JP3659753B2 - 巻取制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻取制御装置に関するものであり、より詳しくは、抄紙機の補修工程における巻戻しロール及び巻取ロールの停止位置の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、抄紙機の補修工程において用いられる従来の巻取制御装置の構成を示すブロック図である。この図において、巻戻しロール1には紙ロール2が巻回されており、紙ロール2の紙はガイドロール4及びドラムロール5を介して巻取ロール3に巻き取られるようになっている。なお、巻取ロール3にはペーパーロール6が当接しており、巻き取り中の紙に対して所定の張力が加わるようになっている。
【0003】
巻戻しロール1は電動機7により回転駆動され、電動機7は駆動制御装置8により制御されるようになっている。そして、速度検出器9は電動機7の速度を検出するようになっている。同様に、ドラムロール5は電動機10により回転駆動され、電動機10は駆動制御装置11により制御されるようになっている。そして、速度検出器12は電動機10の速度を検出するようになっており、巻取速度演算器13はこの速度検出器12の検出値に基づいて巻取速度を演算するようになっている。
【0004】
径演算器14は、速度検出器9,12からの各検出値及び巻取速度演算器13からの演算値に基づいて、巻戻しロール1に巻回されている紙ロール2のロール径を演算している。そして、径演算器14はこの演算値に対応する界磁制御信号を駆動制御装置8に出力して電動機7の速度制御を行っている。
【0005】
次に、このような巻取制御装置を用いて行う補修工程の作業について説明する。巻戻しロール1に巻回されている紙ロール2は、既に前工程において、どの位置にどのような欠陥点が有るかについて検知されているものである。そして、この欠陥点を有する部分が巻き戻される時点になると、自動停止制御装置が働き、巻戻しロール1及び巻取ロール3の回転が停止される。
【0006】
次いで、作業員はこの欠陥点の部分に対して「パッチ当て」等の補修作業を行い、次の欠陥点までの距離設定を行った後、運転を再開する。そして、次の欠陥点を有する部分が巻き戻される時点になると、再び自動停止制御装置が働いて巻戻しロール1及び巻取ロール3の回転が停止され、作業員は補修作業を行う。
【0007】
このように、紙ロール2の紙に含まれる欠陥点がある程度の距離をおいて点在している場合は、自動停止制御装置が充分な時間的余裕を持って働くため、欠陥点の部分を所定の補修位置に精度良く停止させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、時として、紙ロール2の紙の比較的長い距離に亘って欠陥点が連続して集中している場合がある。これらの欠陥点の全てを作業員が逐一補修したのでは煩雑に耐えず、多大な労力を費やすことになる。そこで、このような場合は、作業員がこの長い距離に亘る部分を切り取ると共に、切り取った部分の前後をつなげ、その後に次の欠陥点までの距離設定を行い、自動停止制御装置により補修位置に停止させて次の補修作業を行うようにしている。
【0009】
この場合に作業員は上記の切り取りを、カッターナイフを紙ロール2の表面に当て、このカッターナイフを或る深さでロール幅方向に一直線に引くことにより行う。このように、比較的長い距離に亘って欠陥点が連続して集中している部分を作業員がカッターナイフ等により切り取る作業は、通常、「切りさばき作業」と呼ばれる。
【0010】
ところで、上記の切りさばき作業を行った後、次の欠陥点までの距離設定を正確に行うためには、切りさばき作業により切り取られた紙の長さを正確に把握しておく必要がある。しかし、この切りさばき作業は作業員の経験と勘に頼って行う作業であるため、切り取られた紙の長さを正確に把握することは困難である。
【0011】
したがって、切りさばき作業後の距離設定は、実際には殆ど正確に行われることはなく、自動停止制御装置により停止される次の欠陥点の位置は正規の位置から大きくずれる結果となっていた。そのため、補修作業の効率も大幅に低下し、場合によっては、欠陥点を看過してしまうという重大なミスも発生していた。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、切りさばき作業により切り取られた紙の長さを正確に把握することができ、切りさばき作業後の次の欠陥点までの距離設定を正確に行うことが可能な巻取制御装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、巻戻しロールに巻回され予め検知された欠陥点を有する紙ロールを巻取ロールに巻き取る工程で、これら巻戻しロール及び巻取ロールの回転を停止させて、前記欠陥点を補修する作業を作業員が行い、さらに、前記欠陥点が連続的に集中する部分の巻き戻しが開始される際に、これら巻戻しロール及び巻取ロールの回転を停止させて、巻戻しロールに巻回された紙ロールに対し或る深さでロール幅方向へ直線状にカットすることによる切りさばき作業を作業員が行うことが可能な、巻取制御装置において、巻戻しロール駆動用電動機の検出速度、巻取ロール駆動用電動機の検出速度、及びこの巻取ロール駆動用電動機の検出速度に基づき演算された巻取演算速度から巻戻しロールに巻回された紙ロールのロール径を演算する径演算手段と、前記切りさばき作業により生じた紙の枚数を設定するさばき枚数設定手段と、前記径演算手段により演算された、前記巻戻しロールに巻回された紙ロールの径と、前記巻戻しロール駆動用電動機の検出速度とを、前記切りさばき作業が行われる直前まで所定サンプリング周期毎に入力して平均紙厚値を演算する平均紙厚値演算手段と、前記さばき枚数設定手段からの枚数設定値と、前記平均紙厚値演算手段からの平均紙厚値と、前記切りさばき作業を行う直前の前記巻戻しロールに巻回された紙ロールの径との入力に基づき、前記切りさばき作業により生じた紙の合計長さを演算するさばき長演算手段と、を備え、このさばき長演算手段の演算結果に基づいて次の欠陥点までの距離設定を行い、この距離設定に基づき前記切りさばき作業が行われた後の次の欠陥点を所定の補修位置に停止させる、ことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記さばき枚数設定手段に代えて、前記切りさばき作業により生じた紙の重量を設定するさばき重量設定手段を備えた、ことを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記径演算手段に代えて、前記巻戻しロールに巻回された紙ロールのロール径を光学的に検出するロール径検出手段を備えた、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図4に基づき説明する。但し、図5と同様の構成要素には同一符号を付して重複した説明を省略する。図1は、第1の実施形態の構成を示すブロック図である。なお、電動機10は直接的にはドラムロール5を駆動するものであるが、間接的に巻取ロール3を駆動しているので、電動機10を「巻取ロール駆動用電動機」として考えることにする。
【0017】
図1の構成は、図5の構成に平均紙厚値演算手段15、さばき枚数設定器21、及びさばき長演算器22が付加されたものである。平均紙厚値演算手段15は、時間発信器16、径値記憶器17、回転数積算器18、紙厚演算器19、及び平均値演算器20により構成されている。そして、径演算器14の演算結果は径値記憶器17に出力され、速度検出器9の検出値は回転数積算器18に出力されるようになっている。
【0018】
時間発信器16は、所定周期毎にサンプリング信号を出力するものであり、径値記憶器17には、サンプリング信号入力毎に径演算器14からの径記憶値が書き込まれる。なお、径値記憶器17に書き込まれる最新の径記憶値はサンプリング信号毎に更新されるようになっている。
【0019】
回転数積算器18は、速度検出器9からの検出値を入力して1周期分のサンプリング期間における回転数Nの値を積算するようになっている。この回転数Nの最新の値もサンプリング信号毎に更新されるようになっている。
【0020】
紙厚演算器19は、サンプリング周期毎に紙厚δを演算している。例えば、前回サンプリング時点の紙ロール2のロール径をD1とし、今回サンプリング時点の紙ロール2のロール径をD2とすると、紙厚δは下式により求められる。
δ=(D1−D2)/N … (1)
【0021】
平均値演算器20は、サンプリング信号毎に紙厚演算器19からの演算値を入力し、所定サンプリング回数における紙厚δの平均値δA を演算する。すなわち、第i番目のサンプリング信号に対応する紙厚をδi としてこのδi の値を積算し、下式によりδA を演算する。
【0022】
【数1】
このように、(1)式により紙厚δを求め、さらに、(2)式によりその平均値δA を求めるのは、抄紙工程において紙ロール2の紙厚は決して一定ではなく、場所毎に微妙に変化しているからである。例えば、50μmの紙厚のものを製造しようとしている場合、補修工程における紙ロール2の紙厚は、場所によって47μm,48μmであったり、50μm以上であったりする。
【0023】
さばき枚数設定器21は、切りさばき作業を行うことにより生じた紙の枚数を作業員が自ら数え、その数えた枚数kを手動により設定するためのものである。切りさばき作業により生じた紙の合計長さを作業員が測定するのは、煩雑な作業であるため、作業効率上の観点からは到底採用することができないが、紙の枚数を数えることはそれほど煩雑な作業ではなく、比較的容易に実施することが可能である。
【0024】
さばき長演算器22は、さばき枚数設定器21からの設定値k、平均値演算器20からの平均値δA を入力し、さらに、径値記憶器17から切りさばき作業を行う直前の紙ロール2のロール径D3を入力する。そして、これらk,δA ,D3の値から、切りさばき作業により生じた紙の合計長さLを演算する。
【0025】
この合計長さLの演算は次のようにして行う。すなわち、切りさばき作業により或る深さ(k・δA )で切り取られた紙を、紙ロール2から取り出し、これを床上に置いて図2に示すように、直線状に展開したとする。この展開された紙の部分の側面は、上辺がD3π、下辺が(D3−k・δA )π、高さがk・δA の台形となる。この台形の面積をSとすると、
となる。したがって、紙の合計長さLは、
となる。そして、さばき長演算器22で演算された値Lは、図示を省略してある、欠陥点の自動停止制御装置、あるいは定尺制御装置に出力されるようになっている。
【0026】
次に、上記のような巻取制御装置を用いて行う作業員の補修作業につき説明する。紙ロール2から巻戻される紙の欠陥点がある程度の距離をおいて点在している場合は、自動停止制御装置が欠陥点を所定の補修位置に正確に停止させるため、従来と同様、作業員は順調に補修作業を行うことができる。
【0027】
次いで、紙ロール2の紙の比較的長い距離に亘って欠陥点が連続して集中している個所の巻戻しが開始される時点になると、再び自動停止制御装置が働き、紙ロール2の巻戻しが停止される。そして、作業員はカッターナイフを紙ロール2の表面に当て、このカッターナイフを或る深さでロール幅方向に一直線に引くことにより、この比較的長い距離に亘る紙の部分を紙ロール2から取り除く。ここで、「比較的長い距離」とは、この切りさばき作業により紙ロール2から取り除いた紙の部分の合計長さについての測長が不可能な距離、あるいは測長が可能であったとしても相当程度の時間を必要とするような距離をいう。このとき、既に、さばき長演算器22には、切りさばき作業を行う直前の紙ロール2のロール径D3が径値記憶器17から入力されており、また、紙厚の平均値δA が平均値演算器20から入力されている。
【0028】
次いで、作業員は、紙ロール2の取り除かれた部分の前後をつなぎ合わせ、次の欠陥点の補修作業に備えるようにする。この後、作業員は、切りさばき作業により紙ロール2から取り除いた紙の枚数を数え、数えた枚数kをさばき枚数設定器21に設定する。すると、さばき長演算器22は、このさばき枚数k、切りさばき作業を行う直前の紙ロール2のロール径D3、及び紙厚の平均値δA に基づき、(4)式により紙の合計長さLを演算する。
【0029】
さばき長演算器22により演算された合計長さLは、自動停止制御装置、あるいは定尺制御装置に出力され、次の欠陥点の個所は所定の補修位置に正確に停止されることになる。したがって、作業員は補修工程において切りさばき作業を何回か行わざるを得ない場合でも、欠陥点の個所の停止位置の制御にそれほど労力を費やすことなく、補修作業を円滑に継続して行うことができる。
【0030】
切りさばき作業は、作業員の経験と勘に頼って行われる作業であり、切り取られた紙の合計長さを短時間で求めることは、従来は困難であったが、図1の構成の巻取制御装置によれば、この切り取られた紙の合計長さを短時間で且つ正確に求めることができる。特に、抄紙工程における紙の厚さは、場所毎に微妙に変化するため正確な合計長さを求めることは一層困難であったが、図1の構成では平均紙厚値演算手段15がサンプリング周期毎に紙厚の平均値δA を演算しているので、極めて高精度に合計長さを求めることが可能になっている。
【0031】
図3は、本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態では、図1におけるさばき枚数設定器21の代わりにさばき重量設定器23を備えた構成としてある。すなわち、作業員は、切りさばき作業により切り取った紙の枚数を数える代わりに、切り取った紙の重量W〔kg〕を測定し、この重量Wをさばき重量設定器23に設定する。この場合、切り取った紙の密度、及び紙幅lは既知であるから、切り取った紙の合計長さLは下式により演算することができる。
L=W/(M×δA×l) … (5)
【0032】
紙の重量を測定することは、紙の枚数を数えることと同様に比較的容易であるため、本実施形態によっても作業員の労力は大幅に軽減される。本実施形態では、さばき重量設定器23のみ設置した例を示したが、さばき枚数設定器21及びさばき重量設定器23の双方を設置し、いずれの設定器を使用するかについては作業員の選択に委ねるようにしてもよい。
【0033】
図4は、本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図である。図1及び図3の構成では、電動機7の界磁制御に用いられている径演算器14の演算結果をそのまま利用してサンプリング周期毎の紙ロール2のロール径を求めていたが、本実施形態では、紙ロール2の付近に光電管検出器24をロール径検出手段として配設し、ロール径を直接的に検出するようにしている。したがって、充分に精度の高い光電管検出器24を使用するようにすれば、一層正確にロール径の検出を行うことができ、結果として更に高精度に紙の合計長さLを求めることができる。
【0034】
なお、上記各実施形態における紙厚の値は、30〜150μm程度のものを想定しているが、紙厚の値は特に限定されるものではない。したがって、ティッシュペーパーのような非常に薄い紙や、逆に、段ボール用などの非常に厚い紙に対しても本発明の技術を適用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、切りさばき作業により切り取られた紙の長さを正確に把握することができ、切りさばき作業後の次の欠陥点までの距離設定を正確に行うことが可能になる。したがって、切りさばき作業後の次の欠陥点を所定の補修位置に正確に停止させることができ、作業員は円滑な補修作業を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】図1におけるさばき長演算器22の演算内容についての説明図。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック図。
【図5】従来例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 巻戻しロール
2 紙ロール
3 巻取ロール
4 ガイドロール
5 ドラムロール
6 ペーパーロール
7 電動機(巻戻しロール駆動用電動機)
8 駆動制御装置
9 速度検出器
10 電動機(巻取ロール駆動用電動機)
11 駆動制御装置
12 速度検出器
13 巻取速度演算器
14 径演算器
15 平均紙厚値演算手段
16 時間発信器
17 径値記憶器
18 回転数積算器
19 紙厚演算器
20 平均値演算器
21 さばき枚数設定器
22 さばき長演算器
23 さばき重量設定器
24 光電管検出器(ロール径検出手段)
Claims (3)
- 巻戻しロールに巻回され予め検知された欠陥点を有する紙ロールを巻取ロールに巻き取る工程で、これら巻戻しロール及び巻取ロールの回転を停止させて、前記欠陥点を補修する作業を作業員が行い、
さらに、前記欠陥点が連続的に集中する部分の巻き戻しが開始される際に、これら巻戻しロール及び巻取ロールの回転を停止させて、巻戻しロールに巻回された紙ロールに対し或る深さでロール幅方向へ直線状にカットすることによる切りさばき作業を作業員が行うことが可能な、巻取制御装置において、
巻戻しロール駆動用電動機の検出速度、巻取ロール駆動用電動機の検出速度、及びこの巻取ロール駆動用電動機の検出速度に基づき演算された巻取演算速度から巻戻しロールに巻回された紙ロールのロール径を演算する径演算手段と、
前記切りさばき作業により生じた紙の枚数を設定するさばき枚数設定手段と、
前記径演算手段により演算された、前記巻戻しロールに巻回された紙ロールの径と、前記巻戻しロール駆動用電動機の検出速度とを、前記切りさばき作業が行われる直前まで所定サンプリング周期毎に入力して平均紙厚値を演算する平均紙厚値演算手段と、
前記さばき枚数設定手段からの枚数設定値と、前記平均紙厚値演算手段からの平均紙厚値と、前記切りさばき作業を行う直前の前記巻戻しロールに巻回された紙ロールの径との入力に基づき、前記切りさばき作業により生じた紙の合計長さを演算するさばき長演算手段と、
を備え、このさばき長演算手段の演算結果に基づいて次の欠陥点までの距離設定を行い、この距離設定に基づき前記切りさばき作業が行われた後の次の欠陥点を所定の補修位置に停止させる、
ことを特徴とする巻取制御装置。 - 請求項1記載の巻取制御装置において、
前記さばき枚数設定手段に代えて、前記切りさばき作業により生じた紙の重量を設定するさばき重量設定手段を備えた、
ことを特徴とする巻取制御装置。 - 請求項1又は2記載の巻取制御装置において、
前記径演算手段に代えて、前記巻戻しロールに巻回された紙ロールのロール径を光学的に検出するロール径検出手段を備えた、
ことを特徴とする巻取制御装置。
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