JPH09164865A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH09164865A
JPH09164865A JP34842995A JP34842995A JPH09164865A JP H09164865 A JPH09164865 A JP H09164865A JP 34842995 A JP34842995 A JP 34842995A JP 34842995 A JP34842995 A JP 34842995A JP H09164865 A JPH09164865 A JP H09164865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
lower rail
rail
upper rail
seat slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP34842995A
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English (en)
Inventor
Satoru Isomura
村 了 磯
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートスライド装置のギアボックスとアッパ
ーレールの固定部を簡素化し、ボルトまたはカシメピン
類の部品点数を減少させる。組付け作業が容易で寸法精
度を向上させる。モーターに余分な負荷が加えられるの
を防止する。 【構成】 アッパーレール6を本体部6aと、該本体部
6aの上部に長手方向に沿って形成された上部縦壁部6
cとから形成する。シートスライド装置1の駆動部であ
るギアボックス13にモーターブラケット31を固着す
る。モーターブラケット31のアッパーレール6側に突
出する左右一対の支持片31a,31aを下向きコ字状
を呈する本体部6aの両側部6bにピン33により軸支
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シート等に
おいてシート本体を前後方向に移動調整可能に支持する
ために用いて好適なシートスライド装置に関し、更に詳
細に説明すると、シート載置用床面上に固定されるロア
ーレールと、該ロアーレール上で長手方向に摺動自在に
支持されると共に、シート本体側に取付け固定されるア
ッパーレールとを有し、前記アッパーレールがモーター
及びギアボックスを介して回転駆動されるスクリューシ
ャフトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回転
駆動されるナット部材とにより前記ロアーレール上で長
手方向に案内支持されるシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用シートは、シートクッシ
ョン及びその後方で回動調整自在に立設されたシートバ
ック等からなるシート本体を備えてなり、且つこのシー
ト本体を構成するシートクッション等を車体床面上でシ
ートスライド装置を介して支持することにより、車体の
前後方向にスライド移動調整し得るように構成され、着
座者の体型や好み等に対処できるようになされている。
【0003】図5に示す如く、従来この種のシートスラ
イド装置1の左右一対のロアーレール2は、略上向きコ
字状を呈する本体部2aと、その両側部2b先端側から
内方に屈折されると共に下方に垂下される係止部3を有
している。ロアーレール2の前後端部が前後脚部4a、
4bを介して車体床面上に固着される。
【0004】シートスライド装置1の左右一対のアッパ
ーレール5は、前記ロアーレール2に被冠して組付けら
れるような略逆T字状に形成され、このアッパーレール
5の水平部5aの先端側から上方に屈折された両側部5
bにより被係止部7が形成されている。この被係止部7
が前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合わ
される。
【0005】また、従来のアッパーレール5の略逆T字
状の垂直部5cは2つの断面L字状の垂直部同士を対向
させた状態で溶接等により一体に固着されて形成されて
いる。アッパーレール5の略逆T字状の垂直部5cには
シートベルトのアンカー部材、シートリフターのシャフ
ト、及びリクライニング機構のベース等が取付けられ
る。前記ロアーレール2とアッパーレール5間にローラ
ー9aが挿入され、係止部3及び被係止部7間にボール
9bが挿入されている。
【0006】また図4に示す従来のシートスライド装置
1は、前述した上向きコ字状を呈する本体部2aを有す
るロアーレール2と、前記ロアーレール2に被冠して組
付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部6a
と、その両側部6b先端側から外方に屈折されることに
より前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合
わされる被係止部7とを有するアッパーレール6とから
形成されている。
【0007】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
に長手方向に沿って上部縦壁部6cが形成され、この上
部縦壁部6cにシートベルトのアンカー部材、シートリ
フターのシャフト、及びリクライニング機構のベースが
取付けられる。
【0008】また、アッパーレール6がパワーユニット
としてのモーター11、及び減速ギアを有するギアボッ
クス13を介して回転駆動されるスクリューシャフト1
5と、このスクリューシャフト15に螺合し相対的に回
転駆動されるナット部材17とにより前記ロアーレール
上で長手方向に案内支持される。
【0009】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
先端側にはモーターブラケット21の先端側21aが上
下方向から挿入される4本のカシメピン23により固着
され、モーターブラケット21の基端側21bが上下方
向から挿入される4本のボルト25によりギアボックス
13の上部に固着されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のシー
トスライド装置1では、モーター11及びギアボックス
13等のパワーユニットをアッパーレール6の本体部6
aの上部先端側に固着する際に、モーターブラケット2
1の先端側21aを溶着したり、複数のカシメピン23
を用いなければならず、またモーターブラケット21の
基端側21bが複数本のボルト25によりギアボックス
13の上部に固着しているため、ピン穴やボルト穴を複
数穿設しなければならず、組付け後の寸法精度を要し、
また部品点数が増大し組付け作業が煩雑となる欠点を有
していた。また寸法精度が得られない場合には、減速ギ
ア及びモーター11に無理な力が加えられギア鳴りや、
モーター11に余分な負荷が加えられて異音を発生させ
る虞れを有していた。
【0011】また、モーターブラケット21を複数のボ
ルト25またはカシメピン23により固着するピン軸支
構造では強度を要するため、ギアボックス13が大型化
されたり、軸支径を上げて対応しなければならず、重量
が増大し、コストアップとなる欠点を有していた。
【0012】本発明の目的は、シートスライド装置のギ
アボックスとアッパーレールの固定部を簡素化し、ボル
トまたはカシメピン類の部品点数を減少させ、組付け作
業が容易で寸法精度を向上させることができ、モーター
に余分な負荷が加えられて異音を発生させる虞れがな
く、前後方向の強度及び摺動性に優れ、ガタ等を発生さ
せる虞れがなく、コスト的にも安価であるシートスライ
ド装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載のシー
トスライド装置は、シート載置用床面上に固定されるロ
アーレールと、該ロアーレール上で長手方向に摺動自在
に支持されると共に、シート本体側に取付け固定される
アッパーレールとを有し、前記アッパーレールがモータ
ー及びギアボックスを介して回転駆動されるスクリュー
シャフトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回
転駆動されるナット部材とにより前記ロアーレール上で
長手方向に案内支持されるシートスライド装置におい
て、前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体
部と、その両側部先端側に形成された係止部を有し、前
記アッパーレールは、前記ロアーレールに被冠して組付
けられるような略下向きコ字状を呈する本体部と、該本
体部の上部に長手方向に沿って形成された上部縦壁部
と、前記本体部の両側部先端側に形成され前記ロアーレ
ール側の係止部に当接可能に組合わされる被係止部とを
有し、前記ギアボックスにモーターブラケットが固着さ
れ、該モーターブラケットは前記アッパーレール側に突
出する左右一対の支持片を有し、該モーターブラケット
の左右一対の支持片が下向きコ字状を呈する本体部の両
側部にピン軸支されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシートスライド装
置を図面を参照して詳述する。図1乃至図3は本発明に
係るシートスライド装置1を夫々示すもので、これらの
図において前述した図4と同一または相当する部分には
同一符号を付して説明する。
【0015】前記シートスライド装置1のロアーレール
2及びアッパーレール6は前述した図4に示す構成と同
一の構成を有するので、詳細説明はこれを省略するも、
図1乃至図3に示すシートライド装置1は駆動部として
のスクリューシャフト15が内蔵された実施の形態を示
すものである。
【0016】ロアーレール2は略上向きコ字状を呈する
本体部2aと、その両側部2b先端側から内方に屈折さ
れると共に下方に垂下される係止部3を有している。ア
ッパーレール6は、前記ロアーレール2に被冠して組付
けられるような略下向きコ字状を呈する本体部6aと、
その両側部6b先端側から外方に屈折されることにより
前記ロアーレール2側の係止部3に係合可能に組合わさ
れる被係止部7とを有している。
【0017】前記アッパーレール6の本体部6aの上部
に長手方向に沿って上部縦壁部6cが一体に形成され、
この上部縦壁部6cにシートベルトのアンカー部材、シ
ートリフターのシャフト、及びリクライニング機構のベ
ース等が取付けられる。
【0018】前記ロアーレール2とアッパーレール6と
の間にローラー9aが挿入され、ロアーレール2上でア
ッパーレール6を長手方向に摺動動作可能に案内支持さ
せている。
【0019】前記シートスライド装置1のアッパーレー
ル6の上部縦壁部6c、本体部6a及び被係止部7は一
枚の板材を折り曲げて形成することができる。尚、アッ
パーレール6は図示の形状のものに限定されるものでは
なく、係止部3及び被係止部7とは相互に逆構成とする
ことができる。
【0020】シートライド装置1のアッパーレール6が
モーター11及び減速ギアを有するギアボックス13を
介して回転駆動されるスクリューシャフト15と、この
スクリューシャフト15に螺合し相対的に回転駆動され
るナット部材17とにより前記ロアーレール2上で長手
方向に案内支持されている。
【0021】前記ギアボックス13の一端にモーターブ
ラケット31が固着され、このモーターブラケット31
は前記アッパーレール2側に突出する左右一対の支持片
31a,31aを有している。この左右一対の支持片3
1a,31aが下向きコ字状を呈するアッパーレール6
の本体部6aの両側部6b先端側に横方向から挿入され
るピン33により軸支されている。尚、ピン33の先端
にはEリング35が取付けられる。
【0022】前記ギアボックス13がピン33により両
持ち支持状態となり、ギアボックス13の回動を阻止す
ることができ、また前後方向の負荷荷重をギアボックス
13とアッパーレール6の本体部6aの前端面で受ける
ことができ、前後方向の強度を向上させることができ
る。
【0023】尚、本発明は上述した実施の形態に限定さ
れず、シートスライド装置1各部の形状、構造等を、必
要に応じて適宜変形、変更することは自由であり、前述
したような各レール2,6の形状や材質を始め、種々の
変形例が考えられよう。
【0024】
【発明の効果】以上が本発明に係わるシートスライド装
置の実施の形態の構成であるが、本発明の請求項1に記
載のシートスライド装置によれば、ギアボックスにモー
ターブラケットが固着され、該モーターブラケットは前
記アッパーレール側に突出する左右一対の支持片を有
し、該モーターブラケットの左右一対の支持片が下向き
コ字状を呈する本体部の両側部にピン軸支されているの
で、ギアボックスを両持ち支持状態とすることができ、
ギアボックスの回動を阻止することができ、また前後方
向の負荷荷重をギアボックスとアッパーレールの本体部
の前端面で受けることができ、前後方向の強度を向上さ
せることができる。
【0025】本発明のシートスライド装置によれば、シ
ートスライド装置のギアボックスとアッパーレールの固
定部を簡素化し、ボルトまたはカシメピン類の部品点数
を減少させ、組付け作業が容易で寸法精度を向上させる
ことができ、モーターに余分な負荷が加えられて異音を
発生させる虞れがなく、前後方向の強度及び摺動性に優
れ、ガタ等を発生させる虞れがなく、コスト的にも安価
であるシートスライド装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置の分解斜視
図。
【図2】本発明に係るシートスライド装置の側面図。
【図3】本発明に係るシートスライド装置の断面図。
【図4】従来のシートスライド装置の分解斜視図。
【図5】従来のシートスライド装置の概略構成を説明す
るための断面図。
【符号の説明】
1 シートスライド装置 2 ロアーレール 2a 本体部 2b 両側部 3 係止部 6 アッパーレール 6a 本体部 6b 両側部 6c 上部縦壁部 7 被係止部 9a ローラー 11 電動モーター 13 ギアボックス 15 スクリューシャフト 17 ナット部材 31 モーターブラケット 31a 支持片 33 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート載置用床面上に固定されるロアー
    レールと、該ロアーレール上で長手方向に摺動自在に支
    持されると共に、シート本体側に取付け固定されるアッ
    パーレールとを有し、前記アッパーレールがモーター及
    びギアボックスを介して回転駆動されるスクリューシャ
    フトと、該スクリューシャフトに螺合し相対的に回転駆
    動されるナット部材とにより前記ロアーレール上で長手
    方向に案内支持されるシートスライド装置において、 前記ロアーレールは、略上向きコ字状を呈する本体部
    と、その両側部先端側に形成された係止部を有し、 前記アッパーレールは、前記ロアーレールに被冠して組
    付けられるような略下向きコ字状を呈する本体部と、該
    本体部の上部に長手方向に沿って形成された上部縦壁部
    と、前記本体部の両側部先端側に形成され前記ロアーレ
    ール側の係止部に当接可能に組合わされる被係止部とを
    有し、 前記ギアボックスにモーターブラケットが固着され、該
    モーターブラケットは前記アッパーレール側に突出する
    左右一対の支持片を有し、該モーターブラケットの左右
    一対の支持片が下向きコ字状を呈する本体部の両側部に
    ピン軸支されていることを特徴とするシートスライド装
    置。
JP34842995A 1995-12-18 1995-12-18 シートスライド装置 Pending JPH09164865A (ja)

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JP34842995A JPH09164865A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 シートスライド装置

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JP (1) JPH09164865A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176460B1 (en) 1997-12-25 2001-01-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat sliding apparatus for a vehicle
JP2009096408A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Fuji Kiko Co Ltd 電動テレスコステアリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176460B1 (en) 1997-12-25 2001-01-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Seat sliding apparatus for a vehicle
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