JP3143677B2 - 自動掃除機 - Google Patents
自動掃除機Info
- Publication number
- JP3143677B2 JP3143677B2 JP05287619A JP28761993A JP3143677B2 JP 3143677 B2 JP3143677 B2 JP 3143677B2 JP 05287619 A JP05287619 A JP 05287619A JP 28761993 A JP28761993 A JP 28761993A JP 3143677 B2 JP3143677 B2 JP 3143677B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- rotating brush
- brush
- suction port
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- Prior art date
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に移動しながら
床面を掃除する自動掃除機に関する。
床面を掃除する自動掃除機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に示すように、従来の自動掃除機１
は、車体１Ａ、駆動輪２、及びキャスター３を備え、駆
動輪２の駆動によって床面を走行する。上記車体１Ａ
は、回転ブラシ５Ａを備え、該回転ブラシ５Ａを中心と
して走行方向前方側にホッパー６、走行方向後方側に吸
込口４Ａを備えている。また、集塵部４Ｃおよび真空吸
引装置４Ｂを備え、上記吸込口４Ａ及び集塵部４Ｃ間は
パイプ４Ｄで連結されている。
は、車体１Ａ、駆動輪２、及びキャスター３を備え、駆
動輪２の駆動によって床面を走行する。上記車体１Ａ
は、回転ブラシ５Ａを備え、該回転ブラシ５Ａを中心と
して走行方向前方側にホッパー６、走行方向後方側に吸
込口４Ａを備えている。また、集塵部４Ｃおよび真空吸
引装置４Ｂを備え、上記吸込口４Ａ及び集塵部４Ｃ間は
パイプ４Ｄで連結されている。
【０００３】従来の自動掃除機は、上述のような構成と
なっているから、（１）ゴミが回収されるには、必ず回
転ブラシを通過するため、糸くずなどのゴミが回転ブラ
シに絡みつき、ホッパーにも吸込口にも回収されずに、
回転ブラシ機能を低下させたり、掃除をしていない移動
中に絡みついたゴミが落下したりする課題があった。ま
た、軽いゴミでも先ず回転ブラシで巻き上げる構成であ
るため、回転ブラシの駆動が無駄であることも多かっ
た。
なっているから、（１）ゴミが回収されるには、必ず回
転ブラシを通過するため、糸くずなどのゴミが回転ブラ
シに絡みつき、ホッパーにも吸込口にも回収されずに、
回転ブラシ機能を低下させたり、掃除をしていない移動
中に絡みついたゴミが落下したりする課題があった。ま
た、軽いゴミでも先ず回転ブラシで巻き上げる構成であ
るため、回転ブラシの駆動が無駄であることも多かっ
た。
【０００４】従って、本発明は回転ブラシに糸くずなど
のゴミが絡みつくことがなく、また回転ブラシの駆動を
必ずしも必要としない掃除が可能な自動掃除機を提供す
ることを目的とする。
のゴミが絡みつくことがなく、また回転ブラシの駆動を
必ずしも必要としない掃除が可能な自動掃除機を提供す
ることを目的とする。
【０００５】上記目的を達成するために、本発明は次の
技術的手段を有する。即ち、走行しながら床面上のゴミ
を吸引して掃除を行う自動掃除機において、前記床面に
対して開口した吸込口と、ブラシの回転にてゴミをすく
い上げる回転ブラシと、該すくい上げられたゴミを受け
るホッパーと、を備え、前記吸込口が、前記回転ブラシ
よりも車体走行方向前方へ離れた位置に配置され、車体
の走行に従って最初に車体に達するゴミを吸引し、前記
回転ブラシが、前記吸込口の通過床面と同じ床面を通過
可能な位置に配置され、前記吸込口で吸引されなかった
ゴミをすくい上げることを特徴とする。
技術的手段を有する。即ち、走行しながら床面上のゴミ
を吸引して掃除を行う自動掃除機において、前記床面に
対して開口した吸込口と、ブラシの回転にてゴミをすく
い上げる回転ブラシと、該すくい上げられたゴミを受け
るホッパーと、を備え、前記吸込口が、前記回転ブラシ
よりも車体走行方向前方へ離れた位置に配置され、車体
の走行に従って最初に車体に達するゴミを吸引し、前記
回転ブラシが、前記吸込口の通過床面と同じ床面を通過
可能な位置に配置され、前記吸込口で吸引されなかった
ゴミをすくい上げることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１にて説明すると、自
動掃除機１は車体１Ａに駆動輪２、キャスター３が装着
され、駆動輪２の駆動によって床面１２上を矢印Ａ方向
に走行する。
動掃除機１は車体１Ａに駆動輪２、キャスター３が装着
され、駆動輪２の駆動によって床面１２上を矢印Ａ方向
に走行する。
【０００７】上記車体１Ａには、回転ブラシ部５、回転
ブラシ部５の走行方向前方側にホッパー６、更にホッパ
ー６の走行方向前方側に真空吸引部４がそれぞれ配置さ
れている。
ブラシ部５の走行方向前方側にホッパー６、更にホッパ
ー６の走行方向前方側に真空吸引部４がそれぞれ配置さ
れている。
【０００８】回転ブラシ部５は、回転ブラシ５Ａと回転
ブラシ用モータ５Ｂから成り、回転ブラシ５Ａと回転ブ
ラシ用モータ５Ｂとは、回転ブラシ用モータ５Ｂからの
回転駆動力を回転ブラシ５Ａに伝達するべく、伝達機構
にて連結されている。
ブラシ用モータ５Ｂから成り、回転ブラシ５Ａと回転ブ
ラシ用モータ５Ｂとは、回転ブラシ用モータ５Ｂからの
回転駆動力を回転ブラシ５Ａに伝達するべく、伝達機構
にて連結されている。
【０００９】回転ブラシ用モータ５Ｂには、ピストンシ
リンダから成る回転ブラシ部昇降用機構８が連結され、
回転ブラシ５Ａを上下動可能にしている。回転ブラシ５
Ａは後述の吸込口４Ａが通った床面上を通る位置に配置
されている。また、上記回転ブラシ用モータ５Ｂの近傍
に、回転ブラシ用モータ５Ｂを挟むようにガイド１１を
突設固定している。
リンダから成る回転ブラシ部昇降用機構８が連結され、
回転ブラシ５Ａを上下動可能にしている。回転ブラシ５
Ａは後述の吸込口４Ａが通った床面上を通る位置に配置
されている。また、上記回転ブラシ用モータ５Ｂの近傍
に、回転ブラシ用モータ５Ｂを挟むようにガイド１１を
突設固定している。
【００１０】真空吸引部４は、床面１２に対して水平な
吸込口４Ａ、集塵部４Ｃ、真空吸引装置４Ｂ、及び上記
吸込口４Ａと集塵部４Ｃとを接続する伸縮自在なパイプ
４Ｄから成り、真空吸引装置４Ｂの駆動によって軽いゴ
ミが吸込口４Ａを経て集塵部４Ｃに集められる。
吸込口４Ａ、集塵部４Ｃ、真空吸引装置４Ｂ、及び上記
吸込口４Ａと集塵部４Ｃとを接続する伸縮自在なパイプ
４Ｄから成り、真空吸引装置４Ｂの駆動によって軽いゴ
ミが吸込口４Ａを経て集塵部４Ｃに集められる。
【００１１】真空吸引部４の伸縮自在なパイプ４Ｄには
部材９が固定され、部材９にパイプ４Ｄを伸縮させるピ
ストンシリンダから成る伸縮機構７が固定されている。
更に、パイプ４Ｄの周囲には、ガイド部材１０がパイプ
４Ｄを挟むように突設固定されている。
部材９が固定され、部材９にパイプ４Ｄを伸縮させるピ
ストンシリンダから成る伸縮機構７が固定されている。
更に、パイプ４Ｄの周囲には、ガイド部材１０がパイプ
４Ｄを挟むように突設固定されている。
【００１２】上述の回転ブラシ部昇降用機構８および伸
縮機構７は、自動掃除機１が前進走行時には回転ブラシ
５Ａ、吸込口４Ａを下降させ清掃作業を可能にし、清掃
作業を必要としない後進、回転動作時には上昇して回転
ブラシ５Ａや、吸込口４Ａのムダな損耗を防いでいる。
また、回転ブラシ部昇降用機構８および伸縮機構７の下
降動作に際して、回転ブラシ部昇降用機構８のみを動作
させるか、伸縮機構７のみを動作させるか、或いは回転
ブラシ部昇降用機構８と伸縮機構７の両方を動作させる
かを押釦スイッチで選択できる。
縮機構７は、自動掃除機１が前進走行時には回転ブラシ
５Ａ、吸込口４Ａを下降させ清掃作業を可能にし、清掃
作業を必要としない後進、回転動作時には上昇して回転
ブラシ５Ａや、吸込口４Ａのムダな損耗を防いでいる。
また、回転ブラシ部昇降用機構８および伸縮機構７の下
降動作に際して、回転ブラシ部昇降用機構８のみを動作
させるか、伸縮機構７のみを動作させるか、或いは回転
ブラシ部昇降用機構８と伸縮機構７の両方を動作させる
かを押釦スイッチで選択できる。
【００１３】上記回転ブラシ部昇降用機構８のみを動か
す押釦スイッチを操作すると、回転ブラシ５Ａが下方へ
移動し、床面１２に接地する。回転ブラシ５Ａを床面１
２に接地させたまま、矢印Ａ方向に自動掃除機１を走行
させると、回転ブラシ５Ａですくい上げられた軽いゴミ
や重いゴミがホッパー６に集められる。
す押釦スイッチを操作すると、回転ブラシ５Ａが下方へ
移動し、床面１２に接地する。回転ブラシ５Ａを床面１
２に接地させたまま、矢印Ａ方向に自動掃除機１を走行
させると、回転ブラシ５Ａですくい上げられた軽いゴミ
や重いゴミがホッパー６に集められる。
【００１４】また、伸縮機構７のみを動かす押釦スイッ
チを操作すると、吸込口４Ａが床面１２上面まで近づい
て軽いゴミが吸込口４Ａからパイプ４Ｄを経て、集塵部
４Ｃに集められる。
チを操作すると、吸込口４Ａが床面１２上面まで近づい
て軽いゴミが吸込口４Ａからパイプ４Ｄを経て、集塵部
４Ｃに集められる。
【００１５】更に、回転ブラシ部昇降用機構８、伸縮機
構７双方を動かす押釦スイッチを同時に操作すると、回
転ブラシ５Ａは接地すると共に吸込口４Ａが床面１２上
面まで近づき、軽いゴミが吸込口４Ａで集められ、重い
ゴミが回転ブラシ５Ａですくい上げられ、ホッパー６に
集められる。
構７双方を動かす押釦スイッチを同時に操作すると、回
転ブラシ５Ａは接地すると共に吸込口４Ａが床面１２上
面まで近づき、軽いゴミが吸込口４Ａで集められ、重い
ゴミが回転ブラシ５Ａですくい上げられ、ホッパー６に
集められる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、本発明は車体走行方向前
方に設けられた吸込口によって糸くずのような軽いゴミ
が集められ、この吸込口で集められなかった重いゴミが
吸込口よりも後ろの回転ブラシで集めることができ、回
転ブラシに糸くずなどのゴミが絡みつくことがなくな
る。これにより、回転ブラシの機能を低下させることが
なく、また、掃除をしていない車体移動中に、絡みつい
たゴミが落下することもない。更に、軽いゴミは吸込口
のみで集めることができるので、回転ブラシの回転を必
ずしも必要としない掃除が可能となる。
方に設けられた吸込口によって糸くずのような軽いゴミ
が集められ、この吸込口で集められなかった重いゴミが
吸込口よりも後ろの回転ブラシで集めることができ、回
転ブラシに糸くずなどのゴミが絡みつくことがなくな
る。これにより、回転ブラシの機能を低下させることが
なく、また、掃除をしていない車体移動中に、絡みつい
たゴミが落下することもない。更に、軽いゴミは吸込口
のみで集めることができるので、回転ブラシの回転を必
ずしも必要としない掃除が可能となる。
【図１】本発明の自動掃除機の内部構成を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】従来の自動掃除機の内部構成を示す側面図であ
る。
る。
１ 自動掃除機 １Ａ 車体 ４Ａ 吸込口 ５Ａ 回転ブラシ １２ 床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−292124（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−47046（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 9/28 A47L 11/20
Claims (1)
- 【請求項１】 走行しながら床面上のゴミを吸引して掃
除を行う自動掃除機において、 前記床面に対して開口した吸込口と、ブラシの回転にて
ゴミをすくい上げる回転ブラシと、該すくい上げられた
ゴミを受けるホッパーと、を備え、 前記吸込口が、前記回転ブラシよりも車体走行方向前方
へ離れた位置に配置され、車体の走行に従って最初に車
体に達するゴミを吸引し、 前記回転ブラシが、前記吸込口の通過床面と同じ床面を
通過可能な位置に配置され、前記吸込口で吸引されなか
ったゴミをすくい上げることを特徴とする自動掃除機
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05287619A JP3143677B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 自動掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05287619A JP3143677B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 自動掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289482A JPH07289482A (ja) | 1995-11-07 |
| JP3143677B2 true JP3143677B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17719607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05287619A Expired - Fee Related JP3143677B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 自動掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3143677B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100361615C (zh) * | 2004-03-18 | 2008-01-16 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 自动吸尘器 |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP05287619A patent/JP3143677B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07289482A (ja) | 1995-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001116 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |