JP2016112621A - アルミニウム棒材のピーリング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記切削刃の回転によって発生するアルミニウム棒材の回転力に対し、前記上流側搬送機および前記下流側搬送機の少なくとも一方の搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を制動力として作用させることにより、
前記切削刃およびアルミニウム棒材を同方向に回転させつつ、前記切削刃の回転数に対するアルミニウム棒材の回転数の比率を、0.01%〜0.2%に調整するようにしたことを特徴とするアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記搬送ローラの搬送面に点接触食い込み突起が設けられ、その点接触食い込み突起をアルミニウム棒材の外周面に点接触状に食い込ませることによって、アルミニウム棒材に対する前記搬送ローラのグリップ力を得るようにした前項1または2に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の後端が前記上流側支持機から下流側に抜け出した状態においては、前記上流側支持機に支持された後続のアルミニウム棒材の先端を切削中の先行のアルミニウム棒材の後端に摩擦接触させることにより、後続のアルミニウム棒材を介して前記上流側支持機によって切削中のアルミニウム棒材の後端側を支持するようにした前項1〜3のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の後端が前記上流側搬送機から下流側に抜け出した状態においては、前記上流側搬送機にグリップされた後続のアルミニウム棒材の先端を切削中のアルミニウム棒材の後端に摩擦接触させることにより、前記上流側搬送機のグリップ力に基づく制動力を、後続のアルミニウム棒材を介して切削中のアルミニウム棒材に伝達するようにした前項1〜4のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の前端が前記下流側支持機に到達していない状態においては、前記下流側支持機に支持された切削済みの先行のアルミニウム棒材の後端を切削中のアルミニウム棒材の先端に摩擦接触させることにより、先行のアルミニウム棒材を介して前記下流側支持機によって切削中のアルミニウム棒材の前端側を支持するようにした前項1〜5のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の前端が前記下流側搬送機に到達していない状態においては、前記下流側搬送機にグリップされた切削済みの先行のアルミニウム棒材の後端を切削中のアルミニウム棒材の先端に摩擦接触させることにより、前記下流側搬送機のグリップ力に基づく制動力を、先行のアルミニウム棒材を介して切削中のアルミニウム棒材に伝達するようにした前項1〜6のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
前記下流側支持機に備えたれた支持ローラによるローラ痕が外周面に形成され、
前記ローラ痕が、長さ1mあたりの回転量が15°/m〜120°/mの螺旋状に形成されていることを特徴とするアルミニウム棒材。
前記切削刃の回転によって発生するアルミニウム棒材の回転力に対し、前記上流側搬送機および前記下流側搬送機の少なくとも一方の搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を制動力として作用させるよう構成され、
前記上流側搬送機および前記下流側搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を調整可能に構成されていることを特徴とするアルミニウム棒材のピーリング装置。
表1に示すように、Aタイプの合金(Siが10w%〜12w%と、Cu、Mg等を含有するアルミニウム合金)を連続鋳造して得られた連続鋳造棒に対し、熱処理工程および矯正工程を行った後、丸鋸型の回転鋸刃を用いて切断して、長さ5m、直径54mmのアルミニウム棒材を得た。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を30°/m、棒材Wの回転数を0.333rpm、回転比Rcを0.028%とした以外は、上記実施例1と同様に切削加工を行って、実施例2の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を72°/m、送り速度を3m/min、棒材Wの回転数を0.600rpm、回転比を0.050%とした以外は、上記実施例1と同様に切削加工を行って、実施例3の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、Bタイプの合金(Siが14w%〜18w%と、Cu、Mg等を含有するアルミニウム合金)を連続鋳造して得られた連続鋳造棒に対し、熱処理工程および矯正工程を行った後、丸鋸型の回転鋸刃を用いて切断して、長さ5m、直径30mmの未切削の連続鋳造棒(アルミニウム棒材)を得、この棒材に対し以下の条件でピーリング加工を行った。すなわち、切削刃31の回転数Pbを2600rpm、搬送ローラ41の開き角度Pδを90°、アルミニウム棒材Wの回転角度を15°/m、送り速度を11m/min、棒材Wの回転数を0.458rpm、回転比を0.018%とし、それ以外は、上記実施例1と同様に切削加工を行って、実施例4の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を45°/m、棒材Wの回転数を1.375rpm、回転比を0.053%とした以外は、上記実施例4と同様に切削加工を行って、実施例5の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、搬送ローラ11の開き角度Rδを120°とした以外は、上記実施例5と同様に切削加工を行って、実施例5の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を90°/m、棒材Wの回転数を2.750rpm、回転比を0.106%とした以外は、上記実施例6と同様に切削加工を行って、実施例7の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、搬送ローラ11の開き角度Rδを150°、アルミニウム棒材Wの回転角度を15°/m、棒材Wの回転数を0.458rpm、回転比を0.018%とした以外は、上記実施例7と同様に切削加工を行って、実施例8の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「○」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を5°/m、棒材Wの回転数を0.153rpm、回転比を0.006%とした以外は、上記実施例7と同様に切削加工を行って、比較例1の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「△」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、搬送ローラ11の開き角度Rδを150°、アルミニウム棒材Wの回転角度を0°/m、棒材Wの回転数を0.000rpm、回転比を0.000%とした以外は、上記比較例1と同様に切削加工を行って、比較例2の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「×」であった。
表1に示すように、ピーリング加工の条件において、アルミニウム棒材Wの回転角度を180°/m、棒材Wの回転数を5.500rpm、回転比を0.212%とした以外は、上記比較例2と同様に切削加工を行って、比較例3の切削済みのアルミニウム棒材Wを得た。このアルミニウム棒材Wに対し、上記と同様に評価したところ、総合評価は「×」であった。
実施例1〜8に示す通り、回転比Pcが0.17%から0.106%の範囲では、確実に曲がりを小さく抑制でき、かつ良好な切削面を確実に得ることができる。
上記実施例1と同様にして、所定長さ(5m)の切削加工前のアルミニウム棒材Wを準備した。このアルミニウム棒材Wの端面(突き合わせ端面)の表面状態は、表2に示すように、面粗度Ryが47μmであり、かつX方向(一方向)の面粗度Ryと、その方向に直交するY方向(他方向)の面粗度Ryとの比(異方性:XY方向のRy比)が14.6倍に調整されている。
表2に示すように、ローラ搬送機1およびキャリッジ5のトルク比Fi/Foが1.15、アルミニウム棒材Wの端面におけるRyが46μmであり、かつ異方性(XY方向の方向のRy比)が2.6倍として、上記実施例11と同様に、切削加工を行って同様の評価を行った。その結果、良好な評価が得られた。
表2に示すように、トルク比Fi/Foが1.05、Ryが3μmであり、かつRy比が1.5として、上記実施例11と同様に、切削加工を行って同様の評価を行った。その結果、ローラ搬送機1のグリップ力を少量ではあるが、後続のアルミニウム棒材Wを介して先行のアルミニウム棒材Wに伝達でき、所定の回転比Rcを維持することができた。さらに先行のアルミニウム棒材Wにビビリの発生が僅かに認められたものの、改善の余地は残されていると思われる。
表2に示すように、トルク比Fi/Foが1.00、Ryが56μmであり、かつRy比が14.1として、上記実施例11と同様に、切削加工を行って同様の評価を行った。その結果、ローラ搬送機1のグリップ力を少量ではあるが、後続のアルミニウム棒材Wを介して先行のアルミニウム棒材Wに伝達でき、所定の回転比Rcをなんとか維持することができた。さらに先行のアルミニウム棒材Wにビビリの発生が僅かに認められたものの、改善の余地は残されていると思われる。
表2に示すように、トルク比Fi/Foが1.30、Ryが35μmであり、かつRy比が11.2として、上記実施例11と同様に、切削加工を行って同様の評価を行った。その結果、先行のアルミニウム棒材Wが後続のアルミニウム棒材Wに押されて押圧変形が生じる場合もあったが、工夫次第ではその変形は防止できると思われる。
実施例11と実施例13とを比較すると、トルク比Fi/Foが同じであっても、アルミニウム棒材Wの端面の端面形状(表面状態)により、グリップ力や支持力の伝達性を微妙に制御できることが判る。さらに把持力伝達性およびビビリ防止効果を十分に得るためには、アルミニウム棒材Wの端面の粗さRyが10μm以上が、より好ましいと推測されるとともに、異方性(直交する二方向のRy比またはRa比)が2倍以上が、より好ましいと推測される。
11:搬送ローラ
12:搬送面
13:点接触食い込み突起
2:上流側ローラ支持機(上流側支持機)
3:切削加工機
31:切削刃
4:下流側ローラ支持機(下流側支持機)
41:下流側支持ローラ
5:キャリッジ(下流側搬送機)
Pa:切削刃の回転数
Pb:アルミニウム棒材の回転数
Pc:回転比
W:アルミニウム棒材
W1:ローラ痕
Claims (13)
- 上流側搬送機によって搬送されたアルミニウム棒材を上流側支持機、切削加工機、下流側支持機に通して下流側搬送機によって搬出させる一方、前記切削加工機を通過するアルミニウム棒材の外周面に沿って切削刃を回転させることによって、アルミニウム棒材の外周面を切削するようにしたアルミニウム棒材のピーリング方法であって、
前記切削刃の回転によって発生するアルミニウム棒材の回転力に対し、前記上流側搬送機および前記下流側搬送機の少なくとも一方の搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を制動力として作用させることにより、
前記切削刃およびアルミニウム棒材を同方向に回転させつつ、前記切削刃の回転数に対するアルミニウム棒材の回転数の比率を、0.01%〜0.2%に調整するようにしたことを特徴とするアルミニウム棒材のピーリング方法。 - 切削時のアルミニウム棒材の回転数を0.15rpm〜3.0rpmに調整するようにした請求項1に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
- 前記上流側搬送機は、搬送面がV溝状に形成され、かつアルミニウム棒材を挟持して搬送する一対の搬送ローラを有し、
前記搬送ローラの搬送面に点接触食い込み突起が設けられ、その点接触食い込み突起をアルミニウム棒材の外周面に点接触状に食い込ませることによって、アルミニウム棒材に対する前記搬送ローラのグリップ力を得るようにした請求項1または2に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。 - アルミニウム棒材は所定の長さを有し、複数のアルミニウム棒材が前記上流側搬送機によって順次連続して搬送され、
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の後端が前記上流側支持機から下流側に抜け出した状態においては、前記上流側支持機に支持された後続のアルミニウム棒材の先端を切削中の先行のアルミニウム棒材の後端に摩擦接触させることにより、後続のアルミニウム棒材を介して前記上流側支持機によって切削中のアルミニウム棒材の後端側を支持するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。 - アルミニウム棒材は所定の長さを有し、複数のアルミニウム棒材が前記上流側搬送機から前記切削加工機に向けて順次連続して搬送され、
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の後端が前記上流側搬送機から下流側に抜け出した状態においては、前記上流側搬送機にグリップされた後続のアルミニウム棒材の先端を切削中のアルミニウム棒材の後端に摩擦接触させることにより、前記上流側搬送機のグリップ力に基づく制動力を、後続のアルミニウム棒材を介して切削中のアルミニウム棒材に伝達するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。 - アルミニウム棒材は所定の長さを有し、複数のアルミニウム棒材が前記上流側搬送機から前記切削加工機に向けて順次連続して搬送され、
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の前端が前記下流側支持機に到達していない状態においては、前記下流側支持機に支持された切削済みの先行のアルミニウム棒材の後端を切削中のアルミニウム棒材の先端に摩擦接触させることにより、先行のアルミニウム棒材を介して前記下流側支持機によって切削中のアルミニウム棒材の前端側を支持するようにした請求項1〜5のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。 - アルミニウム棒材は所定の長さを有し、複数のアルミニウム棒材が前記上流側搬送機から前記切削加工機に向けて順次連続して搬送され、
前記切削加工機により切削中のアルミニウム棒材の前端が前記下流側搬送機に到達していない状態においては、前記下流側搬送機にグリップされた切削済みの先行のアルミニウム棒材の後端を切削中のアルミニウム棒材の先端に摩擦接触させることにより、前記下流側搬送機のグリップ力に基づく制動力を、先行のアルミニウム棒材を介して切削中のアルミニウム棒材に伝達するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。 - 鋸刃によって所定の長さに切断されたアルミニウム棒材が用いられる請求項4〜7のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
- アルミニウム棒材の端面は、面粗度がRy20μm以上の面に形成されている請求項4〜8のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
- アルミニウム棒材の端面は、一方向とそれに直交する他方向の面粗度RyまたはRaの比が2倍以上の面に形成されている請求項4〜9のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
- アルミニウム棒材の端面は、輪郭曲線における隣り合う山および谷の頂点間を結ぶ直線の傾き(絶対値)が100以上の凹凸を有する面に形成されている請求項4〜10のいずれか1項に記載のアルミニウム棒材のピーリング方法。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載のピーリング方法によって切削されたアルミニウム棒材であって、
前記下流側支持機に備えたれた支持ローラによるローラ痕が外周面に形成され、
前記ローラ痕が、長さ1mあたりの回転量が15°/m〜120°/mの螺旋状に形成されていることを特徴とするアルミニウム棒材。 - 上流側搬送機によって搬送されたアルミニウム棒材が上流側支持機、切削加工機、下流側支持機に通って下流側搬送機によって搬出される一方、前記切削加工機を通過するアルミニウム棒材の外周面に沿って切削刃が回転することによって、アルミニウム棒材の外周面が切削されるようにしたアルミニウム棒材のピーリング装置であって、
前記切削刃の回転によって発生するアルミニウム棒材の回転力に対し、前記上流側搬送機および前記下流側搬送機の少なくとも一方の搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を制動力として作用させるよう構成され、
前記上流側搬送機および前記下流側搬送機によるアルミニウム棒材へのグリップ力を調整可能に構成されていることを特徴とするアルミニウム棒材のピーリング装置。
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