JP3212843B2 - 被覆電線の被覆剥取確認装置 - Google Patents

被覆電線の被覆剥取確認装置

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JP3212843B2
JP3212843B2 JP23039095A JP23039095A JP3212843B2 JP 3212843 B2 JP3212843 B2 JP 3212843B2 JP 23039095 A JP23039095 A JP 23039095A JP 23039095 A JP23039095 A JP 23039095A JP 3212843 B2 JP3212843 B2 JP 3212843B2
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悦郎 木原
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被覆電線の被覆剥取
確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図6に従来の被覆電線の被覆剥取
確認装置の要部を示す。また、図5にその側面図を示
す。この被覆電線の被覆剥取確認装置は、被覆電線を切
断し、前記被覆電線の部分的に被覆の剥取られた導体部
に端子を圧着する自動機(図示せず)等に組込まれる。
確認電極片1と確認電極片2は上下に対となるようにバ
ックプレート6上に配置され、確認電極片2は固定され
ているのに対し、確認電極片1の後端部はピン3を回転
支点としてバックプレート6に平行な面内で可動し得る
ように、バックプレート6に取付けられ、確認電極片1
の先端部は確認電極片2に離接近する。この確認電極片
1は前記ピン3を支点とする自重によるモーメントによ
り可動して部分的に被覆が剥取られた被覆電線7の導体
部を挟着する。この挟着する力が強すぎると被覆電線7
の導体部を両確認電極片1、2間へ挿入しづらくなる
為、可動する確認電極片1の自重によるモーメントは、
最小径の被覆電線の挿入に支障のないように設定する必
要があった。尚、この可動する確認電極片1の動く範囲
は、巻きぐせのついた被覆電線の影響を少なくする為に
ストッパ装置5aにより規制されており、また両確認電
極片は接触し、導通しないようにストッパ4を設けて、
このストッパ4に可動する確認電極片1が掛かるように
し、それ以上下がらないようにしている。
【0003】被覆電線の被覆剥取りの確認は以下のよう
に行われる。クランプ治具(図示せず)により被覆電線
7は挟持され、部分的に被覆が剥取られて露出した被覆
電線7の導体部は、図4に示すように被覆電線の被覆剥
取確認装置の両確認電極片1、2間に両確認電極片の後
端部側の間口より挿入され、被覆電線7の導体部が図6
に示すように確認電極片1の先端部に達すると、確認電
極片1は、その自重によるモーメントにより前記被覆電
線7の露出した導体部を挟着接触する。この時、この被
覆電線7の露出した導体部を介しこの両確認電極片1、
2間は回路的につながり導通する。被覆電線の被覆剥取
確認装置はこの導通を検知することにより、該被覆電線
の被覆が剥取られたことを確認している。よって被覆が
剥取られずに導体部が露出していない被覆電線7を確認
電極片1、2間に挿入しても、該確認電極片1、2間は
回路的につながらないので、この被覆電線は被覆が剥取
られていない不良品として認識される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の方法では
確認電極片の片側のみが、一方の確認電極片に離接近す
るように可動するだけなので、以下のような問題があっ
た。
【0005】被覆電線はボビン等に巻かれているので巻
きぐせが残る。その巻きぐせの影響を少なくする為、可
動する確認電極片の動く範囲をストッパ装置5aにより
規制している。その為、両確認電極片間の間隔を径の小
さな被覆電線に合わせた場合、可動する確認電極片の先
端部を最大限押し広げても、その間隔は他の径の大きな
被覆電線の径よりも狭いことがあり、その場合前記被覆
電線は両確認電極片の先端部間を通過できず、反対に、
両確認電極片間の間隔を径の大きな被覆電線に合わせた
場合、径の小さな被覆電線を両確認電極片間へ挿入した
時に、この被覆電線の露出した導体部は、可動する確認
電極片か、あるいは固定した確認電極片のどちらか片方
の確認電極片にしか接触せず、被覆電線の被覆剥取りの
確認が正確にできなかった。
【0006】よって、被覆電線の径が変わる度に、該被
覆電線の径に合わせて両確認電極片間の間隔を調整する
必要があり、大変面倒であった。
【0007】また、可動する確認電極片が被覆電線を挟
着する力は最小径の被覆電線の挿入に支障のないように
設定する必要がある為、巻きぐせの強く残った被覆電線
を両確認電極片間に挿入したときに、この巻きぐせが可
動する確認電極片を持ち上げる力が、可動する確認電極
片が該被覆電線を挟着する力よりも強いと、可動する確
認電極片の動く範囲を規制していても、前記可動する確
認電極片の先端部は持ち上げられたままの状態になるこ
とがあった。
【0008】その場合図6に示すように、巻きぐせの残
った被覆電線7の被覆7bが確認電極片1を押上げるの
で、該導体部7aは両確認電極片1、2間が導通するよ
うに接触しない為、導体部7aが正規に露出していて
も、該被覆電線7は良品として確認されないという不具
合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点を解決
した被覆電線の被覆剥取確認装置を提供するもので、部
分的に被覆が剥取られた被覆電線の被覆剥取りを確認す
るための確認電極片を対となるように配置し、被覆電線
の露出した導体部を両確認電極片間より挿入し、該被覆
電線の露出した導体部を両確認電極片に挟着接触させて
通過させる被覆電線の被覆剥取確認装置において、該両
確認電極片は離接近するように可動し、該両確認電極片
は自重によるモーメントより被覆電線の露出した導体
部を挟着し、該導体部を介して前記両確認電極片間の導
通を確認することによって前記被覆電線の被覆剥取の不
良検出をすることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】部分的に被覆が剥取られた被覆電線の被覆剥取
りを確認するための確認電極片を対となるように配置
し、被覆電線の露出した導体部を両確認電極片間より挿
入し、該被覆電線の露出した導体部を両確認電極片に挟
着接触させて通過させる被覆電線の被覆剥取確認装置に
おいて、該両確認電極片は離接近するように可動し、該
両確認電極片は自重によるモーメントより被覆電線の
露出した導体部を挟着し、該導体部を介して前記両確認
電極片間の導通を確認することによって前記被覆電線の
被覆剥取の不良検出をするようにしたので、被覆剥取り
を確認する被覆電線の径が、その両確認電極片の間隔の
設定に対して小さければ、その両確認電極片の先端部の
間隔を調整しなくてもよくなり、よって被覆電線の径が
変わる度にその両確認電極片間の間隔を調整する必要が
なくなる。
【0011】また、確認電極片が被覆電線を挟着する力
を強く設定することが可能となり、巻きぐせの残った被
覆電線の巻きぐせが確認電極片を持ち上げる力よりも、
該確認電極片が被覆電線を挟着する力を強く設定して
も、両確認電極片間に抵抗なく被覆電線を挿入できる。
よって被覆電線に巻きぐせが残っていても、正規に被覆
が剥取られて露出していれば、該両確認電極片は該被覆
電線の導体部を確実に挟着し、導体部が片方の確認電極
片だけにしか接触しないという不具合もなくなり、被覆
電線の被覆剥取りの確認を確実に行うことがでができ
る。
【0012】
【実施の態様】本発明の一実施の態様を図に基づき説明
する。図1は、被覆電線の被覆剥取確認装置の要部で、
図2は、その側面図である。確認電極片1と確認電極片
2は対となるようにバックプレート6上に配置され、両
確認電極片1、2はその後端部がピン3によりバックプ
レート6に取付けられており両先端部が、お互いに離接
近し、可動する構成になっている。即ち確認電極片1の
先端部は、確認電極片1の重心がピン3より先端部側に
位置するため、前記ピン3を支点とするその自重による
モーメントにより反時計方向に回転して下がり被覆電線
7を挟着する。また確認電極片2の後端部は、確認電極
片2の重心がピン3より後端部側に位置するため、前記
ピン3を支点とする自重によるモーメントにより時計方
向に回転して下がり、その結果確認電極片2の先端部は
上がって被覆電線7を挟着する。また両確認電極片は、
回路的につながると電気が流れるようになっているた
め、両確認電極片1、2の先端部が接触し、導通しない
ように、両確認電極片1、2には図2に示すようにそれ
ぞれ段部1a、2aを設けると共に、バックプレート6
上にストッパ4を設け、この段部1a、2aがストッパ
4に係止するようにしている。尚、このストッパ4の材
質は、絶縁性のものでできている。また、両確認電極片
1、2間の最大限広がる間隔を規制するためにバックプ
レート6にストッパ装置5a及び5bが装着されている
が、このストッパ装置5a及び5bはなくてもよい。
【0013】この両確認電極片1、2は離接近するよう
に可動する為、両確認電極片1、2間の間隔は、被覆電
線の径が変わっても両確認電極片1、2間への挿入性に
は何ら影響はないので、該両確認電極片間の間隔は被覆
の剥取りを確認する最小径の被覆電線の導体部に合わせ
て設定している。尚、念の為この両確認電極片1、2間
の最大限広がる間隔をストッパ装置5a及び5bにより
設定している。
【0014】また、この両確認電極片1、2は離接近す
るように可動するので、確認電極片1、2が被覆電線7
を挟着する力を強く設定することが可能となる為、両確
認電極片1、2の被覆電線7を挟着する力は、確認電極
片2をバックプレート6に固定しているピン3と該確認
電極片2の後端部との距離を長くとることにより、ピン
3と確認電極片2の重心との距離を広げて、確認電極片
の後端部を下げようとするモーメントを大きくし、巻き
ぐせの残った被覆電線7の巻きぐせの影響を受けないよ
うに強く設定してある。
【0015】よって、被覆電線の径が変わる度に前記確
認電極片1、2間の間隔を調整する必要がなくなる。ま
た、両確認電極片1、2間へ巻きぐせの残った被覆電線
7を挿入しても、前記両確認電極片1、2は確実に被覆
電線7の導体部を挟着接触するので、被覆電線の被覆剥
取りの確認を確実に行うことができる。
【0016】
【0017】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、部分的に
被覆が剥取られた被覆電線の被覆剥取りを確認するため
の確認電極片を対となるように配置し、被覆電線の露出
した導体部を両確認電極片間より挿入し、該被覆電線の
露出した導体部を両確認電極片に挟着接触させて通過さ
せる被覆電線の被覆剥取確認装置において、該両確認電
極片は離接近するように可動し、該両確認電極片は自重
によるモーメントより被覆電線の露出した導体部を挟
着し、該導体部を介して前記両確認電極片間の導通を確
認することによって前記被覆電線の被覆剥取の不良検出
をするようにしたので、被覆電線の径が変わる度にその
両確認電極片間の間隔を調整する必要はなくなる。ま
た、確認電極片が被覆電線を挟着する力を強く設定する
ことが可能となり、巻きぐせの残った被覆電線に対して
も、両確認電極片間に被覆電線を抵抗なく確実に挿入す
ることができる。よって被覆電線に巻きぐせが残ってい
ても、正規に被覆が剥取られて露出していれば、該両確
認電極片の先端部は該被覆電線の導体部を確実に挟着
し、導体部が片方の確認電極片だけにしか接触しないと
いう不具合はなくなるので、被覆電線の被覆剥取りの確
認を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆電線の被覆剥取確認装置の要部を
示す平面図である。
【図2】本発明の被覆電線の被覆剥取確認装置の要部を
示す側面図である。
【図3】従来の例で被覆電線の被覆剥取確認装置の要部
を示す平面図である。
【図4】従来の例で被覆電線の被覆剥取確認装置の要部
を示す側面図である。
【図5】従来の例で被覆電線の被覆剥取確認装置に被覆
電線を挿入した時の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1は確認電極片 1aは確認電極片に設けられた段部 2は確認電極片 2aは確認電極片に設けられた段部 3はピン 4はストッパ 5aはストッパ装置 5bはストッパ装置 6はバックプレート 7は被覆電線 7aは導体部 7bは被覆 8はバネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分的に被覆が剥取られた被覆電線の
    被覆剥取りを確認するための確認電極片を対となるよう
    に配置し、被覆電線の露出した導体部を両確認電極片間
    より挿入し、該被覆電線の露出した導体部を両確認電極
    片に挟着接触させて通過させる被覆電線の被覆剥取確認
    装置において、該両確認電極片は離接近するように可動
    し、該両確認電極片は自重によるモーメントにより被覆
    電線の露出した導体部を挟着し、該導体部を介して前記
    両確認電極片間の導通を確認することによって前記被覆
    電線の被覆剥取の不良検出をすることを特徴とする被覆
    電線の被覆剥取確認装置。
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