JPS6397559A - 予備シ−トの送り出しタイミング調整方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、予（ｆｉｔシートの送り出しタイミング調整
装置に関し、クランプチエンによりクランプされてシー
ト成形様に送られる移送シートの後端縁を感知して新に
送り込みを行う予備シートから切り取って捨てなければ
ならない余分な長さを生じないように、送り出しタイミ
ングを自動的に調整する利用分野をもつものである。

（従来の技術） 従来長尺シートの送り出し萌：４縁に切り捨てを施さね
ばならない余分な良さを生ずるか否かを考慮することな
く送り出しを施している。

（発明が解決しようとする問題点） ３０ｍ、５０ｍ、１００ｍ等の規格良さの長尺シートを
成形のためになるべく多く使用すること及び補給のため
に時間を取らない連続成形を施すことは、シート成形技
術者の念願であるにらかかわらず実現には至っていない
、他方、シート成形の一ショットに要するシート長さは
第２図のＬａ、Ｌｂ、Ｌｃ・・（第１図はＬａ）に示す
ように、その時使用する成形型の寸法によって最適なシ
ート長さに変更する必要がある。又、長尺のシート前端
縁近くと後端縁近くに成形が満足できない不良成形面を
生じ、特に−ショットに要する長さが不定である等から
シート後端縁の成形不良部分の長さは不定になる。しか
しながら１個の長尺シートがつきてから新しい長尺シー
トをクランプチエンの始端部に送り出すに当って、前端
縁に成形不良部分を生じないようにすることは、作業上
はとんど不可能である。

本発明はそれに着目し、クランプチエンにより送られる
移送シートと、次に移送シートに変換する予備シートと
を装備し、移送シートの後端縁に成形不良が生ずるのを
止むを得ないこととし、移送シートを使用し尽くしたあ
とは、予備シートの前端縁部に成形不良部が成形されな
い送り出しに変える自動切換の制御を施すことを目的と
し、少しでも切り捨て部分が少ないようにするものであ
る。

（問題、べを解決するだめの手段） 本発明は１ｉＳｆ項に述べた目的に適合させたもので、
シートを移送する間欠駆動クランプチエンと、該チエン
が停止する間に作動するシート成形様とを設けてなる装
置において、夫々の前端がクランプチエンの始端部を指
向する第１、第２シート案内を設け、その各々に長尺シ
ートの前端縁と後端縁を検出する感知センサーを設け、
第１、第２シート案内のいずれか一方を通ってクランプ
チエンにより送られる移送シートと、いずれか他方のシ
ート案内において前端縁を感知センサーにより検出され
て停止する予備シートを配備し、前記移送シートの後端
縁の感知センサーによる検出信号によりパルス発生器Ｐ
Ｇの駆動を指令してクランプチエンの停止までの該シー
トの残り長さを計測して、その計測数値とシート成形様
の一ショット成形のシート長さの設定数値を比較演算し
、（計測数値〉設定数値）であれば次回のクランプチエ
ンの駆動時に予備シートを送り出し、（計測数値〈設定
数値）であれば次々回のクランプチエンの駆動時に予備
シートを送り出して移送シートに変換することを特徴と
するＴ−備シートの送り出しタイミングｒＪｌ力法に係
るものである。

本発明の好適な実施例を次に説明する。

（実施例） 第１図は樹脂シート成形装置１を示すもので、Ｌ側の走
行部の刺し片３により移送シートＣ１の両耳縁を刺して
クランプする間欠走行のクランプチエン２と、ヒータ装
置■及びシート成形機■を設け、クランプチエン２を、
始端部Ｉのチエン歯車４と、シート成形を幾■を過ぎた
シート送り出し端のチエン歯＃Ｌ５等に掛は渡す。

始端部Ｉには夫々の前端を該始端部Ｉに指向する第１シ
ート案内６と、第２シート案内７とを上下に配置し、夫
等のシート案内に長尺シートの前端縁と後端縁を検出す
る感知センサー８．９を設け、さらに各シート案内６．
７の後部に、クランプチエン２の速度に合わせた周速に
より、ｆｌｆｉ記クラアクランフチエン２時にその走行
速度に同調して回転する送りローラ１０．１３と、該ロ
ーラ１０．１３に対して接離する圧接ローラ１１．１４
を設ける。圧接ローラ１１．１４はシリング１２．１５
のロッドに軸支し、シリング１２，１５にロッド伸反の
指令を与えて前記の圧接を生じさせる。始端部Ｉには移
送シートを刺し片３に刺し通すクランプ強制装置１６を
クランプチエン２の走行方向に順次に接近する傾斜形配
置によって設置する。

第１シート案内６と＠２シート案内７のいずれか一方に
移送シートＣ１を送り込み、いずれが他方に予備シート
Ｃ２を送り込む。図面は第１シート案内６に移送シート
Ｃ１を送り込み、第２シート案内７に予備シー）Ｃ２を
送り込んだ態様を示しているもので、第１シート案内６
においては移送シートＣ１に対応する送りローラ１０と
圧接ローラ１１がシー）Ｃ＋を挟み、かつ該シートＣ１
はクランプチエン２によりクランプされてシート成形機
■の方向に間欠移送される。

予備シートＣ２は第２シート案内７の感知センサー９に
より前端縁を感知されて停止する。その理由は、感知セ
ンサー９がシート前端縁を検出した感知信号により圧接
ローラ１４を送りローラ１３から引き離す指令がシリン
グ１５に与えられるためである。ローラ１３はクランプ
チエン２の速度に合致する周速で回転しでも、実質」二
で予イ府シー）Ｃ２を送ることはないが、前記の感知信
号によってローラ１３の回転停止の指令を出した方がよ
り合理的である。

チエン歯車４の軸、若しくは該軸に連動して回転する従
動軸にエンコーグからなるパルス発生器ＰＧを設ける。

このパルス発生器ＰＧは常に駆動することはなく、感知
センサー８又は９がシートの後端縁を検出したときのみ
である。

（本発明の作用） シート成形機によるーショット成形に要するシーｉｔさ
は、第２図に示したようにシート長さに変動があっても
、それぞれの長さは既知であるので本発明はそれらの既
知の長さの数値を設定装置１吋によって記憶する。

他方、移送シートＣ１はｆ５１シート案内６を経てクラ
ンプチエン２によりシート成形８３２　Ｈの方向に間欠
的に移送され、シート成形＋ｆｉ　ｌＩ［はクランプチ
エン２の間欠停止の間に間欠的に作動してシート成形を
施す。

移送シートＣ１はやがて長さがつき、その後端縁を感知
センサー８が感知すると、そのときの検出信号によりパ
ルス発生器ｐ　Ｇの駆動が指令される。

パルス発生器ＰＧは駆動が指令されてからクランプチエ
ン２が間欠停止するまでの該チエンの移動距離をパルス
の？：を積によって記憶するもので、パルスの蓄積数が
少なければ第３図のように移送シートＣ１の不足長さＷ
ｌを検出するが、パルス蓄積数が多いときはクランプチ
エン２の一回の駆動距離を越え移送シートＣ１の長さＷ
２を検出する。

他方、予備シートＣ２は前記のように移送シートＣ１の
後端縁が検出されたとき、クランプチエン２によりクラ
ンプされるように送り出すものであって、その前端縁に
は若干の余剰長さＷ、を設けてシート成形磯■による型
締め等に適応させる必要があり、長さＷ２が検出された
とき、次回のクランプチエン２の駆動のときに該チエン
２に送るとシート端のＷ２とＷ、が重なって成形不良品
を発生する。

本発明方法はかかる不都合を生じないようにするため、
ｆ５４図の７０−シートに示すようにパルス発生器ＰＧ
による計算数値と、設定数値とを演算装置１０２により
比較演算し、（計測数値〉設定数値）又は（計測数値く
設定数値）の何れかを判定装置１０３に入力する。他方
、予備シー）Ｃ２の余剰長さＷ、は判定装置１０３に数
値が記憶されており、又、選択装置１０４では例えば感
知センサー８の予備シー　）　Ｃ２の先端縁の感知信号
などによりローラ１３と圧接ローラ１４とを選択ずみで
あり、この選択が行なわれるときにローラ１３の駆動と
、圧接ローラ１４のローラ１３への圧接を指令し、ロー
ラ１３の回転により予備シートＣ２の前記の余剰長さＷ
３の送り出しが行なわれる。他方、判定装置１０３にお
いて「計測数値小」の演算信号が入力されると次回以後
のクランプチエン２の駆動時にロー２１３のクランプチ
エン２に連動する回転と圧接ローラ１４のローラ１３へ
の継続圧接が指令されて予備シートＣ２を送り出し、「
計測数値大コの演算信号が入力されると、次々回以降の
クランプチエン２の駆動時に、ローラ１３のクランプチ
エン２に連動する回転と、圧接ローラ４の継続圧接とが
指令される。

（本発明の効果） 本発明はクランプチエン２の始端部を指向させて第１シ
ート案内６と第２シート案内７とを設ける構成を使用す
るものであるから、クランプチエン２により移送される
移送シートと移動を行なわないで待機させる予備シート
の使用を可能にすると共に移送シートの良さが尽きたと
き予備シートの移送シートに転換することが高木るので
、クランプチエン２、成形装置■等の運転中止、作業中
止を行なうことなく連続作業を継続できる（予備シート
は第１、第２シート案内の何れか一方があいたときに送
り込む）。また移送シートの長さが尽きるとその後端縁
を検出して、検出されてからクランプチエンが間欠停止
を行なうまでの長さをパルス発生器により検出し、その
検出値をシート成形装置■の一ショットに使用するシー
ト長さの設定装置と比較し、設定値より小さい数値であ
るか設定値より大すい数値であるかの違いを演算し、ク
ランプチエン２に送り出して移送シートに変換するタイ
ミングを夫々に決めるものであるため、予備シートから
移送シートに変換されるシートの前端縁に成形不良によ
り切り捨てねばならない不良成形を生ぜず、これによっ
てシートの利用長さを最大限にできる効果をもつ。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の詳細な説明するものであって、第１
図は本発明方法に適応させた装置の側面図、第２図は−
ショット成形のシートの使用量の変動を示した線図、第
３図は移送シートＣＩの後端部と予備シートＣ２の面端
部を示した平面図、第４図は７０−シートである。 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シートを移送する間欠駆動クランプチエンと、該チエン
   が停止する間に作動するシート成形機とを設けてなる装
   置において、 夫々の前端がクランプチエンの始端部を指向する第１、
   第２シート案内を設け、その各々に長尺シートの前端縁
   と後端縁を検出する感知センサーを設け、 第１、第２シート案内のいずれか一方を通ってクランプ
   チエンにより送られる移送シートと、いずれか他方のシ
   ート案内において前端縁を感知センサーにより検出され
   て停止する予備シートを配備し、 前記移送シートの後端縁の感知センサーによる検出信号
   によりパルス発生器ＰＧの駆動を指令してクランプチエ
   ンの停止までの該シートの残り長さを計測して、その計
   測数値とシート成形機の一ショット成形のシート長さの
   設定数値を比較演算し、（計測数値＞設定数値）であれ
   ば次回のクランプチエンの駆動時に予備シートを送り出
   し、（計測数値＜設定数値）であれば次々回のクランプ
   チエンの駆動時に予備シートを送り出して移送シートに
   変換することを特徴とする予備シートの送り出しタイミ
   ング調整方法。