。
【0027】前記ギアボックス13の一端にモーターブ
ラケット31が固着され、このモーターブラケット31
は前記アッパーレール2側に突出する左右一対の支持片
31a,31aを有している。この左右一対の支持片3
1a,31aが下向きコ字状を呈するアッパーレール6
の上部縦壁部6c先端側に横方向から挿入されるピン3
3により軸支されている。尚、ピン33の先端にはEリ
ング35が取付けられる。従って、前記ギアボックス1
3がピン33により両持ち支持状態となっている。
【0028】前記アッパーレール6の前端部にダンパー
受部37が形成され、このダンパー受部37と前記ギア
ボックス13との間にダンパー41が挿入されている。
前記アッパーレール6の前端部のダンパー受部37は、
本実施の形態では、略下向きコ字状を呈する本体部6a
の両側部6bの先端側を内側に屈折して形成されている
が、本体部6aの先端側を屈折形成するものであれば何
れの方向から屈折するものであってもよい。
【0029】図5にはダンパー受部の異なる実施の形態
が示されており、この実施の形態では、ダンパー受部3
7が前記アッパーレール6の本体部6aの両側部6bの
先端側を内側に屈折して形成されたダンパー受部37a
と、上部縦壁部6cの先端側を外側に屈折して形成され
たダンパー受部37bとからなる。
【0030】前記ダンパー受部37と前記ギアボックス
13との間に挿入されるダンパー41は弾力性を有する
板材41aと硬質の板材41bを接合して形成されてい
るが、弾力性を有する板材41aのみから形成すること
もできる。
【0031】図4(a),(b)に拡大して示す如く、
前記アッパーレール6がリアモスト及びフロントモスト
位置でストッパー部材としての複数のエンボス29,3
9により停止されると、図4(a)に示す如く、前記ア
ッパーレール6がリアモスト位置の場合には、ギアボッ
クス13は反時計方向に回動し、この反時計方向の回動
をダンパー41及びダンパー受部37により受けること
ができる。
【0032】図4(b)に示す如く、前記アッパーレー
ル6がフロントモスト位置の場合には、ギアボックス1
3は時計方向に回動し、この時計方向の回動をダンパー
41及びダンパー受部37により受けることができる。
【0033】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れず、シートスライド装置1各部の形状、構造等を、必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レール2,6の形状や材質を始め、種々の
変形例が考えられよう。
【0034】
【発明の効果】以上が本発明に係わるシートスライド装
置の実施の形態の構成であるが、本発明の請求項1に記
載のシートスライド装置によれば、シート載置用床面上
に固定されるロアーレールと、該ロアーレール上で長手
方向に摺動自在に支持されると共に、シート本体側に取
付け固定されるアッパーレールとを有し、前記アッパー
レールがモーター及びギアボックスを介して回転駆動さ
れるスクリューシャフトと、該スクリューシャフトに螺
合し相対的に回転駆動されるナット部材とにより前記ロ
アーレールの長手方向に案内支持され、且つアッパーレ
ールがリアモスト及びフロントモスト位置でストッパー
部材により停止されるようになされたシートスライド装
置において、前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈
する本体部と、その両側部先端側に形成された係止部を
有し、前記アッパーレールは、前記ロアーレールに被冠
して組付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部
と、該本体部の上部に長手方向に沿って形成された上部
縦壁部と、前記本体部の両側部先端側に形成され前記ロ
アーレール側の係止部に当接可能に組合わされる被係止
部とを有し、前記ギアボックスにモーターブラケットが
固着され、該モーターブラケットが前記アッパーレール
の上部縦壁部の前端側にピン軸支され、前記アッパーレ
ールの前端部にダンパー受部が形成され、該ダンパー受
部と前記ギアボックスとの間にダンパーが挿入されてい
るので、ギアボックスを両持ち支持状態とすることがで
き、ギアボックスの回動をダンパーにより受けることが
でき、また前後方向の負荷荷重をギアボックスとアッパ
ーレールの本体部の前端部のダンパー受部で受けること
ができ、前後方向の強度を向上させることができる。
【0035】本発明の請求項2に記載のシートスライド
装置によれば、アッパーレールの前端部のダンパー受部
が略下向きコ字状を呈する本体部の両側部先端側を屈折
して形成されているので、リアモスト位置での衝撃を十
分に受けることができ、またダンパー受部を簡易に形成
することができる。
【0036】本発明の請求項3に記載のシートスライド
装置によれば、前記アッパーレールの前端部のダンパー
受部が略下向きコ字状を呈する本体部の上部に長手方向
に沿って形成された上部縦壁部の先端側を屈折して形成
されているので、フロントモスト位置での衝撃を十分に
受けることができる。
【0037】本発明の請求項4に記載のシートスライド
装置によれば、前記ダンパー受部と前記ギアボックスと
の間に挿入されるダンパーが弾力性を有する板材と硬質
の板材を接合して形成されているので、ギア部に無理な
負荷が加えられることがなく、またナット部材がストッ
パー部材に噛み込み、ロック状態となる虞れがなく、ギ
アボックスを小型化することができる。
【0038】本発明の請求項5に記載のシートスライド
装置によれば、前記ストッパー部材が前記ロアーレール
に形成されたエンボスと、前記アッパーレールに形成さ
れたエンボスとからなり、前記エンボス同士の係合によ
りアッパーレールがリアモスト及びフロントモスト位置
で停止されるようになされているので、ナット部材がス
トッパー部材に噛み込み、ロック状態となる虞れがな
く、ギアボックスを小型化することができ、スクリュー
シャフトにストッパー部材を設ける作業が不要で、部品
点数を減少することができる。
【0039】本発明のシートスライド装置によれば、シ
ートスライド装置のストッパー部材の構成を簡素化し、
ギアボックスとアッパーレールの固定部を簡素化し、ボ
ルトまたはカシメピン類の部品点数を減少させ、組付け
作業が容易で寸法精度を向上させることができ、モータ
ーに余分な負荷が加えられて異音を発生させる虞れがな
く、前後方向の強度及び摺動性に優れ、ガタ等を発生さ
せる虞れがなく、コスト的にも安価であるシートスライ
ド装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置の分解斜視
図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置の側面図。
【図3】本発明に係るシートスライド装置を示すもの
で、(a)はアッパーレールがリアモスト状態の側面
図、(b)はアッパーレールがフロントモスト状態の側
面図。
【図4】本発明に係るシートスライド装置を示すもの
で、(a)はアッパーレールがリアモスト状態の一部拡
大側面図、(b)はアッパーレールがフロントモスト状
態の一部拡大側面図。
【図5】本発明に係るシートスライド装置のアッパーレ
ールの前端部のダンパー受部の異なる実施の形態を示す
斜視図。
【図6】従来のシートスライド装置のスクリューシャフ
トのストッパー部材を示す斜視図。
【図7】従来のシートスライド装置の分解斜視図。
【図8】従来のシートスライド装置の概略構成を説明す
るための断面図。
【符号の説明】
1 シートスライド装置 2 ロアーレール 2a 本体部 2b 両側部 3 係止部 6 アッパーレール 6a 本体部 6b 両側部 6c 上部縦壁部 7 被係止部 9a ローラー 11 電動モーター 13 ギアボックス 15 スクリューシャフト 17 ナット部材 29 エンボス 31 モーターブラケット 31a 支持片 33 ピン 37 ダンパー受部 37a ダンパー受部 37b ダンパー受部 39 エンボス 41 ダンパー 41a 弾力性を有する板材 41b 硬質の板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−1167(JP,A) 特開 平3−169755(JP,A) 特開 平6−1169(JP,A) 実開 平4−58645(JP,U) 実開 平2−127545(JP,U) 実開 平7−22828(JP,U) 実開 平5−46543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート載置用床面上に固定されるロアー
    レールと、該ロアーレール上で長手方向に摺動自在に支
    持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッ
    パーレールとを有し、前記アッパーレールがモーター及
    びギアボックスを介して回転駆動されるスクリューシャ
    フトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回転駆
    動されるナット部材とにより前記ロアーレールの長手方
    向に案内支持され、且つアッパーレールがリアモスト及
    びフロントモスト位置でストッパー部材により停止され
    るようになされたシートスライド装置において、 前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体部
    と、その両側部先端側に形成された係止部を有し、 前記アッパーレールは、前記ロアーレールに被冠して組
    付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部と、該
    本体部の上部に長手方向に沿って形成された上部縦壁部
    と、前記本体部の両側部先端側に形成され前記ロアーレ
    ール側の係止部に当接可能に組合わされる被係止部とを
    有し、 前記ギアボックスにモーターブラケットが固着され、該
    モーターブラケットが前記アッパーレールの上部縦壁部
    の前端側にピン軸支され、前記アッパーレールの前端部
    にダンパー受部が形成され、該ダンパー受部と前記ギア
    ボックスとの間にダンパーが挿入されていることを特徴
    とするシートスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記アッパーレールの前端部のダンパー
    受部が略下向きコ字状を呈する本体部の両側部先端側を
    屈折して形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のシートスライド装置。
  3. 【請求項3】 前記アッパーレールの前端部のダンパー
    受部が略下向きコ字状を呈する本体部の上部に長手方向
    に沿って形成された上部縦壁部の先端側を屈折して形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のシートス
    ライド装置。
  4. 【請求項4】 前記ダンパー受部と前記ギアボックスと
    の間に挿入されるダンパーが弾力性を有する板材と硬質
    の板材を接合して形成されていることを特徴とする請求
    項1〜請求項3の何れかに記載のシートスライド装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパー部材が前記ロアーレール
    に形成されたエンボスと、前記アッパーレールに形成さ
    れたエンボスとからなり、前記エンボス同士の係合によ
    りアッパーレールがリアモスト及びフロントモスト位置
    で停止されるようになされていることを特徴とする請求
    項1〜請求項4の何れかに記載のシートスライド装置。
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