JP2021067119A - 戸パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化を図りながらも、戸幅方向に沿う反りを軽減し得る戸パネルを提供する。【解決手段】戸パネル10は、木質系材料から形成された上枠材13、下枠材14及び戸幅方向両側の縦枠材15、縦枠材を含む四周枠12を有したパネル芯材11と、パネル芯材の戸厚方向両側に設けられた面材36と、を備えており、パネル芯材は、上枠材の下方側において上枠材に沿うように設けられた横桟材20と、横桟材の被嵌入部が嵌め入れられた嵌入溝が設けられた金属製の補強材21と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、戸パネルに関する。
従来より、無垢材等からなる戸パネルに比べて軽量化が図れることから、芯材に面材を貼着した構成とされたいわゆるフラッシュパネル状の戸パネルが知られている。このような戸パネルにおいては、芯材が木質系材料から形成されているため、吸放湿等によって反りが生じ易く、パネル自体に反りが生じ易くなるという問題があった。
例えば、下記特許文献1には、矩形状の枠体を備えた芯組の表裏面のそれぞれに表面材が固定された扉が開示されている。また、この扉は、左右の縦枠部の棒状木材の内側に、金属補強木材を設けた構成とされている。
特開2016−35139号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された扉では、左右両側に長尺な金属補強木材が設けられているので、戸高方向に沿う反り(縦反り)の軽減が可能ではあるものの、戸幅方向に沿う反り(幅反り)が生じる懸念がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、軽量化を図りながらも、戸幅方向に沿う反りを軽減し得る戸パネルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る戸パネルは、木質系材料から形成された上枠材、下枠材及び戸幅方向両側の縦枠材を含む四周枠を有したパネル芯材と、前記パネル芯材の戸厚方向両側に設けられた面材と、を備えており、前記パネル芯材は、前記上枠材の下方側において該上枠材に沿うように設けられた横桟材と、該横桟材の被嵌入部が嵌め入れられた嵌入溝が設けられた金属製の補強材と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る戸パネルは、上述のような構成としたことで、軽量化を図りながらも、戸幅方向に沿う反りを軽減することができる。
(a)は、本発明の一実施形態に係る戸パネルの一例を模式的に示す概略正面図、(b)は、同戸パネルが備えるパネル芯材の一例を模式的に示す概略正面図である。 (a)は、図1(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(b)は、(a)におけるZ部に対応させた一部破断概略横断面図、(c)は、図1(b)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(d)は、図1(b)におけるY−Y線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(e)は、(d)に対応させた一部破断概略分解縦断面図である。 同戸パネルを施工した状態を模式的に示す一部破断概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る戸パネルを施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る戸パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る戸パネル10は、図1(b)に示すように、木質系材料から形成された上枠材13、下枠材14及び戸幅方向両側の縦枠材15,15を含む四周枠12を有したパネル芯材11を備えている。また、戸パネル10は、図1(a)及び図2(a)に示すように、このパネル芯材11の戸厚方向両側に設けられた面材36を備えている。つまり、戸パネル10は、中実板状ではなく、中空状のいわゆるフラッシュパネル状とされている。このような構成とすれば、無垢材等によって中実板状とされた戸パネルに比べて軽量化を図ることができる。
また、パネル芯材11は、図1(b)及び図2(d)に示すように、上枠材13の下方側において上枠材13に沿うように設けられた横桟材としての上端横桟材20を備えている。また、パネル芯材11は、この上端横桟材20の被嵌入部20bが嵌め入れられた嵌入溝22が設けられた金属製の補強材としての上端補強材21を備えている。このような構成とすれば、戸パネル10の上端側部位の戸幅方向に沿う反り(上端側部位の戸幅方向の異なる箇所同士が戸厚方向でずれた位置となるような幅反り)を軽減することができる。これにより、戸パネル10を、上端部10aが上枠3のガイド溝4aに挿入されてスライドされる引戸とした場合にも、上端側の幅反りに起因する上端部10aとガイド溝4aとの過度な干渉を抑制することができ、円滑にスライドさせることができる。また、例えば、戸パネル10を戸幅方向一端側の吊元側が回転自在とされた開き戸とした場合には、上端側の幅反りに起因する上端部10aと上枠の戸当たりとの隙間を生じ難くすることができる。また、上端補強材21が上枠材13よりも下方側に設けられることとなるので、上枠材13と両側の縦枠材15,15との接合や、パネル芯材11の上端部に埋込状に設けられる機構部品等の取り付けを阻害するようなことを抑制することができる。なお、上端横桟材20及び上端補強材21の具体的構成については後述する。
この戸パネル10は、図3に示すように、引戸装置1を構成し、住居等の建物に設けられた出入口9を開閉する引戸として建て付けられる。本実施形態では、この戸パネル10は、下端部に戸車39が設けられ、上端部10aが上枠3のガイド溝4aに挿入される構成、つまり、下荷重型で建て付けられる構成とされている。このような構成とすれば、上端部10aが上枠3のガイド溝4aに挿入されてガイドされるので、上端側の幅反りの影響を受け易くなるが、上端補強材21を設けているので、戸パネル10の上端側部位の幅反りを抑制することができる。
引戸装置1は、上枠3を含む戸枠2を備えている。この戸枠2は、戸パネル10の戸先側に設けられる図示省略の戸先側縦枠と、戸パネル10の戸尻側に設けられる戸尻側縦枠6と、開放状態の戸パネル10が納められる袖壁の出入口9側に設けられる中方立(中間縦枠)7と、を備えている。また、戸枠2は、床側に設置され、戸車39が走行自在に係合するガイド溝5aが設けられた下レール5を備えている。このガイド溝5aは、上方側に向けて開口し、戸幅方向に沿って延びるように設けられている。また、図例では、この下レール5を、床下地上に配設された床材8,8間に埋込状に設けた例を示している。
戸枠2の上枠3のガイド溝4aは、下方側に向けて開口し、戸幅方向に沿って延びるように設けられている。このガイド溝4aの溝幅は、戸パネル10の上端部10aの受け入れが可能で、戸パネル10の上端側を円滑にガイド可能なように、戸パネル10の戸厚よりも僅かに大とされていてもよい。また、このガイド溝4aの溝深さは、戸パネル10の上端部10aの保持が可能なように適宜の寸法であってもよい。
また、このガイド溝4aは、上枠3に設けられた凹溝に嵌め込まれるように取り付けられた上レール4によって区画されている。この上レール4は、ガイド溝4aの溝底を区画する薄板状の溝底片部と、ガイド溝4aの溝幅方向両側を区画する薄板状の両側片部と、を備えている。
なお、図例では、上枠3の上側に天井から垂れ下がる垂れ壁を設けた例を示しているが、上枠3を天井に付設状や埋込状に設けたり、更には、上レール4を直接的に天井に付設状や埋込状に設けたりしてもよい。つまりは、戸パネル10の戸高寸法を、床から天井までの天井高に応じた寸法としてもよい。
また、上記のようなガイド溝4aを区画する上レール4を上枠3に設けた態様に代えて、ガイド溝を上枠3に直接的に設けた態様等としてもよく、例えば、上レール4が上枠として機能するものでもよい。
また、戸パネル10が建て付けられる戸枠2としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、図例では、戸パネル10を、袖壁納めで建て付けた例を示しているが、戸袋納めやアウトセット納め状に建て付けられるものであってもよい。また、図例では、一枚の戸パネル10を片引状に設けた例を示しているが、引分状や引違状に配される複数枚の戸パネル10を設けた態様等としてもよい。
戸パネル10は、図1(a)及び図3に示すように、一方向(上下方向)に長尺な略矩形平板状とされている。
この戸パネル10の戸高寸法(長さ寸法)は、当該戸パネル10によって開閉される出入口9の開口高に応じた寸法であればよく、標準的な戸高寸法、例えば、1700mm〜2100mm程度でもよい。また、戸パネル10は、戸高寸法が天井高と略同高さ、例えば、2300mm〜3000mm程度とされたハイドアを構成するものでもよい。また、戸パネル10の戸幅寸法Wは、出入口9の開口幅に応じて適宜の寸法としてもよく、例えば、500mm〜1500mm程度でもよく、比較的に大とされたものでもよく、例えば、700mm以上とされたものでもよい。また、戸パネル10の戸厚寸法は、20mm〜40mm程度でもよい。
戸パネル10の戸車39は、図1(a)に示すように、戸パネル10の下端部の戸幅方向両側端部のそれぞれに設けられている。これら戸車39,39は、戸厚方向に沿う軸回りに回転可能とされている。また、これら戸車39,39は、戸パネル10の下端部に設けられた取付凹所28,28(図1(b)参照)に嵌め込まれるように埋込状に取り付けられた戸車ユニット38,38に回転自在に設けられている。取付凹所28,28は、図1(b)に示すように、戸パネル10(パネル芯材11)の下端部の戸幅方向両側端部に戸幅方向外側及び下方側に向けて開口するように設けられている。パネル芯材11の下端部の戸幅方向両側端部には、戸車ユニット39,39がねじ等の固着具によって固定される戸車取付下地27,27が取付凹所28,28を区画するように設けられている。
また、戸パネル10の戸先側端部の戸厚方向両側には、図1(a)に示すように、開閉する際に操作される引手部37が設けられている。これら引手部37としては、戸厚方向両面において手掛凹部が開口するように設けられた堀込状のものでもよく、戸厚方向両面に付設状に設けられ、上下方向に延びる棒状(バー状)の把持部を備えたものでもよい。これら引手部37は、パネル芯材11に設けられた引手取付下地26(図1(b)参照)にねじ等の固着具によって固定される。なお、パネル芯材11の上端部に、開閉方向の両方または一方に移動する戸パネル10を減速させる減速機構や、戸パネル10の移動を助勢する助勢機構等の機構部品が埋込状に取り付けられる取付凹所や取付下地を設けた構成等としてもよい。
四周枠12の上枠材13は、パネル芯材11の上端部において戸幅方向に延びるように設けられている。四周枠12の下枠材14は、パネル芯材11の下端部において戸幅方向に延びるように設けられている。これら上枠材13及び下枠材14は、一本からなるものに限られず、複数本が上下に接合されて構成されたものでもよい。四周枠12の両側の縦枠材15,15は、パネル芯材11の戸幅方向両側端部において戸高方向に延びるように設けられている。これら縦枠材15,15は、一本からなるものに限られず、複数本が上下や戸幅方向に接合されて構成されたものでもよい。
また、本実施形態では、図1(b)及び図2(a)に示すように、これら両側の縦枠材15,15の戸幅方向外側に向く外側面に、面材36の端部が差し込まれる差込溝15a,15aを全長に亘って設けた構成としている。これら戸幅方向両側の差込溝15a,15aは、戸幅方向外側に向けて開口するように設けられている。
面材36は、戸パネル10の四周表面(戸厚方向両面及び戸幅方向両側端面)が化粧面となるようにパネル芯材11の四周表面に貼着されたものであってもよい。この面材36は、裏面側のパネル芯材11の角部に応じた位置に折曲溝を設けた構成とされたものでもよい。また、図例では、パネル芯材11の戸厚方向両側のそれぞれに設けられた二枚の面材36,36によって四周表面を構成した例を示しているが、一枚の面材36によって四周表面を構成する態様としてもよい。この場合は、一方の縦枠材15に差込溝15aを設けていない構成としてもよい。
また、本実施形態では、面材36は、表面が塗装可能な塗装下地面36aとされている。このような構成とすれば、工務店等の建築業者の施設や施工箇所において所望の色柄に塗装することができる。また、このような塗装がなされる場合には、反り易くなるが、上端補強材21を設けているので、戸パネル10の上端側部位の幅反りを抑制することができる。
この面材36としては、図2(b)に示すように、MDF(中密度繊維板)等の木質系ボードやガラス繊維等の強化繊維シートを含んだ繊維強化樹脂層等の表面基材36bの表面側に、塗装下地面36aを構成する下地シート36cが設けられたものでもよい。
このような下地シート36cとしては、塩化ビニルやポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂シート36dの表面側に、絵柄層36e、不織布36f及び表面保護層36gがこの順に積層されたものであってもよい。絵柄層36eは、木目模様や石目模様、皮革模様、コルク模様等の天然材料を模した絵柄であってもよく、その他の絵柄であってもよい。不織布36f及び表面保護層36gは、上記した絵柄層36eの絵柄が視認可能なように設けられている。不織布36fは、塗料を保持する塗料保持層として機能する。この不織布36fは、塗料の保持性や絵柄層36eの絵柄の視認性の観点等から適宜の目付(坪量)とされたものであってもよい。表面保護層36gは、表面から塗布される塗料が不織布36fに浸透可能なように設けられたものであってもよい。このような表面保護層36gを設けた構成とすれば、塗装下地面36aの耐擦傷性を向上させることができる。
なお、表面保護層36gは、透明であることが好ましく、着色剤が添加されて有色透明とされたものでもよい。また、表面保護層36gは、絵柄層36eの絵柄が視認可能な程度の半透明であってもよい。また、図例では、塗装下地面36aとなる下地シート36cの表面に、エンボス状の凹凸模様を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
また、この下地シート36cに塗布される塗料としては、絵柄層36eの絵柄の視認が可能なように着色可能なステイン系塗料であってもよい。また、絵柄層36e及び表面保護層36gの両方または一方を下地シート36cに設けていない構成としてもよく、塗装下地面36aを構成する下地シート36cとしては、その他、種々の構成とされたものであってもよい。また、塗装下地面36aを構成する下地シート36cに代えて、化粧面を構成する種々の化粧シートを設けた態様等としてもよい。
四周枠12の上枠材13及び下枠材14と両側の縦枠材15,15とは、図1(b)に示すように、いわゆる縦勝状に接合されている。つまり、両側の縦枠材15,15の上端部及び下端部の互いに向き合う内側面に上枠材13及び下枠材14の長手方向の各端面を当接させ、これら上枠材13及び下枠材14と両側の縦枠材15,15とが接合されている。なお、上枠材13及び下枠材14と両側の縦枠材15,15とは、ねじやステープル(いわゆるU針)等の固着具や、接着剤等を用いて接合されたものでもよい。
本実施形態では、パネル芯材11は、上枠材13の下方側に設けられた上端横桟材20の下方側において互いに戸高方向に間隔を空けて設けられ、かつ両側の縦枠材15,15間に架け渡されるように設けられた第1横桟材16及び第2横桟材17を備えている。これら第1横桟材16及び第2横桟材17の長手方向両端部(戸幅方向両端部)は、両側の縦枠材15,15に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。
また、パネル芯材11は、これら第1横桟材16、第2横桟材17及び両側の縦枠材15,15によって区画された空間に、コア材35を配設した構成とされている。このコア材35としては、発泡ウレタン等の発泡樹脂系材料から成形された発泡成形体からなるものでもよいが、本実施形態では、パネル厚さ方向両側に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるハニカム状のコア材35としている。つまり、コア材35を、いわゆるペーパーコアとしている。図例では、コア材35の中空筒状セルを、蜂の巣状(六角状)とした例を示しているが、波型状とされたものや方形状とされたもの、円筒形状とされたもの等、種々のセル形状とされたものでもよい。また、このコア材35は、第1横桟材16、第2横桟材17及び両側の縦枠材15,15に上記同様な固着具や接着剤等を用いて固定されたものでもよい。
また、パネル芯材11は、第2横桟材17と下枠材14との間に亘って戸高方向に延び、戸幅方向両端側に設けられた外側縦桟材29,29と、これら外側縦桟材29,29の戸幅方向中央側に沿うように設けられた内側縦桟材30,30と、を備えている。また、本実施形態では、パネル芯材11は、これら内側縦桟材30,30に沿って戸高方向に延びるように設けられた金属製の縦補強材31,31を備えている。このような構成とすれば、戸幅方向両側における戸高方向に沿う反り(戸高方向の異なる箇所同士が戸厚方向でずれた位置となるような縦反り)を軽減することができる。これら外側縦桟材29,29及び内側縦桟材30,30の長手方向(上下方向)両端部は、第2横桟材17及び下枠材14に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。戸幅方向両側の外側縦桟材29,29は、戸幅方向外側に隣接される各縦枠材15,15との間に略等間隔を空けて設けられている。つまり、これら両側の外側縦桟材29,29は、左右(戸幅方向)対称状の位置となるように設けられている。なお、内側縦桟材30,30及び縦補強材31,31の具体的構成については後述する。
また、パネル芯材11は、第2横桟材17、下枠材14及び両側の内側縦桟材30,30によって区画された空間を戸高方向に複数に区画する複数(図例では、3つ)の中央側横桟材18を備えている。これら中央側横桟材18の長手方向両端部(戸幅方向両端部)は、両側の内側縦桟材30,30に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。また、これら中央側横桟材18によって戸高方向に複数に区画された各空間には、上記同様なコア材35が配設されている。
また、パネル芯材11は、第2横桟材17、下枠材14、両側の縦枠材15及び各縦枠材15に隣接された各外側縦桟材29,29によって区画された空間を戸高方向に複数に区画する複数(図例では、3つ)の端部側横桟材19を備えている。これら端部側横桟材19は、中央側横桟材18と同高さに位置するように設けられている。また、これら端部側横桟材19の長手方向両端部(戸幅方向両端部)は、縦枠材15及び外側縦桟材29に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。
上記した引手取付下地26は、戸先側の外側縦桟材29の戸幅方向外側に位置するように設けられている。図例では、引手取付下地26を、戸高方向略中央部に配された端部側横桟材19の下面から下方側に向けて延出するように設けられた縦桟部とこの縦桟部の下端部と戸先側の縦枠材15との間に架け渡されるように設けられた横桟部とを備えた構成としている。なお、引手取付下地26としては、このような態様とされたものに限られない。また、戸尻側にも同様な引手取付下地26を設けた構成としてもよい。
また、図例では、これら端部側横桟材19によって戸高方向に複数に区画された各空間にコア材35を設けていない例を示しているが、上記同様なコア材35を設けた構成としてもよい。
また、パネル芯材11を構成する四周枠12、各横桟材16,17,18,19、各取付下地26,27、外側縦桟材29及びコア材35の戸厚方向に沿う寸法は、戸厚方向の各面が互いに略同一平面状となるように互いに略同寸法とされている。
また、四周枠12を構成する各枠材13,14,15,15、各横桟材16,17,18,19及び外側縦桟材29の長手方向及び戸厚方向に直交する幅寸法は、強度上や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。本実施形態では、四周枠12を構成する各枠材13,14,15,15の幅寸法を、互いに略同寸法とし、かつ互いに略同寸法とされた各横桟材16,17,18,19及び外側縦桟材29の幅寸法よりも大とした例を示している。図例では、四周枠12を構成する各枠材13,14,15,15の幅寸法を、各横桟材16,17,18,19及び外側縦桟材29の幅寸法の略2倍程度とした例を示しているが、このような態様に限られない。
また、これら四周枠12を構成する各枠材13,14,15,15、各取付下地26,27、各横桟材16,17,18,19及び外側縦桟材29並びに後記する上端横桟材20及び内側縦桟材30は、適宜の木質系材料から形成されている。木質系材料としては、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板や、PB(パーティクルボード)等の木質ボード、MDF(中密度繊維板)やハードボード等の木質繊維板などが挙げられる。また、木質系材料としては、合成樹脂系材料に、木粉や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)であってもよい。
本実施形態では、後記する上端横桟材20及び内側縦桟材30を、単板積層材から形成されたものとしている。このような構成とすれば、上端横桟材20や内側縦桟材30を中密度繊維板やパーティクルボードから形成したものと比べて、これらの強度を向上させることができる。
また、例えば、比較的に強度が必要な四周枠12を構成する各枠材13,14,15,15を、単板積層材等の木質積層板から形成されたものとしてもよい。また、各横桟材16,17,18,19及び外側縦桟材29を、パーティクルボード等の木質ボードから形成されたものとしてもよい。
上端補強材21は、図1に示すように、戸幅方向に延びるように長尺状とされている。
この上端補強材21は、本実施形態では、戸幅方向に沿う長さ寸法Lが戸幅寸法Wの3/10〜8/10の寸法とされ、かつ戸幅方向中央側部位に位置するように設けられている。このような構成とすれば、上端補強材21の長さ寸法Lを小さくし過ぎたものと比べて、戸パネル10の上端側部位の幅反りを効果的に抑制することができる。また、上端補強材21の長さ寸法Lを大きくし過ぎたものと比べて、軽量化が図れ、また、戸幅寸法Wが異なる戸パネル10に対しても共通部品として容易に組み込むことができる。なお、このような態様に代えて、上端補強材21を、両側の縦枠材15,15間の略全体に亘って設けた構成等としてもよい。
また、本実施形態では、上端補強材21は、図2(d)に示すように、嵌入溝22が下方側に向けて開口するように配され、かつ嵌入溝22の溝底側を区画する溝底片部23が上枠材13と上端横桟材20との間に挟み込まれて保持されている。このような構成とすれば、上端補強材21を上枠材13と上端横桟材20とによって強固に保持することができ、上端補強材21が脱落するようなことを抑制することができる。これにより、ステイプルやねじ等の固着具や接着剤等によって上端補強材21を上端横桟材20に対して固定する必要がなく、組付性を向上させることができる。つまり、この上端補強材21は、固着具や接着剤、粘着材等によって上端横桟材20に固定されておらず、上枠材13と上端横桟材20との間に溝底片部23が挟み込まれることで固定されたものでもよい。また、上端補強材21が上枠材13の下側面に当接して設けられることとなるので、上枠材13との間に隙間を空けて上端補強材21を設けたものと比べて、戸パネル10の上端側の幅反りを効果的に抑制することができる。なお、上端横桟材20及び上端補強材21を上枠材13に沿わせるように設ける態様としては、上枠材13との間に100mm以下程度、好ましくは、50mm以下程度の隙間が設けられるものであってもよい。
この上端補強材21は、図2(d)、(e)に示すように、溝底片部23の溝幅方向両側縁部から下方側に向けて垂れ下がるように一連状に設けられ、溝幅方向両側を区画する側片部24,24を有している。上端補強材21は、これら側片部24,24と溝底片部23とによって長手方向に見て略U字状(コ字状)とされている。これら溝底片部23及び両側片部24,24は、薄板状とされている。図例では、溝底片部23及び両側片部24,24の厚さ寸法を互いに略同寸法とした例を示している。これら溝底片部23及び両側片部24,24の厚さ寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の厚さ寸法としてもよく、例えば、0.5mm〜3.0mm程度でもよく、好ましくは、1.0mm〜2.0mm程度でもよい。
また、この上端補強材21は、SPCC等の適宜の鋼板から形成されたものでもよく、適宜の表面処理が施された亜鉛めっき鋼板(SECC)等のめっき鋼板から形成されたものでもよい。
また、この上端補強材21の戸厚方向に沿う寸法(一方の側片部24の外側面から他方の側片部24の外側面までの寸法)は、戸厚方向の各面が上枠材13の戸厚方向の各面と略同一平面状となるように、上枠材13の戸厚方向に沿う寸法と略同寸法とされている。
また、この上端補強材21の戸高方向に沿う寸法は、強度上の観点や軽量化を図る観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、上端補強材21の戸高方向に沿う寸法を、後記する上端横桟材20の概ね1/2程度とした例を示しているが、このような態様に限られない。
また、この上端補強材21の嵌入溝22の戸厚方向に沿う溝幅寸法は、上端横桟材20の被嵌入部20bの受け入れが可能なように、上端横桟材20の被嵌入部20bの戸厚方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。この嵌入溝22の溝幅寸法は、被嵌入部20bの戸厚方向に沿う寸法よりも僅かに大とされていてもよい。
また、嵌入溝22の戸高方向に沿う溝深さ寸法は、上端横桟材20の被嵌入部20bの受け入れが可能なように、被嵌入部20bの戸高方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。嵌入溝22の溝深さ寸法は、被嵌入部20bの戸高方向に沿う寸法よりも僅かに大とされていてもよい。
上端横桟材20は、戸幅方向に延びるように長尺状とされている。本実施形態では、この上端横桟材20の長さ寸法を、上端補強材21の長さ寸法Lよりも大とし、上枠材13の長さ寸法よりも小としている。また、パネル芯材11に、この上端横桟材20の長手方向両端部が固定される上端縦桟材25,25を、上枠材13と第1横桟材16との間に亘って設けた構成としている。上端横桟材20の長手方向両端部(戸幅方向両端部)は、これら上端縦桟材25,25に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。また、上端縦桟材25,25の長手方向両端部(戸高方向両端部)は、上枠材13及び第1横桟材16に、上記同様な固着具や接着剤等を用いて接合されたものでもよい。また、図例では、これら上端縦桟材25,25を、戸幅方向に複数の桟材を接合して構成されたものとした例を示している。また、これら上端縦桟材25,25を、戸幅方向両側に設けられた外側縦桟材29,29及び内側縦桟材30,30の略直上に位置するように設けた例を示している。なお、これら上端縦桟材25,25は、戸パネル10の上端部の戸幅方向両端部の両方または一方に設けられる種々の機構部品の取付下地を構成するものでもよい。つまり、上端横桟材20及び上端補強材21は、戸パネル10の上端部の戸幅方向両端部の両方または一方に設けられる種々の機構部品の取り付けが可能なように、戸幅方向中央側部位のみに設けられたものであってもよい。
また、上端横桟材20は、本実施形態では、戸高方向に沿う幅寸法が上端補強材21の嵌入溝22の溝深さ寸法よりも大とされている。図例では、この上端横桟材20の戸高方向に沿う幅寸法を、上枠材13の戸高方向に沿う幅寸法と略同寸法とし、かつ嵌入溝22の溝深さ寸法の略2倍程度とした例を示しているが、このような寸法に限られない。
また、本実施形態では、上端横桟材20の被嵌入部20bは、上端補強材21の各側片部24,24を受け入れる凹段部20c,20cが形成されるように嵌入溝22の溝幅方向に沿う寸法が他の部位としての基部20aよりも小とされている。このような構成とすれば、上端横桟材20の基部20aに戸厚方向両側の面材36を安定的に当接させることができる。また、本実施形態では、上述のように、上端横桟材20を単板積層材から形成しているので、凹段部20c,20cの加工も容易に行うことができる。
この上端横桟材20の基部20aの戸厚方向に沿う寸法は、戸厚方向の各面が上枠材13の戸厚方向の各面と略同一平面状となるように、上枠材13の戸厚方向に沿う寸法と略同寸法とされている。
また、上端横桟材20の被嵌入部20bは、基部20aの上枠材13側に連なるように設けられている。この被嵌入部20bは、基部20aの戸厚方向の各面から戸厚方向中心側に向けて段下状に設けられた凹段部20c,20cによって戸厚方向に沿う寸法が基部20aよりも小とされている。これら凹段部20c,20cの戸厚方向に沿う段差寸法は、上端補強材21の側片部24,24の受け入れが可能なように、側片部24,24の厚さ寸法に応じた寸法とされている。
なお、上端補強材21の長手方向両側に形成される上端横桟材20の被嵌入部20bの上側面と上枠材13の下側面との間の隙間に、適宜のスペーサー材を設けた構成としてもよい。または、上端横桟材20の被嵌入部20bの上側面に、上端補強材21の溝底片部23を受け入れる凹段部を設けた構成としてもよい。
戸幅方向両側の内側縦桟材30,30及び縦補強材31,31は、左右(戸幅方向)対称状に設けられ、互いに同様の構成とされている。なお、以下では、戸幅方向一方側の内側縦桟材30及び縦補強材31を例にとって説明する。
縦補強材31は、図1に示すように、戸高方向に延びるように長尺状とされている。この縦補強材31は、本実施形態では、第2横桟材17と下枠材14との間の全体に亘って設けられている。この縦補強材31の戸高方向に沿う長さ寸法は、縦反りを抑制する観点や軽量化を図る観点等から適宜の長さ寸法としてもよい。この縦補強材31の長さ寸法は、例えば、当該戸パネル10の戸高寸法の3/5〜9/10程度の寸法としてもよい。
この縦補強材31は、図2(c)に示すように、本実施形態では、上端補強材21と同様、内側縦桟材30の被嵌入部30bが嵌め入れられた嵌入溝32を設けた構成とされている。また、この縦補強材31は、嵌入溝32の溝底側を区画する溝底片部33が外側縦桟材29と内側縦桟材30との間に挟み込まれて保持された構成とされている。つまり、この縦補強材31は、嵌入溝32が戸幅方向中心側に向けて開口するように設けられている。なお、このような態様に代えて、外側縦桟材29に、縦補強材31の嵌入溝32に嵌め入れられる被嵌入部を設けた構成等としてもよい。つまり、縦補強材31を、嵌入溝32が戸幅方向外側に向けて開口するように設けられたものとしてもよい。また、例えば、縦桟材(内側縦桟材30)の戸幅方向両側に縦補強材31を設けた態様等としてもよい。
また、本実施形態では、この縦補強材31の長手方向に見た形状を、上端補強材21の長手方向に見た形状と略同寸同形状としている。つまり、この縦補強材31は、嵌入溝32の溝幅方向両側を区画する側片部34,34と溝底片部33とによって長手方向に見て略U字状(コ字状)とされている。また、この縦補強材31は、上端補強材21と同様、SPCC等の適宜の鋼板から形成されたものでもよく、適宜の表面処理が施された亜鉛めっき鋼板(SECC)等のめっき鋼板から形成されたものでもよい。
また、図例では、この縦補強材31の側片部34,34に、内側縦桟材30と外側縦桟材29とを接合する固着具の止着箇所を露出させる複数の開口を長手方向に間隔を空けて設けた構成としている(図1(b)参照)。これら開口は、側片部34,34を厚さ方向に貫通するように設けられている。なお、このような開口を、上端補強材21にも設けた構成としてもよい。また、このような開口を縦補強材31に設けた態様に代えて、挿通孔を設けたり、接着剤や粘着材等によって縦補強材31を介して内側縦桟材30と外側縦桟材29とを接合する構成等としてもよい。
内側縦桟材30は、本実施形態では、上端横桟材20と同様、被嵌入部30bの戸厚方向両側に凹段部30c,30cが設けられており、被嵌入部30bよりも戸厚方向に沿う寸法が大とされた基部30aを有している。本実施形態では、この内側縦桟材30の長手方向に見た形状を、上端横桟材20の長手方向に見た形状と略同寸同形状としている。
なお、縦補強材31及び内側縦桟材30としては、上記したような構成とされたものに限られない。例えば、内側縦桟材30の略全体が縦補強材31の嵌入溝32に嵌め入れられる構成としてもよい。また、縦補強材31を、嵌入溝32が戸幅方向一方側に向けて開口するように設けた態様に代えて、戸厚方向に向けて開口するように設けた構成としてもよい。この場合は、縦桟材(内側縦桟材30)の戸厚方向一方側または両側に縦補強材31を設けた態様等としてもよい。また、縦補強材31としては、長手方向に見て略U字状(コ字状)とされたものに限られず、長手方向に見て略L字状とされたものや、更には帯板状とされたものでもよい。また、戸パネル10に、このような縦補強材31を設けていない構成としてもよい。
また、上端補強材21及び上端横桟材20としては、上記したような構成とされたものに限られない。例えば、上記同様、上端横桟材20の略全体が上端補強材21の嵌入溝22に嵌め入れられる構成としてもよい。また、上端補強材21を、上端横桟材20の上枠材13側(上側)に設けた態様に代えて、または加えて、下側に設けた態様としてもよい。更には、上端補強材21を、嵌入溝22が戸高方向一方側に向けて開口するように設けた態様に代えて、戸厚方向に向けて開口するように設けた構成としてもよい。この場合は、上端横桟材20の戸厚方向一方側または両側に上端補強材21を設けた態様等としてもよい。
また、このような上端補強材21及び上端横桟材20と略同様の構成とされた補強材21及び横桟材20を、戸パネル10の戸高方向中央部位や下端部に更に設けた態様等としてもよい。
また、本実施形態では、四周枠12内に、上端横桟材20及び上端補強材21に加えて、複数の横桟材16,17,18,19や縦桟材29,30、取付下地26,27を設けた例を示しているが、これらのうちの一部や全てを設けていない構成としてもよい。また、上記した例では、パネル芯材11の中空部にコア材35を収納させた構成としているが、このようなコア材35を設けていない構成としてもよい。
また、本実施形態では、戸パネル10を、下荷重型で建て付けられる引戸とした例を示しているが、上吊型で建て付けられる引戸としてもよい。この場合は、戸パネル10の下端部に戸車ユニット38を設けた態様に代えて、戸パネル10の上端部に、上レールに吊下支持されてガイドされる適宜のランナーを設けた構成とすればよい。また、戸パネル10は、引戸として建て付けられるものに限られず、開き戸や折れ戸、親子ドアを構成するものであってもよい。本実施形態に係る戸パネル10の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
10 戸パネル
10a 上端部
11 パネル芯材
12 四周枠
13 上枠材
14 下枠材
15 縦枠材
20 上端横桟材(横桟材)
20a 基部(他の部位)
20b 被嵌入部
20c 凹段部
21 上端補強材(補強材)
22 嵌入溝
23 溝底片部
24 側片部
36 面材
36a 塗装下地面
39 戸車
3 上枠
4a ガイド溝
L 長さ寸法(戸幅方向に沿う長さ寸法)
W 戸幅寸法

Claims (6)

  1. 木質系材料から形成された上枠材、下枠材及び戸幅方向両側の縦枠材を含む四周枠を有したパネル芯材と、前記パネル芯材の戸厚方向両側に設けられた面材と、を備えており、
    前記パネル芯材は、前記上枠材の下方側において該上枠材に沿うように設けられた横桟材と、該横桟材の被嵌入部が嵌め入れられた嵌入溝が設けられた金属製の補強材と、を備えていることを特徴とする戸パネル。
  2. 請求項1において、
    前記補強材は、前記嵌入溝が下方側に向けて開口するように配され、かつ該嵌入溝の溝底側を区画する溝底片部が前記上枠材と前記横桟材との間に挟み込まれて保持されていることを特徴とする戸パネル。
  3. 請求項1または2において、
    前記横桟材は、単板積層材から形成され、該横桟材の前記被嵌入部は、前記補強材の前記嵌入溝の溝幅方向両側を区画する各側片部を受け入れる凹段部が形成されるように前記嵌入溝の溝幅方向に沿う寸法が他の部位よりも小とされていることを特徴とする戸パネル。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記補強材は、戸幅方向に沿う長さ寸法が戸幅寸法の3/10〜8/10の寸法とされ、かつ戸幅方向中央側部位に位置するように設けられていることを特徴とする戸パネル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記面材は、表面が塗装可能な塗装下地面とされていることを特徴とする戸パネル。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    下端部に戸車が設けられ、上端部が上枠のガイド溝に挿入される構成とされていることを特徴とする戸パネル。
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