JP3944127B2 - 可動収納仕切装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物内において2つの空間の境界部(たとえばクローク収納の開口部や部屋と部屋との境界部等)に設けられる、可動収納仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の可動収納仕切装置の一例が、特開平4‐31532号公報に開示されている。この従来技術では、建物内において2つの空間の境界部に家具体を設け、家具体に支持された鴨居によって複数の吊戸を移動自在に吊り下げ、吊戸によって境界部を開閉するようにしていた。そして、境界部を開いた際には、各吊戸を家具体の背面側に収納するようにしていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平4‐31532号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、家具体によって鴨居を支持するようにしていたので、家具体を設置した後は、これを自在に移動させることができず、通路等の位置を自由に決めることができなかった。また、家具体の背面側に複数の吊戸を収納するようにしていたので、家具体の前面に設けられた出し入れ口を吊戸によって覆い隠すことができず、出し入れ口が露出することによって意匠性が損なわれていた。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、通路等の位置を決める自由度や意匠性を向上させることのできる、可動収納仕切装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「建物内において2つの空間の境界部12に設けられる可動収納仕切装置10であって、境界部12における床面に設けられるレール16、収納物を出し入れするための出し入れ口Aを前側面に有し、レール16上を移動することによって境界部12における開口部50の位置を任意に定める可動棚18、および境界部12にレール16の延びる方向へ移動自在に設けられ、可動棚18の出し入れ口Aを開閉するとともに境界部12における開口部50を開閉する引戸20を備え、引戸20で出し入れ口Aを閉じた際には開口部50が開かれ、かつ、引戸20で開口部50を閉じた際には出し入れ口Aが開かれる、可動収納仕切装置10」である。
【0007】
この発明では、可動棚18がレール16上に移動自在に設けられるので、可動棚18を移動させることによって開口部(通路等)の位置を任意に決めることができる。また、境界部12を開いた際には、引戸20によって可動棚18の出し入れ口Aを覆い隠すことができるので、意匠性を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1および図2を参照して、本発明が適用された可動収納仕切装置10は、図5に示すように、建物内において2つの空間を開閉自在に仕切るためにこれらの空間の境界部12に設けられるものである。建物内の空間としては、部屋,廊下,台所,脱衣場,書斎,納戸,押入およびクローク等が存在するが、以下には、部屋とクローク13との境界部12に可動収納仕切装置10を設けた場合を例に挙げて説明する。
【0009】
可動収納仕切装置10(図1,図2)は、境界部12の内周部に取り付けられる枠体14,境界部12における床面に設けられるレール16,レール16上に摺動自在に設けられる可動棚18および境界部12においてレール16の延びる方向へ移動自在に設けられる引戸20を備える。
【0010】
枠体14は、図1に示すように、境界部12の互いに対向する側面に取り付けられる2本の縦枠14aと、境界部12の上面に取り付けられる横枠14bとによって構成され、横枠14bには、図3に示すように、可動棚18を案内するガイド溝22と引戸20を吊り下げて案内するガイドレール24とが長手方向へ延びて互いに並行に形成される。
【0011】
レール16は、図1および図3に示すように、横枠14bと対向する位置に設けられた長尺板状のレール本体16aを備え、レール本体16aの上面にはレール溝16bが長手方向へ延びて形成される。
【0012】
可動棚18は、図1および図2に示すように、境界部12の略半分を閉鎖するとともに、収納物を収納するものであり、境界部12の高さとほぼ同じ高さを有する略四角形の棚枠26と、棚枠26の背面に取り付けられた背板28と、棚枠26の内部空間を仕切る複数の仕切板30とを備える。そして、棚枠26の下面には、図3に示すように、レール16のレール溝16bに転動自在に嵌め込まれるコマ32が取り付けられ、棚枠26の上面には、枠体14のガイド溝22に摺動自在に嵌め込まれる突起34が設けられる。なお、仕切板30は、固定式または可動式のいずれであってもよい。また、収納物によっては可動棚18をかざり棚として用いてもよい。
【0013】
引戸20は、図1および図2に示すように、境界部12の略半分を開閉するとともに、可動棚18の前側面に設けられた出し入れ口Aを開閉するものであり、図3に示すように、略四角形の板状の引戸本体36と、引戸本体36の表裏両面に貼り付けられた装飾パネル38とを備える。そして、引戸本体36の上端面には、枠体14のガイドレール24に転動自在に係止されるコマ40が設けられ、引戸本体36の下端面には、ガイド溝42が形成され、このガイド溝42に対して境界部12の床面に設けられた突起部材44が摺動自在に嵌め込まれる。さらに、引戸本体36および装飾パネル38の幅方向両端部には、図4に示すように、表裏両面に略凹状の手掛かり部46aを有する端面カバー46が高さ方向の全長にわたって取り付けられ、装飾パネル38の表面には、図1に示すように、装飾用の線材48が取り付けられる。端面カバー46の手掛かり部46aは、部屋側およびクローク13側のどちらからでも引戸20を開閉操作できるように、表裏両面に形成することが望ましいが、部屋側からのみ引戸20を開閉操作できるように、表面にのみ形成するようにしてもよい。
【0014】
なお、枠体14,レール16,可動棚18および引戸20の材料としては、木材,金属(アルミニウム等)または合成樹脂等の任意の材料を用いることができるが、加工や取扱が容易である点において「木材」を用いることが望ましい。そして、そのような「木材」としては、挽材,合板,木質繊維板(IB,MDF等),木削片板(パーティクルボード,ストランドボード,OSB等),集成材,単板積層材またはこれらの複合材等を例示することができる。
【0015】
また、引戸本体36の表面または裏面には、装飾パネル38に代えて、化粧紙,化粧樹脂含浸紙または化粧合成樹脂シート等のような化粧材を貼り付けるようにしてもよいし、着色塗装,透明塗装または柄模様印刷等を施すようにしてもよい。さらに、化粧材の上から塗装や印刷を施すようにしてもよい。
【0016】
枠体14に対して可動棚18および引戸20を取り付けた状態では、引戸20が可動棚18の前面側(すなわち出し入れ口Aが設けられた側)に配置される。したがって、図6または図7に示すように、引戸20または可動棚18を摺動させることによって境界部12を開いた際には、開かれた部分に開口部50が確保されるとともに、引戸20によって可動棚18の出し入れ口Aが覆われる。
【0017】
この実施例によれば、可動棚18および引戸20の双方を移動させることができるので、境界部12における開口部50の位置を自由に定めることができる。また、可動棚18の出し入れ口Aを引戸20によって覆うことができるので、引戸20の表面に装飾パネル38を貼り付けていることと相俟って、意匠性を高めることができる。そして、端面カバー46を引戸本体36の高さ方向の全長にわたって取り付けるようにしているので、端面カバー46の把手としての印象を弱めることができ、意匠性をより高めることができる。
【0018】
また、引戸20は、折れ戸や開き戸のように扉の前後に開閉スペースを設ける必要がないので、部屋およびクローク13のそれぞれの空間を広く使用することができる。
【0019】
さらに、収納物を大きさや用途に応じてクローク13と可動棚18とに分けて収納することができるので、効率のよい収納および取り出しを可能にすることができる。
【0020】
なお、上述の実施例では、枠体14に対して可動棚18および引戸20を1つずつ設けた場合を示したが、これらの数は適宜変更可能であり、たとえば、図8および図9に示すように、枠体14に対して1つの可動棚18と2つの引戸20とを設けるようにしてもよいし、図11に示すように、2つの可動棚18と2つの引戸20とを設けるようにしてもよい。図8および図9に示した実施例においては、図10(A)〜(C)に示すように、右側(A)、左側(B)または中央(C)のいずれかに開口部50を確保することができる。
【0021】
また、上述の実施例では、部屋とクローク13との境界部12に可動収納仕切装置10を設けた場合を示したが、たとえば図12に示すように、寝室52と書斎54との境界部12に可動収納仕切装置10を設けるようにしてもよい。つまり、この発明は、建物内における2つの空間(部屋,廊下,台所,脱衣場,書斎,納戸,押入またはクローク等)のあらゆる境界部に適用可能である。
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、可動棚および引戸の双方を移動させることができるので、境界部における開口部の位置を任意に定めることができる。また、可動棚の出し入れ口を引戸によって覆うことができるので、意匠性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動収納仕切装置を示す正面図である。
【図2】図1におけるII‐II断面図である。
【図3】図1におけるIII‐III断面図である。
【図4】端面カバーを示す断面図である。
【図5】可動収納仕切装置の使用状態を示す斜視図である。
【図6】境界部を開いた状態を示す断面図である。
【図7】境界部を開いた状態を示す斜視図である。
【図8】他の実施例の可動収納仕切装置を示す正面図である。
【図9】図8におけるIX-IX断面図である。
【図10】図8,図9実施例において境界部を開いた状態を示す断面図である。
【図11】他の実施例の可動収納仕切装置を示す断面図である。
【図12】可動収納仕切装置の他の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
10… 可動収納仕切装置
12… 境界部
14… 枠体
16… レール
18… 可動棚
20… 引戸
22… ガイド溝
24… ガイドレール
40… コマ
46… 端面カバー

Claims (1)

  1. 建物内において2つの空間の境界部に設けられる可動収納仕切装置であって、
    前記境界部における床面に設けられるレール、
    収納物を出し入れするための出し入れ口を前側面に有し、前記レール上を移動することによって前記境界部における開口部の位置を任意に定める可動棚、および
    前記境界部に前記レールの延びる方向へ移動自在に設けられ、前記可動棚の前記出し入れ口を開閉するとともに前記境界部における前記開口部を開閉する引戸を備え
    前記引戸で前記出し入れ口を閉じた際には前記開口部が開かれ、かつ、前記引戸で前記開口部を閉じた際には前記出し入れ口が開かれる、可動収納仕切装置。
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