JP3206865U - コンクリートシュート支持台 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンクリートシュートを、所望の高さで簡単に支持することができ、しかも安定して支持することができる新規なコンクリートシュート支持台を提供する。【解決手段】台座部2と該台座部2に立設された柱材3とにより成る一対のフレーム4間に渡り補強材5a〜5cを取り付け、一対の柱材3の対向する面の水平位置にフック6を複数段設け、対向するフック6間に支持部材7を掛け渡して構成し、支持部材7をチェーンで構成し、チェーンの一方の端部7aを柱材3に固定して構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、コンクリートシュートの支持台に関するものであり、より詳しくは、コンクリートを流下させるために用いられる樋状に形成されたコンクリートシュートを支持するための、コンクリートシュート支持台に関するものである。
コンクリートミキサー車等の供給元から、硬化する前の流動体状のコンクリート、所謂「生コン」をコンクリートの打設現場に搬送するために、斜めシュートと呼ばれるコンクリートシュートを用いることがある。ここに、コンクリートシュートは、樋状のものであり、供給元から供給先にコンクリート(生コン)を流下させるものである。
そして、全長が例えば2m〜4mといった長いコンクリートシュートを用いる場合には、流下させるコンクリートの重みに耐えられずにコンクリートシュートが折れ曲ってしまう可能性があることから、コンクリートシュートの中間部分を支持することが行われている。
しかしながら、コンクリートシュートを支持するための専用の器具はなく、脚立等の適宜の台を用いてコンクリートシュートを支持しているのが現状である。
特許文献1には台座と、該台座に立設された固定杆と、該固定杆に昇降自在に挿嵌された昇降杆と、この昇降杆に設けられ、樋状のコンクリートシュートを支持するシュート支持部とを備えたコンクリートシュート支持台が開示されている。
脚立等の適宜の台を用いてコンクリートシュートを支持しようとしても、脚立等の台は高さが一定であるため、コンクリートシュートを所望の高さで支持しようとすると、台とコンクリートシュートとの間に枕木や板等の別途の部材を介在させて支持高さを調節しなければならず、支持高さの調節が面倒である。
また、コンクリートシュートを支持するための専用の台ではないため、コンクリートシュートを安定して支持することが困難である。
本考案は、上記実状を鑑みてなされたものであり、コンクリートシュートを、所望の高さで簡単に支持することができ、しかも安定して支持することができる新規なコンクリートシュート支持台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、台座部と該台座部に立設された柱材とにより成る一対のフレーム間に渡り補強材を取り付け、一対の柱材の対向する面の水平位置にフックを複数段設け、対向するフック間に支持部材を掛け渡して構成した。
(2) 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のコンクリートシュート支持台において、支持部材をチェーンで構成した。
(3) 請求項3に記載の考案は、請求項2に記載のコンクリートシュート支持台において、チェーンの一方端を柱材に固定して構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
本考案にかかるコンクリートシュート支持台1は、図1、図2に示すように一対のフレーム4,4間に支持部材7を、フック6に掛ける形態で取り付けてある。そして、掛けるフック7を代えるという容易な手段で、図1に示すように支持部材7を高い位置に設置したり、図2に示すように低い位置に設置することが可能となる。
図4に示すように、支持部材7でコンクリートシュート8を支持するものであり、上述の通り支持部材7を設置する高さは容易に変更可能であることから、本考案によればコンクリートシュートを所望の高さで簡単に支持することができるのである。
図5は実際の使用場面を説明するものである。コンクリートミキサー車9から排出させる生コンを、コンクリートシュート8を用いて打設場所、あるいは図示される一輪車10等の運搬具まで搬送するものであり、このコンクリートシュート8を適宜位置でコンクリートシュート支持台1により支持するものである。かように本考案はコンクリートシュートを支持するための専用の台であるため、コンクリートシュートを安定して支持することが可能となるのである。
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1乃至図3に示すように本考案にかかるコンクリートシュート支持台1は、一対のフレーム4,4と、フレーム4,4間に掛け渡した補強材5a,5b,5cと、フレーム4,4間に設置される支持部材7とにより成るものである。
フレーム4は角パイプ製の台座部2と、当該台座部2に垂直方向に立設された角パイプ製の柱材3とにより成るものである。むろんこれは一例であり、台座部2を円盤状の部材で形成しても構わないし、柱材も角パイプ製に限定されるわけではない。コンクリートシュートを安定して支持可能であれば任意の形状・素材を採用できる。
一対のフレーム間に4,4間には、補強材5a,5b,5cが介在させてある。支持するコンクリートシュートよりも上部に位置する補強材5cは、コンクリートシュート及び搬送される生コンの重みにより、柱材が内側によることを防ぐ役目も果たすものである。
一対の柱材3、3の対向する面の水平位置には、フック6が複数段設けてある。このフックは十分な強度を持たすために柱材3に溶接することが好ましい。
水平位置に存するフック6,6に掛け渡す支持部材7は、例えば両端にフック6に係止可能なリングを備えたワイヤといったものでも良いが、請求項2,3記載の考案では、チェーンを用いている。チェーンで形成した支持部材7の端部7aを柱材7に溶接などの方法で固定しておけば、チェーンの紛失を防止可能となる。
1・・コンクリートシュート支持台
2・・台座部
3・・柱材
4・・フレーム
5a,5b,5c・・補強材
6・・フック
7・・支持部材
2・・台座部
3・・柱材
4・・フレーム
5a,5b,5c・・補強材
6・・フック
7・・支持部材
Claims (3)
- 台座部と該台座部に立設された柱材とにより成る一対のフレーム間に渡り補強材を取り付け、一対の柱材の対向する面の水平位置にフックを複数段設け、対向するフック間に支持部材を掛け渡したコンクリートシュート支持台。
- 支持部材がチェーンである請求項1に記載のコンクリートシュート支持台。
- チェーンの一方端を柱材に固定した請求項2に記載のコンクリートシュート支持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003654U JP3206865U (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | コンクリートシュート支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003654U JP3206865U (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | コンクリートシュート支持台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3206865U true JP3206865U (ja) | 2016-10-06 |
Family
ID=57047687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016003654U Active JP3206865U (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | コンクリートシュート支持台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3206865U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107363997A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-21 | 无锡威奥液压机电设备有限公司 | 一种用于建筑混凝土加工的搅拌输注装置 |
KR20200003594A (ko) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | (주)에쓰에이오프쇼어 | 해양 구조물용 고정지지대 |
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2016
- 2016-07-28 JP JP2016003654U patent/JP3206865U/ja active Active
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KR20200003594A (ko) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | (주)에쓰에이오프쇼어 | 해양 구조물용 고정지지대 |
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