JP3213573B2 - スイッチ内蔵制御機器 - Google Patents

スイッチ内蔵制御機器

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JP3213573B2
JP3213573B2 JP29912397A JP29912397A JP3213573B2 JP 3213573 B2 JP3213573 B2 JP 3213573B2 JP 29912397 A JP29912397 A JP 29912397A JP 29912397 A JP29912397 A JP 29912397A JP 3213573 B2 JP3213573 B2 JP 3213573B2
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裕明 室井
隆之 都所
一男 柳田
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    • G04C23/02Constructional details
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H43/00Time or time-programme switches providing a choice of time-intervals for executing one or more switching actions and automatically terminating their operations after the programme is completed
    • H01H43/02Details
    • H01H43/024Terminal arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/0006Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches
    • H01H11/0031Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches for converting electric switches for allowing different types or orientation of connections to contacts
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらかじめ設定し
たタイムスケジュールに従って内蔵したスイッチ要素を
オンオフすることにより負荷を制御したり、各種センサ
により検出した情報に基づいて内蔵したスイッチ要素を
オンオフすることにより負荷を制御するスイッチ内蔵制
御機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のスイッチ内蔵制御機
器としては、タイムスケジュールに従って内蔵したリレ
ーのようなスイッチをオンオフするタイムスイッチや、
各種センサにより検出した情報に基づいて内蔵したスイ
ッチをオンオフするセンサスイッチが提供されている。
【0003】たとえば、図14に示すタイムスイッチは
機械式のものであり、器体1に収納されたプリント基板
2に、モータにより回転するダイアルおよび動作時刻を
設定する設定子を備えた設定表示部3を備えた時計機能
ブロック4を実装してある。プリント基板2には、電源
や負荷を電線を介して電気的に接続するための入出力端
子ブロック5、負荷を制御するスイッチとしてのリレー
6なども実装される。時計機能ブロック4に設けたダイ
アルはたとえば1日で1周するように(補助ダイアルを
設けて補助ダイアルを1週間単位などで回転させるもの
もある)モータで駆動されている。設定子は一定時間
(たとえば15分)刻みでダイアルに装着されてダイア
ルに対して起伏可能になっていたり、あるいは一定時間
刻みでダイアルに着脱可能になっている。しかして、所
望時刻に対応するダイアルの回転位置を設定子で指定し
ておけば、設定した所望時刻に時計機能ブロック4から
出力される動作信号に基づいてリレー6を制御すること
ができる。
【0004】器体1は、下ケース11と上ケース(図示
せず)とを結合して形成されるものであって、プリント
基板2は下ケース11内に収納され、下ケース11の底
面に突設されているボス12に螺合する固定ねじ13を
用いて下ケース11に固定されている。下ケース11の
開口面にはカバー14が覆着され入出力端子ブロック5
やリレー6が覆われる。このカバー14は入出力端子ブ
ロック5を覆うから端子カバーとしても兼用されてい
る。カバー14には開口窓15が形成され、時計機能ブ
ロック4に設けた設定表示部3はカバー14から上面側
に露出する。このカバー14は、下ケース11に設けた
ボス16に螺合する固定ねじ17を用いて下ケース11
に固定される。入出力端子ブロック5に接続される電線
は下ケース11の側面に形成した引出部18(切除可能
なノックアウト部を形成している)を通して外部に引き
出される。
【0005】タイムスイッチとしては、図15に示すよ
うな電子式のものもある。このタイムスイッチは、機械
式のものとは時計機能ブロック4’の構成が異なるもの
であって、液晶表示器や押釦スイッチのような操作スイ
ッチからなる設定表示部3を備え、設定表示部3で指定
した時刻になるとリレー6を制御する動作信号が出力さ
れるように電子回路を用いて構成されている。他の部分
は図14に示したタイムスイッチと同様の構成になって
いる。
【0006】上述したタイムスイッチは、時計機能ブロ
ック4,4’と、入出力端子ブロック5と、リレー6と
を実装したプリント基板2を器体1に収納しているもの
であるが、図16に示すように、機械式の時計機能部4
aと入出力端子部5aと時計機能部4aにより開閉され
る機械接点(図示せず)とを内ケース7に収納し、この
内ケース7を器体1に収納したものも考えられている。
内ケース7は下ケース11の底面に突設されたボス16
aに螺合する固定ねじ17aを用いて下ケース11に固
定される。また、図示していないが、入出力端子部5a
を覆う端子カバーも設けられる。
【0007】同様の構成は米国特許第5,329,08
2号に開示されたタイマにおいても採用されており、内
ケース7ではなくプラスチックプレートに機械式の時計
機能部と入出力端子部と機械接点とを取り付け、このプ
ラスチックプレートを器体を形成している一方の半割体
(下ケース11に相当する)に取り付けた構成になって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図14や図15に示し
たタイムスイッチは、カバー14によって入出力端子ブ
ロック5を覆うことによってカバー14が端子カバーと
して兼用されているものであって、入出力端子ブロック
5に電源や負荷を接続するために電線を結線する際に
は、カバー14を外すことになる。このようにカバー1
4を外すとプリント基板2の他の部分も露出するから、
プリント基板2に形成されている回路パターンやプリン
ト基板2に実装されている電子部品に誤って傷を付けた
り、結線時に異物がプリント基板2に付着したりするこ
とがあり、故障や事故につながる可能性がある。
【0009】図16に示したタイムスイッチや米国特許
第5,329,082号に開示されたタイマでは内ケー
ス7を備えているから、電線を接続する際に入出力端子
部5a以外の回路部分が露出することがなく、上述のよ
うな問題は生じない。しかしながら、タイムスケジュー
ルを一巡させる時間を24時間とするか1週間とするか
などの周期、1周期の間に負荷をオンオフさせる最大回
数である動作数、時計機能部4aを機械式とするか電子
式とするか、停電補償の有無などの各種機能を組み合わ
せて商品を多品種に展開しようとしたときに、各品種ご
とに入出力端子部5aも含めて内ケース7を作成する必
要がある。このように、内ケース7として時計機能部4
aを収納するほかに入出力端子部5aを構成する部分も
備えるものが必要であるから、内ケース7が大型化して
内ケース7を作成するための金型が大きくなり設備投資
が大きくなる。
【0010】また、開発時には品質確認試験のような設
計確認が必要であって、内ケース7に時計機能部4aを
収納するとともに入出力端子部5aを構成する部分も設
けていると、時計機能部4aの設計確認を行なう以外に
入出力機能の評価も同時に行なうことが必要であり、時
計機能部4aのみの設計確認を単独で行なう場合に比較
すると確認すべき項目が多くなり、設計確認に要する労
力が大きくなる。
【0011】入出力端子部5aなど入出力機能に関与す
る部品を複数の品種で共用することは可能であるが、内
ケース7に時計機能部4aとともに入出力端子部5aを
組み込んだ後には、入出力端子部5aを他品種とは共用
することができなくなるから、納期などに応じて入出力
端子部5aを他品種に流用するというような柔軟な在庫
管理は行なえない。また、入出力端子部5aのみの組立
加工を行なって在庫していても、内ケース7に時計機能
部4aなどを収納し、入出力端子部5aと結線しなけれ
ば製品にはならないから、受注に応じて在庫品を用いて
組立加工しても製品を出荷するまでの時間が比較的長く
なる。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、電線を結線する際に回路部に異物が
付着したり回路部を誤って傷付けたりすることがないよ
うに内ケースを備えながらも、多品種への商品展開が容
易であり、しかも在庫管理が容易であるスイッチ内蔵制
御機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】各請求項に係る発明の共
通構成は、あらかじめ設定されている条件が満たされる
と動作信号を発生する主機能部と、主機能部からの動作
信号に応じて開閉されるスイッチ要素とを収納するとと
もに、主機能部およびスイッチ要素を外部回路に接続す
る入出力端子部が外面に露出する内ケースを器体に収納
したスイッチ内蔵制御機器であって、内ケースが、主機
能部を収納するメインケースと、スイッチ要素および入
出力端子部を備えるサブケースとを分離可能に結合して
形成されていることである。この構成によれば、主機能
部とスイッチ要素とが内ケースに収納され、入出力端子
部が内ケースの外面に露出していて、この内ケースを器
体に収納するから、結線時に入出力端子部を露出させて
いても主機能部やスイッチ要素が外部に露出せず、結線
時の誤作業によって主機能部やスイッチ要素に傷を付け
たり異物を付着させたりすることがなく、故障や事故の
発生の可能性が大幅に低減する。しかも、結線時の誤作
業による故障などを防止するように内ケースを備えた構
成を採用しながらも、主機能部を収納するメインケース
と、スイッチ要素および入出力端子部を備えるサブケー
スとを分離可能に結合していることによって、多品種を
製造する際にも各品種ごとに入出力端子部を含む内ケー
スを製造する必要がなく、入出力端子部を含む金型を用
いる場合に比較すると小型の金型を用いることが可能に
なり、結果的に金型コストの低減につながる。とくに、
主機能部の機能を変更して多品種に展開しても、サブケ
ースに収納したスイッチ要素や入出力端子部を共用する
ことが可能であって、メインケースのみ多品種に展開し
てサブケースは共用することで金型コストの低減につな
がる。さらに、品質確認試験のような設計確認を行なう
ときに、入出力端子部を分離して主機能部のみの設計確
認を行なうようにすれば確認項目が少なくなって設計確
認の労力を従来よりも低減することができる。また、メ
インケース側の機能を多品種に展開してもサブケース側
の機能は共用化することが可能であるから、サブケース
側の部材は複数品種間で流用可能であって流動的な部品
管理が可能になり、しかも、サブケースに部材を組み付
けた状態で在庫しておき、別途に製造した各品種のメイ
ンケース側と組み合わせて出荷すれば、用途に合わせて
各種仕様の製品を容易に製造することができる。
【0014】請求項の発明は、上記共通構成に加え
て、前記サブケースが、端子ねじを用いて電線を保持す
る端子板と、端子板およびスイッチ要素を取り付ける端
子台と、スイッチ要素の駆動回路を実装した回路基板と
を備え、端子板とスイッチ要素と回路基板とが端子ねじ
の長さ寸法の投影範囲内に配置され、かつスイッチ要素
と端子板との半田固定部とスイッチ要素と駆動回路との
半田固定部と回路基板における半田固定面とが端子台に
おける同じ面側に設けられているものである。この構成
によれば、端子ねじの長さ寸法の投影範囲内に端子板と
スイッチ要素と回路基板とを配置しているから、サブケ
ース側においては端子ねじの長さ程度の寸法範囲内で部
材を配置することができ小型化(薄形化)が可能にな
る。しかも、半田固定を要する部材が端子台に対して同
じ面側に半田固定部を配置しているから、半田固定の作
業が容易である。
【0015】請求項の発明は、上記共通構成に加え
て、前記サブケースが、電線が接続される金属製の端子
板と、端子板およびスイッチ要素を取り付ける端子台
と、スイッチ要素の駆動回路を実装した回路基板とを備
え、サブケース内の発熱部品の放熱経路として端子板が
兼用されるように端子板にスイッチ要素が直接に半田固
定されているものである。この構成によれば、スイッチ
要素を端子板に直結しているから端子板とスイッチ要素
との間を回路パターンや電線で接続する場合に比較して
端子板とスイッチ要素との間の抵抗を小さくすることが
でき、端子板に比較的大きな電流を流しても発熱量を小
さくすることができる。また、スイッチ要素や駆動回路
での発熱量が比較的多い場合でも端子板を通して放熱さ
れ、スイッチ要素や駆動回路の温度上昇を小さくするこ
とができる。
【0016】請求項の発明は、上記共通構成に加え
て、前記器体と前記内ケースとの一方に設けた引掛爪と
他方に設けた引掛溝とを凹凸係合させることによって内
ケースを器体の底面との間に隙間を形成する形で器体内
に配置し、前記内ケースが、端子ねじを用いて電線を保
持する端子板と、端子板およびスイッチ要素を取り付け
る端子台とを備え、前記器体の底面で端子ねじの先端に
対向する部位に端子台に当接するボスが突設されている
ものである。この構成によれば、器体に対して内ケース
を押し付けるだけで引掛溝と引掛爪とを凹凸係合させて
容易に結合することができ、器体への内ケースの組み込
み作業が容易になる。しかも、端子ねじを締める際に端
子台がボスに当接しているから、端子ねじを押し付ける
力で端子台が変形したり破損したりするのを防止するこ
とができる。
【0017】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、前記内ケースにおける電線導入側の端部と前記器体
の底面との間の前記隙間を覆う形で前記器体の底面に前
記隙間への電線の挿入を禁止する侵入禁止リブを設けて
いるものである。この構成によれば、電線を接続する際
に、器体と内ケースとの隙間に電線が挿入されるのを防
止することができ、電線の結線作業が容易になる。ま
た、内ケースにおいて器体の底面との対向面を開放して
いても電線の誤挿入によって内ケース内の部材に傷をつ
けたりすることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態ではタイムスイッチを例示す
る。本実施形態で示すタイムスイッチは、図2に示すよ
うに、図16に示した従来構成と同様に内ケース7を備
えた機能ブロック8を器体1内に収納した構成を有して
いる。ただし、本実施形態では、図1に示すように、内
ケース7がメインケース21とサブケース22とを分離
可能に結合して形成されている。メインケース21は主
機能部として機械式の時計機能部4aを収納し、サブケ
ース22は端子ねじ付きの入出力端子部5aを外面に露
出させるとともに内部にスイッチ要素として後述する2
個のリレー6a,6bを収納している。メインケース2
1の一側面(設定表示部3を設けた面とは異なる面が望
ましい)にコ字状の結合突壁23が突設され、サブケー
ス22の一側面には結合突壁23の外周側に重なってメ
インケース21の外周面と面一になる結合突壁24が突
設されている。結合突壁23は図1における下方に開放
されたコ字状であり、両脚片の先端部に外向きに受け片
23aが突設される。結合突壁24の下端部には受け片
23aと嵌合するように切欠24aが形成される。結合
突壁23の下端部外側面には固定用凸部23bが突設さ
れ、結合突壁24の下端部内側面には図示しない固定用
凹所が形成されていて、固定用凸部23bと固定用凹所
との凹凸係合によりメインケース21とサブケース22
とが互いに結合されるようになっている。なお、結合突
壁23と結合突壁24とには補助的に凹凸係合する部分
を設けてがたつきを防止するとともに結合強度を高める
のが望ましい。図示例では結合突壁23に溝部23cを
形成し、結合突壁24に設けた図示しない突条と凹凸係
合させている。また、固定用凸部23bと固定用凹所と
に代えてねじを用いてメインケース21とサブケース2
2とを結合してもよい。
【0019】ところで、内ケース7を備える機能ブロッ
ク8は図3のような回路構成を有する。メインケース2
1に設けた時計機能部4aは、商用電源の電源周波数に
同期して回転する同期モータ31を備え、この同期モー
タ31は600rpmの速度で回転する。同期モータ3
1の出力は減速用の輪列32によって864000分の
1に減速され、設定表示部3に設けたダイアル34を1
/1440rpmで回転させる。つまり、ダイアル34
は24時間で1回転するのであって、本実施形態では2
4時間型のタイムスイッチとして動作する。ダイアル3
4に設けた設定子によって適宜にタイムスケジュールを
設定しておけば、そのタイムスケジュールに従ってマイ
クロスイッチなどからなる信号発生用スイッチ部35が
開閉され、タイムスケジュールに応じた動作信号が発生
する。
【0020】一方、サブケース22に設けた入出力端子
部5aは、商用電源が接続される1対の電源端子T11,
T12を備え、また本実施形態では2個の負荷を制御する
ことができるように2対の負荷端子T21〜T24を備えて
いる。各1対の負荷端子T21〜T24間にはそれぞれ負荷
制御用のリレー6a,6bの接点が挿入されている。両
リレー6a,6bは、駆動回路であるリレー駆動回路4
0によって制御される。リレー駆動回路40は、電源電
圧を降圧するトランスのような交流降圧回路41と、交
流降圧回路41の出力を整流して直流電圧を出力する整
流回路42と、整流回路42からリレー6a,6bを駆
動するための電圧を得るために直流電圧を降圧し平滑す
るリレー電圧回路43とを備える。このリレー駆動回路
40の一方の入力端は電源端子T11に信号発生用スイッ
チ部35を介して接続され、他方の入力端は電源端子T
12に接続されている。したがって、タイムスケジュール
に従って信号発生用スイッチ部35がオンになると商用
電源から給電されてリレー6a,6bが駆動されるよう
に構成されている。
【0021】ところで、サブケース22は、図4、図5
に示すように構成されている。すなわち、合成樹脂のよ
うな絶縁材料よりなる端子台51を備え、図5における
端子台51の上面には電源端子T11,T12および負荷端
子T21〜T24をそれぞれ分離する分離壁52が突設され
ている。分離壁52によって仕切られることによって形
成された溝部分にはそれぞれ端子板53が配設され、各
端子板53にはそれぞれ端子ねじ54が挿通される。ま
た、端子台51には端子ねじ54に螺合するナット55
が保持される。図4に示すように、端子板53の両側縁
には端子台51に圧入される圧入固定片53aが突設さ
れている。圧入固定片53aには切り起こしにより形成
された固定爪53bが形成され、圧入固定片53aを端
子台51に設けた圧入孔(図示せず)に圧入すると固定
爪53bによって端子板53が端子台51に係止される
ようになっている。
【0022】さらに、上述したように、サブケース22
には、リレー6a,6bおよびリレー駆動回路40が設
けられるのであって、リレー6a,6bおよびリレー駆
動回路40は、プリント基板よりなる回路基板としての
リレー回路基板56に実装される。リレー6a,6bの
接点側のリード6c(図6参照)は端子板53に直結さ
れ、サブケース22において発生する熱を放熱する放熱
板として端子板53が兼用される。リレー回路基板56
は、図5に示すように、端子台51において結合突壁2
4と分離壁52との間に配置され、リレー回路基板56
の上面側は保護カバー57により覆われている。保護カ
バー57には端子台51に設けた結合孔51aに挿入さ
れる結合フック57aが突設され、結合フック57aは
先端部に設けた爪によって結合孔51aと凹凸係合す
る。また、分離壁52の一部には保護カバー57に設け
た位置決めスリット57bに噛合する位置決め片51b
が突設され、また、端子台51には保護カバー57の内
側面に当接する支持突片51cが突設されている。位置
決め片51bおよび支持突片51cにより保護カバー5
7はがたつかないように端子台51に位置決めされる。
【0023】しかして、サブケース22に上述した部品
を組み付けるには、まず、端子台51にナット55を挿
着した後、端子台51において分離壁52で仕切られて
いる溝部にそれぞれ端子板53を圧入し、次に端子ねじ
54を端子板53を通してナット55に螺合させる。さ
らに、リレー駆動回路40を実装したリレー回路基板5
6を結合突壁24と分離壁52の間に取り付けた後、リ
レー6a,6bを端子台51に挿着する。ここで、リレ
ー6a,6bは、端子台51に設けた保持脚58により
保持される。つまり、端子台51の上面に各リレー6
a,6bに対応してそれぞれ1対ずつ突設された保持脚
58の間にリレー6a,6bが保持されるのである。リ
レー6a,6bは水平断面がT字状に形成されており、
縦片と横片との交差部位に形成される入隅部分に保持脚
58が当接する。保持脚58の先端部には内向きに爪が
突設され、リレー6a,6bを上方に移動しないように
位置固定する。保持脚58はリレー回路基板56に貫設
した位置決め孔56aにも挿通され、リレー回路基板5
6の位置固定も行なう。
【0024】上述のようにして端子台51に端子板5
3、端子ねじ54、ナット55、リレー回路基板56、
リレー6a,6bを取り付けると、これらの部材は端子
台51に保持されるから、その後、端子台51の上下を
逆にして、端子台51の裏面側からリレー6a,6bと
リレー駆動回路40、およびリレー6a,6bと端子板
53とをそれぞれ半田固定する。半田固定のために端子
台51の適宜位置には透孔が形成される。ここで、図6
に示すように、リレー6a,6bにはリード6cが突設
され、リード6cを端子板53およびリレー回路基板5
6に挿入することによって、リレー6a,6bと端子板
53およびリレー回路基板56とを電線を用いることな
く直接接続してある。
【0025】この状態で入出力の機能を検査することが
できるから機能検査を行ない、最後に、保護カバー57
を端子台51に嵌合させてサブケース22の組立を完了
する。サブケース22は上述のようにして組み立てた状
態で在庫しておき、別途に製造したメインケース21と
受注に応じて結合して結線を行なえばよい。なお、端子
台51にリレー6a,6bを挿着した後に、端子台51
の上下を逆にし端子台51の裏面側からリレー回路基板
56を取り付けて半田固定する構成としてもよい。
【0026】ところで、上述のようにして形成された機
能ブロック8は、図2に示すように、器体1を構成する
下ケース11に収納されるのであって、下ケース11の
底面には、図7に示すように、内ケース7を載置すると
ともに位置ずれを防止する複数個の載置リブ61と複数
個のボス62とが突設され、さらに、内ケース7の少な
くとも3つの側面に形成した引掛溝25に係合する引掛
爪63a,63bが突設されている。引掛爪63aは下
ケース11の底面に立設した取付脚66の先端部に設け
られ、また引掛爪63bは下ケース11の内側面に突設
されている。内ケース7は器体1よりも小さいから内ケ
ース7は下ケース11の底面から上方に浮いた形で配置
され、ボス62間に対応する部位には侵入防止リブ64
が突設されている。
【0027】図8に示すように、ボス62は端子ねじ5
4の下方に対応するように配置され、侵入防止リブ64
は内ケース7において電線を導入する側の面の下方に対
応するように配置される。ボス62は端子台51の下面
に当接しているから端子ねじ54を締め付ける際に端子
台51に作用する力をボス62で受けることができ、端
子台51の変形や破損を防止することができる。また、
侵入防止リブ64を設けていることによって、入出力端
子部5aに電線を接続する際に電線を下ケース11の底
面と内ケース7との間の隙間に挿入してしまうことが防
止される。なお、ボス62および侵入防止リブ64は必
要に応じて設ければよい(図2には設けていない例を示
している)。また、下ケース11の側壁には入出力端子
部5aに接続される電線を外部に引き出すための引出部
を形成するために容易に切除することができるノックア
ウト部65が形成されている。すなわち、所望位置のノ
ックアウト部65を切除することにより電線を引き出す
ための引出部を形成することができる。なお、従来構成
と同様に、内ケース7は下ケース11に対してねじによ
って固定してもよい。
【0028】(実施形態2)実施形態1では図6に示し
ているように、リレー6a,6bを端子板53とリレー
回路基板56とに跨がるように配置しているが、本実施
形態では図9に示すように、リレー回路基板56に端子
板53の一部を載置した状態でリレー6a,6bをリレ
ー回路基板56に実装している。また、端子板53の上
面は実施形態1では平面状であったが、本実施形態では
階段状に形成されている。つまり、端子板53において
リレー6a,6bやリレー回路基板56が配置される部
位と、端子ねじ54が挿通される部位とは段差を有して
おり、リレー6a,6bや回路基板56の実装部品が、
ほぼ端子ねじ54の長さ寸法の投影範囲内に配置される
ようにしてある。つまり、端子ねじ54と端子板53、
リレー6a,6b、回路基板56上の実装部品は同程度
の高さ範囲内に配置される。また、端子台51に対し
て、リレー6a,6bのリード6cと、リレー回路基板
56における半田固定面と、端子板53の半田固定部と
は同一面側に配置してある。このような構成を採用する
ことによって、各部品が端子台51に対して同じ方向か
ら取り付けられる構成とあいまって部品の組み付けが容
易になり、自動組立に対応しやすくなる。
【0029】本実施形態の構成では、端子板53の厚み
寸法分だけリレー6a,6bの一端部がリレー回路基板
56から浮き上がるから、半田固定の際にリレー6a,
6bが傾くことのないように、リレー6a,6bとリレ
ー回路基板56との間に傾き防止スペーサ59を設けて
いる。傾き防止スペーサ59はリレー6a,6bに接着
される。傾き防止スペーサ59は半田固定時のリレー6
a,6bの傾きを防止するものであって、半田固定後に
は無くてもよいから、半田固定時にのみ別途の治具を用
いることによってリレー6a,6bの傾きを防止しても
よい。他の構成は実施形態1と同様である。
【0030】(実施形態3)本実施形態は、図10、図
11に示すように、実施形態2の構成においてリレー駆
動回路40などで生じる熱を放熱するための放熱片53
cを端子板53に設けたものである。放熱片53cは端
子板53における段差部分において端子ねじ54に近づ
く向きに突設されている。このような放熱片53cを設
けることによって、端子板53の表面積を大きくして、
材料の耐熱温度や電気用品取締法で定められた上限温度
を越えないようにすることができ、結果的に他に放熱用
の部品を取り付けたり、放熱用の樹脂を塗布したりする
必要がないのである。他の構成は実施形態2と同様であ
る。
【0031】(実施形態4)上述した各実施形態ではタ
イムスイッチを示したが、本実施形態ではセンサスイッ
チを示す。すなわち、センサスイッチの機能ブロック8
は内ケース7に、図13に示す構成の回路部を収納した
ものであって、外部に接続した各種センサで検出した情
報に基づいてリレー6を制御するものである。本実施形
態ではセンサとして温度センサを例示する。
【0032】図12に示すように、本実施形態で用いる
内ケース7もタイムスイッチと同様にメインケース21
とサブケース22とに分割されており、メインケース2
1に収納される主機能部としてのセンサ機能部4bは、
電源端子T11,T12に接続された電源(商用電源など)
から内部回路(後述する制御部73、設定表示部74)
に電源を供給する電源供給回路71を備える。センサ端
子T13,T14に接続される温度センサから入力されるセ
ンサ信号は、センサ信号変換回路72に入力され、セン
サ信号変換回路72では、温度センサからのセンサ信号
を制御部73で処理できる信号に変換する。制御部73
にはセンサ信号変換回路72と設定表示部74(3)と
が接続されており、設定表示部74(3)に設けた液晶
表示器、可変抵抗器、操作スイッチなどにより設定され
た設定温度と、センサ信号変換回路72から入力された
外部温度とを比較し、その結果に基づいて信号発生用ス
イッチ部75をオンオフさせる(つまり動作信号を発生
する)。たとえば、外部に設けた温度センサでの検出温
度が設定された所定の温度範囲を逸脱しているときには
信号発生用スイッチ部75をオンにするなどの処理を行
なう。
【0033】一方、サブケース22に設けた入出力端子
部5aは、商用電源が接続される1対の電源端子T11,
T12、温度センサが接続される一対のセンサ端子T13,
T14のほかに、1対の負荷端子T21,T22を備えてい
る。1対の負荷端子T21,T22間には負荷制御用のリレ
ー6の接点が挿入されている。リレー6は、リレー駆動
回路40によって制御される。リレー駆動回路40は、
電源電圧を降圧するトランスのような交流降圧回路41
と、交流降圧回路41の出力を整流して直流電圧を出力
する整流回路42と、整流回路42からリレー6を駆動
するための電圧を得るために直流電圧を降圧し平滑する
リレー電圧回路43とを備える。このリレー駆動回路4
0の一方の入力端は電源端子T11に信号発生用スイッチ
部75を介して接続され、他方の入力端は電源端子T12
に接続されている。したがって、温度センサでの検出温
度が設定表示部74(3)で設定された条件を満たして
信号発生用スイッチ部75がオンになると電源端子T1
1,T12に接続された電源から給電されてリレー6が駆
動されるのである。サブケース22に設けた回路部の構
成は基本的には実施形態1のものと同様である。また、
内ケース7を器体1に収納する構成などの他の構成は実
施形態1と同様である。
【0034】
【発明の効果】各請求項に係る発明に共通な構成は、
らかじめ設定されている条件が満たされると動作信号を
発生する主機能部と、主機能部からの動作信号に応じて
開閉されるスイッチ要素とを収納するとともに、主機能
部およびスイッチ要素を外部回路に接続する入出力端子
部が外面に露出する内ケースを器体に収納したスイッチ
内蔵制御機器であって、内ケースが、主機能部を収納す
るメインケースと、スイッチ要素および入出力端子部を
備えるサブケースとを分離可能に結合して形成されてい
ことであり、主機能部とスイッチ要素とが内ケースに
収納され、入出力端子部が内ケースの外面に露出してい
て、この内ケースを器体に収納するから、結線時に入出
力端子部を露出させていても主機能部やスイッチ要素が
外部に露出せず、結線時の誤作業によって主機能部やス
イッチ要素に傷を付けたり異物を付着させたりすること
がなく、故障や事故の発生の可能性が大幅に低減すると
いう利点がある。しかも、結線時の誤作業による故障な
どを防止するように内ケースを備えた構成を採用しなが
らも、主機能部を収納するメインケースと、スイッチ要
素および入出力端子部を備えるサブケースとを分離可能
に結合していることによって、多品種を製造する際にも
各品種ごとに入出力端子部を含む内ケースを製造する必
要がなく、入出力端子部を含む金型を用いる場合に比較
すると小型の金型を用いることが可能になり、結果的に
金型コストの低減につながるという利点があり、とく
に、主機能部の機能を変更して多品種に展開しても、サ
ブケースに収納したスイッチ要素や入出力端子部を共用
することが可能であって、メインケースのみ多品種に展
開してサブケースは共用することで金型コストの低減に
つながるという利点がある。さらに、品質確認試験のよ
うな設計確認を行なうときに、入出力端子部を分離して
主機能部のみの設計確認を行なうようにすれば確認項目
が少なくなって設計確認の労力を従来よりも低減するこ
とができるという利点があり、また、メインケース側の
機能を多品種に展開してもサブケース側の機能は共用化
することが可能であるから、サブケース側の部材は複数
品種間で流用可能であって流動的な部品管理が可能にな
り、しかも、サブケースに部材を組み付けた状態で在庫
しておき、別途に製造した各品種のメインケース側と組
み合わせて出荷すれば、用途に合わせて各種仕様の製品
を容易に製造することができるという利点を有する。
【0035】請求項の発明のように、前記サブケース
が、端子ねじを用いて電線を保持する端子板と、端子板
およびスイッチ要素を取り付ける端子台と、スイッチ要
素の駆動回路を実装した回路基板とを備え、端子板とス
イッチ要素と回路基板とが端子ねじの長さ寸法の投影範
囲内に配置され、かつスイッチ要素と端子板との半田固
定部とスイッチ要素と駆動回路との半田固定部と回路基
板における半田固定面とが端子台における同じ面側に設
けられているものであり、端子ねじの長さ寸法の投影範
囲内に端子板とスイッチ要素と回路基板とを配置してい
るから、サブケース側においては端子ねじの長さ程度の
寸法範囲内で部材を配置することができ小型化(薄形
化)が可能になるという利点があり、しかも、半田固定
を要する部材が端子台に対して同じ面側に半田固定部を
配置しているから、半田固定の作業が容易であるという
利点を有する。
【0036】請求項の発明のように、前記サブケース
が、電線が接続される金属製の端子板と、端子板および
スイッチ要素を取り付ける端子台と、スイッチ要素の駆
動回路を実装した回路基板とを備え、サブケース内の発
熱部品の放熱経路として端子板が兼用されるように端子
板にスイッチ要素が直接に半田固定されているものであ
り、スイッチ要素を端子板に直結しているから端子板と
スイッチ要素との間を回路パターンや電線で接続する場
合に比較して端子板とスイッチ要素との間の抵抗を小さ
くすることができ、端子板に比較的大きな電流を流して
も発熱量を小さくすることができるという利点がある。
また、スイッチ要素や駆動回路での発熱量が比較的多い
場合でも端子板を通して放熱され、スイッチ要素や駆動
回路の温度上昇を小さくすることができるという利点が
ある。
【0037】請求項の発明のように、前記器体と前記
内ケースとの一方に設けた引掛爪と他方に設けた引掛溝
とを凹凸係合させることによって内ケースを器体の底面
との間に隙間を形成する形で器体内に配置し、前記内ケ
ースが、端子ねじを用いて電線を保持する端子板と、端
子板およびスイッチ要素を取り付ける端子台とを備え、
前記器体の底面で端子ねじの先端に対向する部位に端子
台に当接するボスが突設されているものであり、器体に
対して内ケースを押し付けるだけで引掛溝と引掛爪とを
凹凸係合させて容易に結合することができ、器体への内
ケースの組み込み作業が容易になるという利点がある。
しかも、端子ねじを締める際に端子台がボスに当接して
いるから、端子ねじを押し付ける力で端子台が変形した
り破損したりするのを防止することができるという利点
がある。
【0038】請求項の発明のように、前記内ケースに
おける電線導入側の端部と前記器体の底面との間の前記
隙間を覆う形で前記器体の底面に前記隙間への電線の挿
入を禁止する侵入禁止リブを設けているものであり、電
線を接続する際に、器体と内ケースとの隙間に電線が挿
入されるのを防止することができ、電線の結線作業が容
易になるという利点がある。また、内ケースにおいて器
体の底面との対向面を開放していても電線の誤挿入によ
って内ケース内の部材に傷をつけたりすることがないと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す要部分解斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のブロック図である。
【図4】同上に用いるサブケースの分解斜視図である。
【図5】同上に用いるサブケースの分解斜視図である。
【図6】同上に用いるサブケースの断面図である。
【図7】同上に用いる下ケースの斜視図である。
【図8】同上の要部断面図である。
【図9】実施形態2に用いるサブケースの断面図であ
る。
【図10】実施形態3に用いるサブケースの断面図であ
る。
【図11】同上に用いる端子板の斜視図である。
【図12】実施形態4の分解斜視図である。
【図13】同上のブロック図である。
【図14】従来例を示す分解斜視図である。
【図15】他の従来例を示す分解斜視図である。
【図16】さらに他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 4a 時計機能部(主機能部) 5a 入出力端子部 6 リレー(スイッチ要素) 6a,6b リレー(スイッチ要素) 7 内ケース 21 メインケース 22 サブケース 25 引掛溝 40 リレー駆動回路(駆動回路 51 端子台 53 端子板 54 端子ねじ 56 リレー回路基板(回路基板) 62 ボス 63a 引掛爪 63b 引掛爪 64 侵入禁止リブ
フロントページの続き (72)発明者 柳田 一男 大阪府東大阪市吉田下島1番55号 朝日 ナショナル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−234291(JP,A) 特開 平7−282703(JP,A) 特開 昭63−292090(JP,A) 特開 昭63−292089(JP,A) 実開 昭58−183793(JP,U) 実開 昭61−117437(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 43/02 H01H 43/08 G04G 15/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ設定されている条件が満たさ
    れると動作信号を発生する主機能部と、主機能部からの
    動作信号に応じて開閉されるスイッチ要素とを収納する
    とともに、主機能部およびスイッチ要素を外部回路に接
    続する入出力端子部が外面に露出する内ケースを器体に
    収納したスイッチ内蔵制御機器であって、内ケースが、
    主機能部を収納するメインケースと、スイッチ要素およ
    び入出力端子部を備えるサブケースとを分離可能に結合
    して形成され、前記サブケースは、端子ねじを用いて電
    線を保持する端子板と、端子板およびスイッチ要素を取
    り付ける端子台と、スイッチ要素の駆動回路を実装した
    回路基板とを備え、端子板とスイッチ要素と回路基板と
    は端子ねじの長さ寸法の投影範囲内に配置され、かつス
    イッチ要素と端子板との半田固定部とスイッチ要素と駆
    動回路との半田固定部と回路基板における半田固定面と
    は端子台における同じ面側に設けられていることを特徴
    とするスイッチ内蔵制御機器。
  2. 【請求項2】 あらかじめ設定されている条件が満たさ
    れると動作信号を発生する主機能部と、主機能部からの
    動作信号に応じて開閉されるスイッチ要素とを収納する
    とともに、主機能部およびスイッチ要素を外部回路に接
    続する入出力端子部が外面に露出する内ケースを器体に
    収納したスイッチ内蔵制御機器であって、内ケースが、
    主機能部を収納するメインケースと、スイッチ要素およ
    び入出力端子部を備えるサブケースとを分離可能に結合
    して形成され、前記サブケースは、電線が接続される金
    属製の端子板と、端子板およびスイッチ要素を取り付け
    る端子台と、スイッチ要素の駆動回路を実装した回路基
    板とを備え、サブケース内の発熱部品の放熱経路として
    端子板が兼用されるように端子板にスイッチ要素が直接
    に半田固定されていることを特徴とするスイッチ内蔵制
    御機器。
  3. 【請求項3】 あらかじめ設定されている条件が満たさ
    れると動作信号を発生する主機能部と、主機能部からの
    動作信号に応じて開閉されるスイッチ要素とを収納する
    とともに、主機能部およびスイッチ要素を外部回路に接
    続する入出力端子部が外面に露出する内ケースを器体に
    収納したスイッチ内蔵制御機器であって、内ケースが、
    主機能部を収納するメインケースと、スイッチ要素およ
    び入出力端子部を備えるサブケースとを分離可能に結合
    して形成され、前記器体と前記 内ケースとの一方に設け
    た引掛爪と他方に設けた引掛溝とを凹凸係合させること
    によって内ケースを器体の底面との間に隙間を形成する
    形で器体内に配置し、前記内ケースは、端子ねじを用い
    て電線を保持する端子板と、端子板およびスイッチ要素
    を取り付ける端子台とを備え、前記器体の底面には端子
    ねじの先端に対向する部位に端子台に当接するボスが突
    設されていることを特徴とするスイッチ内蔵制御機器。
  4. 【請求項4】 前記内ケースにおける電線導入側の端部
    と前記器体の底面との間の前記隙間を覆う形で前記器体
    の底面に前記隙間への電線の挿入を禁止する侵入禁止リ
    ブを設けていることを特徴とする請求項記載のスイッ
    チ内蔵制御機器
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