JP3208225B2 - 生産管理システム - Google Patents
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Classifications
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Control By Computers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
る生産ラインにおける生産管理システムに関する。
従来の生産管理システムにおいては、各作業工程に端末
機が配置され、各端末機と中央制御装置の記憶装置とが
通信線で接続される。そして、各生産工程における作業
指示や生産結果情報等が、各端末機から通信線を介し
て、記憶装置に送信されることにより、生産数や進捗度
等の生産状況が把握される。
開昭63−22254号公報に記載されたものがある。
この公報記載の生産管理システムにあっては、各端末機
は、カード読みとり機能を備え、読みとられるカード
は、作業者個々の人的情報が与えられる個人カードと、
生産物に関する情報が与えられる通番カードとからな
る。そして、通番カードは、作業ステーション間を移動
するロット毎に1枚付帯され、各ステーションの端末機
で、通番カードの情報が読み取られ、ロット毎に生産完
了するまでの来歴が把握される。
記載された生産管理システムにあっては、ロット毎に1
枚の通番カードによりロット管理を図っているため、以
下のような問題点があった。 (イ)リードタイム(受注〜出荷)が長い生産ラインに
おいては、完成品仕様等に急な要求変動が生じた場合に
は、これに対応することが困難である。 (ロ)複数の生産工程からなる生産ラインが、複数列と
なった生産システムや複数の工程を有し、かつ、製品加
工順番としては、同一であっても、種類の異なる工程を
複数有する生産システムでは、通番カ−ド出力時点にお
いて、ロットの来歴が不明となる可能性がある。つま
り、例えば、図13に示すように、印刷工程P1〜P3
と、トリミング工程T1〜T4と、基板シールド工程S
1〜S4と、モジュール部組工程M1〜M4と、モジュ
ール組工程F1〜F4とからなる生産ラインがある。そ
して、この生産ラインにおいて、印刷工程P1にて、印
刷が実施されたロットLが、次のトリミング工程Tに
て、工程T1とT2との2つの工程に供給されるロット
L1及びL2に分割される場合には、トリミング工程T
にて、2つの通番カードが出力される。この2つの通番
カードの出力時点において、ロットの来歴が不明となる
可能性がある。同様に、上記ロットL1が、次の基板シ
ールド工程Sにて、3つの工程S1、S2、S3に供給
されるロットL11、L12、L13に分割される場合
には、3つの通番カードが出力される。この3つの通番
カードの出力時点においても、上述と同様に、ロットの
来歴が不明となる可能性がある。さらに、ロットL12
が次のモジュール部組工程Mにて、3つの工程M2、M
3、M4に供給されるロットL122、L123、L1
24に分割される場合には、ロットの来歴がさらに不明
となる可能性がある。
ラインにおいて、急な要求変動に容易に対応可能であ
り、かつ、生産ラインが複数列となった生産システムに
おいて、ロットの来歴を正確に把握可能で、生産管理精
度が向上された生産管理システムを実現することであ
る。
め、本発明は、次のように構成される。複数の生産工程
を有する生産ラインが複数備えられた生産システムの生
産管理を行う生産管理システムであって、中央管理部と
各生産工程とが通信線を介して情報結合された生産管理
システムにおいて、各生産工程には、それぞれ生産工程
作業情報部が配置され、各生産工程作業情報部は、前工
程又は中央管理部からの作業指示情報に基づいて、所属
する工程における生産ロット毎の作業指示情報をデータ
キャリアに表示し、出力する作業着手情報処理部と、所
属する工程における製作完了情報及び次工程の作業着手
情報処理部又は中央管理部からの指示情報に基づいて、
生産ロットの来歴情報を修正処理するロット完成情報処
理部と、を備え、上記中央管理部は、完成品の仕様に応
じて生産作業指示順序を決定し、上記各生産工程の作業
情報部に生産指令情報を供給し、生産ライン全体の製品
生産計画を立案するための生産計画立案部であって、完
成品仕様に対する要求変動が生じた場合には、その要求
変動を満足する完成品の在庫数があるか否かを判断し、
上記要求変動に応じた完成品の在庫数が不足のときに
は、上記要求変動に応じた完成品の未完成品の仕様と同
等の未完成品の仕様を有する生産工程を判断し、その生
産工程における未完成品の在庫数情報を入手して、上記
要求変動に応じて、上記入手した未完成品の在庫数情報
に基づき、上記未完成品の生産作業指示順序を決定し、
上記各生産工程の作業情報部に生産指令情報を供給する
生産計画立案部と、上記各生産工程作業情報部からの生
産情報を記憶し、更新する生産情報記憶更新部と、を備
える。
て、作業着手情報処理部及びロット完成情報処理部は、
表示部と、この表示部に表示させる作業指示を指令する
作業指示表示指令部と、仕掛り状態表示指令部と、進度
状況表示指令部と、ロット来歴表示指令部と、作業実績
報告指令部と、を有する。また、好ましくは、上記生産
管理システムにおいて、各生産工程には、それぞれの生
産工程における製品在庫を有する。
れ、データキャリアに作業情報が表示され、製作作業が
開始される。次に、ロット完成情報処理部にて完成処理
作業が実行され、ロット情報がメンテナンスされる。そ
して、次工程の作業着手情報処理部にて作業着手処理が
行われる。この次工程における作業着手処理情報が前工
程のロット完成情報処理部に送信され、ロットの受け払
い処理が行われる。これにより、ロット来歴情報がメン
テナンスされる。この後、生産物が次工程の製作作業に
投入され、生産物が製作される。そして、上述と同様に
して、この工程のロット完成処理部にて完成処理作業が
実行される。以降の工程も同様にして、ロット処理が実
行される。各工程における作業着手情報処理部及びロッ
ト完成情報処理部からの情報は、中央管理部に伝達さ
れ、この中央管理部により、生産ラインにおける生産指
令が、各工程に供給される。
説明する。図1は、本発明の一実施例である生産管理シ
ステムの全体概略構成図であり、この生産管理システム
は、複数の生産工程からなり、多数の機種を有する、例
えば、エアフローセンサ等の製品の生産を管理する。図
1において、11は、上位コンピュータであり、この上
位コンピュータ11は、生産計画立案部1と、生産情報
記憶更新部2とを備えている。そして、生産計画立案部
1は、生産工場全体の生産計画を立案するための機能を
有している。また、生産情報記憶更新部2は、各生産工
程からの生産進度実績データ、ロット来歴データ、在庫
データ、設計又は生産技術部間で設定される生産技術デ
ータを記憶、更新する機能を有している。3は、これら
生産計画立案部1及び生産情報記憶更新部2を用いて、
各生産工程への作業指示順序を決定する作業指示順序決
定部である。そして、この作業指示順序決定部3は、デ
ータ蓄積専用コンピュータ(サーバー)により構成され
る。これら上位コンピュータ11及びデータ蓄積用コン
ピュータ3により、中央管理部が構成される。
される生産工程作業情報部であり、これら生産工程作業
情報部4-1〜4-nは、各工程の作業内容及びその作業順
序、生産可能数、各工程の在庫状況、ロット来歴、生産
進度の情報を表示する。さらに、これら生産工程作業情
報部4-1〜4-nは、各生産工程における作業着手情報
と、ロット単位での作業完了時の完成情報とをデータ蓄
積専用コンピュータ(サーバー)3に送信する。これら
生産工程作業情報部4-1〜4-nは、パーソナルコンピュ
ータにより構成される。5は、各生産工程ごとの生産工
程作業情報部4-1〜4-nと上位コンピュータ11及びデ
ータ蓄積専用コンピュータ(サーバー)3と情報結合さ
れ、情報の送受信を行うための情報伝送網である。
ロック図である。図2において、生産工程作業情報部4
-1は、作業指示表示指令部41と、仕掛り状態表示指令
部42と、進度状況表示指令部43と、を備える。さら
に、作業情報部4-1は、ロット来歴表示指令部44と、
作業実績報告指令部45と、表示部47と、上記指令部
41、42、43、44、45及び表示部47の動作を
制御する制御部46と、を備える。
程の作業指示の表示指令、この作業指令に対する生産可
能数及び前工程の在庫状況の表示指令、これらの指示の
変更指令を実行する。さらに、作業指示表示指令部41
は、作業着手時におけるロットを識別するためのデータ
キャリア(作業カード)の出力、それら情報に基づくロ
ット受け払い、その情報の上位コンピュータ11及びデ
ータ蓄積用コンピュータ3への送信を実行する。
コンピュータ11及びデータ蓄積用コンピュータ3か
ら、生産可能数に対するロット単位での前工程の仕掛り
情報を受信し、受信した情報の表示指令を実行する。進
度状況表示指令部43は、上位コンピュータ11及びデ
ータ蓄積用コンピュータ3から各工程の進度情報を受信
し、受信した情報の表示指令を実行する。
の受け払い作業情報に基づいて、それらのロット来歴の
表示指令を実行し、上位コンピュータ11及びデータ蓄
積用コンピュータ3にその情報を送信する。作業実績報
告指令部45は、自工程でのロット完成時に生産完成情
報を入力し、その情報を上位コンピュータ11及びデー
タ蓄積用コンピュータ3に送信する。そして、表示部4
7は、上記指令部41、42、43、44、45からの
表示指令に基づいて、表示を実行する。他の生産工程作
業情報部4-2〜4-nの構成は、上述した生産工程作業情
報部4-1の構成と同様となっており、それぞれ、作業指
示表示指令部41と、仕掛り状態表示指令部42と、進
度状況表示指令部43と、ロット来歴表示指令部44
と、作業実績報告指令部45と、表示部47と、制御部
46と、を備える。次に、生産工程間におけるロット単
位での生産管理の動作について説明する。図3は、生産
管理システムの動作の概略説明図であり、生産工程1か
ら工程2を介して工程3にロットが移動する場合の例で
ある。図3において、6-1は、作業指示に基づいた作業
開始時の着手作業を示し、6-2は、生産物の製作作業を
示す。また、6-3は、その生産工程におけるロットの完
成の際、そのロットの情報を後述するパーソナルコンピ
ュータ6-5に入力する完成処理作業を示す。6-4は、ロ
ットの情報等に基づいて、ロットNoをバーコード化
し、ロット識別作業カード20、30を出力するバーコ
ードプリンタを兼ね備えたパーソナルコンピュータであ
り、6-5は、ロット識別作業カードの情報を読み取り、
かつ、次工程への払出しのためのロット受け払い作業を
行うバーコードリーダを兼ね備えたパーソナルコンピュ
ータを示す。このパーソナルコンピュータ6-4及び6-5
により生産工程作業情報部が構成される。
パーソナルコンピュータ6-5にそのロットの情報が入力
される。さらに、生産工程2の着手作業6-1によりパー
ソナルコンピュータ6-4が操作され、完成、在庫情報及
び作業指示情報に基づいて、ロット識別作業カード20
が出力される。生産工程1のパーソナルコンピュータ6
-5は、上記完成処理作業及びロット識別カード20に基
づいて、ロット受払い処理を実行する。このロット受払
い処理によりロットの来歴がメンテナンス(修正処理)
される。
れる。そして、この製作作業6-2が終了すると、生産工
程2の完成処理作業により工程2のパーソナルコンピュ
ータ6-5にそのロットの情報が入力される。さらに、工
程3の着手作業6-1によりパーソナルコンピュータ6-4
が操作され、完成、在庫情報及び作業指示情報に基づい
て、ロット識別作業カード30が出力される。工程2の
パーソナルコンピュータ6-5は、上記完成処理作業及び
ロット識別カード30に基づいて、ロット受払い処理を
実行する。このロット受払い処理によりロットの来歴が
メンテナンスされる。以降、同様な処理が工程3、工程
4、・・・工程nまで実行される。
動作説明図である。図4において、工程1は、この生産
ラインにおける初工程である。したがって、この初工程
の前工程が存在しないため、作業指示に従い工程1の端
末機6-4において作業着手処理が行われ、ロット識別作
業カード10が出力される。この場合、工程1における
ロットサイズは、8000とする。次に、製作作業6-2
が行われ、生産物6-6が製作される。そして、工程1の
端末機6-5にて、完成されたロットの情報の入力作業で
ある完成処理作業6-3が実行され、ロット情報のメンテ
ナンスが行われる。
情報及び工程2の作業指示情報に基づいて(工程2にお
けるロットサイズは、4000とする)、工程2の端末
機6-4にて、作業着手処理が行われ、ロット識別作業カ
ード20が出力される。この作業カード20と前工程1
の作業カード10とに基づいて、工程1の端末機6-5に
て受け払い処理が行われる。この受け払い処理によりロ
ット来歴情報がメンテナンスされる。この作業後、生産
物6-6(+作業カード20)が、工程2における製作作
業処理に投入される。
が完了し、生産物6-7が製作されると、工程2の端末機
6-5にて、完成処理作業6-3が実行され、ロット情報の
メンテナンスが実行される。工程3では、工程2と同様
に、工程2における完成、在庫数情報及び工程3の作業
指示情報に基づいて(工程3におけるロットサイズは、
2000とする)、工程3の端末機6-4にて、作業着手
処理が行われ、ロット識別作業カード30が出力され
る。この作業カード30と前工程2の作業カード20と
に基づいて、工程2の端末機6-5にて受け払い処理が行
われる。この受け払い処理によりロット来歴情報がメン
テナンスされる。この作業後、生産物6-7(+作業カー
ド30)が、工程3における製作作業処理に投入され
る。以降、工程4、・・・は、工程2及び3と同様なロ
ット処理が実行される。
b、・・・、工程3a、3b、・・・がある場合には、
これらの工程2a、2b、・・・、工程3a、3b、・
・・は、それぞれに、端末機6-4及び6-5が配置されて
いる。そして、工程2及び3と同様にして、ロット情報
のメンテナンスが実行される。つまり、例えば、工程1
から工程2及び工程2aの2工程にロットが分割される
場合には、工程2及び2aのそれぞれの端末機6-4に
て、作業着手処理が行われ、作業カード20及び20a
が出力される。そして、これら作業カード20、20a
と、工程1の作業カード10とに基づいて、工程1の端
末機6-5によりロット受払い処理が実行される。
の表示部47の表示画面の例である。図5は、作業指示
表示指令部41からの指令に基づいた、表示画面47-1
の例であり、各生産工程における作業指示、この作業指
示の修正、作業着手、ロットの受け払い作業を行う画面
である。図6は、仕掛り状態表示指令部42からの指令
に基づいた、表示画面47-1の例であり、現在のロット
別仕掛り状況を表示した画面である。
からの指令に基づいた、表示画面47-1の例である。そ
して、図7は、作業情報に基づいて、各工程の進度状況
を視覚的に表示した例であり、図8は、上記進度状況を
数値的に表示した例である。また、図9及び図10は、
ロット来歴表示指令部44からの指令に基づいた、表示
画面47-1である。そして、図9は、ロット作業情報に
基づいて、ロットの来歴を表示する画面であり、図10
は、ロット完成の際その情報を入力するための画面であ
る。図11は、作業実績報告指令部45からの指令に基
づいた、表示画面47-1であり、各工程における作業実
績が表示された画面である。次に、上記生産管理システ
ムにおいて、完成品仕様等に対して、急な要求変動が生
じた場合の上位コンピュータ11の処理動作について、
図12に示した動作フローチャートを参照して説明す
る。図12のステップ100において、要求変動がある
か否かを判定し、要求変動がなければ、終了し、要求変
動がある場合には、ステップ101に進む。このステッ
プ101において、要求変動を満足する生産ラインの最
終工程Noであるnをiに代入する。これは、まず最初
に、要求変動を満たす完成品在庫をチェックするためで
ある。そして、ステップ102において、上記iが、0
であるか否かを判断する。上記iが0でなければ、ステ
ップ103に進み、工程No(i)における在庫数を生
産情報記憶更新部2から読み出す(この場合、各工程に
所定数量の在庫あるいは工程内に生産中の製品を備えて
いるものとする)。
(i)に要求変動を満たす在庫量(各工程毎の中間在庫
量と工程内で生産中の製品数量)が有るか否かを判断す
る。要求を満足する在庫量があれば、ステップ106に
進み、各工程(この場合、工程No(i))の仮作成さ
れた作業指示変更内容を確認する。そして、ステップ1
07において、作業指示を出力するか否かを、適切な表
示手段に表示させる。すると、オペレータが操作手段
(図示せず)を用いて、作業指示を出力しないことを選
択すると、終了し、作業指示を出力することを選択する
と、ステップ108に進む。ステップ108において、
変更作業指示を記憶手段である生産情報記憶更新手段2
の記憶内容に登録し、終了となる。
在庫量がない場合には、ステップ105に進み、工程N
o(i)に要求変動に対応するための指示を仮作成出力
し、ステップ109に進む。そして、このステップ10
9において、要求変動された製品と完成品仕様が異なっ
ていても、途中工程までの未完成品仕様が同等な製品で
あり、作業未着手なロットが、現時点で存在し、しか
も、そのロットから割当が可能か否を判断し、割当て不
可能であれば、ステップ111に進み、割当て可能であ
れば、ステップ110に進む。次に、ステップ110に
おいて、作業指示の優先順位入替えを仮作成し、ステッ
プ111に進む。そして、このステップ111におい
て、上記iから1を減算した値を、iに設定する。これ
は、最終工程nから順に、前工程へと遡って、要求変動
を満たすロットが有るか否かを判定するためである。ス
テップ111にて、iが設定されると、ステップ102
に戻る。以降、上述と同様な処理が実行される。そし
て、ステップ102において、iが0となると、つま
り、判定すべき工程が初期工程(i=1)より以前とな
ると、ステップ106に進み、以降、ステップ106、
107、108が実行され、処理は終了となる。
ば、各生産工程毎に、生産工程作業情報部である作業着
手情報処理用パーソナルコンピュータ6-4及びロット完
成情報処理用パーソナルコンピュータ6-5と、各生産工
程作業情報部からの生産情報するとともに、生産計画を
立案するための上位コンピュータ11と、この上位コン
ピュータ11からの情報に基づいて、生産作業指示順序
を決定し、各生産工程作業情報部に生産指令情報を供給
するデータ蓄積用コンピュータ(作業指示順序決定部)
3と、を備える。そして、完成品仕様に対する急な要求
変動が生じた場合には、その要求変動を満足する最終工
程から在庫数をチェックする。最終工程の在庫数が満足
し無い場合には、完成品仕様が異なっていても、途中の
生産工程における未完成品仕様が同等なロットを順次、
工程を遡って在庫数をチェックする。要求変動及び数量
を満足するロットが存在する場合には、そのロットを要
求変動に対応するロットに割当て指示する。したがっ
て、リードタイムが長い生産ラインにおいて、急な要求
変動が発生しても、容易にしかも正確に対応することが
できる。また、図13に示すように、複数の生産工程か
らなる生産ラインが、複数列となった生産システムにお
いて、1つのロットから複数個のロットに分割され、次
の工程に投入される場合であっても、各工程それぞれに
配置された作業着手情報処理用パーソナルコンピュータ
6-4及びロット完成情報処理用パーソナルコンピュータ
6-5により、ロット来歴情報を正確に把握することがで
き、生産管理精度が向上された生産管理システムを実現
することができる。
イムリー収集が可能になるため、生産物と生産情報とが
一元化され、異常の早期発見の支援及び生産の遅進と工
程間仕掛り量の的確な把握ができ、生産効率及び管理精
度を向上することができる。
フローセンサの生産ラインの例であるが、本発明は、エ
アフローセンサの生産ラインに限らず、他の製品の生産
ラインに適用することもできる。
ているため、次のような効果がある。中央管理部と各生
産工程とが通信線を介して情報結合された生産管理シス
テムにおいて、各生産工程には、それぞれ生産工程作業
情報部が配置され、各生産工程作業情報部は、前工程又
は中央管理部からの作業指示情報に基づいて、所属する
工程における生産ロット毎の作業指示情報をデータキャ
リアに表示し、出力する作業着手情報処理部と、所属す
る工程における製作完了情報及び次工程の作業着手情報
処理部又は中央管理部からの指示情報に基づいて、生産
ロットの来歴情報を修正処理するロット完成情報処理部
と、を備える。したがって、リードタイムが長い生産ラ
インにおいて、急な要求変動に容易に対応可能であり、
かつ、生産ラインが複数列となった生産システムにおい
て、ロットの来歴を正確に把握可能で、生産管理精度が
向上された生産管理システムを実現することができる。
略構成図である。
る。
明図である。
詳細な動作説明図である。
の一例を示す図である。
面の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
の他の例を示す図である。
面の一例を示す図である。
画面の他の例を示す図である。
面の一例を示す図である。
タの動作フローチャートである。
構成された生産システムの例の構成図である。
示順序決定部) 4-1〜4-n 生産工程作業情報部 5 情報伝送網 6-4 作業着手情報処理用パーソナルコン
ピュータ 6-5 ロット完成情報処理用パーソナルコ
ンピュータ 10、20、30 ロット識別作業カード 41 作業指示表示指令部 42 仕掛り状態表示指令部 43 進度状況表示指令部 44 ロット来歴表示指令部 45 作業実績報告指令部 46 制御部 47 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】複数の生産工程を有する生産ラインが複数
備えられた生産システムの生産管理を行う生産管理シス
テムであって、中央管理部と各生産工程とが通信線を介
して情報結合された生産管理システムにおいて、 各生産工程には、それぞれ生産工程作業情報部が配置さ
れ、各生産工程作業情報部は、 前工程又は中央管理部からの作業指示情報に基づいて、
所属する工程における生産ロット毎の作業指示情報をデ
ータキャリアに表示する作業着手情報処理部と、 所属する工程における製作完了情報及び次工程の作業着
手情報処理部又は中央管理部からの指示情報に基づい
て、生産ロットの来歴情報を修正処理するロット完成情
報処理部と、を備え、 上記中央管理部は、 完成品の仕様に応じて生産作業指示順序を決定し、上記
各生産工程の作業情報部に生産指令情報を供給し、生産
ライン全体の製品生産計画を立案するための生産計画立
案部であって、完成品仕様に対する要求変動が生じた場
合には、その要求変動を満足する完成品の在庫数がある
か否かを判断し、上記要求変動に応じた完成品の在庫数
が不足のときには、上記要求変動に応じた完成品の未完
成品の仕様と同等の未完成品の仕様を有する生産工程を
判断し、その生産工程における未完成品の在庫数情報を
入手して、上記要求変動に応じて、上記入手した未完成
品の在庫数情報に基づき、上記未完成品の生産作業指示
順序を決定し、上記各生産工程の作業情報部に生産指令
情報を供給する生産計画立案部と、 上記各生産工程作業情報部からの生産情報を記憶し、更
新する生産情報記憶更新部と、 を備えることを特徴とする生産管理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の生産管理システムにおい
て、上記作業着手情報処理部及びロット完成情報処理部
は、表示部と、この表示部に表示させる作業指示を指令
する作業指示表示指令部と、仕掛り状態表示指令部と、
進度状況表示指令部と、ロット来歴表示指令部と、作業
実績報告指令部と、を有することを特徴とする生産管理
システム。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の生産管理システム
において、各生産工程には、それぞれの生産工程におけ
る製品在庫を有することを特徴とする生産管理システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 1993-06-07 JP JP13584693A patent/JP3208225B2/ja not_active Expired - Lifetime
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