JP2015074337A - 駆動力を利用したタイヤチェーン装着補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤチェーンの装着作業には、タイヤにタイヤチェーンを巻き付ける作業があり、この作業に難渋し、且つ厳寒の過酷な状態下に於いては装着作業に労力と時間を要しが、これを低減する。
【解決手段】タイヤチェーン2をタイヤ1に装着する場合、駆動輪であるタイヤ1の回転力を活用する装着補助装置であるので、タイヤ1の進行方向の前方にタイヤチェーン2を敷き広げ、本装着補助装置3の係止フック5を両チェーンリング12にセットし、本装着補助装置3の紐状ワイヤー部4を緊張させながらタイヤ1のトレッド面に引っ掛け係止し、タイヤ1を駆動・回転させて引き込み装着するもので、後はタイヤ両側の主チェーン6の端部12、12´を夫々チェーンフックで繋げて輪状とし、繋がった外側の主チェーン6をチェーンバンドで緊張させれば走行状態に出来る。
【選択図】図1

Description

本願発明は、冬期降雪時又は路面の凍結時に、自動車のタイヤにタイヤチェーンを装着する場合に使用されるタイヤチェーン装着補助装置に関する。
積雪のある道路で自動車を走行させる場合、昨今はスタッドレスタイヤを装着・使用するのが主流となっているが、路面が積雪・凍結状態での走行や登坂時には上記スタッドレスタイヤだけでは車両のスリップを防止出来ない場合があり、更に坂道の中途でのスリップやスタック時等にはタイヤチェーンの装着が有効な脱出方法ではあるが、上記従来の方法ではタイヤ外周に装着するための労力と技術が求められ、特にトラックやバス等の大型車両や重機等では困難を極める。また、普通自動車に於いても積雪時や吹雪の過酷な条件の中では慣れない難しい作業であり、簡易で取り扱いが容易な装着補助装置の開発が求められていた。
特開H10−146774号 公報 特開2002−67639号 公報 特開2012−148755号 公報 特開2012−51097号 公報
そこで本発明は、タイヤチェーンの装着作業を、除雪車等のような特殊車両では積雪状態があらかじめ判っている場合には基地に於いて機材を使用し事前に装着をし、或いは普通車両でも積雪凍結路が事前に分かっている場合は、従来のジャッキアップや作業台を使用して作業条件の良い場所で装着をして置くことが出来るが、雪積道走行途中での装着作業は極寒(時には吹雪の中)での過酷な条件の下で行わなければならないので、その装着作業をいかに簡単且つ短時間で確実に出来るかが課題である。
また、トラック、バス等の大型車両は遠距離走行することも多く、走行途中で積雪のある道路や山道を越えて行かなければならない場合があり、急にタイヤチェーンを装着する必要が生じた場合等、特に貨物を積載したままでの装着作業は困難を極める。
かかる従来にあっては、タイヤチェーンを自動車のタイヤに装着する場合、1.車体をジャッキアップしてチェーンをタイヤに巻き付ける。2.チェーンを地面に敷き置き、車を移動させてタイヤチェーンに乗り上げてからタイヤに巻き付ける。3.チェーンをタイヤに上から被せた後、裏チェーン部の片端に補助アーム等を利用して多端側へ手繰り寄せる等の作業によって巻き付けていたため、ジャッキアップの作業や車体の移動、補助具等が必要となり、大重量車両程タイヤチェーンの装着が難しく、巻き付け完了し走行状態に至るまでに、作業が難渋し且つ長時間を要しているという不都合があった。
本願発明は、上記課題を解決する手段として次の構成を有している。
即ち、請求項1に係る発明は、タイヤチェーン2を取り付ける車両自体の駆動輪の持つ回転力を有効活用するもので、本願発明はタイヤチェーン2全体を本装着補助装置3によりタイヤ1の下面の接地側から回転力で引き込む方式であり、タイヤ1両側の主チェーン6の端部チェーンリング12に、本装着補助装置3の両端部の係止フック5をセットし、タイヤ1のトレッド面10の凹凸に本補助装置3の紐状ワイヤー部4を緊張させながら引っ掛け取り付け、タイヤチェーン2の敷き広げた方向に、タイヤ1を駆動・回転させて取り付けるもので、主チェーン6両端の接続作業性が良好な場所まで移動して駆動を止め、本装着補助装置3を取り外し、両側主チェーン6のそれぞれ端部のチェーンリング12と12´をチェーンフック8で連結して輪状とするもので、内側と外側の両主チェーンの間は、複数の滑り止めチェーン7が一定ピッチで連結される構成である。
上記タイヤチェーンは、両サイドに主チェーンを有する様式であれば、滑り止めチェーンの形は梯子形、亀甲形、スノーネット等の多様な形式がある。
上記のタイヤ1の両側面で輪状に繋がった主チェーン6において、タイヤの外側の主チェーンをゴムバンド或いはスプリング等のチェーンバンドで緊張させれば、タイヤチェーン2全体が緊張状態となり、タイヤチェーンの装着作業は完了する。
本装着補助装置3全体の長さは、タイヤ1の駆動力を有効に効率良く両側の主チェーン6に伝えるため、端部チェーンリング12にセットする本補助装置3の両係止フック5の長さと、これに繋がる本補助装置の紐状ワイヤー4の合計長が、タイヤ1のトレッド面10を跨いで、本補助装置フック5で引っ掛けたタイヤチェーン2が効率良くタイヤ1の下側へ引き込める長さとすることが重要である。
本装着補助装置は、両輪を一対として両側タイヤ同時並行して装着作業を進めた方が作業性や効率も良い。
請求項2に係る発明は、本装着補助装置3の紐状ワイヤー4の端部を係止フック5で折り返し、そのまま該タイヤのサイズに合わせた長さで位置を決め、紐状ワイヤー中途にワイヤークリップ14で固定することで、本補助装着3全体の長さの調節が出来る構成としたもので、多少サイズが異なるタイヤにも対応出来、ワイヤークリップ14はネジ等で固定・脱着が可能なものが良い。
請求項3に係る発明は、本装着補助装置3の紐除ワイヤー4部は過撓性と強度が要求されるものであるので、ステンレス、スチールワイヤー或いは合成繊維、カーボン繊維等で、その特質・特徴により、単独或いは複種を構成させれば、本補助装置の軽量・強靭化を図ることが出来、一般車両から重機械まで広く活用出来るものと考える。
このように本願発明タイヤチェーン装着補助装置を使用すれば、その装着作業の全行程中に難渋する作業は殆んどなく、大型トラックやバス・重機用のような重量の大きなタイヤチェーンであっても、タイヤ自体の駆動力を有効活用して装着出来るので、ジャッキアップやチェーンをタイヤの上に持ち上げる等の必要も無く、各工程が比較的短時間で行える手軽さから、タイヤチェーンの長所や効果が改めて見直され、タイヤチェーン自体の研究・開発も進み、その普及が交通事故の防止や自動車運送産業にも大きく貢献できるものと考える。また本願発明の装着補助装置は、構成が単純で簡素であるので安価に製作出来るという効果もある。
また、本願タイヤチェーン装着補助装置は、上記手段のようにタイヤの駆動力でタイヤチェーンを引き込む方式であるので、バスや大型トラック用のダブルタイヤへのタイヤチェーンの取り付けに於いても、図3の点線表示部の紐状ワイヤー9と係止フック5とをダブルタイヤ用に構成させれば、同様手段でダブルタイヤチェーンの装着補助装置にもなる。
本発明のタイヤと装着補助装置とタイヤチェーンとの実施形態を示す斜視図。 本発明のタイヤと装着補助装置とタイヤチェーンとの実施形態を示す側面図。 本発明の装着補助装置の実施形態を示す概要図。 本発明における紐状ワイヤーと係止フックとの取り付け例を示す概要図。 本発明における紐状ワイヤー長の調節方法の一例を示す概要図。
以下、本願発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1はタイヤ1の進行方向前方に敷き広げたタイヤチェーン2の、両側の主チェーン6の端部チェーンリング12に、本装着補助装置3が備える両係止フック5をセットし、紐状ワイヤー4部を緊張させながらタイヤトレッド面10に引っ掛け係止し、タイヤ1を回転させてタイヤチェーン2を装着する段取りが出来た状態の斜視図である。
図2はタイヤ1を駆動・回転させ、タイヤチェーン2を引き込みながら巻き付けた状態の側面図で、主チェーンの端部チェーンリング12´をチェーンフック8で連結させ、主チェーン6を輪状に出来る状態の側面図である。
図3は本装着補助装置3の紐状ワイヤー部4と係止フック5と、主チェーン6と滑り止め7及び端部チェーンリング12とを示す概要であって、係止フック5でチェーンリング係止し、紐状ワイヤー部4を緊張させながらタイヤ1のトレッド部に引っかけ止め、タイヤを駆動・回転させる。
同図点線表示部分は、ダブルタイヤ用タイヤチェーン装着時の本装着補助装置図4の概要図で、同様装着補助装置をダブル状態にして装着すれば、ダブルタイヤへのタイヤチェーンの装着補助装置としても活用出来る。
図4は、本装着補助装置片端の紐状ワイヤー4と係止フックの取り付けを示す1例で、紐状ワイヤー4端を係止フック5に潜らせその端を紐状ワイヤー中程に固定するもので、ワイヤーロープスリーブ13或いはワイヤークリップ等で固定するものである。
また、図5は同様固定方法であるが、本装着補助装置の紐状ワイヤー5部分の長さを調整するためのもので、紐除ワイヤー4部端を同様フック5の中を潜らせてから固定場所をネジ止め式のワイヤークリップで固定するもので、利用当初、或いはその後に必要となれば、再びネジを緩めて固定位置を変えて紐状ワイヤー部の長さを調整してネジを締めて固定する。
タイヤ1にセットされたタイヤチェーン2は、そのままでは車両の走行に支障があるので、外側で輪状に繋がった主チェーン6をゴムバンドやスプリング等のチェーンバンドで緊張させ、車両を走行させれば良い。
1 タイヤ
2 タイヤチェーン
3 タイヤチェーン装着補助装置
4 紐状ワイヤー部
5 係止フック
6 主チェーン
7 滑り止めチェーン
8 チェーンフック
9 ダブルタイヤ装着用紐状ワイヤー部
10 タイヤのトレッド面
11 タイヤ駆動・回転方向
12 タイヤチェーン片端部のチェーンリング
12´タイヤチェーン他端部のチェーンリング
13 ワイヤースリーブ
14 ワイヤークリップ

Claims (3)

  1. タイヤを跨ぎ、タイヤチェーン端に係止する両係止フックと紐状ワイヤーで構成されるタイヤチェーン装着補助装置で、本装着補助装置の紐状ワイヤーを緊張させながらタイヤのトレッド面に引っ掛けて止め、タイヤを駆動・回転させてタイヤチェーン全体を引き込み、タイヤに装着させる構成を特徴とするタイヤチェーン装着補助装置。
  2. 上記紐状ワイヤー部の長さを調整可能にするため、固定金具を固定と取り外し可能なワイヤークリップとし、本装着補助装置の長さを調整出来るよう構成させた請求項1記載のタイヤチェーン装着補助装置。
  3. 上記紐状ワイヤーの構成材質を、ステンレス、スチール或いは合成繊維、カーボン繊維等、或いはこれを組み合わせて、強度と可撓性を有する材質とすることを特徴とした請求項1、2記載のタイヤチェーン装着補助装置。
JP2013211762A 2013-10-09 2013-10-09 駆動力を利用したタイヤチェーン装着補助装置 Pending JP2015074337A (ja)

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