JP3209343U - 自動車タイヤの滑り止め用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単且つ安価な構成でありながら様々な径の自動車タイヤに簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することが可能な自動車タイヤの滑り止め用具を提供する。【解決手段】面ファスナー付伸縮バンド14の一方の面側(内側)にストッパー付ゴム板16を間隔をおいて複数個固定しておき、この面ファスナー付伸縮バンド14に対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有するスパイクピン付ゴム板18を、別途、複数個用意しておいて、両者を雪路等の現場で組み合わせて使用することで、自動車タイヤ12に簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することが可能になる。【選択図】図5

Description

本考案は、自動車タイヤの滑り止め用具に関し、特に、自動車タイヤが雪路や砂地でスタックした状態で当該タイヤに装着することですべり止めの機能を果たし、スタック状態からの脱出を可能とする自動車タイヤの滑り止め用具に関する。
一般に、自動車タイヤが雪路等でスタックするのを予め防止する用具としてタイヤチェーンが多く用いられている。しかしながら、かかる準備無しに自動車タイヤが雪路や砂地でスタックした場合に当該状態から緊急に脱出するために現場で装着する用具としては、タイヤチェーンは装着作業が大変であり、素人には困難であるため、JAF等の専門業者を呼ばざるを得ないこともある。このため、従来より、タイヤチェーンに代わる各種の滑り止め用具が提案され、或いは実用化されている(特許文献1、2及び3参照)。
特開平7−215027号公報 特開平6−206411号公報 実開平7−33709号公報
例えば、特許文献1記載のタイヤの滑り止め装置は、砂利(砕石等)を接着剤で固め、各種のタイヤサイズに幅と長さを合わせタイヤの周囲に装着したものである。しかしながら、予め砂利(砕石等)を接着剤で固める作業が大変である上に、各種のタイヤサイズに合わせて、様々な幅と長さ(径)の滑り止め装置を用意しておく必要がある。更に、タイヤへの装着も滑り止め装置の接着面により行うので、タイヤ周面が濡れている場合等に装着が困難である一方、乾いたタイヤ周面に一旦装着してしまうと、滑り止め装置をタイヤから取り外すのが容易でなくなるという問題がある。
次に、特許文献2記載の自動車用滑り止めは、合成ゴムを繊維状に加工したものをタイヤに固定するようにしているが、凍結路面か新雪路面か等、路面条件を問わず効果を発揮できるように、長さ方向と幅方向で繊維束の編み方や方向性を異ならせて加工する複雑な構成となるため、加工(製作)が大変でありコストも高くなる上に、タイヤの周面の両側から挟み込むように装着するため、タイヤの内側への装着が困難であり、雪路等の現場で作業者の凍えた手で装着するのには無理がある。
更に、特許文献3記載のスパイク付タイヤバンドは、平たい輪のバンドにスパイクを設け、バンドの裏側に外ずれ防止の突起を設けた構成を有するが、幅の狭い環状のバンドを、輪ゴムのように引き伸ばした状態でタイヤに強く嵌め込んで使用するため、自動二輪車(バイク)のタイヤには好適であるが、自動車タイヤには幅が狭いため滑り止め効果が不十分であり、環状のバンドを輪ゴムのように引き伸ばした状態でタイヤに強く嵌め込んで装着するため、径が大きく相違するタイヤには適用できず、また、雪路等の現場で作業者の凍えた手で装着するのには無理がある。
そこで、自動車タイヤの滑り止め用具について、比較的簡単且つ安価な構成でありながら様々な径の自動車タイヤに簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することを可能にする技術の開発が切望されている。
本考案の目的は、上述した問題点を解消し、比較的簡単且つ安価な構成でありながら様々な径の自動車タイヤに簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することが可能な自動車タイヤの滑り止め用具を提供することにある。
本考案者は、新規且つ有用な自動車タイヤの滑り止め用具の構造について鋭意研究を重ねた結果、面ファスナー付伸縮バンドの一方の面側(内側)にストッパー付ゴム板を間隔をおいて複数個固定しておき、この面ファスナー付伸縮バンドに対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有するスパイクピン付ゴム板を、別途、複数個用意しておいて、両者を雪路等の現場で組み合わせて使用することで、自動車タイヤに簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することが可能なことを見出した。
即ち、上記目的を達成するため、本考案の様相は、自動車のタイヤに装着され該タイヤのスリップを防止することにより圧雪並びに凍結路面又は砂地から脱出可能とする滑り止め用具において、前記タイヤの周面に装着された場合に両端部が折り重なるように前記周面の長さを超える長さと、該周面の幅内に収まる幅を有する帯状に、伸縮性を有する素材により形成され、両面に面ファスナーを備える面ファスナー付伸縮バンドと、前記帯状の面ファスナー付伸縮バンドの一方の面に間隔をおいて複数個固定されるゴム板であって、当該一方の面が前記タイヤの周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンドが装着された時に該タイヤに食い込むことによりストッパーとなる金属製の突起が表面に設けられたストッパー付ゴム板と、前記一方の面が前記タイヤの周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンドが装着される時に外側となる他方の面の面ファスナーに対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有し該面ファスナーを介して前記タイヤの周面方向に略等間隔に取付けられるゴム板であって、表面に複数の金属製のピンが稙設され該ピンが圧雪並びに凍結路面又は砂地に食い込むスパイクとなるスパイクピン付ゴム板と、を有することを特徴とする。
尚、前記ストッパー付ゴム板は、前記帯状の面ファスナー付伸縮バンドの一方の面に略等間隔に6個固定されているのが好適である。
本考案によれば、比較的簡単且つ安価な構成でありながら様々な径の自動車タイヤに簡単且つ確実に装着できる上に、外れにくく、スタック状態から有効に脱出することが可能な自動車タイヤの滑り止め用具を提供することができる。
本考案の実施形態に係る滑り止め用具が自動車タイヤに装着された状態を示す図であり、(a)は、その斜視図、(b)は、その平面図である。 本考案の実施形態に係る滑り止め用具の非装着状態を示す図であり、(a)は、その(タイヤへの装着面を示す)背面(裏面)図、(b)は、その(路面に噛む効果を奏する)正面(表面)図である。 本考案の実施形態に係る滑り止め用具の各構成部品を示す図であり、(a)は、その面ファスナーのA(雄)面、(b)は、そのスパイクピン付ゴム板の平面図、(c)は、そのスパイクピン付ゴム板の正面図、(d)は、その面ファスナーB(雌)面付伸縮バンドの一部の平面図、(e)は、その装着ストッパーの平面図、(f)は、その装着ストッパーの正面図、(g)は、その貼付目安目印板の正面図である。 本考案の実施形態に係る滑り止め用具を自動車タイヤに装着する方法を示す第1の図であり、(a)は、凍結路面に対し自動車タイヤが空転(スリップ)する態様、(b)は、滑り止め用具の先端部を自動車タイヤに噛ませる態様、(c)は、その先端部が空転によりタイヤと凍結路面の隙間を通過する態様、(d)は、ストッパーにより停止する態様を示す図である。 本考案の実施形態に係る滑り止め用具を自動車タイヤに装着する方法を示す第2の図であり、(a)は、その巻装の仕方、(b)は、その伸縮バンドを伸ばし、面ファスナーのA面(雄面)とB面(雌面)で止めることでタイヤに装着する方法、(c)は、装着した伸縮バンドの表面にスパイクピン付ゴム板を止着することでタイヤへの滑り止め用具の装着を完了する方法、(d)は、滑り止め用具の装着を完了したタイヤによりスタック状態から脱出するイメージを示す図である。
本考案の実施形態に係る滑り止め用具について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。図1は、本考案の実施形態に係る滑り止め用具が自動車タイヤに装着された状態を示す図であり、(a)は、その斜視図、(b)は、その平面図である。図1に示すように、本考案の実施形態の滑り止め用具10は、自動車のタイヤ12に装着され、タイヤ12のスリップを防止することにより圧雪並びに凍結路面又は砂地から脱出可能とする滑り止め用具であり、通常、自動車のタイヤ12の1個につき1つの滑り止め用具10が装着されて用いられる。即ち、本考案の実施形態の滑り止め用具10は、タイヤ12の周面に装着された場合に両端部が折り重なるようにタイヤ12の周面の長さを超える長さと、その周面の幅内に収まる幅を有する帯状に、伸縮性を有する素材により形成され、両面に面ファスナーを備える面ファスナー付伸縮バンド14と、帯状の面ファスナー付伸縮バンド14の一方の面に間隔をおいて複数個固定されるゴム板であって、当該一方の面がタイヤ12の周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンドが装着された時に該タイヤ12に食い込むことによりストッパーとなる金属製の突起が表面に設けられたストッパー付ゴム板16と、前記一方の面がタイヤ12の周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンド14が装着される時に外側となる他方の面の面ファスナーに対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有し該面ファスナーを介して前記タイヤ12の周面方向に略等間隔に取付けられるゴム板であって、表面に複数の金属製のピンが稙設され該ピンが圧雪並びに凍結路面又は砂地に食い込むスパイクとなるスパイクピン付ゴム板18とを有している。
図2は、本考案の実施形態に係る滑り止め用具の非装着状態を示す図であり、(a)は、その(タイヤへの装着面を示す)背面(裏面)図、(b)は、その(路面に噛む効果を奏する)正面(表面)図である。図2に示すように、本考案の実施形態の滑り止め用具10では、ストッパー付ゴム板16は、帯状の面ファスナー付伸縮バンド14の一方の面に略等間隔に6個固定されている。ストッパー付ゴム板16は、同図に示すように、幅方向に複数個(図示の例では3個)の金属(アルミニウム)製のピンが間隔を置いて稙設されており、これらのピンがタイヤ12の周面或いはトレッドの溝等に食い込んで、面ファスナー付伸縮バンド14の横ずれ防止機能を奏するようになっている。尚、図2(a)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14の(タイヤへの装着面を示す)背面(裏面)には、表面側にスパイクピン付ゴム板18を貼り付ける際に目印となるように、貼付目安目印板20が設けられている。尚、図2(a)に示すように、各ストッパー付ゴム板16には、例えば、3個の金属(アルミニウム)製の突起がストッパーとして設けられている。また、図2(b)に示すように、各スパイクピン付ゴム板18には、例えば、上段に3個、下段に2個、計5個の金属(アルミニウム)製のスパイクピンが設けられている。
図3は、本考案の実施形態に係る滑り止め用具10の各構成部品を示す図であり、(a)は、面ファスナー付伸縮バンド14の面ファスナーのA(雄)面、(b)は、そのスパイクピン付ゴム板18の平面図、(c)は、そのスパイクピン付ゴム板18の正面図、(d)は、その面ファスナーB(雌)面付伸縮バンド14の一部の平面図、(e)は、そのストッパー付ゴム板16(長さ方向においても装着ストッパーとして機能する)の平面図、(f)は、そのストッパー付ゴム板16の正面図、(g)は、その通過防止ストッパー22の正面図である。
次に、本考案の実施形態に係る滑り止め用具10を自動車タイヤ12に装着する方法を述べる。図4は、本考案の実施形態に係る滑り止め用具10を自動車タイヤ12に装着する方法を示す第1の図であり、(a)は、凍結路面に対し自動車タイヤ12が空転(スリップ)する態様、(b)は、滑り止め用具10の先端部100を自動車タイヤ12に噛ませる態様、(c)は、その先端部100が空転によりタイヤ12と凍結路面の隙間を通過する態様、(d)は、(装着ストッパーとして機能する)ストッパー付ゴム板16により自動車タイヤ12の回転(空転)が停止する態様を示す図である。図5は、滑り止め用具10を自動車タイヤ12に装着する方法を示す第2の図であり、(a)は、その巻装の仕方、(b)は、その伸縮バンドを伸ばし、面ファスナーのA面(雄面)とB面(雌面)で止めることでタイヤに装着する方法、(c)は、装着した伸縮バンドの表面にスパイクピン付ゴム板を止着することでタイヤへの滑り止め用具の装着を完了する方法、(d)は、滑り止め用具の装着を完了したタイヤによりスタック状態から脱出するイメージを示す。図4(a)に示すように、本考案の実施形態の滑り止め用具10は、自動車のタイヤ12が凍結路面13上で空転し、自動車(図示せず)がスタック状態にある際に用いられる。まず、図4(b)に示すように、図2(a)に示した面ファスナー付伸縮バンド14の裏側の先端部に固定されたストッパー付ゴム板16部分をタイヤ12と凍結路面13との間に噛ませる。これにより、図4(c)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14の先端部が空転によりタイヤ12と凍結路面13との間を通過させることができる。そして、図4(d)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14の裏面の所定位置に設けたストッパー22により面ファスナー付伸縮バンド14もその位置で停止する。
続いて、図5(a)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14の裏側をタイヤ12の前後において持ち上げタイヤ12の周面に卷装する。ここで、図5(b)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14を引っ張って伸ばし、面ファスナー付伸縮バンド14の裏側の先端部に裏側の基端部Bを重ねて面ファスナーの雄面と雌面で止着する。この時、面ファスナー付伸縮バンド14は、120%から150%まで伸縮自在の伸縮バンドにより構成されているので、面ファスナー付伸縮バンド14を十分に引き延ばしてタイヤ12の周面にしっかりと装着することができる。続いて、図5(c)に示すように、面ファスナー付伸縮バンド14の表面側に、用意したスパイクピン付ゴム板18を、略60度等間隔に6個取り付ける。この時、スパイクピン付ゴム板18は、面ファスナー付伸縮バンド14の面ファスナーに対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有しているので、これらの面ファスナー同士が止着されることで、容易且つ確実に面ファスナー付伸縮バンド14の周面、即ちタイヤ12の周面側に取付けることができる。これにより、図5(d)に示すように、本考案の実施形態の滑り止め用具10の自動車タイヤ12への装着が完了し、凍結路面13上でスタックした状態から脱出することが可能となる。
尚、考案者の試験結果では、例えば、本実施形態の滑り止め用具10を通常の3ナンバークラスの自動車のタイヤに装着する場合、前輪又は後輪の片側のタイヤに1−2分、両側のタイヤで3分程度の時間で装着を完了し得ることを確認できている。
以上に述べたように、本考案は、凍結路面13等でのタイヤ12のスリップを防ぐためにタイヤ12の外周面に取り付けて使用する非金属製の滑り止め具10として具現され、横ずれ防止機能(ストッパー付ゴム板16による)付の伸縮ゴム繊維面ファスナー14と、天然ゴム板にスパイクピンを有するスパイクピン付ゴム板18を自動車内に用意しておき、これらを作業現場で組み合わせて用いることで、超簡単にタイヤに脱着できることを特徴としている。
また、スパイクピン付ゴム板18は、天然ゴム板にスパイクピンを備え、その裏面が面ファスナー(A面)として構成されているので、このスパイクピン付ゴム板18の5個乃至6個を巻装した伸縮止着バンド面ファスナー(B面)14の各目印板の上に貼付して簡易脱着を可能にし、更に、(ストッパー付ゴム板16による)横ずれ防止機能を装着していることにより、長い凍結路面13からも脱出可能であり、加えて、スパイクピン付ゴム板18のスパイクピンにより凍結路面13に噛む効果を保ちながらも、各種サイズのタイヤ12を傷めないというメリットもある。
更に、先端部分に横ずれ防止ストッパー(ストッパー付ゴム板16による)を位置し、凍結路面13において空転したタイヤ12の下に差し込むことで簡単に止着バンド14に乗り上げることができる。且つまた、通過防止ストッパー(ストッパー付ゴム板16による)の働きにより静止し、それによって簡単装着が可能になるという効果もある。尚、通過防止ストッパー22は、脱着可能であるため、通過防止ストッパー22の突出部による振動が気になる場合、スパイクピン付ゴム板18と差し替えることができる。
以上に述べた実施形態では、本考案を凍結路面におけるスタック状態からの脱出に適用したが、本考案は、特許請求の範囲の記載の範囲内で、その他の用途或いは態様にも広く適用することができる。
10 滑り止め用具、 12 タイヤ、 13 凍結路面、
14 面ファスナー付伸縮バンド、 16 ストッパー付ゴム板、
18 スパイクピン付ゴム板

Claims (2)

  1. 自動車のタイヤに装着され該タイヤのスリップを防止することにより圧雪並びに凍結路面又は砂地から脱出可能とする滑り止め用具において、
    前記タイヤの周面に装着された場合に両端部が折り重なるように前記周面の長さを超える長さと、該周面の幅内に収まる幅を有する帯状に、伸縮性を有する素材により形成され、両面に面ファスナーを備える面ファスナー付伸縮バンドと、
    前記帯状の面ファスナー付伸縮バンドの一方の面に間隔をおいて複数個固定されるゴム板であって、当該一方の面が前記タイヤの周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンドが装着された時に該タイヤに食い込むことによりストッパーとなる金属製の突起が表面に設けられたストッパー付ゴム板と、
    前記一方の面が前記タイヤの周面側になるように前記面ファスナー付伸縮バンドが装着される時に外側となる他方の面の面ファスナーに対して雄雌関係となる面ファスナーを裏面に有し該面ファスナーを介して前記タイヤの周面方向に略等間隔に取付けられるゴム板であって、表面に複数の金属製のピンが稙設され該ピンが圧雪並びに凍結路面又は砂地に食い込むスパイクとなるスパイクピン付ゴム板と、を有することを特徴とする自動車タイヤの滑り止め用具。
  2. 前記ストッパー付ゴム板は、前記帯状の面ファスナー付伸縮バンドの一方の面に略等間隔に6個固定されていることを特徴とする請求項1記載の自動車タイヤの滑り止め用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102383064B1 (ko) * 2020-11-17 2022-04-06 김상현 자동차용 스노우 스파이크

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