JP3206860B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents

回転コネクタ装置

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JP3206860B2 JP23950694A JP23950694A JP3206860B2 JP 3206860 B2 JP3206860 B2 JP 3206860B2 JP 23950694 A JP23950694 A JP 23950694A JP 23950694 A JP23950694 A JP 23950694A JP 3206860 B2 JP3206860 B2 JP 3206860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動車のス
テアリングハンドルのパッド部に設けたエアバッグ等に
電源を供給する回転コネクタ装置の改良に関し、特に、
ステータハウジングとロータハウジングとをアタッチメ
ントで連結する際の、組付け寸法公差によって発生する
ガタを無くする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステータハウジングとロータハウ
ジングとをアタッチメントで連結した構造の回転コネク
タ装置は、実開平1−170980号公報に開示したも
のが有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の回転コネクタ装置では、ステータハウジング、ロー
タハウジング及びアタッチメントの組付け寸法公差によ
ってガタが発生する。この回転コネクタ装置は、ロータ
ハウジングがステアリングハンドルと共に回転するが、
ロータハウジングがステータハウジングに対して回転動
作するとき、上記ガタによって異音が発生し、車両の乗
員に不快感を与える問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記した課
題を解決するものであり、組み付ける際に押し潰れる突
起を設け、この突起によって組付け公差を吸収してガタ
の発生を防止するように改良した回転コネクタ装置を提
供することを目的とする。
【0005】この発明は、上記した目的達成のために次
の手段を提供する。すなわち、ステータハウジングと、
該ステータハウジングに対して回転自在に装着したロー
タハウジングと、前記両ハウジングを連結するアタッチ
メントと、前記両ハウジングが成す空間内に渦巻き状に
収納した柔軟ケーブルと、を備えた回転コネクタ装置に
おいて、爪と該爪に弾性嵌合する嵌合部とを介して、前
記ステータハウジング又はロータハウジングにアタッチ
メントを組み付ける際に押し潰れる突起を、該ステータ
ハウジング、ロータハウジング及びアタッチメントの少
なくともいずれか1つの嵌合される部分に、設けたこと
を特徴とする回転コネクタ装置。
【0006】また上記発明の実施態様として、前記ステ
ータハウジング、ロータハウジング及びアタッチメント
の少なくともいずれか1つの円周方向に、第1の面を備
え、該第1の面に凹部を形成すると共に、前記突起を凹
部内に設け、かつ該突起の高さを凹部の深さ寸法より若
干長い寸法で設けたことを特徴とする回転コネクタ装置
を提供する。3
【0007】また別の実施態様として、前記アタッチメ
ントに設けた突片と当接する段部を前記ステータハウ
ジング又はロータハウジングの少なくともいずれか1つ
の内周に形成し、この段部に前記突起を設けたことを特
徴とする回転コネクタ装置を提供する。
【0008】また別の実施態様として、前記段部が、前
記ハウジングの円周方向に第1の面を、軸方向に第2の
面を備えるとともに、第1の面には第1の突起を、第2
の面には第2の突起をそれぞれ形成したことを特徴とす
る回転コネクタ装置を提供する。
【0009】
【実施例】図1〜図5は、この発明に係る好適な実施例
を示したものである。同図において、1はステータハウ
ジング、2はロータハウジング、3はアタッチメント、
4は柔軟ケーブル、5,6はターミナルであり、これら
を次に説明する。
【0010】まずステータハウジング1は、例えば自動
車のコンビネーションスイッチ(図示せず)に固定す
る。またロータハウジング2は、ステータハウジング1
に対して回転自在に装着するとともに、連結ピン21に
よってステアリングハンドル(図示せず)に連結する。
該ロータハウジング2は、その内周22に爪23と、段
部24を形成する。該爪23は、アタッチメント3に設
けた嵌合部31と嵌合する部分である。同様に段部24
は、アタッチメント3に設けた突片32と当接する部分
である。
【0011】該段部24の構造を図3、図4によって説
明する。該段部24は、前記ロータハウジング2の円周
方向に第1の面241を、軸方向に第2の面242を備
える。そして、第1の面241には第1の突起243
を、第2の面242には第2の突起244をそれぞれ形
成する。そして、第1の面241には凹部245を形成
し、該凹部245内の略中央に第1の突起243を設け
る。
【0012】ちなみに、該第1の突起243の高さ寸法
h2は、凹部245の深さ寸法h1より若干長い寸法に
設定する。例えば、h2−h1≒0.2〜0.3[m
m]に設定する。これにより、アタッチメント3の突片
32が第1の面241に当接するとき、突片32が第1
の突起243を押し潰し、アタッチメント3とロータハ
ウジング2とを組み付けた際の軸方向の組付け寸法公差
を吸収してガタの発生を無くする。同様に、アタッチメ
ント3の突片32が第2の面242にある第2の突起2
44を押し潰し、円周方向の組付け寸法公差を吸収して
ガタの発生を無くする。
【0013】次にアタッチメント3は、前記両ハウジン
グ1,2を連結するものであり、ロータハウジング2の
爪23に弾性嵌合する嵌合部31と、ロータハウジング
2の段部24に当接する突片32とを有する。
【0014】また柔軟ケーブル4は、例えば導電線を樹
脂フィルムに挟み込んだ構造の、いわゆるフラットケー
ブルを使用する。該柔軟ケーブル4は、前記ステータハ
ウジング1とロータハウジング2とが成すドーナツ状の
空間内に収納しており、その一端をステータハウジング
1のターミナル5に、残りの他端をロータハウジング2
のターミナル6にそれぞれ電気的に接続している。
【0015】上記構成からなる回転コネクタ装置は、次
のように作動する。上記構成の回転コネクタ装置は、タ
ーミナル6をステアリングハンドル側の例えばエアバッ
グ装置(図示せず)に接続し、他方のターミナル5を車
体側の例えばエアバッグコントローラ(図示せず)に接
続する。これにより、例えば自動車が衝突事故を発生し
たとき、エアバッグコントローラからの電気信号は、回
転コネクタ装置の柔軟ケーブル4を介してステアリング
パッドの例えばエアバッグ装置に伝達し、インフレータ
を点火してエアバッグを膨張させることとなる。
【0016】
【他の実施例】尚、この発明は、上記した実施例に限定
するものでない。例えば、上記実施例の場合、突起はロ
ータハウジングの内周に形成した段部に設けているが、
この突起はステータハウジングやアタッチメントに設け
てもよい。また、突起の形状は三角柱状のものに限定せ
ず、例えば円錐状や他の押し潰れ易い形状の突起であれ
ばよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上述の構成作用を有するの
で次の効果を奏する。すなわち、ステータハウジング、
ロータハウジング及びアタッチメントの少なくともいず
れか1つに、該ステータハウジング、ロータハウジング
及びアタッチメントを組み付ける際に押し潰れる突起を
設けたので、組付け公差を吸収してガタの発生を防止す
ることができ、ロータハウジングがステータハウジング
に対して回転動作するとき、異音が発生せず、車両の乗
員に不快感を与えることがない。
【0018】また、突起を凹部内に設けることにより、
突起の潰れ部分を凹部内に積極的に避けさせることがで
き、組付け公差の吸収をより効果的に行うことができ
る。
【0019】また、アタッチメントと当接する段部をス
テータハウジング又はロータハウジングの少なくともい
ずれか1つに形成し、段部が、ハウジングの円周方向に
第1の面を、軸方向に第2の面を備えるとともに、第1
の面には第1の突起を、第2の面には第2の突起をそれ
ぞれ形成することにより、円周方向と軸方向との両方向
の組付け公差を一度に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す矢視A−A線方向の断面図である。
【図3】図1に示す丸枠B部の拡大図である。
【図4】図3に示す矢視C−C線方向の断面図である。
【図5】この発明に係る回転コネクタ装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ステータハウジング 2 ロータハウジング 3 アタッチメント 4 柔軟ケーブル 5,6 ターミナル 22 内周 23 爪 24 段部 31 嵌合部 32 突片 241 第1の面 242 第2の面 243 第1の突起 244 第2の突起 245 凹部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータハウジング(1)と、該ステー
    タハウジング(1)に対して回転自在に装着したロータ
    ハウジング(2)と、前記両ハウジング(1,2)を連
    結するアタッチメント(3)と、前記両ハウジング
    (1,2)が成す空間内に渦巻き状に収納した柔軟ケー
    ブル(4)と、を備えた回転コネクタ装置において、 爪(23)と該爪(23)に弾性嵌合する嵌合部(3
    1)とを介して、前記ステータハウジング(1)又はロ
    ータハウジング(2)にアタッチメント(3)を組み付
    ける際に押し潰れる突起(243,244)を、該ステ
    ータハウジング(1)、ロータハウジング(2)及びア
    タッチメント(3)の少なくともいずれか1つの嵌合さ
    れる部分に、設けたことを特徴とする回転コネクタ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記ステータハウジング(1)、ロータハウジング
    (2)及びアタッチメント(3)の少なくともいずれか
    1つの円周方向に、第1の面(241)を備え、 該第1の面(241)に凹部(245)を形成すると共
    に、前記突起(243)を凹部(245)内に設け、か
    つ該突起(243)の高さ(h2)を凹部(245)の
    深さ寸法(h1)より若干長い寸法で設けたことを特徴
    とする回転コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載の発明におい
    て、 前記アタッチメント(3)に設けた突片(32)と当接
    する段部(24)を前記ステータハウジング(1)又
    はロータハウジング(2)の少なくともいずれか1つ
    内周(22)に形成し、この段部(24)に前記突起
    (243,244)を設けたことを特徴とする回転コネ
    クタ装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、 前記段部(24)が、前記ハウジング(1,2)の円周
    方向に第1の面(241)を、軸方向に第2の面(24
    2)を備えるとともに、第1の面(241)には第1の
    突起(243)を、第2の面(242)には第2の突起
    (244)をそれぞれ形成したことを特徴とする回転コ
    ネクタ装置。
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