JP2001333401A - テレビ会議端末装置 - Google Patents

テレビ会議端末装置

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JP2001333401A
JP2001333401A JP2000152395A JP2000152395A JP2001333401A JP 2001333401 A JP2001333401 A JP 2001333401A JP 2000152395 A JP2000152395 A JP 2000152395A JP 2000152395 A JP2000152395 A JP 2000152395A JP 2001333401 A JP2001333401 A JP 2001333401A
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Hideaki Fukuda
英明 福田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全通信帯域に占める音声帯域の割合を制御し
て画像の品質を向上させることができるテレビ会議端末
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 音声と画像とデータとを多重化すると共
に多重化情報から音声と画像とデータとを分離する多重
化・多重化解除部300Aと、音声エンコーダ221
と、画像エンコーダ421と、音声エンコーダから出力
される音声符号化データを一時的に蓄積する音声符号化
データバッファ231と、画像エンコーダから出力され
る画像符号化データを一時的に蓄積する画像符号化デー
タバッファ431と、画像符号化データバッファの使用
容量に基づいて検知された画像符号化データのサイズと
音声符号化データバッファの使用容量に基づいて検知さ
れた音声データ符号化レートとに基づいて音声エンコー
ダにおける符号化レートを制御する音声符号化最適化管
理部201とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議システ
ムに用いられ、音声と画像とデータとを多重化して相手
端末装置と通信を行うテレビ会議端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムを構成する
H.324端末装置のように音声・画像・データを多重
化して通信するテレビ会議端末装置においては、音声を
最優先に処理し、残った帯域に応じて画像を符号化して
いる。この場合、音声に使用される帯域(音声帯域)は
事実上ほぼ固定的であり、したがって画像に使用可能な
帯域(画像帯域)もほぼ固定的である。
【0003】図3は従来のテレビ会議端末装置を示すブ
ロック図である。
【0004】図3において、102は音声・画像・デー
タの送受信を行うテレビ会議端末装置、200は音声デ
ータを処理する音声処理部、300は音声と画像とデー
タとを多重化すると共に多重化情報から音声と画像とデ
ータとを分離する多重化・多重化解除部、400は画像
データを処理する画像処理部、500はデータを処理す
るデータ処理部、210はA/D変換やD/A変換を行
う音声PCM部、220は音声符号化復号化を行う音声
コーデック部、211、411はアナログ信号をデジタ
ルデータに変換するA/D変換部、212、412はデ
ジタルデータをアナログ信号に変換するD/A変換部、
221は音声データを符号化する音声エンコーダ、22
2は音声データを復号化する音声デコーダ、421は画
像データを符号化する画像エンコーダ、422は画像デ
ータを復号化する画像デコーダ、600は通信回線、9
01はスピーカ等の音声出力装置、902はマイクロフ
ォン等の音声入力装置、903はモニタ等の画像出力装
置、904はカメラ等の画像入力装置、905はパーソ
ナルコンピュータ等のアプリケーション処理装置であ
る。
【0005】このように構成されたテレビ会議端末装置
102について、その動作を説明する。
【0006】音声入力装置902、画像入力装置904
から出力された音声、画像のアナログ信号はA/D変換
部211、411でデジタルデータに変換され、このデ
ジタルデータは音声エンコーダ221、画像エンコーダ
421で符号化され、多重化・多重化解除部300に出
力される。これはデータ処理部500についても同様で
ある。多重化・多重化解除部300は、入力された音声
と画像とデータとを多重化して通信回線600へ送信す
る。また、多重化・多重化解除部300が通信回線60
0から受信した多重化情報は音声、画像、データに分離
され、音声と画像は音声デコーダ222と画像デコーダ
422で復号化され、D/A変換部212、412を介
して音声出力装置901と画像出力装置903で音声と
画像となって出力される。データ処理部500も同様の
動作を行う。
【0007】このように、音声エンコーダ221におけ
る音声符号化レートや画像エンコーダ421における画
像符号化レートは固定的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビ会議端末装置では、符号化する画像のサイズ
(データ量)によっては音声を処理して残った通信帯域
内に画像符号化データが入りきれるとは限らず、画像デ
ータ伝達遅延を生じたり、画質の悪い画像エンコードを
せざるをえず、テレビ電話システムのAV性能が低下す
るという問題点を有していた。
【0009】このテレビ会議端末装置では、全通信帯域
に占める音声帯域の割合を制御して画像の品質を向上で
きることが要求されている。
【0010】本発明は、この要求を満たすため、全通信
帯域に占める音声帯域の割合を制御して画像の品質を向
上させることができるテレビ会議端末装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のテレビ会議端末装置は、テレビ会議システム
を構成し、音声と画像とデータとを多重化して相手端末
装置との間で送受信を行うテレビ会議端末装置であっ
て、音声と画像とデータとを多重化すると共に多重化情
報から音声と画像とデータとを分離する多重化・多重化
解除部と、音声データを符号化する音声エンコーダと、
画像データを符号化する画像エンコーダと、音声エンコ
ーダから出力される音声符号化データを一時的に蓄積す
る音声符号化データバッファと、画像エンコーダから出
力される画像符号化データを一時的に蓄積する画像符号
化データバッファと、画像符号化データバッファの使用
容量に基づいて検知された画像符号化データのサイズと
音声符号化データバッファの使用容量に基づいて検知さ
れた音声データ符号化レートとに基づいて音声エンコー
ダにおける符号化レートを制御する音声符号化最適化管
理部とを有する構成を備えている。
【0012】これにより、全通信帯域に占める音声帯域
の割合を制御して画像の品質を向上させることができる
テレビ会議端末装置が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のテレビ
会議端末装置は、テレビ会議システムを構成し、音声と
画像とデータとを多重化して相手端末装置との間で送受
信を行うテレビ会議端末装置であって、音声と画像とデ
ータとを多重化すると共に多重化情報から音声と画像と
データとを分離する多重化・多重化解除部と、音声デー
タを符号化する音声エンコーダと、画像データを符号化
する画像エンコーダと、音声エンコーダから出力される
音声符号化データを一時的に蓄積する音声符号化データ
バッファと、画像エンコーダから出力される画像符号化
データを一時的に蓄積する画像符号化データバッファ
と、画像符号化データバッファの使用容量に基づいて検
知された画像符号化データのサイズと音声符号化データ
バッファの使用容量に基づいて検知された音声データ符
号化レートとに基づいて音声エンコーダにおける符号化
レートを制御する音声符号化最適化管理部とを有するこ
ととしたものである。
【0014】この構成により、音声符号化レートが画像
符号化データのサイズに応じて制御され、画像データの
伝達遅延や画像の品質劣化が防止されるという作用を有
する。
【0015】請求項2に記載のテレビ会議端末装置は、
音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバッファ
の使用容量を逐次監視し、多重化処理において画像符号
化データの通信帯域が全通信帯域に対して占める割合が
所定値を越えた場合には音声データ符号化レートを下げ
ることとしたものである。
【0016】この構成により、画像符号化データバッフ
ァの使用容量の増加をトリガとして音声符号化レートを
下げることが可能になるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載のテレビ会議端末装置は、
音声符号化最適化管理部は、音声エンコーダが音声デー
タ量としては最小の無音データの符号化を行っているこ
とを検知し、かつ音声データ符号化レートが低レート状
態であることを検知した場合には、音声データ符号化レ
ートを高レート状態にするように音声エンコーダを制御
することとしたものである。
【0018】この構成により、無音符号化の継続時に符
号化レートが低レート状態ならば、高レート状態に自動
的に変更され、有音再開時の音質が向上するという作用
を有する。
【0019】請求項4に記載のテレビ会議端末装置は、
音声エンコーダは、第1の音声エンコーダと、第1の音
声エンコーダよりも低符号化レートの第2の音声エンコ
ーダとから成ることとしたものである。
【0020】この構成により、音声符号化レートの変更
制御が確実に行われるという作用を有する。
【0021】請求項5に記載のテレビ会議端末装置は、
音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバッファ
の使用容量を逐次監視し、多重化処理において画像符号
化データの通信帯域が全通信帯域に占める割合が所定値
を越えた場合には、音声データを符号化する音声エンコ
ーダを第1の音声エンコーダから第2の音声エンコーダ
に切り替えることとしたものである。
【0022】この構成により、画像符号化データバッフ
ァの使用容量の増加をトリガとして符号化データ発生量
のより少ないエンコーダに切り替えられ、音声符号化レ
ートの低減が確実に行われるという作用を有する。
【0023】請求項6に記載のテレビ会議端末装置は、
音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバッファ
の使用容量を逐次監視し、多重化処理において画像符号
化データの通信帯域が全通信帯域に占める割合が所定値
を下回った場合には、音声データを符号化する音声エン
コーダを第2の音声エンコーダから第1の音声エンコー
ダに切り替えることとしたものである。
【0024】この構成により、画像符号化データバッフ
ァの使用容量の減少をトリガとして符号化データ発生量
のより多いエンコーダに切り替えられ、画像伝達に不具
合を生じることなく、より高音質の音声伝達がなされる
という作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2を用いて説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるテレビ会議端末装置を示すブロック図であ
る。
【0027】図1において、音声PCM部210、A/
D変換部211、411、D/A変換部212、41
2、音声コーデック部220、音声エンコーダ221、
音声デコーダ222、画像エンコーダ421、画像デコ
ーダ422、データ処理部500、通信回線600、音
声出力装置901、音声入力装置902、画像出力装置
903、画像入力装置904、アプリケーション処理装
置905は図3と同様のものなので、同一符号を付し、
説明は省略する。100はテレビ会議システムを構成し
て音声・画像・データの送受信を行うテレビ会議端末装
置、200Aは音声データを処理する音声処理部、20
1は音声エンコーダ221における符号化レートを制御
する音声符号化最適化管理部、231は音声エンコーダ
221から出力される音声符号化データを一時的に蓄積
する音声符号化データバッファ、300Aは音声と画像
とデータとを多重化すると共に多重化情報から音声と画
像とデータとを分離する多重化・多重化解除部、400
Aは画像データを処理する画像処理部、431は画像エ
ンコーダ421から出力される画像符号化データを一時
的に蓄積する画像符号化データバッファである。図1に
示すように、音声符号化最適化管理部201は、音声符
号化データバッファ231、画像符号化データバッファ
431の使用容量を検知し、この検知結果に基づいて音
声符号化レート、画像符号化レートを判定し、この判定
結果に基づいて音声エンコーダ221と多重化・多重化
解除部300Aを制御するものである。
【0028】このように構成されたテレビ会議端末装置
について、その音声処理最適化シーケンス動作を説明す
る。
【0029】図1において、通信相手端末装置への通常
の音声・画像送出時には音声エンコーダ221、画像エ
ンコーダ421で生成された各符号化データは多重化・
多重化解除部300Aに送られることになるが、音声の
符号化処理方法は外的要因が無い限り変更が生じないの
で、通常は通信帯域における音声の占める割合(音声帯
域)は固定されている。このように音声帯域が固定され
ている場合、画像は残りの通信帯域を使用するので、エ
ンコードする画像によっては一時的に通信帯域を越える
サイズの画像符号化データを画像エンコーダ421が生
成することも考えられる。音声符号化最適化管理部20
1は、画像符号化データが通信帯域を越えたことを画像
符号化データバッファ231の使用容量から検知した場
合には、音声エンコーダ221の符号化レートを現在レ
ートよりも低いレートとなるように制御し、画像が使用
できる通信帯域を確保する。すなわち、音声符号化最適
化管理部201は多重化・多重化解除部300Aにおけ
る画像使用の通信帯域を拡大して、その拡大通信帯域に
画像符号化データが収まるように制御する。また、音声
エンコーダ221にて無音符号化(符号データ量最小)
状態を継続しているときに音声エンコーダ221の符号
化レートが低レートの状態になっていたならば高レート
状態に自動的に変更し、有音再開時の音質を向上させる
ようにすることが出来る。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、音声
と画像とデータとを多重化すると共に多重化情報から音
声と画像とデータとを分離する多重化・多重化解除部3
00Aと、音声データを符号化する音声エンコーダ22
1と、画像データを符号化する画像エンコーダ421
と、音声エンコーダから出力される音声符号化データを
一時的に蓄積する音声符号化データバッファ231と、
画像エンコーダから出力される画像符号化データを一時
的に蓄積する画像符号化データバッファ431と、画像
符号化データバッファ431の使用容量に基づいて検知
された画像符号化データのサイズと音声符号化データバ
ッファ231の使用容量に基づいて検知された音声デー
タ符号化レートとに基づいて音声エンコーダ221にお
ける符号化レートを制御する音声符号化最適化管理部2
01とを有し、音声符号化最適化管理部201は、多重
化処理において画像符号化データの通信帯域が全通信帯
域に対して占める割合が所定値を越えた場合には音声デ
ータ符号化レートを下げるようにしたことにより、音声
符号化レートを画像符号化データのサイズに応じて制御
することができ、画像符号化データバッファの使用容量
の増加をトリガとして音声符号化レートを下げることが
できるので、画像データの伝達遅延や画像の品質劣化を
防止することができる。また、音声符号化最適化管理部
201は、音声エンコーダが音声データ量としては最小
の無音データの符号化を行っていることを検知し、かつ
音声データ符号化レートが低レート状態であることを検
知した場合には、音声データ符号化レートを高レート状
態にするように音声エンコーダを制御するようにしたこ
とにより、無音符号化の継続時に符号化レートが低レー
ト状態であるときに高レート状態に自動的に変更するこ
とができるので、有音再開時の音質を向上させることが
できる。
【0031】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2によるテレビ会議端末装置を示すブロック図であ
る。
【0032】図2において、音声符号化最適化管理部2
01、音声PCM部210、A/D変換部211、41
1、D/A変換部212、412、第1の音声エンコー
ダ221、音声デコーダ222、音声符号化データバッ
ファ231、多重化・多重化解除部300A、画像処理
部400A、画像エンコーダ421、画像デコーダ42
2、画像符号化データバッファ431、データ処理部5
00、データ通紙回線600、音声出力装置901、音
声入力装置902、画像出力装置903、画像入力装置
904、アプリケーション処理装置905は図1と同様
のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。10
1はテレビ会議システムを構成して音声・画像・データ
の送受信を行うテレビ会議端末装置、200Bは音声デ
ータを処理する音声処理部、220Aは音声データの符
号化復号化を行う音声コーデック部、223は第1の音
声エンコーダ221よりも符号化データ発生量の少ない
第2の音声エンコーダである。本実施の形態では、音声
符号化最適化管理部201は音声エンコーダ221およ
び223を制御する。
【0033】このように構成されたテレビ会議端末装置
について、その音声処理最適化シーケンス動作を説明す
る。
【0034】図2において、通信相手端末装置への通常
の音声・画像送出時には第1の音声エンコーダ221ま
たは第2の音声エンコーダ223、画像エンコーダ42
1で生成された各符号化データは多重化・多重化解除部
300Aに送られることになるが、音声の符号化処理方
法は外的要因が無い限り変更が生じないので、通常は通
信帯域における音声の占める割合(音声帯域)は固定さ
れている。このように音声帯域が固定されている場合、
画像は残りの通信帯域を使用するので、エンコードする
画像によっては一時的に通信帯域を越えるサイズの画像
符号化データを画像エンコーダ421が生成する場合が
考えられる。音声符号化最適化管理部201は、画像符
号化データが通信帯域を越えたことを画像符号化データ
バッファ231の使用容量から検知した場合には、音声
エンコーダ221、223のうち符号化データ発生量の
少ないエンコーダ(ここでは第2の音声エンコーダ22
3)を音声エンコーダとして選択し(すなわち第1の音
声エンコーダ221を使用中であれば第2の音声エンコ
ーダ223に切り替える)、音声エンコーダの符号化レ
ートを現在レートよりも低いレートとなるように制御
し、画像が使用できる通信帯域を確保する。すなわち、
音声符号化最適化管理部201は多重化・多重化解除部
300Aにおける画像使用の通信帯域を拡大して、その
拡大通信帯域に画像符号化データが収まるように制御す
る。また、画像エンコーダ421で生成する画像符号デ
ータが通信帯域で占める割合が所定値を下回ったことを
音声符号化最適化菅理部201にて検知した場合には、
音声符号化最適化菅理部201は、音声エンコーダ22
1、223のうちより高音質(つまりより高レート)の
エンコーダ(ここでは第1の音声エンコーダ221)に
切り替えるように制御して、音声の高品質を確保するこ
とができる。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、音声
エンコーダは、第1の音声エンコーダ221と、第1の
音声エンコーダ221よりも低符号化レートの第2の音
声エンコーダ223とから成り、音声符号化最適化管理
部201は、画像符号化データバッファ431の使用容
量を逐次監視し、多重化処理において画像符号化データ
の通信帯域が全通信帯域に占める割合が所定値を越えた
場合には、音声データを符号化する音声エンコーダを第
1の音声エンコーダ221から第2の音声エンコーダ2
23に切り替えるようにしたことにより、画像符号化デ
ータバッファ431の使用容量の増加をトリガとして符
号化データ発生量のより少ない音声エンコーダ223に
切り替えられ、音声符号化レートの低減を確実に行うこ
とができ、画像の品質を確実に向上させることができ
る。また、音声符号化最適化管理部201は、画像符号
化データバッファ431の使用容量を逐次監視し、多重
化処理において画像符号化データの通信帯域が全通信帯
域に占める割合が所定値を下回った場合には、音声デー
タを符号化する音声エンコーダを第2の音声エンコーダ
223から第1の音声エンコーダ221に切り替えるよ
うにしたことにより、画像符号化データバッファ431
の使用容量の減少をトリガとして符号化データ発生量の
より多い音声エンコーダ221に切り替えることができ
るので、画像伝達に不具合を生じることなく、より高音
質の音声伝達を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のテレビ会議端末装置によれば、テレビ会議システ
ムを構成し、音声と画像とデータとを多重化して相手端
末装置との間で送受信を行うテレビ会議端末装置であっ
て、音声と画像とデータとを多重化すると共に多重化情
報から音声と画像とデータとを分離する多重化・多重化
解除部と、音声データを符号化する音声エンコーダと、
画像データを符号化する画像エンコーダと、音声エンコ
ーダから出力される音声符号化データを一時的に蓄積す
る音声符号化データバッファと、画像エンコーダから出
力される画像符号化データを一時的に蓄積する画像符号
化データバッファと、画像符号化データバッファの使用
容量に基づいて検知された画像符号化データのサイズと
音声符号化データバッファの使用容量に基づいて検知さ
れた音声データ符号化レートとに基づいて音声エンコー
ダにおける符号化レートを制御する音声符号化最適化管
理部とを有することにより、音声符号化レートを画像符
号化データのサイズに応じて制御することができるの
で、画像サイズが大きくなった場合には音声符号化レー
トを低レート状態として画像符号化データの通信帯域を
拡大することができ、画像データの伝達遅延や画像の品
質劣化を防止することができ、したがって音声も画像も
品質を落とすことなくリアルタイム性を確保することが
できるという有利な効果が得られる。
【0037】請求項2に記載のテレビ会議端末装置によ
れば、音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバ
ッファの使用容量を逐次監視し、多重化処理において画
像符号化データの通信帯域が全通信帯域に対して占める
割合が所定値を越えた場合には音声データ符号化レート
を下げることにより、画像符号化データバッファの使用
容量の増加をトリガとして音声符号化レートを下げるこ
とができ、画像サイズが大きくなった場合の画像データ
の伝達遅延や画像の品質劣化を防止することができると
いう有利な効果が得られる。
【0038】請求項3に記載のテレビ会議端末装置によ
れば、音声符号化最適化管理部は、音声エンコーダが音
声データ量としては最小の無音データの符号化を行って
いることを検知し、かつ音声データ符号化レートが低レ
ート状態であることを検知した場合には、音声データ符
号化レートを高レート状態にするように音声エンコーダ
を制御することにより、無音符号化の継続時に符号化レ
ートが低レート状態ならば、高レート状態に自動的に変
更することができるので、有音再開時の音質を向上させ
ることができるという有利な効果が得られる。
【0039】請求項4に記載のテレビ会議端末装置によ
れば、音声エンコーダは、第1の音声エンコーダと、第
1の音声エンコーダよりも低符号化レートの第2の音声
エンコーダとから成ることにより、音声符号化レートの
変更制御を確実に行うことができるという有利な効果が
得られる。
【0040】請求項5に記載のテレビ会議端末装置によ
れば、音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバ
ッファの使用容量を逐次監視し、多重化処理において画
像符号化データの通信帯域が全通信帯域に占める割合が
所定値を越えた場合には、音声データを符号化する音声
エンコーダを第1の音声エンコーダから第2の音声エン
コーダに切り替えることにより、画像符号化データバッ
ファの使用容量の増加をトリガとして符号化データ発生
量のより少ないエンコーダに切り替えることができるの
で、音声符号化レートの低減を確実に行うことができる
という有利な効果が得られる。
【0041】請求項6に記載のテレビ会議端末装置によ
れば、音声符号化最適化管理部は、画像符号化データバ
ッファの使用容量を逐次監視し、多重化処理において画
像符号化データの通信帯域が全通信帯域に占める割合が
所定値を下回った場合には、音声データを符号化する音
声エンコーダを第2の音声エンコーダから第1の音声エ
ンコーダに切り替えることにより、画像符号化データバ
ッファの使用容量の減少をトリガとして符号化データ発
生量のより多いエンコーダに切り替えることができるの
で、画像伝達に不具合を生じることなく、より高音質の
音声伝達を行うことができるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるテレビ会議端末装
置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2によるテレビ会議端末装
置を示すブロック図
【図3】従来のテレビ会議端末装置を示すブロック図
【符号の説明】
100、101 テレビ会議端末装置 200、200A、200B 音声処理部 201 音声符号化最適化監理部 210 音声PCM部 211、411 A/D変換部 212、412 D/A変換部 220、220A 音声コーデック部 221 音声エンコーダ(第1の音声エンコーダ) 222 音声デコーダ 223 音声エンコーダ(第2の音声エンコーダ) 231 音声符号化データバッファ 300、300A 多重化・多重化解除部 400A 画像処理部 421 画像エンコーダ 422 画像デコーダ 431 画像符号化データバッファ 500 データ処理部 600 通信網 901 音声出力装置 902 音声入力装置 903 画像出力装置 904 画像入力装置 905 アプリケーション処理装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ会議システムを構成し、音声と画像
    とデータとを多重化して相手端末装置との間で送受信を
    行うテレビ会議端末装置であって、音声と画像とデータ
    とを多重化すると共に多重化情報から音声と画像とデー
    タとを分離する多重化・多重化解除部と、音声データを
    符号化する音声エンコーダと、画像データを符号化する
    画像エンコーダと、前記音声エンコーダから出力される
    音声符号化データを一時的に蓄積する音声符号化データ
    バッファと、前記画像エンコーダから出力される画像符
    号化データを一時的に蓄積する画像符号化データバッフ
    ァと、前記画像符号化データバッファの使用容量に基づ
    いて検知された前記画像符号化データのサイズと前記音
    声符号化データバッファの使用容量に基づいて検知され
    た前記音声データ符号化レートとに基づいて前記音声エ
    ンコーダにおける符号化レートを制御する音声符号化最
    適化管理部とを有することを特徴とするテレビ会議端末
    装置。
  2. 【請求項2】前記音声符号化最適化管理部は、前記画像
    符号化データバッファの使用容量を逐次監視し、多重化
    処理において画像符号化データの通信帯域が全通信帯域
    に対して占める割合が所定値を越えた場合には前記音声
    データ符号化レートを下げることを特徴とする請求項1
    に記載のテレビ会議端末装置。
  3. 【請求項3】前記音声符号化最適化管理部は、前記音声
    エンコーダが音声データ量としては最小の無音データの
    符号化を行っていることを検知し、かつ前記音声データ
    符号化レートが低レート状態であることを検知した場合
    には、前記音声データ符号化レートを高レート状態にす
    るように前記音声エンコーダを制御することを特徴とす
    る請求項1に記載のテレビ会議端末装置。
  4. 【請求項4】前記音声エンコーダは、第1の音声エンコ
    ーダと、前記第1の音声エンコーダよりも低符号化レー
    トの第2の音声エンコーダとから成ることを特徴とする
    請求項1に記載のテレビ会議端末装置。
  5. 【請求項5】前記音声符号化最適化管理部は、前記画像
    符号化データバッファの使用容量を逐次監視し、多重化
    処理において画像符号化データの通信帯域が全通信帯域
    に占める割合が所定値を越えた場合には、音声データを
    符号化する音声エンコーダを前記第1の音声エンコーダ
    から前記第2の音声エンコーダに切り替えることを特徴
    とする請求項4に記載のテレビ会議端末装置。
  6. 【請求項6】前記音声符号化最適化管理部は、前記画像
    符号化データバッファの使用容量を逐次監視し、多重化
    処理において画像符号化データの通信帯域が全通信帯域
    に占める割合が所定値を下回った場合には、音声データ
    を符号化する音声エンコーダを前記第2の音声エンコー
    ダから前記第1の音声エンコーダに切り替えることを特
    徴とする請求項4に記載のテレビ会議端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007329682A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Pioneer Electronic Corp 電子会議システム

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JP2007329682A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Pioneer Electronic Corp 電子会議システム

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