JPH0638841Y2 - シ−ト材料の供給制御装置 - Google Patents

シ−ト材料の供給制御装置

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JPH0638841Y2
JPH0638841Y2 JP1986001818U JP181886U JPH0638841Y2 JP H0638841 Y2 JPH0638841 Y2 JP H0638841Y2 JP 1986001818 U JP1986001818 U JP 1986001818U JP 181886 U JP181886 U JP 181886U JP H0638841 Y2 JPH0638841 Y2 JP H0638841Y2
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sheet material
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甲一 近藤
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Kobe Steel Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タイヤ成形用のシート材料を成形ドラムに供
給して巻き付けるようにしたシート材料の供給制御装置
に関する。
(従来の技術) この種のシート材料供給制御装置として、例えば、実開
昭60-32018号公報に記載のものが公知である。
この装置は、ロール状に巻かれたシート材料を繰り出し
てその長手方向に搬送し、該搬送長さが設定器で設定し
た所定長さになった時、シート材料の搬送を停止すると
共に、該停止状態のシート材料を所定位置に設けたカッ
ターにより切断するものであった。
また、この種シート材料には、継ぎ目が存在するが、該
継ぎ目が切断位置にくると、タイヤ成形時に問題が生じ
るので、該継ぎ目を検出して、除去する装置が既に提案
されている(例えば、特開昭56-111660号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) 前記特開昭60-32018号公報に記載の装置においては、シ
ート材料の継ぎ目を検出する装置を有しないため、カッ
ターの切断位置に継ぎ目がくる恐れがあり、切断位置に
継ぎ目が来た場合、シート材料の切断が円滑に行われな
かったり、また、カッターを損傷させたりすると言う問
題があった。
そこで、前記特開昭56-111660号公報に記載の継ぎ目除
去装置を適用することが考えられるが、この装置では、
シート材料の継ぎ目を排出除去するため、材料の無駄が
生じると言う問題があった。
そこで、本考案は、シート材料の無駄を生じさせず、且
つ、円滑な切断ができるシート材料の供給制御装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は次の手段を講じた。
即ち、本考案の特徴とするところは、連続的に送られて
いるシート材料が設定器で設定した所定長さだけ送られ
た時、該シート材料の送りを停止すると共に、該停止状
態のシート材料を所定位置に設けたカッターにより切断
するシート材料の供給制御装置において、前記カッター
の近傍に前記シート材料の継ぎ目を検出する継ぎ目検出
器を設け、該継ぎ目検出器の継ぎ目検出時に、前記シー
ト材料の継ぎ目が前記カッターの位置を通過するように
前記設定器の設定値に所定値を加算する設定加算器を設
けた点にある。
(作用) 本考案によれば、連続的に搬送されているシート材料が
設定器で設定した所定長さだけ搬送された時、該シート
材料の搬送が停止される。そして、この停止状態のシー
ト材料が所定位置に設けられたカッターにより切断され
る。即ち、シート材料は所定長さの定寸に切断される。
ところで前記シート材料には所定の長さ毎に継ぎ目が存
在する。この継ぎ目は、カッターの近傍に設けられた継
ぎ目検出器により検出されると、前記設定器の設定値に
所定値が加算されるので、該シート材料は設定値プラス
加算値分だけ搬送されて停止し、切断される。
即ち、継ぎ目を避けて切断されるので、切断が円滑にな
る。
尚、切断されたシート材料は、通常の定寸材料よりも加
算分だけ長いが、その加算分は全長に比べて小さいの
で、タイヤ成形に悪影響を及ぼすことがない。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第1
図おいて、10は架枠、11はタイヤ成形用のシート材料12
をロール状に巻取ったドラムである。13は材料12の裏面
に貼付された離型用のテープ14を巻取るドラム、15はド
ラム13を駆動する材料引出し用モータであり、このモー
タ15でドラム13を駆動してテープ14を巻取ることによ
り、ドラム11から案内経路16を経て材料12を引出すよう
になっている。なお案内経路16は複数個のローラにより
構成される。
17は駆動ローラで、駆動用モータ18により駆動されるよ
うになっており、案内経路16の終端から下方に垂れ下が
った材料12を引上げて縦コンベヤ19に繰出すように構成
されている。縦コンベヤ19は駆動ローラ17から垂れ下が
った材料12を挟持して下方に搬送するように一対並設し
て成り、その夫々は駆動用モータ20により駆動される。
また一対の縦コンベヤ19は架枠10のガイド部21に沿って
材料12の幅方向に摺動自在とされ、かつセンタリング用
モータ22の正逆回転により適宜機構を介してセンタリン
グ調整可能とされている。
23は材料12を切断するカッターで、縦コンベヤ19の上法
で駆動ローラ17との間に配置されており、シリンダ24に
より出退駆動される。
25は材料12の継ぎ目12aを検出する継ぎ目検出器であ
り、第2図に示すように材料12の表裏に対向して配置さ
れた一対の光センサ26,27から構成されており、この継
ぎ目検出器25はカッター23の上方近傍に配置されてい
る。
28はパルス発生器で、駆動ローラ17の回転に同期してパ
ルスを発生するようになっている。29は材料12の先端を
検出する光学式の先端検出器で、第4図の如く材料12を
はさむように設けられた投光部29aと受光部29bとから成
り、縦コンベヤ19の下方近傍に設けられている。30は供
給コンベヤで、縦コンベヤ19から送られてきた材料12を
受取って図外の成形ドラムに供給するようになってい
る。
第3図は制御装置を示し、31はパルス発生器28からのパ
ルスをカウントするカウンタで、これらパルス発生器28
とカウンタ31により材料12の長さを測定する長さ測定装
置32が構成されている。
33は材料12の必要長さを設定する設定器、34は比較器
で、長さ測定装置32からの測定値と設定器33で設定され
た設定値とを比較し、両者が一致した時に駆動回路35を
介して駆動用モータ18を停止させると共にシリンダ24に
よりカッター23を作動させるようになっている。36,37
はカウンタで、これらカウンタ36,37は継ぎ目検出器25
の光学センサ26,27からの距離a,bに相当する信号をカウ
ントするようになっている。
38は加算器で、各カウンタ36,37のカウント値を加算す
るようになっている。39は距離設定器で、光学センサ2
6,27間の距離Lから材料12一枚の厚み分を引いた値を距
離設定値として設定するようになっている。40は比較器
で、加算器38の加算値と距離設定器39の距離設定値を比
較するようになっている。
41は設定加算器で、加算値と距離設定値とが一致しなか
った時に、所定値を設定器33の設定値に加算して、継ぎ
目12aがカッター位置を通過するようにしている。42は
材料12の先端位置を設定する位置設定器、43は先端検出
器29からの信号により材料12の先端位置を求める位置検
出器である。44は比較器で、先端位置設定値と先端位置
検出値とを比較して材料12のセンターずれを判断し、駆
動回路45を介してセンタリング用モータ22を正逆転させ
るようになっている。
以下、前記構成の実施例の作用につき説明する。
シート材料12の成形ドラムへの供給に際しては、引出し
用モータ15によってドラム13を駆動し、材料12に貼付さ
れたテープ14をドラム13に巻取ることにより、ドラム11
から所定速度で材料12を引出し、案内経路16を経て駆動
ローラ17に送る。そして、駆動ローラ17から下方に垂れ
下がった材料12を一対の縦コンベヤ19で表裏から挟持し
ながら下方へと送る。
駆動ローラ17は駆動用モータ18によって駆動され、また
これに連動してパルス発生器28があるので、駆動ローラ
17が送りを開始すると、パルス発生器28が働き、それが
発生するパルスをカウンタ31でカウントして、材料12の
送り長さを測定する。
一方、設定器33には成形ドラムの1巻き分の必要長さが
設定されており、その設定値とカウンタ31からの測定値
を比較器34で比較し、両者が一致すれば、比較器34から
の出力によって駆動回路35が働き、駆動用モータ18によ
る駆動ローラ17の回転を停止させると共に、シリンダ24
がカッター23を作動させて材料12を所定位置で切断す
る。
従って、材料12は駆動ローラ17の回転開始から所定長さ
分だけ送られると、自動的にカッター23によって切断さ
れ、作業者の目測による手作業に比して、作業能率が著
しく向上すると共に、精度も向上し、バラツキを防止で
きる。
材料12の継ぎ目12aがカッター位置にない場合には、前
述のように設定値と測定値とが一致した時にカッター23
で直ちに材料12を切断する。
しかし、カッター位置に継ぎ目12aがある場合には、継
ぎ目12aを通過させた位置で材料12を切断する。即ち、
材料12の送り時には、継ぎ目検出器25の光学センサー2
6,27が材料12との距離a,bを検出し、その出力を各カウ
ンタ36,37でカウントし、加算器38で加算し、比較器40
で加算値と距離設定器39の距離設定値と比較している。
そして、継ぎ目12aのない部分では設定値と加算値とが
一致するが、継ぎ目12aがあれば、加算値が小さくなる
ので、比較器40の出力により加算設定器41が働き、設定
器39の設定値に一定値を加算する。
従って、加算分だけ駆動ローラ17が更に回転を続け、そ
の加算設定値と長さの測定値とが一致した時点で駆動ロ
ーラ17が停止し、カッター23が材料12を切断するので、
材料12の切断を円滑に行い得る。
切断後の材料12は一対の縦コンベヤ19で挟んだままで下
方へと送り、縦コンベヤ19の下方の光学式の先端検出器
29で材料12の先端を検出する。材料12の先端が予め設定
した位置にきたとき、材料12のセンターと供給コンベヤ
30のセンターとが一致するように設定しておき、この両
者のセンターが一致していれば、縦コンベヤ19は材料12
の幅方向に移動しないが、センターずれがあれば、セン
タリング用モータ22が正転又は逆転し、縦コンベヤ19を
材料12の幅方向に動かして両者のセンターを一致させ
る。
即ち、材料12のセンターずれがあれば、先端検出器29を
さえぎる材料12の巾に応じて材料巾検出回路から出力さ
れる値(幅検出値)と予め材料がセンター位置にある時
の材料巾検出回路から出力される値(幅設定値)とが一
致しないので、その大小に応じて比較器44から正又は負
の信号が出力され、駆動回路45を介してセンタリング用
モータ22を正転又は逆転させ、縦コンベヤ19をガイド部
21に沿って材料12の幅方向に移動させるのである。
供給コンベヤ30上に送られた材料12は、これによって成
形ドラムに供給してその周面に貼付ける。
なお、実施例では、タイヤ成形用のシート材料12の供給
について説明したが、これに限定されるものではなく、
その他一般のシート材料の供給についても同様に実施で
きることは云うまでもない。
(考案の効果) 本考案によれば、シート材料の切断が円滑に行われ、且
つ、材料の無駄が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は継ぎ目
検出部の構成図、第3図は制御装置のブロック図、第4
図は先端検出器の構成図である。 12……シート材料、12a……継ぎ目、23……カッター、2
5……継ぎ目検出器、33……設定器、41……加算設定
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に送られているシート材料(12)が
    設定器(33)で設定した所定長さだけ送られた時、該シ
    ート材料(12)の送りを停止すると共に、該停止状態の
    シート材料(12)を所定位置に設けたカッター(23)に
    より切断するシート材料の供給制御装置において、 前記カッター(23)の近傍に前記シート材料(12)の継
    ぎ目(12a)を検出する継ぎ目検出器(25)を設け、 該継ぎ目検出器(25)の継ぎ目検出時に、前記シート材
    料(12)の継ぎ目(12a)が前記カッター(23)の位置
    を通過するように前記設定器(33)の設定値に所定値を
    加算する設定加算器(41)を設けたことを特徴とするシ
    ート材料の供給制御装置。
JP1986001818U 1986-01-09 1986-01-09 シ−ト材料の供給制御装置 Expired - Lifetime JPH0638841Y2 (ja)

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JPS62113161U JPS62113161U (ja) 1987-07-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013560Y2 (ja) * 1979-10-24 1985-04-30 セイコ−京葉工業株式会社 短尺材の連続送り装置
JPS60245543A (ja) * 1984-05-21 1985-12-05 凸版印刷株式会社 不良品の自動排出方法
JPH0611446B2 (ja) * 1985-03-25 1994-02-16 市郎太 宮木 定寸切断精度向上方法

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