JPS621104Y2 - - Google Patents

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JPS621104Y2
JPS621104Y2 JP8622579U JP8622579U JPS621104Y2 JP S621104 Y2 JPS621104 Y2 JP S621104Y2 JP 8622579 U JP8622579 U JP 8622579U JP 8622579 U JP8622579 U JP 8622579U JP S621104 Y2 JPS621104 Y2 JP S621104Y2
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JP
Japan
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buffer
knob
packaging box
individual packaging
bending guide
Prior art date
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JP8622579U
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JPS564145U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、装置本体に突出する操作用のつまみ
および電源コードを備えた電気機器、例えばタイ
ムスイツチなどの個装箱の改良に関する。
タイムスイツチは、装置本体の上部に時間設定
を行うための円盤状の操作用のつまみが突出して
設けられ、また所定の長さの電源コードを有して
いる。このタイムスイツチは、従来では緩衝部材
によつてこれを包込み、さらに個装箱にこれを納
めて市場に供されていた。また従来の緩衝部材は
発泡スチロールなどで形成されたこともあつたが
廃棄処理上の問題などがあり、最近ではダンボー
ルなどで形成されるようになつてきている。とこ
ろで、この緩衝部材はタイムスイツチ、すなわち
装置と個装箱との形状の差異を是正するものでも
あることから、極めて複雑となり、また組込みが
面倒であつた。さらに、緩衝部材は装置全体を包
込むのが一般であり、また個装箱も全体を包込む
ものであつてみれば、いわゆる2重包装を呈して
いた。したがつて個装箱は必要以上に大きくな
り、また包装原価も無視できないものがある。さ
らにまた、上述した複雑な形状の緩衝部材を形成
するためには材料のダンボールの歩留りも悪く、
これに加えて個装箱も、連続的に折曲げて周側面
を構成する側面部の上端および下端の一部に蓋部
と底部とを連接する構成であるため、この蓋部と
底部に対応した前記側面部の上部および下部がデ
ツドスペースとなり歩留りが悪く、これより包装
原価の高騰の一因ともなつている。
したがつて、本考案は個装箱と一体に緩衝部材
を形成し、これによつて個装箱の小形化をはか
り、また包装原価の大幅低減を達成したところの
タイムスイツチ等を収納する場合に使用して好適
な個装箱を提供するものである。この目的を達成
した本考案に係る個装箱は、蓋部と隣合うように
してそれぞれ第1、第2の緩衝部を設け、前記第
1の緩衝部は蓋部との間に適当間隔が保持される
ようにして内方へと折曲げられるとともに、この
緩衝部には装置のつまみを保持するための孔およ
び多数条の放射状切込みを有し、前記第2の緩衝
部は箱の内部を2つの室に区分するように内方へ
と折曲げられるとともにコードを第2の室へ導く
切欠溝を設けたものである。
以下、本考案について図面に示した実施例によ
つて、詳細に説明する。
第1図は実施例個装箱の展開図を示し、1乃至
4は互いに横長矩形で、折曲ガイド線a,b,c
よりこれを連続的に折曲げたとき周側面を構成す
る第1、第2、第3および第4の側面部で、第1
側面部1と第3側面部3および第2側面部2と第
4側面部4の外形はそれぞれ等しい。第1側面部
1の上端には折曲ガイド線dを介して蓋部5が一
体に連設されており、この蓋部5の上端には折曲
ガイド線eを介して切込部5Aが設けられてい
る。第2側面部2および第4側面部4の上端に
は、それぞれ、折曲ガイド線f,gを介して緩衝
部6,7が一体に連設されている。緩衝部6は前
記蓋部5に隣合つており、切込線xによつて分離
されている。この緩衝部6には水平方向に2本の
折曲ガイド線h,iが設けられるとともにその上
端より下方へ向かつて切欠溝6Aが設けられてい
る。なお、側面部2の上端と折曲ガイド線h間、
折曲ガイド線iとこの緩衝部6の上端間との幅は
互いに等しく、また折曲ガイド線h,i間の幅
は、前記側面部の幅と等しい。緩衝部7には水平
方向に3本の折曲ガイド線j,k,lが設けら
れ、その上端と折曲ガイド線j間、折曲ガイド線
k,l間との幅はそれぞれ等しい。そして折曲ガ
イド線j,k間の部分には、内装されるタイムス
イツチ装置のつまみ(第3図参照)の径よりもや
や小径の孔7Aが穿設されている。そしてこの孔
7Aには、切込量をつまみの高さとほぼ同量にし
た多数条の切込7Bが放射状に設けられている。
なお、1Aは第1側面部1の折曲ガイド線mを介
して設けられたノリ付部である。さらに各側面部
1乃至4の下端には折曲ガイド線n乃至qを介し
てそれぞれ底面構成部8乃至11が一体に連設さ
れるが、これら底面構成部8乃至11は、いわゆ
る周知のアメリカンロツクを構成するものであ
り、その詳細は省略する。
以上のように構成された実施例の個装箱は、次
のようにして組立てられる。
各側面部1乃至4を、折曲ガイド線a,b,c
によつて連続的に折曲げ、ノリ付部1Aを介して
第1側面部1と第4側面部4とを接合することに
よつて枠状の個装箱の4側面が構成される。しか
る後、各折曲ガイド線n乃至qによつて各底面構
成部8乃至11を折曲げ、これをアメリカンロツ
クに組合せて底面を構成する。次に折曲ガイド線
fによつて緩衝部6を内方へと折曲げ、この緩衝
部6はさらに折曲ガイド線h,iから連続的に折
曲げられる。これによつて個装箱の内部は2つの
室A,Bに区分され、前記切欠溝6Aはこの2つ
の室A,B間を連通するように位置する。
第1の室A中に、タイムスイツチ装置の本体2
0が収容される。この装置20はその上部に円盤
状のつまみ21が設けられ、また電源コード22
を有している。
そして、前記電源コード22は、全体が束ねら
れ、前記切欠溝6Aを介して第2の室Bに収容さ
れる。タイムスイツチ装置本体20は、緩衝部7
によつて保持される。すなわち、緩衝部7は折曲
ガイド線gから内方へと折曲げられるとともに折
曲ガイド線lから同方向へ、また折曲ガイド線k
から逆方向へ、そして折曲ガイド線jは前記折曲
ガイド線lと同方向に折曲げる。しかして、この
緩衝部7の上部には前記つまみ21とほぼ同等の
高さの間隙が形成される。この時、タイムスイツ
チ装置の前記つまみ21は、緩衝部7の孔7Aに
対応する。上述したように孔7Aには放射状の切
込7Bが多数条設けられているから、これら切込
7Bによつて切残された部分は第3図に示すよう
につまみ21の周側面に沿つて折曲がり、これを
しつかりと包持する。また、タイムスイツチ装置
本体20は、前記緩衝部7、側面部1,3,4お
よび底面部とによつて保持される。しかして、蓋
部5を折曲ガイド線dより内方へと折曲げ、さら
に折込部5Aを側面部3の内側へ折込むことによ
つて包装を完成するのである。
なお、上記実施例では第1側面部1に対応して
蓋部5を、また第2側面部2および第4側面部4
に対応してそれぞれ、緩衝部6,7を設けたが、
これらの位置関係は適宜選択されることは勿論で
あるが、注意すべきことは蓋部5の隣合う位置に
緩衝部6,7を設ける必要があることである。
以上詳細に説明したように、本考案によれば個
装箱と一体に緩衝部を形成したものであるから従
来のものに比べて材料費、材料加工費および包装
加工費を含む材料原価はほぼ数分の1程度まで削
減することができる。すなわち、材料費および材
料加工費の要因については、従来個装箱、緩衝部
材のいわゆる2重包装であつたものが内装される
装置の要部のみを保持する極めて単純な構成とさ
れるものであつて、しかも従来ではまつたく使用
されていなかつた材料板における各側面部上端の
蓋部を除く部分を合理的に利用していることによ
つて大幅な低減がはかれる。また包装加工費につ
いても従来の緩衝部材で包込む工程とこれを個装
箱に納める工程を、1工程に合理化することがで
きるばかりでなく、上記第2工程は個装箱の内面
でしばしば引掛りがおこつて極めて能率が悪かつ
たが、本考案ではこれが極めて円滑に行なえるた
め、包装時間の大幅短縮がはかられる。しかもま
た、従来のものに比べて個装箱の小型化がはから
れるものであり、実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る個装箱の展開図、第2図
は組立過程の斜視図、第3図は内部に装置を収容
した状態を示す一部切欠斜視図である。 1乃至4……側面部、5……蓋部、6,7……
緩衝部、8乃至11……底面構成部、20……タ
イムスイツチ装置本体、21……つまみ、22…
…コード、6A……切欠溝、7A……孔、7B…
…切込、A,B……室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. つまみとコードを有するタイムスイツチなどの
    個装箱であつて、連続的に折曲げられて箱の周側
    面を構成する側面部と、この側面部の上縁および
    下縁に連接された蓋部および底部と、前記側面部
    の上縁に前記蓋部と互に隣合うようにしてそれぞ
    れ設けられた第1、第2緩衝部とから構成され、
    前記第1の緩衝部は内方へ折曲げられた前記蓋部
    との間にほぼつまみの厚み分宛の間隔が保持され
    る如く内方へ適宜折曲げられ、前記第2の緩衝部
    は箱の内部を2つの室に区分するように折曲げら
    れ、さらに前記第1の緩衝部には前記つまみより
    もやや小径の孔が穿設されるとともにこの孔から
    放射状に多数条の切込みが設けられ、第2の緩衝
    部には切欠溝が設けられ、前記切込みによつて構
    成された短冊片によつてつまみを挾持するように
    して装置本体部を第1の室内に収容し、前記切欠
    溝を通してコードを第2の室へ導き収容するよう
    にした緩衝部材を一体に形成してなる個装箱。
JP8622579U 1979-06-23 1979-06-23 Expired JPS621104Y2 (ja)

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JP8622579U JPS621104Y2 (ja) 1979-06-23 1979-06-23

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JP8622579U JPS621104Y2 (ja) 1979-06-23 1979-06-23

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JPS564145U JPS564145U (ja) 1981-01-14
JPS621104Y2 true JPS621104Y2 (ja) 1987-01-12

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ID=29319456

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JP8622579U Expired JPS621104Y2 (ja) 1979-06-23 1979-06-23

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KR101702550B1 (ko) * 2011-07-22 2017-02-13 김경민 포장박스
JP7145676B2 (ja) * 2018-07-27 2022-10-03 株式会社クラウン・パッケージ 収容ボックス及びそのブランクシート

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JPS564145U (ja) 1981-01-14

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