JP3211606B2 - インストルメントパネルのフレーム構造 - Google Patents

インストルメントパネルのフレーム構造

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JP3211606B2
JP3211606B2 JP02381495A JP2381495A JP3211606B2 JP 3211606 B2 JP3211606 B2 JP 3211606B2 JP 02381495 A JP02381495 A JP 02381495A JP 2381495 A JP2381495 A JP 2381495A JP 3211606 B2 JP3211606 B2 JP 3211606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のインストルメン
トパネルを支持するフレームに関し、特にトラック等の
車幅が広い車両に適したインストルメントパネルのフレ
ーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インストルメントパネルのフレーム構造
として、実開平4−26882号に開示されているよう
に、車幅方向に延びるメインフレームでインストルメン
トパネル本体を支持して、メインフレームの中間部をス
テーによって車体フロアに連結すると共に、ステーの側
方においてメインフレームとステーの下部とをサブフレ
ームにより連結するフレーム構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両走行中
に一方の前輪が凸部に乗り上げた場合には、車輪からの
ねじれ荷重がメインフレームに作用する。このねじれ荷
重は、トラック等の車幅の広い車両においては特に強く
作用する。そこで、前述のフレーム構造によるメインフ
レームを車幅の広い車両に用いた場合には、ねじれ荷重
がメインフレームに作用すると、メインフレームが湾曲
してインストルメントパネルや車体に亀裂を生じる問題
点がある。
【0004】よって、本発明は、前述の問題点に鑑みて
なされたものであり、車体の車幅方向に対してねじれ荷
重が発生しても、これを弾性吸収するインストルメント
パネルのフレーム構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、運転
席と助手席のそれぞれ前方に配設され、インストルメン
トパネル本体を支持する車幅方向に延びた一対のメイン
フレームと、上記運転席に略対面して配設され、実質的
にU字型の板材であって、その両立上り部に上記各メイ
ンフレームの内端が固定され、上記各メインフレームに
外力がかかるときにその応力を吸収する弾性部材と、上
記弾性部材を車体フロアに連結するステーとを具備し、
上記一対のメインフレームの運転席側の部分は、助手席
側のその部分よりも前方に配設されたことを特徴とす
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、メインフレームに外
力が作用した場合に、弾性部材が弾性変形することによ
り、メインフレームに外力が作用することによる応力が
吸収される。
【0009】
【実施例】図1に本発明のフレーム構造によるフレーム
を用いた運転室の斜視図を示す。また、図中、左側を助
手席側、右側を運転席側とし、同図を用いて本発明の一
実施例を説明する。図1において、符号1はダッシュボ
ードを示す。ダッシュボード1は、エンジンルームと車
室内とを隔離する隔壁板の上部に車幅方向に延びて配設
されている。車幅方向におけるダッシュボード1の両端
部には、アルミダイキャスト製のサポート部材2,2
が、図示しないボルトによってそれぞれ取付けられてい
る。各サポート部材2,2には、ダッシュボード1に沿
って車幅方向に延びるメインフレーム3の両端部が、図
示しないボルトによってそれぞれ取付けられている。
【0010】メインフレーム3は、運転席側に位置する
運転席側フレーム4と、助手席側に位置する助手席側フ
レーム5と、運転席側フレーム4と助手席側フレーム5
との対向内端を互いに連結する弾性部材6とから構成さ
れる。
【0011】運転席側フレーム4及び助手席側フレーム
5は、金属からなるパイプ材により形成されている。弾
性部材6は、厚さ1.2mm〜1.6mmの鉄板が、上方を
開口とする略コの字型、すなわち実質的にU字型に折り
曲げられて形成されている。この弾性部材6の一方の立
上り部6aには運転席側フレーム4の内端が、他方の立
上り部6bには助手席側フレーム5の内端が、それぞれ
溶接されている。弾性部材6の底部6cには、車体フロ
ア7の略中央の凸部に固定されたステー8が連結されて
いる。立上り部6a、立上り部6b及び底部6cにより
囲まれる空間に、ラジオ等の補機を配置しても良い。
【0012】運転席側フレーム4及び助手席側フレーム
5の各上部には、複数の支持部材9が設けられている。
メインフレーム3には、ダッシュボード1とメインフレ
ーム3を覆うようにインストルメントパネル10が、複
数の支持部材6を介して固定される。
【0013】前述の構成のメインフレーム3を採用した
車両が、不整地路を走行した場合について説明する。走
行中に片方の前輪、例えば左前輪が凸部等に乗り上げた
場合には、車輪からのねじれ荷重によりダッシュボード
1、助手席側フレーム5及びインストルメントパネル1
0が上方に変形する。このとき、図2に示すように、立
上り部6bが、内側に弾性変形してねじれ荷重による応
力を吸収する。その後、助手席側フレーム5は、立上り
部6bの弾性力により基の位置に戻される。助手席側フ
レーム5が基に戻るのに伴って、ダッシュボード1及び
インストルメントパネル10も基の位置に戻る。
【0014】次に、図3,4に前述したメインフレーム
の変形例を示す。図3,4において、メインフレームの
みを示し、その他の部材は省略する。図3,4に示すよ
うに、運転席側フレーム14は、助手席側フレーム15
よりも前方に平行移動されて配設されている。弾性部材
16は、運転席側フレーム14と助手席側フレーム15
との内端を互いに連結するとともに、運転席に略対面す
るように車幅方向に対して傾けられて配設されている。
このようにメインフレームを構成すると、運転席側の空
間が、助手席側に比べ広く確保される。また、弾性部材
に補機等を配置した際には、弾性部材が運転席に略対面
しているので、運転者は容易に補機等を操作することが
できる。
【0015】以上説明した実施例では、弾性部材を略コ
の字形の鉄板としたが、この弾性部材は、弾性を有する
バネ部材等で構成しても良い。また、弾性部材をメイン
フレームの略中央に設けたが、運転席よりに設けたり、
助手席よりに設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一対のメインフレームの運転席側の部分が、助
手席側のその部分よりも前方に配設されており、運転席
側の空間が、助手席側に比べ広く確保されているので、
メータ等の計器類の配置を容易に行うことができる。ま
た、弾性部材が運転席に略対面し、しかも、実質的にU
字型の板材であって、その両立上り部に各メインフレー
ムの内端が固定されているので、U字型の両立上り部の
間の空間に補機等を配置することができると共に運転者
は容易に補機等を操作することができる。
【0017】
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーム構造を用いた車両の車室内の
斜視図である。
【図2】メインフレームの正面図である。
【図3】メインフレームの変形例を示す斜視図である。
【図4】メインフレームの変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ダッシュボード 3 メインフレーム 4,14 運転席側フレーム 5,15 助手席側フレーム 6,16 弾性部材 6a,6b 立上り部 8 ステー 10 インストルメントパネル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−146769(JP,A) 特開 平6−227327(JP,A) 特開 平5−270445(JP,A) 特開 平4−129876(JP,A) 特開 平6−107105(JP,A) 実開 昭60−81069(JP,U) 実開 平4−26882(JP,U) 実開 昭63−111364(JP,U) 実開 平2−54677(JP,U) 実開 平2−93187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席と助手席のそれぞれ前方に配設さ
    れ、インストルメントパネル本体を支持する車幅方向に
    延びた一対のメインフレームと、上記運転席に略対面して配設され、実質的にU字型の板
    材であって、その両立上り部に上記各メインフレームの
    内端が固定され、 上記各メインフレームに外力がかかる
    ときにその応力を吸収する弾性部材と、 上記弾性部材を車体フロアに連結するステーと、 を具備し、 上記一対のメインフレームの運転席側の部分は、助手席
    側のその部分よりも前方に配設された ことを特徴とする
    インストルメントパネルのフレーム構造。
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