JP2022053610A - 戸パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】反りの抑制が可能でありながらも、上下端部のうちの少なくとも一方の端部に設けられる凹所の加工性を向上し得る戸パネルを提供する。【解決手段】戸パネル1は、パネル幅方向両側に設けられ上下方向に長尺な金属製の縦枠材20,20及び上下方向両側に設けられパネル幅方向に長尺な横枠材16を含むパネル芯材11と、パネル厚さ方向両側面及びパネル幅方向両側端面を構成するように前記パネル芯材に貼着された表面材30と、を備えており、両側の横枠材のうちの少なくとも一方の横枠材は、木質系材料から形成され、両側の前記縦枠材の長手方向の端面がパネル幅方向両側端部に当接されて横勝状に両側の前記縦枠材に接合され、かつ、開閉をガイドまたは支持する部材2を受け入れる凹所17を設けた構成とされている。【選択図】図4
Description
本発明は、戸パネルに関する。
従来より、種々の木材からなる無垢パネルや、木質系材料を枠組みして形成されたパネル芯材に表面材を貼着した構成とされたいわゆるフラッシュパネル状のパネルが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
上記のようなパネルにおいては、パネル自体やパネル芯材が木材や木質系材料から形成されているため、吸放湿等によって反りが生じ易く、パネル自体に反りが生じ易くなるという問題があった。上記特許文献1には、左右の縦枠及び上下の横枠を含む枠体を金属系材料から形成してもよいとの記載がある。しかしながら、この場合には、戸パネルの上端部や下端部に設けられる開閉をガイドまたは支持するランナー等の部材を受け入れる凹所の加工がし難くなるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、反りの抑制が可能でありながらも、上下端部のうちの少なくとも一方の端部に設けられる凹所の加工性を向上し得る戸パネルを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る戸パネルは、パネル幅方向両側に設けられ上下方向に長尺な金属製の縦枠材及び上下方向両側に設けられパネル幅方向に長尺な横枠材を含むパネル芯材と、パネル厚さ方向両側面及びパネル幅方向両側端面を構成するように前記パネル芯材に貼着された表面材と、を備えており、両側の横枠材のうちの少なくとも一方の横枠材は、木質系材料から形成され、両側の前記縦枠材の長手方向の端面がパネル幅方向両側端部に当接されて横勝状に両側の前記縦枠材に接合され、かつ、開閉をガイドまたは支持する部材を受け入れる凹所を設けた構成とされていることを特徴とする。
本発明に係る戸パネルは、上述のような構成としたことで、反りの抑制が可能でありながらも、上下端部のうちの少なくとも一方の端部に設けられる凹所の加工性を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る戸パネルを施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る戸パネルを施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図5は、本実施形態に係る戸パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る戸パネル1は、パネル本体10を備えている。このパネル本体10は、図1に示すように、後記する被ガイド部材2とによって戸パネル1を構成するものであってもよい。なお、パネル本体10を戸パネル1として把握するようにしてもよい。
このパネル本体10は、図1及び図2に示すように、四周枠を有したパネル芯材11と、パネル厚さ方向両側面及びパネル幅方向両側端面を構成するようにパネル芯材11に貼着された表面材30と、を備えている。つまり、パネル本体10は、無垢材等によって中実板状とされたものではなく、いわゆるフラッシュパネル状とされている。このような構成とすれば、無垢材等によって中実板状とされたものと比べて、軽量化を図ることができる。
本実施形態に係る戸パネル1は、パネル本体10を備えている。このパネル本体10は、図1に示すように、後記する被ガイド部材2とによって戸パネル1を構成するものであってもよい。なお、パネル本体10を戸パネル1として把握するようにしてもよい。
このパネル本体10は、図1及び図2に示すように、四周枠を有したパネル芯材11と、パネル厚さ方向両側面及びパネル幅方向両側端面を構成するようにパネル芯材11に貼着された表面材30と、を備えている。つまり、パネル本体10は、無垢材等によって中実板状とされたものではなく、いわゆるフラッシュパネル状とされている。このような構成とすれば、無垢材等によって中実板状とされたものと比べて、軽量化を図ることができる。
このパネル本体10は、上下(パネル高さ)方向に長尺な略矩形平板状とされている。このパネル本体10の高さ寸法(長さ寸法)は、当該パネル本体10の用途や施工箇所に応じて適宜の寸法としてもよく、本実施形態のように、戸パネル1を構成する場合には、当該戸パネル1によって開閉される出入口の開口高に応じた寸法としてもよい。このパネル本体10の高さ寸法は、例えば、1800mm~2100mm程度でもよく、または、床から天井までの天井高と略同高さ、例えば、2400mm~3000mm程度であってもよい。また、パネル本体10の幅寸法は、出入口の開口幅に応じた寸法でもよく、例えば、600mm~1200mm程度でもよい。また、パネル本体10の厚さ寸法は、例えば、15mm~40mm程度でもよい。このパネル本体10は、一般的な建具を構成するパネルよりも薄型、例えば、厚さ寸法が25mm以下の薄型パネルであってもよい。
パネル芯材11の四周枠には、パネル幅方向両側に設けられ上下方向に長尺な金属製の縦枠材20,20が含まれている。このような構成とすれば、パネル高さ方向に沿う反りを軽減することができ、高さ寸法が大となる傾向がある戸パネル1として好適なものとなる。また、パネル芯材11の四周枠には、上下方向両側に設けられパネル幅方向に長尺な横枠材としての上側横枠材16及び下側横枠材18が含まれている。
本実施形態では、これら上側横枠材16及び下側横枠材18のうちの少なくとも一方の横枠材16,18は、木質系材料から形成され、両側の縦枠材20,20の長手方向の端面がパネル幅方向両側端部に当接されて横勝状に両側の縦枠材20,20に接合されている。また、少なくとも一方の横枠材16,18には、開閉をガイドまたは支持する部材(被ガイド部材2)を受け入れる凹所17,19が設けられている。
本実施形態では、これら上側横枠材16及び下側横枠材18のうちの少なくとも一方の横枠材16,18は、木質系材料から形成され、両側の縦枠材20,20の長手方向の端面がパネル幅方向両側端部に当接されて横勝状に両側の縦枠材20,20に接合されている。また、少なくとも一方の横枠材16,18には、開閉をガイドまたは支持する部材(被ガイド部材2)を受け入れる凹所17,19が設けられている。
上記のような構成とすれば、木質系材料から形成された少なくとも一方の横枠材16,18に凹所17,19を容易に設けることができる。これにより、例えば、両側の縦枠材20,20に凹所17,19を加工するものと比べて加工性を向上させることができる。また、中空筒状に押出成形された縦枠材20,20の中空部を凹所17,19とすれば、パネル幅方向の側端面において被ガイド部材2や戸車等の被取付部3を露出させた状態で取り付けることが困難となる。本実施形態によれば、側端面において開口する凹所17,19を容易に設けることができる。これにより、戸パネル1を建て付けた状態で、被ガイド部材2や戸車等をパネル幅方向外側から調整等することができる。また、両側の縦枠材20,20を押出成形品とすることができ、これら縦枠材20,20への後加工を削減することができる。
また、本実施形態では、少なくとも一方の横枠材としての上側横枠材16のパネル幅方向両端部には、上方側に配設される上レールにガイドされる被ガイド部材2の被取付部3を受け入れる凹所(取付凹所)17,17が設けられている。このような構成とすれば、加工し難い金属製の縦枠材20,20に加工することなく、パネル本体10の上端部のパネル幅方向両側に被ガイド部材2,2の被取付部3,3を受け入れる取付凹所17,17を設けることができる。
また、本実施形態では、少なくとも一方の横枠材としての下側横枠材18には、下方側に配設されるガイドピンを受け入れる凹所(受入溝)19がパネル幅方向全体に亘って延びるように溝状に設けられている。このような構成とすれば、加工し難い金属製の縦枠材20,20に加工することなく、パネル本体10の下端部に、ガイドピンを受け入れる受入溝19を設けることができる。
また、本実施形態では、少なくとも一方の横枠材としての下側横枠材18には、下方側に配設されるガイドピンを受け入れる凹所(受入溝)19がパネル幅方向全体に亘って延びるように溝状に設けられている。このような構成とすれば、加工し難い金属製の縦枠材20,20に加工することなく、パネル本体10の下端部に、ガイドピンを受け入れる受入溝19を設けることができる。
つまり、本実施形態では、戸パネル1は、被ガイド部材2を介して上レールに対してスライド自在に吊下保持される上吊型で建て付けられる引戸パネルを構成する。また、本実施形態では、上下方向両側の横枠材を構成する上側横枠材16及び下側横枠材18がそれぞれ木質系材料から形成され、これら上側横枠材16及び下側横枠材18のそれぞれに凹所を構成する取付凹所17,17及び受入溝19が設けられている。これら上側横枠材16及び下側横枠材18は、単板積層材(LVL)から形成されていてもよい。このような構成とすれば、無垢材や中密度繊維板(MDF)、パーティクルボード等から形成したものと比べて、反り難くすることができ、また、強度を向上させることができる。また、取付凹所17,17及び受入溝19の加工も容易に行うことができる。なお、これら上側横枠材16及び下側横枠材18は、単板積層材から形成されたものに限られず、その他の木質系材料から形成されたものであってもよい。
上側横枠材16は、厚さ方向がパネル厚さ方向とされた略帯板状とされている。この上側横枠材16の厚さ方向両側面に、厚さ方向両側の表面材30,30が貼着される。この上側横枠材16の厚さ寸法は、パネル本体10の厚さや表面材30,30の厚さに応じて適宜の寸法とされている。また、この上側横枠材16のパネル幅方向に沿う長さ寸法は、一方の縦枠材20のパネル幅方向外側に向く外側面から他方の縦枠材20のパネル幅方向外側に向く外側面までのパネル幅方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。また、この上側横枠材16の上下方向に沿う寸法は、パネル幅方向両側の取付凹所17,17の上下方向に沿う寸法に応じて、また、強度上の観点等から適宜の寸法としてもよい。
パネル幅方向両側の取付凹所17,17は、図4(a)~(c)に示すように、パネル幅方向外側及び上方側に向けて開口するように設けられている。これら取付凹所17,17は、上方側に向く底部が当該上側横枠材16の底側部位16a(図5(c)参照)によって区画され、パネル幅方向外側に向く外向壁部が当該上側横枠材16のパネル幅方向中央側部位によって区画されている。また、これら取付凹所17,17は、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該上側横枠材16のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。
パネル幅方向両側の取付凹所17,17は、図4(a)~(c)に示すように、パネル幅方向外側及び上方側に向けて開口するように設けられている。これら取付凹所17,17は、上方側に向く底部が当該上側横枠材16の底側部位16a(図5(c)参照)によって区画され、パネル幅方向外側に向く外向壁部が当該上側横枠材16のパネル幅方向中央側部位によって区画されている。また、これら取付凹所17,17は、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該上側横枠材16のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。
これら取付凹所17,17の上下方向に沿う寸法やパネル幅方向に沿う寸法、パネル厚さ方向に沿う寸法は、被ガイド部材2,2の被取付部3,3の受け入れが可能なように、被取付部3,3に応じた寸法とされている。なお、厚さ方向両側の表面材30,30には、これら取付凹所17,17のパネル幅方向外側に向く開口に応じた切欠部が設けられている。また、パネル幅方向両側の被ガイド部材2,2は、互いに同様の構成であるので、以下では一方を例にとって説明する。
被ガイド部材2は、図4(a)に示すように、取付凹所17に差し込まれる被取付部3と、この被取付部3に連結され、上レールに案内支持される転動体4と、を備えている。
被取付部3は、略直方体のブロック状とされている。この被取付部3は、ねじ等の固着具によって取付凹所17に取り付けられた図示省略の取付カップに対して差し込まれて取り付けられるものであってもよく、または、ねじ等の固着具によって取付凹所17に直接的に取り付けられるものであってもよい。
被ガイド部材2は、図4(a)に示すように、取付凹所17に差し込まれる被取付部3と、この被取付部3に連結され、上レールに案内支持される転動体4と、を備えている。
被取付部3は、略直方体のブロック状とされている。この被取付部3は、ねじ等の固着具によって取付凹所17に取り付けられた図示省略の取付カップに対して差し込まれて取り付けられるものであってもよく、または、ねじ等の固着具によって取付凹所17に直接的に取り付けられるものであってもよい。
転動体4は、軸方向がパネル厚さ方向とされ軸回りに転動するローラーとされている。本実施形態では、パネル厚さ方向両側で一対となる転動体4,4を、パネル幅方向に間隔を空けて2箇所に設けた例を示している。つまり、4つの転動体4,4,4,4を設けた例を示している。これら転動体4,4,4,4は、被取付部3から上方側に向けて突出する支持軸に支持された略ブロック状の本体部に対して回転自在に保持されている。この被ガイド部材2をガイドする上レールとしては、戸枠の上枠等に固定され、転動体4,4,4,4を受け入れる下向き開口のガイド溝を全長に亘って設けた構成とされたものであってもよい。また、この上レールは、パネル厚さ方向両側の転動体4,4が走行するガイド片部を、ガイド溝の溝幅方向両側を区画する両側壁部の下端部から互いに向き合う方向に突出させた構成とされたものであってもよい。なお、上レールやこれにガイドされる被ガイド部材2としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
下側横枠材18は、厚さ方向がパネル厚さ方向とされた略帯板状とされている。この下側横枠材18の厚さ方向両側面に、上記同様、厚さ方向両側の表面材30,30が貼着される。この下側横枠材18の厚さ寸法及びパネル幅方向に沿う寸法は、上側横枠材16の厚さ寸法及びパネル幅方向に沿う寸法と略同寸法とされている。また、この下側横枠材18の上下方向に沿う寸法は、受入溝19の上下方向に沿う寸法に応じて、また、強度上の観点等から適宜の寸法としてもよく、図例では、上側横枠材16の上下方向に沿う寸法よりも小とした例を示している。
受入溝19は、パネル幅方向両側及び下方側に向けて開口するように設けられている。この受入溝19は、下方側に向く底部が当該下側横枠材18の底側部位18a(図5(a)参照)によって区画され、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該下側横枠材18のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。
受入溝19は、パネル幅方向両側及び下方側に向けて開口するように設けられている。この受入溝19は、下方側に向く底部が当該下側横枠材18の底側部位18a(図5(a)参照)によって区画され、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該下側横枠材18のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。
この受入溝19の上下方向に沿う溝深さ寸法やパネル厚さ方向に沿う溝幅寸法は、ガイドピンの受け入れが可能なように、ガイドピンに応じた寸法とされている。なお、この受入溝19は、ガイドピンを直接的に受け入れる被ガイド溝を構成する態様に代えて、ガイドピンを受け入れる被ガイド溝を区画する溝区画部材を受け入れる構成とされたものであってもよい。また、厚さ方向両側の表面材30,30には、受入溝19のパネル幅方向両側の開口に応じた切欠部が設けられている。また、ガイドピンとしては、床側に固定的に設けられたものでもよく、または床に埋込状に設けられたハウジングに対して出没自在とされたいわゆるマグネットガイドであってもよい。この場合は、受入溝19に嵌め込まれる溝区画部材に、適宜の磁石や強磁性体等の吸着部を設けた構成とすればよい。また、当該戸パネル1の下端部に設けられる受入溝19やガイドピンとしては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
これら上側横枠材16及び下側横枠材18と両側の縦枠材20,20とは、図5(a)~(c)に示すように、本実施形態では、縦枠材20,20に設けられた止着部22,22に、底側部位16a,18aを貫通して止着された固着具5,5によって接合されている。このような構成とすれば、上側横枠材16及び下側横枠材18と両側の縦枠材20,20とを、縦枠材20,20の止着部22,22に止着した固着具5,5によって安定的に接合することができる。また、固着具5,5の頭部が底側部位16a,18aにおいて露出することとなるため、固着具5,5を目立ち難くすることができる。なお、縦枠材20,20の止着部22,22の具体的構成については後述する。また、開閉をガイドまたは支持する部材としては、上記したような被ガイド部材2やガイドピンに限られず、例えば、自動閉鎖装置や緩衝装置、戸車装置、各種蝶番等の回転連結部材等であってもよい。つまり、当該戸パネル1としては、上吊型で建て付けられる引戸パネルに限られず、下荷重型で建て付けられる引戸パネルであってもよく、または、折戸や開き戸を構成するパネルであってもよく、さらには、可動間仕切パネルを構成するものであってもよい。
また、これら上側横枠材16及び下側横枠材18並びに両側の縦枠材20,20を含む四周枠内には、図2に示すように、コア材12が設けられている。本実施形態では、四周枠内のパネル幅方向途中部位や上下方向途中部位に縦桟材や横桟材を設けずに、四周枠内の全体に亘ってコア材12を設けた例を示している。なお、このような態様に代えて、四周枠内を区画する横桟材や縦桟材を設け、区画された空間のそれぞれにコア材12を設けたような態様としてもよい。
このコア材12は、パネル厚さ方向に沿う寸法が上側横枠材16及び下側横枠材18並びに両側の縦枠材20,20の厚さ寸法と略同寸法とされている。また、このコア材12は、パネル厚さ方向両面が上側横枠材16及び下側横枠材18並びに両側の縦枠材20,20のパネル厚さ方向両側面とそれぞれ略同一平面状となるように設けられている。
このコア材12は、パネル厚さ方向に沿う寸法が上側横枠材16及び下側横枠材18並びに両側の縦枠材20,20の厚さ寸法と略同寸法とされている。また、このコア材12は、パネル厚さ方向両面が上側横枠材16及び下側横枠材18並びに両側の縦枠材20,20のパネル厚さ方向両側面とそれぞれ略同一平面状となるように設けられている。
このコア材12としては、発泡ウレタン等の発泡樹脂系材料から成形された発泡成形体からなるものでもよいが、本実施形態では、パネル厚さ方向両側に開口する多数の中空筒状セル13の集合体からなるハニカム状のコア材12としている。つまり、コア材12を、いわゆるペーパーコアとしている。また、このようなコア材12としては、段ボール原紙やクラフト紙等の紙材を接着剤で重積接着して形成されたものでもよい。また、コア材12としては、このような紙材に、エポキシ樹脂等の補強用の樹脂を更に含浸させたものでもよく、その他、種々の材料から形成されたものでもよい。また、図例では、コア材12の中空筒状セル13を模式的に示しており、中空筒状セル13を菱形状とした例を示しているが、蜂の巣状(六角状)や方形状、波型状、円筒形状等であってもよく、その他、種々のセル形状とされたものでもよい。
本実施形態では、図3に示すように、このコア材12のパネル幅方向両側端部に、両側の縦枠材20,20に互いに向き合う方向に突出するように設けられた突片部21,21が差し込まれる差込溝15,15を設けた構成としている。このような構成とすれば、両側の縦枠材20,20が金属製であるので、従来のようにコア材12を縦枠材20,20にステープル等の固着具によって固定し難くなるが、コア材12を縦枠材20,20に容易に組み付けることができる。つまり、コア材12の差込溝15,15に、両側の縦枠材20,20の突片部21,21を差し込むことで、両側の縦枠材20,20とコア材12とを組み付けることができる。
本実施形態では、コア材12のパネル幅方向両側端部に、厚さ方向がパネル幅方向とされ、コア材12の高さ方向の全体に亘って延びるように略帯板状とされた板状部14,14を設けた構成としている。また、これら板状部14,14のパネル厚さ方向略中央部を貫通するように、かつコア材12の高さ方向の全体に亘って延びるように差込溝15,15を設けた構成としている。このような構成とすれば、板状部14,14を設けずにパネル幅方向両側端部の中空筒状セル13を区画する片部に差込溝15,15を設けたようなものと比べて、両側の縦枠材20,20の突片部21,21を円滑に差込溝15,15に差し込むことができる。つまり、パネル幅方向両側の差込溝15,15のパネル幅方向外側に向く開口が板状部14,14に一連状に設けられることとなる。これにより、差込溝15,15の開口が中空筒状セル13を区画する片部に言わば断続的に設けられたようなものと比べて、両側の縦枠材20,20の突片部21,21を円滑に差込溝15,15に差し込むことができる。
パネル幅方向両側の板状部14,14のそれぞれのパネル幅方向中央側には、中空筒状セル13を区画する片部が固定され、これら片部にも板状部14,14から一連状に差込溝15,15が設けられている。図例では、板状部14,14のパネル幅方向中央側に、菱形状の中空筒状セル13を区画する片部同士の交差部となる角部を固定した例を示しているが、このような態様に限られない。また、これら差込溝15,15の溝幅寸法及び溝深さ寸法は、縦枠材20,20の突片部21,21の差し込みが可能なように適宜の寸法とされている。これら差込溝15,15の溝幅寸法は、縦枠材20,20の突片部21,21が脱離し難いように、突片部21,21の厚さ寸法と略同寸法であってもよく、突片部21,21の厚さ寸法よりも僅かに小さい寸法であってもよい。つまりは、差込溝15,15に、突片部21,21が圧入される構成とされていてもよい。
また、図例では、コア材12の上下(パネル高さ)方向両側端部にもパネル高さ方向外側に向けて開口する溝を設けた例を示している。また、これら上下方向両側の溝を、厚さ方向がパネル高さ方向とされ、コア材12のパネル幅方向の全体に亘って延びるように上下方向両側端部に設けられた板状部を貫通するように設けた例を示している。また、これら板状部のそれぞれのパネル高さ方向中央側には、上記と概ね同様、中空筒状セル13を区画する片部が固定され、これら片部にも板状部から一連状に溝が設けられている。図例では、これら上下両側の板状部のパネル高さ方向中央側に、菱形状の中空筒状セル13を区画する片部の途中部位を固定した例を示しているが、このような態様に限られない。なお、上記した上側横枠材16及び下側横枠材18に、コア材12の上下両側の溝に差し込まれる突片部を設けた構成としてもよい。また、このコア材12の上下方向両側端部と上側横枠材16及び下側横枠材18とは、ステープル等の固着具や接着剤等によって固定されたものでもよい。また、このコア材12は、後記する端部接着用木質材27に表面材30を接着する接着剤6と同一の接着剤6によって当該コア材12に表面材30の接着が可能な構成とされている(図5(b)参照)。
図5(a)に示すように、パネル芯材11のパネル幅方向両側端部のうちの少なくとも一方側の端部には、縦枠材20に沿うように、かつ表面材30の端部を構成する差込片部36,36が接着された端部接着用木質材27が設けられている。このような構成とすれば、金属製の縦枠材20,20を設けた構成としながらも、共通の接着剤を用いて四周枠内に設けられたコア材12及び端部接着用木質材27に表面材30を強固に接着することができる。これにより、例えば、金属製の縦枠材20とコア材12とに別の接着剤を用いて表面材30を接着する必要がなく、パネル本体10の組立性を向上させることもできる。
また、本実施形態では、端部接着用木質材27には、パネル幅方向外側に向けて開口し、折り曲げられた表面材30の差込片部36,36が差し込まれた差込溝28が全長に亘って延びるように設けられている。このような構成とすれば、表面材30の端部を構成する差込片部36,36の剥離をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、端部接着用木質材27には、パネル幅方向外側に向けて開口し、折り曲げられた表面材30の差込片部36,36が差し込まれた差込溝28が全長に亘って延びるように設けられている。このような構成とすれば、表面材30の端部を構成する差込片部36,36の剥離をより効果的に抑制することができる。
本実施形態では、パネル芯材11のパネル幅方向両側の縦枠材20,20のそれぞれに沿わせるように端部接着用木質材27,27を設けた構成としている。また、パネル厚さ方向両側のそれぞれに設けられた表面材30,30の差込片部36,36,36,36を、パネル幅方向両側の端部接着用木質材27,27の差込溝28,28に差し込んだ構成としている。パネル幅方向両側の縦枠材20,20及び端部接着用木質材27,27は、互いに同様の構成であるので、以下ではパネル幅方向一方側の縦枠材20及び端部接着用木質材27を例にとって説明する。
縦枠材20は、アルミニウム等の金属系材料から形成され、全長に亘って一様な断面形状とされている。この縦枠材20は、押出成形品であってもよい。
この縦枠材20は、厚さ方向がパネル厚さ方向とされた略帯板状とされている。この縦枠材20の厚さ方向両側面に、上記同様、厚さ方向両側の表面材30,30が貼着される。この縦枠材20の厚さ寸法(後記する突部26,26を除く部位の厚さ寸法)は、上側横枠材16の厚さ寸法と略同寸法とされている。また、この縦枠材20のパネル幅方向に沿う幅寸法は、軽量化を図る観点や強度上の観点等から適宜の寸法としてもよく、図例では、上側横枠材16の上下方向に沿う寸法よりも小とし、下側横枠材18の上下方向に沿う寸法よりも大とした例を示している。
この縦枠材20は、厚さ方向がパネル厚さ方向とされた略帯板状とされている。この縦枠材20の厚さ方向両側面に、上記同様、厚さ方向両側の表面材30,30が貼着される。この縦枠材20の厚さ寸法(後記する突部26,26を除く部位の厚さ寸法)は、上側横枠材16の厚さ寸法と略同寸法とされている。また、この縦枠材20のパネル幅方向に沿う幅寸法は、軽量化を図る観点や強度上の観点等から適宜の寸法としてもよく、図例では、上側横枠材16の上下方向に沿う寸法よりも小とし、下側横枠材18の上下方向に沿う寸法よりも大とした例を示している。
この縦枠材20には、長手方向に貫通する中空部が設けられている。縦枠材20の突片部21は、中空部のパネル幅方向中央側を区画する中央側片部のパネル幅方向中央側を向く面からパネル幅方向中央側に向けて突出するように設けられている。この突片部21は、厚さ方向がパネル厚さ方向とされた平板状とされ、縦枠材20のパネル厚さ方向略中央部に位置するように設けられている。また、この突片部21は、縦枠材20の全長に亘って設けられている。上記したコア材12は、その板状部14が縦枠材20の中央側片部に当接されて縦枠材20に組み付けられている。なお、縦枠材20に、突片部21を設けていない構成としてもよい。この場合は、適宜の固着具や接着剤等によって縦枠材20とコア材12とを組み付けるようにしてもよい。
縦枠材20の止着部22は、中空部内に位置するように設けられている。図例では、中空部のパネル厚さ方向両側を区画する両側片部のそれぞれに、中空部内に向けて突出するように止着部22,22を設けた例を示している。また、一方の側片部のパネル幅方向中央側に片寄らせて止着部22を設け、他方の側片部のパネル幅方向外側に片寄らせて止着部22を設けた例を示している。また、これら止着部22,22を、固着具5,5の軸部が止着される開環状(略C字状)の止着孔状とし、縦枠材20の全長に亘って延びるように設けた例を示している。
これら止着部22,22は、上記した上側横枠材16及び下側横枠材18の底側部位16a,18aに上下方向で重なり合う位置となるように設けられている。また、上側横枠材16及び下側横枠材18の底側部位16a,18aには、止着部22,22に応じた位置となるように、固着具5,5の軸部が挿通される挿通孔16b,16b,18b,18bが設けられている。これら挿通孔16b,16b,18b,18bは、固着具5,5の頭部を受け入れる凹部が設けられた座繰り孔状とされている(図5(c)参照)。
これら止着部22,22は、上記した上側横枠材16及び下側横枠材18の底側部位16a,18aに上下方向で重なり合う位置となるように設けられている。また、上側横枠材16及び下側横枠材18の底側部位16a,18aには、止着部22,22に応じた位置となるように、固着具5,5の軸部が挿通される挿通孔16b,16b,18b,18bが設けられている。これら挿通孔16b,16b,18b,18bは、固着具5,5の頭部を受け入れる凹部が設けられた座繰り孔状とされている(図5(c)参照)。
上記した上側横枠材16は、パネル幅方向両側端部の下面が各縦枠材20,20の上端面に当接され、底側部位16aの挿通孔16b,16bを介して縦枠材20,20の止着部22,22に止着された固着具5,5によって各縦枠材20,20に接合されている。また、下側横枠材18は、パネル幅方向両側端部の上面が各縦枠材20,20の下端面に当接され、底側部位18aの挿通孔18b,18bを介して縦枠材20,20の止着部22,22に止着された固着具5,5によって各縦枠材20,20に接合されている。なお、縦枠材20,20の止着部22,22や、縦枠材20,20と上側横枠材16及び下側横枠材18との接合態様としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の態様の採用が可能である。
また、本実施形態では、縦枠材20には、図5(a)、(b)に示すように、端部接着用木質材27を収容する収容溝23を区画するように、パネル厚さ方向両側縁部からパネル幅方向外側に向けて延出する一対の延出片部25,25が設けられている。例えば、縦枠材20のパネル幅方向外側面に付設状に端部接着用木質材27を設けたものでは、これらの境界部において段差が形成されることが考えられるが、上記のような構成とすれば、このような段差が生じることがない。また、パネル芯材11のパネル幅方向の端部の端面とパネル厚さ方向両側面との角部の内方側に金属製の一対の延出片部25,25が位置することなり、これら角部の強度や直線性を向上させることができる。
また、本実施形態では、端部接着用木質材27は、当該端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両側面と一対の延出片部25,25との間に隙間が形成されるように、収容溝23の溝底を区画する溝底片部24に固定されている。このような構成とすれば、端部接着用木質材27に反りが発生したような場合にも、パネル厚さ方向両側の隙間によって端部接着用木質材27の反りを吸収することができる。
一対の延出片部25,25は、パネル厚さ方向外側に向く面が当該縦枠材20の中空部のパネル厚さ方向両側を区画する両側片部のパネル厚さ方向外側に向く面と面一状に設けられ、当該縦枠材20の全長に亘って設けられている。また、これら一対の延出片部25,25は、パネル厚さ方向中央側に向く面が両側片部のパネル厚さ方向中央側に向く面と略同一平面状となるように設けられている。溝底片部24は、中空部のパネル幅方向外側を区画するように設けられ、パネル幅方向外側に向く面が収容溝23の溝底を構成する。
一対の延出片部25,25は、パネル厚さ方向外側に向く面が当該縦枠材20の中空部のパネル厚さ方向両側を区画する両側片部のパネル厚さ方向外側に向く面と面一状に設けられ、当該縦枠材20の全長に亘って設けられている。また、これら一対の延出片部25,25は、パネル厚さ方向中央側に向く面が両側片部のパネル厚さ方向中央側に向く面と略同一平面状となるように設けられている。溝底片部24は、中空部のパネル幅方向外側を区画するように設けられ、パネル幅方向外側に向く面が収容溝23の溝底を構成する。
端部接着用木質材27は、パネル高さ方向に長尺状とされ、長手方向に見て略方形状とされている。この端部接着用木質材27は、縦枠材20の長手方向に間隔を空けて設けられたものでもよいが、図例では、縦枠材20の全長に亘って設けられたものとしている(図2参照)。
この端部接着用木質材27は、縦枠材20の収容溝23内に全体が収容されている。この端部接着用木質材27は、パネル幅方向中央側に向く面が収容溝23の溝底を区画する溝底片部24に当接されて固定されている。この端部接着用木質材27は、ねじ等の固着具によって溝底片部24に固定されていてもよい。この端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両側面と一対の延出片部25,25との間の隙間は、端部接着用木質材27の反りを吸収する観点や、強度上の観点、表面材30の接着性の観点等から適宜の隙間としてもよく、各隙間が0.5mm~3mm程度であってもよい。なお、このような隙間を設けていない構成としてもよい。
この端部接着用木質材27は、縦枠材20の収容溝23内に全体が収容されている。この端部接着用木質材27は、パネル幅方向中央側に向く面が収容溝23の溝底を区画する溝底片部24に当接されて固定されている。この端部接着用木質材27は、ねじ等の固着具によって溝底片部24に固定されていてもよい。この端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両側面と一対の延出片部25,25との間の隙間は、端部接着用木質材27の反りを吸収する観点や、強度上の観点、表面材30の接着性の観点等から適宜の隙間としてもよく、各隙間が0.5mm~3mm程度であってもよい。なお、このような隙間を設けていない構成としてもよい。
端部接着用木質材27の差込溝28は、端部接着用木質材27の全長に亘って延びるように設けられ、パネル高さ方向両側及びパネル幅方向外側に向けて開口するように設けられている。
この差込溝28は、パネル幅方向外側に向く底部が当該端部接着用木質材27の底側部位によって区画され、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。この差込溝28のパネル厚さ方向に沿う溝幅寸法及びパネル幅方向に沿う溝深さ寸法は、パネル厚さ方向両側の表面材30,30の差込片部36,36の差込が可能なように適宜の寸法とされている。
なお、この端部接着用木質材27は、無垢材や上記したような種々の木質系材料から形成されたものであってもよい。
この差込溝28は、パネル幅方向外側に向く底部が当該端部接着用木質材27の底側部位によって区画され、パネル厚さ方向中央側に向く両側壁部が当該端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両側部位によって区画されている。この差込溝28のパネル厚さ方向に沿う溝幅寸法及びパネル幅方向に沿う溝深さ寸法は、パネル厚さ方向両側の表面材30,30の差込片部36,36の差込が可能なように適宜の寸法とされている。
なお、この端部接着用木質材27は、無垢材や上記したような種々の木質系材料から形成されたものであってもよい。
表面材30,30は、パネル芯材11のパネル幅方向両側端部のパネル厚さ方向両側の角部において折り曲げられてパネル芯材11に貼着されている。
これら表面材30,30は、MDF(中密度繊維板)等の木質系ボードやガラス繊維等の強化繊維シートを含んだ繊維強化樹脂層等によって構成される表面基材の厚さ方向一方側(表面側)に突板や樹脂シート等の化粧シートが貼着された構成とされたものでもよい。また、表面材30,30は、表面基材と化粧シートとの間に適宜の防湿シート等を設けた構成とされたものであってもよい。また、これら表面材30,30の厚さ寸法は、1.0mm~5.0mm程度であってもよく、2.0mm以下の薄型のものであってもよい。また、これら表面材30,30のパネル高さ方向に沿う寸法は、パネル本体10の高さ寸法と略同寸法とされている。なお、パネル厚さ方向両側の表面材30,30は、互いに同様の構成であるので、以下では一方を例にとって説明する。
これら表面材30,30は、MDF(中密度繊維板)等の木質系ボードやガラス繊維等の強化繊維シートを含んだ繊維強化樹脂層等によって構成される表面基材の厚さ方向一方側(表面側)に突板や樹脂シート等の化粧シートが貼着された構成とされたものでもよい。また、表面材30,30は、表面基材と化粧シートとの間に適宜の防湿シート等を設けた構成とされたものであってもよい。また、これら表面材30,30の厚さ寸法は、1.0mm~5.0mm程度であってもよく、2.0mm以下の薄型のものであってもよい。また、これら表面材30,30のパネル高さ方向に沿う寸法は、パネル本体10の高さ寸法と略同寸法とされている。なお、パネル厚さ方向両側の表面材30,30は、互いに同様の構成であるので、以下では一方を例にとって説明する。
この表面材30は、パネル芯材11のパネル厚さ方向一方側を覆う表面側板部31と、パネル芯材11のパネル幅方向両側それぞれのパネル厚さ方向一方側を覆う端面片部34,34と、を備えている。パネル幅方向両側の端面片部34,34に連なるように、パネル幅方向両側の端部接着用木質材27,27の差込溝28,28にそれぞれ差し込まれる差込片部36,36が設けられている。
表面材30の裏面におけるパネル幅方向両側端面とパネル厚さ方向一方側面との角部に応じた位置となる表面側板部31と端面片部34,34との境界部には、折曲溝として第1折曲溝33,33が設けられている。また、表面材30の裏面における端面片部34,34と差込片部36,36との境界部には、第2折曲溝35,35が設けられている。なお、図5(a)、(b)では、パネル幅方向一方側のみを図示しているが、パネル幅方向両側の第1折曲溝33,33、後記する面取表面部32,32、端面片部34,34、第2折曲溝35,35及び差込片部36,36は、互いに同様の構成である。以下では、これらについて、パネル幅方向一方側を例にとって説明する。
表面材30の裏面におけるパネル幅方向両側端面とパネル厚さ方向一方側面との角部に応じた位置となる表面側板部31と端面片部34,34との境界部には、折曲溝として第1折曲溝33,33が設けられている。また、表面材30の裏面における端面片部34,34と差込片部36,36との境界部には、第2折曲溝35,35が設けられている。なお、図5(a)、(b)では、パネル幅方向一方側のみを図示しているが、パネル幅方向両側の第1折曲溝33,33、後記する面取表面部32,32、端面片部34,34、第2折曲溝35,35及び差込片部36,36は、互いに同様の構成である。以下では、これらについて、パネル幅方向一方側を例にとって説明する。
第1折曲溝33は、図5(a)に示すように、当該表面材30が折り曲げられた状態で溝幅方向両側の溝側壁33a,33a(図5(b)参照)間に隙間が形成され、表面側に面取部を形成する構成とされている。また、延出片部25の先端部には、第1折曲溝33に沿うように隙間に嵌め込まれた突部26が設けられている。このような構成とすれば、第1折曲溝33の溝底を構成する表面材30の残存部分となる面取表面部32を、延出片部25の突部26によって補強することができ、また、表面側の角部の面取形状を安定的に形成することができる。つまり、表面材30の厚さよりも面取寸法が大きい面取部を形成する場合には、折曲溝の両側の溝側壁同士や溝底から突出する残存突起部同士を当接させ難くなり、表面側の面取形状にばらつきが生じ易くなるが、上記構成によれば、安定的に形成することができる。この結果、表面材30の厚さ寸法を、例えば、2.0mm以下とし、従来の一般的な表面材の厚寸法よりも小さくしても、従来同様な面取部を見栄え良く形成することができる。なお、パネル厚さ方向両側の一対の延出片部25,25の突部26,26は、互いに同様の構成であるので、以下では、パネル厚さ方向一方側を例にとって説明する。
この第1折曲溝33は、表面材30のパネル高さ方向の全体に亘って延びるように設けられている。また、この第1折曲溝33は、図5(b)に示すように、表面材30が当該第1折曲溝33において折り曲げられていない展開状態において、溝幅方向両側の溝側壁33a,33aが溝底から溝開口に向かうに従い拡開する傾斜面状とされている。これら溝側壁33a,33a同士のなす角は、略90度程度とされている。また、この第1折曲溝33は、表面材30が展開状態において、溝底にシート状の面取表面部32が形成されるように溝長手方向に見て略等脚台形溝状とされている。この第1折曲溝33は、溝底に当該表面材30を構成する少なくとも化粧シートを残すように表面材30の裏面側に設けられたものであってもよい。この第1折曲溝33の溝底側の残り厚さ寸法、つまり、面取表面部32の厚さ寸法は、強度上の観点や折曲性の観点等から適宜の寸法としてもよい。また、面取表面部32の溝幅方向に沿う幅寸法は、突部26の先端面の幅寸法(本実施形態では、円弧寸法)と略同寸法とされている。
この第1折曲溝33の溝側壁33a,33aは、図5(a)に示すように、当該第1折曲溝33において折り曲げられて表面側板部31及び端面片部34がパネル芯材11に沿わせられた状態では、突部26が間に介在されて互いに略平行状に配される。
突部26は、延出片部25の先端部からパネル幅方向外側かつパネル厚さ方向外側に向けて斜め状に突出するように設けられている。この突部26は、縦枠材20のパネル高さ方向の全体に亘って設けられている。また、この突部26は、一方の側面とパネル芯材11のパネル厚さ方向一方側面(延出片部25の表面)とのなす角が略135度程度となるように斜め状に形成されている。また、この突部26は、他方の側面とパネル芯材11のパネル幅方向一方側端面とのなす角が略135度程度となるように斜め状に形成されている。この突部26の各側面に、第1折曲溝33の各溝側壁33a,33aが当接される。
突部26は、延出片部25の先端部からパネル幅方向外側かつパネル厚さ方向外側に向けて斜め状に突出するように設けられている。この突部26は、縦枠材20のパネル高さ方向の全体に亘って設けられている。また、この突部26は、一方の側面とパネル芯材11のパネル厚さ方向一方側面(延出片部25の表面)とのなす角が略135度程度となるように斜め状に形成されている。また、この突部26は、他方の側面とパネル芯材11のパネル幅方向一方側端面とのなす角が略135度程度となるように斜め状に形成されている。この突部26の各側面に、第1折曲溝33の各溝側壁33a,33aが当接される。
また、本実施形態では、この突部26の先端面を、面取表面部32が沿わせられた状態で表面側にR面取状(突湾曲面状)の面取部が形成されるように、突湾曲面状としている。この突部26の先端面の円弧の半径は、表面材30の厚さ寸法以上とされていてもよい。なお、この突部26の先端面は、面取表面部32が沿わせられた状態で表面側にC面取状(傾斜面状)の面取部が形成されるように、平坦面状とされていてもよく、その他、種々の形状とされていてもよい。
また、本実施形態では、延出片部25の先端部に、パネル幅方向外側に向く第1側面がパネル芯材11のパネル幅方向外側に向く端面を構成するように、突部26の基端側からパネル厚さ方向中央側に向けて突出する小突部を設けた構成としている。上記した端部接着用木質材27のパネル幅方向外側に向く面は、この小突部の第1側面と略同一平面状となるように設けられている。
また、本実施形態では、延出片部25の先端部に、パネル幅方向外側に向く第1側面がパネル芯材11のパネル幅方向外側に向く端面を構成するように、突部26の基端側からパネル厚さ方向中央側に向けて突出する小突部を設けた構成としている。上記した端部接着用木質材27のパネル幅方向外側に向く面は、この小突部の第1側面と略同一平面状となるように設けられている。
端面片部34は、第1折曲溝33において折り曲げられた状態で、表面側板部31に対して略直交するように配置され、パネル芯材11のパネル幅方向外側に向く端面に当接される。本実施形態では、この端面片部34は、第1折曲溝33において折り曲げられた状態で、上記のようにパネル芯材11のパネル幅方向外側に向く端面を構成する小突部の第1側面及び端部接着用木質材27のパネル幅方向外側に向く面に当接される。
第2折曲溝35は、表面材30のパネル高さ方向の全体に亘って延びるように設けられている。また、第2折曲溝35は、図5(b)に示すように、表面材30が展開状態において、溝幅方向両側の溝側壁35a,35aが溝底から溝開口に向かうに従い拡開する傾斜面状とされている。これら溝側壁35a,35a同士のなす角は、略90度程度とされている。また、この第2折曲溝35は、表面材30が展開状態において、溝長手方向に見て略V字溝状とされている。この第2折曲溝35は、上記同様、溝底に当該表面材30を構成する少なくとも化粧シートを残すように表面材30の裏面側に設けられたものであってもよい。
第2折曲溝35は、表面材30のパネル高さ方向の全体に亘って延びるように設けられている。また、第2折曲溝35は、図5(b)に示すように、表面材30が展開状態において、溝幅方向両側の溝側壁35a,35aが溝底から溝開口に向かうに従い拡開する傾斜面状とされている。これら溝側壁35a,35a同士のなす角は、略90度程度とされている。また、この第2折曲溝35は、表面材30が展開状態において、溝長手方向に見て略V字溝状とされている。この第2折曲溝35は、上記同様、溝底に当該表面材30を構成する少なくとも化粧シートを残すように表面材30の裏面側に設けられたものであってもよい。
また、この第2折曲溝35の溝側壁35a,35aは、図5(a)に示すように、当該第2折曲溝35において折り曲げられて端面片部34がパネル芯材11に沿わせられ、差込片部36が差込溝28に差し込まれた状態では、互いに当接または近接される。
差込片部36は、第2折曲溝35において折り曲げられ差込溝28に差し込まれた状態で、端面片部34に対して略直交するように配置され、差込方向先端面(展開状態における表面材30,30のパネル幅方向外側端面)が差込溝28の溝底に当接または近接される。また、差込片部36は、差込溝28に差し込まれた状態で、その裏面(パネル厚さ方向外側に向く面)が差込溝28の一方の溝側壁に当接または近接される。また、差込片部36は、差込溝28に差し込まれた状態で、その表面(パネル厚さ方向中央側に向く面)が差込溝28に差し込まれた他方の差込片部36の表面に当接または近接される。
差込片部36は、第2折曲溝35において折り曲げられ差込溝28に差し込まれた状態で、端面片部34に対して略直交するように配置され、差込方向先端面(展開状態における表面材30,30のパネル幅方向外側端面)が差込溝28の溝底に当接または近接される。また、差込片部36は、差込溝28に差し込まれた状態で、その裏面(パネル厚さ方向外側に向く面)が差込溝28の一方の溝側壁に当接または近接される。また、差込片部36は、差込溝28に差し込まれた状態で、その表面(パネル厚さ方向中央側に向く面)が差込溝28に差し込まれた他方の差込片部36の表面に当接または近接される。
上記のような構成とされた表面材30は、第1折曲溝33及び第2折曲溝35において折り曲げられ、その裏面及びパネル芯材11の両方または一方に塗布された接着剤6によってパネル芯材11に貼着されたものであってもよい。図例では、縦枠材20と表面材30との当接部には接着剤6を塗布していない例を示している。また、表面材30の裏面におけるコア材12に当接される部位並びに端部接着用木質材27のパネル幅方向外側に向く面及び差込溝28の溝側壁に当接される部位に接着剤6を塗布した例を示しているが、このような態様に限られない。このような態様に代えて、または加えて、コア材12のパネル厚さ方向外側に向く面並びに端部接着用木質材27のパネル幅方向外側に向く面及び差込溝28の溝側壁に接着剤6を塗布するようにしてもよい。また、接着剤6としては、木材接着用の接着剤であってもよく、例えば、ポリ酢酸ビニル系接着剤であってもよい。
なお、上記のような突部26を延出片部25に設けていない構成としてもよい。この場合は、第1折曲溝33の構成を適宜、変形するようにしてもよい。
また、上記した例では、端部接着用木質材27を収容する収容溝23を縦枠材20に設けた例を示しているが、このような収容溝23を設けずに、縦枠材20のパネル幅方向外側に向く面に付設状に端部接着用木質材27を設けた構成としてもよい。この場合は、端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両面が縦枠材20のパネル厚さ方向両面と略同一平面状となるように端部接着用木質材27を設けた構成としてもよい。
また、上記した例では、端部接着用木質材27に差込溝28を設けた例を示しているが、このような差込溝28を設けていない構成としてもよい。この場合は、パネル厚さ方向両側の表面材30,30の端面片部34,34同士がパネル幅方向の端部において突き合わせられた構成であってもよい。
また、上記した例では、端部接着用木質材27を収容する収容溝23を縦枠材20に設けた例を示しているが、このような収容溝23を設けずに、縦枠材20のパネル幅方向外側に向く面に付設状に端部接着用木質材27を設けた構成としてもよい。この場合は、端部接着用木質材27のパネル厚さ方向両面が縦枠材20のパネル厚さ方向両面と略同一平面状となるように端部接着用木質材27を設けた構成としてもよい。
また、上記した例では、端部接着用木質材27に差込溝28を設けた例を示しているが、このような差込溝28を設けていない構成としてもよい。この場合は、パネル厚さ方向両側の表面材30,30の端面片部34,34同士がパネル幅方向の端部において突き合わせられた構成であってもよい。
また、上記した例では、パネル幅方向両側の縦枠材20,20のそれぞれに沿わせて端部接着用木質材27,27を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。パネル幅方向一方側の縦枠材20に沿わせて端部接着用木質材27を設け、この端部接着用木質材27に、パネル芯材11に巻き付けられるように貼着された一枚の表面材30の両側の端部が接着された構成としてもよい。さらには、このような端部接着用木質材27を設けていない構成としてもよい。
また、上記した例では、上側横枠材16及び下側横枠材18の両方を、木質系材料から形成されたものとした例を示しているが、一方が金属系材料から形成されたものであってもよい。
また、上記した例では、上側横枠材16及び下側横枠材18の両方を、木質系材料から形成されたものとした例を示しているが、一方が金属系材料から形成されたものであってもよい。
また、当該戸パネル1のパネル本体10のパネル幅方向一側端部の適宜の位置に、手掛部や引手、ハンドル等の開閉操作部材を設けた構成としてもよい。この場合は、両側の縦枠材20,20の少なくとも一方のパネル幅方向中央側の適所に、開閉操作部材が取り付けられる取付下地を設けた構成としてもよい。
また、上記した例では、パネル本体10の厚さ方向両面を平坦面状とした例を示しているが、鏡板状の凹部やその他の凹凸部、透光部、ガラリ等の通気部等が設けられたものでもよい。
上記実施形態に係る戸パネル1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
また、上記した例では、パネル本体10の厚さ方向両面を平坦面状とした例を示しているが、鏡板状の凹部やその他の凹凸部、透光部、ガラリ等の通気部等が設けられたものでもよい。
上記実施形態に係る戸パネル1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 戸パネル
11 パネル芯材
16 上側横枠材(横枠材)
16a 底側部位(底部を区画する部位)
17 取付凹所(凹所)
18 下側横枠材(横枠材)
18a 底側部位(底部を区画する部位)
19 受入溝(凹所)
20 縦枠材
22 止着部
30 表面材
2 被ガイド部材(開閉をガイドまたは支持する部材)
3 被取付部
5 固着具
11 パネル芯材
16 上側横枠材(横枠材)
16a 底側部位(底部を区画する部位)
17 取付凹所(凹所)
18 下側横枠材(横枠材)
18a 底側部位(底部を区画する部位)
19 受入溝(凹所)
20 縦枠材
22 止着部
30 表面材
2 被ガイド部材(開閉をガイドまたは支持する部材)
3 被取付部
5 固着具
Claims (5)
- パネル幅方向両側に設けられ上下方向に長尺な金属製の縦枠材及び上下方向両側に設けられパネル幅方向に長尺な横枠材を含むパネル芯材と、パネル厚さ方向両側面及びパネル幅方向両側端面を構成するように前記パネル芯材に貼着された表面材と、を備えており、
両側の横枠材のうちの少なくとも一方の横枠材は、木質系材料から形成され、両側の前記縦枠材の長手方向の端面がパネル幅方向両側端部に当接されて横勝状に両側の前記縦枠材に接合され、かつ、開閉をガイドまたは支持する部材を受け入れる凹所を設けた構成とされていることを特徴とする戸パネル。 - 請求項1において、
前記少なくとも一方の横枠材としての上側横枠材のパネル幅方向両端部には、上方側に配設される上レールにガイドされる被ガイド部材の被取付部を受け入れる前記凹所がパネル幅方向外側及び上方側に向けて開口するように設けられていることを特徴とする戸パネル。 - 請求項1または2において、
前記少なくとも一方の横枠材としての下側横枠材には、下方側に配設されるガイドピンを受け入れる前記凹所がパネル幅方向全体に亘って延びるように溝状に設けられていることを特徴とする戸パネル。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記少なくとも一方の横枠材と前記縦枠材とは、前記縦枠材に設けられた止着部に前記凹所の底部を区画する部位を貫通して止着された固着具によって接合されていることを特徴とする戸パネル。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記少なくとも一方の横枠材は、単板積層材から形成されていることを特徴とする戸パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020160328A JP2022053610A (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 戸パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020160328A JP2022053610A (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 戸パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022053610A true JP2022053610A (ja) | 2022-04-06 |
Family
ID=80996836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020160328A Pending JP2022053610A (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 戸パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022053610A (ja) |
-
2020
- 2020-09-25 JP JP2020160328A patent/JP2022053610A/ja active Pending
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