JP3114914B2 - 回転コネクタ装置 - Google Patents
回転コネクタ装置Info
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Description
テアリングハンドルのパッド部に設けたエアバッグ等に
電源を供給する為に適した回転コネクタ装置の改良に関
し、特に、柔軟ケーブルに電気的に接続したターミナル
を樹脂モールドする支持体を改良した技術に関する。
ルを支持体で支持した構造を有する回転コネクタ装置が
各種存在した。例えば、特開平4−298982号公報
は、柔軟ケーブル接続用ターミナルを支持体で支持し、
この支持体をハウジングの壁に設けた貫通口から外側に
取り出した構造を開示していた。
の支持体は一般的に樹脂成形で形成しており、射出成形
後の樹脂が硬化する際、いわゆるヒケ現象によって変形
することが多い。この支持体の変形により、ターミナル
に接続した柔軟ケーブルと、該柔軟ケーブルを収納した
ハウジングの壁面との平行度が確保できなくなり、柔軟
ケーブルがハウジングの壁面に干渉する。これにより、
ハウジングが回転動作する際に柔軟ケーブルの摺動音が
発生するとか、柔軟ケーブルの耐久性能が劣化する問題
が発生していた。
題を解決するものであり、樹脂成形時に発生するヒケ現
象によって支持体が変形しにくく、仮に支持体が変形し
ても柔軟ケーブルとハウジングの壁面との平行度を確保
することができるようにして、柔軟ケーブルの摺動音が
発生するとか、柔軟ケーブルに耐久性能が劣化する問題
点を少なくした回転コネクタ装置を提供することを目的
とする。
に次の手段を提供する。すなわちこの発明は、ハウジン
グと、該ハウジングが成す空間内に渦巻き状に収納した
柔軟ケーブルと、該柔軟ケーブルから露呈した導電線に
電気的に接続したターミナルと、該ターミナルを樹脂モ
ールドするとともに前記ハウジングに固定した支持体
と、を備えた回転コネクタ装置において、前記支持体
が、前記ターミナルの一端部を露呈したコネクタ部と、
該コネクタ部から突出した挟持片と、該挟持片に連続し
て形成すると共に、前記柔軟ケーブルに接続するターミ
ナルの他端部を露呈したケーブル接続部と、を具備した
回転コネクタ装置を提供する。
記挟持片を前記ハウジングと、該ハウジングに組み合わ
さる他のハウジングとで挟持した回転コネクタ装置を提
供する。
クタ部とケーブル接続部とを所定の間隙を介して結合し
た回転コネクタ装置を提供する。
を示したものである。同図において、1,2はハウジン
グ、3は柔軟ケーブル、4はターミナル、5は支持体で
あり、これらを次に詳述する。
ビネーションスイッチに固定する部分であり、ステータ
ハウジングとも言う。該ハウジング1,2は、ステアリ
ングハンドル(図示せず)に連結したロータハウジング
(図示せず)を回転自在に装着している。そして一方の
ハウジング1は枠体形状を成し、他方のハウジング2は
カバー形状を成しており一方のハウジング1と組合わせ
て使用される。
を樹脂フィルムに挟み込んだ構造の、いわゆるフラット
ケーブルを使用する。該柔軟ケーブル3は、前記ハウジ
ング1,2とロータハウジングとが成すドーナツ状の空
間内に収納しており、その一端を支持体5によってハウ
ジング1,2に固定している。また、残りの他端をロー
タハウジングに固定している。
って形成したものである。該ターミナル4は、複数のタ
ーミナル片によって構成したものであり、支持体5にモ
ールドした後、該ターミナル片の相互間を連結した連結
片(図示せず)を切断している。そしてターミナル4
は、一端を支持体5のコネクタ部51に、他端をケーブ
ル接続部52に露呈している。
うに上記ターミナル4を樹脂モールドするものであり、
コネクタ部51、ケーブル接続部52、間隙53、固定
片54及び挟持片55によって構成している。詳述する
と、該支持体5は、図6に示すようにコネクタ部51に
対して、該コネクタ部51から突出し該コネクタ部51
に一端を固定し、他端をケーブル接続部52に固定した
挟持部55を片持ち梁状に結合すると共に、図1、及び
図2に示すようにコネクタ部51と挟持片55との間に
所定の間隙53を設けている。
に示すようにケーブル接続部52とコネクタ部51との
間に挟持片55を有しており、該挟持片55を図4及び
図5のクロスハッチングA,Bで示した部分によって両
ハウジング1,2に挟み込み、これによってケーブル接
続部52をハウジング1,2に固定している。したがっ
て、この固定構造では、図6に示すように支持体5がヒ
ケ現象によって変形し、挟持部55が基端部Eを中心と
して、矢印F、又はG方向に反り曲がったとしても、挟
持部55が前記両ハウジング1、又は2に押圧されるこ
とで、ケーブル接続部52がハウジング1,2によって
所望の状態に規制され、図6に示すごとく柔軟ケーブル
3とハウジング2の壁面21の平行度を確保することが
できる。
ジング1に接して固定片54をハウジング1にネジ止め
するが、コネクタ部51及びケーブル接続部52相互間
の歪みは間隙53によって吸収される。また、この間隙
53は支持体5の各部の肉厚を比較的均等にする一助と
なり、そのためのヒケ現象の発生程度を抑制することに
も寄与している。
のように作動する。上記構成の回転コネクタ装置は、ス
テアリングハンドル側の例えばエアバッグ装置(図示せ
ず)と、車体側の例えばエアバッグコントローラ(図示
せず)とに接続する。その際、車体側のコネクタ(図示
せず)には支持体5のコネクタ部51を嵌合する。これ
により、例えば自動車が衝突事故を発生したとき、エア
バッグコントローラからの電気信号は、回転コネクタ装
置の柔軟ケーブル3を介してステアリングパッドの例え
ばエアバッグ装置に伝達し、インフレータを点火してエ
アバッグを膨張させることとなる。
で次の効果を奏する。すなわち、樹脂成形時に発生する
ヒケ現象によって支持体が変形しにくく、仮に支持体が
変形しても柔軟ケーブルとハウジングの壁面との平行度
を確保することができる。そのため、柔軟ケーブルの摺
動音が発生するとか、柔軟ケーブルの耐久性能が劣化す
る問題が減少する。
面図である。
の上面図である。
の上面図である。
で挟持した状態を示す要部断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジング(1,2)と、該ハウジング
(1,2)が成す空間内に渦巻き状に収納した柔軟ケー
ブル(3)と、該柔軟ケーブル(3)から露呈した導電
線(31)に電気的に接続したターミナル(4)と、該
ターミナル(4)を樹脂モールドするとともに前記ハウ
ジング(1,2)に固定した支持体(5)と、を備えた
回転コネクタ装置において、 前記支持体(5)が、前記ターミナル(4)の一端部を
露呈したコネクタ部(51)と、該 コネクタ部(51)から突出した挟持片(55)と、 該挟持片(55)に連続して形成すると共に、前記柔軟
ケーブル(3)に接続するターミナル(4)の他端部を
露呈した ケーブル接続部(52)と、を具備した回転コ
ネクタ装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記支持体(5)は、前記挟持片(55)を前記ハウジ
ング(1)と、該ハウジング(1)に組み合わさる他の
ハウジング(2)とで挟持した回転コネクタ装置。 - 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の発明におい
て、 前記支持体(5)のコネクタ部(51)とケーブル接続
部(52)とを所定の間隙(53)を介して結合した回
転コネクタ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06173415A JP3114914B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 回転コネクタ装置 |
US08/463,850 US5651686A (en) | 1994-07-01 | 1995-06-05 | Rotary connector device |
KR1019950016631A KR100315858B1 (ko) | 1994-07-01 | 1995-06-21 | 회전커넥터장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06173415A JP3114914B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 回転コネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817537A JPH0817537A (ja) | 1996-01-19 |
JP3114914B2 true JP3114914B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=15960022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06173415A Expired - Fee Related JP3114914B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 回転コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114914B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3373966B2 (ja) * | 1995-02-10 | 2003-02-04 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP06173415A patent/JP3114914B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0817537A (ja) | 1996-01-19 |
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