JP3210308B2 - 輪転機の自動減速停止制御装置 - Google Patents

輪転機の自動減速停止制御装置

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JP3210308B2
JP3210308B2 JP2000033546A JP2000033546A JP3210308B2 JP 3210308 B2 JP3210308 B2 JP 3210308B2 JP 2000033546 A JP2000033546 A JP 2000033546A JP 2000033546 A JP2000033546 A JP 2000033546A JP 3210308 B2 JP3210308 B2 JP 3210308B2
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/04Tripping devices or stop-motions
    • B41F33/12Tripping devices or stop-motions for starting or stopping the machine as a whole

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予め定めた予定
部数を印刷し終えた輪転機を自動的に停止させる輪転機
の自動減速停止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における、予定部数の印刷終
了とタイミングを合わせて印刷稼働する印刷機又は輪転
機を停止させるという技術は、例えば実開昭64−03
0236号全文明細書に開示されている。
【0003】その開示されている技術の装置は、複数の
印刷機で同じ印刷物を印刷する場合、印刷予定部数を印
刷した後、各印刷機を同時に停止する印刷機の部数管理
装置であり、印刷物の印刷残部数が或る一定値に達した
ら、各印刷機に対して減速信号を出力し、印刷残部数が
0になったら各印刷機に対して停止信号を出力するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術の実
開昭64−030236号全文明細書では、印刷残部数
がある一定値になると印刷機に対して減速信号を出力す
ると記載されているが、印刷残部数の演算については詳
細に開示されているものの、減速と停止との各信号出力
については、それを行う手段も出力手順も何ら開示され
ていない。即ち、実開昭64−030236号全文明細
書は、印刷残部数を作業者又は印刷制御装置に伝達する
装置であり、それに基づいて、改めて減速が行われるも
ので、自動減速停止を行い得るものでない。
【0005】従って、作業者の手動停止作業が必要であ
り、この部分での省力化ができない。又、停止作業がタ
イミングを誤ると必要以上の余剰部数を印刷してしま
い、印刷紙の無駄使いや印刷数不足が生じ、これを回避
するために減速夕イミングを早めて低速印刷時間を長く
すると、作業時間が長くなり稼動効率の低下につながる
という問題がある。
【0006】この発明は、上記の問題を解消し、稼動効
率を低下させることなく、必要部数の印刷終了とともに
自動停止の作動が行われ、余剰印刷部数を最少限にとど
めることができる印刷機又は輪転機の自動減速停止制御
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の輪転機の自動
減速停止制御装置は、ウェブ巻取紙を使用し、印刷部で
連続的に印刷されたウエブ紙を断裁し折り畳んで、折帳
として排出する輪転機に装備され、輪転機で印刷された
うえ排出される折帳の、印刷予定部数を部数管理手段に
入力するように接続された入力手段と、輪転機から排出
される折帳を検出し、検出信号を部数管理手段に入力す
るように接続された検出手段と、入力手段から入力され
た印刷予定部数を記憶し、検出手段から順次入力される
検出信号の数を印刷予定部数から減算して印刷残部数を
算出し、その都度の印刷残部数の信号を処理手段に入力
するように接続された部数管理手段と、輪転機の駆動速
度を検出し、印刷中の駆動速度信号を処理手段に入力す
るように接続された印刷速度検出手段と、部数管理手段
から入力される印刷残部数信号及び印刷速度検出手段か
ら印刷中の駆動速度信号を受けて、印刷機の駆動速度と
予め定められた輪転機の減速度に基づいて減速開始から
機械停止までの時間及び印刷終了までの時間を演算し、
更に減速開始から印刷終了までの間に印刷される有効印
刷部数を演算し、それに基づいて自動減速開始までの時
間を演算してこの値が零になった時に輪転機を自動的に
減速させ停止させる自動減速停止指令信号を出力するよ
うに設けられた処理手段とから構成されている。
【0008】更に好ましくは、処理手段に接続され、処
理手段から入力される輪転機の印刷速度、印刷残部数及
び自動減速停止開始までの時間の情報を作業者に伝達可
能である伝達手段を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態における輪
転機の自動減速停止制御装置を図面に従って説明する。
図1において、輪転機Pは、図示しないウエブ巻取紙か
ら供給されるウエブ紙に印刷部で連続的に印刷し、折り
部で断裁すると共に所定の折帳Rに折り畳んで、コンベ
アに排出する構成になっている。
【0010】自動減速停止制御装置Wは、輪転機Pで
印刷されたうえ排出される折帳Rの、印刷予定部数を部
数管理手段3に入力するように接続された入力手段1
と、輪転機Pから排出される折帳Rを検出し、検出信
号を部数管理手段3に入力するように接続された検出手
段2と、入力手段1から入力された印刷予定部数を記
憶し、検出手段2から順次入力される検出信号の数を印
刷予定部数から減算して印刷残部数を算出し、その都度
の印刷残部数の信号を処理手段4に入力するように接続
された部数管理手段3と、輪転機Pの駆動速度を検出
し、印刷中の駆動速度の信号を処理手段4に入力するよ
うに接続された印刷速度検出手段5と、部数管理手段
3から入力される印刷残部数信号及び印刷速度検出手段
5から印刷中の駆動速度信号を受けて、印刷終了までの
時間を演算し、それに基づいて輪転機Pを自動的に減速
させ停止させる自動減速停止指令信号を出力するように
設けられた処理手段4と、処理手段4に入力された駆
動速度信号に基づく印刷速度信号及び印刷残部数信号並
びに処理手段4で演算された印刷終了までの時間の信号
が処理手段4から入力されるように接続され、それらの
信号に基づく情報を作業者に知らせる表示手段及び警報
手段又はそのいずれか一方を備えた伝達手段6とから構
成されている。
【0011】次に、自動減速停止制御装置Wの各構成要
素について更に詳細に説明する。 入力手段1 印刷予定部数を部数管理手段3に入力するもので、印刷
開始前に作業者がこれから印刷する折帳の印刷予定部数
の情報を、入力手段1によって部数管理手段3へ入力す
るのである。
【0012】検出手段2 転機Pから印刷されて折り部からコンベアに順次排出
される折帳Rを検出し、その検出信号を下記の検出信号
出力開始から検出信号出力終了までの間、部数管理手段
3に順次入力するものであり、印刷機Pの折り部の下流
位置に設置されている。
【0013】(a)検出信号出力開始 転機Pの運転の開始においては、最初、一定の低印刷
速度運転が行われ、その間に、作業者は、排出される折
帳Rを適宜取り出して印刷品質を検査する検紙作業を行
い、そして印刷品質が良好と確認されると、輪転機Pに
設けた図示しない印刷速度上昇ボタンをONして本印刷
運転とし、輪転機Pの印刷速度を適宜の印刷速度へ上昇
させる。検出手段2は、印刷速度上昇ボタンがONされ
ると、この信号で有効な状態になり、以後、輪転機Pか
ら順次排出される折帳Rを検出して検出信号の出力を開
始するようになっている。
【0014】(b)検出信号出力終了 輪転機Pが本印刷運転になり印刷速度が上昇した後、適
宜の印刷速度で運転が続けられ、印刷運転の終盤では停
止に向かって印刷速度が減速され、所定の低印刷速度で
後記するような理由により輪転機Pの図示しない印刷部
の印刷版へのインキの供給を停止するシーケンシャルオ
フが行われる。検出手段2は、シーケンシヤルオフが行
われると、その信号で無効になり、輪転機Pから順次排
出される折帳Rの検出による検出信号の出力を停止する
ようになっている。
【0015】なお、シーケンシャルオフは、輪転機Pの
減速が進みある程度以下の印刷速度になると、印刷版に
供給されているインキの粘着性によって紙が印刷胴に引
っ張られ、印刷不良や断紙などの不具合を生じるおそれ
があり、これを防止するためと、輪転機停止時に印刷版
面に無用のインキが残らないようにし後始末を容易にす
るために行われる。
【0016】部数管理手段3 入力手段1から入力された印刷予定部数を記憶してお
り、そして、検出手段2の検出信号の出力開始から、検
出信号が入力されるたびに、記億した印刷予定部数から
「1」を減算して、印刷残部数を順次算出し、その都度
の印刷残部数の信号を処理手段4に入力するものであ
る。
【0017】また、検出手段2が輪転機Pの折帳Rの排
出端から下流に距離Xだけ離れた位置で折帳Rを検出す
るように設けられているときは、部数管理手段3は、予
め設定されている折帳Rの排出ピッチYと距離Xとに基
づいて距離Xの間に存在する折帳Rの数を算出して、予
め記憶しており、それを入力手段1から入力される印刷
予定部数から減算して、補正した印刷予定部数として記
憶し、その印刷予定部数に基づいて印刷残部数を順次算
出するようになっている。
【0018】印刷速度検出手段5 印刷速度検出手段5は、輪転機Pの図示しない駆動系に
接続されたパルスジエネレーター又はタコメータージエ
ネレーターであり、駆動系の単位時計当りの回転数を検
出し、例えば、版胴の単位時計当りの回転数に比例した
信号を処理手段4に入力するようになっている。
【0019】処理手段4 処理手段4には、例えば輪転機Pの駆動系の1回転当り
の印刷部数が入力設定されており、処理手段4において
は、その設定値と、印刷速度検出手段5から順次入力さ
れる単位時計当りの回転数信号とに基づいて、その都度
の単位時間当たりの印刷部数が演算され、それが印刷速
度Sとして扱われる。
【0020】そして、処理手段4は、その印刷速度S
(単位時間当たりの印刷部数)と部数管理手段3から入
力される印刷残部数信号とに基づいて、設定された計算
式によって輪転機Pを自動的に減速停止させる指令信号
を出力するまでの時間を算出し、算出した時間が経過し
た時に自動減速停止指令信号を出力するものである。
【0021】処理手段4における演算は次のように行わ
れるようになっている。実際に印刷される印刷部数N
は、印刷速度Sと印刷時間Tとの積として求められる。
即ち図3にグラフで示すように、輪転機Pが印刷速度S
1で印刷時間T1だけ本印刷運転されたとき印刷部数N
は、 印刷部数N=印刷速度S1×印刷時間T1 を計算することによって求められ、その値は斜線部の面
積に相当する。
【0022】また、印刷速度S1から、減速を開始して
も印刷は続けられ、不良でない有効な印刷が前記シーケ
ンシャルオフが行われるまで引き続き行われる。この減
速中の有効印刷部数Nsは、印刷速度S1から減速が開
始され、印刷が停止するまでの間の印刷総部数N1か
ら、印刷速度S2でシーケンシヤルオフが行われた後の
不良印刷部数N2を減算した差である。
【0023】即ち、図4に示すように、時点Aに印刷速
度S1から減速を開始して時点Bにシーケンシヤルオフ
が行われ、時点Cで停止する場合、この自動減速の間の
印刷総部数N1は、図4の三角形ACDの面積に相当
し、次式で求められる。 印刷総部数N1=減速開始前の印刷速度S1×自動減速
開始から停止までの印刷時間Tac×(1/2)
【0024】そして、シーケンシャルオフ開始から停止
までに印刷される不良印刷部数N2は、図4の三角形B
CEの面積に相当し、次式で求められる。 不良印刷部数N2=シーケンシャルオフ開始の印刷速度
S2×シーケンシヤルオフ開始から停止までの印刷時間
Tbc×(1/2)
【0025】ここで、減速開始の座標位置Dから停止す
る座標位置Cまでの自動減速の減速度、即ち図4の線分
DCの傾きは、輪転機Pが高印刷速度から減速して停止
しても機械に無理な力がかからず、損傷や故障を生じさ
せないように、輪転機Pの性能から決定し、予め一定に
定められている。
【0026】従って、(1)まず自動減速開始時の印刷
速度S1と自動減速開始から停止までの印刷時間Tac
との関係は、Tac=F×S1(Fは輪転機Pの減速度
で定数である)(2)図4に示す自動減速の間の印刷総
部数N1(三角形ACDの面積)は、
【0027】(3)図4に示す自動減速の間の不良印刷
部数N2(三角形BCEの面積)は 印刷機Pのシーケンシヤルオフ開始の印刷速度S2は予
め設定されているので固有の減速度Fとともに定数であ
る。よって、自動減速の間の不良印刷部数N2も定数で
ある。
【0028】(4)図4に示す自動減速の間の有効印刷
部数Ns(四角形ABEDの面積)は、 Ns=N1−N2=(S1 −S2 )×F/2 上記の式でFとS2は定数のため自動減速開始時の印刷
速度S1が定まれば自動減速の間の有効印刷部数Nsが
定まる。そこで、部数管理手段3から印刷残部数Nhの
情報と、印刷速度検出手段5から印刷速度S1の情報を
受けた処理手段4は、自動減速停止開始までの時間Ts
を、 Ts=(Nh−Ns)/S1 によって常時演算する。
【0029】この自動減速停止開始までの時間Tsと印
刷残部数Nhと印刷速度S1は、後述する伝達手段6に
適宜に出力され、伝達手段6の図示しない表示部に表示
される。又、自動減速停止開始までの時間Tsが、例え
ば1分になると伝達手段6の図示しない警報部に信号を
出力し警報を鳴らすことも可能である。
【0030】そして自動減速停止開始までの時間Tsが
0分になると、自動減速停止開始の自動減速停止指令信
号を出力する。この信号により輪転機Pは自動減速が開
始される。
【0031】伝達手段6 伝達手段6は、図示しない表示部を具備するとともに、
必要に応じて図示しない警報部を具備しており、部数管
理手段3から処理手段4を経由して入力される印刷残部
数Nh、並びに処理手段4で演算された印刷速度S1及
び自動減速停止開始までの時間Tsが入力され、印刷残
部数Nh、印刷速度S1及び自動減速停止開始までの時
間Tsを常時表示し、警報部は、処理手段4から自動減
速停止開始までの時間Tsが所定時間、例えば1分間に
達したという信号が入力されると警報をならすようにな
っている。
【0032】次に、図2に従って自動減速停止制御装置
の操作・作動のプロセスを説明する。 (1)作業者が
入力手段1を操作して、部数管理手段3に印刷予定部数
データを入力する。(ステップ1) (2)作業者が輪転機Pを起動して、輪転機Pから排出
された折帳Rを検紙した後、輪転機Pは、印刷速度が上
昇されると同時に本印刷運転が開始され、例えば印刷速
度S1での印刷稼働になる。印刷速度検出手段5は、印
刷稼働中の輪転機Pの駆動系の回転速度を検出して、印
刷中の輪転機Pの駆動系の回転速度信号を処理手段4に
入力する。そして、輪転機Pから印刷済の折帳が排出さ
れ、搬出手段により搬出される。
(ステップ2)
【0033】(3)搬出手段により搬出される印刷済の
折帳が検出手段2により検出され、その検出信号は順
次、部数管理手段3に入力され、部数管理手段3におい
て印刷予定部数から順次減算され印刷残部数(Nh)が
演算され、印刷残部数(Nh)の情報は、部数管理手段
3から順次、処理手段4に入力される。(ステップ3)
【0034】(4)処理手段4においては、印刷速度検
出手段5から入力される印刷稼働中の輪転機Pの駆動系
の回転速度、即ち単位時計当りの回転数に基づき単位時
間当たりの印刷部数、即ち印刷速度Sが算出され、印刷
速度Sと部数管理手段3から入力される印刷残部数Nh
に基づいて現在の印刷速度S1から自動減速した場合、
自動減速の間の有効印刷部数Nsが演算される。
(ステップ4)
【0035】(5)処理手段4においては、印刷残部数
(Nh)から自動減速の間の有効印刷部数Nsが減算さ
れ、順次、自動減速開始までの印刷部数(N)が算出さ
れる。(ステップ5) (6)処理手段4においては、自動減速開始までの印刷
部数(N)を印刷する時、即ち自動減速開始までの時間
(Ts)が順次算出される。(ステップ6)
【0036】(7)処理手段4においては、自動減速開
始までの時間(Ts)が所定時間、例えば1分間に達し
たか否かが検出され、所定時間に達すると、伝達手段6
にその信号を入力する。
(ステップ7)
【0037】(8)伝達手段6においては、自動減速開
始までの時間(Ts)が所定時間(1分間)に達した信
号が入力されると、警報部が自動減速所定時間前の警報
を出力する。
(ステップ8) (9)処理手段4においては、自動減速開始までの時間
(Ts)が零になると、輪転機に自動減速指令信号を出
力する。 (ステップ9)
【0038】(10)輪転機の駆動制御部は、処理手段
4から出力された自動減速指令信号により輪転機の自動
減速を開始する。 (ステップ1
0) (11) 輪転機Pの減速が進みシーケンシャルオフ動
作開始の印刷速度S2に達した時点で印刷残部数は0に
なり、印刷予定部数の印刷は終了し、シーケンシャルオ
フ動作が開始する。
(ステップ11)
【0039】(12)減速された輪転機においては、印
刷速度が最低印刷速度であるクローリングに達する。
(ステップ1
2) (13)輪転機の運転は停止される。
(ステップ13) (14)かくして、印刷作業は終了し、シーケンシャル
オフ動作後に排出された折帳Rは適宜の手段、例えば作
業者によって取り除かれる。(ステップ14)
【0040】
【発明の効果】この発明の輪転機の自動減速停止制御装
置によれば、輪転機において必要な目的部数だけ印刷
し、必要以上の余剰部数を最少限にとどめ、且つ輪転機
を安全に自動減速させ停止させることができる。そして
輪転機の稼動効率を最良とすることができる。
【0041】更に、請求項2に記載のこの発明の輪転機
の自動減速停止制御装置によれば、印刷残部数及び輪転
機の自動減速停止作動開始までの印刷時間の情報が、表
示部や警報部によって作業者に常時伝達されるので、作
業者は作業の経過を把握でき、不要な心配をしないで作
業の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における輪転機の自動減
速停止制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態における輪転機の自動減
速停止制御装置の動作を示すフローチヤート図である。
【図3】輪転機の印刷速度を縦座標軸に、印刷時間の経
過を横座標軸にとり、輪転機の適宜の印刷速度において
印刷される部数を説明するためのグラフである。
【図4】輪転機の印刷速度を縦座標軸に、印刷時間の経
過を横座標軸にとり、輪転機の適宜の印刷速度から自動
減速する印刷速度において印刷される部数を説明するた
めのグラフである。
【符号の説明】
W 自動減速停止制御装置 1 入力手段 2 検出手段 3 部数管理手段 4 処理手段 5 印刷速度検出手段 6 伝達手段 A 自動減速開始の時点 B シーケンシヤルオフ開始の時点 C 自動停止の時点 F 輪転機の減速度 N 印刷部数 Ns 自動減速の間の有効印刷部数 N1 自動減速の間の印刷総部数 N2 自動減速の間の不良印刷部数 Nh 印刷残部数 T 印刷時間 T1 印刷時間 Tac 自動減速開始から停止までの印刷時間 Tbc シーケンシヤルオフ開始から停止までの印刷時
間 S 印刷速度 S1 印刷速度(自動減速開始時の印刷速度) S2 シーケンシャルオフ開始の印刷速度 X 輪転機の折帳の排出端から検出手段が折帳を検出す
る位置までの距離 Y 折帳の排出ピッチ P 輪転機 R 折帳
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−85761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ巻取紙を使用し、印刷部で連続的
    に印刷されたウエブ紙を断裁し折り畳んで、折帳として
    排出する輪転機において、 輪転機で印刷されたうえ排出される折帳の、印刷予定部
    数を部数管理手段に入力するように接続された入力手段
    と、 輪転機から排出される折帳を検出し、検出信号を部数管
    理手段に入力するように接続された検出手段と、 入力手段から入力された印刷予定部数を記憶し、検出手
    段から順次入力される検出信号の数を印刷予定部数から
    減算して印刷残部数を算出し、その都度の印刷残部数の
    信号を処理手段に入力するように接続された部数管理手
    段と、 輪転機の駆動速度を検出し、印刷中の駆動速度信号を処
    理手段に入力するように接続された印刷速度検出手段
    と、 部数管理手段から入力される印刷残部数信号及び印刷速
    度検出手段から印刷中の駆動速度信号を受けて、印刷機
    の駆動速度と予め定められた輪転機の減速度に基づいて
    減速開始から機械停止までの時間及び印刷終了までの時
    間を演算し、更に減速開始から印刷終了までの間に印刷
    される有効印刷部数を演算し、それに基づいて自動減速
    開始までの時間を演算してこの値が零になった時に輪転
    機を自動的に減速させ停止させる自動減速停止指令信号
    を出力するように設けられた処理手段とから構成された
    輪転機の自動減速停止制御装置。
  2. 【請求項2】 処理手段に接続され、処理手段から入力
    される輪転機の印刷速度、印刷残部数及び自動減速停止
    開始までの時間の情報を作業者に伝達可能である伝達手
    段を備えた請求項1に記載の輪転機の自動減速停止制御
    装置。
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