JP3204993B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3204993B2
JP3204993B2 JP40281390A JP40281390A JP3204993B2 JP 3204993 B2 JP3204993 B2 JP 3204993B2 JP 40281390 A JP40281390 A JP 40281390A JP 40281390 A JP40281390 A JP 40281390A JP 3204993 B2 JP3204993 B2 JP 3204993B2
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Japan
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packaging box
slits
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仁志 伊藤
淳 小戝
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装箱に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の包装箱としては、図および図
に示すような包装箱があった。図に示す包装箱は、展
開できる板状の材料を組み立てたもであり、内部に仕切
り用付属品50が設けてある。図は仕切り用付属品5
0の分解斜視図で、この仕切り用付属品50で分割され
た区画内に収納物51が収納される。また、図に示す
包装箱も、展開できる板状の材料を組み立てたものであ
り、内部に発泡スチロール等の固定用付属品52が入れ
られ、これによって収納物が固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の包装箱で
は、包装箱の他に仕切り用付属品50や固定用付属品5
2等が必要となるため、包装箱の組み立て作業および収
納物の梱包作業を容易に行うことができず、自動化には
問題があった。また、仕切り用付属品50や固定用付属
品52を使用するため、包装箱以外のコストがかかる問
題点もあった。
【0004】したがって、この発明の目的は、製函作業
および梱包作業が簡単で、コストがかからない包装箱を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の包装箱は、略
板状の材料の両側部を折曲して対向する2側面を底面と
一体に形成するとともに、これらの側面を折り目が平行
となるように内側に少なくとも1回折り返して重ね合わ
せた複数の壁部からなる多層構造とし、前記2側面の対
向する前記壁部の位置を最外側の壁部を残して内側から
少なくとも1層を、前記底面より一定の高さ位置から前
記2側面の上端まで開口することにより複数のスリット
を形成し、これらのスリットと前記スリットに臨む前記
壁部により複数の収納溝部を並設し、これらの収納溝部
で収納物の両端を保持するようにした。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、対向する2側面に並
設した収納溝部にて収納物の両端が保持される。収納溝
部は包装箱の側面を多層構造とすることによって形成さ
れるものであるから、包装箱以外の付属品の必要がなく
なる。このため、製函および梱包が容易となり、自動化
に寄与するとともにコストがかからない。また、2側面
の対向する壁部の位置を最外側の壁部を残して内側から
少なくとも1層を、底面より一定の高さ位置から2側面
の上端まで開口することにより複数のスリットを形成
し、これらのスリットとスリットに臨む壁部により複数
の収納溝部を並設し、これらの収納溝部で収納物の両端
を保持するようにしたので、内側の壁部の開口端面とそ
れより外側の壁部の内面で断面コ字形の収納溝部を簡単
に形成することができるとともに、収納物と底面との間
に隙間が生じることで、収納物を衝撃等から保護するこ
とができる。また、上記のようにスリットを側面の上端
まで開口しているので、収納物を包装箱の上方から挿入
する際に収納溝部に挿入しやすくなる。 また、収納物が
収納溝部に収納された状態では、内側の壁部のスリット
の開口端面(3面)とそれより外側の壁部の内面(1
面)で収納物の4面が位置決めされ確実に保持できる。
また、略板状の材料の両側部を折曲して対向する2側面
を底面と一体に形成するとともに、これらの側面を折り
目が平行となるように内側に少なくとも1回折り返して
重ね合わせた複数の壁部からなる多層構造としたので、
対向するスリットは展開状態で直線上に配置される。こ
のため、スリットが対向しているどうかが一見しただけ
で判り、これに伴い容易に加工できる。また、上記のよ
うに側面を内側に折り返しているので、壁部の反発を利
用して収納物を強く支える、すなわち折り曲げた面が包
装箱の内側方向に戻ろうとする作用(スプリングバッ
ク)で、収納物を両側から挟み付けるように支えること
もできる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例の包装箱を図1ないし図4
に基づいて説明する。この包装箱は、図2に示す展開で
きる略板状の材料を組み立てて形成したものである。略
板状の材料の両側部を折曲することにより対向する2側
面8,8を、底面と一体に形成するとともに、これらの
側面を折り目が平行となるように少なくとも1回折り返
した複数の壁部16からなる多層構造としてある。ま
た、2側面8,8の対向する壁部16の位置を最外側の
壁部16を残して内側から少なくとも1層を、底面より
一定の高さ位置から2側面の上端まで開口することによ
り複数のスリット6を形成し、これらのスリット6とス
リット6に臨む壁部16により複数の収納溝部7を並設
し、これらの収納溝部7で収納物9の両端を保持するよ
うにした。この場合、スリット6…を設けた面Aを破線
Fで谷折りすることにより、収納溝部7を有する側面8
が形成される(図3)。スリット6は破線Fの位置まで
切り込んであるので、図4に示すように、包装箱の開口
部より収納物9を容易に入れることができる。なお、収
納物9の形状に対応するようにスリット6を形成してお
けば、位置決めとして利用できる。以上のようにこの実
施例では、包装箱以外の付属品の必要がなくなるため、
自動製函および自動梱包が行いやすくなる。また、2側
面8,8の対向する壁部16の位置を最外側の壁部16
を残して内側から少なくとも1層を、底面より一定の高
さ位置から2側面8,8の上端まで開口することにより
複数のスリット6を形成し、これらのスリット6とスリ
ット6に臨む壁部16により複数の収納溝部7を並設
し、これらの収納溝部7で収納物9の両端を保持するよ
うにしたので、内側の壁部16の開口端面とそれより外
側の壁部16の内面で断面コ字形の収納溝部7を簡単に
形成することができるとともに、収納物9と底面との間
に隙間が生じることで、収納物9を衝撃等から保護する
ことができる。また、上記のようにスリット6を側面8
の上端まで開口しているので、収納物9を包装箱の上方
から挿入する際に収納溝部7に挿入しやすくなる。
た、収納物9が収納溝部7に収納された状態では、内側
の壁部16のスリット6の開口端面(3面)とそれより
外側の壁部16の内面(1面)で収納物9の 4面が位置
決めされ確実に保持できる。 また、略板状の材料の両側
部を折曲して対向する2側面8,8を底面と一体に形成
するとともに、これらの側面8,8を折り目が平行とな
るように内側に少なくとも1回折り返して重ね合わせた
複数の壁部16からなる多層構造としたので、図2に示
すように、対向するスリット6,6は展開状態で直線上
に配置される。このため、スリット6,6が対向してい
るどうかが一見しただけで判り、これに伴い容易に加工
できる。また、上記のように側面8を内側に折り返して
いるので、壁部16の反発を利用して収納物9を強く支
える、すなわち折り曲げた面Aが包装箱の内側方向に戻
ろうとする作用(スプリングバック)で、収納物9を両
側から挟み付けるように支えることもできる。また、図
および図6はこの実施例の変形例を示す。すなわち、
図5では、3面A,B,Cを折り曲げて3層の側面11
を形成してある。この場合、面Aにスリット13を形成
して収納溝部12を形成してあるが、面Aおよび面Bに
スリットを形成して収納溝部を形成してもよい。また、
に示すように折り曲げ方向を変えて、面Bにスリッ
ト13を形成して収納溝部12を形成してもよい
【0010】
【発明の効果】この発明の包装箱によれば、収納物が対
向する2側面に並設した収納溝部にて保持される。この
収納溝部は包装箱の側面を多層構造とすることによって
形成されるものであるから、包装箱以外の付属品の必要
がなくなる。このため、自動製函および自動梱包が行い
やすくなるとともに、コストダウンを図ることができ
る。また、2側面の対向する壁部の位置を最外側の壁部
を残して内側から少なくとも1層を、底面より一定の高
さ位置から2側面の上端まで開口することにより複数の
スリットを形成し、これらのスリットとスリットに臨む
壁部により複数の収納溝部を並設し、これらの収納溝部
で収納物の両端を保持するようにしたので、内側の壁部
の開口端面とそれより外側の壁部の内面で断面コ字形の
収納溝部を簡単に形成することができるとともに、収納
物と底面との間に隙間が生じることで、収納物を衝撃等
から保護することができる。また、上記のようにスリッ
トを側面の上端まで開口しているので、収納物を包装箱
の上方から挿入する際に収納溝部に挿入しやすくなる。
また、収納物が収納溝部に収納された状態では、内側の
壁部のスリットの開口端面(3面)とそれより外側の壁
部の内面(1面)で収納物の4面が位置決めされ確実に
保持できる。 また、略板状の材料の両側部を折曲して対
向する2側面を底面と一体に形成するとともに、これら
の側面を折り目が平行となるように内側に少なくとも1
回折り返して重ね合わせた複数の壁部からなる多層構造
としたので、対向するスリットは展開状態で直線上に配
置される。このため、スリットが対向しているどうかが
一見しただけで判り、これに伴い容易に加工できる。ま
た、上記のように側面を内側に折り返しているので、壁
部の反発を利用して収納物を強く支える、すなわち折り
曲げた面が包装箱の内側方向に戻ろうとする作用(スプ
リングバック)で、収納物を両側から挟み付けるように
支えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の包装箱の一部破断斜視図で
ある。
【図2】図1の展開図である。
【図3】この発明の実施例の収納溝部の一部断面斜視図
である。
【図4】この発明の実施例の包装箱に収納物を収納した
状態の要部断面図である。
【図5】この発明の実施例の変形例を示す要部断面図で
ある。
【図6】この発明の実施例の別の変形例を示す要部断面
図である。
【図7】従来例の包装箱の斜視図である。
【図8】従来の包装箱に挿入される仕切り用付属品の分
斜視図である。
【図9】別の従来例の包装箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
8,11 側面 7,12 収納溝部 9 収納物 16,22 壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−45127(JP,U) 実開 昭53−119217(JP,U) 実開 昭49−97223(JP,U) 実開 昭60−78720(JP,U) 実公 昭40−7966(JP,Y1) 実公 昭38−5177(JP,Y1) 実公 昭32−7783(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略板状の材料の両側部を折曲して対向す
    る2側面を底面と一体に形成するとともに、これらの側
    面を折り目が平行となるように内側に少なくとも1回折
    り返して重ね合わせた複数の壁部からなる多層構造と
    し、前記2側面の対向する前記壁部の位置を最外側の壁
    部を残して内側から少なくとも1層を、前記底面より一
    定の高さ位置から前記2側面の上端まで開口することに
    より複数のスリットを形成し、これらのスリットと前記
    スリットに臨む前記壁部により複数の収納溝部を並設
    し、これらの収納溝部で収納物の両端を保持するように
    したことを特徴とする包装箱。
JP40281390A 1990-12-17 1990-12-17 包装箱 Expired - Fee Related JP3204993B2 (ja)

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KR20220000143U (ko) * 2020-07-07 2022-01-14 (주)대성팩키지 포장 상자

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220000143U (ko) * 2020-07-07 2022-01-14 (주)대성팩키지 포장 상자
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