JP6751889B2 - 建具用枠の取付構造 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、上枠が天井下地に埋設された戸開閉縁の仕舞い構造が開示されている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、各実施形態に係る建具用枠の取付構造を用いて建具用枠が設置された状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係る建具用枠の取付構造は、図1(a)に示すように、上枠12の見込方向(壁厚方向に沿う方向)両側に天井材7,7が突き合わせられる構造とされている。つまり、同取付構造は、上枠12が天井材7,7間に埋込状に配される構造とされている。本実施形態では、同取付構造は、上枠12を、その下面12bが見込方向両側に配される天井材7,7の下面7b,7bと略同一平面状となるように配した構造とされている。
同取付構造を用いて設置される建具用枠10は、図1及び図2に示すように、上枠12及びこの上枠12の両端に接合される一対の縦枠14,15を有した三方枠11を備えている。この建具用枠10は、建具を構成する戸パネル23とによって戸装置1を構成する。
この戸パネル23の吊元側端部は、一対の縦枠14,15のうちの吊元側に配された第1縦枠14に蝶番等の回転連結部材24を介して連結される。図例では、戸パネル23の上端部及び下端部のそれぞれに回転連結部材24,24を固定した構成としている。なお、戸パネル23及び回転連結部材24,24としては、図例のようなものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
本実施形態では、この上枠12は、その見込方向両端部が上枠下地4の見込方向両側面よりも見込方向外側に向けて突出するように固定されている。図例では、上枠下地4の見込方向両側面から突出する上枠12の見込方向両端部の見込方向に沿う寸法が互いに略同寸法となるように上枠12を固定した例を示している。つまり、上枠12の見込方向中央部と上枠下地4の見込方向中央部とを見込方向で略一致させて上枠12を上枠下地4に固定した例を示している。
これら調整桟部22,22の上下方向に沿う寸法は、上枠12の見付寸法と足し合わせた寸法が30mm以上となるような寸法でもよい。図例では、これら調整桟部22,22の上下方向に沿う寸法を、上枠12の見付寸法よりも大とした例を示している。また、これら調整桟部22,22の上下方向に沿う寸法を、上枠下地4の上下方向に沿う寸法よりも小とした例を示している。
これら見込方向両側の調整桟部22,22の見込方向に沿う寸法を足し合わせた寸法は、上枠12の見込寸法W2から上枠下地4の見込寸法W1を差し引いた寸法に略等しい寸法とされている。つまり、これら調整桟部22,22の各見込方向に沿う寸法は、図4(b)に示すように、上枠下地4の見込方向外側に向く面から上枠12の見込方向外側に向く見付面12c,12cまでの見込方向に沿う寸法と略同寸法とされている。これら調整桟部22,22は、上枠下地4及び上枠12の見込寸法W1,W2に応じて適宜の見込寸法となるように調整されたものでもよい。図例では、これら見込方向両側の調整桟部22,22の見込方向に沿う寸法を、互いに略同寸法とした例を示している。また、図例では、これら見込方向両側の調整桟部22,22を、互いに略同寸同形状とした例を示しているが、異なる寸法及び形状とされたものでもよい。
これら調整桟部22,22は、ねじや釘等の止具9,9によって上枠下地4に固定されている。図例では、これら調整桟部22,22を、これらの見込方向外側から上枠下地4に見込方向に沿って止着された(捩じ込まれたまたは打ち込まれた)止具9,9によって固定した例を示している。
これら天井受桟部21,21の見込方向に沿う寸法及び上下方向に沿う寸法は、上枠12の見込方向両側に突き合わせられる天井材7,7の端部7a,7aを安定的に固定する観点等から適宜の寸法としてもよく、例えば、30mm以上としてもよい。また、これら天井受桟部21,21は、縦断面積(長手方向に見た面積)が1140mm2以上とされたものでもよい。図4(c)に示すように、これら天井受桟部21,21は、上下方向に沿う寸法が見込方向に沿う寸法よりも大とされている。また、図例では、これら天井受桟部21,21の上下方向に沿う寸法を、上枠12の見付寸法よりも大とし、調整桟部22,22の上下方向に沿う寸法と概ね同寸法とした例を示している。また、図例では、これら見込方向両側の天井受桟部21,21を、互いに略同寸同形状とした例を示しているが、異なる寸法及び形状とされたものでもよい。
また、これら天井受桟部21,21は、見込方向中央側に向く面を略全面に亘って当接対象となる上枠12の見付面12c,12c及び調整桟部22,22の見込方向外側に向く面に密着させて固定されている。上記同様、三方枠11を縦勝状に枠組みした場合には、これら天井受桟部21,21の見込方向中央側に向く面を、両側の縦枠14,15の上端部の見付面に密着させて固定した構造としてもよい。つまり、三方枠11の上端部の見付面に対向される天井受桟部21,21の見込方向中央側に向く面を略全面に亘って三方枠11の上端部の見付面に密着させた構造としてもよい。
また、本実施形態では、これら天井受桟部21,21と上枠12とは、止具9,9によって互いに固定されている。図例では、上枠12の下面12b側から各天井受桟部21,21に対して斜め上方側に止着された止具9,9によって天井受桟部21,21と上枠12とを固定した例を示している。
また、図例では、これら天井受桟部21,21を、これらの上面が調整桟部22,22の上面よりも下方側となるように設けた例を示しているが、上方側となるように設けたり、調整桟部22,22の上面と略同一平面状となるように設けたりしてもよい。
また、これら天井受桟部21,21と上枠12とは、止具9,9に加えて接着剤によって固定されていてもよい。
また、これら第1縦枠14及び第2縦枠15は、図2及び図3(b)、(c)に示すように、開口部2の下側を区画する床から天井に至るように設けられる。本実施形態では、上枠12が天井材7,7間に言わば埋込状に設けられるので、これら両側の第1縦枠14と第2縦枠15とによって言わば二方枠状の外観を呈する。また、これら第1縦枠14及び第2縦枠15の開口幅方向中央側に向く内側面(見込面)には、開口幅方向中央側に向けて突出するように戸当たり部16,16が設けられている。
また、第1縦枠14及び第2縦枠15は、このような額縁部材17が設けられるケーシング枠状とされたものに限られず、固定枠状とされたものでもよい。さらには、これら第1縦枠14及び第2縦枠15が壁体6の壁面を構成する壁クロス(壁紙)等の化粧シートによって一連状に覆われる構成とされたものでもよい。つまり、内装仕上げが施された状態において建具用枠10を構成する上枠12及び両側の縦枠14,15が露出しない構成とされたものでもよい。
まず、図3(a)〜(c)に示すように、上枠12の両端に第1縦枠14及び第2縦枠15が接合されて枠組みされた三方枠11(建具用枠10)を開口部2に設置する。この際、上記のように、上枠12の下面12bが上枠12の見込方向両側に設けられる天井材7,7の下面7b,7bと略同一平面状となるように三方枠11を設置する。また、この三方枠11は、上枠12を上記のように上枠下地4に固定し、両側の縦枠14,15を縦枠下地3,3に固定して設置するようにしてもよい。また、この三方枠11を構成する上枠12と両側の縦枠14,15とは、止具やダボ等の接合部、接着剤等によって接合されたものでもよい。また、図例では、これら上枠12と両側の縦枠14,15とを縦勝状に接合した例を示している。
また、図4(b)、(c)に示すように、上枠12の見込方向両側に天井受桟部21,21を固定する。なお、これら天井受桟部21,21は、三方枠11(建具用枠10)を設置する前に上枠12または調整桟部22,22に対して固定されたものでもよい。
そして、上枠12の見込方向両側に天井材7,7の端部7a,7aを突き合わせ、これら天井材7,7の端部7a,7aを見込方向両側の天井受桟部21,21のそれぞれに固定する。これにより、建具用枠10によって区画される出入口5の周囲の天井構造が構成される。
これら天井材7,7は、一般的な天井下地ボードでもよく、例えば、石膏ボード(プラスターボード)等の防火被覆を構成するボードでもよい。また、これら天井材7,7の端部7a,7aは、適宜の止具によって天井受桟部21,21に固定するようにしてもよい。また、これら天井材7,7の他の部位を、天井受桟部21,21に対して略直交状や、これらから離間して平行状に設けられる野縁等の天井下地に固定するようにしてもよい。
また、両側の縦枠14,15に、額縁部材17,17,17,17を取り付けるようにしてもよい。また、このように設置された建具用枠10に対して戸パネル23を建て付けるようにしてもよい。
なお、上記施工手順は、一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよく、その他、種々の変形が可能である。
つまり、上枠12の見込方向両側に天井材7,7が突き合わせられる構造とされているので、上記のように、上枠12が見込方向両側の天井材7,7間に埋込状に設けられることとなり、上枠12を目立ち難くすることができる。
また、上枠12の見込方向両側に、見込方向両側のそれぞれの天井材7,7の端部7a,7aが固定される天井受桟部21,21を当接させた構造としている。従って、上枠12の見込方向両側に設けられる天井材7,7の端部7a,7aを上枠12の見込方向両側に当接された各天井受桟部21,21に対して安定的に固定することができる。つまり、天井材7,7の端部7a,7aを、上枠12の見込方向両側に間隔を空けて設けられた野縁等の天井下地に固定する態様と比べて、これらを安定的に固定することができる。
また、上記のように、上枠12及び調整桟部22,22の上下方向に沿う寸法を足し合わせた寸法を30mm以上とし、天井受桟部21,21を、短辺が30mm以上で断面積が1140mm2以上とされたものとすれば、以下の効果を奏する。木質系材料から形成された上枠12によって防火被覆となる天井材7,7が部分的に貫通された構造でありながらも、上記のような調整桟部22,22及び天井受桟部21,21を設けたことで、省令準耐火構造の基準に適合可能な構造とすることができる。
また、本実施形態では、上枠12を、両側の縦枠14,15とによって三方枠11に枠組みされた状態で設置した構造としている。従って、これら上枠12及び両側の縦枠14,15を個別に設置したものと比べて、施工性を向上させることができ、互いの位置ずれ等を生じ難くすることができる。
なお、以下の各実施形態では、上記第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
本実施形態に係る建具用枠の取付構造は、図5(a)に示すように、桟部材20Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。また、本実施形態に係る建具用枠の取付構造を用いて設置される建具用枠10Aは、図5(b)に示すように、上枠12A及び両側の縦枠14A,15Aに加え、これら両側の縦枠14A,15A間に設置される中間縦枠(中方立)18を備えている。また、本実施形態では、この建具用枠10Aに建て付けられる戸パネル23Aを、戸幅方向にスライド自在とされた引戸としている。本実施形態では、戸パネル23Aに開閉される出入口5Aは、その開口幅方向両側が中間縦枠18と戸先側の第2縦枠15Aとによって区画される。また、両側の縦枠14A,15Aに、この戸パネル23Aの戸幅方向の各端部を受け入れる戸じゃくり溝を設けた構成としている。また、上枠12Aに、この戸パネル23Aをスライド自在に吊下支持する上レール13を設けた構成としている。また、上枠12Aに、この上レール13が嵌め込まれる受入溝12dを設けた構成としている。図例では、上枠12の受入溝12dを、上レール13の概ね全体を受入可能とした構成としている。
また、床側に戸パネル23Aの下端側をガイドするガイドピン19を設けた構成としている。図例では、戸パネル23Aの移動軌跡に沿って間隔を空けて複数のガイドピン19を設けた例を示している。戸パネル23Aの下端部には、このガイドピン19が差し入れられるガイド溝25が設けられている。ガイドピン19は、床に埋込状に設けられるケーシングに対して上下方向に出没自在とされ、磁石を有した構成とされたものでもよい。この場合は、戸パネル23Aのガイド溝25に、このガイドピン19に対応させて磁石や磁性体等を設けてもよい。
なお、この中間縦枠18は、透光壁パネル26に一体的または固定的に設けられたものでもよい。例えば、中間縦枠18が透光壁パネル26のパネル幅方向一方側のフレームを構成するものとしてもよい。
また、本実施形態のように上枠12Aに受入溝12d等の凹溝を設けた場合には、上枠12Aの溝底側部位の上下方向に沿う寸法と調整桟部22Aまたは上枠下地4の上下方向に沿う寸法とを足し合わせた寸法が30mm以上となる構造としてもよい。
なお、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
まず、上記同様、上枠12Aの両端に第1縦枠14A及び第2縦枠15Aが接合されて枠組みされた三方枠11Aを開口部2に設置する。また、透光壁パネル26及び中間縦枠18を設置する。また、上枠下地4の見込方向両側に桟部材20A,20Aを固定し、上枠12Aの見込方向両側に突き合わせられた天井材7,7の端部7a,7aを、見込方向両側の天井受桟部21A,21Aのそれぞれに固定する。
また、両側の縦枠14A,15Aに、額縁部材17,17,17,17を取り付け、建具用枠10Aに対して戸パネル23Aを建て付けるようにしてもよい。
なお、上記施工手順は、一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよく、その他、種々の変形が可能である。
上記構成とされた本実施形態に係る建具用枠の取付構造においても、上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
本実施形態に係る建具用枠の取付構造は、図6に示すように、上枠12Bの見込寸法W2Aよりも見込寸法W1Aが大とされた上枠下地4Aに上枠12Bが固定された構造とされている。上枠下地4Aの見込寸法W1Aは、上枠12Bの見込寸法W2Aよりも3mm以上大きい寸法とされていてもよい。また、上枠12Bは、その上面12aが略全面に亘って上枠下地4Aの下面に密着されて上枠下地4Aに固定されている。
また、同取付構造は、上枠下地4Aの見込方向両側に、見込方向両側のそれぞれの天井材7,7の端部7a,7aが固定される天井受桟部21B,21Bを当接させた構造とされている。また、同取付構造は、上枠12Bの少なくとも見込方向一方側に、上枠12Bと天井受桟部21Bとの間を塞ぐように上枠下地4Aの下面に当接された調整桟部22Bを設けた構造とされている。
また、上枠12Bの見込方向中央部と上枠下地4Aの見込方向中央部とを見込方向で略一致させて上枠12Bを上枠下地4Aに固定している。つまり、見込方向両側における上枠12Bの各見付面12c,12cから上枠下地4Aの見込方向外側に向く面までの見込方向に沿う寸法が互いに略同寸法とされている。
また、これら調整桟部22B,22Bは、上面を略全面に亘って上枠下地4Aの見込方向両端部の下面に密着させて固定されている。また、これら調整桟部22B,22Bは、ねじや釘等の止具9,9によって上枠下地4A及び上枠12Bの両方または一方に固定されている。図例では、上枠12Bの下面12b側から斜め上方側に止着した止具9,9によってこれら調整桟部22B,22Bを上枠12Bに対して固定した例を示しているが、このような態様に限られない。見込方向外側から止着した止具9,9によってこれら調整桟部22B,22Bを上枠12Bに対して固定した態様等としてもよい。
これら天井受桟部21B,21Bは、上記各実施形態と概ね同様、これらの下方側に設けられる天井材7,7の下面7b,7bが上枠12Bの下面12bと略同一平面状となるように、上枠下地4Aの見込方向両側に固定されている。
また、これら天井受桟部21B,21Bは、見込方向中央側に向く面を略全面に亘って当接対象となる上枠下地4Aの見込方向外側に向く面及び調整桟部22B,22Bの見込方向外側に向く面に密着させて固定されている。
これら天井受桟部21B,21Bは、ねじや釘等の止具9,9によって上枠下地4A及び調整桟部22B,22Bの両方または一方に固定されていてもよく、さらに上枠12Bにも固定されていてもよい。図例では、これら天井受桟部21B,21Bを、見込方向外側から止着した止具9,9によって上枠下地4Aに対して固定した例を示しているが、このような態様に限られない。見込方向外側から止着した止具9,9によってこれら天井受桟部21B,21Bを調整桟部22B,22Bまたはこれに加えて上枠12Bに対して固定した態様等としてもよい。
上記構成とされた本実施形態に係る建具用枠の取付構造も上記と概ね同様にして施工可能である。
また、上記構成とされた本実施形態に係る建具用枠の取付構造においても、上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
また、上記各実施形態に係る建具用枠の取付構造において説明した互いに異なる構成を、適宜、組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。例えば、上記第3実施形態において説明した調整桟部22B,22Bと天井受桟部21B,21Bとが一体的に設けられたものとしてもよく、その他、種々の組み替えや組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態では、下枠を設けていない建具用枠10,10A,10Bを例示したが、下枠を備えた四方枠状とされたものでもよい。
上記各実施形態に係る建具用枠の取付構造を用いて施工される建具用枠10,10A,10B、桟部材20,20A,20B及び戸装置1,1A,1Bの各部の具体的な構成は、上記したような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
7 天井材
7a 端部
7b 下面
9 止具
10,10A,10B 建具用枠
12,12A,12B 上枠
12a 上面
12b 下面
21,21A,21B 天井受桟部
22,22A,22B 調整桟部
W1,W1A 上枠下地の見込寸法
W2,W2A 上枠の見込寸法
Claims (5)
- 上枠の見込方向両側に天井材が突き合わせられる構造とされており、
前記上枠は、該上枠の見込寸法よりも見込寸法が小とされた上枠下地に固定され、該上枠の見込方向両側には、見込方向両側のそれぞれの天井材の端部が固定される天井受桟部が当接され、前記上枠下地の少なくとも見込方向一方側には、該上枠下地と前記天井受桟部との間を塞ぐように前記上枠の上面に当接された調整桟部が設けられていることを特徴とする建具用枠の取付構造。 - 上枠の見込方向両側に天井材が突き合わせられる構造とされており、
前記上枠は、該上枠の見込寸法よりも見込寸法が大とされた上枠下地に固定され、該上枠下地の見込方向両側には、見込方向両側のそれぞれの天井材の端部が固定される天井受桟部が当接され、前記上枠の少なくとも見込方向一方側には、該上枠と前記天井受桟部との間を塞ぐように前記上枠下地の下面に当接された調整桟部が設けられていることを特徴とする建具用枠の取付構造。 - 請求項1または2において、
前記少なくとも見込方向一方側の調整桟部と、この調整桟部の見込方向外側の天井受桟部と、は別体とされていることを特徴とする建具用枠の取付構造。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記上枠は、下面が見込方向両側に配される天井材の下面と略同一平面状となるように配されていることを特徴とする建具用枠の取付構造。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記上枠と前記天井受桟部とは、止具によって互いに固定されていることを特徴とする建具用枠の取付構造。
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