JP3089191B2 - 配線板用接続端子 - Google Patents
配線板用接続端子Info
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Description
で分岐回路が形成される配線板に用いられる配線板用接
続端子に関する。
ーネスに含まれるジョイント部分の吸収や回路保護のた
め、従来複数のブスバーと絶縁基板とを重ねて形成され
る積層配線板を絶縁ケース内に内蔵し、ヒューズやリレ
ー等の電気部品を搭載する配線板が広く用いられてい
る。
みでは回路構成が複雑となり、車種やグレードによる回
路の一部変更に対してもブスバー回路全体の設計変更を
余儀なくされる。
を取り付け、これらの端子間を絶縁被覆された電線で接
続した構造の配線板が提案されている(特開昭57−5
3083号)。このような配線板について図3及び図4
を用いて説明する。図3に示すように、配線板1は、平
板状の絶縁支持体3に複数の装着孔が形成されており、
これらの装着孔には、接続端子5がそれぞれ挿着されて
いる。
一側に圧接端子部7が形成され、他端側に接続端子部9
が形成されている。圧接端子部7には、圧接溝(スロッ
ト)11が形成されている。この圧接溝11内には、絶
縁被覆された電線が圧入され、圧接溝11に設けられた
圧接刃により絶縁被覆が破断されて内部の導電体と接続
端子とが電気的に接続される。そして、図3に示すよう
に、各接続端子5が電線13により接続されることによ
り、分岐回路が形成されている。また、絶縁支持体3に
装着された接続端子5同士を接続する電線を自動的に配
索する装置及び方法については特開平4−171688
号公報に提案されている。
線板では、絶縁基板に装着した圧接端子間を電線で接続
することにより分岐回路を形成しているため、通電電流
に対して制約がある。すなわち、大電流を通電するため
に大径の電線を用いる必要があるが、圧接端子の大きさ
には限界があるため大径の電線を用いることが出来な
い。また、大径の電線を圧接により端子と接続する場合
には大きな圧接力が必要となり、作業が困難なものとな
る。従って、圧接端子間を電線で接続する構造のみで
は、大電流を流すことが出来ない。
な配線板を得るには、ブスバーを用いて分岐回路を形成
すれば良いが、この場合には、小電流しか流す必要のな
い部分までブスバーを用いるため無駄が生じ、上記と同
様に回路構成も複雑になる。そこで、本発明は、大電流
を流す回路部分をブスバーで接続することが出来、小電
流を流す回路部分では電線で接続することが出来る接続
端子の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、電線又はブスバーで分岐回路が
形成される配線板に支持されて前記電線又はブスバーと
接続される配線板用接続端子であって、前記電線が圧接
される圧接端子部と、前記ブスバーが弾性挟持される弾
性挟持部と、他の端子と接続される接続端子部とからな
り、前記圧接端子が、前記接続端子と一体に成形された
箱体部の対向する圧接側壁と、これらの圧接側壁にそれ
ぞれ設けられて電線が圧接される溝とからなり、前記弾
性挟持部が、前記圧接側壁に対して交差する方向に沿う
側壁に設けられた対向する支持板部と、これらの支持板
部の先端部から互いに対向する方向へ折り曲げられた一
対の弾性接触片とからなることを特徴としている。
を流す回路部分は、接続端子の弾性挟持部にブスバーを
挟持させて大電流用の回路を形成し、小電流を流す回路
部分は、圧接端子に電線を圧接させることにより小電流
用の回路を形成する。また、接続端子に電線を圧接する
場合には、電線を圧接側壁の溝に圧接し、ブスバーを接
続端子に接続する場合には、支持板部に設けられた一対
の弾性接触片間に挿入し、弾性接触片により弾性挟持さ
せる。
で分岐回路が形成される配線板に支持されて前記電線又
はブスバーと接続される配線板用接続端子であって、前
記電線が圧接される圧接端子部と、前記ブスバーが弾性
挟持される弾性挟持部と、他の端子と接続される接続端
子部とからなり、前記圧接端子が、前記接続端子と一体
に成形された箱体部の対向する圧接側壁と、これらの圧
接側壁にそれぞれ設けられて電線が圧接される溝とから
なり、前記弾性挟持部が、前記圧接側壁に対して交差す
る方向に沿う側壁に設けられた対向する支持板部と、こ
れらの支持板部の先端部から互いに対向する方向へ折り
曲げられた一対の弾性接触片とからなり、前記接続端子
部が前記配線板に表裏を貫通して設けられた装着孔に挿
通されて先端部が他の端子と接続されることを特徴とし
ている。
を圧接する場合には、圧接端子部に電線を圧入し圧接す
る。また、大電流用の回路を形成する場合には、接続端
子の弾性挟持部にブスバーを挟持させる。また、配線板
に装着された接続端子の接続端子部に他の端子を接続す
ることにより、分岐回路と端子とが接続される。
態について図面を用いて説明する。図1(a)は接続端
子15を示す斜視図、図1(b)は電線を圧接した状態
の接続端子15を示す斜視図、図1(c)はブスバーを
弾性挟持した状態の接続端子を示す斜視図である。
子15は、電線17(図1(b)参照)が圧接される圧
接端子部19と、ブスバー21(図1(c)参照)が弾
性挟持される弾性挟持部23と、他の端子と接続される
接続端子部25とからなる。
に折曲形成された箱体部27の対向する圧接側壁29、
29と、これらの圧接側壁29、29に設けられた圧接
溝31、31とからなる。また、弾性挟持部23は、圧
接側壁29、29に対して交差する方向に沿う側壁3
3、33に設けられた支持板部35、35と、これらの
支持板部35の先端部から互いに対向する方向へ折り曲
げられた弧状の弾性接触片37、37とからなる。
に示すように、配線板39に表裏を貫通して形成された
装着孔39aに挿通されて、接続端子部25が裏面側に
突出する。この突出した裏面側には、他の端子、例えば
雌形端子等が接続される。
場合、大電流が流れる回路の場合には、ブスバー21を
用いて分岐回路を形成する。このときには、図1(c)
に示すように、接続端子15の弾性接触片37、37間
にブスバー21を挿入して弾性挟持させることにより、
容易に回路を形成することが出来る。
線17を用いて分岐回路を形成する。このときには、図
1(b)に示すように接続端子15の圧接端子部19に
電線を圧接させることにより接続端子15同士を容易に
接続することが出来る。
21を用いることにより大電流を流す回路を形成するこ
とが出来ると共に、電線17により小電流を流す回路を
形成することが出来る。
続と、電線の圧接が出来るので、部品種類を削減するこ
とが可能となる。
用いることがないので、軽量化が可能となる。また、車
種やグレードによる回路の一部変更に対してもブスバー
回路全体の設計変更をする必要がなく、設計変更におけ
る自由度を向上させることが出来る。
れば、圧接端子部と弾性挟持部と接続端子部とから接続
端子を形成したことにより、大電流を流す回路部分は、
接続端子の弾性挟持片間にブスバーを挟持させて大電流
用の回路を形成し、小電流を流す回路部分は、圧接端子
部の溝に電線を圧入することにより小電流用の回路を形
成することができる。
線板に表裏を貫通して設けられた装着孔に挿通されて先
端部が他の端子と接続されるので、配線板に装着された
接続端子の接続端子部に他の端子を接続することによ
り、分岐回路と他の端子とを接続することができる。
(a)は斜視図、(b)は電線を圧接した状態を示す斜
視図、(c)はブスバーを弾性挟持した状態を示す斜視
図である。
し、(a)は斜視図、(b)は接続端子と配線板との関
係を示す断面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電線又はブスバーで分岐回路が形成され
る配線板に支持されて前記電線又はブスバーと接続され
る配線板用接続端子であって、前記電線が圧接される圧
接端子部と、前記ブスバーが弾性挟持される弾性挟持部
と、他の端子と接続される接続端子部とからなり、前記
圧接端子が、前記接続端子と一体に成形された箱体部の
対向する圧接側壁と、これらの圧接側壁にそれぞれ設け
られて電線が圧接される溝とからなり、前記弾性挟持部
が、前記圧接側壁に対して交差する方向に沿う側壁に設
けられた対向する支持板部と、これらの支持板部の先端
部から互いに対向する方向へ折り曲げられた一対の弾性
接触片とからなることを特徴とする配線板用接続端子。 - 【請求項2】 電線又はブスバーで分岐回路が形成され
る配線板に支持されて前記電線又はブスバーと接続され
る配線板用接続端子であって、前記電線が圧接される圧
接端子部と、前記ブスバーが弾性挟持される弾性挟持部
と、他の端子と接続される接続端子部とからなり、前記
圧接端子が、前記接続端子と一体に成形された箱体部の
対向する圧接側壁と、これらの圧接側壁にそれぞれ設け
られて電線が圧接される溝とからなり、前記弾性挟持部
が、前記圧接側壁に対して交差する方向に沿う側壁に設
けられた対向する支持板部と、これらの支持板部の先端
部から互いに対向する方向へ折り曲げられた一対の弾性
接触片とからなり、前記接続端子部が前記配線板に表裏
を貫通して設けられた装着孔に挿通されて先端部が他の
端子と接続されることを特徴とする配線板用接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07202540A JP3089191B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 配線板用接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07202540A JP3089191B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 配線板用接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0950835A JPH0950835A (ja) | 1997-02-18 |
JP3089191B2 true JP3089191B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16459200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3089191B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP07202540A patent/JP3089191B2/ja not_active Expired - Fee Related
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