JP3208629B2 - 中継交換切替え制御方法 - Google Patents

中継交換切替え制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機及び複数の圧縮
符号化及び復号化を行う音声圧縮変換装置を介して音声
データを中継伝送するシステムに於ける音質劣化を防止
する中継交換切替え制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の音声圧縮変換装置と交換機とをタ
ンデムに接続し、端局交換機に接続された電話機間を音
声圧縮変換装置と中継交換機とを介して接続するシステ
ムが知られている。例えば、図3に示すように、電話機
1 が接続された端局交換機としての交換機11と、電
話機T 2 が接続された端局交換機としての交換機13と
の間に、中継交換機としての交換機12及び音声圧縮変
換装部18〜21を含む時分割多重装置14〜17を接
続し、時分割多重装置14,15間及び時分割多重装置
16,17間を高速ディジタル回線により接続して、圧
縮符号化した符号化データを多重化して伝送するシステ
ムが知られている。
【0003】このようなシステムに於いて、交換機12
に接続された時分割多重装置15,16は、高速ディジ
タル回線を介して伝送された圧縮符号化データを、音声
圧縮変換部19により復号化して交換機12に入力し、
この交換機12からの音声データを音声圧縮変換部20
により圧縮符号化して高速ディジタル回線に送出するこ
とになる。
【0004】従って、電話機T 1 からの音声信号は、時
分割多重装置14の音声圧縮変換部 18による圧縮符号
化と、時分割多重装置15の音声圧縮変換部19による
復号化と、時分割多重装置16の音声圧縮変換部20に
よる圧縮符号化と、時分割多重装置17の音声圧縮変換
部21による復号化とにより、交換機13を介して電話
機T 2 に伝送される。即ち、符号化と復号化との処理が
2回繰り返される。従って、符号化と復号化との処理が
1回の場合に比較して音質が劣化することになる。な
お、電話機T 2 が交換機12に接続されている場合は、
符号化と復号化との処理が1回であるから、音質は劣化
しないことになる。
【0005】そこで、交換機12を介して中継接続され
た場合に、符号化と復号化との処理が1回で済むように
して、音質の劣化を防止する手段が提案されている。例
えば、時分割多重装置14〜17の音声圧縮変換部18
〜21として、図4に示す構成が知られている。同図に
於いて、31は多重分離部、32は多重化部、33は音
声符号化部、34は音声復号化部、35,36は第1,
第2のセレクタ、37は中継フレーム検出部、38は中
継フレーム挿入部、39はタイマ部、40は無音データ
発生部を示す。
【0006】音声符号化部33は、圧縮符号化した符号
化データを第1のセレクタ35を介して高速ディジタル
回線インタフェース部(図示せず)を介して高速ディジ
タル回線に送出するものである。又多重分離部31は、
中継フレーム信号が付加されている場合に符号化データ
と中継フレーム信号とを分離し、この中継フレーム信号
を中継フレーム検出部37により検出し、フレーム同期
をとって、対向する音声圧縮変換部から圧縮符号化され
た符号化データを受信したと判定し、第1のセレクタ3
5を制御して、音声符号化部33から無音データ発生部
40に一旦切替えて、タイマ部39を起動し、このタイ
マ部39の設定時間後に、第1及び第2のセレクタ3
5,36を制御して、音声符号化部33及び音声復号化
部34をバイパスするように切替える。
【0007】又音声復号化部34は、圧縮符号化された
符号化データを受信して復号化し、第2のセレクタ36
と多重化部32とを介して交換機等に送出する。この
時、中 継フレーム挿入部38から中継フレーム信号を付
加する。又前述の第1及び第2のセレクタ35,36が
制御されて、音声復号化部34がバイパスされた時は、
圧縮符号化された符号化データは、復号化されることな
く、多重化部32を介して送出される。
【0008】従って、図3に示すシステムに於いて、交
換機12の両側に接続された時分割多重装置15,16
の音声圧縮変換部19,20に於いては、音声符号化部
33と音声復号化部34とがバイパスされることによ
り、符号化と復号化との処理は1回となり、音質の劣化
が生じないようにすることができる。
【0009】なお、音声符号化部33は、圧縮符号化の
周期を示す音声フレーム信号を付加して符号化データを
送出する機能を有するものであり、又音声復号化部34
は、音声フレーム信号によって同期化して復号化処理を
行うものである。更に、先に提案した音声復号化部34
は、音声フレーム同期外れとなると、復号化データのレ
ベルを徐々に低下させる機能を備えている。又第1のセ
レクタ35は、中継フレーム検出部37からの中継フレ
ーム同期検出信号によって、音声符号化部33から無音
データ発生部40に一旦切替え、更にタイマ部39から
の制御により、第1及び第2のセレクタ35,36を制
御して、音声符号化部33及び音声復号化部34をバイ
パスするように切替えるものである。
【0010】従って、図3に於いて、交換機11,1
2,13により、電話機T 1 ,T 2 間の呼接続を行った
後、時分割多重装置15,16に於いて音声符号化部3
3と音声復号化部34とをバイパスするように切替える
制御を行い、その時の切替えの過程で発生する雑音等
を、無音データ送出や音声復号化部33に於ける同期外
れ状態の時の復号化データのレベルを徐々に低下する制
御によって低減することができる。
【0011】又音声符号化部と音声復号化部とを含む音
声圧縮変換部を、交換機によって切替え接続した時に、
音声復号化部が同期外れの状態となってから同期引込み
を開 始し、同期確立により正常な復号化データを出力す
ることになるが、その間に、雑音となる復号化データが
送出される。そこで、その切替えが完了するまでの間、
無音データを送出することが提案されている(例えば、
特開平4−14357号公報参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】音声圧縮変換部が多段
に接続されることにより、符号化と復号化との処理が複
数回となって音質劣化が生じる問題を、符号化と復号化
との処理を1回となるように切替える制御方法が、前述
のように、各種提案されている。しかし、図4に示す従
来例に於いては、切替えの開始時点で無音データを送出
するものである。従って、この無音データを受信した音
声復号化部が音声フレーム同期外れによって、復号化デ
ータのレベルを徐々に低下したとしても、通話音声が突
然に無音状態に切替えられるので、通話開始初期の違和
感が大きい問題があった。
【0013】本発明は、音声復号化部の音声フレーム同
期を外すことにより、復号化データのレベルを徐々に低
下させる機能を利用して、切替えの過程に於ける雑音等
の異常音の発生を防止し、通話開始初期の違和感を回避
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の中継交換切替え
制御方法は、図1を参照して説明すると、圧縮符号化す
る音声符号化手段1と、圧縮符号化した符号化データを
復号する音声復号化手段2と、中継フレーム検出手段3
と、前記音声符号化手段1をバイパスさせる為の第1の
セレクタ手段4と、前記音声復号化手段2をバイパスさ
せる為の第2のセレクタ手段5とを含む音声圧縮変換部
を、交換機を介してタンデムに接続し、電話機が接続さ
れた交換機間を、音声圧縮変換部を介して接続し、中継
フレーム検出手段3により中継フレーム信号を検出した
時に、第1及び第2のセレクタ手段4,5を制御して、
音声符号化手段1及び音声復号化手段2をバイパスさせ
る中継交換切替え制御方法であって、中継フレーム検出
手段3により中継フレーム信号を検出した時に、音声符
号化手段1から音声フレーム信号を付加しない符号 化デ
ータを送出し、音声復号化手段2は、音声フレーム信号
が付加されていない符号化データを受信して音声フレー
ム同期外れとなった時に、受信した符号化データを復号
すると共に、復号化データのレベルを徐々に低下させて
出力した後、第1及び第2のセレクタ手段4,5を制御
して、音声符号化手段1及び音声復号化手段2をバイパ
スさせるように切替える過程を含むものである。
【0015】又中継フレーム検出手段3により中継フレ
ーム信号を検出した時、音声符号化手段1から音声フレ
ーム信号を付加しない符号化データを送出し、且つ音声
フレーム信号が付加されていない符号化データによって
同期外れとなるまでの時間に所定時間を加えた時間をタ
イマ手段6により求め、このタイマ手段6から前記第1
及び第2のセレクタ手段4,5を制御して、音声符号化
手段1及び音声復号化手段2をバイパスさせるように切
替える過程を含むものである。又音声フレーム信号が付
加されていない符号化データを受信して同期外れとなっ
た時に、音声復号化手段2から符号化データを復号して
出力する代わりに無音データを送出する過程を含むこと
ができる。又音声復号化手段2は、音声フレームの同期
外れの状態発生により、第1及び第2のセレクタ手段
4,5を制御して、音声符号化手段1及び前記音声復号
化手段2をバイパスするように切替える過程を含むこと
ができる。
【0016】
【作用】中継フレーム検出手段3は、中継フレーム信号
を検出して、中継交換時のフレーム同期検出を行い、又
中継フレーム信号を検出した時に、音声符号化手段1か
ら音声フレーム信号を付加しない符号化データを送出さ
せる。従って、この音声符号化手段1と対向する音声復
号化手段は、音声フレーム信号が付加されていない符号
化データを受信した時、音声フレーム同期外れとなる。
音声復号化手段2は、同期外れと判断すると、前述の従
来例と同様に、受信した符号化データを復号すると共
に、復号化データのレベルを徐々に低下させる機能を有
するもので、この同期外れとなった時に、第1,第2の
セレクタ手段4,5を制御して、音声符号化手段1及び
音声復号化手段2をバイパスさせるように切替える。そ
れによ り、第1のセレクタ手段4を介して圧縮符号化さ
れないデータが送出され、又第2のセレクタ手段5を介
して復号化されないデータが送出される。従って、中継
交換時に、符号化と復号化との処理を1回とし、且つ切
替える過程に於いて雑音等の異常音の発生を防止するこ
とができる。
【0017】又タイマ手段6は、中継フレーム検出手段
3による中継フレーム信号の検出により起動され、音声
復号化手段2に於ける音声フレーム同期外れとなるまで
の時間に、所定の時間αを加算した時間後に、第1及び
第2のセレクタ手段4,5を制御して、音声符号化手段
1及び音声復号化手段2をバイパスするように切替え
る。又音声復号化手段2に於いて、音声フレーム同期外
れとなった時に、無音データを送出するように切替え
て、異常音の発生を防止することができる。又音声復号
化手段2に於いて、音声フレーム同期外れ検出により、
第1及び第2のセレクタ手段4,5を制御して、音声符
号化手段1及び音声復号化手段2をバイパスするように
切替えることができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を、音声圧縮変換部を示
す図2を参照して説明する。この音声圧縮変換部は、図
3に示すように、中継交換経路の時分割多重装置に設け
るものである。図2に於いて、31は多重分離部、32
は多重化部、33は音声符号化部、34は音声復号化
部、35は第1のセレクタ、36は第2のセレクタ、3
7は中継フレーム検出部、38は中継フレーム挿入部、
39はタイマ部を示し、本発明の原理的構成を示す図1
と対応させると、音声符号化手段1は音声符号化部33
に対応し、音声復号化手段2は音声復号化部34に対応
し、第1及び第2のセレクタ手段4,5は、第1及び第
2のセレクタ35,36に対応し、中継フレーム検出手
段5は中継フレーム検出部37に対応し、タイマ手段7
はタイマ部39に対応する。
【0019】多重化部32は、中継フレーム挿入部38
からの中継フレーム信号を、音声復号化部34からの復
号化データに多重化して送出するもので、この中継フレ
ーム 信号は、例えば、音声データとしての最下位ビット
に、所定のフレーム周期で挿入するものである。この多
重化部32を含む音声圧縮変換部と対向する音声圧縮変
換部の多重分離部31は、中継フレーム信号と復号化デ
ータとを分離し、中継フレーム検出部37は、この中継
フレーム信号により同期引込みを行い、同期保護段数に
従って連続して中継フレーム信号を検出した時に同期引
込み完了として、同期検出信号を音声符号化部33とタ
イマ部39とに加える。
【0020】この時点では、未だ第1及び第2のセレク
タ35,36は、音声符号化部33及び音声復号化部3
4側を選択している状態であるが、中継フレーム同期検
出により、他の音声圧縮変換部と対向接続された中継交
換接続状態であると判断し、切替え制御が開始される。
【0021】例えば、図3に於いて、電話機T 1 と電話
機T 2 とが接続された中継交換接続状態に於いては、音
声圧縮変換部18〜21による符号化と復号化との処理
が2回行われるが、その後に、符号化と復号化との処理
が1回となるように切替えが行われる。その切替えの過
程で、雑音等の異常音が電話機T 1 ,T 2 に送出される
ものであるが、本発明は、このような異常音を防止する
ものである。
【0022】即ち、音声符号化部33は、中継フレーム
検出部37からの中継フレーム同期検出信号が入力され
ると、音声フレーム信号を付加しない符号化データを送
出する。又中継フレーム同期検出信号によりタイマ部3
9を起動する。音声復号化部34は、音声フレーム信号
に同期化して復号処理を行うものであり、従って、対向
する音声符号化部から音声フレーム信号が付加されてい
ない符号化データを受信し、保護段数に従った連続回数
の音声フレーム信号を受信できない時に、音声フレーム
同期外れとなる。それにより、音声復号化部34は、前
述の従来例として説明したように、受信した符号化デー
タを復号して出力すると共に、その復号化データのレベ
ルを徐々に低下させる。
【0023】又タイマ部39は、起動された後、音声復
号化部34に於ける音声フレーム同 期外れとなるまでの
時間に、所定の時間αを加算した時間後に、第1及び第
2のセレクタ35,36を制御して、音声符号化部33
及び音声復号化部34をバイパスするように切替える。
それによって、符号化と復号化との処理が1回となるよ
うな接続構成に切替えることになり、その切替えの過程
では、音声レベルを徐々に低下した状態を経由した後
に、切替えることになるから、雑音等の異常音の発生を
防止することができる。
【0024】又音声復号化部34に於いて、音声フレー
ム信号が付加されていない符号化データを受信して、音
声フレーム同期外れの状態を検出した場合、この同期外
れの状態発生により、復号化データのレベルを徐々に低
下させると共に、第1及び第2のセレクタ35,36を
制御して、音声符号化部33及び音声復号化部34とを
バイパスするように切替えることができる。この場合、
中継フレーム検出部37による中継フレーム信号の検出
が遅れている場合に、符号化と復号化との処理を1回と
するように迅速に切替えることができる。
【0025】又音声復号化部34は、タイマ部39から
の制御信号によって第1及び第2のセレクタ35,36
を制御してバイパス状態に切替える場合に、音声フレー
ム同期外れの状態を検出した時、復号化データの代わり
に無音データを送出する構成とすることできる。それに
よって、切替えの過程に於ける異常音の発生を回避する
ことができる。
【0026】タイマ部39から制御信号を第1及び第2
のセレクタ35,36に加えて切替えの制御を行わせる
場合に、音声復号化部34に於ける音声フレーム同期外
れ除隊の検出後に、音声復号化部34から無音データを
送出する制御を行うと、例えば、図3に於いて、音声圧
縮変換部21の音声符号化部→音声圧縮変換部20の音
声復号化部→音声圧縮変換部19の音声符号化部→音声
圧縮変換部18の音声復号化部の方向(またはその逆の
方向)の音声伝送において、音声圧縮変換部19(また
は音声圧縮変換部20)の音声符号化部における中継フ
レーム同期検出が、音声圧縮変換部20(または音声圧
縮変換部19)の音声符号化部における 中継フレーム同
期検出より遅れた場合でも、通話者には無音信号が送出
されるので、異常音の発生を確実に防止することができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声の圧縮符号化を行う音声符号化手段1と、音声の伸
長復号化を行う音声復号化手段2とを有する音声圧縮変
換部を備えた時分割多重装置が交換機を介してタンデム
に接続されたシステムに於いて、音声符号化手段1と音
声復号化手段2とが交換機を介して対向する場合に、音
声符号化手段1及び音声復号化手段2を、中継フレーム
信号の検出及び/又は音声フレーム同期外れの検出によ
り、第1及び第2のセレクタ手段4,5によってバイパ
スする中継交換状態への切替えて、符号化と復号化との
処理を1回として音質の劣化を防止することができる。
更に、その切替えの過程に於いて、音声復号化手段2の
音声フレーム同期外れにより、復号化データのレベルを
徐々に低下させ、又は復号化データの代わりに無音デー
タを送出することにより、異常音の発生を確実に防止す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】従来の、および本発明が適用される通信装置の
構成を例示する図である。
【図4】従来の音声圧縮変換部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 音声符号化手段 2 音声復号化手段 3 中継フレーム検出手段 4 第1のセレクタ手段 5 第2のセレクタ手段 6 タイマ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 14/00 - 14/06 H04M 7/00 H04M 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化する音声符号化手段と、圧縮
    符号化した符号化データを復号する音声復号化手段と、
    中継フレーム検出手段と、前記音声符号化手段をバイパ
    スさせる為の第1のセレクタ手段と、前記音声復号化手
    段をバイパスさせる為の第2のセレクタ手段とを含む音
    声圧縮変換部を、交換機を介してタンデムに接続し、電
    話機が接続された交換機間を前記音声圧縮変換部を介し
    て接続し、前記中継フレーム検出手段により中継フレー
    ム信号を検出した時に、前記第1及び第2のセレクタ手
    段を制御して、前記音声符号化手段及び前記音声復号化
    手段をバイパスさせる中継交換切替え制御方法に於い
    て、 前記中継フレーム検出手段により前記中継フレーム信号
    を検出した時に、前記音声符号化手段から音声フレーム
    信号を付加しない符号化データを送出し、前記音声復号
    化手段は、音声フレーム信号が付加されていない符号化
    データを受信して音声フレーム同期外れとなった時に、
    受信した符号化データを復号すると共に、復号化データ
    のレベルを徐々に低下させて出力した後、前記第1及び
    第2のセレクタ手段を制御して、前記音声符号化手段及
    び前記音声復号化手段をバイパスさせるように切替える
    過程を含むことを特徴とする中継交換切替え制御方法
  2. 【請求項2】 前記中継フレーム検出手段により前記中
    継フレーム信号を検出した時、前記音声符号化手段から
    音声フレーム信号を付加しない符号化データを送出し、
    且つ音声フレーム信号が付加されていない符号化データ
    によって同期外れとなるまでの時間に所定時間を加えた
    時間をタイマ手段により求め、該タイマ手段から前記第
    1及び第2のセレクタ手段を制御して、前記音声符号化
    手段及び前記音声復号化手段をバイパスさせるように切
    替える過程を含むことを特徴とする請求項1記載の中継
    交換切替え制御方法。
  3. 【請求項3】 前記音声フレーム信号が付加されていな
    い符号化データを受信して同期外れとなった時に、前記
    音声復号化手段から符号化データを復号して出力する代
    わりに無音データを送出する過程を含むことを特徴とす
    る請求項2記 載の中継交換切替え制御方法。
  4. 【請求項4】 前記音声復号化手段は、前記音声フレー
    ムの同期外れの状態発生により、前記第1及び第2のセ
    レクタ手段を制御して、前記音声符号化手段及び前記音
    声復号化手段をバイパスするように切替える過程を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の中継交換切替え制御方
    法。
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