JP3214581B2 - テスト回路 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテスト回路に関し、特に
ディジタル処理装置のテスト回路に関する。
ディジタル処理装置のテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル処理装置のテスト回路
は、一例として図3のブロック図に示されるように、m
組の出力端子59−1、59−2、………、59−m、
m組の出力端子60−1、60−2、………、60−
m、………、m組の出力端子61−1、61−2、……
…、61−m、テスト端子63、制御端子64および内
部ブロック回路間を接続するデータ・バス204に対応
して、デコーダ31と、n個の内部ブロック回路32−
1、32−2、………、32−nと、インタフェ−ス・
ブロック回路36とを備えて構成される。なお、上記の
m組の出力端子は、それぞれn個の内部ブロック回路に
対応してn組備えられているが、図3においては、上述
のように、出力端子59−1〜59−m、出力端子60
−1〜60−m、および出力端子61−1〜61−mが
記載されているのみであり、他の出力端子は全て省略さ
れている。このことは、内部ブロック回路についても同
様である。
は、一例として図3のブロック図に示されるように、m
組の出力端子59−1、59−2、………、59−m、
m組の出力端子60−1、60−2、………、60−
m、………、m組の出力端子61−1、61−2、……
…、61−m、テスト端子63、制御端子64および内
部ブロック回路間を接続するデータ・バス204に対応
して、デコーダ31と、n個の内部ブロック回路32−
1、32−2、………、32−nと、インタフェ−ス・
ブロック回路36とを備えて構成される。なお、上記の
m組の出力端子は、それぞれn個の内部ブロック回路に
対応してn組備えられているが、図3においては、上述
のように、出力端子59−1〜59−m、出力端子60
−1〜60−m、および出力端子61−1〜61−mが
記載されているのみであり、他の出力端子は全て省略さ
れている。このことは、内部ブロック回路についても同
様である。
【0003】図3において、デコーダ31により選択さ
れた内部ブロック回路に入力されたデータは、それぞれ
対応する内部ブロック回路32−1〜32−nに入力さ
れ、これらの内部ブロック回路においてそれぞれ処理さ
れ、または格納される。通常動作モード時においては、
これらの内部ブロック回路より出力されるデータは、そ
れぞれ出力端子59−1〜59−m、出力端子60−1
〜60−m、および出力端子61−1〜61−mを介し
て外部に出力される。また、テスト・モード時において
は、デコーダ31により選択された内部ブロック回路よ
り出力されるデータは、データ・バス204を経由して
一旦インタフェ−ス・ブロック回路36内のレジスタに
格納され、外部から制御端子64よりインタフェ−ス・
ブロック回路36に入力される制御信号103により制
御されて、当該データはテスト端子63よりシリアル・
データ信号として外部に出力され、テストが行われる。
れた内部ブロック回路に入力されたデータは、それぞれ
対応する内部ブロック回路32−1〜32−nに入力さ
れ、これらの内部ブロック回路においてそれぞれ処理さ
れ、または格納される。通常動作モード時においては、
これらの内部ブロック回路より出力されるデータは、そ
れぞれ出力端子59−1〜59−m、出力端子60−1
〜60−m、および出力端子61−1〜61−mを介し
て外部に出力される。また、テスト・モード時において
は、デコーダ31により選択された内部ブロック回路よ
り出力されるデータは、データ・バス204を経由して
一旦インタフェ−ス・ブロック回路36内のレジスタに
格納され、外部から制御端子64よりインタフェ−ス・
ブロック回路36に入力される制御信号103により制
御されて、当該データはテスト端子63よりシリアル・
データ信号として外部に出力され、テストが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のディジ
タル処理装置のテスト回路においては、テスト・モード
時には、制御信号103を介して、テストの対象となる
データがインタフェ−ス・ブロック回路36よりシリア
ル・データ信号として出力されるために、データ出力の
測定パターンも、1回の内部ブロック回路の状態値の読
出しだけについても、データ・バス204のビット数だ
け必要となり、テストに長時間を要するという欠点があ
る。
タル処理装置のテスト回路においては、テスト・モード
時には、制御信号103を介して、テストの対象となる
データがインタフェ−ス・ブロック回路36よりシリア
ル・データ信号として出力されるために、データ出力の
測定パターンも、1回の内部ブロック回路の状態値の読
出しだけについても、データ・バス204のビット数だ
け必要となり、テストに長時間を要するという欠点があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテスト回路は、
複数の内部ブロック回路を有するテスト対象のディジタ
ル信号処理装置に含まれ、前記内部ブロック回路を選択
するデコーダと、前記内部ブロック回路間を接続し前記
ディジタル信号処理装置がテスト・モードのとき前記内
部ブロック回路からテスト時データがパラレル出力され
るデータ・バスと、前記内部ブロック回路ごとに備えら
れ前記ディジタル信号処理装置が通常動作モードのとき
前記内部ブロック回路から通常時データがパラレル出力
される出力端子と、前記ディジタル信号処理装置がテス
ト・モードのときモード切替信号により切替えられ前記
デコーダにより選択された前記内部ブロック回路から前
記データ・バスに出力される前記テスト時データを前記
内部ブロック回路のうちの1つの前記出力端子に出力す
る切替回路と、前記モード切替信号を与えるモード切替
端子とを備え、前記データ・バスを複数の部分データ・
バスに分離するスイッチ手段と、前記部分データ・バス
ごとに設けられた前記切替回路とを備えることを特徴と
している。
複数の内部ブロック回路を有するテスト対象のディジタ
ル信号処理装置に含まれ、前記内部ブロック回路を選択
するデコーダと、前記内部ブロック回路間を接続し前記
ディジタル信号処理装置がテスト・モードのとき前記内
部ブロック回路からテスト時データがパラレル出力され
るデータ・バスと、前記内部ブロック回路ごとに備えら
れ前記ディジタル信号処理装置が通常動作モードのとき
前記内部ブロック回路から通常時データがパラレル出力
される出力端子と、前記ディジタル信号処理装置がテス
ト・モードのときモード切替信号により切替えられ前記
デコーダにより選択された前記内部ブロック回路から前
記データ・バスに出力される前記テスト時データを前記
内部ブロック回路のうちの1つの前記出力端子に出力す
る切替回路と、前記モード切替信号を与えるモード切替
端子とを備え、前記データ・バスを複数の部分データ・
バスに分離するスイッチ手段と、前記部分データ・バス
ごとに設けられた前記切替回路とを備えることを特徴と
している。
【0006】
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、モー
ド切替端子51、m組の出力端子52−1、52−2、
………、52−m、m組の出力端子53−1、53−
2、………、53−m、m組の出力端子54−1、54
−2、………、54−m、および内部ブロック回路間を
接続するデータ・バス201に対応して、デコーダ11
と、n個の内部ブロック回路12−1、12−2、……
…、12−nと、内部ブロック回路12−1に対応し
て、モード切替端子51より入力されるモード切替信号
101により信号を切替えるm個の切替回路13−1、
13−2、………、13−mとを備えて構成される。な
お従来例の場合と同様に、上記のm組の出力端子は、そ
れぞれn個の内部ブロック回路に対応してn組備えられ
ているが、図1においては、上述のように、出力端子5
2−1〜52−m、出力端子53−1〜53−m、およ
び出力端子54−1〜54−mが記載されているのみで
あり、他の出力端子は全て省略されている。このこと
は、内部ブロック回路および切替回路についても同様で
ある。
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、モー
ド切替端子51、m組の出力端子52−1、52−2、
………、52−m、m組の出力端子53−1、53−
2、………、53−m、m組の出力端子54−1、54
−2、………、54−m、および内部ブロック回路間を
接続するデータ・バス201に対応して、デコーダ11
と、n個の内部ブロック回路12−1、12−2、……
…、12−nと、内部ブロック回路12−1に対応し
て、モード切替端子51より入力されるモード切替信号
101により信号を切替えるm個の切替回路13−1、
13−2、………、13−mとを備えて構成される。な
お従来例の場合と同様に、上記のm組の出力端子は、そ
れぞれn個の内部ブロック回路に対応してn組備えられ
ているが、図1においては、上述のように、出力端子5
2−1〜52−m、出力端子53−1〜53−m、およ
び出力端子54−1〜54−mが記載されているのみで
あり、他の出力端子は全て省略されている。このこと
は、内部ブロック回路および切替回路についても同様で
ある。
【0009】図1において、デコーダ11により選択さ
れた内部ブロック回路に入力されたデータは、それぞれ
対応する内部ブロック回路12−1〜12−nに入力さ
れ、これらの内部ブロック回路においてそれぞれ処理さ
れ、または格納される。ディジタル信号処理装置におけ
る通常動作モード時においては、モード切替端子51よ
り入力されるモード切替信号101を受けて、切替回路
13−1、13−2、………13−mにおいては、これ
らの切替回路の入力側は内部ブロック回路12−1の側
に「接」となる。デコーダ11により内部ブロック回路
12−1が選択される場合には、当該内部ブロック回路
12−1より出力されるデータが、これらの切替回路1
3−1、13−2、………、13−mを経由して、それ
ぞれ出力端子52−1、52−2、………、52−mよ
り出力されるように回路接続が形成される。従って、通
常動作モード時においては、デコーダ11により選択さ
れた内部ブロック回路より出力されるデータは、それぞ
れ対応する出力端子52−1〜52−m、出力端子53
−1〜53−m、および出力端子54−1〜54−mを
介して外部に出力される。
れた内部ブロック回路に入力されたデータは、それぞれ
対応する内部ブロック回路12−1〜12−nに入力さ
れ、これらの内部ブロック回路においてそれぞれ処理さ
れ、または格納される。ディジタル信号処理装置におけ
る通常動作モード時においては、モード切替端子51よ
り入力されるモード切替信号101を受けて、切替回路
13−1、13−2、………13−mにおいては、これ
らの切替回路の入力側は内部ブロック回路12−1の側
に「接」となる。デコーダ11により内部ブロック回路
12−1が選択される場合には、当該内部ブロック回路
12−1より出力されるデータが、これらの切替回路1
3−1、13−2、………、13−mを経由して、それ
ぞれ出力端子52−1、52−2、………、52−mよ
り出力されるように回路接続が形成される。従って、通
常動作モード時においては、デコーダ11により選択さ
れた内部ブロック回路より出力されるデータは、それぞ
れ対応する出力端子52−1〜52−m、出力端子53
−1〜53−m、および出力端子54−1〜54−mを
介して外部に出力される。
【0010】また、ディジタル信号処理装置のテスト・
モード時においては、モード切替端子51より入力され
るモード切替信号101を受けて、切替回路13−1、
13−2、………、13−mにおいては、これらの切替
回路の入力側はデータ・バス201の側に「接」とな
り、データ・バス201のデータが、これらの切替回路
13−1、13−2、………、13−mを介して、それ
ぞれ出力端子52−1、52−2、………、52−mよ
り出力されるような回路接続が形成される。従って、こ
の場合においては、デコーダ11により選択された内部
ブロック回路の状態値に対応するデータは、データ・バ
ス201を介して切替回路13−1、13−2、……
…、13−mを経由し、それぞれ出力端子52−1〜5
2−mより外部に出力されてテストされる。即ち、本実
施例においては、内部ブロック回路12−1の出力端子
が、テスト・モード時におけるテスト端子として兼用さ
れる。しかも、これらの状態値に対応するデータは、当
該データ・バス201を介してパラレル・デ−タ信号と
して出力されるために、外部におけるテストに要する時
間が短縮される。例えば、データ・バス201が24ビ
ットに対応し得る場合には、従来例においては24パタ
ーンが必要であったにもかかわらず、本実施例において
は1パターンのみにて十分であり、これにより、テスト
時間も1/24に短縮される。
モード時においては、モード切替端子51より入力され
るモード切替信号101を受けて、切替回路13−1、
13−2、………、13−mにおいては、これらの切替
回路の入力側はデータ・バス201の側に「接」とな
り、データ・バス201のデータが、これらの切替回路
13−1、13−2、………、13−mを介して、それ
ぞれ出力端子52−1、52−2、………、52−mよ
り出力されるような回路接続が形成される。従って、こ
の場合においては、デコーダ11により選択された内部
ブロック回路の状態値に対応するデータは、データ・バ
ス201を介して切替回路13−1、13−2、……
…、13−mを経由し、それぞれ出力端子52−1〜5
2−mより外部に出力されてテストされる。即ち、本実
施例においては、内部ブロック回路12−1の出力端子
が、テスト・モード時におけるテスト端子として兼用さ
れる。しかも、これらの状態値に対応するデータは、当
該データ・バス201を介してパラレル・デ−タ信号と
して出力されるために、外部におけるテストに要する時
間が短縮される。例えば、データ・バス201が24ビ
ットに対応し得る場合には、従来例においては24パタ
ーンが必要であったにもかかわらず、本実施例において
は1パターンのみにて十分であり、これにより、テスト
時間も1/24に短縮される。
【0011】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は本実施例を示すブロック図である。図2に
示されるように、本実施例は、モード切替端子55、m
組の出力端子56−1、56−2、………、56−m、
m組の出力端子57−1、57−2、………、57−
m、m組の出力端子58−1、58−2、………、58
−m、および内部ブロック回路間を接続するデータ・バ
ス202および203に対応して、デコーダ21と、n
個の内部ブロック回路22−1、22−2、………、2
2−nと、それぞれ内部ブロック回路22−1および内
部ブロック回路22−2に対応して、モード切替端子5
5より入力されるモード切替信号102により信号を切
替え選択するm個の切替回路23−1、23−2、……
…、23−mおよびm個の切替回路25−1、25−
2、………、25−mと、スイッチ24とを備えて構成
される。なお前述の第1の実施例の場合と同様に、上記
のm組の出力端子は、それぞれn個の内部ブロック回路
に対応してn組備えられているが、図2においては、上
述のように、出力端子56−1〜56−m、出力端子5
7−1〜57−m、および出力端子58−1〜58−m
が記載されているのみであり、他の出力端子は全て省略
されている。このことは、内部ブロック回路および切替
回路についても同様である。
する。図2は本実施例を示すブロック図である。図2に
示されるように、本実施例は、モード切替端子55、m
組の出力端子56−1、56−2、………、56−m、
m組の出力端子57−1、57−2、………、57−
m、m組の出力端子58−1、58−2、………、58
−m、および内部ブロック回路間を接続するデータ・バ
ス202および203に対応して、デコーダ21と、n
個の内部ブロック回路22−1、22−2、………、2
2−nと、それぞれ内部ブロック回路22−1および内
部ブロック回路22−2に対応して、モード切替端子5
5より入力されるモード切替信号102により信号を切
替え選択するm個の切替回路23−1、23−2、……
…、23−mおよびm個の切替回路25−1、25−
2、………、25−mと、スイッチ24とを備えて構成
される。なお前述の第1の実施例の場合と同様に、上記
のm組の出力端子は、それぞれn個の内部ブロック回路
に対応してn組備えられているが、図2においては、上
述のように、出力端子56−1〜56−m、出力端子5
7−1〜57−m、および出力端子58−1〜58−m
が記載されているのみであり、他の出力端子は全て省略
されている。このことは、内部ブロック回路および切替
回路についても同様である。
【0012】図2より明らかなように、本実施例におい
ては、データ・バスは、スイッチ24により部分データ
・バス202および203に分割されており、これによ
り、切替回路も、それぞれの部分データ・バス202お
よび203に対応して、m個の切替回路23−1、23
−2、………、23−mおよびm個の切替回路25−
1、25−2、………、25−mに区分されて、それぞ
れ内部ブロック回路22−1および22−2に対応して
配置されている。このスイッチ24の切替操作により、
データ・バス202とデータ・バス203とを分離する
ことができ、これにより、第1の実施例の場合と同様な
動作作用により、テスト・モード時においては、モード
切替端子55より入力されるモード切替信号102を受
けて、切替回路23−1、23−2、………23−mに
おいては、これらの切替回路の入力側はデータ・バス2
02の側に「接」となり、データ・バス202のデータ
が、これらの切替回路23−1、23−2、………、2
3−mを介して、それぞれ出力端子56−1、56−
2、………、56−mより出力されるような回路接続が
形成され、同様に、モード切替信号102を受けて、切
替回路25−1、25−2、………25−mにおいて
は、これらの切替回路の入力側はデータ・バス203の
側に「接」となり、データ・バス203のデータが、こ
れらの切替回路25−1、25−2、………、25−m
を介して、それぞれ出力端子57−1、57−2、……
…、57−mより出力されるような回路接続が形成され
る。従って、この場合においては、デコーダ21により
選択された内部ブロック回路22−1のデータは、デー
タ・バス202を介して切替回路23−1、23−2、
………、23−mを経由して、出力端子56−1〜56
−mより外部に出力されてテストされるとともに、同時
に、デコーダ21により選択された内部ブロック回路2
2−2〜22−nの内の内部ブロック回路のデータが、
データ・バス203を介して切替回路25−1、25−
2、………、25−mを経由して、出力端子57−1〜
57−mより外部に出力されてテストされる。従って、
テスト・モード時においては、スイッチ24を設けるこ
とにより、少なくとも二つの内部ブロック回路における
状態値が、データ・バス202および203を介して外
部に出力されて、同時にテストすることが可能となる。
即ち、この場合においては、内部ブロック回路22−1
および22−2の出力端子が、テスト・モード時におけ
るテスト端子として兼用される。これらの内部ブロック
回路の状態値に対応するデータは、当該データ・バス2
02および203を介して、それぞれパラレル・デ−タ
信号として同時出力されるために、外部におけるテスト
に要する時間は、前述の第1の実施例の場合よりも更に
短縮される。このように、スイッチ24と同様の作用を
するスイッチを、データ・バス上に複数個設けることに
より、各内部ブロック回路に対応する出力端子を、全て
テスト端子として兼用することも可能であり、これによ
り、各内部ブロック回路の状態値に対応するデータのテ
ストを同時に行うことも可能となり、テストに要する時
間は更に短縮される。
ては、データ・バスは、スイッチ24により部分データ
・バス202および203に分割されており、これによ
り、切替回路も、それぞれの部分データ・バス202お
よび203に対応して、m個の切替回路23−1、23
−2、………、23−mおよびm個の切替回路25−
1、25−2、………、25−mに区分されて、それぞ
れ内部ブロック回路22−1および22−2に対応して
配置されている。このスイッチ24の切替操作により、
データ・バス202とデータ・バス203とを分離する
ことができ、これにより、第1の実施例の場合と同様な
動作作用により、テスト・モード時においては、モード
切替端子55より入力されるモード切替信号102を受
けて、切替回路23−1、23−2、………23−mに
おいては、これらの切替回路の入力側はデータ・バス2
02の側に「接」となり、データ・バス202のデータ
が、これらの切替回路23−1、23−2、………、2
3−mを介して、それぞれ出力端子56−1、56−
2、………、56−mより出力されるような回路接続が
形成され、同様に、モード切替信号102を受けて、切
替回路25−1、25−2、………25−mにおいて
は、これらの切替回路の入力側はデータ・バス203の
側に「接」となり、データ・バス203のデータが、こ
れらの切替回路25−1、25−2、………、25−m
を介して、それぞれ出力端子57−1、57−2、……
…、57−mより出力されるような回路接続が形成され
る。従って、この場合においては、デコーダ21により
選択された内部ブロック回路22−1のデータは、デー
タ・バス202を介して切替回路23−1、23−2、
………、23−mを経由して、出力端子56−1〜56
−mより外部に出力されてテストされるとともに、同時
に、デコーダ21により選択された内部ブロック回路2
2−2〜22−nの内の内部ブロック回路のデータが、
データ・バス203を介して切替回路25−1、25−
2、………、25−mを経由して、出力端子57−1〜
57−mより外部に出力されてテストされる。従って、
テスト・モード時においては、スイッチ24を設けるこ
とにより、少なくとも二つの内部ブロック回路における
状態値が、データ・バス202および203を介して外
部に出力されて、同時にテストすることが可能となる。
即ち、この場合においては、内部ブロック回路22−1
および22−2の出力端子が、テスト・モード時におけ
るテスト端子として兼用される。これらの内部ブロック
回路の状態値に対応するデータは、当該データ・バス2
02および203を介して、それぞれパラレル・デ−タ
信号として同時出力されるために、外部におけるテスト
に要する時間は、前述の第1の実施例の場合よりも更に
短縮される。このように、スイッチ24と同様の作用を
するスイッチを、データ・バス上に複数個設けることに
より、各内部ブロック回路に対応する出力端子を、全て
テスト端子として兼用することも可能であり、これによ
り、各内部ブロック回路の状態値に対応するデータのテ
ストを同時に行うことも可能となり、テストに要する時
間は更に短縮される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
内部ブロック回路の状態値に対応するデータを外部に出
力する経路として、データ・バスを介して出力される経
路と直接出力される経路とに区分し、これらの両経路に
対応するデータを入力して選択し切替えて出力する切替
回路を備えることにより、テスト・モード時において、
前記内部ブロック回路の状態値に対応するデータをパラ
レル・データ信号として出力することが可能となり、テ
スト時間を短縮することができるという効果がある。
内部ブロック回路の状態値に対応するデータを外部に出
力する経路として、データ・バスを介して出力される経
路と直接出力される経路とに区分し、これらの両経路に
対応するデータを入力して選択し切替えて出力する切替
回路を備えることにより、テスト・モード時において、
前記内部ブロック回路の状態値に対応するデータをパラ
レル・データ信号として出力することが可能となり、テ
スト時間を短縮することができるという効果がある。
【0014】また、前記データ・バス上に、テスト・モ
ード時において、当該データ・バスを相互に分離するス
イッチを設けることにより、複数の内部ブロック回路の
状態値を同時にテストすることができ、より一層テスト
時間を短縮することができるという効果がある。
ード時において、当該データ・バスを相互に分離するス
イッチを設けることにより、複数の内部ブロック回路の
状態値を同時にテストすることができ、より一層テスト
時間を短縮することができるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】従来例を示すブロック図である。
11、21、31 デコーダ 12−1〜12−n、22−1〜22−n、32−1〜
32−n 内部ブロック回路 13−1〜13−m、23−1〜23−m、25−1〜
25−m 切替回路 24 スイッチ 36 インタフェ−ス・ブロック回路
32−n 内部ブロック回路 13−1〜13−m、23−1〜23−m、25−1〜
25−m 切替回路 24 スイッチ 36 インタフェ−ス・ブロック回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の内部ブロック回路を有するテスト
対象のディジタル信号処理装置に含まれ、前記内部ブロ
ック回路を選択するデコーダと、前記内部ブロック回路
間を接続し前記ディジタル信号処理装置がテスト・モー
ドのとき前記内部ブロック回路からテスト時データがパ
ラレル出力されるデータ・バスと、前記内部ブロック回
路ごとに備えられ前記ディジタル信号処理装置が通常動
作モードのとき前記内部ブロック回路から通常時データ
がパラレル出力される出力端子と、前記ディジタル信号
処理装置がテスト・モードのときモード切替信号により
切替えられ前記デコーダにより選択された前記内部ブロ
ック回路から前記データ・バスに出力される前記テスト
時データを前記内部ブロック回路のうちの1つの前記出
力端子に出力する切替回路と、前記モード切替信号を与
えるモード切替端子とを備え、前記データ・バスを複数
の部分データ・バスに分離するスイッチ手段と、前記部
分データ・バスごとに設けられた前記切替回路とを備え
ることを特徴とするテスト回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10785493A JP3214581B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | テスト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10785493A JP3214581B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | テスト回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317633A JPH06317633A (ja) | 1994-11-15 |
JP3214581B2 true JP3214581B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=14469751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10785493A Expired - Fee Related JP3214581B2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | テスト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214581B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100474992B1 (ko) * | 1997-08-06 | 2005-05-20 | 삼성전자주식회사 | 집적회로의폴트검출장치및방법 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10785493A patent/JP3214581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06317633A (ja) | 1994-11-15 |
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