JPS6040654Y2 - 動力走行式掃除機におけるブラシ昇降装置 - Google Patents

動力走行式掃除機におけるブラシ昇降装置

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JPS6040654Y2
JPS6040654Y2 JP10360280U JP10360280U JPS6040654Y2 JP S6040654 Y2 JPS6040654 Y2 JP S6040654Y2 JP 10360280 U JP10360280 U JP 10360280U JP 10360280 U JP10360280 U JP 10360280U JP S6040654 Y2 JPS6040654 Y2 JP S6040654Y2
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JP
Japan
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brush
shock absorber
power
cylinder
lifting device
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Application number
JP10360280U
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English (en)
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JPS5726418U (ja
Inventor
治光 荻原
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は路面等の掃除に使用される動力走行式掃除機に
係り、とくに掃除用のブラシを掃除位置と休止位置とに
切換えるためのブラシ昇降装置に関する。
従来の動力走行式掃除機におけるブラシは、ブラシサポ
ートを介して車体(ブラシカバー)に昇降可能に取付け
られ、そして操作レバーによって掃除位置である下降位
置と休止位置である上昇位置とに切換可能となっていて
、路面に接地する掃除位置にあるときは自重によって該
路面の凹凸に対応するようになっている。
ところが、近時清掃作業の能率向上を計るべく、走行速
度を高速化する傾向にあり、その結果ブラシが路面の凹
凸によって踊り現象を引き起して掃き残しを現出すると
いう不具合が生じている。
本考案は、上述の不具合を除去して、走行速度の高速化
に充分に対応できるように改良した動力走行式掃除機に
おけるブラシ昇降装置を提供することを目的としたもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は動力走行式掃除機の概略を示しており、図にお
いて1は車体を示し、この車体1の後部にはエンジン室
2が設置され、またエンジン室2の上部には運転席3が
、かつ運転席3の前方には操縦バンドル4およびブラシ
昇降用の操作レバー5がそれぞれ装備されている。
車体1のほぼ中央下部にはメインブラシ6を収容するブ
ラシカバー7が設けられ、また車体1の前部にはメイン
ブラシ6によって掃き込まれたダストを収納するダスト
溜パンおよび排出空気源適用のフィルタ室を有するダス
トボックス8が装備され、さらには車体1の前部−側に
はサイドブラシ9が設けられている。
つぎに、第2図に基づいてメインブラシ6の昇降装置を
説明する。
ブラシカバー7内に収容されたメインブラシ6は該ブラ
シカバー7に回動軸10を介して上下方向に回動可能に
取付けられたブラシサポート11によって軸方向の両端
部を支持されており、該ブラシサポート11の上下回動
によって掃除位置と休止位置とに昇降される。
前記回動軸10上には連動レバー12が固着されており
、この連動レバー12と前記操作レバー5とはブラケッ
ト13.14にて支持されたケーブル15によってそれ
ぞれクレビス16.17を介して連結されている。
操作レバー5は車体1におけるフロントプロテクター1
aに支軸18を介して前後方向に傾動可能に取付けられ
、第3図に示す如く該フロントプロテクター1aの上面
板に形成されたガイド溝19に沿って前後傾操作するこ
とによってメインブラシ6が昇降される。
なお、ガイド溝19の後端(上昇側)にはメインブラシ
6を上昇位置、すなわち休止位置に保持するための係止
部20が形成されている。
しかして、前記ブラシカバー7内の上部にはショックア
ブソーバ21が横向きに配置されており、該ショックア
ブソーバ21は一端がブラシカバー7にピン22を介し
て連結され、他端が前記連動レバー12にクレビス23
を介して連結されている。
本実施例においては、ショックアブソーバ21として第
4図に示すように筒形単筒式を採用したもので、シリン
ダ24側に清遊25を形成するとともに、とくにこの清
遊25を下降側に向って細くなるテーパ溝によって構成
したものである。
なお、26はショックアブソーバ21におけるピストン
、27はピストンロッドである。
本実施例は上述のように構成したものであり、休止位置
のメインブラシ6を掃除位置に切換えるべく、操作レバ
ー5を係止部20から外して前傾操作すれば、メインブ
ラシ6は回動軸10を支点として自重により下降回動し
路面に接地する。
断る状態において、掃除機を走行すれば、所定回転数で
回転するメインブラシ6は、路面上のダストをダストボ
ックス8内に掃き込んで路面の清掃を行うが、この清掃
作業時において、路面に凹凸が存在しかつ掃除機が高速
で走行している場合には、メインブラシ6はとくに凸部
に当ると急激に上方へ大きく変位しようとするも、この
上方への変位に対してショックアブソーバ21が抑制す
べく作用する。
すなわち、ショックアブソーバ21はメインブラシ6の
凹凸路面に起因する踊り(ピッチング)現象を解消すべ
く作用するため、メインブラシ6の路面に対する接地状
態が確保され掃き残しのない良好な清掃作業が行われる
また、長期の使用によってメインブラシ6が摩滅すると
、該メインブラシ6が軽量化して前記踊り現象がより顕
著に現出する傾向を示すが、本実施例におけるショック
アブソーバ21は前述シたように清遊25を下降側に向
って細くなるテーパ溝から構成しであるため、メインブ
ラシ6が小径化してより下側へ変位することに伴い清遊
25の流路断面積が次第に減せられ、その結果緩衝効果
が高まりメインブラシ6の軽量化に拘らず所期の踊り防
止効果が発揮される。
第5図は、サイドブラシ9を対象にした別の実施例を示
しており、この実施例は油圧モータ28にて回転される
サイドブラシ9を支持するための、車体1に上下回動可
能に装着されたブラシサポート29にショックアブソー
バ21を取付けたものであって、前述したメインブラシ
6の場合と同様の作用効果が得られる。
なお、図示例では操作レバー5とブラシカバー)11.
29とをつなぐ連動機構をケーブル15によって構成し
たが、これを他の手段、たとえばリンクとしても差支え
ない。
以上詳述したように、本考案は動力走行式掃除機におい
て、ブラシ昇降装置にショックアブソーバを組み込んで
路面の凹凸に起因するブラシの踊り現象を抑制できるよ
うにしたので、掃き残しのないきわめて良好な清掃作業
を行い得ることは勿論のこと、高速走行下での清掃作業
に充分に対応できて作業能率の向上に大きく貢献し得る
ものである。
また、ブラシの踊り現象の抑制により昇降操作系のケー
ブルあるいはレバー等に対する急な衝撃が吸収緩和され
ることとなって、それらの破損が防止され、かつ結合箇
所のガタッキやそれに起因する摩耗も防止されて各部材
の延命化ならびに騒音防止に有効である。
しかも本考案は、ショックアブソーバを、筒形に形成さ
れたシリンダ、このシリンダ内に摺動可能に嵌入された
ピストン及びそのロッドから構成するとともに、ピスト
ンにて仕切られたシリンダの両室を前記ブラシの下降側
に向けて次第に細くなるテーパ状の清遊によって連通し
たものであるから、ブラシが使用に伴い摩滅してその重
量が次第に減少すると、シリンダの両室をつなぐ清遊の
通路断面積が該ブラシの重量の軽減に対応して次第に減
少する結果、ショックアブソーバの緩衝機能が高められ
る。
すなわち、本考案によれば、ブラシの重量変化に対応し
た緩衝作用を発揮して安定した踊り防止効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は動力走行式掃除
機の概略側面図、第2図はブラシ昇降装置を示す側面図
、第3図は操作レバーのガイド溝を示す平面図、第4図
はショックアブソーバを示す断面図、第5図は本考案の
別の実施例を示す側面図である。 1・・・・・・車体、5・・・・・・操作レバー 6・
・・・・・メインブラシ、7・・・・・・ブラシカバー
、9・・・・・・サイドブラシ、11,29・・・・・
・ブラシサポート、12・・・・・・連動レバー 15
・・曲ケーブル、21・曲・ショックアブソーバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体にブラシサポートを介して昇降可能に取付けられた
    ブラシを操作レバーにより掃除位置と休止位置とに切換
    えるようになしたブラシ昇降装置にして、前記ブラシサ
    ポートまたは該ブラシサポートと前記操作レバーとをつ
    なぐ連動機構の一部に油圧式のショックアブソーバを設
    置し、このショックアブソーバは、筒形に形成されたシ
    リンダ、このシリンダ内に摺動可能に嵌入されたピスト
    ン及びそのロッドからなり、ピストンにて仕切られたシ
    リンダの両室を前記ブラシの下降側に向けて次第に細く
    なるテーパ状の清遊によって連通してなる動力走行式掃
    除機におけるブラシ昇降装置。
JP10360280U 1980-07-22 1980-07-22 動力走行式掃除機におけるブラシ昇降装置 Expired JPS6040654Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5726418U JPS5726418U (ja) 1982-02-10
JPS6040654Y2 true JPS6040654Y2 (ja) 1985-12-09

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