JP6785473B2 - 戸装置の施工方法及び戸装置取付構造 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、開口部にはめ込まれて固着される枠体に、はめ殺し障子と開き障子とを取り付ける構造が開示されている。この取り付け構造は、枠体の上枠のはめ込み凹部に、はめ殺し障子の上部のはめ込み部をはめ込み、はめ殺し障子の下部を、下枠の立ち上がり片に設けられたナット部にねじ具を螺合させて取り付けた構成とされている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、各実施形態に係る戸装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1〜図6は、第1実施形態に係る戸装置の一例、この戸装置の施工方法の一例及びこの戸装置を用いた戸装置取付構造の一例を模式的に示す図である。
この戸装置1は、住居等の建物の間仕切壁等の壁体3を貫通するように設けられる開口部4に設置される。
開口部4は、下側が床2によって区画され、上側が上枠12の枠下地によって区画され、開口幅方向両側が両側の縦枠(第1縦枠14及び第2縦枠15)14,15の枠下地によって区画されている。
また、戸パネル27の戸幅寸法は、開口部の開口幅に応じた寸法であればよく、600mm〜1200mm程度でもよい。また、戸パネル27の戸厚寸法は、20mm〜40mm程度でもよい。
なお、回転連結部材29,29としては、図例のような戸パネル27の上下端部の凹所に収容される構成とされたものに限られず、第2縦枠15及び戸パネル27の吊元側端部の上下方向途中部位に埋込状に設けられる隠し蝶番や、二枚の取付羽根を備えた羽根蝶番等でもよい。
また、図例では、戸パネル27を、その戸厚方向両面が全面に亘って平坦面状とされたものとしているが、このような態様に限られない。例えば、戸パネル27を、両側の縦框間に透光板や鏡板状板材を設けたいわゆる二方框状パネルとしたり、さらに上下の横框を設けた四方框状パネルとしたり、透光部(透光窓)やガラリ等が設けられたものとしてもよく、その他、種々の変形が可能である。
この透光壁パネル20のパネル高さ寸法は、床2から上枠12までの上下寸法に応じた寸法とされている。本実施形態では、後記するように、上部フレーム21が上枠12に設けられた凹溝12aに嵌め込まれる構成としている。従って、透光壁パネル20のパネル高さ寸法を、床2から上枠12までの上下寸法に凹溝12aに嵌め込まれる上部フレーム21の寸法を加えた寸法としている。
透光板25は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂系材料や、ガラス等の透光性材料から形成されている。例えば、この透光板25を、二枚のガラス板を厚さ方向に接合した合わせガラスとしてもよい。
また、この透光板25は、全体に亘って略一様な厚さとされている。また、この透光板25の厚さ寸法は、図例では、戸パネル27の戸厚寸法よりも小とされている。この透光板25の厚さ寸法は、強度上の観点等から適宜の厚さとしてもよく、例えば、3mm〜15mm程度としてもよい。
なお、これら四周フレーム21,22,23,24は、突き合わせられる端部同士がねじや釘等の止具や接着剤等によって接合されたものでもよい。
また、図例では、四周のフレーム21,22,23,24の長手方向に見た断面形状を互いに略同寸同形状とした例を示しているが、異なる形状等とされたものでもよい。また、各フレーム21,22,23,24に、それぞれを固定対象に固定する止具が挿通される挿通孔等を設けた構成としてもよい。
また、この上枠12には、透光壁パネル20の上部フレーム21が嵌め込まれる凹溝12aが設けられている。この凹溝12aは、上枠12の下方側に向く下面(見込面)において開口するように、かつ上枠12の長手方向に延びるように設けられている。また、凹溝12aは、溝長手方向に見て略方形溝状とされている。また、図例では、この凹溝12aを、上枠12の見込方向(壁厚方向に沿う方向)略中央部に設けた例を示しているが、壁体3の壁厚や透光壁パネル20を設けたい位置等に応じて、見込方向一方側に片寄った位置に設けられたものでもよい。
また、この凹溝12aのパネル厚さ方向に沿う溝幅寸法は、上部フレーム21の嵌込が可能なように、上部フレーム21の壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。また、この凹溝12aの上下方向に沿う溝深さ寸法は、上部フレーム21の嵌込が可能なように、上部フレーム21の上下方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。本実施形態では、上部フレーム21の略全体がこの凹溝12aに嵌め込まれる構成としている。なお、このような態様に代えて、上部フレーム21を、一部が下方側に露出するように凹溝12aに嵌め込まれる構成としてもよい。
また、三方枠11を構成する上枠12と両側の第1縦枠14及び第2縦枠15とは、止具やダボ等の接合部、接着剤等によって接合されるものでもよい。これら上枠12と両側の第1縦枠14及び第2縦枠15とは、図4(a)に示すように、縦勝状に接合されるものでもよい。つまり、第1縦枠14及び第2縦枠15の上端部の互いに向き合う各内側面と上枠12の長手方向の各端面とを当接させて接合されるものでもよい。
また、本実施形態では、三方枠11は、上枠12の下面が上枠12の見込方向両側に設けられる天井パネル6,6の下方側に向く表面と略面一状となるように設置される構成とされている。
また、これら第1縦枠14及び第2縦枠15は、開口幅方向に厚さ方向を沿わせて配される帯板状とされている。また、これら第1縦枠14及び第2縦枠15は、開口部4の開口幅方向中央側に向く適宜の枠下地に固定されるものでもよい。
また、本実施形態では、これら第1縦枠14及び第2縦枠15の見込方向両端部に、額縁部材17,17,17,17の係合片部を受け入れる受入溝14b,14b,15b,15bを設けた構成としている。つまり、本実施形態では、これら第1縦枠14及び第2縦枠15を、ケーシング枠状としている。これら受入溝14b,14b,15b,15bは、見込方向外側に向けて開口し、各縦枠14,15の長手方向に延びるように全長に亘って設けられている。
額縁部材17は、壁厚方向に厚さ方向を沿わせて配される平板状部の壁幅方向(開口部4の開口幅方向に沿う方向)両側の各端部から壁芯に向けて突出するように設けられた係合片部及び当接片部を備えている。この額縁部材17は、係合片部が受入溝14b,14b,15b,15bに受け入れられ、当接片部が壁体3の壁面に当接されて設置される。この額縁部材17は、止具や接着剤等によって固定されるものでもよい。
なお、額縁部材17,17,17,17は、互いに同様の構成とされたものに限られず、例えば、壁厚等に応じて、壁厚方向一方側の額縁部材17,17の係合片部の壁厚方向に沿う寸法が他方側よりも大とされたようなものでもよい。また、第1縦枠14及び第2縦枠15を、このような額縁部材17が設けられるケーシング枠状とした態様に代えて、固定枠状とした態様としてもよい。さらには、これら第1縦枠14及び第2縦枠15が壁体3の壁面を構成する壁クロス(壁紙)等の化粧シートによって一連状に覆われる構成とされたものでもよい。
また、この凹溝14aは、上枠12の凹溝12aと同様、溝長手方向に見て略方形溝状とされ、溝幅寸法及び溝深さ寸法が第1側部フレーム23の嵌込が可能なように、第1側部フレーム23の壁厚方向に沿う寸法及び開口幅方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。本実施形態では、上記同様、第1側部フレーム23の略全体がこの凹溝14aに嵌め込まれる構成としているが、第1側部フレーム23を、一部が開口幅方向中央側に露出するように凹溝14aに嵌め込まれる構成としてもよい。
また、この取付溝15aは、溝長手方向に見て略方形溝状とされ、戸当たり部材18の基部の嵌込が可能な溝幅寸法及び溝深さ寸法とされている。本実施形態では、この取付溝15aの溝幅寸法及び溝深さ寸法を、上枠12の凹溝12aの溝幅寸法及び溝深さ寸法と略同寸法としている。
また、この中間縦枠16は、開口幅方向に厚さ方向を沿わせて配される帯板状とされている。この中間縦枠16の壁厚方向に沿う見込寸法は、第1縦枠14及び第2縦枠15の見込寸法よりも小とされている。なお、このような態様に代えて、中間縦枠16の見込寸法を、第1縦枠14及び第2縦枠15の見込寸法または壁厚寸法と略同寸法等としてもよい。
また、この中間縦枠16の開口幅方向に沿う見付寸法は、第1縦枠14及び第2縦枠15の見付寸法よりも大とされている。この中間縦枠16の見付寸法は、例えば、20mm〜30mm程度とされた標準的な枠部材の見付寸法よりも大としてもよく、例えば、35mm〜60mm程度としてもよい。
また、この取付溝16bは、見込方向で上枠12の凹溝12aに略一致した位置となるように設けられている。また、この取付溝16bは、中間縦枠16の全長に亘って設けられている。また、この取付溝16bは、溝長手方向に見て略方形溝状とされ、戸当たり部材18の基部の嵌込が可能な溝幅寸法及び溝深さ寸法とされている。本実施形態では、この取付溝16bの溝幅寸法及び溝深さ寸法を、中間縦枠16の凹溝16aの溝幅寸法及び溝深さ寸法と略同寸法としている。
また、本実施形態では、図6に示すように、中間縦枠16の上端部及び下端部に、上枠12及び床2に止着される止具9,9の挿通孔16c,16cと、止具9,9を覆うように取り付けられる止具キャップ16d,16dと、を設けた構成としている。
上端部の挿通孔16cは、中間縦枠16の一方の側面から上枠12に向けて斜め状に止具9の止着(捩じ込み)が可能なように、斜め下方側に向けて開口するように斜め状に設けられている。下端部の挿通孔16cは、中間縦枠16の一方の側面から床2に向けて斜め状に止具9の止着(捩じ込み)が可能なように、斜め上方側に向けて開口するように斜め状に設けられている。
止具キャップ16d,16dは、挿通孔16c,16cに挿通された止具9,9の頭部を覆うように中間縦枠16の上端部及び下端部に取り付けられる。これら止具キャップ16d,16dは、開口幅方向に厚さ方向を沿わせて配される薄板状とされ、中間縦枠16の上端部及び下端部に設けられた受入凹所に嵌め入れられる。また、これら止具キャップ16d,16dは、第2縦枠15側に向く表面が中間縦枠16の側面と略同一平面状となるように中間縦枠16に取り付けられるものでもよい。また、これら止具キャップ16d,16dは、粘着材や接着剤等によって取り付けられるものでもよい。なお、上下の挿通孔16c,16c及び止具キャップ16d,16dを、中間縦枠16の厚さ方向両側のそれぞれに設けた構成としてもよい。
本実施形態に係る戸装置1の施工方法は、図4(a)に示すように、上枠12の両端に第1縦枠14及び第2縦枠15が接合された三方枠11を開口部4に設置する工程を備えている。この三方枠11は、上枠12、第1縦枠14及び第2縦枠15に設けられた凹溝12a,14a及び取付溝15aの溝底を介して枠下地に止具を止着して開口部4に固定するようにしてもよい。また、この三方枠11は、上記のように、上枠12の下面が上枠12の見込方向両側に設けられる天井パネル6,6の表面と略面一状となるように設置される(図4(b)参照)。
また、同施工方法は、図4(b)及び図5に示すように、透光壁パネル20の上部フレーム21を上枠12に当接させ、下部フレーム22を床2に当接させ、第1側部フレーム23を第1縦枠14に当接させて透光壁パネル20を設置する工程を備えている。
また、同施工方法は、図5(b)及び図3(b)に示すように、透光壁パネル20の第2側部フレーム24に沿わせるように中間縦枠16を設置する工程を備えている。この中間縦枠16の凹溝16aに、透光壁パネル20の第2側部フレーム24を嵌め入れるようにして中間縦枠16を設置する。この状態では、透光壁パネル20の第2側部フレーム24が中間縦枠16に当接され、中間縦枠16の下端が床2に当接され、中間縦枠16の上端が上枠12に当接または近接される。なお、上枠12に、中間縦枠16の上端部または上端部に設けられた突片部を受け入れる凹所を設けた構成としてもよい。
これにより、開口部4に設置された三方枠11内の開口幅方向一方側には透光壁パネル20が設置され、三方枠11内の開口幅方向他方側には戸パネル27によって開閉される出入口8が区画形成される。なお、透光壁パネル20の四周のフレーム21,22,23,24のうちの少なくとも一つを、当接対象(上枠、床、第1縦枠及び中間縦枠)12,2,14,16に対して止具によって固定するようにしてもよい。
また、図3(a)に示すように、上枠12の下面と略面一状に設けられた上枠12の見込方向両側の天井パネル6,6の表面及び上枠12の下面に一連状に化粧シート7,7を貼着する。この化粧シート7,7は、合成樹脂シートや、壁クロス等としてもよい。なお、透光壁パネル20側では、上枠12の凹溝12aに嵌め込まれた透光壁パネル20の上部フレーム21の下面を覆うように化粧シート7,7を貼着した例を示しているが、このような態様に限られず、上部フレーム21の下面を露出させるようにしてもよい。また、出入口8側では、上枠12の凹溝12aに取り付けられた戸当たり部材18の両側のそれぞれに突き付けるように化粧シート7,7を貼着した構成としてもよい。また、上枠12の見込方向両側の天井パネル6,6の上枠側端部は、上枠12の枠下地の見込方向両側に設けられた野縁等の天井下地5,5に固定するようにしてもよい。
なお、上記施工手順は、一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよく、その他、種々の変形が可能である。
つまり、閉鎖位置の戸パネル27の戸幅方向一方側に透光壁パネル20が設置される。従って、閉鎖位置の戸パネル27の側方における採光性や空間演出性を向上させることができる。
また、下部フレーム22を床2に当接させて透光壁パネル20が設置され、上枠12と床2との間に戸パネル27が設置される。従って、透光壁パネル20を下枠に固定したり、戸パネル27の下方側に下枠が設けられるものと比べて、戸パネル27及び透光壁パネル20の下方側の見栄えを向上させることができる。
また、本実施形態では、中間縦枠16の壁幅方向両側に、互いに略同寸同形状とされ、一方が第2側部フレーム24の嵌込溝とされ、他方が戸当たり部材18の取付溝とされる凹溝16a,16bを壁厚方向で一致する位置となるように設けた構成としている。従って、中間縦枠16のいずれ側にも透光壁パネル20及び戸パネル27を設置することができる。
なお、以下の実施形態では、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
図7は、第2実施形態に係る戸装置の一例及びこれを用いた戸装置取付構造の一例を模式的に示す図である。
また、戸枠10Aは、上記同様、上枠12A、両側の第1縦枠14A及び第2縦枠15Aを有した三方枠11Aと、中間縦枠16Aと、を備えている。
また、上枠12Aには、戸パネル27Aの上端側をガイドする上レール13が嵌め込まれる受入溝12bが設けられている。この受入溝12bは、上枠12Aの下面の壁厚方向他方側において開口するように、上枠12Aの全長に亘って設けられている。本実施形態では、上枠12Aの受入溝12bを、上レール13の概ね全体を受入可能とした構成としている。
第2縦枠15Aには、上記第1実施形態のような取付溝が設けられておらず、第1縦枠14Aと同様、壁厚方向他方側に、戸パネル27Aの戸先側端部を受け入れる戸じゃくり溝15cが設けられている。
また、戸パネル27Aの下端部には、下向きに開口するガイド溝29Aが設けられている。このガイド溝29Aに、床2側に設けられ、戸パネル27Aの下端側をガイドする下端ガイド部材19が差し入れられる構成とされている。下端ガイド部材19としては、磁石を設けたガイドピンを上下方向に出没自在に収容し、床2に埋め込まれるように配設されるマグネットガイドとしてもよい。この場合は、戸パネル27Aのガイド溝29Aに、この下端ガイド部材19に対応させて磁石や磁性体等を設けてもよい。戸パネル27Aの下端側をガイドする下端ガイド部材19としては、その他、種々の構成とされたものでもよい。
また、本実施形態に係る戸装置1A及びこれを用いた戸装置取付構造においても、上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
また、戸パネル27,27Aを、開き戸や引戸を構成するものとした態様に代えて、二枚の戸体を折畳及び展開自在に連結した折戸を構成するものとしてもよい。
上記各実施形態に係る戸装置1,1A及びこれを用いた戸装置取付構造の各部の具体的な構成は、上記したような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
11,11A 三方枠
12,12A 上枠
12a 凹溝
14,14A 第1縦枠
14a 凹溝
15,15A 第2縦枠
16,16A 中間縦枠
16a 凹溝
16c 挿通孔
16d 止具キャップ
20 透光壁パネル
21 上部フレーム
22 下部フレーム
23 第1側部フレーム
24 第2側部フレーム
25 透光板
27,27A 戸パネル
2 床
4 開口部
6 天井パネル
7 化粧シート
9 止具
Claims (7)
- 閉鎖位置の戸パネルの戸幅方向一方側に配される透光壁パネルを有した戸装置の施工方法であって、
上枠の両端に第1縦枠及び第2縦枠が接合された三方枠を、前記上枠の下面が該上枠の見込方向両側に設けられる天井パネルの表面と略面一状となるように開口部に設置する工程と、
透光板の四周を囲むようにフレームが固定され、パネル高さ寸法が床から天井までの天井高に応じた寸法とされた前記透光壁パネルの上部フレームを前記上枠に当接させ、該透光壁パネルの下部フレームを前記床に当接させ、該透光壁パネルのパネル幅方向一方側の第1側部フレームを前記第1縦枠に当接させて該透光壁パネルを設置する工程と、
前記透光壁パネルのパネル幅方向他方側の第2側部フレームに沿わせるように中間縦枠を設置する工程と、
前記中間縦枠の反透光壁パネル側の前記上枠と前記床との間に、戸高寸法が前記天井高に応じた寸法とされた前記戸パネルを建て付ける工程と、
前記上枠の見込方向両側の天井パネルの表面及び前記上枠の下面に一連状に化粧シートを貼着する工程と、
を備えていることを特徴とする戸装置の施工方法。 - 上枠並びにこの上枠の両端に接合される第1縦枠及び第2縦枠を有した三方枠の前記上枠の下面が該上枠の見込方向両側に設けられる天井パネルの表面と略面一状となるように前記三方枠が開口部に設置され、
透光板の四周を囲むようにフレームが固定され、パネル高さ寸法が床から天井までの天井高に応じた寸法とされた透光壁パネルの上部フレームが前記上枠に当接され、該透光壁パネルの下部フレームが床に当接され、該透光壁パネルのパネル幅方向一方側の第1側部フレームが前記第1縦枠に当接されて該透光壁パネルが設置され、
前記透光壁パネルのパネル幅方向他方側の第2側部フレームに沿うように中間縦枠が設置され、
前記中間縦枠の反透光壁パネル側の前記上枠と前記床との間に、戸高寸法が前記天井高に応じた寸法とされた戸パネルが建て付けられ、
前記上枠の見込方向両側の前記天井パネルの表面及び前記上枠の下面に一連状に化粧シートが貼着されていることを特徴とする戸装置取付構造。 - 請求項2において、
前記上枠には、前記透光壁パネルの上部フレームが嵌め込まれる凹溝が設けられていることを特徴とする戸装置取付構造。 - 請求項2または3において、
前記第1縦枠には、前記透光壁パネルの第1側部フレームが嵌め込まれる凹溝が設けられていることを特徴とする戸装置取付構造。 - 請求項2乃至4のいずれか1項において、
前記中間縦枠には、前記透光壁パネルの第2側部フレームが嵌め込まれる凹溝が設けられていることを特徴とする戸装置取付構造。 - 請求項2乃至5のいずれか1項において、
前記中間縦枠及び前記三方枠は、木質系材料から形成され、前記透光壁パネルの四周のフレームは、金属系材料または合成樹脂系材料から形成されていることを特徴とする戸装置取付構造。 - 請求項2乃至6のいずれか1項において、
前記中間縦枠の上端部及び下端部には、前記上枠及び前記床に止着される止具の挿通孔と、該止具を覆うように取り付けられる止具キャップと、が設けられていることを特徴とする戸装置取付構造。
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