JP3210013U - 目地用蓋及び該目地用蓋に用いる被係止筒 - Google Patents

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【課題】目地用蓋の横ずれを防止しながら、容易に目地用蓋を設置することができ、作業工数の削減を図ることができる免震建築物の目地用蓋を提供する。【解決手段】免震建築物の床60と地盤61との間に設けられた目地62を覆うために設置され、その一方の端部が連結部21aによって床の端縁から突設された係止棒40に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤61側に摺動可能に載置され、フレーム20とフレーム20に充填される表層材30とを備える。連結部21aが、係止棒40を貫通させるためにフレーム20の底面に設けられ、係止棒40の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの被係止孔と、被係止孔を貫通した係止棒40の上から嵌装され、被係止孔を覆うとともにフレームの底面に取付けられる、上端が閉じられた筒部を備える被係止筒23aと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うために設置される、免震建築物の目地用蓋及び該目地用蓋に用いられる被係止筒に関する。
従来、免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うための床用目地装置として、例えば、特開2014−62369号公報(特許文献1)に、床用目地プレート本体(目地用蓋)の後部両側部に形成された底面が開口する支持ボックスと、この支持ボックス内に頭部が挿入される、目地プレート支持凹部に固定された係合ピン(係止棒)とで構成された支持金具を備える、床用目目地装置が開示されている(特許文献1の明細書段落番号「0013」、図2、図5等参照)。
特開2014−62369号公報
しかし、特許文献1に開示されている床用目地装置では、底面の開口を大きくして係止棒と開口との遊びを大きくすると、目地用蓋の設置はし易くなるものの、地震の発生時や車両の通過時等の水平方向の力が目地用蓋に加わったときに、目地用蓋が横ずれしてしまうというおそれがあった。一方、係止棒と開口との遊びを正規の寸法とすると、係止棒の施工時の誤差によって被係止孔に係止棒が挿入できないことが少なくなく、目地用蓋の設置時に係止棒の修正作業が必要となり、作業工数の増加を招いていた。
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、目地用蓋の横ずれを防止しながら、容易に目地用蓋を設置することができ、作業工数の削減を図ることができる目地用蓋及び目地用蓋に用いられる被係止筒を提供することを目的とする。
(1)本考案の目地用蓋は、
免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うために設置される、その一方の端部が連結部によって前記床の端縁から突設された係止棒に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤側に摺動可能に載置される、フレームと前記フレームに充填される表層材とを備える免震建築物の目地用蓋において、
前記連結部が、
前記係止棒を貫通させるために前記フレームの底面に設けられた、前記係止棒の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの被係止孔と、
前記被係止孔を貫通した前記係止棒の上から嵌装され前記被係止孔を覆うとともに前記フレームの底面に取付けられる、上端が閉じられた筒部を備える被係止筒と、
を備えることを特徴とする。
本考案の目地用蓋によれば、係止棒を貫通させるための被係止孔が、係止棒の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの遊びを備えているため、係止棒が正規の位置よりずれていたり傾いたりしていても、目地用蓋を問題なく設置することができる。また、被係止筒が、被係止孔を貫通した係止棒の上から換装されるとともにフレームの底面に取付けられるため、横方向の動きが被係止筒によって規制され、目地用蓋が横ずれすることがない。また、被係止筒は、被係止孔も覆うためフレームに充填される表層材がコンクリート等の流動性を有するものであっても、被係止孔から漏れることがない。
(2)本考案の目地用蓋の好ましい例は、
前記被係止筒が、前記筒部の下端にフランジを備えることを特徴とする。
本考案の目地用蓋の好ましい例によれば、被係止筒が、筒部の下端にフランジを備えるため、フランジで被係止孔を覆うことができ、被係止孔が大きな場合であっても対応することができる。
(3)本考案の被係止筒は、
免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うために設置される、その一方の端部が連結部によって前記床の端縁から突設された係止棒に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤側に摺動可能に載置される、フレームと前記フレームに充填される表層材とを備える免震建築物の目地用蓋に用いられる被係止筒において、
前記連結部が、前記係止棒を貫通させるために前記フレームの底面に設けられた、前記係止棒の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの被係止孔を備え、
前記被係止孔を貫通した前記係止棒の上から嵌装され前記被係止孔を覆うとともに前記フレームの底面に取付けられる、上端が閉じられた筒部を備えることを特徴とする。
(4)本考案の被係止筒の好ましい例は、
前記筒部の下端にフランジを備えることを特徴とする。
これらの本考案に係る被係止筒によれば、被係止筒を目地用蓋に用いたときに、上述の目地用蓋と同様の作用効果を奏することができる。
上述したように、本考案の目地用蓋及び被係止筒によれば、目地用蓋の横ずれを防止しながら、容易に目地用蓋を設置することができ、作業工数の削減を図ることができる。
本考案の一実施形態に係る目地用蓋を説明する図である。 免震建築物が地盤に対して移動したときの目地用蓋の状態を説明する図である。 免震建築物が地盤に対して移動したときの目地用蓋の状態を説明する他の図である。 図1の円で囲った部分の拡大図である。 図4における他の実施形態を説明する図である。 被係止筒を示す図である。
以下、本考案の目地用蓋及び該目地用蓋に用いられる被係止筒の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の一実施形態に係る目地用蓋を示す図、図2及び図3は免震建築物が地盤に対して移動したときの目地用蓋の状態を説明する図である。また、図4は図1の円で囲った部分の拡大図、図5は図4における他の実施形態を説明する図である。また、図6(A)は被係止筒を示す図、図6(B)は被係止筒の他の実施形態を説明する図である。
図1に示すように、本実施形態の目地用蓋10は、免震建築物の床60と地盤61との間に設けられた目地62を覆うために設置される。そして、目地用蓋10の一方の端部が免震建築物の床60に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤61側に摺動可能に載置される。なお、免震建築物の床60の端縁には、目地用蓋10を連結するための係止棒40が突出される。この係止棒40であるが、本実施形態では公知のアンカーボルト41にナット42を螺着させ、その後にナット42が緩まないようにアンカーボルト41とナット42とを溶接してある。また、地盤61側には、目地用蓋10が摺動可能となるように、目地用蓋10の他方の端部の形状に対応する凹み50a,50b及び傾斜受部51を設けるとともに、この凹み50a,50b及び傾斜受部51に金属等からなるスライダー52a,52b,52cを貼設してある。
目地用蓋10は、フレーム20と、カバー部31と、表層材30とを備える。フレーム20は、その上面が略開口された、金属等からなる箱形の部材であり、一方の端部に連結部21aと、他方の端部に摺動部26及び傾斜部27とを備える。また、フレーム20の開口された箱形の内部空間には、後述する表層材30の種類によって図示しない鉄筋又は補強用のリブ等が適宜設けられる。
連結部21aは、図4にも示すように、被係止孔22aと被係止筒23aとを備えるもので、目地用蓋10を免震建築物の床60の端縁から突設された係止棒40に揺動可能に連結する。被係止孔22aは、フレーム20の底面に設けられた、係止棒40を貫通させるために設けられた孔であり、その径は係止棒40の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさとなっている。この被係止孔22aの径としては、例えば、係止棒40の径より5〜30mm程度大きくしたものが採用できる。なお、ここでは、係止棒40のナット42が、アンカーボルト41に施工当初から溶接してある場合を想定しているため、被係止孔22aの径はナット42の径より大きく構成される。また、地震発生時や車両の通過時等に、目地用蓋10が水平方向に回転することを防止するため、連結部21a及び係止棒40は、少なくとも目地用蓋10の一方の端部に2箇所設けられる。
被係止筒23aは、図6(A)にも示すように、筒部24aとフランジ25とを備える。筒部24aはその上端が閉じられ下端が開口された筒状のものである。また、フランジ25は、筒部24aの下端から筒部24aの軸に直交する方向に広げられた鍔状のものである。そして、この被係止筒23aは、被係止孔22aを貫通した係止棒40の上から嵌装され、筒部24aが係止棒40に係止されるとともに、フランジ25で被係止孔22aを覆う。また、フランジ25は、フレーム20の底面に溶接等の方法で接合される。さらに、被係止筒23aは、その後にフレーム20に充填される表層材30によってその周囲を囲まれて、被係止筒23aとフレーム20とは一体に形成される。
なお、筒部24aの内径寸法であるが、係止棒40に被係止筒23aを係止させながら、目地用蓋10を揺動可能にしつつ、目地用蓋10の水平方向の横ずれを規制する必要があることから、係止棒40の径より1〜5mm程度大きくすることが好ましい。また、フランジ25の外径の寸法は、係止棒40の施工時の寸法誤差の分ほど被係止孔22aの中心からずれながら、被係止孔22aを覆う必要があることから、被係止孔22aの径より10〜60mm程度大きくしたものが採用できる。
また、図5及び図6(B)に示すように、他の実施形態の連結部21bとして、被係止孔22bをアンカーボルト41の径より大きく、かつ、ナット42の径より小さく構成し、フランジを省略した被係止筒23bとすることができる。これは、係止棒40のナット42が当初はアンカーボルト41に螺着されておらず、被係止孔22bにアンカーボルト41を貫通させた後にナット42を螺着する場合に採用することができる。このときの被係止孔22bの径は、アンカーボルト41の径に対して5〜30mm程度大きく、かつ、ナット42の径より小さくしたものが採用できる。また、筒部24bの内径寸法は、ナット42の径に対して1〜5mm程度大きくすることが好ましい。このような構成とすることで、目地用蓋10に上下方向の力が加わっても、ナット42が被係止孔22bを通過できず、連結部21bが係止棒40より抜けることがない。なお、この実施形態のように、ナット42を、被係止孔22bにアンカーボルト41を貫通させた後に螺着する場合でも、図6(A)に示すようなフランジ25を備える被係止筒23aを用いることは可能である。
図1に戻り、フレーム20の他方の端部には、摺動部26と傾斜部27とを備える。摺動部26は、後述するスライダー52aの上に摺動可能に載置されるフレーム20の裏面部分である。本実施形態のフレーム20が金属からなることから、フレーム20の裏面を滑らかに仕上げる等して摩擦抵抗を少なくし、スライダー52aとの摺動が滑らかになされるよう構成される。または、フレーム20の裏面に、摩擦抵抗が少ない別の金属板、樹脂板等を貼設してもよい。
傾斜部27は、フレーム20の他方の端部の下端から上方に向かって傾斜した板を設けたものであり、摺動部26同様に摩擦抵抗が少なくなるように構成される。そして、地盤61側の傾斜受部51及び傾斜受部51に貼設されたスライダー52bに当接したときに滑らかに動くようになっている。
カバー部31は、フレーム20の他方の端部の上端から延伸された金属製の板であり、通常時は傾斜部27と傾斜受部51との間に生じる隙間63を覆っている。また、カバー部31の裏面は、上記摺動部26同様に滑らかに仕上げられており、スライダー52cとの間で滑らかに動くようになっている。
表層材30は、本実施形態では、コンクリートをフレーム20に打設して構成している。また、図示しない鉄筋も適宜配置される。この表層材30は、目地用蓋10の補強と、目地用蓋10の表面の高さと床60及び地盤61との高さを揃えるために設けられる。
次に、図1から図3を参照して、地震発生時における免震建築物の地盤61に対する相対的な移動が発生したときの、目地用蓋10の動作を説明する。通常時は、図1に示す状態であり、目地用蓋10は、その一方の端部が係止棒40と連結部21aによって免震建築物の床60に連結されるとともに、他方の端部の摺動部26及びカバー部31が、地盤61の凹み50a,50bに貼設されたスライダー52a,52cに載置され、目地62を覆っている。
次に、図2に示すように、地震発生時に、免震建築物の床60が地盤61に対して右側に移動したとき、目地用蓋10の他方の端部において、目地用蓋10が地盤61に対して右側に動くため、摺動部26及びカバー部31も右側に動く。このとき、摺動部26がスライダー52aから脱落するまでは移動しないため、摺動部26はスライダー52aの上に載置されている。また、カバー部31もスライダー52cの上に載置され、傾斜部27と傾斜受部51との隙間63が広がっている部分を覆っている。
次に、図3に示すように、地震発生時に、免震建築物の床60が地盤61に対して左側に移動したとき、目地用蓋10の他方の端部の摺動部26及びカバー部31は、スライダー52a,52cの上を左側に移動する。そして、傾斜部27が傾斜受部51及び傾斜受部51に貼設されたスライダー52bに当接し乗り上げる。このとき、一方の端部の連結部21aは、係止棒40と連結部21aとによって揺動可能に連結されているため、目地用蓋10の他方の端部が傾斜受部51に乗り上げて傾斜することを妨げない。
次に、本実施形態の目地用蓋10及び被係止筒23aの施工方法を説明する。先ず、予め、免震建築物の床60と係止棒40、及び地盤61の凹み50a,50bとスライダー52a,52b,52cは施工されているものとする。次に、カバー部31が取付けられたフレーム20をクレーンで吊り上げる等して、被係止孔22aに係止棒40を貫通させながら下ろし、フレーム20の一方の端部及び他方の端部を、床60及びスライダー52a,52cの上に載置させる。このとき、上述のように、被係止孔22aは、係止棒40の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさとされているため、係止棒40の寸法の確認や修正作業をすることなくフレーム20を載置させることができる。ここで、施工当初から係止棒40のアンカーボルト41にナット42が螺着されていない場合は、ナット42を螺着し、その後に溶接等の方法でナット42をアンカーボルト41に接合して、ナット42の脱落防止を図る。
次に、フレーム20の位置を正規の場所に微調整する。そして、被係止孔22aを貫通した係止棒40の上から被係止筒23aを嵌装させ、被係止筒23aの下端をフレーム20の底面に溶接等の方法で接合する。これにより、係止棒40と被係止筒23aが係止されるとともに、被係止筒23aとフレーム20とが固定されるため、フレーム20が横ずれすることがなくなる。また、被係止筒23aを後付けとしているため、係止棒40と筒部24aの内側との隙間を厳密に管理することが容易となる。例えば、2箇所設けられた連結部において、一方の筒部24aが係止棒40に対して右側に寄ってしまい、他方の筒部24aが係止棒40に対して左側に寄ってしまったような場合、全体として係止棒40と筒部24aとの隙間が狭くなってしまい、地震発生時における目地用蓋10の揺動が妨げられてしまうおそれがあるが、本実施形態の目地用蓋10及び被係止筒23aでは、上述のように係止棒40と筒部24aの内側との隙間を厳密に管理することが容易であるため、そのようなことがない。
次に、フレーム20の内側空間に鉄筋を配置し、表層材30であるコンクリートを、箱形のフレーム20を満たすように打設し充填する。そして、コンクリートの養生が終われば作業は完了である。
以上、説明したように、本実施形態の目地用蓋及び被係止筒によれば、被係止孔の径を係止棒の径に対して大きくしているため、係止棒の施工時の寸法誤差が生じてもその誤差を吸収することができる。このため、係止棒の細かな寸法確認や修正作業をすることなくフレームを設置することができ、施工現場での作業工数を削減することができる。また、被係止筒を後付けとするため、複数設けられた連結部において、それぞれの係止棒の外側と被係止筒の筒部の内側との隙間を精度良く管理することができるため、前記隙間を適正な値として目地用蓋の横ずれを防止しつつ目地用蓋の揺動を妨げることがない。また、フランジを備える被係止筒で被係止孔を覆うため、被係止孔が塞がれ、コンクリート等の流動性を有する表層材をフレームに充填しても、被係止孔から漏れることがない。
また、係止棒のナットを、フレームを設置した後に取付ける形態では、被係止孔の径をナットより小さくすることが可能となり、仮に上下方向の力が目地用蓋に加わっても、係止棒が連結部から抜けることがない。
なお、上述の目地用蓋及び被係止筒の実施の形態は、本考案の例示であり、考案の趣旨を逸脱しない範囲においてその構成を適宜変更することができる。
10・・目地用蓋、
20・・フレーム、21a,21b・・連結部、22a,22b・・被係止孔、23a,23b・・被係止筒、24a,24b・・筒部、25・・フランジ、26・・摺動部、27・・傾斜部、
30・・表層材、31・・カバー部、
40・・係止棒、41・・アンカーボルト、42・・ナット、
50a,50b・・凹み、51・・傾斜受部、52a,52b,52c・・スライダー、
60・・床、61・・地盤、62・・目地、63・・隙間、

Claims (4)

  1. 免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うために設置される、その一方の端部が連結部によって前記床の端縁から突設された係止棒に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤側に摺動可能に載置される、フレームと前記フレームに充填される表層材とを備える免震建築物の目地用蓋において、
    前記連結部が、
    前記係止棒を貫通させるために前記フレームの底面に設けられた、前記係止棒の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの被係止孔と、
    前記被係止孔を貫通した前記係止棒の上から嵌装され前記被係止孔を覆うとともに前記フレームの底面に取付けられる、上端が閉じられた筒部を備える被係止筒と、
    を備えることを特徴とする目地用蓋。
  2. 前記被係止筒が、前記筒部の下端にフランジを備えることを特徴とする請求項1に記載の目地用蓋。
  3. 免震建築物の床と地盤との間に設けられた目地を覆うために設置される、その一方の端部が連結部によって前記床の端縁から突設された係止棒に揺動可能に連結され、他方の端部が地盤側に摺動可能に載置される、フレームと前記フレームに充填される表層材とを備える免震建築物の目地用蓋に用いられる被係止筒において、
    前記連結部が、前記係止棒を貫通させるために前記フレームの底面に設けられた、前記係止棒の施工時の寸法誤差を吸収できる大きさの被係止孔を備え、
    前記被係止孔を貫通した前記係止棒の上から嵌装され前記被係止孔を覆うとともに前記フレームの底面に取付けられる、上端が閉じられた筒部を備えることを特徴とする被係止筒。
  4. 前記筒部の下端にフランジを備えることを特徴とする請求項3に記載の被係止筒。
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