JPH0944193A - 通信システムにおける時間的障害回復のための装置 - Google Patents

通信システムにおける時間的障害回復のための装置

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JPH0944193A
JPH0944193A JP8123467A JP12346796A JPH0944193A JP H0944193 A JPH0944193 A JP H0944193A JP 8123467 A JP8123467 A JP 8123467A JP 12346796 A JP12346796 A JP 12346796A JP H0944193 A JPH0944193 A JP H0944193A
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voice
buffer
excitation
frames
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JP8123467A
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Eyal Shlomot
エイヤル・シュロモ
Michael J Simpson
マイケル・ジェイ・シンプソン
Ye Qiang
クィアン・イェ
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  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムにおける時間的障害回復のため
の装置を提供する。 【解決手段】 多数の音声ビットストリームフレームバ
ッファが、制御装置と音声コーデックとの間で用いられ
る。過多なまたは欠落した音声パッケージが検出される
ときは必ず、音声復号器は特殊な訂正モードに切換わ
る。もし多すぎればバッファに入れられたフレームは速
く処理され、もし少なすぎればゆっくりと処理される。
速い処理についてはいくらかの音声情報が消去されなけ
ればならなず、遅い処理についてはいくらかの音声のよ
うな情報が構成されなければならない。さらに、復号化
された信号は最終LPC合成フィルタの前に励起位相で
操作され、操作された音声の質に透過的な知覚的な影響
をもたらす。その上、バッファは拡大されているので制
御装置の非同期性によって引起こされる問題がなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は通信システムに関し、より特定
的には、音声およびデータの両方を転送することが可能
な通信システムに関する。
【0002】
【背景技術】PSTNアナログ電話回線は依然として通
信のための主要な手段である。アナログ回線は、最初は
アナログ通話のために設計されたが、現在では“モデ
ム”、すなわち、変復調装置を通してコンピュータ間の
ディジタルデータ通信に幅広く用いられている。
【0003】情報社会においてより多くの資源を共有
し、共働させることができるよう、異なった場所にいる
人々が互いに通信する必要性が高まりつつある。従来
は、もし音声およびデータを2つの場所の間で同時に通
信しようとすれば、2つの通信路、たとえば一方はアナ
ログ通話用で他方はディジタルデータ用である2つの電
話回線が必要とされた。モデムがより速く有能になって
いるため、それらは同じ通信路(回線)によってディジ
タル化された音声およびディジタルデータを同時に送信
することへの門戸を開く。
【0004】また産業界においては、マルチメディアの
応用のため多重化環境において音声、データ、およびビ
デオ送信を行なおうとする研究および開発が進行中であ
る。
【0005】ディジタル化された音声およびデータの同
時のリアルタイムの送信を結合するそのようなシステム
は、DSVD(“ディジタル同時ボイス・オーバ・デー
タ”)と呼ばれる。音声はそのようなシステムに入力さ
れると、標本化され、ディジタル化され、圧縮され、そ
してパケット化されて音声パッケージを形成する。この
音声パッケージは、“コード化音声パッケージ”(CS
P)と呼ばれる。CSPはそれからデータパッケージと
多重化され、電話回線を通って他のシステムへとモデム
によって送信される。
【0006】以下の説明において、用語“パッケージ”
および“パケット”は交換可能に用いられ、当業者によ
ってそのようなものとして理解されるべきことに留意す
べきである。
【0007】典型的なDSVD通信システムが、図1に
おける簡略化されたブロック図に例示される。電話回線
45のような通信路が、2つの通信システム1と2との
間に接続されており、各々のシステムは、モデム40、
50、制御装置30、60、通話コーデック(“符号器
/復号器”)10、80、およびデータ端末20、70
をそれぞれ有する。もしたとえば、音声が図の左側のシ
ステム1から右側のシステム2へ転送されるならば、音
声は、ヘッドフォン、送受話器、またはマイクロフォン
を通して通話コーデック10にまず与えられ得る。一度
発話されると、音声は(典型的におよそ8KHzで)標
本化され、ディジタル化され、圧縮される。当業者によ
って認められるようなCELP(コード励起線形予測)
のような圧縮アルゴリズムは、音声記号を通常“フレー
ム”と呼ばれるタイムユニットに分割し、音声信号の各
フレームのエネルギ、スペクトル包絡、ピッチなどの基
本の機能は抽出され、2進表現に量子化される。各フレ
ームに対してすべての2進表現はビットストリームに連
結され、CSPを形成する。
【0008】制御装置30は音声パケットを受取り、も
しデータがあるならばデータ端末20からのデータパケ
ットとそれらを多重化し、モデム40へ送り通信路45
を通って他方のシステムに送信する。
【0009】受信システム50は電話回線から受信され
たアナログ信号を復調し、受信された多重化ディジタル
データを制御装置60に送る。制御装置60は音声パケ
ットからデータパケットを分離する。データパケットは
データ端末70に送られ、音声パケットは音声コーデッ
ク80に送られる。音声コーデック80はCSPを音声
パラメータの2進表現に非パケット化し、それらを用い
て合成音声を作る。この合成音声は、(約8KHzで標
本化される)ディジタル方式で標本化された信号からア
ナログ信号に変換され、送受話器、スピーカまたはヘッ
ドフォンに出力される。このシステム全体は、全二重の
動作を提供し得ること、すなわち、音声のパケットはま
た、音声コーデック80から音声コーデック10へ、デ
ータ端末70からデータ端末20へ同時に送られ得るこ
とに留意すべきである。
【0010】音声パケットは、その連続性を維持するた
めにはリアルタイムベーシスで多重化され、送信され、
受信され、分離されなければならないことにもまた留意
すべきである。データパケットは、高速送信およびオー
バヘッドの減少のために、効率よく扱われなければなら
ない。
【0011】ビデオパケット22もまた、送信のために
音声およびデータパケットで多重化されることができ、
このためタスクを複雑にする。音声パケットと同様にビ
デオパケット22は、ビデオの質を保つためにリアルタ
イムにある必要があるだろう。
【0012】音声パケットが、データパケットとまたは
ビデオパケットとさえ多重されたリアルタイムの通信に
用いられるとき、時間に関連した問題がいくつか生じる
だろう。
【0013】1つ目はクロックスキューの問題であり、
これはシステム1、2のコーデック10、80が異なっ
た標本化速度を経験するときに生じる。たとえば、図1
に示されているように、コーデック10のアナログディ
ジタル(A/D)クロックがコーデック80のディジタ
ルアナログ(D/A)クロックからそれるときに生じ
る。もし、送信システム1のコーデック10のA/Dク
ロックが受信システム2のコーデック80のD/Aクロ
ックよりも速ければ、遅いコーデック80は速いコーデ
ック10に遅れることとなる。遅いコーデック80が次
のCSPをリアルタイムで処理することができないの
で、受信されたCSPの数は過度に増加することとな
る。一方、もしコーデック10のA/Dクロックがコー
デック80のクロックよりも遅ければ、コーデック80
は遅いコーデック10に先行する。定期的に、遅いコー
デック80が処理すべき受信されたCSPがなくなり、
次のCSPが到着するまでコーデック80が過度に待つ
ことを余儀なくする。クロックスキューにある全二重通
信では、一方の端末が遅れ、他方が先行することとなる
ことに留意しなければならない。クロックスキューの問
題は、DSVDのアプリケーションと通信システムの全
二重動作とに独特のものではない。いかなる音声通信シ
ステムも、送信端末のA/Dクロックが受信端末のD/
Aクロックに対してそれているなら、音声標本の遅れ/
先行現象を経験することとなる。
【0014】クロックスキューが生じるときにとり得る
1つの実務は、必要とされるたびに制御装置が粗な訂正
を行なうことであった。コーデックがリアルタイムで処
理できる以上のパケットがあるとき、追加的なパケット
は破棄される。もし一方、コーデックがパケットを規則
正しく受信していないなら、途切れることを防ぐために
いくつかのパケットが複製され得る。もしクロックスキ
ューがあまり激しくなければ、そのような訂正が数分ご
とに1回起こり、それは知覚的に許容できるかもしれな
い。しかしもし、クロックスキューが激しければ、訂正
は数秒に1回に至るまで頻繁に起こる必要があるだろ
う。この場合、粗な訂正は知覚的に許容できないアーテ
ィファクトを生み出すこととなる。このため、アーティ
ファクトがなくなるようにDSVDシステムが音声パケ
ットを訂正できることが必要不可欠となる。
【0015】DSVDシステムと関連した2つ目の問題
は、制御装置および音声コーデックの音声復号器部分の
非同期動作である制御装置30は、モデム40からビッ
トストリームを受信し、CSPからデータパケットを分
離し、これは一度に1つずつ、バッファ11に入力され
る。音声コーデック10はバッファ11からCSPを受
取り、それを処理してアナログ音声を生成する。音声コ
ーデック10が、先のフレームの出力を終えると、新し
いCSPがバッファ11の復号器に準備されていなけれ
ばならない。制御装置から復号器へのCSPの非同期な
転送によって、必要なときに復号器は次のCSPが利用
できないかもしれない。
【0016】3つ目の問題は、連続性を維持し、通信路
をわたる音声の遅延を最小限にする一方で、多重化環境
においてデータを同時に、効率よく送信するという相反
する必要条件から生じる。データパケットがないとき
は、CSPはローカル復号器に受信され、規則正しい間
隔で処理される。データパケット送信の間、リモート符
号器はCSPを作り続ける。音声の連続性を維持するた
めに、これらのCSPは、データパケット送信が完了す
るまでリモート接続によって遅延されなければならない
だろう。この間、ローカル復号器はCSPを受信せず、
その結果、次のCSPがくるまで途切れることとなり、
知覚的に不愉快な吃り効果を生む。未決のCSPの最大
数は、所与の通信路データ送信速度および最大データパ
ケットサイズに対して予め定められ、バッファはリモー
ト符号器が常に処理するCSPを少なくとも1つ有する
こととなるように同じサイズのリモート符号器に構成さ
れなければならないだろう。しかし、適度の通信路デー
タ送信速度およびデータパケットサイズに対してさえ
も、対応する復号器バッファのサイズは、音声遅延が許
容できなくなるかもしれないようなサイズとなるだろ
う。データパケットのサイズを小さくすることまたはデ
ータパケット送信を中断することは、この遅延を最小に
するが、またデータ送信の効率をかなり低くするだろ
う。これはより多くのデータパケットがオーバヘッド制
御装置からなり、さほど多くないデータまたは頻繁なデ
ータパケット再送信がそれぞれ必要とされることとなる
からである。
【0017】したがって、いかなる音声通信システムの
作動にも関連するクロックスキューの問題を解決するこ
とが望ましいであろう。また、音声復号器および制御装
置の動作に関連した非同期性の問題を解決することなら
びに音声パケットをデータパケットで多重化する問題を
解決することが望ましいであろう。
【0018】
【発明の概要】一般に通信システム、特に多重化環境に
おけるパケット音声のための時間的障害回復案が開示さ
れる。時間的障害回復案は音声復号器によって行なわ
れ、制御装置の動作に対して透過的である。音声復号器
は、激しいクロックスキューのもとにおいてさえも円滑
および知覚的に気づかれない時間的障害回復のために音
声の性質を利用する。
【0019】制御装置および音声復号器は、共通なバッ
ファを通ってCSPの形をとったパケット音声を交換す
る。過多なまたは欠落した音声パケットが、音声復号器
によって検出されるたびにそれは、特殊な訂正モードに
切換える。もし、過多な音声データが検出されると、そ
れは普通よりも“速く”処理し終えられる。例示のため
に、この事象は“スロー”事象と表示されるが、これは
ローカル復号器がリモート復号器に対して遅いからであ
る。もし欠落したデータが検出されると復号器に利用で
きるデータは普通よりも“遅く”処理し終えられる。我
々はこの事象を“ファースト”事象と表示するがこれは
ローカル復号器がリモート符号器に対して遅いからであ
る。遅い事象についてはいくつかの音声情報が破棄され
なければならなず、速い事象については、いくつかの音
声のような情報が合成され挿入されなければならない。
【0020】音声情報の破棄または作製は、音声復号器
によって単位でなされ、この単位はフレーム、サブフレ
ーム、サンプルまたは何か他の多数のサンプルであり得
る。無音または無声単位を操作することは、知覚的に気
づかれない質の劣化を伴った修正された音声を結果とし
て生じる。好ましい実施例において、複雑さと性能との
間のよい妥協として52個のサンプルのサブフレームが
選ばれた。
【0021】CELPのような現代の音声復号器のほぼ
すべてにおいて、復号器の最終段階はスペクトル整形の
(通常LPC−“線形予測コード”と呼ばれる)合成フ
ィルタおよびそれに続く任意の後フィルタからなる。最
終フィルタの前に複合された信号を励起位相で操作する
ことは、合成音声の知覚的な自然さを増す。以上の方法
を用いるこの時間的障害回復案は、激しいクロックスキ
ューのもとにおいてさえも、操作された音声に知覚的に
透過の効果を及ぼすことになる。
【0022】制御装置および音声復号器との間のインタ
フェースとなるバッファのサイズは、時間的障害回復案
の要求を満たさなければならない。もし、ローカル音声
復号器がリモート音声符号器よりも遅ければ、余分なC
SPのために付加的なスペースが必要である。この過多
なCSPが与えられたとき、速く処理し終えられること
となる。もし、ローカル復号器がリモート音声符号器よ
りも速ければ、少なくとも1つの未処理のCSPのリザ
ーブが必要である。このCSPの遅いリモート端末から
の次のCSPを待つために、速く処理されるだろう。こ
のため、バッファの基礎構造はCSPのための3つの場
所を含むだろう。すなわち、リザーブCSPを保持する
ための1つ、処理されたCSPを保持するための1つ、
および付加的な場所を保持するための1つである。しか
し、余分なCSPまたは欠落したCSPは、一時的には
制御装置から復号器の非同期なCSP転送の結果であり
得る。復号器は非同期の制御装置から復号器へのCSP
転送によるのか、または本物のクロックスキュー問題に
よるのか区別できないので、4つの(4)パディング場
所を加えてバッファはCSPのための7つ(7)の場所
を有してもよい。この構造において1つの余分な/欠落
したCSPは、時間的障害回復動作のために復号器をト
リガしない。
【0023】この時間的障害回復の7つ(7)のCSP
バッファは、多重化環境においてデータパケット送信の
効率性、音声連続性を維持し、音声遅延を最小限化させ
ながらCSPおよびデータパケットを多重化する問題を
解決することもまた示されることとなる。
【0024】
【好ましい実施例の詳細な説明】
1.音声復号器に組込まれた音声修正 ほぼすべての現代の音声復号器およびすべてのCELP
タイプの復号器において、最終段階は、スペクトル包絡
(LPC)フィルタおよびそれに続く任意の後フィルタ
からなる。このため、上で記したとおり、音声修正は知
覚的により自然な修正音声のために、音声復号器に組込
まれるだろう。
【0025】図3は、音声コーデック10、80に実現
されることができ、本発明に従って音声修正が組込まれ
てもよいCELP復号器の簡略化されたブロック図を例
示する。
【0026】図3を参照して、CELP復号器は、モデ
ムによってリモートモデムから制御装置を通って受信さ
れたCSPを受取り、音声信号145を生成して出力す
る。各フレームには、多数のパラメータコードが送信さ
れ、これらは一般にコードブックのインデックス、利
得、フレームエネルギおよびLPCパラメータを含む。
【0027】コードブック100(CB1)、110
(CB2)および120(CB3)はベクトルからな
り、このベクトルが励起信号125を生成するために用
いられることとなる。3つ以上のコードブックをCEL
P復号器に用いてもよく、そのうち1つまたは多数が普
通適応的である。コードブックの情報はまたアダー12
4および共通のエネルギ乗数129で総計されるいくら
かの利得要因g1からg3、101、111、および1
21によって補償される。この結果は“短期の残余”ま
たは“励起信号”125と呼ばれる。LPCフィルタ1
40は、周波数包絡フィルタを通して、合成された出力
音声145を生成する。当業者によって認められるよう
に、付加的な後フィルタが音声の質の向上のために使用
され得る。
【0028】単位の削除または挿入のような音声の修正
は、励起信号125または音声信号145上で遂行され
得る。いずれの場合においても、より小さな持続期間単
位および無音または無声の単位の操作は、修正された音
声によりよい質をもたらすだろう。好ましい実施例にお
いて、単位の削除または挿入は、励起信号125上でな
され、操作された単位は音声コードの“サブフレーム”
単位である。サブフレーム単位は、音声復号器の“自
然”単位なので容易に非常に低い複雑性で操作され得
る。
【0029】“ファースト”または“スロー”事象は、
復号器に欠落した/余分なCSPがあるときに検出さ
れ、CSPが多数な訂正単位を表現し得るので1つのC
SPを訂正するために多数の削除または挿入が必要とな
るかもしれないことに留意しなければならない。
【0030】本発明に従った励起修正130は、CEL
Pに組込まれたとき、(a)励起信号125またはコー
ド142で、(b)音声信号145のいずれかを修正す
るかもしれないことに留意されたい。しかし、励起信号
125を修正することが、その出力がLPCフィルタ1
40によってさらに円滑にされ得るという点においてお
そらくより有益であることが当業者によって認められる
だろう。
【0031】2.クロックスキューの訂正 図4(A)は、クロックスキューの訂正のために実現さ
れるバッファ30の概略的な設計を例示する。機能上、
バッファ30はコーデックの音声復号器(図1の10/
80)とコントローラ(図1の30/60)との間のイ
ンタフェースとなる。バッファ30は、“先入れ先出し
方式”(FIFO)のバッファとして制御装置によって
満たされ、復号器によって空にされる。バッファ30は
3つのセクションに区分される。すなわち、スロー3
3、ノーマル34およびファースト35である。制御装
置はモデムから受信された次のCSP32をバッファに
プッシュする。初期設定では、制御装置は2つのCSP
をバッファにプッシュすることに留意されたい。復号器
はその後次の、または先頭の復号されていないCSPを
バッファから受取り、その内容を復号し、合成音声を作
る。CSPが復号器によって復号されている間、次のC
SPは先のCSPが復号され処理し終えられるとき適所
にあることとなるように、制御装置はモデムから次のC
SPをもらわなければならない。処理し終える速度は、
ローカル復号器のD/Aコンバータ標本化クロック(図
2の90)によって定められることに留意されたい。も
し、ローカル復号器のD/Aクロック90がリモート符
号器のA/Dクロックと同期され、もし送信経路が完全
に同期化されているならば、復号器は、目下のCSPを
復号し終えると直ちに、次のCSPを常に見出すだろ
う。
【0032】もしローカル復号器のD/Aクロックがリ
モート符号器のA/Dクロックよりも遅ければ、リモー
ト符号器は時間単位ごとにローカル復号器が出力できる
以上のサンプルを生成するだろう。たとえば、もし遠端
末のA/Dクロックが8080Hzであり、ローカルD
/Aクロックが8000Hz(10%のクロックスキュ
ー)であるならば、1秒あたり余分な80のサンプルが
遠端末によって生成される。もし各CSPがたとえば、
240サンプルを表わすなら、余分なCSPは3秒ごと
に生成されるだろう。
【0033】全く同じように、もしローカル復号器のD
/Aクロックが遠端末の符号器のA/Dクロックよりも
速ければ、遠端末の符号器は時間単位ごとに、その時間
の間にローカル復号器が出力しなければならないよりも
少ないサンプルを生成するだろう。
【0034】図4(A)を参照して、本発明に従ったバ
ッファ30の動作が次に説明される。バッファ30は、
“ツーウェイ”スタックバッファとして作動する。すな
わち、制御装置が一方の側からCSPをプッシュし、復
号器が他方の端末からプッシュする。全体の動作が、F
IFOバッファのものであることに留意されたい。初期
設定では、制御装置は、バッファ30に2つのCSPを
プッシュしなければならない。もし、復号器および制御
装置が同期されており、クロックスキューがないなら
ば、復号器はCSPを場所“N”(34)からポップ
し、それを復号し、出力し、同じ場所に次のCSPを見
出すだろう。もしそれが、次のCSPを場所“S”(3
3)に見出すならば、復号器はそのD/Aが遅すぎて
“スロー”事象をトリガしていることを知る。もしそれ
が次のCSPを場所“F”(35)に見出すならば、復
号器はそのD/Aが速すぎて“ファースト”事象をトリ
ガしていることを知る。“ファースト”、“スロー”、
または“ノーマル”モードが、ポインタ30によって指
示されており、このポインタ30はバッファ30のCS
Pで次に復号されるものを指すことが当業者によって理
解されるはずである。復号器はポインタ31が“N”を
指すとき、1つ目のCSPを復号し始める。ポインタ3
1が、“N”34と一致するときは、“ノーマル”であ
る。ポインタ31が“F”35に移動すると、内に向か
うフローが外に向かうフローよりも遅いことを表わし、
したがって“ファースト”のシナリオである。逆に、ポ
インタ31が“S”33に移動すると、内に向かうフロ
ーが外に向かうフローよりも速く、したがって“スロ
ー”のシナリオである。
【0035】“スロー”事象の場合、ローカル復号器は
遠端末の符号器に追いつくためにいくつかのサンプルを
削除しなければならない。“ファースト”事象の場合、
ローカル復号器は、遠端末の符号器を追いつかせるため
にいくつかのサンプルを作成し挿入しなければならな
い。クロックスキューの訂正は、約120から240の
サンプルのフレームに対応する余分なまたは欠落したC
SPの検出によって始められることに留意されたい。訂
正は、“ファースト”および“スロー”の両方の状況に
おいて、音声データのいかなる数のサブ単位にもなされ
るであろう。復号器のための“自然な”訂正単位は、フ
レーム、サブフレームおよびサンプルである。フレーム
はCSPに対応し、フレームの削除または挿入は全CS
Pを訂正するだろう。フレームは普通、小数の(典型的
に3個から4個)のサブフレームから作られ、余分なま
たは欠落したCSPを訂正するために小数のサブフレー
ムの訂正が必要とされる。別の訂正単位は音声サンプル
であり得り、フレームにある同じくらい多くの音声サン
プルが、余分なまたは欠落したCSPを訂正するために
必要とされる。訂正の知覚的な質は、より小さい訂正単
位の方がよい。
【0036】訂正はつい起こってもよいが、訂正は無音
または無声単位でなされるので、よりよい知覚的な質を
もたらす。現在、訂正は無音または無声のサブフレーム
上でなされる。分類に用いられるパラメータはエネルギ
およびスペクトル傾斜、すなわち第1の反射係数であ
り、当業者によって認められるように、符号化された情
報の一部である。サブフレームの単位はまた、実現の複
雑性、訂正された音声の質および時間の集中性との間の
よい妥協である。
【0037】訂正は、検出された直後に起こる必要はな
い。10%のクロックスキューの先の例を参照すると、
CSP訂正は3秒以内に行なわれなければならない。4
つのサブフレームに分けられる208サンプルのフレー
ムについては、3秒間に100より多くのフレームまた
は400よりも多くのサブフレームがあり、クロックス
キューの問題を解決するにはその中の4フレームだけが
訂正されればよい。統計的に、訂正を行なうためにこの
100フレームの中に十分な無音または無声の単位があ
るはずである。より堅牢なシステムは次に、分類スレシ
ョルドを適応的に調整することによって達成され得る。
【0038】たとえば、無音のフレームのみが繰返され
るかまたは削除され得るように、厳密な1組のスレショ
ルドが、訂正が始まるときに用いられてもよい。その間
中、無音フレームが見出されなかったある数のフレーム
の後、スレショルドは軽減され得るので、無音のフレー
ムが訂正を達成するために採集され得る。さらに、もし
無音または無声のフレームがその期間に見出されなかっ
たら、100フレームごとに訂正を余儀なくするため
に、安全機能が確立されるだろう。また訂正頻度が追跡
され得るので、もしそれが予め定められた値以下であれ
ば、普通最も悪い場合で10%のスキューだが、より厳
密なスレショルドが適用され得り、訂正が無音フレーム
でのみ起こることを確実にする。当業者は、彼ら特有の
必要および資源に基づいて独自の訂正案を定めることが
できるだろう。
【0039】図3を参照して、以上に説明されたよう
に、コードブック100から120の情報は利得調整さ
れ総計されて励起信号125を作成する。励起修正動作
130は、もし訂正が必要とされなければ励起信号をL
PCフィルタに通し合成音声を得るだろう。ローカル復
号器がより速いとき、すなわちデータの挿入が必要とさ
れるときは、無音または無声のサブフレーム(または何
か他の訂正単位)を複製し、それを励起信号125のサ
ンプルストリームに連結させる前に、励起修正動作13
0は励起信号125が低いエネルギを有するまで待つ。
この結果、208サンプルのフレームの場合、フレーム
は今や合成し出力するサンプルを208サンプル+52
サンプル=260サンプル有することとなる。ローカル
復号器が遅いとき、すなわちデータの削除が必要とされ
るときは、励起修正動作130は励起信号125のサン
プルストリームから無音または無声のサブフレーム(ま
たは何か他の訂正単位)を削除する前に、励起信号12
5が低いエネルギを有するまで待つ。その結果、208
サンプルフレームの場合、フレームは今や合成し出力す
るサンプルを208サンプル−52サンプル=156サ
ンプル有することとなる。
【0040】“訂正単位”は、この例においてはサブフ
レーム、すなわち52のサンプルであると仮定されてい
ることに留意されたい。したがって4つ(4)のサブフ
レームが訂正されるとき、全体のフレームが訂正され
る。これに代わって、この訂正単位はまた、無音または
無声のフレーム、サンプルまたは無音または無声のフレ
ームのサンプルであり得る。
【0041】図5は本発明に従った時間的障害回復案の
フロー図を例示する。正常な動作45の間、ローカル復
号器(図1の10)はバッファ30(図4(A)の3
0、または図1の11)を監視し、それがファーストま
たはスロー事象かどうかを判断する。ファーストまたは
スローのいずれかの事象の際に励起修正動作(図3の1
30)は、単位がフレーム、サブフレーム、サンプルま
たはそれらのいかなる組合せであっても、無音または無
声のフレームの単位が生じるのを待つ。検出されると、
無音または無声音の単位は、ファーストまたはスローの
状況48のいずれかにおいて、複製されるか削除され
る。このステップは、訂正に必要とされる単位の数だけ
繰返され、その後正常動作45へループバックされる。
【0042】上記クロックスキューの問題およびその訂
正のための方法は、音声、データおよびおそらくはビデ
オを多重化する2方式の通信システムとしてのDSVD
システムのフレームワーク内で提示された。しかし、ク
ロックスキューは一方の端末A/DコンバータがD/A
コンバータの他方の端末クロックと同期化していない、
いかなる通信システムにも発生する。以上に説明された
訂正案は、制御装置またはモデムのような他の構成部分
にかかわらず、また、送信モードおよびいかなる付加的
なデータの多重化にかかわらず、そのようなシステムに
適用され得る。
【0043】3.制御装置の非同期性 先に説明されたように、制御装置は同時に動作しないこ
とがよくあるが、これは図1に説明されているようにD
SVDシステムの音声コーデック10、80および制御
装置30、60の間で共通のクロッキング案が一般に欠
如しているからである。非同期性に関連した典型的な問
題は、クロックスキューがないときでさえ、CELP復
号器がバッファ(図4(A)の30)からフレーム(C
SP)を受取るかもしれず、次のフレームを受取ること
を要求されたとき、たとえファーストまたはスローの問
題がなくても速い“F”25または遅い“S”33によ
って指示されたフレームを受取らなければならないこと
である。
【0044】図4(B)は、非同期制御装置または他の
ものからシステムを保護することが可能なバッファ35
を例示する。図4(A)のように3つのフレームだけの
ためのスペースを有する代わりに、バッファ35はファ
ースト39およびスロー37のフレームの両側に1つの
余分なフレームの付加された保護を提供するように実現
されている。バッファ35はこのため、ファーストまた
はスロー事象を宣言する必要なしに復号器がノーマルフ
レーム38の周りの2つの余分なフレームのどちらかに
おいて動作するのを可能にする。ファーストまたはスロ
ー事象のいずれかが宣言されても、復号器は依然とし
て、スロー37、ノーマル38およびファースト39フ
レームで非同期性を補償することができる。
【0045】拡張されたバッファ35によって、DSV
Dシステム上での制御装置の非同期性の影響およびクロ
ックスキューをなくすことができる。
【0046】4.音声およびデータパッケージの制御装
置多重化 図1を参照する。示されたようなDSVDシステムの制
御装置30はまた、音声コーデック10からの音声デー
タをデータ端末20からのデータで多重化するかもしれ
ない。音声データがパッケージ化されるとき、大容量遅
延が導入される。これは、多数のCSPが、音声コーデ
ック80の復号器に送信される前に多重化案の一部とし
て制御装置によって保持されることが多いためである。
【0047】制御装置から復号器への非同期のCSP転
送およびクロックスキューがないときに、介在するデー
タパケット送信がないときは、図4(B)のバッファは
一定の4つ(4)のCSPを維持する。制御装置から復
号器への非同期なCSP転送があるときは、バッファは
3つ(3)から5つ(5)のCSPを含むかもしれな
い。クロックスキューが加えられると、バッファは1つ
(1)だけかまたは7つ(7)ものCSPを有するかも
しれない。
【0048】データパケット送信の間のCSPバッファ
のアンダフローを防ぐために、送信が中断され、CSP
バッファのサイズが増大されるか、またはデータパケッ
トのサイズが所与の通信のデータ送信速度に対して限定
されなければならない。データパケット送信を中断する
ことは、非効率的で頻繁なパケット送信を要し、CSP
バッファのサイズを増大させることは、音声の遅延にか
なり寄与する。このために、音声の遅延を待つことなし
にデータ送信の効率性および音声の連続性を維持するた
めには、所与の通信のデータ送信速度に対してデータパ
ケットのサイズが制限される。4つ(4)以上のCSP
は、データパケット送信の間に処理されないだろう。
【0049】もし1つ目のデータパケットが送信される
ときのバッファのCSPの初期数が4つ(4)以上であ
れば、バッファはアンダフローしないだろう。これは、
データパケット送信の間に最高4つ(4)のCSPが処
理されるようにデータパケットのサイズが制限されてき
たからである。バッファのCSPの数が2つ(2)に達
することもあり得るが、このとき“ファースト”のクロ
ックスキューの訂正が起動され、付加的な音声フレーム
が作成され、挿入されることとなる。この音声の付加的
なフレームはCSP送信が回復し、CSPバッファが6
つ(6)に拡張するときはいつも取除かれ、これによっ
て“スロー”のクロックスキュー訂正を起動することに
なる。
【0050】もし一方、バッファのCSPの初期数が4
つ(4)より少なく、最大のデータパケットサイズが用
いられるならば、1つ目のデータパケット送信は、ロー
カル復号器にすべてのCSPを処理させ、バッファを空
にし、その結果次の4つ(4)のCSPが受信されCS
Pのポインタが“N”(38)を指すまで復号器を止め
るだろう。バッファのCSPの数が再び4つ(4)に回
復したので、CSPバッファはCSPを切らさず、復号
器は後のデータパケットおよびCSPの交互の送信の
間、止まらないだろう。
【0051】データパケット送信が完了したとき、遅延
したCSPが送信され、この送信が起こる間付加的なC
SPが生成されるだろう。このため、復号器が多くの連
続する4つ(4)より多いCSPを受信するおそれがあ
る。上で説明された制限されたデータパケットサイズに
対するバッファのオーバフローを防ぐのに十分な目下要
求されているバッファサイズは7つ(7)のCSPであ
る。“スロー”のクロックスキューの訂正は、6つ
(6)のCSPがバッファにあるときに最小の音声の遅
延のために数を4つ(4)に戻すために起動されるだろ
う。
【0052】復号器がデータパケット送信にかかわらず
規則正しい間隔でCSPを受信しないことも起こり得
る。このCSPの損失は、意図的であることもそうでな
いこともある。たとえばデータパケット送信のスループ
ットを向上させるために、音声の使用がない期間中、リ
モート制御装置は、符号器CSPを送信しないことを選
ぶかもしれない。失われたCSPの数は典型的に4つ
(4)より遙に大きく、これはしたがって復号器バッフ
ァでのアンダフローコンディションを余儀なくする。C
SP送信が回復するまでローカル復号器は、その符号化
されたパラメータが個々にまたは連体的に、ある予め定
められた型に修正されるかもしれない1つまたはそれ以
上の先行するCSPの復号化を繰返し、復号器の出力の
音を消し、類似の乱音信号または決定的な信号であって
どちらもリモート符号器によって経験されるバックグラ
ウンドノイズのエネルギと一致するようにある予め定め
られた手段によって選ばれるエネルギレベルを有するも
のを生成し、録音することを選択するかまたは上述のも
ののいずれかの組合せを選択するかもしれない。1つ目
のCSPを受信することと同様に、4つの(4)CSP
がバッファの中に置かれた後にのみ復号化回復が成され
る。以上に説明されたように4つの(4)CSPは適切
な時間的障害回復動作に必要である。
【0053】以上の詳細において本発明のごく僅かな例
示的な実施例が説明されてきたが、当業者は本発明の新
しい教示および利益から著しく離れることなく、例示的
な実施例において多くの修正が可能であることを容易に
認めるだろう。したがって、すべてのそのような修正
が、前掲の特許請求の範囲に規定されるように、本発明
の範囲内に含まれるよう意図される。請求項において、
ミーンズ・プラス・ファンクション節は、列挙された機
能を実行するものとして構造的な均等物だけではなく均
等な構造物としてここに説明された構造をカバーするこ
とが意図されている。たとえば、釘およびねじは釘が木
の部分を互いに固定するための円筒形の面を使用し、ね
じは螺旋状の面を使用する点において構造上の均等物で
はないが、木の部材を互いに固定するという環境におい
ては、釘およびねじは均等な構造であるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な同時音声データシステムの簡略化され
たシステムのブロック図である。
【図2】バッファ、音声コーデックならびにA/Dおよ
びD/Aコンバータを含む端末単位の図である。
【図3】音声コーデックの一部であり得るコード励起線
形予測(CELP)復号器の簡略化されたブロック図で
ある。
【図4】(A)はバッファを示す図であり、(B)は別
の実施例におけるバッファを示す図である。
【図5】本発明に従って訂正の処理を例示するスロー図
である。
【符号の説明】
10 音声コーデック 11 バッファ 80 音声コーデック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ジェイ・シンプソン アメリカ合衆国、90621 カリフォルニア 州、ブエナ・パーク、フォールス・ウェ イ、5320、アパートメント・エフ (72)発明者 クィアン・イェ アメリカ合衆国、92714 カリフォルニア 州、アービン、ブルックモント、28

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおける時間的障害回復の
    ための装置であって、複数の音声パラメータを含む複数
    のコード化音声パケット(“CSP”)をリモート送信
    機から受信するためのローカル受信機と、前記ローカル
    受信機に結合され、前記CSPから抽出された前記音声
    パラメータを励起フレームに複合するための音声コーデ
    ックとを含み、前記励起フレームは、前記励起フレーム
    を音声フレームに変換するための線形予測コードフィル
    タ(“LPCフィルタ”)に入力されており、前記装置
    は、 前記音声コーデックに結合され、予め定められた数の前
    記CSPを一時的にバッファするためのバッファと前記
    バッファに結合され、前記バッファがファーストおよび
    スローモード動作のいずれかにあるか否かを判断するた
    めのモード検出手段と前記音声コーデックに結合され、
    少なくとも1つのCSPの音声コーデックが少なくとも
    1つの予め定められたスレショルドを満たすか否かを判
    断するための励起検出手段と前記音声コーデックに結合
    され、1つの前記励起フレームの少なくとも予め定めら
    れた一部分に訂正を実行するための訂正手段とを含み、
    前記訂正手段は前記ファーストモードにおいて動作する
    ときは、少なくとも1つの音声パラメータが前記少なく
    とも1つの予め定められたスレショルドを満たすとき、
    前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    を、前記LPCフィルタより先に複製し、さらに前記訂
    正手段は、前記スローモードにおいて動作するときは、
    少なくとも1つの音声パラメータが前記少なくとも1つ
    の予め定められたスレショルドを満たすとき、前記LP
    Cフィルタより先に、前記励起フレームの1つの前記予
    め定められた一部分を削除する、通信システムにおける
    時間的障害回復のための装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファはCSPをバッファするた
    めの3つの場所を含み、前記バッファは前記ローカル制
    御装置から、CSPの内に向かうフローを受信し、前記
    音声コーデックへCSPの外に向かうフローを送り、 前記モード検出手段は、もし前記バッファの前記外に向
    かうフローが前記バッファの1つより多い場所分だけ前
    記内に向かうフローよりも速いか遅いかのどちらかであ
    るかを判断し、もし1より多い場所だけ遅ければスロー
    事象を宣言し、もし速ければファースト事象を宣言す
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記モード検出手段は、前記外に向かう
    フローがバッファにおいて2つより多い場所だけ前記内
    に向かうフローから異なるとき、ファーストおよびスロ
    ー事象の1つを宣言する、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 削除および複製のいずれか一方のための
    前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 削除および複製のいずれか一方のための
    前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 削除および複製のいずれか一方のための
    前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記訂正手段に結合され、もし前記訂正
    手段が予め定められた時間に動作しないまま前記予め定
    められた時間が終了すると、前記予め定められた前記励
    起フレームの一部分に訂正を実行するためのタイミング
    ユニットをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記訂正手段に結合され、もし前記訂正
    手段が予め定められた時間に動作しないまま前記予め定
    められた時間が終了すると、前記予め定められた前記励
    起フレームの一部分に訂正を実行するためのタイミング
    ユニットをさらに含む、請求項2に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記訂正手段に結合され、もし前記訂正
    手段が予め定められた時間に動作しないまま前記予め定
    められた時間が終了すると、前記予め定められた前記励
    起フレームの一部分に訂正を実行するためのタイミング
    ユニットをさらに含む、請求項3に記載の装置。
  10. 【請求項10】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項9に記載の装置。
  13. 【請求項13】 通信システムにおける時間的障害回復
    のための装置であって、複数の音声パラメータを含む複
    数のコード化音声パケット(“CSP”)をリモート送
    信機から受信するためのローカル受信機と、前記ローカ
    ル受信機に結合され、前記音声パラメータを前記CSP
    から抽出し励起フレームに入れるための音声コーデック
    とを含み、前記励起フレームは、前記励起フレームを音
    声フレームに変換するための線形予測コードフィルタ
    (“LPCフィルタ”)に入力され、前記装置は、 前記音声コーデックに結合され、予め定められた数の前
    記CSPを一時的にバッファするためのバッファと前記
    バッファに結合され、前記バッファがファーストおよび
    スローモード動作のいずれかにあるか否かを判断するた
    めのモード検出手段と前記音声コーデックに結合され、
    少なくとも1つのCSPの音声コーデックが少なくとも
    1つの予め定められたスレショルドを満たすかどうかを
    判断するための励起検出手段と前記音声コーデックに結
    合され、1つの前記音声フレームの少なくとも予め定め
    られた一部分に訂正を実行するための訂正手段とを含
    み、前記訂正手段は、前記ファーストモードにおいて動
    作するときは、少なくとも1つの音声パラメータが前記
    少なくとも1つの予め定められたスレショルドを満たす
    とき、前記音声フレームの1つの前記予め定められた一
    部分を、前記LPCフィルタに続いて複製し、さらに前
    記訂正手段は、前記スローモードにおいて動作するとき
    は、少なくとも1つの音声パラメータが前記少なくとも
    1つの予め定められたスレショルドを満たすとき、前記
    LPCフィルタに続いて、前記音声フレームの1つの前
    記予め定められた一部分を削除する、通信システムにお
    ける時間的障害回復のための装置。
  14. 【請求項14】 予め定められた時間内で、前記ファー
    ストおよびスロー事象の頻度を追跡するための累積手
    段、および前記予め定められた時間内の前記ファースト
    およびスロー事象の頻度が予め定められた数の下および
    上のいずれか一方であるならば、前記少なくとも1つの
    予め定められたスレショルドを第2の予め定められたス
    レショルドに制限するか軽減するかのいずれか一方のた
    めの、修正された励起検出手段をさらに含む、請求項1
    に記載の装置。
  15. 【請求項15】 予め定められた時間内で、前記ファー
    ストおよびスロー事象の頻度を追跡するための累積手
    段、および前記予め定められた時間内の前記ファースト
    およびスロー事象の頻度が予め定められた数の下および
    上のいずれか一方であるならば、前記少なくとも1つの
    予め定められたスレショルドを第2の予め定められたス
    レショルドに制限するか軽減するかのいずれか一方のた
    めの、修正された励起検出手段をさらに含む、請求項2
    に記載の装置。
  16. 【請求項16】 予め定められた時間内で、前記ファー
    ストおよびスロー事象の頻度を追跡するための累積手
    段、および前記予め定められた時間内の前記ファースト
    およびスロー事象の頻度が予め定められた数の下および
    上のいずれか一方であるならば、前記少なくとも1つの
    予め定められたスレショルドを第2の予め定められたス
    レショルドに制限するか軽減するかのいずれか一方のた
    めの、修正された励起検出手段をさらに含む、請求項3
    に記載の装置。
  17. 【請求項17】 予め定められた時間内で、前記ファー
    ストおよびスロー事象の頻度を追跡するための累積手
    段、および前記予め定められた時間内の前記ファースト
    およびスロー事象の頻度が予め定められた数の下および
    上のいずれか一方であるならば、前記少なくとも1つの
    予め定められたスレショルドを第2の予め定められたス
    レショルドに制限するか軽減するかのいずれか一方のた
    めの、修正された励起検出手段をさらに含む、請求項1
    3に記載の装置。
  18. 【請求項18】 音声およびデータの多重化通信システ
    ムにおける時間的障害回復のための装置であって、通信
    システムは複数の音声パラメータを含む複数のコード化
    音声パケット(“CSP”)および複数のデータパケッ
    トの多重化送信をリモート送信機から受信し、前記通信
    システムは、前記音声パラメータを前記CSPから抽出
    し、励起フレームに入れるためのローカル音声コーデッ
    クを含み、前記励起フレームは、前記励起フレームを音
    声フレームに変換するための線形予測コードフィルタ
    (“LPCフィルタ”)に入力されており、前記装置は
    前記音声コーデックに結合され、複数の前記CSPを一
    時的にバッファするためのバッファと前記バッファに結
    合され、前記バッファがファーストおよびスローモード
    動作のいずれか一方にあるか否かを判断するためのモー
    ド検出手段と前記音声コーデックに結合され、CSPの
    少なくとも1つの音声パラメータが少なくとも1つの予
    め定められたスレショルドを満たすかどうかを判断する
    ためのモード検出手段と前記音声コーデックに結合さ
    れ、1つの前記励起フレームの少なくとも予め定められ
    た一部分に訂正を実行するための訂正手段とを含み、前
    記訂正手段は、前記ファーストモードにおいて動作する
    ときは、少なくとも1つの音声パラメータが前記少なく
    とも1つの予め定められたスレショルドを満たすとき、
    前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    を、前記LPCフィルタより先に複製し、さらに前記訂
    正手段は、前記スローモードにおいて動作するときは、
    少なくとも1つの音声パラメータが前記少なくとも1つ
    の予め定められたスレショルドを満たすとき、前記LP
    Cフィルタより先に、前記励起フレームの1つの前記予
    め定められた一部分を削除する、音声およびデータの多
    重化通信システムにおける時間的障害回復のための装
    置。
  19. 【請求項19】 前記バッファが7つの場所を含み、前
    記バッファがデータパケット送信の間アンダフローする
    のを防ぐように、予め定められたデータパケット送信速
    度で前記リモート送信機から前記ローカルモデムへの前
    記バッファが最大4つのCSPをバッファする、請求項
    18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記モード検出手段が、前記外に向か
    うフローがバッファにおいて2つより多い場所だけ前記
    内に向かうフローから異なるとき、ファーストおよびス
    ロー事象の1つを宣言する、請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記モード検出手段が、前記外に向か
    うフローがバッファにおいて2つより多い場所だけ前記
    内に向かうフローに異なるとき、ファーストおよびスロ
    ー事象の1つを宣言する、請求項19に記載の装置。
  22. 【請求項22】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項18に記載の装置。
  23. 【請求項23】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項20に記載の装置。
  24. 【請求項24】 ローカル端末とリモート端末との間で
    多重化コード化音声パッケージ(“CSPs”)とデー
    タパケットとビデオ送信とを通信するためのディジタル
    通信システムであって、前記ローカル端末は、複数の音
    声パラメータを含むCSPsおよび多重化データパケッ
    トを受信するためのローカルモデムと、前記音声パラメ
    ータを前記CSPsから抽出し、励起フレームに入れる
    ためのローカル音声コーデックとを含み、前記励起フレ
    ームは、前記励起フレームを音声フレームに変換するた
    めに線形予測コードフィルタ(“LPC”)に入力さ
    れ、さらに前記ローカルモデムと前記ローカル音声コー
    デックとの間で前記CSPsを入れるためのバッファを
    含み、前記バッファは内に向かうフローおよび外に向か
    うフローを有する、ディジタル通信システムにおいて、
    前記ローカル端末とリモート端末との間で時間制御を維
    持する手段であって、 a) 前記バッファで予め定められた数のCSPsをバ
    ッファするステップと b) 前記音声コーデックに処理するためにCSPsを
    送るステップと c) 前記バッファにおいてCSPsの前記外に向かう
    フローを前記内に向かうフローと比較するステップと d) もし前記外に向かうフローが予め定められた差分
    だけ前記内に向かうフローよりも多ければファースト事
    象を宣言するステップと e) もし前記外に向かうフローが予め定められた差分
    だけ前記内に向かうフローよりも少なければスロー事象
    を宣言するステップと f) 前記音声コーデックによって処理されている前記
    CSPの少なくとも1つの音声パラメータを監視して前
    記少なくとも1つの音声パラメータが少なくとも1つの
    予め定められたスレショルドを満たすかどうかを判断す
    るステップと g) ファースト事象については、前記少なくとも1つ
    の音声パラメータが前記少なくとも1つの予め定められ
    たスレショルドを満たすとき、前記ローカル音声コーデ
    ックによって、前記1つの励起フレームの1つの予め定
    められた一部分を複製するステップと h) スロー事象については、前記少なくとも1つの音
    声パラメータが前記少なくとも1つの予め定められたス
    レショルドを満たすとき、前記音声コーデックによっ
    て、前記1つの励起フレームの予め定められた一部分を
    削除し、 ファーストおよびスロー事象が訂正されるステップとを
    含む方法。
  25. 【請求項25】 ステップ(d)および(e)における
    前記予め定められた差分が1CSPsである、請求項2
    4に記載の方法。
  26. 【請求項26】 ステップ(d)および(e)における
    前記予め定められた差分が、前記バッファにより堅牢な
    システムを提供するように少なくとも2CSPsであ
    る、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 i) 予め定められた時間内で前記フ
    ァーストおよびスロー事象の数を累積するステップと j) もし前記ファーストおよびスロー事象の数が予め
    定められた数を下回るなら、前記予め定められた時間の
    後に、前記ステップ(f)における前記少なくとも1つ
    の予め定められたスレショルドを第2の予め定められた
    スレショルドに軽減するステップとをさらに含む、請求
    項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項24に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記リモート端末とローカル端末との
    間の予め定められたデータパケット送信速度でバッファ
    のアンダフローを防ぐために、前記ローカル音声コーデ
    ックがデータパケット送信の間、前記バッファから最大
    で予め定められた数のCSPsを複合する、請求項24
    に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記音声パラメータが前記予め定めら
    れたスレショルドを満たすかにかかわらず、予め定めら
    れた時間が終了すると、前記音声コーデックが複製およ
    び削除のいずれか一方を行なう、請求項24に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 前記パケット音声がデータパケット送
    信で多重化されるとき、前記音声コーデックが予め定め
    られた時間内に訂正を行なって前記バッファをリセット
    し、このため予め定められたモデムのスピードおよび制
    約されたデータパケットサイズのもとで、データパケッ
    トおよびCSPの交互の送信のいかなる期間においても
    最大1つのバッファリセットが生じる、請求項24に記
    載の方法。
  32. 【請求項32】 前記バッファがCSPsをバッファす
    るための3つの場所を含み、前記バッファが前記ローカ
    ル制御装置からCSPsの内に向かうフローを受信し、
    CSPsの外に向かうフローを前記音声コーデックへ送
    り、前記モード検出手段が前記バッファの前記外に向か
    うフローが前記内に向かうフローよりも前記バッファの
    1つより多い場所だけ速いか遅いかのいずれか一方であ
    るかどうかを判断し、もし1つより多い場所だけ遅けれ
    ばスロー事象を宣言し、もし速ければファースト事象を
    宣言する、請求項18に記載の装置。
  33. 【請求項33】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項18に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記バッファがCSPsをバッファす
    るための3つの場所を含み、前記バッファが前記ローカ
    ル制御装置からCSPsの内に向かうフローを受信し、
    CSPsの外に向かうフローを前記音声コーデックへ送
    り、 前記モード検出手段が前記バッファの前記外に向かうフ
    ローが前記内に向かうフローよりも前記バッファの1つ
    より多い場所だけ速いか遅いかのいずれか一方であるか
    どうかを判断し、もし1つより多い場所だけ遅ければス
    ロー事象を宣言し、もし速ければファースト事象を宣言
    する、請求項19に記載の装置。
  35. 【請求項35】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項19に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記バッファがCSPsをバッファす
    るための3つの場所を含み、前記バッファが前記ローカ
    ル制御装置からCSPsの内に向かうフローを受信し、
    CSPsの外に向かうフローを前記音声コーデックへ送
    り、 前記モード検出手段が前記バッファの前記外に向かうフ
    ローが前記内に向かうフローよりも前記バッファの1つ
    より多い場所だけ速いか遅いかのいずれか一方であるか
    どうかを判断し、もし1つより多い場所だけ遅ければス
    ロー事象を宣言し、もし速ければファースト事象を宣言
    する、請求項13に記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記モード検出手段が、前記外に向か
    うフローがバッファにおいて2つより多い場所だけ前記
    内に向かうフローから異なるとき、ファーストおよびス
    ロー事象の1つを宣言する、請求項13に記載の装置。
  38. 【請求項38】 削除および複製のいずれか一方のため
    の前記励起フレームの1つの前記予め定められた一部分
    が、フレーム、サブフレームおよびサンプルの予め定め
    られた組合せである、請求項13に記載の装置。
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