JP2019535937A - 街路清掃車 - Google Patents
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- F16H21/16—Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides all movement being in, or parallel to, a single plane for interconverting rotary motion and reciprocating motion
Abstract
本発明は、街路清掃車に関する。本発明の第1の態様により、水平面におけるブラシホルダアームの移動を制御する一方、側部および前部の衝撃も減衰させるための異なる機構が開示される。第2の態様により、垂直面におけるブラシホルダアーム(3)の移動が、それぞれ変形可能な平行四辺形を形成する、2つの対で配置された4つのプロファイル部材の組によってもたらされる清掃車が開示され、平行四辺形の変形は、ジャッキ(25)および清掃アームの自重によって作動される。ジャッキは、ブラシホルダアームがその最大高さまで引き上げられるとき、2つの対の上部プロファイル部材(11)の下のままであるように構成される。第3の態様によると、吸引タービン(103)は、清掃車の運転中、負荷損失が低減されるように配置される。
Description
本発明は、運転手が乗り込む街路清掃車に関する。本発明は、熱機関または電気モータおよび地面と接触する1以上の回転ブラシならびにごみ吸引および収集システムが設けられ、運転手のための車室を含む清掃車に関する。
本発明に記載される種類の清掃車は、広い表面積を清掃するために都市または工業環境で使用される。運転手は、車室で着座し、そこで、運転手は、車両のステアリング制御要素および清掃手段の制御要素にアクセスする。現在知られている機械の大部分に関して、これらの手段は、車室の下に配置されるアームの対を含み、そのアームは、車両の前方および/または周辺で延在し、地面からごみを取り除くための回転ブラシを端部に有する。ごみは、ブラシによって中央の吸引口に運ばれ、そこで、タービンの作用により、清掃車に組み込まれた容器に吸い込まれる。
この種類の機械の1つの問題は、ブラシホルダアームの適切な制御に関連する。ブラシを一定の圧力で地面上に維持することが有利であるが、これは、多くの場合、現在のシステムで実行することが不可能である。さらに、ブラシホルダアームは、多くの場合、現場で遭遇する障害物によって引き起こされる衝撃を吸収する機能を制限し、それにより頻繁に妨害される。
この種類の機械に関する別の大きい問題は、背が高い人にとってあまりにも小さい空間しか車室として提供できないことである。
最後の問題は、システムを通るごみの流路におけるかなりの圧力損失のため、多くの場合に非効率的である吸引システムに関連する。
本発明は、添付の特許請求の範囲に記載される清掃車に関する。
第1の態様によると、清掃車は、水平面におけるブラシホルダアームの移動の制御を可能にし、側方および/または前方の衝撃の吸収も可能にするための異なる機構を設けられる。
第2の態様は、清掃車に関し、ここで、垂直面におけるブラシホルダアームの移動は、それぞれ変形可能な平行四辺形を形成し、平行四辺形の変形がアクチュエータおよびブラシホルダアームの重量によって作動される、2つの対で配置された4つのプロファイル部材の組によって作動される。アクチュエータは、ブラシホルダアームが最大まで引き上げられるとき、2つの対の上部プロファイル部材の下のままであるように構成される。
第3の態様は、清掃車の稼働中、圧力損失の低減を可能にする吸引タービンの配置に関する。
本明細書および特許請求の範囲で使用される用語「垂直の」および「水平の」は、略水平の地形に配置される清掃車に適用可能である。
第1の態様による本発明は、より詳細には、フレームと、少なくとも3つの車輪と、推進モータと、運転手のための車室と、1以上のブラシであって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアームの端部に取り付けられた回転円板に対して回転を行うことができる、1以上のブラシと、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車において、
・ブラシホルダアームのそれぞれは、略垂直軸回りでブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータと第1の補助アームとを含み、アクチュエータは、2つの旋回軸間に取り付けられ、2つの旋回軸の一方は、フレームに接続され、かつ、他方の旋回軸は、第1の補助アームに接続され、第1の補助アームは、ブラシホルダアームと同じ略垂直軸回りであるがブラシホルダアームとは独立して旋回することができ、
・第1の補助アームおよびブラシホルダアームは、少なくとも、2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動時、第1の補助アームに対するブラシホルダアームの一定の位置を維持するように構成された第1のバネおよび接合部によって互いに接続され、前記作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームおよびブラシホルダアームの組立体の回転を発生させ、
・ブラシに作用し、かつブラシを清掃車の内部の方に押す外部側方力が存在する場合、第1のバネは、第1の補助アームの旋回なしにフレームの方へのブラシホルダアームの旋回を可能にすることを特徴とする清掃車に関する。
・ブラシホルダアームのそれぞれは、略垂直軸回りでブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータと第1の補助アームとを含み、アクチュエータは、2つの旋回軸間に取り付けられ、2つの旋回軸の一方は、フレームに接続され、かつ、他方の旋回軸は、第1の補助アームに接続され、第1の補助アームは、ブラシホルダアームと同じ略垂直軸回りであるがブラシホルダアームとは独立して旋回することができ、
・第1の補助アームおよびブラシホルダアームは、少なくとも、2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動時、第1の補助アームに対するブラシホルダアームの一定の位置を維持するように構成された第1のバネおよび接合部によって互いに接続され、前記作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームおよびブラシホルダアームの組立体の回転を発生させ、
・ブラシに作用し、かつブラシを清掃車の内部の方に押す外部側方力が存在する場合、第1のバネは、第1の補助アームの旋回なしにフレームの方へのブラシホルダアームの旋回を可能にすることを特徴とする清掃車に関する。
本発明の第1の態様のある実施形態によると、清掃車は、ブラシホルダアームに固定される支持体を含み、アクチュエータが設置される側ではない前記略垂直軸の他方側に設置される第1の補助アームの点は、第1のバネの端部の1つに接続され、前記第1のバネの他の端部は、ブラシホルダアームに固定される支持体に接続され、第1の補助アームの支持体の方への変位は、プッシュ接合部である接合部によって制限され、それにより、2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームの回転を発生させ、第1の補助アームは、接合部または第1のバネによってブラシホルダアームを駆動する。
本発明の第1の態様のさらなる実施形態によると、清掃車は、第2のバネ、ブラシホルダアームに固定される支持体、第2の補助アームをさらに含み、接合部は、バネ接合部であり、第2の補助アームは、ブラシホルダアームおよび第1の補助アームと同じ略垂直軸回りあるがブラシホルダアームおよび第1の補助アームとは独立して旋回することができ、第1のバネは、第1の補助アームと第2の補助アームとの間に取り付けられ、バネ接合部および第1のバネは、バネ接合部が破壊されない限り、2つの補助アームを互いに固定されたままにしておくことができるように構成され、第2のバネは、その端部の1つにおいて、旋回軸によって第2の補助アームに接続されるロッドに接続され、第2のバネは、その第2の端部で支持体に当接し、第2のバネは、前記ロッドを囲み、前記ロッドは、支持体を貫通し、かつ支持体からの前記ロッドの分離を防止する保持ブロックを設けられ、それにより、
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームの回転を発生させ、第1の補助アームは、保持ブロックまたは第2のバネによってブラシホルダアームを駆動し、
・バネ接合部および第1のバネは、アクチュエータによるブラシホルダアームの作動時に、補助アーム間の接続を維持するように構成され、
・バネ接合部は、ブラシホルダアーム上に作用する所定のレベルの側方または前方の力によって破壊されるように構成され、それにより、ブラシホルダアームは、アクチュエータを無理に動かすことなく第1の補助アームに対して一時的に旋回することができる。
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームの回転を発生させ、第1の補助アームは、保持ブロックまたは第2のバネによってブラシホルダアームを駆動し、
・バネ接合部および第1のバネは、アクチュエータによるブラシホルダアームの作動時に、補助アーム間の接続を維持するように構成され、
・バネ接合部は、ブラシホルダアーム上に作用する所定のレベルの側方または前方の力によって破壊されるように構成され、それにより、ブラシホルダアームは、アクチュエータを無理に動かすことなく第1の補助アームに対して一時的に旋回することができる。
後者の実施形態による清掃車は、有利には、ブラシホルダアームをフレームから離れて移動させる傾向がある側方力が存在する場合、第2のバネが圧縮され、第1の補助アームに対するブラシホルダアームの回転を可能にし、第1の補助アームが静止したままであり、第2のバネの前記圧縮が、それがバネ接合部を破壊するまで継続するように構成され、したがって第1のバネがブラシホルダアームを後方に引くことを可能にするように構成される。
本発明の第1の態様のさらなる実施形態によると、第1の補助アームは、略垂直軸の一方側の第1の部分と、前記略垂直軸の他方側の第2の部分とを含み、第1の部分は、第2の旋回軸に接続され、清掃車は、ブラシホルダアームおよび第1の補助アームと同じ略垂直軸回りで、しかしそれらとは独立して旋回され得る第2の補助アームをさらに含み、第1のバネおよびプッシュ接合部である接合部は、第2の補助アームとブラシホルダアームとの間に取り付けられ、第2のバネは、第1の補助アームの第2の部分と第2の補助アームとの間に取り付けられ、第2のバネは、その2つの端部の第1の端部において、第2のバネの内部で延在するロッドに接続され、前記ロッドは、旋回軸によって第2の補助アームに接続され、第2のバネは、その第2の端部で第1の補助アームの第2の部分に当接し、ロッドは、第1の補助アームに対して摺動することができ、およびロッドは、第1の補助アームからのロッドの分離を防止する保持ブロックを含み、それにより、
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームの回転を発生させ、第1の補助アームは、接合部または第1のバネによってブラシホルダアームを駆動し、
・ブラシホルダアームをフレームから離れて移動させる傾向がある側方力が存在する場合、
○最初に、第2のバネは、圧縮され、第2の補助アームが、アクチュエータを無理に動かすことなく第1のアームに対して旋回することを可能にし、
○第2のバネが所定のレベルの圧縮に到達すると、このバネ自体は、伸びて、ブラシホルダアームを後方に引く。
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータの作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アームの回転を発生させ、第1の補助アームは、接合部または第1のバネによってブラシホルダアームを駆動し、
・ブラシホルダアームをフレームから離れて移動させる傾向がある側方力が存在する場合、
○最初に、第2のバネは、圧縮され、第2の補助アームが、アクチュエータを無理に動かすことなく第1のアームに対して旋回することを可能にし、
○第2のバネが所定のレベルの圧縮に到達すると、このバネ自体は、伸びて、ブラシホルダアームを後方に引く。
先行する実施形態のいずれか1つによる清掃車は、フレームと、水平方向に変位され得る構造との間に取り付けられた付加バネをさらに含み得、前記変位可能な構造は、支持アームに接続され、ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、支持アームに接続され、それにより、
・ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、前記略垂直軸回りで支持アームに対して旋回され得、
・付加バネは、ブラシホルダアームに作用する前方の衝撃を吸収するように構成される。
・ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、前記略垂直軸回りで支持アームに対して旋回され得、
・付加バネは、ブラシホルダアームに作用する前方の衝撃を吸収するように構成される。
本発明の第1の態様のさらなる実施形態によると、清掃車は、フレームと、少なくとも3つの車輪と、推進モータと、運転手のための車室と、1以上のブラシであって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアームの端部に取り付けられた回転円板に対して回転を行うことができる、1以上のブラシと、ごみ吸引および収集手段とを含み、ブラシホルダアームのそれぞれは、略垂直軸回りでブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータと第1の補助アームとを含み、アクチュエータは、2つの旋回軸間に取り付けられ、2つの旋回軸の一方は、フレームに接続され、および他方の旋回軸は、第1の補助アームに接続され、第1の補助アームは、ブラシホルダアームと同じ略垂直軸回りであるがブラシホルダアームとは独立して旋回することができ、清掃車は、フレームと、水平方向に変位され得る構造との間に取り付けられたバネをさらに含み、前記変位可能な構造は、支持アームに接続され、ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、支持アームに接続され、それにより、
・ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、前記略垂直軸回りで支持アームに対して旋回することができ、
・バネは、ブラシホルダアームに作用する前方の衝撃を吸収するように構成されることを特徴とする。
・ブラシホルダアームおよび第1の補助アームは、前記略垂直軸回りで支持アームに対して旋回することができ、
・バネは、ブラシホルダアームに作用する前方の衝撃を吸収するように構成されることを特徴とする。
本発明の第1の態様の複数の実施形態を記載する代替的な方法は、以下の通りである。参照番号を含めることは、使用される用語の解釈を限定しない。第1の実施形態は、フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車において、ブラシホルダアーム(3)のそれぞれは、垂直軸回りでブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータ(54)と、第1の補助アーム(57)と、第1の線形特性バネ(59)と、ブラシホルダアーム(3)に固定される支持体(60)とを含み、アクチュエータ(54)は、2つの旋回軸(55、56)間に取り付けられ、2つの旋回軸(55)の一方は、フレーム(10)に接続され、および他方の旋回軸(56)は、第1の補助アーム(57)に接続され、第1の補助アーム(57)は、ブラシホルダアーム(3)と同じ垂直軸回りであるがブラシホルダアームとは独立して旋回することができ、アクチュエータ(54)が設置される側ではない前記略垂直軸の他方側に設置される第1の補助アーム(57)の点は、第1のバネ(59)の端部の1つに接続され、前記第1のバネ(59)の他の端部は、ブラシホルダアーム(3)に固定される支持体(60)に接続され、第1の補助アーム(57)の支持体(60)の方への変位は、接合部(61)によって制限され、それにより、
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータ(54)の作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アーム(57)の回転を発生させ、第1の補助アーム(57)は、接合部(61)または第1のバネ(59)によってブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・側方外力がブラシ(2)に作用する場合、第1のバネ(59)は、第1の補助アーム(57)の旋回なしにフレーム(10)の方へのブラシの旋回を可能にすることを特徴とする清掃車に関する。
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータ(54)の作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アーム(57)の回転を発生させ、第1の補助アーム(57)は、接合部(61)または第1のバネ(59)によってブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・側方外力がブラシ(2)に作用する場合、第1のバネ(59)は、第1の補助アーム(57)の旋回なしにフレーム(10)の方へのブラシの旋回を可能にすることを特徴とする清掃車に関する。
先行する段落による清掃車は、フレーム(10)と、水平方向に変位され得る構造(66)との間に取り付けられた第2のバネ(65)をさらに含み得、前記変位可能な構造は、第2の補助アーム(67)に接続され、ブラシホルダアーム(3)および第1の補助アーム(57)は、第2のアームに接続され、それにより、ブラシホルダアーム(3)および第1の補助アーム(57)は、第2の補助アーム(67)に対して旋回することができる。
別の実施形態によると、本発明の清掃車は、フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含み、ブラシホルダアーム(3)のそれぞれは、垂直軸回りでブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータ(54)と、第1の補助アーム(75)と、第1のバネ(79)と、ブラシホルダアームに固定される支持体(81)と、第2の補助アーム(78)と、バネプランジャ(77)と、第2のバネ(82)とを含み、アクチュエータは、2つの旋回軸(55、56)間に取り付けられ、一方の旋回軸は、フレーム(10)に接続され、および他方の旋回軸は、第1の補助アーム(75)に接続され、第1の補助アーム(75)は、ブラシホルダアームと同じ垂直軸回りであるがブラシホルダアームとは独立して旋回することができ、第2の補助アーム(78)は、ブラシホルダアームおよび第1の補助アームと同じ垂直軸回りであるがブラシホルダアームおよび第1の補助アームとは独立して旋回することができ、バネプランジャ(77)および第2のバネ(82)は、バネプランジャ(77)が破壊されない限り、2つの補助アーム(75、78)を互いに接続されたままにしておくことができるように構成され、第1のバネ(79)は、その端部の1つにより、旋回軸(86)によって第2の補助アーム(78)に接続される軸(85)に接続され、第1のバネ(79)は、その第2の端部により、支持体(81)に当接し、第1のバネ(79)は、前記軸(85)を囲み、前記軸(85)は、支持体(81)を貫通し、かつ前記軸(85)および前記支持体(81)の分離を防止する接合部(80)を設けられ、第2のバネ(82)は、第1の補助アーム(75)と第2の補助アーム(78)との間に取り付けられ、それにより、
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータ(54)の作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アーム(75)の回転を発生させ、第1の補助アーム(75)は、接合部(80)または第1のバネ(79)によってブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・バネプランジャ(77)および第2のバネ(82)は、アクチュエータ(54)によるブラシホルダアームの作動時、補助アーム(75、78)間の接続を維持するように構成され、
・バネプランジャ(77)は、ブラシホルダアーム上に作用する特定のレベルの側方または前方の力によって破壊されるように構成され、それにより、ブラシホルダアームは、アクチュエータ(54)を無理に動かすことなく第1の補助アーム(75)に対して一時的に旋回することができることを特徴とする。
・2つの直線方向のいずれか一方におけるアクチュエータ(54)の作動は、2つの回転方向の一方において、第1の補助アーム(75)の回転を発生させ、第1の補助アーム(75)は、接合部(80)または第1のバネ(79)によってブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・バネプランジャ(77)および第2のバネ(82)は、アクチュエータ(54)によるブラシホルダアームの作動時、補助アーム(75、78)間の接続を維持するように構成され、
・バネプランジャ(77)は、ブラシホルダアーム上に作用する特定のレベルの側方または前方の力によって破壊されるように構成され、それにより、ブラシホルダアームは、アクチュエータ(54)を無理に動かすことなく第1の補助アーム(75)に対して一時的に旋回することができることを特徴とする。
第2の態様によると、本発明は、フレームと、少なくとも3つの車輪と、推進モータと、運転手のための車室と、1以上のブラシであって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアームの端部に取り付けられた回転円板に対して回転を行うことができる、1以上のブラシと、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車であって、ブラシホルダアームのそれぞれは、
・プロファイル部材の2つの対であって、各対は、上部プロファイル部材と下部プロファイル部材とを含み、上部および下部プロファイル部材は、
− 旋回軸の第1の対により、フレームまたはフレームに接続された構造にそれぞれ接続され、水平軸回りでのフレームに対するプロファイル部材の旋回を可能にし、
− 旋回軸の第2の対により、ブラシの回転円板にそれぞれ接続され、水平軸回りでの回転円板に対するプロファイル部材の旋回を可能にし、
それにより、プロファイル部材の各対の4つの旋回軸は、変形可能な平行四辺形を形成し、2つの平行四辺形は、略同じ寸法を有し、かつ平行な垂直面に位置する、プロファイル部材の2つの対と、
・プロファイル部材の対間に取り付けられたアクチュエータであって、垂直面でブラシを引き上げるかまたは引き下げるように前記平行四辺形の変形を作動させるように構成されるアクチュエータと
を含み、アクチュエータは、ブラシが最大まで引き上げられると、アクチュエータが前記プロファイル部材の対の上部プロファイル部材の下に位置付けられるように、構成される清掃車において、
・プロファイル部材の対のそれぞれの下部旋回軸は、上部旋回軸に対して水平方向において後方に配置され、
・プロファイル部材の各対の上部および下部プロファイル部材のそれぞれは、互いに固定された2つの直線部分によって形成され、第1の部分は、ブラシの回転円板の側に存在し、ブラシが最大まで引き上げられると略水平に向けられ、および第2の部分は、フレームの側に存在し、ブラシが最大まで引き上げられると下向きに傾斜されることを特徴とする清掃車に関する。
・プロファイル部材の2つの対であって、各対は、上部プロファイル部材と下部プロファイル部材とを含み、上部および下部プロファイル部材は、
− 旋回軸の第1の対により、フレームまたはフレームに接続された構造にそれぞれ接続され、水平軸回りでのフレームに対するプロファイル部材の旋回を可能にし、
− 旋回軸の第2の対により、ブラシの回転円板にそれぞれ接続され、水平軸回りでの回転円板に対するプロファイル部材の旋回を可能にし、
それにより、プロファイル部材の各対の4つの旋回軸は、変形可能な平行四辺形を形成し、2つの平行四辺形は、略同じ寸法を有し、かつ平行な垂直面に位置する、プロファイル部材の2つの対と、
・プロファイル部材の対間に取り付けられたアクチュエータであって、垂直面でブラシを引き上げるかまたは引き下げるように前記平行四辺形の変形を作動させるように構成されるアクチュエータと
を含み、アクチュエータは、ブラシが最大まで引き上げられると、アクチュエータが前記プロファイル部材の対の上部プロファイル部材の下に位置付けられるように、構成される清掃車において、
・プロファイル部材の対のそれぞれの下部旋回軸は、上部旋回軸に対して水平方向において後方に配置され、
・プロファイル部材の各対の上部および下部プロファイル部材のそれぞれは、互いに固定された2つの直線部分によって形成され、第1の部分は、ブラシの回転円板の側に存在し、ブラシが最大まで引き上げられると略水平に向けられ、および第2の部分は、フレームの側に存在し、ブラシが最大まで引き上げられると下向きに傾斜されることを特徴とする清掃車に関する。
本発明の第2の態様のある実施形態によると、アクチュエータは、第1の旋回軸により、フレームまたはフレームに接続された構造に旋回可能に接続されたシリンダと、ロッドに固定されるピストンとを含む液圧アクチュエータであり、前記ロッドは、第2の旋回軸によってブラシの回転円板に旋回可能に接続され、ピストンは、シリンダを2つの区画に分割し、第1の区画は、フレームの側に存在し、および第2の区画は、ブラシの側に存在し、
・アクチュエータの第1の旋回軸は、プロファイル部材の前記旋回軸の第1の対の上方に位置し、
・アクチュエータの第2の旋回軸は、プロファイル部材の前記旋回軸の第2の対間に位置する。
・アクチュエータの第1の旋回軸は、プロファイル部材の前記旋回軸の第1の対の上方に位置し、
・アクチュエータの第2の旋回軸は、プロファイル部材の前記旋回軸の第2の対間に位置する。
本発明の第2の態様の特定の実施形態によると、アクチュエータは、第1の旋回軸により、フレームまたはフレームに接続された構造に旋回可能に接続されたシリンダと、ロッドに固定されるピストンとを含む液圧アクチュエータであり、前記ロッドは、第2の旋回軸によってブラシの回転円板に旋回可能に接続され、ピストンは、シリンダを2つの区画に分割し、1つの区画は、フレームの側に存在し、および1つの区画は、ブラシの側に存在し、アクチュエータは、作動液タンクおよび液圧ポンプならびに/またはアキュムレータに接続され、アクチュエータは、
・ブラシを引き上げるために、回転円板の側の区画が液圧下に置かれ、それにより、ブラシが、ブラシホルダアームを引くロッドによって引き上げられ、
・ブラシを引き下げるために、回転円板の側の区画の圧力が下げられ、それにより、ブラシホルダアーム、回転円板およびブラシの重量がブラシを引き下げる
ように構成される。
・ブラシを引き上げるために、回転円板の側の区画が液圧下に置かれ、それにより、ブラシが、ブラシホルダアームを引くロッドによって引き上げられ、
・ブラシを引き下げるために、回転円板の側の区画の圧力が下げられ、それにより、ブラシホルダアーム、回転円板およびブラシの重量がブラシを引き下げる
ように構成される。
特定の実施形態によると、ブラシの側の区画のみが前記ポンプに接続される。別の実施形態によると、2つの区画は、ポンプと、場合により1以上のアキュムレータと、タンクとを含む液圧回路の一部を形成する。
第3の態様によると、本発明は、フレームと、少なくとも3つの車輪と、推進モータと、運転手のための車室と、1以上のブラシであって、各ブラシは、車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアームの端部に取り付けられた回転円板に対して回転を行うことができる、1以上のブラシと、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車であって、前記手段は、吸引タービンと、タービンを駆動するように構成されたモータと、吸引空気を濾過するためのフィルタとを含む、清掃車において、フィルタは、タービン入口と直接接触して取り付けられることを特徴とする清掃車に関する。
フィルタは、筒状フィルタであり得、モータ、タービンおよびフィルタは、同軸に取り付けられる。モータ、タービンおよびフィルタの共通の軸は、清掃車に対して左右方向に向けられ得る。
図1は、本発明の主題を形成する清掃車の全体図を表す。その中に車両の運転手の車室1、ブラシホルダアーム3に取り付けられたブラシ2、吸引口4、車輪5が表されている。区画6は、ごみを収集するための吸引タービンおよび容器を含む。清掃車は、この種の車両に適用可能な電気モータまたは任意の他のエネルギ源であり得る推進モータも含む。清掃車は、好ましくは、4つの車輪を有する車両であるが、一般に、少なくとも3つの車輪を有することができる。
本発明の第1の態様は、水平面におけるブラシ2の位置の制御を可能にする機構に関する。本機構は、1以上の方向に外力を作用させる障害物が存在する場合、衝撃の吸収も可能である。図2a〜図2cは、第1の実施形態による機構の作動を概念的に示す。図2aは、清掃車の右側のブラシ2の上面図を示す。左側のブラシを作動させる機構は、右側の機構に対称である。ブラシ2は、50の方向に回転する。ブラシが地面と接触しているとき、その回転は、ブラシ上にリアクショントルク51を発生させる。ブラシ2は、図13に示されるように構築することができるブラシホルダアーム3に回転可能に接続されるが、これは、本実施形態に限定されない。ブラシホルダアーム3は、旋回軸53によって垂直軸回りで旋回することができる。リニアアクチュエータ54、たとえば電動アクチュエータは、清掃車のフレーム10に対して固定される第1の旋回軸55と、第1の補助アーム57に対して固定される第2の旋回軸56との間に取り付けられる。リニアアクチュエータは、2つの反対の直線方向に作動することができるアクチュエータである。したがって、アクチュエータ54は、フレーム10に対してかつ第1の補助アーム57に対して少なくとも垂直軸回りで旋回することができる。第1の補助アーム57は、それ自体、旋回軸53と同軸である旋回軸58を介して旋回することができ、それにより、第1の補助アーム57は、ブラシホルダアーム3と同じ垂直軸回りで、しかし前記ブラシホルダアーム3とは独立して旋回することができる。
図2aに表された実施形態において、補助アーム57は、旋回軸58の両側に延在する。旋回軸56は、旋回軸58の一方側に配置される。反対側では、第1の補助アーム57の点は、引っ張りによってプレストレスが与えられた第1の線形特性バネ59の端部の1つに接続される。バネ59の他の端部は、ブラシホルダアーム3に固定された支持体60に接続される。接合部61は、支持体60の方へアーム57の接近を制限するために、支持体60と第1の補助アーム57との間に取り付けられる。支持体60がブラシホルダアーム3に固定されるため、バネ59および接合部61は、第1の補助アーム57とブラシホルダアーム3との間に効果的に取り付けられる。付加バネ65は、フレーム10と、水平方向においてのみ移動可能である浮動支持体66との間に取り付けられる。前記浮動支持体66は、支持アーム67に接続される。第1の補助アーム57およびブラシホルダアーム3は、第1のアーム57およびブラシホルダアーム3が支持アーム67に対して(互いに独立して)旋回できるように支持アーム67に接続される。バネ59は、支持体60およびアーム57を接合部61で当接したままにするように力を作用させる。
システムの作動は、図2bおよび図2cに基づいて説明される。図2bは、清掃の幅を減らすためにフレーム10の方へブラシ2を動かす操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを伸ばすようにアクチュエータ54上の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム57を反時計回りの方向に旋回させる。前記アーム57に固定された接合部61は、それによって反時計回りの方向に同様に旋回するブラシホルダ3およびブラシ2の組立体を押す。図2cは、図2aに対して清掃の幅を増やすためにフレーム10からブラシ2を離す操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを短くするようにアクチュエータ54上の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム57を時計回りの方向に旋回させる。第1のバネ59およびブラシ2のリアクショントルク51は、ブラシホルダアーム3を外側に引く。
2つのバネ59および65の機能は、図3a〜図3cに示されるように、ブラシ2が遭遇する障害物からの衝撃の吸収にも関連する。図3aは、ブラシが図2cの位置にあるときに遭遇した側方の物体70を示す。この障害物は、旋回軸53回りのブラシホルダアーム3の強制的な旋回により、ブラシホルダアーム3およびブラシ2をフレーム10の方へ押し戻す。アクチュエータ54を保護するため、アクチュエータ54が無理に動くことを回避するために、第1のバネ59が伸びる一方、第1の補助アーム57が静止したままであり、旋回軸53は、ブラシホルダアーム3およびブラシ2の回転を可能にする。障害物が取り除かれると、第1のバネ59およびリアクショントルク51は、操作者の関与なしにブラシホルダアーム3をその初期位置に戻す。
図3bは、前方の障害物71の存在を示す。この障害物は、旋回軸53および58上に二重負荷、すなわちアーム57および支持体60の(接合部61を介した)時計回りの方向における回転負荷と、バネ65によって調整される支持アーム67の並進負荷とを作用させる。この機構は、アクチュエータ54を保護する。「アーム57−アーム67−ブラシホルダアーム3」組立体の後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、センサ(図示せず)は、バネ65のレベルに配置される。操作者が十分に迅速に反応しない場合、このセンサは、機械の停止を制御することができる。
図3cは、前方および側方両方における障害物72の存在を示す。この障害物は、ブラシホルダアーム3を後方へ押し戻し、ブラシホルダアーム3をフレーム10の方にも押す。アクチュエータ54を保護するため、バネ65は、ブラシホルダアーム3が後退することを可能にするように圧縮され、バネ59は、ブラシホルダアーム3がフレーム10の方へ戻ることを可能にするように伸びる。「アーム57−アーム67−ブラシホルダ3」組立体のこの後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、操作者が十分に迅速に反応しない場合、すでに記載されたセンサは、機械の停止を制御することもできる。
図4は、図2および図3に基づいて記載された機能を有する機構を示す。同じ参照番号は、上記の機構の同じ構成要素を示す。ブラシホルダアーム3は、図13aおよび図13bに表されるように構築される。
本発明は、バネ59または65の少なくとも1つを設けられた清掃車にも関する。これらの実施形態は、図5aおよび図5bに示される。図5aの機構において、ブラシホルダアーム3および第1の補助アームは、固定されたアーム68に対して旋回することができ、これは、上記のような前方の衝撃の吸収が可能ではない。それでも、側方の衝撃は、記載されたように第1のバネ59の関与によって吸収される。図5bの機構において、第1の補助アーム57は、ブラシホルダアーム3に固定され、これは、上記の方法での側方の衝撃の吸収が可能ではない。それでも、前方の衝撃は、記載されたようにバネ65の関与によって吸収される。
第2の実施形態は、図6および図7に示される。旋回軸53において垂直軸回りで旋回するように構成されるブラシホルダアーム3によって保持されたブラシ2を見ることができる。前と同じように、リニアアクチュエータ54は、旋回軸55および56間に取り付けられ、旋回軸56は、アクチュエータ54を第1の補助アーム75に接続する。アーム75の1つの端部は、旋回軸56に接続され、アーム75は、旋回軸76回りで、したがってブラシホルダアーム3と同じ垂直軸回りで、しかしブラシホルダアーム3とは独立して回転することもできる。バネプランジャ77は、旋回軸76の、旋回軸56に対する反対側で補助アーム75の他の端部に固定される。第2の補助アーム78は、第1のアーム75およびブラシホルダアーム3と同じ垂直回転軸回りであるが第1のアームおよびブラシホルダアームとは独立して回転することを可能にする旋回軸76’を有する。第2の補助アーム78は、アーム75および78を接続する第1のバネ82の作用により、接合部としての役割を果たすバネプランジャ77と接触して保持される。第1のバネ82は、引っ張りによってプレストレスを与えられる。ロッド85は、その端部の1つにおいて、旋回軸86によって第2の補助アーム78に接続され、このロッド85は、ブラシホルダアームに固定された支持体81を貫通する。ロッド85は、支持体81に対して摺動することができる。ロッド85は、アーム78を支持体81から分離することを可能にする第2の線形特性バネ79を設けられ、その他の端部において、アーム78および支持体81の分離を防止する保持ブロック80を設けられる。ロッド85は、旋回軸86の近傍でロッド85に取り付けられ、支持体81に対して当接する第2のバネ79の内部を延在する。時計回りの方向における過剰な回転負荷がバネプランジャ77上のアーム78によって加えられると直ちに、バネプランジャ77によって得られる接合部が除去される。旋回軸76、76’および53の軸は、フレーム10に固定され、それは、固定されたアーム83の存在によって表される。第2のバネ79は、図6aの位置において、圧縮によってわずかにプレストレスを与えられている。バネプランジャはまた、同じ機能を保持しながら補助アーム78に固定され得る。
本発明において、接合部は、固定された、すなわち部品の一方において他方に関連して作用する力の機能としてではない接続を形成する2つの部品を含む構造を表す。以下では「プッシュ接合部」と呼ばれる、図2および図3に表されるようなその従来の形態において、接合部の部品は、互いに対して取り付けられ、それにより、部品が互いに離れる力を受けると直ちに固定接続が失われる。本発明で使用できる接合部の別の形態は、バネ接合部である。バネ接合部の場合、互いに離れる力を受けると直ちに、プッシュ接合部と同様に2つの部品が分離され、反対方向では、一方の部品において他方に関連して作用する力が所定の値より小さいままである場合、部品は、分かれないままであり、この値は、バネによって決定される。バネプランジャ77は、後者の種類の接合部の1つの例にすぎない。
図6bは、図6aに対して清掃の幅を減らすためにフレーム10の方へブラシ2を動かす操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを伸ばすようにアクチュエータ54の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム75を反時計回りの方向に旋回させる。第2のアーム78は、それ自体、第1のアーム75に取り付けられたバネプランジャ77によって駆動される。ブラシホルダアーム3は、それ自体、支持体81に力を作用させる第2のバネ79によって押される。
図6cは、図6aに対して清掃の幅を増やすためにフレームからブラシを離す操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを短くするようにアクチュエータ54の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム75を時計回りの方向に旋回させる。第2の補助アーム78は、それ自体、アーム78および75を接続するバネ82によってバネプランジャ77と接触して保持される。ブラシホルダアーム3は、支持体81に力を作用させる保持ブロック80によって引かれる。
図7a〜図7cは、障害物が現れたときのブラシホルダアーム3を制御する機構の反応を表し、開始の状況は、図6cで表されている。図7aは、側方の障害物90の存在を示す。この障害物は、ブラシホルダアーム3をフレーム10の方へ押し戻す。アクチュエータ54を保護するため、バネプランジャ77は、障害物によって作用する力によって分離するように構成される。第2の補助アーム78は、バネプランジャ77との接触を瞬間的に失い、それにより、アーム78、ロッド85、支持体81およびブラシホルダアーム3は、第1のアーム75から独立して旋回することが可能になる。第1のバネ82は、伸ばされる。障害物が取り除かれると、バネ82は、第2の補助アーム78をバネプランジャ77と接触させる。リアクショントルク51を用いて、第2のアーム78は、戻るとき、ロッド85および保持ブロック80とともにブラシホルダアーム3を外側に引き、操作者の関与なしにブラシホルダアーム3をその初期位置に戻す。
図7bは、ここで、柱91によって表される障害物の存在に対する機構の、ブラシホルダアーム3をフレーム10から引き離す反応の開始を示す。アクチュエータ54を保護するため、第2のバネ79は、ブラシホルダアーム3がフレーム10から引き離されることを可能にするように支持体81によって圧縮される。補助アーム75および78の両方は、静止したままである。図7cは、機構の反応の続きを示す。そのとき、第2の補助アーム78上の圧縮された第2のバネ79によって作用する力は、バネプランジャ77を破壊し、それにより、アーム75および78を分離して、第2のアーム78が後方に旋回することを可能にする一方、第1のアーム75は、静止したままである。このように、ブラシホルダアーム3は、機構を損害から保護するために十分に後方に回転する。センサ(図示せず)がバネプランジャ77に配置され得る。操作者が十分に迅速に反応しない場合、このセンサは、機械の停止を制御することができる。ブラシホルダアーム3を作動位置に戻すために、操作者は、ブラシホルダアーム3をフレーム10の方へ手動で旋回させなければならない。その移動により、ブラシホルダアーム3は、第2のアーム78を引き戻す。第2のアーム78がバネプランジャ77を通過すると、機構は、再び使用可能になる。
図8aおよび図8bは、図6および図7に示される機能を有する機構を示す。図8aおよび図8bに示される2つの状況は、図7bおよび図7cに表される状況に対応する。アクチュエータ54は、その中に表されていない。補助アーム75および78は、異なるが、上記の機能は、示される機構によって実際に取り込まれていることが分かる。また、バネプランジャ77は、垂直力を作用させることによってアーム75および78のための接合部としての役割を果たすことも分かる。最後に、第2のバネ79によって囲まれるロッド85は、第2のアーム78に固定されないが、このロッドは、旋回軸86を介して第2のアームに対して旋回できることが分かる。図6〜図8に基づいて上に記載された機構は、図2〜図5に示された機構の1つを有する同じ機械で組み合わせることができる。
図9aおよび図9bは、フレーム10と、水平方向においてのみ移動可能であり、かつ支持アーム83’が固定された浮動支持体66との間に付加バネ65が設けられた図6および図7の実施形態を表す。第1の補助アーム75、第2の補助アーム78およびブラシホルダアーム3は、第1のアーム75、第2のアームおよびブラシホルダアーム3が支持アーム83’に対して(互いに独立して)旋回できるように支持アーム83’に接続される。バネ65の機能は、図2および図3の実施形態に関するものと同じであり、特に前方の衝撃ならびに同時に前方および側方である衝撃の吸収である。図9bに示されるように、前方の障害物92は、旋回軸53、76および76’上に二重負荷、すなわちアーム75、80および78の時計回りの方向における回転負荷と、バネ65によって調整されるアーム83’の並進負荷とを作用させる。この機構は、アクチュエータ54を保護する。「アーム75−アーム80/78−ブラシホルダアーム3」組立体の後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、センサ(図示せず)は、バネ65に配置される。操作者が十分に迅速に反応しない場合、このセンサは、機械の停止を制御することができる。
図9aおよび図9bに示される実施形態は、図3cに示される障害物72などの前方および側方の両方の障害物によって生成される衝撃の吸収も可能である。この障害物は、ブラシホルダアーム3を後方へ押し戻すが、フレーム10の方へも押す。アクチュエータ54を保護するため、バネ65は、ブラシホルダアーム3が後退することを可能にするように圧縮される。バネプランジャ77は、バネ82が伸びることを可能にして、ブラシホルダアーム3がフレーム10の方に戻ることを可能にする。「アーム75−アーム78−ブラシホルダ3」組立体のこの後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、操作者が十分に迅速に反応しない場合、すでに記載されたセンサは、機械の停止を制御することもできる。
図10および図11において、ブラシ2の位置を水平面において調整することができる、本発明による機構の第3の実施形態が表されている。前と同じように、旋回軸53において垂直軸回りで旋回するように構成されるブラシホルダアーム3によって保持されたブラシ2を見ることができる。前述のように、ブラシ2の回転の方向および反力の方向は、参照番号50および51によって示されている。前と同じように、リニアアクチュエータ54は、旋回軸55および56間に取り付けられ、旋回軸56は、アクチュエータ54を第1の補助アーム110に接続する。アーム110は、旋回軸53と同軸である旋回軸111で互いに固定される2つの部分110aおよび110bを含む。換言すれば、アーム110は、ブラシホルダアーム3と同じ垂直軸回りで、しかし前記ブラシホルダアーム3とは独立して旋回することができる。第1の部分110aは、旋回軸56に接続される。旋回軸53および111と同軸である旋回軸113を介して旋回できる第2の補助アーム112が設けられている。したがって、第2のアーム112は、第1の補助アーム110およびブラシホルダアーム3と同じ垂直軸回りであるが第1の補助アームおよびブラシホルダアームとは独立して旋回することができる。図10の実施形態において、第2の補助アーム112は、主要部分112aと横部分112bとを含む。プッシュ接合部114は、主要部分112aとブラシホルダアーム3との間に取り付けられる。横部分112bの1つの端部は、引っ張りによってプレストレスが与えられている第1の線形特性バネ115によってブラシホルダアーム3に接続される。横部分112bの他の端部は、旋回軸117によってロッド116に接続される。ロッド116は、第2の線形特性バネ118の内部に配置され、第2の線形特性バネ118の1つの端部は、旋回軸117の近傍でロッド116に取り付けられ、第2の線形特性バネ118の他の端部は、第1の補助アーム110の第2の部分110bと当接する。第2のバネ118は、圧縮によってプレストレスを与えられる。ロッド116は、第1のアーム110の第2の部分110bに対して摺動することができるように取り付けられ、ロッド116は、第1のアームの前記第2の部分110bに対するロッド116の移動を制限する保持ブロック119を設けられる。旋回軸53、111および113の軸は、フレーム10に固定され、それは、固定されたアーム120の存在によって表される。均等な実施形態によると、第2のアーム112は、ロッド116およびバネ115に直接接続される単一の部分、特に部分112aを含むことができる。
図10bは、図10aに対して清掃の幅を減らすためにフレーム10の方へブラシ2を戻す操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを伸ばすようにアクチュエータ54上の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム110を反時計回りの方向に旋回させる。第1のアーム110は、第2のバネ118を介して第2のアーム112を押す。次に、第2のアーム112は、接合部114を介してブラシホルダアーム3を押す。
図10cは、図10aに対して清掃の幅を増やすためにフレーム10から離れるようにブラシ2を移動させる操作者からの命令の結果を表す。これを行うため、操作者は、アクチュエータを短くするようにアクチュエータ54上の制御を使用して操作する。これにより、第1の補助アーム110を時計回りの方向に旋回させる。第1の補助アーム110は、第2のバネ118の内部のロッド116およびその保持ブロック119を介してそれ自体の方へ第2の補助アーム112を引く。第1のバネ115は、ブラシホルダアーム3を外側へ引く効果を有し、リアクショントルク51によって支援される引張力を作用させる。この移動中、第2の補助アーム112に対するブラシホルダアーム3の位置は、接合部114によって維持される。
図11a〜図11cは、障害物が現れたときのブラシホルダアーム3を制御する機構の反応を表し、図10aに表されている状況から開始する。図11aは、側方の障害物90の存在を示す。この障害物は、ブラシホルダアーム3をフレーム10の方へ押し戻す。ブラシホルダアーム3は、障害物と反対の方向に旋回し、接合部114を解放してバネ115を伸ばす。補助アーム110および112は、アクチュエータ54を保護するように静止したままである。障害物が取り除かれると、バネ115は、操作者の関与なしにブラシホルダアーム3を接合部114に戻す。
図11bは、柱91によって表される障害物の存在に直面した機構の、ブラシホルダアーム3をフレーム10から引き離す反応の開始を示す。ブラシホルダアーム3は、接合部114を介して第2の補助アーム112を後方に旋回させる。この移動は、第2のアーム112と第2のバネ118の内部のロッド116との間の旋回軸117の存在によって可能になる。アクチュエータ54は、作動しないため、第1の補助アーム110は、静止したままである。結果的に、図11bに示されるように、第2のアーム112の旋回は、バネ118を圧縮する。角度が増加すると(図11c)、バネ118は、その最小点を越えて、第2のアーム112を後方に引いて伸びる。第1のバネ115により、ブラシホルダアーム3は、それ従って障害物から離れる。それにより、ブラシホルダアーム3は、十分に後方にされ、機構を損害から保護する。障害物が取り除かれると、操作者は、ブラシホルダアーム3を前方に戻す。バネ118は、最初に圧縮され、最小位置を越えるとリセットされる。機構は、再び使用可能になる。
図12aおよび図12bは、フレーム10と、水平方向においてのみ移動可能であり、かつ支持アーム120’が固定された浮動支持体66との間に付加バネ65が設けられた図10および図11の実施形態を表す。第1の補助アーム110、第2の補助アーム112およびブラシホルダアーム3は、第1のアーム110、第2のアーム112およびブラシホルダアーム3が支持アーム120’に対して(互いに独立して)旋回できるように支持アーム120’に接続される。バネ65の機能は、図2、図3および図9の実施形態に関するものと同じであり、特に前方の衝撃ならびに同時に前方および側方である衝撃の吸収である。図12bに示されるように、前方の障害物92は、旋回軸53、111および113上に二重負荷、すなわちアーム110および112の時計回りの方向における回転負荷と、バネ65によって調整されるアーム120’の並進負荷とを作用させる。この機構は、アクチュエータ54を保護する。「アーム110−アーム112−ブラシホルダアーム3」組立体の後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、センサ(図示せず)は、バネ65のレベルに配置される。操作者が十分に迅速に反応しない場合、このセンサは、機械の停止を制御することができる。
図12aおよび図12bに示される実施形態は、図3cに示される障害物72などの前方および側方の両方の障害物によって生成される衝撃の吸収も可能である。この障害物は、ブラシホルダアーム3を後方へ押し戻すが、フレーム10の方へも押す。アクチュエータ54を保護するため、バネ65は、ブラシホルダアーム3が後退することを可能にするように圧縮される。バネ115は、ブラシホルダアーム3がフレーム10の方へ戻ることを可能にするように伸びる。「アーム110−アーム112−ブラシホルダ3」組立体のこの後退は、反応して機械を止める時間を操作者に与える。好ましくは、操作者が十分に迅速に反応しない場合、すでに記載されたセンサは、機械の停止を制御することもできる。
上記の実施形態間で共通する要素は、第1の補助アーム(57、75、110)、第1のバネ(59、82、115)、好ましくは引っ張りによってプレストレスを与えられる線形特性バネおよび接合部(61、77、114)の存在である。第1の補助アームは、実施形態に応じて異なる形態を有し得る。実施形態とは無関係に、第1の補助アームは、第1の線形特性バネにより、かつプッシュ接合部またはバネ接合部、たとえば、バネプランジャの形態をとることができる接合部により、ブラシホルダアーム3に接続される。第1のバネおよび接合部は、直線方向のいずれかの一方におけるアクチュエータ54の作動時、第1の補助アームに対するブラシホルダアームの一定の位置を維持するように構成され、前記作動は、略垂直軸回りの2つの回転方向の一方において、第1の補助アームおよびブラシホルダアームの組立体の回転を発生させる。清掃車の内側の方へブラシホルダアームを押す側方の外力の場合、第1のバネにより、アクチュエータ54を無理に動かすことを回避するために、第1の補助アームの旋回なしにフレームの方へブラシを旋回させることが可能になる。複数の実施形態において、システムは、第2の補助アーム(78、112)と、第2のバネ(79、118)、好ましくはアクチュエータ54を無理に動かすことなくブラシホルダアームを清掃車のフレームから離れさせる傾向がある、側方力の吸収を可能にするように構成される、圧縮によってプレストレスを与えられた線形特性バネとをさらに含む。バネ65および浮動支持体66は、前方の衝撃ならびに同時に前方および側方である衝撃の吸収のために、本発明による任意の実施形態に加えることができる。
用語「旋回軸」は、本明細書において何度か使用されている。旋回軸53、58、76、76’、111および113は、略垂直軸回りでのそれぞれの要素、特にブラシホルダアーム3、第1の補助アーム(57、75、110)および第2の補助アーム(78、112)の回転を可能にする旋回軸である。しかしながら、本発明は、この軸が、略垂直軸に対して横方向である1以上の軸回りで限定的に自由に旋回させるものであろう実施形態も、前述の要素が、略垂直軸に対する移動のある程度の柔軟性を有するであろう実施形態も排除しない。旋回軸55、56、86および117の1以上は、略垂直軸回りでの回転を可能にする旋回軸として、または自在継手、すなわちいくつかの軸回りでの回転を可能にする旋回軸として実現することができる。
本発明の第2の態様によると、本発明による清掃車のブラシホルダアーム3は、図13aおよび図13bに示されるように構築され、図13aおよび図13bは、車室1の床部9に対して最大まで引き下げられ(図13a)、かつ最大まで引き上げられた(図13b)2つの極限位置における前記ブラシホルダアームの1つを表す。ブラシホルダアームは、プロファイル部材の2つの対によって形成され、対のそれぞれ1つは、上部プロファイル部材11と下部プロファイル部材12とを含むことが分かる。1つの端部において、各対のプロファイル部材は、旋回軸15および16により、清掃車のフレーム10に旋回可能に接続される。他の端部において、各対のプロファイル部材は、ブラシ2を保持する回転円板19に旋回軸17および18によって旋回可能に接続される。ブラシ2は、ブラシを回転させるための電気モータを含む前記回転円板19に対して、その中心軸回りで回転することができる。プロファイル部材の各対の旋回軸15、16、17、18は、同じ大きさの2つの平行四辺形を形成し、それらは、2つの平行な垂直面において変形可能であり、それにより、これらの平行四辺形の変形は、垂直面におけるブラシ2の変位を実現する。平行四辺形の変形は、ブラシホルダアーム3の重量およびアクチュエータ25によって作動され、アクチュエータ25は、一方側では第1の旋回軸27によってフレーム10に、かつ他方側では第2の旋回軸28によってブラシの回転円板19に旋回可能に接続される。平行四辺形は、床部に対して一定のブラシの相対位置を維持する利点を有する。図に表される実施形態において、アクチュエータ25は、液圧アクチュエータである。電動アクチュエータなどの他の種類のアクチュエータを使用することもできる。
ブラシ2が最大まで引き上げられたとき(図13b)、アクチュエータ25は、上部プロファイル部材11の高さを上回らない。したがって、この構造は、垂直方向に比較的小型であり、それにより既存の清掃車と比較して車室の床部9のレベルを下げることが可能になる。したがって、これは、機械の高さを変えることなく、より大きい車室を構成することを可能にする。図13a〜図13cに示された実施形態において、アクチュエータ25をフレーム10に接続する旋回軸27は、プロファイル部材の各対の旋回軸15および16よりも高く配置される。アクチュエータ25をブラシの回転円板19に接続する旋回軸28は、(垂直方向に見て)プロファイル部材の各対の旋回軸17および18間に配置される。さらに、(最大まで引き上げられたブラシの位置の)図13bに表されるように、プロファイル部材は、ブラシの方へ水平な部分35と、フレーム10の方へ下向きに傾斜する部分36とを含み、それにより、旋回軸15および16は、旋回軸17および18より低く配置される。この構造により、ブラシの軌道の大部分において、アクチュエータ25は、4つのプロファイル部材間の略中心にとどまることが可能になる。
さらに図13に示されるように、より低い旋回軸16および18は、それぞれの上部旋回軸15および17に対して水平方向において後方に配置される。この構造は、旋回軸15〜16および17〜18が同じ垂直線上に配置される状況と比較して、ブラシのより大きい下向き軌跡を可能にする。
好ましくは、プロファイル部材11および12は、図13aに表される断面図で示されるような断面を有する。プロファイル部材の断面は、角ブラケットとして形作られる。各対の上部プロファイル部材11は、角ブラケットの開口空間が下向きであるように取り付けられ、それにより下部プロファイル部材12を上部プロファイル部材11の前記開口空間に収めることができる。プロファイル部材の他の形態のかみ合い部が想定され得る。この構成により、ブラシの可能な軌道が増加する。これは、平行四辺形の垂直空間(または高さ)を低減することを可能にする追加の要素である。
有利には、アクチュエータ25が液圧アクチュエータであるとき、アクチュエータは、以下のように作動する。アクチュエータは、シリンダ40とピストン41とを含み、シリンダは、第1の旋回軸27により、フレーム10に旋回可能に接続され、ピストン41は、第2の旋回軸28により、ブラシの回転円板19に旋回可能に接続されるロッド42に固定される。したがって、ピストンは、シリンダを、フレーム10の側に存在する1つの区画およびブラシ2の側に存在する1つの区画の2つの区画に分割する。
清掃車は、アクチュエータ25のための液圧式加圧手段を含む。従来技術で知られているように、これらの手段は、液圧ポンプと、1以上の液圧アキュムレータと、作動液タンクとを含み得る。第1の実施形態によると、ブラシ2の側に存在する区画のみがポンプおよび/またはアキュムレータによってタンクに接続される。ブラシホルダアーム3を引き上げるために、この区画は、加圧される。アームを引き下げるために、この区画の圧力は、ブラシホルダアーム3の重量がアームを引き下げるように下げられる。ブラシが地面と接触しているとき、圧力は、ブラシの摩耗を増加させる、アームの全重量がブラシに加わることを防ぐレベルに維持される。別の実施形態によると、2つの区画が液圧回路に含まれる。(フレームの側の)第2の区画は、この場合、タンクの戻り側に接続され、アクチュエータの移動を安定させることができる軽い圧力を有する。
上記の実施形態のそれぞれにおいて、圧力がブラシの側のアクチュエータ25の区画で増加するとき、アクチュエータ25のロッド42は、アーム3を上方へ引き上げる。この作動形態により、地面上のブラシ2によって及ぼされる力の効果的な制御が可能になる。より詳細には、この制御により、清掃車が不整地で作動しているときでも、前記力を安定したままにすることができる。自動制御システムは、好ましくは、ブラシが地面に及ぼさなければならない所定の圧力の関数として区画の圧力を調整するように設けられる。
(プロファイル部材のための)旋回軸15および16ならびに(アクチュエータのための)旋回軸27によってフレーム10に直接接続する代わりに、上記の説明されるブラシホルダアーム3は、たとえば、図2〜12に示されるように、旋回可能にまたは別の方法で、フレームにそれ自体接続される構造に接続される可能性がある。
本発明の第3の態様は、ごみ吸引タービンおよび吸引空気のためのフィルタの配置に関する。図14は、この第3の態様による配置の右側面図および輪郭図を示す。この配置は、図1に示される区画6の内部に設置される。輪郭図において、清掃車の前部100および後部101が示されている。右側面図において、本配置は、ごみ吸引タービン102と、タービンを駆動しかつタービンの軸上に取り付けられるモータ103、たとえば電気モータと、タービン吸気口に直接接触して取り付けられるフィルタ104とを含むことが分かる。
好ましくはかつ図14に示されるように、フィルタは、モータおよびタービンと同軸に取り付けられる筒状フィルタであり、組立体は、清掃車に対して左右方向に向けられている。吸引口4も見ることができ、それを通して、ごみは、ごみが収集されるタンク105に吸い込まれる。ごみは、タンク105に達する前に管106を通過する。吸い込まれた空気は、側方の入口107により、タンク105から筒状フィルタ104に入り、次いでほこりおよび他の粒子を保持する濾過材料の筒状層108を通ってフィルタ104の中心に入る。次いで、濾過された空気は、排気管109を通して最終的に空気を排出するタービン102によって吸い込まれる。タービンと直接接触するモータ103、タービン102およびフィルタ104の配置は、既存の清掃車に対して有利である。この配置は、小型である。さらに、この配置は、圧力損失を最適化することを可能にし、低いエネルギ消費で非常に良好な吸引効率を達成する。
本発明は、互いに独立して上記の3つの態様のそれぞれによる清掃車に関する。本発明は、これらの3つの態様の各組合せも包含する。
Claims (16)
- フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、前記車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車において、
・前記ブラシホルダアーム(3)のそれぞれは、略垂直軸回りで前記ブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータ(54)と第1の補助アーム(57、75、110)とを含み、前記アクチュエータ(54)は、2つの旋回軸(55、56)間に取り付けられ、前記2つの旋回軸の一方(55)は、前記フレーム(10)に接続され、および他方の旋回軸(56)は、前記第1の補助アーム(57、75、110)に接続され、前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記ブラシホルダアーム(3)と同じ前記略垂直軸回りであるが前記ブラシホルダアーム(3)とは独立して旋回することができ、
・前記第1の補助アーム(57、75、110)および前記ブラシホルダアーム(3)は、少なくとも、2つの直線方向のいずれか一方における前記アクチュエータ(54)の作動時、前記第1の補助アームに対する前記ブラシホルダアーム(3)の一定の位置を維持するように構成された第1のバネ(59、82、115)および接合部(61、77、114)によって互いに接続され、前記作動は、2つの回転方向の一方において、前記第1の補助アーム(57、75、110)および前記ブラシホルダアーム(3)の組立体の回転を発生させ、
・前記ブラシ(2)に作用し、かつ前記ブラシ(2)を前記清掃車の内部の方に押す外部側方力が存在する場合、前記第1のバネ(59、82、115)は、前記第1の補助アーム(57)の旋回なしに前記フレーム(10)の方への前記ブラシホルダアーム(3)の旋回を可能にすることを特徴とする清掃車。 - 前記ブラシホルダアーム(3)に固定される支持体(60)を含み、前記アクチュエータ(54)が設置される側ではない前記略垂直軸の他方側に設置される前記第1の補助アーム(57)の点は、前記第1のバネ(59)の端部の1つに接続され、前記第1のバネ(59)の他の端部は、前記ブラシホルダアーム(3)に固定される前記支持体(60)に接続され、前記第1の補助アーム(57)の前記支持体(60)の方への変位は、プッシュ接合部である前記接合部(61)によって制限され、それにより、前記2つの直線方向のいずれか一方における前記アクチュエータ(54)の前記作動は、前記2つの回転方向の一方において、前記第1の補助アーム(57)の回転を発生させ、前記第1の補助アーム(57)は、前記接合部(61)または前記第1のバネ(59)によって前記ブラシホルダアーム(3)を駆動する、請求項1に記載の清掃車。
- 第2のバネ(79)、前記ブラシホルダアーム(3)に固定される支持体(81)、第2の補助アーム(78)をさらに含み、前記接合部(77)は、バネ接合部であり、前記第2の補助アーム(78)は、前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(75)と同じ前記略垂直軸回りでるが前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(75)とは独立して旋回することができ、前記第1のバネ(82)は、前記第1の補助アーム(75)と前記第2の補助アーム(78)との間に取り付けられ、前記バネ接合部(77)および前記第1のバネ(82)は、前記バネ接合部(77)が破壊されない限り、前記2つの補助アーム(75、78)を互いに固定されたままにしておくことができるように構成され、前記第2のバネ(79)は、その端部の1つにおいて、旋回軸(86)によって前記第2の補助アーム(78)に接続されるロッド(85)に接続され、前記第2のバネ(79)は、その第2の端部で前記支持体(81)に当接し、前記第2のバネ(79)は、前記ロッド(85)を囲み、前記ロッド(85)は、前記支持体(81)を貫通し、かつ前記支持体(81)からの前記ロッド(85)の分離を防止する保持ブロック(80)を設けられ、それにより、
・前記2つの直線方向のいずれか一方における前記アクチュエータ(54)の前記作動は、前記2つの回転方向の一方において、前記第1の補助アーム(75)の回転を発生させ、前記第1の補助アーム(75)は、前記保持ブロック(80)または前記第2のバネ(79)によって前記ブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・前記バネ接合部(77)および前記第1のバネ(82)は、前記アクチュエータ(54)による前記ブラシホルダアームの作動時、前記補助アーム(75、78)間の接続を維持するように構成され、
・前記バネ接合部(77)は、前記ブラシホルダアーム(3)上に作用する所定のレベルの側方または前方の力によって破壊されるように構成され、それにより、前記ブラシホルダアームは、前記アクチュエータ(54)を無理に動かすことなく前記第1の補助アーム(75)に対して一時的に旋回することができる、請求項1に記載の清掃車。 - 前記ブラシホルダアーム(3)を前記フレーム(10)から離れて移動させる傾向がある側方力が存在する場合、前記第2のバネ(79)は、圧縮され、前記第1の補助アーム(75)に対する前記ブラシホルダアームの回転を可能にし、前記第1の補助アーム(75)は、静止したままであり、前記第2のバネ(79)の前記圧縮は、それが前記バネ接合部(77)を破壊するまで継続するように構成され、したがって前記第1のバネ(82)が前記ブラシホルダアーム(3)を後方に引くことを可能にする、請求項3に記載の清掃車。
- 前記接合部は、バネプランジャ(77)である、請求項3または4に記載の清掃車。
- 前記第1の補助アーム(110)は、前記略垂直軸の一方側の第1の部分(110a)と、前記略垂直軸の他方側の第2の部分(110b)とを含み、前記第1の部分(110a)は、前記第2の旋回軸(56)に接続され、前記清掃車は、前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(110)と同じ前記略垂直軸回りであるが前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(110)とは独立して旋回可能な第2の補助アーム(112)をさらに含み、前記第1のバネ(115)およびプッシュ接合部である前記接合部(114)は、前記第2の補助アーム(112)と前記ブラシホルダアーム(3)との間に取り付けられ、第2のバネ(118)は、前記第1の補助アームの前記第2の部分(110b)と前記第2の補助アーム(112)との間に取り付けられ、前記第2のバネ(118)は、その2つの端部の第1の端部において、前記第2のバネ(118)の内部で延在するロッド(116)に接続され、前記ロッド(116)は、旋回軸(117)によって前記第2の補助アーム(112)に接続され、前記第2のバネは、その第2の端部で前記第1の補助アームの前記第2の部分(110b)に当接し、前記ロッド(116)は、前記第1の補助アーム(110)に対して摺動することができ、および前記ロッド(116)は、前記第1の補助アーム(110)からの前記ロッドの分離を防止する保持ブロック(119)を含み、それにより、
・前記2つの直線方向のいずれか一方における前記アクチュエータ(54)の前記作動は、前記2つの回転方向の一方において、前記第1の補助アーム(110)の回転を発生させ、前記第1の補助アーム(110)は、前記接合部(114)または前記第1のバネ(115)によって前記ブラシホルダアーム(3)を駆動し、
・前記ブラシホルダアーム(3)を前記フレーム(10)から離れて移動させる傾向がある側方力が存在する場合、
○最初に、前記第2のバネ(118)は、圧縮され、前記第2の補助アーム(112)が、前記アクチュエータ(54)を無理に動かすことなく前記第1の補助アーム(110)に対して旋回することを可能にし、
○前記第2のバネ(118)が所定のレベルの圧縮に到達すると、前記バネ自体は、伸びて、前記ブラシホルダアーム(3)を後方に引く、請求項1に記載の清掃車。 - 前記フレーム(10)と、水平方向に変位可能な構造(66)との間に取り付けられた付加バネ(65)をさらに含み、前記変位可能な構造は、支持アーム(67、83’、120’)に接続され、前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記支持アームに接続され、それにより、
・前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記略垂直軸回りで前記支持アーム(67、83’、120’)に対して旋回され、
・前記付加バネ(65)は、前記ブラシホルダアーム(3)に作用する前方の衝撃を吸収するように構成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の清掃車。 - フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、前記車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車において、前記ブラシホルダアーム(3)のそれぞれは、略垂直軸回りで前記ブラシホルダアームを旋回させるように構成された機構を設けられ、前記機構は、リニアアクチュエータ(54)と第1の補助アーム(57、75、110)とを含み、前記アクチュエータ(54)は、2つの旋回軸(55、56)間に取り付けられ、前記2つの旋回軸の一方(55)は、前記フレーム(10)に接続され、および他方の旋回軸(56)は、前記第1の補助アーム(57、75、110)に接続され、前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記ブラシホルダアーム(3)と同じ前記略垂直軸回りであるが前記ブラシホルダアーム(3)とは独立して旋回することができ、前記清掃車は、前記フレーム(10)と、水平方向に変位可能な構造(66)との間に取り付けられたバネ(65)をさらに含み、前記変位可能な構造は、支持アーム(67、83’、120’)に接続され、前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記支持アームに接続され、それにより、
・前記ブラシホルダアーム(3)および前記第1の補助アーム(57、75、110)は、前記略垂直軸回りで前記支持アーム(67、83’、120’)に対して旋回することができ、
・前記バネ(65)は、前記ブラシホルダアーム(3)に作用する前方の衝撃を吸収するように構成されることを特徴とする清掃車。 - フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、前記車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車であって、前記ブラシホルダアーム(3)のそれぞれは、
・プロファイル部材の2つの対であって、各対は、上部プロファイル部材(11)と下部プロファイル部材(12)とを含み、前記上部および下部プロファイル部材は、
− 旋回軸の第1の対(15、16)により、前記フレームまたは前記フレームに接続された構造にそれぞれ接続され、水平軸回りでの前記フレーム(10)に対する前記プロファイル部材の旋回を可能にし、
− 旋回軸の第2の対(17、18)により、前記ブラシ(2)の前記回転円板(19)にそれぞれ接続され、水平軸回りでの前記回転円板(19)に対する前記プロファイル部材の旋回を可能にし、
それにより、前記プロファイル部材の各対の前記4つの旋回軸(15、16、17、18)は、変形可能な平行四辺形を形成し、前記2つの平行四辺形は、略同じ寸法を有し、かつ平行な垂直面に位置する、プロファイル部材の2つの対と、
・前記プロファイル部材の対間に取り付けられたアクチュエータ(25)であって、垂直面で前記ブラシ(2)を引き上げるかまたは引き下げるように前記平行四辺形の変形を作動させるように構成されるアクチュエータ(25)と
を含み、前記アクチュエータ(25)は、前記ブラシ(2)が最大まで引き上げられると、前記アクチュエータ(25)が前記プロファイル部材の対の前記上部プロファイル部材(11)の下に位置付けられるように構成される、清掃車において、
・前記プロファイル部材の対のそれぞれの前記下部旋回軸(16、18)は、前記上部旋回軸(15および17)に対して水平方向において後方に配置され、
・プロファイル部材(11、12)の各対の前記上部(11)および下部(12)プロファイル部材のそれぞれは、互いに固定された2つの直線部分(35、36)によって形成され、第1の部分(35)は、前記ブラシ(2)の前記回転円板の側に存在し、前記ブラシが最大まで引き上げられると略水平に向けられ、および第2の部分(36)は、前記フレーム(10)の側に存在し、前記ブラシ(2)が最大まで引き上げられると下向きに傾斜されることを特徴とする清掃車。 - 前記アクチュエータ(25)は、第1の旋回軸(27)により、前記フレーム(10)または前記フレーム(10)に接続された構造に旋回可能に接続されたシリンダ(40)と、ロッド(42)に固定されるピストン(41)とを含む液圧アクチュエータであり、前記ロッドは、第2の旋回軸(28)によって前記ブラシ(2)の前記回転円板(19)に旋回可能に接続され、前記ピストンは、前記シリンダを2つの区画に分割し、第1の区画は、前記フレーム(10)の側に存在し、および第2の区画は、前記ブラシ(2)の側に存在し、
・前記アクチュエータの前記第1の旋回軸(27)は、前記プロファイル部材の前記旋回軸の第1の対(15、16)の上方に位置し、
・前記アクチュエータの前記第2の旋回軸(28)は、前記プロファイル部材の前記旋回軸の第2の対(17、18)間に位置する、請求項9に記載の清掃車。 - 前記アクチュエータは、第1の旋回軸(27)により、前記フレーム(10)または前記フレーム(10)に接続された構造に旋回可能に接続されたシリンダ(40)と、ロッド(42)に固定されるピストン(41)とを含む液圧アクチュエータ(25)であり、前記ロッドは、第2の旋回軸(28)によって前記ブラシ(2)の前記回転円板(19)に旋回可能に接続され、前記ピストンは、前記シリンダを2つの区画に分割し、1つの区画は、前記フレーム(10)の側に存在し、および1つの区画は、前記ブラシ(2)の側に存在し、前記アクチュエータは、作動液タンクおよび液圧ポンプならびに/またはアキュムレータに接続され、前記アクチュエータは、
・前記ブラシ(2)を引き上げるために、前記回転円板(19)の側の前記区画が液圧下に置かれ、それにより、前記ブラシが、前記ブラシホルダアーム(3)を引く前記ロッド(42)によって引き上げられ、
・前記ブラシ(2)を引き下げるために、前記回転円板の側の前記区画の圧力が下げられ、それにより、前記ブラシホルダアーム、前記回転円板および前記ブラシの重量が前記ブラシを降下させる
ように構成される、請求項9または10に記載の清掃車。 - 前記ブラシの側の前記区画のみが前記ポンプに接続される、請求項11に記載の清掃車。
- 前記2つの区画は、前記ポンプと、場合により1以上のアキュムレータと、前記タンクとを含む液圧回路の一部を形成する、請求項11に記載の清掃車。
- フレーム(10)と、少なくとも3つの車輪(5)と、推進モータと、運転手のための車室(1)と、1以上のブラシ(2)であって、各ブラシは、前記車室の前方および/または周辺で延在するブラシホルダアーム(3)の端部に取り付けられた回転円板(19)に対して回転を行うことができる、1以上のブラシ(2)と、ごみ吸引および収集手段とを含む清掃車であって、前記手段は、吸引タービン(102)と、前記タービンを駆動するように構成されたモータ(103)と、吸引空気を濾過するためのフィルタ(104)とを含む、清掃車において、前記フィルタは、前記タービンの入口と直接接触して取り付けられることを特徴とする清掃車。
- 前記フィルタは、筒状フィルタ(104)であり、前記モータ、前記タービンおよび前記フィルタは、同軸に取り付けられる、請求項14に記載の清掃車。
- 前記モータ、前記タービンおよび前記フィルタの共通の軸は、前記清掃車に対して左右方向に向けられる、請求項15に記載の清掃車。
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