JP3205223U - ハンガードア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接加工が不必要で、スピード施行が可能となり、丈夫で低コストのハンガードア装置を提供する。【解決手段】要介護者用施設に設置されるハンガードア装置1であって、床面に立設されてなる戸先枠111、及び戸先枠111の後方において床面に立設されてなる戸尻枠と、戸先枠111及び戸尻枠の上端部を水平に連結してなる上枠115とからなる戸口部11を備え、戸尻枠から後方に向かって胴縁116aが水平に取り付けられ、上枠115の下端面に上吊レール31が設けられ、上吊レール31にハンガードア41が吊下げられ、戸先枠111、戸尻枠、及び胴縁116aがアルミ製であり、ハンガードア41が木製であることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、医療施設若しくは老人介護施設等の要介護者用施設における部屋の出入口に設置されるハンガードア装置に関する。
従来、老人介護施設に設置されているハンガードア装置は、スチール製のハンガードアが取り付けられている。
従来技術は、ハンガードア装置がスチール製であることにより溶接作業を要する等のために、別の場所において予め一体に組立ててから設置現場に運搬しなければならなかったため、組立て、運搬、現場施工等に手間を要していた。
また、スチール製ハンガードア故に重くなる等、ハンガードアの開け閉めにおいても不便を来たしていた。
そこで、上記課題を解決する手段として本考案に係るハンガードア装置は、床面に立設されてなる戸先枠、及び前記戸先枠の後方において床面に立設されてなる戸尻枠と、前記戸先枠及び前記戸尻枠の上端部を水平に連結してなる上枠とからなる戸口部を備え、前記戸尻枠から後方に向かって胴縁が水平に取り付けられ、前記上枠の下端面に上吊レールが設けられ、前記上吊レールにハンガードアが吊下げられ、前記戸先枠、戸尻枠、及び胴縁がアルミ製であり、前記ハンガードアが木製であることを特徴とする要介護者用施設に設置されるハンガードア装置である。
また、前記木製のハンガードアは、木製の芯板の表裏面に不燃性の保護薄板が張付けられてなる不燃性ドアであっても好ましい。保護薄板は、不燃性の物であれば広く用いることが可能であるが、例えばガラス質材料と鉱物質繊維を圧縮固化したものを用いたものであることが好ましい。
本考案によれば、ハンガードア装置の戸先枠、戸尻枠、及び上枠の材質にアルミを使用しているため、溶接加工が不必要で、ボルトとナットを用いた組み立てによるスピード施工が可能となり、丈夫で低コストのハンガードア装置を提供できる。
また、戸先枠、及び戸尻枠をアルミで構成することによって、要介護者用施設でよく用いられる車椅子との衝突によっても戸口部の変形を軽減することができると共に、スチール製の戸先枠、及び戸尻枠に比べて衝突した車椅子への損傷も軽微とすることができる。
さらに、ハンガードア装置のハンガードアを木製としているために、木目の安らぎと相俟ってアルミの成形枠の高級感も感じられ、老人介護施設等の要介護施設の利用者に安心感を与えるハンガードア装置を提供できる。
ハンガードア装置1の斜視図である。 ハンガードア41を開いた状態におけるハンガードア装置1の斜視図である。 ハンガードア装置1の正面図である。 ハンガードア装置1のA−A断面図である。 ハンガードア装置1のB−B断面図である。
以下、本考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
図1乃至図5に示すように、ハンガードア装置1の戸口部11は、戸先枠111と、戸尻枠113と、上枠115とから構成されてなる。
また、上枠115の下面には上吊レール31が取り付けられてなる。ハンガードア41の上端に取り付けられてなる戸車311を掛けることによって、ハンガードア41が戸先枠111と戸尻枠113との間で前後方向にスライドして開閉可能に吊設されてなる。
戸先枠111は、ハンガードア41の前方位置に中空角柱形状に成形されてなる戸当り材111aが床面117上に立設されてなり、戸当り材111aの表裏面には中空角柱形状に成形されてなる戸先枠材111b、111cがそれぞれ取り付けられてなる。戸当たり材111aはハンガードア41よりもわずかに厚みが厚く、また、戸先枠材111b、111cよりも前後方向の厚みが薄く形成されてなる。閉じられた状態のハンガードア41の前端面は戸先枠材111b、111cの後端面よりもわずかに前方に入り込んだ位置で戸当り材111aの後端面と当接するため、ハンガードア41によって離隔された空間の遮蔽性を向上させることができる。
戸当り材111a及び戸先枠材111b,111cは、アルミ型材により成形されており、戸当り材111aと戸先枠材111b,111cとは、係止部111d,111eにおいてボルトにより固定されてなる。
戸当り材111aの前端面には、床面117に立設されてなる戸先側竪枠21が、戸当り材111aと同一高さを有するブラケット211を介して固定されてなる。戸先側竪枠21は中空の角柱形状に成形されてなり、前面が解放されてなる断面コの字型に形成される。
戸尻枠113は、表裏側に一対の戸尻枠材113a,113bによって構成されており、一方の戸尻枠材113aと他方の戸尻枠材113bとは、中間にハンガードア41が通過し得る戸袋口511を開けて配置されてなる。戸尻枠材113a,113bは、中空角柱形状に成形されてなり、それぞれの後端面から後方に向かって延出してなる薄板部113c、113dが形成されてなる。
戸尻枠材113a,113bは、アルミ型材により成形されており、下端を床面117に固定してなる。
上枠115は、中空角柱形状に成形されてなる上枠中部材115aの表裏面に、それぞれ中空角柱形状に成形されてなる上枠材115b,115cを固定することにより形成されてなる。上枠中部材115aは、前端が戸当り材111aの上端部後側側面に当接されてなり、戸袋口511を通って戸尻枠材113a,113bの後方まで延出されてなる。一方、上枠材115b,115cは、戸先枠111と戸尻枠113との間に配置されてなる。
上枠中部材115a及び上枠材115b,115cは、アルミ型材により成形されており、上枠中部材115aと上枠材115b,115cとは、係止部115d,115eにおいてボルトにより固定されてなる。
上枠中部材115aの後端面には、床面117に立設されてなる戸尻側竪枠61の前面上端部が固定されてなる。戸尻側竪枠61は上枠中部材115aと厚みを同一厚みに形成されてなる中空の角柱形状に成形されてなり、後面が解放されてなる断面コの字型に形成される。
戸尻枠材113a,113bと戸尻側竪枠61との間には、胴縁116が水平方向に取り付けられてなる。胴縁116は、ハンガードア装置1の表面側に取り付けられてなる表側胴縁116aと、ハンガードア装置1の裏面側に取り付けられてなる裏側胴縁116bが、ぞれぞれ複数本ずつ、高さ方向に互いに離間して配設されてなる。表側胴縁116aの前端部は、前記戸尻枠材113aの薄板部113cの表側面に固定されてなり、表側胴縁116aの後端部は、戸尻側竪枠61の表側面に固定されてなる。また、裏側胴縁116bの前端部は、前記戸尻枠材113bの薄板部113dの裏側面に固定されてなり、裏側胴縁116bの後端部は、戸尻側竪枠61の裏側面に固定されてなる。
胴縁116は、アルミ型材により成形されており、胴縁116と戸尻枠材113a,113bの薄板部113c、113d、及び戸尻側竪枠61とは、ボルトにより固定されてなる。
ハンガードア41の下端には、ハンガードア41の開閉時の振動を防止するためのガイドレール溝部411が形成され、ハンガードア41のガイドレール溝部411を案内するガイド119を床面117に埋設して設けてなる。
ハンガードア装置1は、戸先側竪枠21及び戸尻側竪枠61を壁3に固定することにより設置されてなる。
また、ハンガードア41を開けた状態、即ち、ハンガードア41を収納するため、胴縁116と戸尻側竪枠61に囲まれた空間が戸袋部51に形成されてなる。なお、戸袋部51は、ボード等で囲っても良いが、壁3に内蔵されてなることが好ましい。その場合、全体がシンプルとなるため、室内の出入口がスッキリとなり、見た目にも美しく、理想的で見栄えのある癒しの空間を提供できる。
ハンガードア41の表裏面には、把手413が設けられてなり、これを引いて、ハンガードア41の開閉を行う。なお、ハンガードアの開閉において、ハンガードア41に内蔵式のぜんまい機構(図示略)等からなる自閉式ドアを採用しても好ましく、開時のみ手動で行うだけで良く、閉時は、ぜんまい機構の作動により自動的に閉まる、人に優しい便利なハンガードア装置1を提供できる。
また、ハンガードア41は、木製扉板415で形成してなり、木目に安らぎを感じられるようにしてなる。なお、木製建具仕様として、フラッシュ構造の板材からなり、前記板材の両面に木目をプリントした化粧板を貼り合せたハンガードア41であっても好ましい。なおハンガードア41は、前記化粧板に代えて前記板材の表裏両面に不燃性の保護薄板が張付けられてなる不燃性ドアであっても好ましい。保護薄板は、ガラス質材料と鉱物質繊維を圧縮固化したものを用いたものであることが好ましい。
また、ハンガードア41には、小窓417を設けても好ましい。
また、図1に記載している通り、ハンガードア41を開いた際に、ハンガードア41の引き残り部ができ、有効開口部と引き残り部の関係を踏まえ、必要な有効開口部を設計することとなる。
戸口部11の材質がアルミの成型枠からなり、施工現場において溶接加工の必要が無くなるため、ノックダウン組み立てによるスピード施工が可能となる。なお、上枠115にもアルミ材を用いることで戸口部11に統一性のあるデザインとすることが可能である。また上枠115は、アルミからなる戸先枠111と戸尻枠113とは別に木製であってもよい。上枠115には車椅子がぶつかる恐れはないので柔らかな木材を使用することに問題はなく、上枠115が木製であることによって、戸口部11の雰囲気をより優しいものとすることができるからである。
なお、図3及び図5に示すように、上枠115の表裏面を覆うカバー118を設置することで、上吊レール31を被覆して隠すことができ、ハンガードア装置1全体の外観をすっきりとした印象とすることができる。
以上説明したように、本考案のハンガードア装置1によれば、高級感があり丈夫で、且つコストダウンが可能で、人に優しい出入口の空間を実現できる。
1 ハンガードア装置
11 戸口部
31 上吊レール
41 ハンガードア
51 戸袋部
111 戸先枠
111a 戸当り材
111b 戸先枠材
111c 戸先枠材
111d 係止部
111e 係止部
113 戸尻枠
113a 戸尻枠材
113b 戸尻枠材
113c 薄板部
113d 薄板部
115 上枠
211 ブラケット
311 戸車
413 把手
415 木製扉板
417 小窓

Claims (2)

  1. 要介護者用施設に設置されるハンガードア装置であって、
    床面に立設されてなる戸先枠、及び前記戸先枠の後方において床面に立設されてなる戸尻枠と、前記戸先枠及び前記戸尻枠の上端部を水平に連結してなる上枠とからなる戸口部を備え、
    前記戸尻枠から後方に向かって胴縁が水平に取り付けられ、
    前記上枠の下端面に上吊レールが設けられ、
    前記上吊レールにハンガードアが吊下げられ、
    前記戸先枠、戸尻枠、及び胴縁がアルミ製であり、
    前記ハンガードアが木製である
    ことを特徴とするハンガードア装置。
  2. 前記木製のハンガードアは、木製の芯板の表裏面に不燃性の保護薄板が張付けられてなる不燃性ドアである
    ことを特徴とする請求項1に記載のハンガードア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018123604A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 奥地建産株式会社 引戸用戸袋構造及びその施工方法

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