JP3213696B2 - 買上商品登録装置及びこの登録装置を用いた買上商品決済システム - Google Patents

買上商品登録装置及びこの登録装置を用いた買上商品決済システム

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JP3213696B2
JP3213696B2 JP32018496A JP32018496A JP3213696B2 JP 3213696 B2 JP3213696 B2 JP 3213696B2 JP 32018496 A JP32018496 A JP 32018496A JP 32018496 A JP32018496 A JP 32018496A JP 3213696 B2 JP3213696 B2 JP 3213696B2
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光生 久保
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト,コンビニエンスストア等の販売店において、売場に
陳列されている商品を客が買い求めている間にその買上
商品を決済装置に自動登録するようにして決済業務の省
力化を図った買上商品登録装置及びこの登録装置を用い
た買上商品決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の買上商品決済システムと
しては、スキャナとこのスキャナで読取ったデータを固
有のカート番号とともに無線により発信する発信機とを
備えたカートと、このカートから発信されるデータを受
信する機能を有するとともにカート番号の入力により該
当カートのスキャナでデータが読取られた客買上商品の
決済処理を行う決済装置とから構成したものがある(特
開平2−309494号公報等参照)。
【0003】このようなシステムを導入した販売店にお
いては、客はカートを使用して買物を行う。そして、売
場にて商品を買い求める毎にその商品に付されたバーコ
ードをカートに備えられたスキャナで読取り操作する。
そうすることにより、この商品固有のコード,数量など
の買上商品データがカート番号とともに決済装置に無線
送信され、決済装置にて貯えられる。その後、客が決済
のために会計場所まで行くと、会計担当の店員がその客
が使用したカートのカート番号を決済装置に入力する。
そうすると、同一カート番号とともに貯えられた買上商
品データが読出され、そのデータに基づいて客買上商品
の決済処理が行われていた。
【0004】また、各商品に該当する商品情報を記憶し
た非接触カードを付すとともに、カートに収容された商
品に付された非接触カードから商品情報を一括して読取
り、その読取った商品情報に基づいて決済処理を行うよ
うにして、決済業務の省力化を図った買上商品決済シス
テムも知られている(特開平5−158957号公報等
参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カート
にスキャナを設けそのスキャナで読取った商品のデータ
をカート番号とともに決済装置に無線伝送する従来方式
においては、バーコードの読取り操作を客自身が行なわ
なければならず客の負担になっていた上、例えばバーコ
ードを読取り操作した商品と別の商品をカートに入れる
ような不正を防止できないという問題があった。なお、
前記特開平2−309494号公報記載の発明は、カー
トに重量計を設けてカート内に収容された商品の総重量
を測定するとともにその総重量データを決済装置に送信
する。そして、決済の際に重量計での実測重量とカート
から受信した最終の総重量データとを照合することによ
って上記不正を防止しようとしたものであるが、ほぼ重
量が等しい商品を入替えた場合に不正の発見が困難であ
った。
【0006】一方、各商品に非接触カードを付し、決済
の際にカート内の商品に付された非接触カードに記録さ
れた商品情報を一括読取りする従来方式においては、カ
ート内で商品が積み重ねられたり、電波を通し難い商品
(例えば缶飲料,液体のペットボトル等)が含まれた場
合に全ての商品の非接触カードの情報を読取れない場合
があり、信頼性に問題があった。
【0007】そこで本発明は、客の負担になることなく
売場に陳列されている商品を客が買い求めている間にそ
の買上商品のデータを決済装置に確実に自動登録するこ
とができる買上商品登録装置及びこの登録装置を用いた
買上商品決済システムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、各商品を商品
別に区分して陳列する商品陳列部の各商品収納エリア毎
にそれぞれその収納エリア内に陳列された商品の総重量
を測定可能に設けた複数の計量器と、各計量器の重量測
定値を取込みその重量測定値の変化に基づいて客買上商
品のデータを決済装置に登録する制御部とからなる買上
商品登録装置であって、請求項1対応の発明は、上記制
御部に、各計量器を識別する計量器識別データに対応し
てその計量器で測定する商品の固有コード及び該商品1
個当たりの単位重量を記憶管理する情報ファイル手段、
商品陳列部に陳列された商品を買い求める客の識別デー
タを入力する入力手段、この入力手段により客識別デー
タが入力されたことに応じて各計量器の重量測定値を監
視しいずれか1つの計量器の重量測定データが変化した
ことを検知するとその変化量を算出する重量変化量算出
手段、この算出手段により算出した重量変化量と情報フ
ァイル手段により重量測定データが変化した計量器の識
別データに対応して記憶管理された商品単位重量とから
商品収納エリアに取出した商品または商品収納エリアに
戻した商品の1個当たりの重量である実単位重量を算出
しこの実単位重量と上記商品単位重量とを比較する比較
手段、この比較手段により実単位重量と商品単位重量と
の差が予め設定した許容値を超えるとき警報を発する警
報手段、比較手段により実単位重量と商品単位重量との
差が予め設定した許容値以下のとき、算出手段により算
出した重量変化量が減少方向への変化量であるときには
その変化量と情報ファイル手段により重量測定データが
変化した計量器の識別データに対応して記憶管理された
データとから客が買い求めた商品の固有コードと数量と
を取得する買上商品データ取得手段、比較手段により実
単位重量と商品単位重量との差が予め設定した許容値以
下のとき、算出手段により算出した重量変化量が増加方
向への変化量であるときにはその変化量と情報ファイル
手段により重量測定データが変化した計量器の識別デー
タに対応して記憶管理されたデータとから客が商品陳列
部に戻した商品の固有コードと数量とを取得する戻し商
品データ取得手段、買上商品データ取得手段により得た
商品固有コードと数量及び戻し商品データ取得手段によ
り得た商品固有コードと数量を入力手段により入力され
た客識別データとともに決済装置に与えるデータ移動手
段を設けたものである。
【0009】
【0010】請求項2対応の発明は、上記制御部に、情
報ファイル手段,入力手段,重量変化量算出手段,比較
手段,警報手段,買上商品データ取得手段及び戻し商品
データ取得手段に加えて、買上商品データ取得手段によ
り得た商品固有コードと数量を入力手段により入力され
た客識別データとともに記憶する買上商品データ記憶
部、戻し商品データ取得手段により得た商品固有コード
で買上商品データ記憶部内のデータを検索し、同一商品
固有コードの有無を判断する戻し商品判断手段、この判
断手段により同一商品固有コード有りを確認するとその
商品固有コードに対応した数量から戻し商品データ取得
手段により得た数量を減じる戻し商品データ処理手段、
判断手段により同一商品固有コード無しを確認すると戻
し商品データ取得手段により得た商品固有コードと数量
を入力手段により入力された客識別データとともに記憶
する戻し商品データ記憶部、入力手段により入力された
客識別データで識別される客の当該商品陳列部での買上
終了を判定する終了判定手段、この終了判定手段により
買上終了を判定したことに応じて買上商品データ記憶部
及び戻し商品データ記憶部にそれぞれ記憶したデータを
決済装置に与えるデータ移動手段を設けたものである。
【0011】なお、請求項1または2対応の発明におい
て、入力手段を客識別データを記録したカードのデータ
を読取るカードリーダとし、重量変化量算出手段はカー
ドリーダにカードが装着されていることを条件に各計量
器の重量測定値を監視するようにし、カードリーダにカ
ードが装着されていない状態で計量器の重量変化を検知
すると警報を発する手段を設けるとよい。また、請求項
1または2対応の発明において、重量変化量算出手段
は、いずれか1つの計量器の重量測定データが変化した
ことを検知してからその計量器の重量測定データに一定
時間変化がないとき変化量を算出することが望ましい。
また、請求項1または2対応の発明において、商品陳列
部の各商品収納エリア毎に表示灯を設けるとともに、各
商品収納エリアにそれぞれ陳列された商品の品名及び単
価を一覧表示した商品表示部と、この表示部に表示され
た商品を指定する商品指定手段とを設け、制御部は、商
品指定手段により商品が指定されるとその商品が陳列さ
れた商品収納エリアの表示灯を点灯させる手段を備える
と好都合である。
【0012】また本発明は、買上商品登録装置と決済装
置とからなる買上商品決済システムであって、請求項6
対応の発明は、請求項1記載の買上商品登録装置と、こ
の買上商品登録装置のデータ移動手段により与えられた
データが買上商品データ取得手段により得た商品固有コ
ードと数量であるときそのデータを客識別データととも
に蓄積記憶する買上商品データ記憶部,買上商品登録装
置のデータ移動手段により与えられたデータが戻し商品
データ取得手段により得た商品固有コードと数量である
とき買上商品データ記憶部に記憶した客識別コードと商
品固有コードとが共通のデータの数量から戻し商品デー
タ取得手段により得た数量を減じる戻し商品データ処理
手段,客の識別データを入力する入力手段,買上商品デ
ータ記憶部に記憶したデータのなかから入力手段により
入力された客識別データで識別される客の買上商品のデ
ータを取得し決済処理する決済処理手段を備えた決済装
置とから構成したものである。
【0013】請求項7対応の発明は、請求項2記載の買
上商品登録装置と、請求項6記載の決済装置とから構成
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図15を用いて説明する。図1はこの実施の形態にお
ける買上商品決済システムの全体図であって、図中10
は買上商品登録装置であり、20は決済装置であり、3
0はICカードである。
【0015】買上商品登録装置10は、商品陳列部を構
成する商品陳列棚11を備えている。この商品陳列棚1
1は、図示するように、上下4段に計15個の商品収納
エリアA〜Oを形成しており、各収納エリアA〜O内に
それぞれ1種類ずつ商品を収納するようになっている。
そして、各商品収納エリアA〜Oの底面にそれぞれ計量
器12を設置しており、エリア内に収納された商品の総
重量を計測するようになっている。また、各商品収納エ
リアA〜Oの正面上中央部にそれぞれ表示灯13を取付
けている。
【0016】また、商品陳列棚11の一部に該買上商品
登録装置10の制御部を構成する制御ボックス14を設
置している。この制御ボックス14は、正面にICカー
ド30のカードリーダライタ15と操作表示部16とを
装備しており、背面に無線部17を搭載している。操作
表示部16は、液晶表示器16a(図4参照)の画面に
タッチパネルセンサ16b(図4参照)を配置したもの
である。なお、買上商品登録装置10は、1店舗内の売
場各所に任意の台数を設置可能である。また、商品陳列
棚11の段数及び商品収納エリアの個数も店の規模等に
応じて適宜選択されるのはいうまでもないことである。
【0017】決済装置20は、ホストコンピュータ等で
構成したストアコンピュータ21と、決済端末として機
能する複数台のPOS(Point Of Sales)ターミナル2
2とを、LAN(Local Area Network)等の通信回線2
3でインライン接続して構成している。
【0018】前記ストアコンピュータ21は、通信回線
23で接続された各POSターミナル22を集中制御す
るとともに、各POSターミナル22にて売上登録処理
された各商品の販売データを収集し集計して、店全体の
売上げ管理を行うものである。そして、特にこのストア
コンピュータ21は無線部24を搭載しており、前記買
上商品登録装置10と無線によるデータ通信が行えるよ
うになっている。なお、ストアコンピュータ21は店舗
事務所等に設置されているので、売場の天井部等に前記
無線部24のアンテナを取付け、このアンテナをストア
コンピュータ21に接続することによって、買上商品登
録装置10と無線によるデータ通信が行えるようにして
いる。
【0019】また、前記ストアコンピュータ21は、メ
モリ上に単品ファイル25と商品登録ファイル26とを
形成している。前記単品ファイル25は、図2に示すよ
うに、各商品固有の商品コードに対応して、その商品が
収納された買上商品登録装置10の商品収納エリア名、
商品名,単価,単位重量,特売情報,案内情報等のデー
タを予め設定記憶したファイルである。ここで、単位重
量はその商品1点当たりの平均的な重量である。特売情
報は値引などのその商品の特売に関する情報である。案
内情報はその商品に関して客に紹介すべきサービス情報
(例えば食品であればカロリー値,料理方法等)であ
る。
【0020】前記商品登録ファイル26は、図3に示す
ように、客買上商品の商品コード,商品名及び単価と、
買上数量及び買上金額とからなる買上商品明細データ
を、前記ICカード30にそれぞれ設定されたカード固
有のIDコードととともに蓄積記憶するファイルであっ
て、決済装置20の買上商品データ記憶部を構成する。
前記各POSターミナル22は、それぞれ1客との決裁
完了を宣言する締めキーを備えたキーボード、1客が買
上げた商品の合計金額等を表示する表示器、レシートを
印字発行するプリンタ、現金等を収容するためのドロワ
等の他、前記ICカード30のカードリーダライタ27
を備え、これらをCPU(Centrl Processing Unit)で
制御することによって、商品販売データの売上登録処理
及び客買上商品の決済処理を行うもので、店の会計場所
にそれぞれ設置する。
【0021】ICカード30は、図5に示すように、カ
ード内のメモリにカード固有のIDコードを記憶するエ
リア31と、合計金額を記憶するエリア32と、商品コ
ード,数量,金額及び戻しフラグRFからなる商品登録
データを蓄積するエリア33とを形成したものである。
ここで、戻しフラグRFは、該商品登録データが買上商
品登録装置10の商品陳列棚11から客が取出した買上
商品に関するデータであるか、商品陳列棚11に客が戻
した戻し商品に関するデータであるかを識別するデータ
であり、前者の場合に“0”となり、後者の場合に
“1”となる。
【0022】因みに、この実施の形態の買上商品決済シ
ステムでは、店舗側がそれぞれ異なるIDコードをエリ
ア31にプリセットした多数枚のICカード30を用意
する。そして、来店した客に1枚ずつICカード30を
渡し、決済処理後に回収するものとする。一方、客はI
Cカード30を買上商品登録装置10のカードリーダラ
イタ15に装着した後、該買上商品登録装置10の商品
陳列棚11に陳列された商品の買物を行う。その後、こ
の商品陳列棚11での買物を終了すると、カードリーダ
ライタ15からICカード30を抜取る。次に、別の商
品陳列棚11に陳列されている商品を買い求める場合に
は、その商品陳列棚11のカードリーダライタ15にI
Cカード30を装着して買物を行う。こうして、買物を
全て終了したならば、ICカード30を持って会計場所
に行く。そして、ICカード30をPOSターミナル2
2に接続されたカードリーダライタ27に装着して決済
処理を行うものとする。
【0023】図4は買上商品登録装置10における制御
ボックス14の要部構成を示すブロック図であって、こ
の制御ボックス14は、制御部本体を構成するCPU4
1と、プログラム等の固定的データを予め格納したRO
M(Read Only Memoly)42と、図6に示すように、カ
ードIDコードエリア61,合計金額エリア62,前記
商品登録データを一時的に記憶する買上商品登録バッフ
ァ63等の各種メモリエリアを形成したRAM43を搭
載している。
【0024】また制御ボックス14は、警報音を発する
ブザー44に駆動信号を出力するI/Oポート45、前
記商品陳列棚11の各商品収納エリアA〜Oにそれぞれ
設置された各計量器12から重量計測データを取込む計
量器インタフェース46、前記各商品収納エリアA〜O
にそれぞれ取付けられた各表示灯13に点灯,消灯の制
御データを出力する表示灯インタフェース47、前記無
線部17にて受信したデータを取込む機能及び無線送信
するデータを該無線部17に与える機能を有した無線部
インタフェース48、前記カードリーダライタ15にて
読取ったICカード30のデータを取込む機能及びIC
カード30に書込むデータを該カードリーダライタ15
に与える機能を有したカードリーダライタインタフェー
ス49、前記操作表示部16を構成する液晶表示器16
aのデータ表示を制御するとともに、同操作表示部16
を構成するタッチパネルセンサ16bからタッチ座標デ
ータを取込む操作表示部インタフェース50を搭載して
おり、前記CPU41と、ROM42,RAM43,I
/Oポート44及び各インタフェース46,47,4
8,49,50とを、アドレスバス、データバス等のバ
スライン51で接続している。
【0025】このように構成された買上商品登録装置1
0の制御ボックス14において、RAM43には、情報
ファイル手段として、図7に示すように、商品陳列棚1
1の各商品収納エリアA〜O別に、そのエリア内に設置
されている計量器12のIDコードと、そのエリア内に
収納する商品の商品コード,商品名,単価,特売情報及
び単位重量と、指定フラグfと、処理前重量と、確定重
量の各データをそれぞれ記憶管理する収納部別情報ファ
イル70を形成している。ここで、指定フラグfは、対
応する収納部に収納された商品が客によって買上げ指定
された商品か否かを識別するフラグであって、指定され
た場合に“1”となり、指定されていない場合に“0”
となる。処理前重量は、対応する収納部に収納された商
品の取出しまたは戻しが行われる前の収納商品の総重量
であり、確定重量は商品の取出しまたは戻しが行われた
時点の収納商品の総重量である。
【0026】しかして、前記制御ボックス14のCPU
41は、図8の流れ図に示す処理を実行するようにプロ
グラムによって制御されている。すなわち、CPU41
は、この処理を開始すると、先ず、ST(ステップ)1
として操作表示部16の液晶表示器16aに棚ラベル表
示の画面を表示させる。この棚ラベル表示画面は、図1
3(a)に示すように、客への操作ガイダンスを表示す
るメッセージ表示部A1と、対応する商品陳列棚11に
収納された各商品の商品名,単価及び特売情報を商品別
に表示する商品表示部A2とで構成している。因みに、
商品表示部A2の表示データは、収納部別情報ファイル
70に設定されたデータに基づいて生成される。
【0027】次に、CPU41は、ST2としてカード
リーダライタ15にICカード30が装着されるのを待
機する。そして、ST3としてカードリーダライタ15
にICカード30が装着されていない状態で、いずれか
の計量器12の重量変化を検知した場合には、ブザー4
4から警報音を一定時間発生させる(警報手段)。
【0028】カードリーダライタ15にICカード30
が装着されたことを検知した場合には、ST4としてそ
のIDカード30のエリア31に記憶されたIDコード
を、商品陳列部11に陳列された商品を買い求める客の
識別データとしてRAM43のカードIDエリア61に
格納するとともに、同IDカード30のエリア32に記
憶された合計金額データをRAM43の合計金額エリア
62に格納する。ここに、カードリーダライタ15は、
商品陳列部11に陳列された商品を買い求める客の識別
データを入力する入力手段を構成する。次に、CPU4
1は、ST5として操作表示部16の棚ラベル表示画面
を商品登録表示の画面に切換える。この商品登録表示画
面は、図13(b)に示すように、棚ラベル表示と同様
(メッセージの内容は異なる)のメッセージ表示部A1
及び商品表示部A2と、合計金額エリア62内の金額デ
ータを表示する合計金額表示部A3と、案内情報要求キ
ーの表示部A4とで構成している。
【0029】次に、CPU41は、ST6として操作表
示部16の商品登録表示画面に表示された案内情報要求
キー表示部A4がタッチ操作されたか、ST7として上
記商品登録表示画面に表示された商品表示部A2のいず
れか1商品のエリアがタッチ操作されたか、ST8とし
て各計量器12にて計測されている重量データが変化し
たか、ST9としてカードリーダライタ15に装着され
たICカード30が抜き取られるのを監視する。
【0030】ここで、ST6にてタッチパネルセンサ1
6bから入力されたタッチ座標データにより案内情報要
求キー表示部A4がタッチ操作されたことを検知した場
合には、図9に示すように、商品登録表示画面に表示さ
れた商品表示部A2のいずれか1商品のエリアがタッチ
操作されるのを待機する。そして、所定時間以内に前記
タッチ座標データにより商品表示部A2のいずれか1商
品のエリアがタッチ操作されたことを検知したならば、
そのタッチ操作された1商品の商品コードを含む案内情
報問合せ電文を作成し、この電文を無線部17を介して
ストアコンピュータ21に無線送信する。
【0031】この案内情報問合せ電文を無線部24で受
信したストアコンピュータ21においては、単品ファイ
ル25を検索して電文中の商品コードに対応して案内情
報が設定されているか否かを判断する。そして、設定さ
れている場合にはその案内情報を、設定されていない場
合には設定無しの情報をそれぞれ無線データとして問合
せ元の買上商品登録装置10に送信するものとなってい
る。
【0032】そこでCPU41は、ストアコンピュータ
21から案内情報の無線データを受信したならば、操作
表示部16の商品登録表示画面を案内情報表示の画面に
切換える。この案内情報表示画面は、図13(c)に示
すように、メッセージ表示部A1と、案内情報の表示部
A5と、案内情報確認キーの表示部A6とで構成してい
る。なお、設定無しの情報の無線データを受信するか、
通信異常などにより情報を受信できなかった場合には、
図13(c)に示す案内情報表示画面の案内情報表示部
A5を消去し、メッセージ表示部A1に案内情報無しの
メッセージを表示させた案内情報無し表示の画面に切換
える。
【0033】その後、前記タッチ座標データにより案内
情報確認キー表示部A6のタッチ操作を検知するか、所
定時間の経過を確認すると、液晶表示器16aの画面を
商品登録表示画面に戻して、ST6〜ST9の監視状態
に戻る。
【0034】ST7にて商品表示部A2のいずれか1商
品のエリアがタッチ操作されたことを検知した場合に
は、図10に示すように、収納部別情報ファイル70を
検索して指定された商品の商品コードに対応する指定フ
ラグfをチェックする。そして、指定フラグfが“0”
にリセットされていた場合には、その指定フラグfに対
応する商品収納エリアを判別し、その商品収納エリアの
表示灯13を点灯させる。その後、同指定フラグfを
“1”にセットしたならば、ST6〜ST9の監視状態
に戻る。これに対し、指定された商品の指定フラグfが
“1”にセットされていた場合には、その指定フラグf
に対応する商品収納エリアの表示灯13を消灯させる。
その後、同指定フラグfを“0”にリセットしたなら
ば、ST6〜ST9の監視状態に戻る。
【0035】ST8にて各計量器12のうちいずれか1
つの計量器の重量計測データが変化したことを確認した
場合には、その計量器12の重量計測値M1を取込み、
収納部別情報ファイル70における当該計量器12のI
Dコードに対応した確定重量エリアに書込む。そして、
この計量器12の重量計測値が一定時間(例えば3秒
間)変化しないか監視する。
【0036】ここで、一定時間以内にその計量器12の
重量計測データがさらに変化した場合には、その変化後
の重量計測値M1を再び取込み、同確定重量エリアに書
込むとともに、その確定重量エリアに対応した処理前重
量M0を読込む。そして、重量計測値M1と処理前重量
M0とを照合し、両者がほぼ一致する場合には、客が商
品陳列棚11の当該計量器12が設置されている商品収
納エリアに収納された商品を一旦取り上げたが直ぐに元
に戻したので、ST6〜ST9の監視状態に戻る。これ
に対し、重量計測値M1と処理前重量M0とが異なる場
合には、再びその重量計測値が一定時間変化しないか監
視する。
【0037】こうして、いずれかの計量器12の重量計
測データの変化を検知した後、その計測値が一定時間変
化しなかった場合には、客が商品陳列棚11の当該計量
器12が設置されている商品収納エリアに収納された商
品を取出したか、あるいはこの商品収納エリアに商品を
戻したので、収納部別情報ファイル70を検索して、当
該計量器12のIDコードに対応した商品単位重量M
n,処理前重量M0及び確定重量M1を読込む。そし
て、処理前重量M0から確定重量M1を減じることによ
り、当該計量器12が設置された商品収納エリアでの重
量変化量ΔMを算出する(重量変化量算出手段)。
【0038】次に、この重量変化量ΔMを商品単位重量
Mnで除算し、その商の整数部を、商品収納エリアから
取出した商品または商品収納エリアに戻した商品の数量
Xとして算出する。さらに、重量変化量ΔMを数量Xで
除算し、その商の整数部を、商品収納エリアから取出し
た商品または商品収納エリアに戻した商品の1個当たり
の重量(実単位重量)Mmとして算出する。しかる後、
この実単位重量Mmと商品単位重量Mnとを比較する。
そして、その重量差が予め設定した許容値(例えば10
グラム)以下の場合には、商品収納エリアから取出した
商品または商品収納エリアに戻した商品がそのエリアに
正規に収納されるべき商品、つまりは収納部情報ファイ
ル70に重量変化した計量器のIDコードに対応して設
定された商品コードの商品であると特定されるので、次
に、重量変化量ΔMの正負を判断する。
【0039】ここで、重量変化量ΔMが正の場合、つま
りは処理前重量M0に対して確定重量Mnが減少方向を
示す場合には、商品収納エリアから該当商品を数量Xだ
け取出したので、この商品の商品コードと数量Xを客が
買い求めた商品のデータとして取得する(買上商品デー
タ取得手段)。そして、この商品コードでRAM43の
買上商品登録バッファ63を検索する。ここで、同一の
商品コードを含むRF=0のデータが格納されていない
場合には、買上商品登録バッファ63に商品コードと、
数量Xと、この商品の単価に数量Xを乗じて算出した金
額と、戻しフラグRF=0の買上商品登録データを格納
する。これに対し、同一の商品コードを含む戻しフラグ
RF=0の買上商品登録データが格納されていた場合に
は、その買上商品登録データの数量と金額に今回取得し
た数量Xと金額を加算する。
【0040】ここに、買上商品登録バッファ63は買上
商品登録装置10における買上商品データ記憶部として
機能する。その後、CPU41は収納部別情報ファイル
70における重量変化した計量器のIDコードに対応し
た処理前重量M0を確定重量M1に更新する。また、合
計金額エリア62に今回取得した金額を加算する。
【0041】さらに、カードリーダライタ15に装着さ
れているICカード30のメモリを更新する。すなわ
ち、メモリエリア32に今回取得した金額を加算する。
また、メモリエリア33に今回取得した商品コード,数
量X,金額,戻しフラグRF=0のデータを追加する。
しかる後、液晶表示器16aに表示している商品登録表
示画面の合計金額表示部A3の金額データを合計金額エ
リア62内のデータに更新したならば、ST6〜ST9
の監視状態に戻る。
【0042】一方、重量変化量ΔMが負の場合、つまり
は処理前重量M0に対して確定重量Mnが増加方向を示
す場合には、商品収納エリアに該当商品を数量Xだけ戻
したので、この商品の商品コードと数量Xを客が商品収
納部に戻した商品のデータとして取得する(戻し商品デ
ータ取得手段) そして、この商品コードでRAM43の買上商品登録バ
ッファ63を検索する(戻し商品判断手段)。ここで、
同一の商品コードを含むRF=0の買上商品登録データ
が格納されておりかつその数量が今回取得した数量X以
下の場合には、ICカード30をカードリーダライタ1
5に装着した状態で、商品収納エリアから取出した商品
の少なくとも一部をそのエリアに戻したので、その同一
商品コードのデータの数量と金額から今回取得した数量
Xと金額(数量Xにこの商品の単価を乗じた値)を減算
する。このとき、減算後の数量が“0”の場合には、買
上商品登録バッファ63から当該買上商品登録データを
削除する(戻し商品データ処理手段)。
【0043】これに対し、買上商品登録バッファ63に
該当する買上商品登録データが格納されていない場合に
は、カードリーダライタ15に装着されているICカー
ド30のメモリエリア33を同様にして検索する。そし
て、同一の商品コードを含むRF=0のデータが格納さ
れておりかつその数量が今回取得した数量X以下の場合
には、当該買上商品登録装置10にて買上登録された商
品の少なくとも一部を決済前に戻したので、買上商品登
録バッファ63にこの商品の商品コードと、数量Xと、
金額と、戻しフラグRF=1の戻し商品登録データを格
納する。
【0044】ここに、買上商品登録バッファ63は戻し
商品データ記憶部としても機能する。その後、CPU4
1は収納部別情報ファイル70における重量変化した計
量器のIDコードに対応した処理前重量M0を確定重量
M1に更新する。また、合計金額エリア62から今回算
出した金額を減算する。
【0045】さらに、カードリーダライタ15に装着さ
れているICカード30のメモリを更新する。すなわ
ち、メモリエリア32から今回取得した金額を減算す
る。また、メモリエリア33に今回取得した商品コー
ド,数量,金額,RF=1のデータを追加する。しかる
後、液晶表示器16aに表示している商品登録表示画面
の合計金額表示部A3の金額データを合計金額エリア6
2内のデータに更新したならば、ST6〜ST9の監視
状態に戻る。
【0046】なお、実単位重量Mmと商品単位重量Mn
とを比較した結果、その重量差が許容値を越えた場合に
は、商品収納エリアから取出した商品または商品収納エ
リアに戻した商品がそのエリアに正規に収納されるべき
商品でないので、ブザー44から警報音を一定時間発生
させた後、ST6〜ST9の監視状態に戻る。同様に、
商品収納エリアに戻したと特定された商品の商品コード
が買上商品登録バッファ63とICカード30のメモリ
エリア33の両方に格納されていない場合も、買上登録
されていない商品を戻した不正操作なので、ブザー44
から警報音を一定時間発生させた後、ST6〜ST9の
監視状態に戻る。
【0047】ST9にてカードリーダライタ15からI
Cカード30が抜き取られたことを検知した場合には、
該ICカード30をカードリーダライタ15に装着した
客の当該商品陳列棚11での買上終了を判定する(終了
判定手段)。そして、買上商品登録バッファ63に買上
商品登録データ及び戻し商品登録データの少なくとも一
方が格納されている場合には、そのバッファ63内の商
品登録データをカードIDコードエリア61内のカード
IDコードとともに一括して無線部17からストアコン
ピュータ21に無線送信する(データ移動手段)。
【0048】しかる後、RAM43のカードIDコード
エリア61,合計金額エリア62及び買上商品登録バッ
ファ63をクリアする。また、収納部別情報ファイル7
0を検索して“1”にセットされた指定フラグfを検出
したならば、その指定フラグfに対応する商品収納エリ
アの表示灯13を消灯させるとともに指定フラグfを
“0”にリセットする。さらに、液晶表示器16aの表
示画面を商品登録表示画面から棚ラベル表示画面に戻し
たならば、ST2,ST3の監視状態に戻る。
【0049】一方、買上商品登録装置10から無線送信
された商品登録バッファ63及びカードIDコードエリ
ア61のデータを無線部24にて受信したストアコンピ
ュータ21は、図14の流れ図に示す処理を実行するも
のとなっている。すなわち、先ず、ST1として受信し
たデータからカードIDコードを取出して一時記憶す
る。次に、ST2として受信したデータから先頭の商品
登録データ(商品コード,数量,金額,戻しフラグR
F)を取出す。そして、ST3としてその商品登録デー
タ中の戻しフラグRFを調べる。ここで、戻しフラグR
Fが“0”の場合には、当該商品登録データは買上商品
に関するデータなので、ST4として単品ファイル25
から今回の買上商品登録データの商品コードに対応する
商品名及び単価を呼出し、この商品名及び単価と、今回
の買上商品登録データの商品コード,数量及び金額と
を、カードIDコードとともに買上商品明細データとし
て商品登録ファイル26に追加する。
【0050】これに対し、戻しフラグRFが“1”の場
合には、当該商品登録データは戻し商品に関するデータ
なので、ST5として商品登録ファイル26に格納され
た買上商品明細データのうちIDコードと商品コードが
今回の戻し商品登録データのものに共通するデータを探
し、そのデータの数量及び金額からそれぞれ今回の戻し
商品登録データの数量及び金額を減算する。このとき、
減算後の数量が“0”になった場合には、ST6として
当該買上商品明細データを商品登録ファイル26から削
除する(商品戻しデータ処理手段)。
【0051】しかる後、ST7として受信データに次の
商品登録データがあるか否かを判断する。そして、商品
登録データがある場合には、そのデータについて上記S
T2〜ST6の処理を繰返し実行する。こうして、受信
データ中の各商品登録データについて順次上記ST2〜
ST6の処理を実行したならば、この受信処理を終了す
る。
【0052】また、各POSターミナル22の制御部
は、特に図15の流れ図に示す決済処理を実行するもの
となっている(決済処理手段)。すなわち、制御部は、
カードリーダライタ27にICカード30が装着された
ならば、そのICカード30のメモリエリア31に格納
されたカードIDコードを含む買上商品データの要求電
文を作成し、この電文を通信回線23を介してストアコ
ンピュータ21に送信する。
【0053】この要求電文を受信したストアコンピュー
タ21においては、商品登録ファイル26を検索し、要
求電文中のカードIDコードを含む買上商品明細データ
を全て抽出したならば、その抽出したデータを一括して
要求元のPOSターミナル22に通信回線23を介して
送信するものとなっている。
【0054】そこで制御部は、ストアコンピュータ21
から受信した買上商品明細データ毎に数量と金額を記憶
部に売上登録処理する。また、各買上商品明細データの
金額の合計を算出し、その合計金額を表示器に表示出力
する。次に、キーボードから預かり金額の入力とともに
締めキーが入力されて、1客との決裁完了が宣言された
ならば、預かり金額から上記合計金額を減じて釣銭額を
算出し、表示器に表示させる。また、プリンタにより受
信した買上商品明細データの商品名、単価,数量,金額
と上記合計金額,預かり金額,釣銭額等を印字してレシ
ートを発行する。さらに、ドロワをオープンさせる。
【0055】次に、カードリーダライタ27に装着され
ているICカード30のカードIDコードを含む買上商
品データ削除指令電文を作成し、この電文を通信回線2
3を介してストアコンピュータ21に送信する。その
後、カードリーダライタ27に装着されているICカー
ド30のメモリエリア31を除くエリア32,33をク
リアしたならば、1客に対する決済処理を終了する。な
お、この指令電文を受信したストアコンピュータ21に
おいては、商品登録ファイル26を検索し、指令電文中
のカードIDコードを含む買上商品明細データを全てク
リアする。
【0056】このように、本実施の形態の買上商品決済
システムを導入する販売店においては、予め固有のID
コードがプリセットされたICカード30を多数枚用意
しておく。そして、買物客が来たならば、その客にIC
カード30を1枚渡す。一方、買物客は、ICカード3
0を受取った後、買物を行う。この場合において、買い
求める商品が陳列されている商品陳列棚11の前に来た
ならば、ICカード30をカードリーダライタ15に挿
入する。これにより、操作表示部16の画面が図13
(a)に示す棚ラベル表示から図13(b)に示す商品
登録表示に切替わるので、その商品登録表示画面中の商
品表示部A2の中から買い求める商品のエリアをタッチ
操作する。そうすると、買い求める商品が収納された商
品収納エリアの表示灯13が点灯するので、客はその表
示灯13が点灯した商品収納エリアから商品を取出す。
そうすると、商品を取出した商品収納エリアの計量器1
2の重量計測データが減少方向に変化する。そして、そ
の変化量に基づいて買上商品の種類と数量が特定され、
その買上商品のデータが商品登録バッファ63に格納さ
れる。
【0057】例えば、今、カードIDコード(101)
のICカード30をカードリーダライタ15に挿入した
客が、商品収納エリアAに収納されている商品A(商品
コード=nnnn1,単価=500円,単位重量Mn=
250グラムとする)を取出したとする。このとき、計
量器(IDコード=01)12の重量計測データが処理
前重量M0=1255グラムから確定重量M1=753
グラムに減少したとすると、処理前重量M0と確定重量
M1との重量差ΔMが502グラムであり、502/2
50=2.008であるから、数量X=2が算出され
る。また、502/2=251であるから、実単位重量
Mm=251グラムが算出される。この場合、実単位重
量Mm=251グラムは許容範囲であり、かつ重量差Δ
Mが正の値なので、商品収納エリアAに収納されている
商品Aが2点買上げられたと特定される。これにより、
商品登録バッファ63と当該ICカード30のメモリエ
リア63には、商品コード(nnnn1),数量
(2),金額(1000),RF(0)が格納される。
【0058】また、この客が続いて商品収納エリアBに
収納されている商品B(商品コード=nnnn2,単価
=200円,単位重量Mn=150グラムとする)を取
出したとする。このとき、計量器(IDコード=02)
12の重量計測データが処理前重量M0=450グラム
から確定重量M1=300グラムに減少したとすると、
処理前重量M0と確定重量M1との重量差ΔMが150
グラムであり、150/150=1であるから、数量X
=1が算出される。また、150/1=150であるか
ら、実単位重量Mm=150グラムが算出される。この
場合、実単位重量Mm=150グラムは許容範囲であ
り、かつ重量差ΔMが正の値なので、商品収納エリアB
に収納されている商品Bが1点買上げられたと特定され
る。これにより、商品登録バッファ63と当該ICカー
ド30のメモリエリア63には、商品コード(nnnn
2),数量(1),金額(200),RF(0)が格納
される。
【0059】ここで、この客がICカード30をカード
リーダライタ15から抜き取ると、上記商品登録バッフ
ァ63内のデータがICカード30のカードIDコード
(101)とともにストアコンピュータ21に無線送信
され、ストアコンピュータ21の商品登録ファイル26
に記憶保持される。
【0060】その後、この客が再びICカード30をカ
ードリーダライタ15に挿入し、商品Aを商品収納エリ
アAに戻したとする。このとき、計量器(IDコード=
01)12の重量計測データが処理前重量M0=753
グラムから確定重量M1=1004グラムに増加したと
すると、処理前重量M0と確定重量M1との重量差ΔM
が251グラムであり、251/250=1.004で
あるから、数量X=1が算出される。また、251/1
=251であるから、実単位重量Mm=251グラムが
算出される。この場合、実単位重量Mm=251グラム
は許容範囲であり、かつ重量差ΔMが負の値なので、商
品収納エリアAに商品Aが1点戻されたと特定される。
これにより、商品登録バッファ63と当該ICカード3
0のメモリエリア63には、商品コード(nnnn
1),数量(1),金額(500),RF(1)が格納
される。
【0061】また、この客が続いて商品収納エリアCに
収納されている商品G(商品コード=nnnn7,単価
=1000円,単位重量Mn=600グラムとする)を
取出したとする。このとき、計量器(IDコード=0
3)12の重量計測データが処理前重量M0=4820
グラムから確定重量M1=3014グラムに減少したと
すると、処理前重量M0と確定重量M1との重量差ΔM
が1806グラムであり、1806/600=3.01
であるから、数量X=3が算出される。また、1806
/3=602であるから、実単位重量Mm=602グラ
ムが算出される。この場合、実単位重量Mm=602グ
ラムは許容範囲であり、かつ重量差ΔMが正の値なの
で、商品収納エリアCに収納されている商品Gが3点買
上げられたと特定される。これにより、商品登録バッフ
ァ63と当該ICカード30のメモリエリア63には、
商品コード(nnnn7),数量(3),金額(300
0),RF(0)が格納される。
【0062】次に、この客が上記商品Gを1点だけ商品
収納エリアCに戻したとする。このとき、計量器(ID
コード=03)12の重量計測データが処理前重量M0
=3014グラムから確定重量M1=3614グラムに
増加したとすると、処理前重量M0と確定重量M1との
重量差ΔMが600グラムであり、600/600=1
であるから、数量X=1が算出される。また、600/
1=600であるから、実単位重量Mm=600グラム
が算出される。この場合、実単位重量Mm=600グラ
ムは許容範囲であり、かつ重量差ΔMが負の値なので、
商品収納エリアCに商品Gが1点戻されたと特定され
る。これにより、商品登録バッファ63に記憶されてい
た商品コード(nnnn7)のデータが数量(2),金
額(2000)に減算される。また、当該ICカード3
0のメモリエリア63には、商品コード(nnnn
7),数量(1),金額(1000),RF(1)が格
納される。この時点における商品登録バッファ63の内
容を図6に示す。また、ICカード30のメモリエリア
33の内容を図5に示す。
【0063】その後、この客がICカード30をカード
リーダライタ15から抜き取ると、上記商品登録バッフ
ァ63内のデータがICカード30のカードIDコード
(101)とともにストアコンピュータ21に無線送信
される。これにより、商品登録ファイル26に既に格納
されていたカードIDコード(101)でかつ商品コー
ド(nnnn1)のデータが、数量(1),金額(50
0)に減算される。また、商品登録ファイル26にID
コード(101),商品コード(nnnn7),数量
(2),金額(2000)のデータが格納される。この
時点における商品登録ファイル26の内容を図3に示
す。なお、図3においては、カードIDコード(10
1)のICカード30を使用する客の上述した2回の買
上げの間に、カードIDコード(102)のICカード
30を使用する客が、商品Fと商品Aをそれぞれ1点ず
つ買上げた場合を示している。
【0064】その後、上記カードIDコード(101)
のICカード30を使用する客が決済のために会計場所
に出向くと、会計担当者はこのICカード30をカード
リーダライタ27に装着する。そうすると、ストアコン
ピュータ21の商品登録ファイル26に記憶保持されて
いるカードIDコード(101)のデータが全て抽出さ
れて該POSターミナル22に取込まれ、そのデータに
基づいて買上商品の決済処理が行われる。
【0065】このように、本実施の形態によれば、買上
商品登録装置10を構成する商品収納棚11の各商品収
納エリアに計量器12を設けている。そして、客識別デ
ー夕として機能するカードIDコードを記録したICカ
ード30を該買上商品登録装置10のカードリーダライ
タ15に装着した状態で、ある商品収納エリアに収納さ
れた商品を客が取出したことにより、その商品収納エリ
アに設置されている計量器12の重量計測値が減少した
ことを検出すると、その計量器のIDコード及び重量の
変化量から客買上商品のコード及び数量を特定し、この
客買上商品のデー夕を決済装置20に与えて登録するよ
うにしている。したがって、客の負担になることなく売
場に陳列されている商品を客が買い求めている間にその
買上商品のデータを決済装置20に確実に自動登録する
ことができる。
【0066】この場合において、ICカード30がカー
ドリーダライタ15に装着されていない状態で計量器1
2の重量変化を検出すると、警報が発せられる。したが
って、客がICカード30をカードリーダライタ15に
装着するのを忘れて商品陳列棚11から商品を取出して
しまうのを確実に防ぐことができる。しかも、ICカー
ド30がカードリーダライタ15に装着した状態では、
商品収納エリアから正規に取出した商品は全て買上商品
として決済装置20に登録されるので、万引等の不正も
防ぐことができる。
【0067】また、ある商品収納エリアから取出した商
品を客が元に戻したことによりその商品収納エリアに設
置されている計量器12の重量計測値が増加したことを
検出すると、その計量器のIDコード及び重量の変化量
から戻し商品のコード及び数量を特定し、この戻し商品
に対するデータも決済装置20に登録するようにしてい
る。したがって、決済装置20において戻し商品に対す
るデータを決済から除くことによって、客が一旦買い求
めた商品を決済前に商品陳列棚11に戻した場合にも対
応できる。この場合において、客が商品を元の商品収納
エリアに正しく戻さなかった場合には警報が発せられる
ので、商品は客によって確実に元の商品収納エリアに戻
されるようになり、店舗運用上支障がない。
【0068】また、買上商品登録装置10は、買上商品
登録バッファ63により1客に対する商品登録データを
蓄積し、カードリーダライタ15からその客のICカー
ド30が抜き取られたタイミングで上記買上商品登録バ
ッファ63内の商品登録デー夕を決済装置20に一括送
信するようにしている。したがって、買上商品登録装置
10と決済装置20との間の通信回数が少なく、通信効
率が良好である。
【0069】しかも、戻し商品に対するデータが特定さ
れた場合に、買上商品登録バッファ63に該当する買上
商品データが存在する場合には、その買上商品データか
ら戻し商品データ分を減じるようにしている。したがっ
て、客が商品の購入を迷って収納エリアから取出した商
品をその後元へ戻した場合には、その商品の買上デー夕
が決済装置20に登録されず、決済装置20の負荷を軽
減できる。
【0070】また、計量器12の重量変化しても直ぐに
その重量計測値を有効とせず、変化後、一定時間変化が
ない場合に有効として商品の特定及び数量の推定を行う
ようにしている。したがって、客が商品収納エリアから
取出した商品を直ぐに戻したような場合には重量変化が
無効となり、無駄な演算処理を回避できる。
【0071】また、制御ボックス14の正面に棚ラベル
表示として機能する操作表示部16を設け、この操作表
示部16に各商品収納エリアにそれぞれ陳列された商品
の品名及び単価を一覧表示するとともに、各商品収納エ
リアにそれぞれ表示灯13を設け、操作表示部16にて
商品が指定されると、その商品が収納されたエリアの表
示灯13を点灯させるようにしている。したがって、客
は操作表示部16から買い求める商品を指定することに
よって、その商品がどこに収納されているのかが一目で
分かるようになり好都合である。
【0072】しかも、操作表示部16には商品毎に特売
情報を表示する他、商品が食品であればカロリー値や料
理方法などの案内情報も客に指定により表示するように
している。したがって、客の購買意欲が高められ、販売
の促進にも役立つ。
【0073】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0074】例えば、前記実施の形態では客識別コード
の入力手段としてICカード30及びそのカードリーダ
ライタ15を用いたが、ICカード30の代りに非接触
カードを用いるとともに、商品陳列棚11に該非接触カ
ードから発信されるIDコードの電波を受信する機能を
設けることによって、客識別コードの入力を自動化して
もよい。ただしこの場合は、1人の客がある商品陳列棚
11で買物をしている間は他の客がこの商品陳列棚11
に近付かないように制限する必要がある。
【0075】また、前記実施の形態では決済装置20を
ストアコンピュータ21とPOS夕ーミナル22とで構
成したが、単体の電子式キャッシュレジスタで構成して
もよい。
【0076】また、前記実施の形態では買上商品登録装
置10から決済装置20に買上商品データを与える手段
として無線通信を使用したが、有線通信,光通信等であ
ってもよい。また、ICカード30のメモリエリア33
に格納されたデータをPOSターミナル22のカードリ
ーダライタ27で読取り、決済処理することによって、
このICカード30を媒体にデータを与えるようにして
もよい。
【0077】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
客の負担になることなく売場に陳列されている商品を客
が買い求めている間にその買上商品のデータを決済装置
に確実に自動登録することができる買上商品登録装置及
びこの登録装置を用いた買上商品決済システムを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である買上商品決済シ
ステムの全体図。
【図2】 図1に示す単品ファイルの構成図。
【図3】 図1に示す商品登録ファイルの構成図。
【図4】 図1に示す買上商品登録装置の制御ボックス
の要部ブロック図。
【図5】 図1に示すICカードのメモリフォーマット
【図6】 買上商品登録装置における制御ボックスのR
AMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図7】 同制御ボックスのRAMに形成する収納部別
情報ファイルの構成図。
【図8】 同制御ボックスのCPUが実行する処理手順
を示す流れ図。
【図9】 図8の案内情報要求有りの後処理を示す流れ
図。
【図10】図8の商品指定有りの後処理を示す流れ図。
【図11】図8の重量変化有りの後処理を示す流れ図。
【図12】図11の重量差ΔMが負の場合の後処理を示
す流れ図。
【図13】操作表示部の各画面例を示す図。
【図14】ストアコンピュータの商品登録データ受信処
理を示す流れ図。
【図15】POSターミナルの決済処理を示す流れ図。
【符号の説明】
10…買上商品登録装置 11…商品陳列棚 12…計量器 13…表示灯 14…制御ボックス 15,27…カードリーダライタ 16…操作表示部 17,24…無線部 20…決済装置 21…ストアコンピュー夕 22…POSターミナル 25…単品ファイル 26…商品登録ファイル 61…カードIDコードエリア 62…合計金額エリア 63…商品登録バッファ 70…収納部別情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品を商品別に区分して陳列する商品
    陳列部の各商品収納エリア毎にそれぞれその収納エリア
    内に陳列された商品の総重量を測定可能に設けた複数の
    計量器と、各計量器の重量測定値を取込みその重量測定
    値の変化に基づいて客買上商品のデータを決済装置に登
    録する制御部とからなり、 前記制御部は、前記各計量器を識別する計量器識別デー
    タに対応してその計量器で測定する商品の固有コード及
    び該商品1個当たりの単位重量を記憶管理する情報ファ
    イル手段と、 前記商品陳列部に陳列された商品を買い求める客の識別
    データを入力する入力手段と、 この入力手段により客識別データが入力されたことを条
    件に前記各計量器の重量測定値を監視しいずれか1つの
    計量器の重量測定データが変化したことを検知するとそ
    の変化量を算出する重量変化量算出手段と、 この算出手段により算出した重量変化量と前記情報ファ
    イル手段により重量測定データが変化した計量器の識別
    データに対応して記憶管理された商品単位重量とから前
    記商品収納エリアに取出した商品または商品収納エリア
    に戻した商品の1個当たりの重量である実単位重量を算
    出しこの実単位重量と上記商品単位重量とを比較する比
    較手段と、 この比較手段により前記実単位重量と商品単位重量との
    差が予め設定した許容値を超えるとき警報を発する警報
    手段と、 前記比較手段により実単位重量と商品単位重量との差が
    予め設定した許容値以下のとき、前記算出手段により算
    出した重量変化量が減少方向への変化量であるときには
    その変化量と前記情報ファイル手段により重量測定デー
    タが変化した計量器の識別データに対応して記憶管理さ
    れたデータとから客が買い求めた商品の固有コードと数
    量とを取得する買上商品データ取得手段と、 前記比較手段により実単位重量と商品単位重量との差が
    予め設定した許容値以下のとき、前記算出手段により算
    出した重量変化量が増加方向への変化量であるときには
    その変化量と前記情報ファイル手段により重量測定デー
    タが変化した計量器の識別データに対応して記憶管理さ
    れたデータとから客が前記商品陳列部に戻した商品の固
    有コードと数量とを取得する戻し商品データ取得手段
    と、 前記買上商品データ取得手段により得た商品固有コード
    と数量及び前記戻し商品データ取得手段により得た商品
    固有コードと数量を前記入力手段により入力された客識
    別データとともに前記決済装置に与えるデータ移動手段
    とを具備したことを特徴とする買上商品登録装置。
  2. 【請求項2】 各商品を商品別に区分して陳列する商品
    陳列部の各商品収納エリア毎にそれぞれその収納エリア
    内に陳列された商品の総重量を測定可能に設けた複数の
    計量器と、各計量器の重量測定値を取込みその重量測定
    値の変化に基づいて客買上商品のデータを決済装置に登
    録する制御部とからなり、 前記制御部は、前記各計量器を識別する計量器識別デー
    タに対応してその計量器で測定する商品の固有コード及
    び該商品1個当たりの単位重量を記憶管理する情報ファ
    イル手段と、 前記商品陳列部に陳列された商品を買い求める客の識別
    データを入力する入力手段と、 この入力手段により客識別データが入力されたことを条
    件に前記各計量器の重量測定値を監視しいずれか1つの
    計量器の重量測定データが変化したことを検知するとそ
    の変化量を算出する重量変化量算出手段と、 この算出手段により算出した重量変化量と前記情報ファ
    イル手段により重量測定データが変化した計量器の識別
    データに対応して記憶管理された商品単位重量とから前
    記商品収納エリアに取出した商品または商品収納エリア
    に戻した商品の1個当たりの重量である実単位重量を算
    出しこの実単位重量と上記商品単位重量とを比較する比
    較手段と、 この比較手段により前記実単位重量と商品単位重量との
    差が予め設定した許容値を超えるとき警報を発する警報
    手段と、 前記比較手段により実単位重量と商品単位重量との差が
    予め設定した許容値以下のとき、前記算出手段により算
    出した重量変化量が減少方向への変化量であるときには
    その変化量と前記情報ファイル手段により重量測定デー
    タが変化した計量器の識別データに対応して記憶管理さ
    れたデータとから客が買い求めた商品の固有コードと数
    量とを取得する買上商品データ取得手段と、 この買上商品データ取得手段により得た商品固有コード
    と数量を前記入力手段により入力された客識別データと
    ともに記憶する買上商品データ記憶部と、 前記比較手段により実単位重量と商品単位重量との差が
    予め設定した許容値以下のとき、前記算出手段により算
    出した重量変化量が増加方向への変化量であるときには
    その変化量と前記情報ファイル手段により重量測定デー
    タが変化した計量器の識別データに対応して記憶管理さ
    れたデータとから客が前記商品陳列部に戻した商品の固
    有コードと数量とを取得する戻し商品データ取得手段
    と、 この戻し商品データ取得手段により得た商品固有コード
    で前記買上商品データ記憶部内のデータを検索し、同一
    商品固有コードの有無を判断する戻し商品判断手段と、 この判断手段により同一商品固有コード有りを確認する
    とその商品固有コードに対応した数量から前記戻し商品
    データ取得手段により得た数量を減じる戻し商品データ
    処理手段と、 前記判断手段により同一商品固有コード無しを確認する
    と前記戻し商品データ取得手段により得た商品固有コー
    ドと数量を前記入力手段により入力された客識別データ
    とともに記憶する戻し商品データ記憶部と、 前記入力手段により入力された客識別データで識別され
    る客の当該商品陳列部での買上終了を判定する終了判定
    手段と、 この終了判定手段により買上終了を判定したことに応じ
    て前記買上商品データ記憶部及び戻し商品データ記憶部
    にそれぞれ記憶したデータを前記決済装置に与えるデー
    タ移動手段とを具備したことを特徴とする買上商品登録
    装置。
  3. 【請求項3】 入力手段は、客識別データを記録したカ
    ードのデータを読取るカードリーダであり、重量変化量
    算出手段は、前記カードリーダにカードが装着されてい
    ることを条件に各計量器の重量測定値を監視し、前記カ
    ードリーダにカードが装着されていない状態で計量器の
    重量変化を検知すると警報を発する手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または2記載の買上商品登録装置。
  4. 【請求項4】 重量変化量算出手段は、いずれか1つの
    計量器の重量測定データが変化したことを検知してから
    その計量器の重量測定データに一定時間変化がないとき
    変化量を算出することを特徴とする請求項1または2記
    載の買上商品登録装置。
  5. 【請求項5】 商品陳列部の各商品収納エリア毎に表示
    灯を設けるとともに、各商品収納エリアにそれぞれ陳列
    された商品の品名及び単価を一覧表示した商品表示部
    と、この表示部に表示された商品を指定する商品指定手
    段とを設け、制御部は、前記商品指定手段により商品が
    指定されるとその商品が陳列された商品収納エリアの表
    示灯を点灯させる手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の買上商品登録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の買上商品登録装置と、こ
    の買上商品登録装置のデータ移動手段により与えられた
    データが買上商品データ取得手段により得た商品固有コ
    ードと数量であるときそのデータを客識別データととも
    に蓄積記憶する買上商品データ記憶部,前記買上商品登
    録装置のデータ移動手段により与えられたデータが戻し
    商品データ取得手段により得た商品固有コードと数量で
    あるとき前記買上商品データ記憶部に記憶した客識別コ
    ードと商品固有コードとが共通のデータの数量から上記
    戻し商品データ取得手段により得た数量を減じる戻し商
    品データ処理手段,客の識別データを入力する入力手
    段,前記買上商品データ記憶部に記憶したデータのなか
    から前記入力手段により入力された客識別データで識別
    される客の買上商品のデータを取得し決済処理する決済
    処理手段を備えた決済装置とから構成したことを特徴と
    する買上商品決済システム。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の買上商品登録装置と、こ
    の買上商品登録装置のデータ移動手段により与えられた
    データが買上商品データ取得手段により得た商品固有コ
    ードと数量であるときそのデータを客識別データととも
    に蓄積記憶する買上商品データ記憶部,前記買上商品登
    録装置のデータ移動手段により与えられたデータが戻し
    商品データ取得手段により得た商品固有コードと数量で
    あるとき前記買上商品データ記憶部に記憶した客識別コ
    ードと商品固有コードとが共通のデータの数量から上記
    戻し商品データ取得手段により得た数量を減じる戻し商
    品データ処理手段,客の識別データを入力する入力手
    段,前記買上商品データ記憶部に記憶したデータのなか
    から前記入力手段により入力された客識別データで識別
    される客の買上商品のデータを取得し決済処理する決済
    処理手段を備えた決済装置とから構成したことを特徴と
    する買上商品決済システム。
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