JPH07178618A - 丸棒材の連続切削方法 - Google Patents

丸棒材の連続切削方法

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Publication number
JPH07178618A
JPH07178618A JP32172993A JP32172993A JPH07178618A JP H07178618 A JPH07178618 A JP H07178618A JP 32172993 A JP32172993 A JP 32172993A JP 32172993 A JP32172993 A JP 32172993A JP H07178618 A JPH07178618 A JP H07178618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
speed
conveying speed
round bar
trailing
Prior art date
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Pending
Application number
JP32172993A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Miyake
亮一 三宅
Daikichi Kimura
大吉 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピーリングマシンを用いた丸棒材の連続切削
方法を提供する。 【構成】 ピーリングマシン1を用いて丸棒材を連続的
に切削する際に、切削中の先行材11の後端部と後続する
後行材12の先端部との間隔を測定して、この間隔の測定
値に応じて後行材12の入側テーブル5の搬送速度を制御
することにより、先行材11と後行材12の衝突時の衝撃を
抑制し、バイトの欠損などを無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピーリングマシンを用
いた丸棒材の連続切削方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピーリングマシンは、回転するヘ
ッドにカッターを取付けてその回転により鋼材表面を削
るもので、ある程度の曲がりやセンタずれがあっても
切削が可能であること、およびグラインダに比べて切
削能力が大きいこと、複数のバイトで同時切削が可能
なため、普通の旋盤に比べて切削能率が高いこと、など
の特長を有していることから、鋼管や高級鋼材用の丸棒
鋼などの皮むきに用いられている。
【0003】ところで、ピーリングマシンで丸棒鋼を切
削する場合には、丸棒鋼を挿入する際のバイトへの衝撃
を小さくするために、先行材と後行材の間隔を空けずに
連続的にピーリングマシンに挿入する方法が一般的にと
られている。ここで、上記した丸棒鋼の連続供給方法に
ついてその一例を説明すると、ピーリングマシンの入側
搬送テーブルまたはピンチロールによる後行材の搬送速
度V(m/min)を、切削中の先行材の送り速度v(m/min)
に対し、α%のリード率をもたせ、{1+(α/100)}
・vとすることで、後行材を切削中の先行材へ衝突させ
る方法が知られている。すなわち、切削中の先行材と後
行材とに一定の相対速度差(α・v/100 )をもたせて
衝突させることになる。なお、上記した先行材の送り速
度vはピーリングマシンの切削条件によって決まる値で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、後行材が切削中の先行材へ衝突する
際の衝撃がリード率αと先行材の送り速度vのみで決ま
るため、衝撃が大きくて切削中のバイト欠損等のトラブ
ルを発生し易いという問題がある。また、衝突の際の衝
撃を緩和するためには、リード率αを小さくしてやれば
よいのであるが、あまり小さくし過ぎると相対速度(α
・v/100 )が小さくなって、先行材と後行材との間隔
によっては後行材が先行材に追いつけなくなる場合が生
じ、本来の目的である連続切削を行うことができなくな
るという問題が生じる。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決したものであって、衝突の際の衝撃を極力小
さくし、かつ丸棒材の間隔を空けずに連続切削すること
の可能な方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピーリングマ
シンを用いて丸棒材を連続的に切削する方法であって、
切削中の先行材の後端部と後続する後行材の先端部との
間隔を測定して、この間隔の測定値に応じて後行材の搬
送速度を制御することを特徴とする丸棒材の連続切削方
法である。
【0007】
【作 用】本発明によれば、ピーリング中の先行材の後
端部とそれに後続する後行材の先端部との間隔が大なる
ときは後行材を大きい搬送速度で搬送するように制御
し、その間隔が小さくなるに従って搬送速度も小さくす
べく制御するようにしたので、先行材と後行材の衝突時
の衝撃を抑制することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して詳しく説明する。図1は本発明の実施例の構成を
示す概要図である。図において、1はピーリングマシ
ン、2はピーリングマシン送りローラ、3は送りローラ
駆動モータ、4は送りローラ駆動モータ3に取付けられ
た第1の移動距離センサである。
【0009】5はピーリングマシン1の入側に配設され
た入側テーブル、6は入側テーブル駆動モータ、7は入
側テーブル駆動モータ6に取付けられる第2の移動距離
センサ、8は第1の材料位置センサ、9は第2の材料位
置センサ、10は先行材11の後端部と後行材12の先端部と
の距離Lを演算する演算制御装置、13は入側テーブル搬
送速度制御装置である。
【0010】そこで、まず、先行材11をピーリングマシ
ン送りローラ2を介してピーリングマシン1に送り込ん
で、その先端部から送り速度vでピーリングを行う。そ
して、先行材11の後端部が第1の材料位置センサ8を通
過した時点で、第1の移動距離センサ4が先行材11の移
動距離L1 の測定を開始すると同時に、後行材12を上流
工程から入側テーブル5に供給して速度Vで搬送する。
つぎに、後行材12の先端部が第2の材料位置センサ9を
通過した時点で、演算制御装置10において先行材11と後
行材12の間隔Lを下記式(1) を用いて演算する。
【0011】 L=L0 +L1 −L2 ……………(1) ここで、L0 ;第1の材料位置センサ8と第2の材料位
置センサ9との間の距離、L2 ;後行材12の先端部が第
2の材料位置センサ9を通過した後の移動距離である。
そして、先行材11と後行材12の間隔Lが求まると、下記
式(2) を用いて入側テーブル5の搬送速度Vを演算す
る。
【0012】 V={1+(α/100)}・v+g(L) ……………(2) ここで、g(L) は間隔Lの関数であって、たとえば図2
に示すように、L=0のときはg(L) =0であって、L
が大きくなるに従って大きくなる、すなわち可変速度特
性を有するものである。なお、ある一定値以上のLでは
一定に近似してよい。
【0013】さらに、入側テーブル5の搬送速度Vが求
まると、後行材12の搬送速度がその速度値になるように
演算制御装置10から入側テーブル搬送速度制御装置13に
制御指令が出力され、入側テーブル駆動モータ6の回転
数が制御される。なお、上記の方式では、図2の特性曲
線の勾配を種々調整することができるから、リード率α
の値を小さくすることが可能であり、これによって先行
材11と後行材12の衝突時の衝撃をさらに低減することが
できる。
【0014】また、入側テーブル駆動モータ6にトルク
制御機能を備えておけば、衝突後における後行材12と入
側テーブル5との間のスリップ発生を防ぐことができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入側テーブルの搬送速度を先行材と後行材との間隔の大
きさに応じた可変分を加味して調整するようにしたの
で、衝突時の衝撃を低減することができ、したがってバ
イトの欠損事故をなくすことができるから、設備の稼働
率の向上やランニングコストの節減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す概要図である。
【図2】先行材と後行材の間隔Lと関数g(L) の関係を
示す特性図である。
【符号の説明】
1 ピーリングマシン 2 ピーリングマシン送りローラ 3 送りローラ駆動モータ 4 第1の移動距離センサ 5 入側テーブル 6 入側テーブル駆動モータ 7 第2の移動距離センサ 8 第1の材料位置センサ 9 第2の材料位置センサ 10 演算制御装置 11 先行材 12 後行材 13 入側テーブル搬送速度制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピーリングマシンを用いて丸棒材を連
    続的に切削する方法であって、切削中の先行材の後端部
    と後続する後行材の先端部との間隔を測定して、この間
    隔の測定値に応じて後行材の搬送速度を制御することを
    特徴とする丸棒材の連続切削方法。
JP32172993A 1993-12-21 1993-12-21 丸棒材の連続切削方法 Pending JPH07178618A (ja)

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JP32172993A JPH07178618A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 丸棒材の連続切削方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105364188A (zh) * 2015-12-10 2016-03-02 太仓贝斯特机械设备有限公司 铜棒剥皮机用导向管
WO2016092949A1 (ja) * 2014-12-11 2016-06-16 昭和電工株式会社 アルミニウム棒材のピーリング方法

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