JP3214769B2 - 自動車用ドアミラーのステーの水抜き構造 - Google Patents

自動車用ドアミラーのステーの水抜き構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドアミラーに
おけるステーの水抜き構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ドアミラーは、ミラー本
体のケーシングであるバイザーと、バイザーを回転可能
に保持するステーとから構成され、ステーは、一般に、
車体に固定するための金属製の取付板と、バイザーを回
転可能に支持する支点軸を有する金属製の支持基板と、
取付板及び支持基板のカバーであるステー本体とから構
成されている。ステー本体は、取付板を車体の外側から
覆う大略三角形の側壁と、支持基板を下から覆って取付
板に対してほぼ直角に保持する底壁とから構成され、側
壁及び底壁は、自動車のデザインに合わせて合成樹脂で
一体的に成形されている。
【0003】この構成では、底壁が支持基板を下から受
けるように形成されているので、その上に水が溜まるお
それがあるが、そうなると支持基板の支点軸上に構成さ
れるバイザー回転機構の構成部品が錆びるおそれがあ
る。そこで、水が溜まるのを避けるために、底壁には通
常は水抜き穴が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構成
では、水抜き穴を形成しても、最後には底壁上に水滴が
残ったり、底壁上に水が薄く張ったりして、水が十分に
抜けない場合があった。したがって、本発明の解決すべ
き技術的課題は、底壁上の水を水抜き穴に導いて、底壁
上に水が残りにくくすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するため、本発明に係る自動車のドアミラー用ステーの
水抜き構造は以下のように構成されている。すなわち、
この構造では、ステーの底壁を貫通する水抜き穴が形成
され、さらに、底壁上に、その水抜き穴に連通するとと
もに水抜き穴に向かって幅の狭くなる溝が形成されてい
る。
【0006】
【作用・効果】上記構成においては、底壁上に水が溜ま
ると、その水は溝を通って水抜き穴に流れ込み、さらに
水抜き穴から外へ流れ出ることになる。この場合、溝の
中の水は、表面張力(毛細管現象)により溝の中を自然に
幅の狭い方へ移動して、水抜き穴の中へ入っていく。ま
た、溝以外の部分に残った水滴も、自動車の振動などで
溝の中へ落ちれば水抜き穴の方へ導かれていく。したが
って、底壁上には水が残りにくくなる。
【0007】
【実施例】以下に、図1及び図2に示した本発明の一実
施例に係る自動車用ドアミラーのステーの水抜き構造に
ついて詳細に説明する。図1は、この水抜き構造が適用
されたステー本体の斜視図、図2は図1のII−II線断面
図である。
【0008】図示するように、このステー本体1は、車
体に固定するための金属製の取付板(不図示)を外側から
覆う三角形の側壁2と、バイザーを回転可能に支持する
支点軸を有する金属製の支持基板(不図示)を下から覆っ
て取付板に対してほぼ直角に保持する底壁3とが一体的
に成形されたものである。底壁3には、支持基板をボル
トで取り付けるためのねじ穴が形成されたボス4が形成
されている。
【0009】このステー本体1の底壁3には、水抜き穴
5が形成されている。また、底壁3の表面上には、水抜
き穴5と連通する三本の溝6が形成されている。各溝6
は、水抜き穴5に向かって幅が細くなる形状になってい
て、底壁3の上に残った水滴が水抜き穴5の中に流れや
すくなっている。
【0010】本実施例では、底壁3上に溜まった水が水
抜き穴5から抜けていくとき、水は溝6を通って水抜き
穴5に入って行く。この場合、水は溝6の中を、表面張
力(毛細管現象)により幅の広い方から狭い方へ自然に移
動することになる。したがって、溝6を形成しない場合
よりも、底壁3上の水が水抜き穴5の中へに流れ込みや
すくなる。このため、底壁3上には水が残りにくくなる
から、支持基板の支点軸上で構成されるバイザー回転機
構の構成部品が錆びるなどの問題が生じるのを防止でき
る。
【0011】また、底壁3上における溝6の形成されて
いない部分に残った水滴も、自動車の振動などで溝6の
中に落ちると水抜き穴5の方へ移動していくので、全体
として水切れが良くなる。なお、本実施例では溝6を三
本形成しているが、溝6の本数は必要に応じて適宜定め
ればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る水抜き構造を適用し
たステー本体の斜視図である。
【図2】 図1のステー本体のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 ステー本体 2 側壁 3 底壁 4 ボス 5 水抜き穴 6 溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアミラーのステー(1)の水抜
    き構造であって、 上記ステー(1)の底壁(3)に該底壁(3)を貫通する水抜き
    穴(5)が形成され、該底壁(3)上に、該水抜き穴(5)に連
    通するとともに該水抜き穴(5)に向かって幅の狭くなる
    溝(6)が形成されたことを特徴とする自動車用ドアミラ
    ーのステーの水抜き構造。
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