JP2665982B2 - バイアスカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法 - Google Patents
バイアスカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法Info
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- JP2665982B2 JP2665982B2 JP1275791A JP27579189A JP2665982B2 JP 2665982 B2 JP2665982 B2 JP 2665982B2 JP 1275791 A JP1275791 A JP 1275791A JP 27579189 A JP27579189 A JP 27579189A JP 2665982 B2 JP2665982 B2 JP 2665982B2
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- low
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- sheet
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、バイアスカッター装置に於けるコンベヤ
ー速度制御方法に係わり、更に詳しくはシート状材料を
搬送する搬送コンベヤーの搬送速度を、スタート位置か
ら目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と低速
走行領域とに区画し、前記低速走行距離を順次短くした
分を高速走行距離に置き換えることで、シート状材料の
搬送処理速度或いはシート状材料の接合処理速度を高め
るように制御するバイアスカッター装置に於けるコンベ
ヤー速度制御方法に関するものである。
ー速度制御方法に係わり、更に詳しくはシート状材料を
搬送する搬送コンベヤーの搬送速度を、スタート位置か
ら目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と低速
走行領域とに区画し、前記低速走行距離を順次短くした
分を高速走行距離に置き換えることで、シート状材料の
搬送処理速度或いはシート状材料の接合処理速度を高め
るように制御するバイアスカッター装置に於けるコンベ
ヤー速度制御方法に関するものである。
従来のバイアスカッター装置におけるシート状材料の
搬送工程及び接合工程としては、例えば第５図及び第６
図のフローチャート（ステップ〜ステップ）に示す
ように、原反巻出しロール１から巻出された未加硫状態
のシート状材料Ｗを、カッターコンベヤー２上に送り出
し、ここで定尺走行させて停止させた後、バイアスカッ
ター３により所定の長さに切断する。バイアスカッター
３により定尺切断されたシート状材料Waは、吸着保持す
る移送装置４により搬送コンベヤー５上に移送される。
そして、搬送コンベヤー５により搬送される定尺切断さ
れたシート状材料Waは、接合部（スプライス部）におい
て先のシート状材料Wbの端末部と接合装置６を介して接
合（スプライス）され、引取り装置（ロール）７により
シート状材料Wbを端末スプライス位置まで引取り、巻取
り装置８により順次巻取られるように構成されている。
搬送工程及び接合工程としては、例えば第５図及び第６
図のフローチャート（ステップ〜ステップ）に示す
ように、原反巻出しロール１から巻出された未加硫状態
のシート状材料Ｗを、カッターコンベヤー２上に送り出
し、ここで定尺走行させて停止させた後、バイアスカッ
ター３により所定の長さに切断する。バイアスカッター
３により定尺切断されたシート状材料Waは、吸着保持す
る移送装置４により搬送コンベヤー５上に移送される。
そして、搬送コンベヤー５により搬送される定尺切断さ
れたシート状材料Waは、接合部（スプライス部）におい
て先のシート状材料Wbの端末部と接合装置６を介して接
合（スプライス）され、引取り装置（ロール）７により
シート状材料Wbを端末スプライス位置まで引取り、巻取
り装置８により順次巻取られるように構成されている。
ところで、上記のようなバイアスカッター装置におけ
るシート状材料の搬送工程及び接合工程において、精度
上及び接合作業効率上、搬送コンベヤー５上のシート状
材料Waを高速で搬送して、かつ精度良く停止させて接合
させる必要がある。
るシート状材料の搬送工程及び接合工程において、精度
上及び接合作業効率上、搬送コンベヤー５上のシート状
材料Waを高速で搬送して、かつ精度良く停止させて接合
させる必要がある。
即ち、搬送コンベヤー５の搬送速度を速くしてシート
状材料Waを搬送させる場合、所定位置（接合位置）にて
精度良く停止させるには、搬送コンベヤー５の慣性力や
シート状材料Waとの滑り（スリップ）で非常に難しく、
このため、搬送コンベヤー５の慣性力を極力小さくし、
しかもシート状材料Waの滑りを少ないものとする必要が
あるのである。
状材料Waを搬送させる場合、所定位置（接合位置）にて
精度良く停止させるには、搬送コンベヤー５の慣性力や
シート状材料Waとの滑り（スリップ）で非常に難しく、
このため、搬送コンベヤー５の慣性力を極力小さくし、
しかもシート状材料Waの滑りを少ないものとする必要が
あるのである。
そこで、従来では搬送コンベヤー５上のシート状材料
Waを高速で搬送し、所定位置で停止させる方法として、
搬送コンベヤー５の搬送速度を最初は高速搬送させ、次
いで搬送コンベヤー５とシート状材料Waとがスリップし
ない程度の低速搬送に切り換えて搬送及び停止させてい
る。
Waを高速で搬送し、所定位置で停止させる方法として、
搬送コンベヤー５の搬送速度を最初は高速搬送させ、次
いで搬送コンベヤー５とシート状材料Waとがスリップし
ない程度の低速搬送に切り換えて搬送及び停止させてい
る。
然しながら、シート状材料Waと搬送コンベヤー５との
摩擦係数は、シート状材料Waの材質及び温度，湿度等の
気候条件等により異なるため、低速搬送距離を画一的に
設定することは困難であり、従って、従来ではシート状
材料Waの内、材質のスリップ最大値を低速走行距離とし
て設定している。しかし、これはシート状材料Waの接合
処理能力を上げることが難しいと言う問題があった。
摩擦係数は、シート状材料Waの材質及び温度，湿度等の
気候条件等により異なるため、低速搬送距離を画一的に
設定することは困難であり、従って、従来ではシート状
材料Waの内、材質のスリップ最大値を低速走行距離とし
て設定している。しかし、これはシート状材料Waの接合
処理能力を上げることが難しいと言う問題があった。
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出された
もので、種々の材質のシート状材料を搬送する場合で
も、シート状材料を精度良く搬送，停止させて、搬送コ
ンベヤーによる搬送処理速度或いはシート状材料の接合
処理速度を向上させることが出来るバイアスカッター装
置に於けるコンベヤー速度制御方法を提供することを目
的とするものである。
もので、種々の材質のシート状材料を搬送する場合で
も、シート状材料を精度良く搬送，停止させて、搬送コ
ンベヤーによる搬送処理速度或いはシート状材料の接合
処理速度を向上させることが出来るバイアスカッター装
置に於けるコンベヤー速度制御方法を提供することを目
的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、搬送コンベヤー
上に供給されたシート状材料の搬送速度を、スタート位
置から目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と
低速走行領域とに区画し、前記搬送コンベヤー上のシー
ト状材料を所定位置まで高速走行させると共に、次い
で、低速走行に切り換え制御してシート状材料を目標停
止位置まで搬送させるバイアスカッター装置に於けるコ
ンベヤー速度制御方法であって、前記搬送コンベヤーの
低速走行開始位置から目標停止位置までの低速走行距離
を測定し、この低速走行距離及び設定値を、前記高速走
行距離とを演算処理装置に入力して演算し、この演算し
た値を高速走行距離に加算することにより、搬送コンベ
ヤーによる高速走行距離を延ばすと共に低速走行距離を
短くし、シート状材料の目標停止位置までの搬送走行時
間を短絡するように繰返し制御することを要旨とするも
のである。
上に供給されたシート状材料の搬送速度を、スタート位
置から目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と
低速走行領域とに区画し、前記搬送コンベヤー上のシー
ト状材料を所定位置まで高速走行させると共に、次い
で、低速走行に切り換え制御してシート状材料を目標停
止位置まで搬送させるバイアスカッター装置に於けるコ
ンベヤー速度制御方法であって、前記搬送コンベヤーの
低速走行開始位置から目標停止位置までの低速走行距離
を測定し、この低速走行距離及び設定値を、前記高速走
行距離とを演算処理装置に入力して演算し、この演算し
た値を高速走行距離に加算することにより、搬送コンベ
ヤーによる高速走行距離を延ばすと共に低速走行距離を
短くし、シート状材料の目標停止位置までの搬送走行時
間を短絡するように繰返し制御することを要旨とするも
のである。
この発明は上記のように構成され、シート状材料の搬
送する搬送コンベヤーの搬送速度を、スタート位置から
目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と低速走
行領域とに区画し、前記低速走行距離を順次短くした分
を高速走行距離に置き換えることで、シート状材料の搬
送処理速度或いはシート状材料の接合処理速度を高める
ように制御することを特徴としている。
送する搬送コンベヤーの搬送速度を、スタート位置から
目標停止位置までの走行領域内で高速走行領域と低速走
行領域とに区画し、前記低速走行距離を順次短くした分
を高速走行距離に置き換えることで、シート状材料の搬
送処理速度或いはシート状材料の接合処理速度を高める
ように制御することを特徴としている。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施例を説明す
る。
る。
なお、従来例と同一構成要素は、同一符号を付して説
明は省略する。
明は省略する。
第１図は、この発明を実施した搬送コンベヤー５の概
略構成図を示し、この搬送コンベヤー５のシート状材料
Waの供給側上部には、搬送コンベヤー５の送り量をカウ
ントするパルス発信器10が設置され、このパルス発信器
10は演算器11及びモータ制御装置12を介して搬送コンベ
ヤー５を回転駆動する駆動モータＭに接続されている。
略構成図を示し、この搬送コンベヤー５のシート状材料
Waの供給側上部には、搬送コンベヤー５の送り量をカウ
ントするパルス発信器10が設置され、このパルス発信器
10は演算器11及びモータ制御装置12を介して搬送コンベ
ヤー５を回転駆動する駆動モータＭに接続されている。
また、第１図において、Ｘは搬送コンベヤー５の高速
走行領域、Ｙは低速走行領域を示しており、高速走行領
域Ｘと低速走行領域Ｙとの切替え部には、切替え検出器
13が配設され、またシート状材料Waの先端停止位置に
は、停止点検出センサー14が設置されている。
走行領域、Ｙは低速走行領域を示しており、高速走行領
域Ｘと低速走行領域Ｙとの切替え部には、切替え検出器
13が配設され、またシート状材料Waの先端停止位置に
は、停止点検出センサー14が設置されている。
次に、コンベヤー速度制御方法を、第２図〜第４図
（ａ）を参照しながら説明する。
（ａ）を参照しながら説明する。
搬送コンベヤー５上に移送されたシート状材料Waは、
第２図及び第３図に示すように、搬送コンベヤー５を回
転駆動する駆動モータＭのスイッチを入れてスタートさ
せると（ステップ）、搬送コンベヤー５の搬送速度
は、駆動モータＭの回転数の増加に伴って、第２図に示
すように徐々に所定の角度で立上がり（ステップ）、
そして高速走行（ステップ）に入る。
第２図及び第３図に示すように、搬送コンベヤー５を回
転駆動する駆動モータＭのスイッチを入れてスタートさ
せると（ステップ）、搬送コンベヤー５の搬送速度
は、駆動モータＭの回転数の増加に伴って、第２図に示
すように徐々に所定の角度で立上がり（ステップ）、
そして高速走行（ステップ）に入る。
シート状材料Waが所定位置まで高速搬送されると、低
速走行に切替得る為に、駆動モータＭの回転数は、徐々
に少なくなって、搬送速度も所定の立下り角度で遅くな
る（ステップ）。
速走行に切替得る為に、駆動モータＭの回転数は、徐々
に少なくなって、搬送速度も所定の立下り角度で遅くな
る（ステップ）。
そして、高速走行の終点位置から低速走行に移り（ス
テップ）、所定の位置でシート状材料Waの先端を停止
点検出センサー14で検出して目標位置に停止させる（ス
テップ）。
テップ）、所定の位置でシート状材料Waの先端を停止
点検出センサー14で検出して目標位置に停止させる（ス
テップ）。
以上の制御により、シート状材料Waを所定位置まで搬
送させるのであるが、低速走行距離をどの程度に設定す
るかは、シート状材料Waの材質や、スリップ等により異
なるため、スリップ最大値を低速走行距離として設定し
ている。
送させるのであるが、低速走行距離をどの程度に設定す
るかは、シート状材料Waの材質や、スリップ等により異
なるため、スリップ最大値を低速走行距離として設定し
ている。
しかし、低速走行距離を長くすることは、シート状材
料Waの搬送処理能力の低下や、接合処理能力の低下を招
く結果となるため、搬送コンベヤー５の高速走行と低速
走行との距離を、第４図（ａ）に示すようなブロック図
により制御している。
料Waの搬送処理能力の低下や、接合処理能力の低下を招
く結果となるため、搬送コンベヤー５の高速走行と低速
走行との距離を、第４図（ａ）に示すようなブロック図
により制御している。
次に、シート状材料Waの高速走行及び低速走行の制御
を第４図（ａ）のブロック図及び第４図（ｂ）に示すタ
イムチャートを参照しながら説明する。
を第４図（ａ）のブロック図及び第４図（ｂ）に示すタ
イムチャートを参照しながら説明する。
まず、モータ制御装置12に、搬送コンベヤー５の高速
走行量をセットする（ステップ）。次に、駆動モータ
Ｍを駆動して搬送コンベヤー５を高速走行させ、この時
のシート状材料Ｗの高速走行距離（ｈ）を、パルス発信
器10でカウントする（ステップ）。
走行量をセットする（ステップ）。次に、駆動モータ
Ｍを駆動して搬送コンベヤー５を高速走行させ、この時
のシート状材料Ｗの高速走行距離（ｈ）を、パルス発信
器10でカウントする（ステップ）。
そして、所定距離高速走行したら、次に予め設定され
た位置から低速走行に移り、この低速走行距離（ｌ）
を、再びパルス発信器10でカウントして（ステップ
）、目標停止位置近傍に設置された停止点検出センサ
ー14で検出した段階で停止させる（ステップ）。
た位置から低速走行に移り、この低速走行距離（ｌ）
を、再びパルス発信器10でカウントして（ステップ
）、目標停止位置近傍に設置された停止点検出センサ
ー14で検出した段階で停止させる（ステップ）。
上記のパルス発信器10で検出した高速走行距離（ｈ）
及び低速走行距離（ｌ）は、第１図に示す演算器11に入
力され、この演算器11で、低速走行距離ｌと、予め設定
された切替え判定定数ｂとを比較演算し（ステップ
）、ｌ＞ｂの時は、低速走行距離ｌの（1/n）と、前
記高速走行距離ｈとを演算して、この演算した値を高速
走行距離（ｈ）に加算（ｈ＝ｈ＋l/n）することにより
（ステップ）、搬送コンベヤーによる高速走行距離
（ｈ）を延ばすと共に、低速走行距離（ｌ）を短くし、
シート状材料Waの目標停止位置までの搬送走行時間を短
縮するように制御する。なお、上記ｎとは、2,3,4・・
・等の正数を言う。
及び低速走行距離（ｌ）は、第１図に示す演算器11に入
力され、この演算器11で、低速走行距離ｌと、予め設定
された切替え判定定数ｂとを比較演算し（ステップ
）、ｌ＞ｂの時は、低速走行距離ｌの（1/n）と、前
記高速走行距離ｈとを演算して、この演算した値を高速
走行距離（ｈ）に加算（ｈ＝ｈ＋l/n）することにより
（ステップ）、搬送コンベヤーによる高速走行距離
（ｈ）を延ばすと共に、低速走行距離（ｌ）を短くし、
シート状材料Waの目標停止位置までの搬送走行時間を短
縮するように制御する。なお、上記ｎとは、2,3,4・・
・等の正数を言う。
また、低速走行距離（ｌ）が、ｌ＜ｂの時は、高速走
行距離（ｈ）から設定値（ｋ）を減算することにより、
停止位置よりオーバーランしてしまう前に少し高速の距
離を短絡制御し（ステップ）、これらを繰返し、目標
停止位置（停止位置）に近付けるように、シート状材料
Waの材質に応じて最小の低速走行距離に制御するのであ
る。
行距離（ｈ）から設定値（ｋ）を減算することにより、
停止位置よりオーバーランしてしまう前に少し高速の距
離を短絡制御し（ステップ）、これらを繰返し、目標
停止位置（停止位置）に近付けるように、シート状材料
Waの材質に応じて最小の低速走行距離に制御するのであ
る。
即ち、第４図（ｂ）において、ｎ＝２とした場合、 ｌ＞ｂであるから、h1＝ｈ＋l/2,l/2＝l1 l1＞ｂであるから、h2＝h2＋l1/2,l1/2＝l2 l2＜ｂであるから、h3＝h2−ｋ となるものである。
なお、設定値（ｋ）と切替え判定定数（ｂ）との関係
は、ｋ≧ｂとする。
は、ｋ≧ｂとする。
また、低速走行距離l1またはl2が、ｌ＞ｂの領域か、
ｌ＜ｂの領域かによって、次回の高速移動量の演算式を
切り換え、このような演算式を繰返し行うことで、目標
停止位置に近付けるものである。
ｌ＜ｂの領域かによって、次回の高速移動量の演算式を
切り換え、このような演算式を繰返し行うことで、目標
停止位置に近付けるものである。
以上のように、シート状材料Waの搬送する搬送コンベ
ヤー５の搬送速度を、スタート位置から目標停止位置ま
での走行領域内で高速走行領域Ｘと低速走行領域Ｙとに
区画し、前記低速走行距離を順次短くした分を高速走行
距離に置き換えることで、シート状材料の搬送処理速度
或いはシート状材料の接合処理速度を高めるように制御
するものである。
ヤー５の搬送速度を、スタート位置から目標停止位置ま
での走行領域内で高速走行領域Ｘと低速走行領域Ｙとに
区画し、前記低速走行距離を順次短くした分を高速走行
距離に置き換えることで、シート状材料の搬送処理速度
或いはシート状材料の接合処理速度を高めるように制御
するものである。
この発明は、上記のように搬送コンベヤーの低速走行
開始位置から目標停止位置までの低速走行距離を測定
し、この低速走行距離の1/n或いは設定値ｋ′と、前記
高速走行距離とを演算処理装置に入力して演算し、この
演算した値を高速走行距離に加減算することにより、搬
送コンベヤーによる高速走行距離を延ばすと共に低速走
行距離を短くし、シート状材料の目標停止位置までの搬
送走行時間を短縮するように繰返し制御するので、種々
の材質のシート状材料を搬送する場合でも、シート状材
料を精度良く搬送，停止させて、搬送コンベヤーによる
搬送処理速度あるいはシート状材料の接合処理速度を向
上させることが出来る効果がある。
開始位置から目標停止位置までの低速走行距離を測定
し、この低速走行距離の1/n或いは設定値ｋ′と、前記
高速走行距離とを演算処理装置に入力して演算し、この
演算した値を高速走行距離に加減算することにより、搬
送コンベヤーによる高速走行距離を延ばすと共に低速走
行距離を短くし、シート状材料の目標停止位置までの搬
送走行時間を短縮するように繰返し制御するので、種々
の材質のシート状材料を搬送する場合でも、シート状材
料を精度良く搬送，停止させて、搬送コンベヤーによる
搬送処理速度あるいはシート状材料の接合処理速度を向
上させることが出来る効果がある。
第１図は、この発明を実施した搬送コンベヤーの概略構
成図、第２図はシート状材料の搬送速度と、搬送時間と
の関係を示す制御線図、第３図は搬送コンベヤーの制御
状態を示すフローチャート、第４図（ａ）は搬送コンベ
ヤーの制御状態を示すブロック図、第４図（ｂ）は、搬
送コンベヤーの制御状態を示すタイムチャート図、第５
図は従来のバイアスカッター装置におけるシート状材料
の搬送工程及び接合工程の概略構成図、第６図は第５図
のフローチャートである。 符号の説明 ５……搬送コンベヤー、10……パルス発信器、 11……演算器、12……モータ制御装置、 13……切替え検出器、14……停止点検出センサー、 Wa……シート状材料、Ｘ……高速走行領域、 Ｙ……低速走行領域。
成図、第２図はシート状材料の搬送速度と、搬送時間と
の関係を示す制御線図、第３図は搬送コンベヤーの制御
状態を示すフローチャート、第４図（ａ）は搬送コンベ
ヤーの制御状態を示すブロック図、第４図（ｂ）は、搬
送コンベヤーの制御状態を示すタイムチャート図、第５
図は従来のバイアスカッター装置におけるシート状材料
の搬送工程及び接合工程の概略構成図、第６図は第５図
のフローチャートである。 符号の説明 ５……搬送コンベヤー、10……パルス発信器、 11……演算器、12……モータ制御装置、 13……切替え検出器、14……停止点検出センサー、 Wa……シート状材料、Ｘ……高速走行領域、 Ｙ……低速走行領域。
Claims (1)
- 【請求項１】搬送コンベヤー上に供給されたシート状材
料の搬送速度を、スタート位置から目標停止位置までの
走行領域内で高速走行領域と低速走行領域とに区画し、
前記搬送コンベヤー上のシート状材料を所定位置まで高
速走行させると共に、次いで、低速走行に切り換え制御
してシート状材料を目標停止位置まで搬送させるバイア
スカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法であっ
て、前記搬送コンベヤーの低速走行開始位置から目標停
止位置までの低速走行距離を測定し、この低速走行距離
の1/n或いは設定値ｋと、前記高速走行距離とを演算処
理装置に入力して演算し、この演算した値を高速走行距
離に加減算することにより、搬送コンベヤーによる高速
走行距離を延ばすと共に低速走行距離を短くし、シート
状材料の目標停止位置までの搬送走行時間を短縮するよ
うに繰返し制御することを特徴とするバイアスカッター
装置に於けるコンベヤー速度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1275791A JP2665982B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | バイアスカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1275791A JP2665982B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | バイアスカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03138258A JPH03138258A (ja) | 1991-06-12 |
| JP2665982B2 true JP2665982B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=17560463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1275791A Expired - Lifetime JP2665982B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | バイアスカッター装置に於けるコンベヤー速度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665982B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19509468C2 (de) * | 1995-03-16 | 1998-08-27 | Roland Man Druckmasch | Bogenanlegereinheit |
| JP5980130B2 (ja) * | 2012-10-05 | 2016-08-31 | 株式会社島精機製作所 | シート材の裁断積層装置及びシート材の裁断積層方法 |
| JP5884016B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2016-03-15 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 基板位置決め方法 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1275791A patent/JP2665982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03138258A (ja) | 1991-06-12 |
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