JP3207300B2 - 自動掃除機 - Google Patents

自動掃除機

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JP3207300B2
JP3207300B2 JP16971693A JP16971693A JP3207300B2 JP 3207300 B2 JP3207300 B2 JP 3207300B2 JP 16971693 A JP16971693 A JP 16971693A JP 16971693 A JP16971693 A JP 16971693A JP 3207300 B2 JP3207300 B2 JP 3207300B2
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suction
suction port
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floor surface
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JP16971693A
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辰夫 金子
重裕 山本
一正 古倉
曙銘 陳
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日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行しながら床面上の
ごみを吸引して掃除を行う自動掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動掃除機は、一般に、走行し
ながら機体の下面に配設した吸込み口より床面上のごみ
を真空吸引して掃除を行うようになっている。この種の
自動掃除機においては、吸込み性能を維持するには、吸
込み口と床面との隙間(クリアランス)が一定に保たれ
なければならない。そこで、従来では、吸込み口にキャ
スター輪を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このキャス
ター輪は、キャスター輪自体が支持軸とオフセットして
設けられ、支持軸の回りに回転可能に構成されているの
で、吸込み口との接触干渉を生じやすい。そこで、この
接触干渉が起きないように、キャスター輪には輪径の小
さいものを用いていた。しかしながら、凹凸のある床面
では、キャスター輪の輪径が小さいため、キャスター輪
が凹部に嵌まり込んで、吸込み口の床面とのクリアラン
スが一定とならず、追従性が悪くなり吸込み性能が低下
したり、凸部に当たってそれを乗り越えらなかったり、
常時、吸込み口やキャスター輪が床面に接するごとく位
置しているため、これらが磨耗し易く壊れ易いといった
問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、凹凸のある床面に対しても吸込み口と床面との隙間
を常に一定に保つことができて吸込み口の床面に対する
追従性が良好で高い吸込み性能が得られ、また、掃除時
にのみ車輪が床面に接するようにして吸込み口や車輪の
磨耗や破損を低減でき、長期に亘って安定した性能が維
持できる自動掃除機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、走行しながら床面上のごみを吸引して掃除
を行う自動掃除機において、床面に対向して開口し掃除
機の走行方向に直交する方向に長尺の吸込み口を有する
吸込み部材と、吸込み口の長手方向の両端近傍に配置さ
れた車輪と、吸込み部材を掃除機の機体に対し昇降動作
させる昇降作動機構とを備え、車輪の回転軸を上記吸込
み口の所定距離上方における上記吸込み部材に設けると
共に車輪の径を吸い込み口と床面との間に隙間が形成さ
れるように設定することにより、車輪が掃除機の走行に
伴い回転し、かつ吸込み部材と一体に昇降動作するよう
にしたものである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、掃除時には、昇降作動機
構によって、車輪と吸込み部材とを下降させ、床面に接
した車輪の走行回転によって、車輪が床面の凹凸に沿っ
て上下動する。従って、車輪を配置した吸込み部材の吸
込み口が車輪の上下動に追従し、吸込み口と床面との隙
間は床面の凹凸に拘らず一定に保持され、高い吸込み性
能を維持できる。また、掃除しない走行時には、昇降作
動機構によって、車輪と吸込み部材を一体に床面の凸部
を越える高い位置まで上昇させる。これにより、吸込み
口を有する吸込み部材の床面との接触による吸込み部材
の磨耗や破損を低減できる。特に、車輪の回転軸が吸込
み口より所定距離上方に位置して車輪の径が大径とな
り、このため、床面の凹凸に関わらず上記隙間を一定に
維持できる。また、吸込み口を掃除機の走行方向に直交
する方向に長尺としたので、効率の良い掃除が行え、ま
た、吸込み口と床面との間の隙間をその長手方向にわた
って均一に設定でき、吸込み力を吸込み口の全体にわた
って均一に維持できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は自動掃除機の外観構成、図2は要
部の平面構成、図3は前面構成、図4は側面構成を示
す。また、図5乃至図7は吸込み部材の構成を示す。自
動掃除機1は左右駆動輪2a,2bとキャスター(図示
なし)により走行可能とされ、また、掃除を行うための
真空吸引装置(図示なし)が搭載され、その吸込み部材
4が前部バンパー3と機体との間で床面に対向して昇降
自在に配設されている。この吸込み部材4には、床面に
対向して吸込み口43が開口され、この吸込み口43の
両側部後ろ寄りに配設した取付板51に回転軸の固定さ
れた比較的大径の車輪5a,5bが備えられている。掃
除時に吸込み部材4は降下させられ、この時に車輪5
a,5bは、床面に接して走行に伴い回転し該吸込み口
43と床面との隙間を一定に保持する。また、吸込み部
材4は昇降作動機構6により機体に対して昇降動作させ
られる。
【0008】昇降作動機構6は、吸込み部材4に固定さ
れた連結板41a,41b、リンク機構6a〜6d、軸
7〜10、駆動用シリンダ11及びそのプランジャ1
2、連結杆13等からなる。シリンダ11の駆動によ
り、リンク機構を介して吸込み部材4を図4の実線で示
す下降した状態(掃除時)から二点鎖線で示す上昇した
状態(非掃除時)、若しくはその逆に移動させる。すな
わち、昇降作動機構6によって吸込み部材4を、掃除走
行中には下降させ、掃除をしない走行時には上昇させ
る。これにより、吸込み口43の床面との接触による磨
耗を防止することができ、長期に亘って安定した吸込み
性能を維持し得る。
【0009】また、吸込み部材4は、図7に示すよう
に、吸込み口43の前面板42を機体の進行方向に対し
て下方を後退させた傾斜面としている。この傾斜面を設
けたことにより、走行しながらの床面上のごみを吸込む
能力を高めることができる。また、吸込み部材4には山
形状のノズル部44a,44b及び真空吸引装置に一端
が接続されたダクト(図示なし)の他端が連結されるダ
クト接続口45a,45bが設けられている。なお、車
輪5a,5bが床面に接した時に、吸込み口43の開口
縁と床面との間に形成される隙間は、最も効率の良い吸
込み能力となるように設定されている。
【0010】さらに、車輪径を大きくできない従来のキ
ャスター輪の場合に比べ、車輪5a,5bの径を比較的
大きくできるので、車輪が床面の凹部に嵌まり込んでし
まったり、凸部に当たって乗り越えれないといったこと
がなくなり、床面に対する吸込み口43の追従性は向上
し、その結果、吸込み性能が高まる。
【0011】なお、本発明は上記実施例構成に限られ
ず、種々の変更が可能であり、例えば、吸込み部材4を
昇降動作させる昇降作動機構6は、リンク機構の他に任
意の機構を用いることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、昇降作動
機構によって、掃除時には、車輪と吸込み部材を下降さ
せ、床面に接した車輪の走行回転によって、吸込み部材
の吸込み口が床面の凹凸に追従し、吸込み口と床面との
隙間は床面の凹凸に拘わらず一定に保持され、高い吸込
み性能を維持できる。しかも、掃除しない走行時には、
車輪と吸込み部材を一体に床面の凸部を越える高い位置
まで上昇させる。これにより、吸込み口を有する吸込み
部材の床面との接触による吸込み部材の磨耗や破損を低
減でき、長期に亘って安定した性能を維持することがで
きる。特に、車輪の回転軸を吸込み口の所定距離上方に
おける吸込み部材に設けると共に車輪の径を吸込み口と
床面との間に隙間が形成されるように設定しているの
で、車輪の回転軸が吸込み口より所定距離上方に位置し
て車輪の径が大径となり、このため、床面の凹凸に関わ
らず上記隙間を一定に維持でき、安定した吸込み力を発
揮できる。また、掃除機の走行方向に直交する方向に長
尺の吸込み口を有する吸込み部材と、該吸込み口の長手
方向の両端近傍に配置された車輪とを備え、吸込み口を
掃除機の走行方向に直交する方向に長尺としたので、効
率の良い掃除が行え、また、車輪を吸込み口の長手方向
の両端近傍に配置したので、吸込み口と床面との間の隙
間をその長手方向にわたって均一に設定でき、吸込み力
を吸込み口の全体にわたって均一に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動掃除機の外観図で
ある。
【図2】同自動掃除機の要部の平面図である。
【図3】同自動掃除機の要部の正面図である。
【図4】同自動掃除機の要部の側面図である。
【図5】同自動掃除機の吸込み部材の平面図である。
【図6】同自動掃除機の吸込み部材の正面図である。
【図7】同自動掃除機の吸込み部材の側面図である。
【符号の説明】
1 自動掃除機 4 吸込み部材 43 吸込み口 5a,5b 車輪 6 昇降作動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陳 曙銘 京都府長岡京市東神足2丁目1番1号 日本輸送機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−292125(JP,A) 特開 昭62−295633(JP,A) 特開 平1−284221(JP,A) 特開 平3−173518(JP,A) 実開 平5−88463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/28 A47L 11/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行しながら床面上のごみを吸引して掃
    除を行う自動掃除機において床面に対向して開口し掃除
    機の走行方向に直交する方向に長尺の吸込み口を有する
    吸込み部材と、 該吸込み口の長手方向の両端近傍に配置された車輪と、 上記吸込み部材を掃除機の機体に対し昇降動作させる昇
    降作動機構とを備え、 上記車輪の回転軸を上記吸込み口の所定距離上方におけ
    る上記吸込み部材に設けると共に該車輪の径を上記吸い
    込み口と床面との間に隙間が形成されるように設定する
    ことにより、該車輪が掃除機の走行に伴い回転し、かつ
    上記吸込み部材と一体に昇降動作するようにしたことを
    特徴とする自動掃除機。
JP16971693A 1993-06-15 1993-06-15 自動掃除機 Ceased JP3207300B2 (ja)

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JPH07320A JPH07320A (ja) 1995-01-06
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JPH07320A (ja) 1995-01-06

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