JPH10277644A - ルーパ制御方法およびループカー制御方法 - Google Patents

ルーパ制御方法およびループカー制御方法

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JPH10277644A
JPH10277644A JP8682997A JP8682997A JPH10277644A JP H10277644 A JPH10277644 A JP H10277644A JP 8682997 A JP8682997 A JP 8682997A JP 8682997 A JP8682997 A JP 8682997A JP H10277644 A JPH10277644 A JP H10277644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入側ルーパでの鋼板のため込み量が多いと、
ルーパ内のストリップウォークが発生するのを防止す
る。 【解決手段】 入側ルーパ14での鋼板4のため込み量
を常時は少なくしておき、鋼板21が次の鋼板と接続す
るための溶接速度、現在の入側ルーパ14内のため込み
量等に応じて、入側ルーパ4の入側セクションを停止す
る間の入側ルーパ4でのため込み量(長さ)を演算し、
ペリオフリールコイル残長計測器35での鋼板21の残
長が、演算したため込み量に達するとため込みを開始
し、上記ため込み量のため込みを行った後、入側ルーパ
4の入側の鋼板21の走行を停止して次の鋼板と溶接接
続し、その後元の速度にて鋼板を走行させる。停止直前
のみため込み量が増加するので、ルーパ内のストリップ
ウォークの発生が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はルーパ制御方法お
よびループカー制御方法に関するもので、特に鋼板の連
続プロセス処理設備等に設置されるルーパまたはループ
カーの自動同期位置制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷間圧延鋼板に連続プロセス処理(焼
鈍、鍍金等)を行う設備の一般的な構成を図4に示し、
図5は入側セクションの制御装置の構成図を示す。図4
において、1はコイル状の鋼板21を払い出すペイオフ
リール、2は先行板21後端と後行板21a先端をつな
ぎ合わせるための溶接桟、3は入側セクション12の鋼
板21の通板速度を決めるブライドルロール、4は入側
ルーパ、13は中央セクションであり、5、7は中央セ
クションの鋼板通板速度を決めるブライドルロール、6
はプロセス処理部、8は出側ルーパである。
【0003】また、14は出側セクションであり、9は
出側セクション14の速度を決めるブライドルロール、
10は鋼板21の切断機、11は鋼板21を巻き取るた
めのテンションリールである。
【0004】中央セクション13は製品品質確保、生産
性向上等の目的から鋼板21の通板を止めることなく常
に一定速度で運転することが望ましい。しかし、入側セ
クション12では鋼板21の端部処理、次通板鋼板21
aとの溶接等を行うためコイル毎に通板を停止しなけれ
ばならない。
【0005】また、出側セクション14でも鋼板の切
断、テンションリールの切替え等を行うため通板停止あ
るいは低速運転(通常中央セクション通板速度より低い
速度)の必要がある。この中央セクションと入側セクシ
ョン/出側セクションの速度差を吸収するのがルーパの
役割である。
【0006】次に動作について図4および図5を用いて
説明する。 (1)先ず入側ルーパ4においては、中央セクション1
3が一定速度で運転中に入側セクション12が減速停止
すると、
【0007】(2)中央セクションの鋼板21に引張ら
れルーパキャリッジ22が上昇し、ルーパ内に溜められ
ていた鋼板21を払い出しながら中央セクションの速度
を一定に保つ。この時、ルーパキャリッジにはルーパ用
モータ23により下向きに力が加えられており、ルーパ
内の鋼板21には一定の張力がかけられている。
【0008】(3)入側の処理が完了すると入側セクシ
ョンは、中央セクションより速い速度で運転を開始す
る。 (4)ルーパキャリッジ22にはモータ23により下向
きに力が加えられているので、鋼板21はルーパ内にた
め込まれルーパキャリッジ22は下がってゆく。
【0009】(5)ルーパキャリッジ22の位置を位置
検出器24にて検出し、ルーパ同期位置設定器25にて
設定された値と一致すると、 (6)速度制御装置26により入側ブライドルロール3
用のモータ27の速度を中央セクション13の速度に同
期させる。入側速度が中央セクション13に同期すると
ルーパキャリッジ22は一定位置を保つ。
【0010】次に出側ルーパにおいては、出側セクショ
ン14が減速、停止した時に中央セクション13より送
り込まれる鋼板21をため込むため、ルーパキャリッジ
が下がってゆく。すなわち、ルーパキャリッジの動作方
向が逆になるだけで原理は入側ルーパと同様である。
【0011】従来の制御方式では通常運転中(入側/出
側セクション12,14の速度が中央セクション13に
同期している間)は入側ルーパ4は同期位置を鋼板21
のため込み量(ループ量)の多い方(図4において下
側)、出側ルーパ8は同期位置をループ量の少ない方に
設定している。また同期位置設定は固定もしくは操業者
による手動設定としていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のルーパ同期位置
制御方法では、入側ルーパにおいて通常運転中にループ
量の多い方でルーパを同期させているので、ストリップ
ウォーク(鋼板がルーパロールの端に寄り蛇行する現
象)が発生する危険性があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、入側ルーパにおいて通常運転
中はループ量の少なくしておき、入側セクションを停止
する場合にのみ、必要なループ量をため込むようにし
て、鋼板のウォーク等のトラブルを防ぐことを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るルーパ制御方法は、ルーパ入側の
板材の走行を停止して所定の処理を行う場合、常時は上
記処理を行うに必要な板材をルーパ内にため込まず、上
記処理の直前に上記処理を行うに必要な板材をルーパ内
にため込んで上記処理を行うようにしたものである。
【0015】(2)また、ルーパ入側でコイル状の板材
を払い出して、その板材の尾端部と次のコイル状の板材
の先端部とを接続処理する場合、ルーパ内に上記処理に
必要な板材のため込みを行うためのため込み開始から上
記処理を開始するためのルーパ入側の板材停止までの必
要長さを演算し、この必要長さが上記コイル状板材の残
りの長さとほぼ等しくなると、上記ルーパ内のため込み
動作を開始し、ため込み後に上記接続処理を実行するよ
うにしたものである。
【0016】(3)また、上記(2)のルーパ制御方法
において、板材の接続処理以外の他の処理が加わる場
合、上記他の処理に必要な板材の必要長さを演算し、こ
の演算した必要長さと上記(2)で求めた板材の必要長
さとを加算した必要長さを求め、この加算した必要長さ
が上記コイル状板材の残りの長さとほぼ等しくなると、
上記ルーパ内のため込み動作を開始して上記接続処理お
よび上記他の処理を実行するようにしたものである。
【0017】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項のルーパ制御方法において、ルーパのため込み量
を監視し、このため込み量が不足する場合は、その不足
量に応じてルーパ出側の速度を減速するようにしたもの
である。
【0018】(5)また、上記(1)〜(4)のいずれ
か1項のルーパ制御方法のルーパの代わりにループカー
を用いるようにしたループカー制御方法としたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1において1はペイオフリール、5
は中央セクションブライドルロール、35はペイオフリ
ール上のコイルの残長計測装置、33は入側セクション
速度計測装置、31は中央セクション速度計測装置、3
2は同期位置切替タイミング演算装置、34は比較器で
ある。なお、21〜27については図4,図5と同様で
ある。
【0020】図2にルーパ同期位置切替時の入側セクシ
ョン速度パターン(タイムチャート)を示す。図におい
て、VC は中央セクション同期速度、VE は入側セクシ
ョン過速度(ループ量をため込む速度であるので必ずV
E >VC である) L1 はルーパにため込む鋼板長さ、L2 はその時に中央
セクションに送り込む鋼板長さ、L3 は余裕、T1 は同
期位置切替開始ポイント、T2 は同期位置切替が完了し
入側処理のため減速を開始するポイントである。また、
t1 、t2 、t3 は時間を表す。
【0021】次に動作について説明する。本発明の特徴
の一つはルーパ同期位置設定切替を自動的に行うことで
あり、それを開始するポイントT1 を自動的に決定する
ことである。すなわち、ポイントT1 から入側処理開始
ポイントT2 までに入側セクションが払い出す鋼板長さ
をLとすると、 L=L1 +L2 +L3 −−−−−−−−−(1) を演算することである。
【0022】そして、ペイオフリール1上のコイルの残
長がL1 +L2 +L3 とほぼ等しくなると、ルーパ同期
位置を切り替えるようにする。
【0023】以下その演算を行う。まずL1 は下記で算
出する L1 =(P2 −P1 )×S −−−−−−−−−−−(2) ここで、P1 は入側処理開始直前のルーパ位置(ため込
み量大)、P2 は通常運転中の同期位置(ため込み量
小)、P1 の値は演算器の固定常数でもよく操作者によ
り設定してもよい。
【0024】また、P2 の値は本発明の第2の特徴とし
て以下の通り決定される。図1において、現材料のデー
タ情報39、次材料のデータ情報ファィル40であり、
この内の板厚(THc、THn)、鋼種(SKc、SK
n)のデータから溶接スピードテーブル38より溶接ス
ピードSW が決まる。
【0025】溶接スピードSW が決まると、溶接速度演
算器37により溶接時間TW を下記の通り演算する。 TW =TS +(W/SW ) −−−−−−−−−(3) TS はシャカット、クロスアジャスト、オーバーラップ
等の溶接前処理の所要時間で固定値、Wは溶接幅であ
り、固定値である。
【0026】この溶接時間により次溶接に必要なため込
み量は式(4)となる。 溶接に必要なため込み量=VC ×TW /S −−−−(4) Sはルーパのストランド数であり機械により固定の常数
である。
【0027】従ってため込み側同期位置P2 は以下の式
で決定できる。 P2 =P1 +(VC ×TW /S) −−−−−−−−−(5)
【0028】次にL2 を計算する。 L2 =VC ×(t1 +t2 +t3 ) −−−−−−−−−(6) t1 =(VE −VC )/αA −−−−−−−−−(7) t3 =(VE −VC )/αD −−−−−−−−−(8) ここで、αA 、αD はそれぞれ入側セクションの加速、
減速率であり設備により固定の値である。
【0029】上記式(6)は、式(7)、式(8)よ
り、 L2 =VC [(VE −VC )/αA +t2 +(VE −VC )/αD ] −−−−−−−−−(9)
【0030】一方、 L1 =(1/2)×(VE −VC )×t1 +(VE −VC )×t2 +(1/2)×(VE −VC )×t3 −−−−−(10) より、 t2 =L1 /(VE −VC )−(1/2)×(t1 +t3 ) =(P1 −P2 )S/(VE −VC )−(1/2)×(t1 +t3 ) =(P1 −P2 )S/(VE −VC ) −(1/2)×[(VE −VC )/αA +(VE −VC )/αD ] −−−−−−(11) となり、
【0031】式(11)のt2 を式(9)に代入して、
L2 を求めると、 L2 =VC ×[(P1 −P2 )S/(VE −VC ) +(1/2)×{(VE −VC )/αA +(VE −VC )/αD }] −−−−−−(12) となる。
【0032】L3 は固定値で、ペイオフリールコイル残
長計測器35の誤差を考慮した余裕分で、ルーパ同期位
置切替タイミング演算器32で設定される。また、上記
の演算は図1の同期位置切替タイミング演算装置32に
て演算される。
【0033】ペイオフリールコイル残長計測装置35で
は、常時ペイオフリール1上のコイル残長が計測されて
いるので、この残長実績と、上記演算により求めたL1
+L2 +L3 とを比較器34で比較し、実績値が演算値
より小さくなるとルーパ同期位置を切り替える。
【0034】そうすると入側ブライドルロール速度制御
装置26にてVE まで入側セクションが加速されループ
量のため込みを開始する(図2のT1 )。そして図2の
パターンで鋼板のため込みを行い、T2 の時点で減速し
て停止し、所定の作業(鋼板の接続)を行う。T2 の時
点は、t1 ,t2 ,t3 が上記の式(7)、(10)、
(8)で既知であり、またt3 からT2 までの時間もL
3 /VC であるので簡単に演算できる。
【0035】以上のように、この実施の形態1は、中央
セクションの現在通板中の速度と入側セクション速度か
ら、ルーパ同期位置切替に必要な鋼板長さを演算し、さ
らに材料の板厚、鋼種、板幅のデータより次材の溶接作
業に必要な時間を推定し、ペイオフリール上のコイル残
長さを計測することにより、ため込み側同期位置とルー
パ同期位置切替タイミングを決定するものである。
【0036】従って、この実施の形態1では、通常運転
中はループ量を少ない方に設定してルーパウォークを防
ぎ、またループ量をため込む場合のため込み量とタイミ
ングを自動的に決定するので、ため込み側のルーパウォ
ークも抑制でき、操業者の手動操作による同期位置設定
も不要となる。
【0037】実施の形態2.上記実施の形態1では連続
処理設備の入側ルーパについて述べたが、図3に示すよ
うに酸洗ラインと冷間圧延機の連続設備に設けられる連
結ループカーにおいて、酸洗ライン出側をサイドトリマ
(鋼板の両サイドをトリミングする装置)設定変更等の
ため停止させる場合、事前にループカーをため込み側に
移動させる必要がある。
【0038】この場合シーケンス制御装置41により次
処理のシーケンスを決定しシーケンス処理時間を算出す
る。この処理時間は、サイドトリマ設定替え(トリマー
幅、刃のクリアランス、ラップ量等)を機械的に行うた
めの処理時間であり、設定替えを行う鋼板のある部分
が、サイドトリマ手前のどの位置にあるかをトラッキン
グにより計測する。設定替えを行う鋼板の部分がサイド
トリマ手前(L1 +L2 +L3 )の位置に送達すると自
動的にため込みを開始する。
【0039】以上のように、この実施の形態2は、実施
の形態1と同様に、通常運転中はループ量を少ない方に
設定してルーパウォークを防ぎ、またループ量をため込
む場合のため込み量とタイミングを自動的に決定するの
で、ため込み側のルーパウォークも抑制でき、操業者の
手動操作による同期位置設定も不要となる。
【0040】実施の形態3.上記実施の形態1では入側
溶接によるダウンタイム分のストリップため込み量のみ
を述べたが、設備により他にダウンタイムを生じる機械
設備があればそれを考慮したため込み量を設定すること
により、より精度のよい同期位置制御が可能となる。
【0041】例えば、溶接機の後にノッチャ(鋼板に溶
接部前後の板幅差がある場合、角を切り取る装置)を有
する設置においては、現材/次材のデータファィルに板
幅データを追加し幅差によりノッチャ操作有無を自動的
に判定しノッチャ有の場合は幅データによりダウンタイ
ムを演算しため込み側同期位置演算器にダウンタイムデ
ータとして付加する。
【0042】実施の形態4.上記実施の形態1では最小
限のため込み量を設定したが、溶接不具合が発生し再溶
接が必要となる場合がある。この場合設定されたため込
みの量では不足し最悪ルーパが機械的極限(ルーパから
鋼板を払い出してしまって、払い出す鋼板が無い状態)
に到達してしまう。
【0043】これを防止するためルーパ残り量を監視
し、残り量が不足すれば中央セクションの速度を自動的
に減速する中央速度補正値演算器(図1に図示せず)を
設け、この中央速度補正値演算器を併用することによ
り、ため込み量を最小限に設定しつつ溶接トラブル時に
はルーパ非常限到達防止も実現できる。
【0044】なおこの場合、溶接の良否は通常操作員が
行い、不良の場合には再溶接は操作スイッチなどで指令
する。この指令により、必要な再溶接時間に対応する中
央セクションの速度を減速するよう制御が自動的に行わ
れる。
【0045】実施の形態5.実施の形態1,3,4では
ルーパを制御するようにしたが、実施の形態2で用いた
ループカーを用いて制御するようにしてもよい。また、
実施の形態2で用いたループカーは、代わりにルーパを
用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、処理の直前に処
理を行うに必要な板材をルーパ(またはループカー)内
にため込んで上記処理を行うようにしたので、ルーパ
(またはループカー)内のストリップウォークの発生を
防止することができる。
【0047】(2)また、所定のルーパ(またはループ
カー)のため込み量よりも余分な停止時間を必要とする
処理が追加されると、ルーパ(またはループカー)出側
の速度を減速するようにしたので、ルーパ(またはルー
プカー)非常限到達防止も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による連続プロセス
処理設備の入側セクションの制御装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による入側セクショ
ンの速度パターン図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による連続プロセス
処理設備の制御装置の構成図である。
【図4】 従来の連続プロセス設備の制御装置の構成図
である。
【図5】 従来の連続プロセス処理設備の入側セクショ
ンの構成図である。
【符号の説明】
1 ペイオフリール、 2 溶接機、3
入側ブライドルロール、 4 入側ルーパ、5
中央セクションブライドルロール、 6 プロセス処理
部、7 中央ブライドルロール、 8 出側ルー
パ、9 出側ブライドルロール、 10 切断機、
11 テンションリール、 12 入側セクシ
ョン、13 中央セクション、 14 出側
セクション、21,21a 鋼板、 22
ルーパキャリッジ、23 ルーパ駆動モータ、
24 ルーパ位置検出器、25 ルーパ同期位置設
定器、 26 入側ブライドル速度制御装置、27
入側ブライドル駆動モータ、 31 中央速度検出
器、32 ルーパ同期位置切替タイミング演算装置、3
3 入側速度検出器、 34 比較器、35
ペイオフリールコイル残長計測器、36 ため込み側
同期位置演算器、 37 溶接速度演算器、38 溶接
速度テーブル、 39 現材料データファィ
ル、40 次材料データファィル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーパ入側の板材の走行を停止して所定
    の処理を行う場合、常時は上記処理を行うに必要な板材
    をルーパ内にため込まず、上記処理の直前に上記処理を
    行うに必要な板材をルーパ内にため込んで上記処理を行
    うようにしたことを特徴とするルーパ制御方法。
  2. 【請求項2】 ルーパ入側でコイル状の板材を払い出し
    て、その板材の尾端部と次のコイル状の板材の先端部と
    を接続処理する場合、ルーパ内に上記処理に必要な板材
    のため込みを行うためのため込み開始から上記処理を開
    始するためのルーパ入側の板材停止までの必要長さを演
    算し、この必要長さが上記コイル状板材の残りの長さと
    ほぼ等しくなると、上記ルーパ内のため込み動作を開始
    し、ため込み後に上記接続処理を実行するようにしたこ
    とを特徴とするルーパ制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2のルーパ制御方法において、板
    材の接続処理以外の他の処理が加わる場合、上記他の処
    理に必要な板材の必要長さを演算し、この演算した必要
    長さと請求項2で求めた板材の必要長さとを加算した必
    要長さを求め、この加算した必要長さが上記コイル状板
    材の残りの長さとほぼ等しくなると、上記ルーパ内のた
    め込み動作を開始して上記接続処理および上記他の処理
    を実行するようにしたことを特徴とするルーパ制御方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項記載のルー
    パ制御方法において、ルーパのため込み量を監視し、こ
    のため込み量が不足する場合は、その不足量に応じてル
    ーパ出側の速度を減速するようにしたことを特徴とする
    ルーパ制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項記載のルー
    パ制御方法のルーパの代わりにループカーを用いるよう
    にしたことを特徴とするループカー制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023099A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 連続式酸洗冷間圧延設備及び冷間圧延材の製造方法
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CN110385344A (zh) * 2019-07-26 2019-10-29 首钢集团有限公司 一种热连轧机活套自适应套量的控制方法及装置

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