JP3204878B2 - 圧着記録用紙および折り畳み圧着記録用紙の製造方法 - Google Patents

圧着記録用紙および折り畳み圧着記録用紙の製造方法

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JP3204878B2
JP3204878B2 JP19834795A JP19834795A JP3204878B2 JP 3204878 B2 JP3204878 B2 JP 3204878B2 JP 19834795 A JP19834795 A JP 19834795A JP 19834795 A JP19834795 A JP 19834795A JP 3204878 B2 JP3204878 B2 JP 3204878B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録が
可能な圧着記録用紙に関するものである。ここで圧着記
録用紙とは、通常状態では粘着性、接着性ともに示さず
加圧時に接着性を示し、加圧接着後に剥離可能な感圧接
着層を有する記録用紙のことである。
【0002】
【従来の技術】近年、圧着用紙を用いた2つ折りはがき
や3つ折りはがきの用途が拡大している。これらの圧着
用紙は、支持体に通常状態では粘着性、接着性ともに示
さず加圧時に接着性を示す感圧接着塗液を塗布して感圧
接着層を形成させ、用紙を折り畳むことにより感圧接着
層同士を対面させた状態で圧力により接着させるもので
あり、加圧時の接着は接着後に剥離可能にもできるし、
剥離不能なまでに接着することも可能である。はがきの
親展通信内容(暗証番号、会員番号、請求金額、預金残
高など)は剥離可能な感圧接着面に印字し、圧力により
貼合せた後、受取人が剥離することにより内容を確認で
きる。
【0003】このような圧着用紙は、感圧接着層の上に
印字して別の感圧接着層と加圧により貼合せ、かつ再度
それぞれを剥離して内容を確認するため、印字した内容
が対面の感圧接着層に転写するという、いわゆる裏写
り、インク写りの問題があった。このような裏写りの現
象を避けるために、印字した後にインク(またはトナ
ー)を熱で定着する印字方式(電子写真、レーザープリ
ンターなど)がとられていた。
【0004】しかしながら、このような熱定着の方式は
印字面(感圧接着面)および紙自体に過度の熱を与え、
その水分を奪うため、感圧接着面が乾燥し圧着性が低下
するという問題や、やはり過度の加熱により感圧接着面
を構成する接着成分の一部が熱分解し、異臭を発生して
作業環境を悪化させるという問題があった。
【0005】インクジェット記録方式は、種々の作動原
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録シ
ートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもので
あるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの
融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴があり、
漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録装置と
して種々の用途において急速に普及している。さらに、
多色インクジェット方式により形成される画像は、製版
方式による多色印刷に比較して遜色のない記録を得るこ
とが可能である。また、作成部数が少なくて済む用途に
おいては、安価であることからフルカラー画像記録分野
にまで広く応用されつつある。
【0006】このインクジェット記録方式で使用される
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面か
ら努力がなされてきた。しかし、装置の高速化・高精細
化あるいはフルカラー化などインクジェット記録装置の
性能の向上や用途の拡大に伴い、記録シートに対しても
より高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該
記録シートとしては、印字ドットの濃度が高く色調が明
るく鮮やかであること、インクの吸収が早く印字ドット
が重なった場合においてもインクが流れ出したり滲んだ
りしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないことなど
の高い画像再現性が要求される。また、インクが水溶性
であるために印字後に水に濡れると印字がにじんで読め
なくなるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明が解決
しようとする課題は、圧着記録用紙の印字方法におい
て、印字工程あるいはその定着工程において感圧接着面
の劣化を避け、無用な悪臭の発生を防止できる折り畳み
圧着記録用紙の製造方法の提供、およびインクの定着性
がよく、耐水性に優れた圧着記録用紙を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の様
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。
【0009】すなわち、通常状態では粘着性、接着性と
もに示さず加圧時に接着性を示す感圧接着層を支持体の
少なくとも片面に有し、加圧時の接着が接着後に剥離可
能である圧着記録用紙において、該感圧接着層が第4級
アンモニウム基を有するカチオン性化合物を該感圧接着
層の固形分重量の1〜50重量%含有することを特徴と
する圧着記録用紙の発明である。
【0010】また、通常状態では粘着性、接着性ともに
示さず加圧時に接着性を示す感圧接着層を支持体の少な
くとも片面に有し、加圧時の接着が接着後に剥離可能で
ある圧着記録用紙において、該感圧接着層が第3級アミ
ノ基を有する化合物を該感圧接着層の固形分重量の1〜
40重量%含有することを特徴とする圧着記録用紙の発
明である。
【0011】支持体の少なくとも片面に第4級アンモニ
ウム基を有するカチオン性化合物もしくは第3級アミノ
基を有する化合物を含有した感圧接着層を有し、通常状
態では粘着性、接着性ともに示さず加圧時に接着性を示
し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である圧着記録用
紙の該感圧接着層へインクジェット方式により記録し、
該インクジェット記録した感圧接着を内側にして折り畳
み圧着することを特徴とする折り畳み圧着記録用紙の製
造方法の発明である。
【0012】さらに、支持体の少なくとも片面に第4級
アンモニウム基を有するカチオン性化合物もしくは第3
級アミノ基を有する化合物を含有した感圧接着層を有
し、通常状態では粘着性、接着性ともに示さず加圧時に
接着性を示し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である
圧着記録用紙の該感圧接着層へインクジェット方式によ
り記録して後、高周波加熱により該記録面を乾燥させ、
その後で該インクジェット記録した感圧接着を内側にし
て折り畳み圧着することを特徴とする折り畳み圧着記録
用紙の製造方法の発明である。
【0013】本発明の支持体には原紙、合成樹脂フィル
ムなどを用いることが可能であるが、原紙が経済的にも
特性的にも適して用いられる。
【0014】本発明に用いられる原紙は、木材パルプと
顔料を主成分として構成される。木材パルプとしては、
LBKP、NBKPなどの化学パルプ、GP、PGW、
RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの機械
パルプ、DIPなどの古紙パルプなどのパルプを含み、
必要に応じて従来公知の顔料やバインダーおよびサイズ
剤や定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強
剤などの各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙
機、円網抄紙機、ツインワイヤ抄紙機などの各種装置で
支持体の製造が可能であり、酸性、中性、アルカリ性で
抄造できる。
【0015】原紙は、金属ロールと合成樹脂ロールから
なるカレンダー装置を用いてオンマシン処理しても良
い。その際、オフマシン処理しても良く、処理後に、さ
らにマシンカレンダー、スーパーカレンダーなどでカレ
ンダー処理を施して平坦性をコントロールしても良い。
【0016】インク受理性のある感圧接着層を設ける場
合、その塗工量は特に限定されるものではないが、あま
り少ないとノンコートタイプインクジェット記録シート
と同様にインクの吸収性は良いものの、画像濃度・色彩
性・鮮明性が低く、インクが支持体の面方向に拡散して
鳥の羽状にギザギザしたフェザリングと呼ばれるドット
形状の悪化が発生する。また、あまり塗工量が多いと塗
工または含浸後の乾燥工程における乾燥負荷が高まり、
塗工または含浸速度の低下に伴う生産性の低下ばかりで
なく、高負荷での乾燥では、感圧接着層を構成する塗被
組成物中のバインダーが、蒸発する溶媒と共に感圧接着
層表面に移動して、その表面の空隙量を低下させるため
に、記録時に地汚れなどの発生がある。塗工量の多い感
圧接着層で生じる問題は、塗被組成物の濃度や乾燥工程
の能力に影響されるが、望ましくは、1〜10g/m2であ
る。
【0017】本発明に用いられる原紙、感圧接着層に
は、公知の白色顔料を1種以上用いることができる。例
えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオ
リン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化
チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイ
ト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、
珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミ
ニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイ
サイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの
白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、ア
クリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイ
クロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂などの有機顔料
などが挙げられる。
【0018】上記の中でも、インク受理性のある感圧接
着層中に主体成分として含有する白色顔料としては、多
孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多
孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナなどが挙げら
れ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好
ましい。
【0019】本発明でいうインクとは特にインクジェッ
ト記録方式に用いられるもので、下記の着色剤、液媒
体、その他の添加剤からなる記録液体である。
【0020】着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩
基性染料、反応性染料あるいは食品用色素などの水溶性
染料が挙げられる。
【0021】インクの溶媒としては、水および水溶性の
各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコールな
どの炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド類;ア
セトン、ジアセトンアルコールなどのケトンまたはケト
ンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコール類;エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、トリエチレングリコール、1,2,6 −ヘキサント
リオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、
ジエチレングリコールなどのアルキレン基が2〜6個の
アルキレングリコール類;グリセリン、エチレングリコ
ールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチル(ま
たはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメ
チルエーテルなどの多価アルコールの低級アルキルエー
テル類などが挙げられる。これらの多くの水溶性有機溶
剤の中でも、ジエチレングリコールなどの多価アルコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテルなどの多価アル
コールの低級アルキルエーテルが好ましい。その他の添
加剤としては、例えば、pH調節剤、金属封鎖剤、防カ
ビ剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界面活性
剤、および防錆剤などが挙げられる。
【0022】本発明に用いられる感圧接着層を構成する
感圧性接着剤は、通常状態では粘着性も接着性も示さな
いが、強い圧力により接着可能となるものであり、ラベ
ルや粘着テープに用いている通常粘着性のある感圧接着
剤とは異なるものである。本発明でいう感圧接着剤、感
圧接着層とは、前者の通常状態では粘着性も接着性も示
さないが、強い圧力により接着可能となるものに限定す
る。感圧接着層同士を重ね合わせて圧力を加えることで
接着することが可能で、感圧接着層の接着性の制御、あ
るいは加える圧力の加減により、接着後に剥離可能に接
着させることも、接着後に剥離不能なまでに強接着させ
ることも可能である。一般の3つ折り葉書において、印
字内容を確認するために剥離可能に接着する面と、印字
内容を設けず剥離不能に強接着する面は、このような感
圧接着性の違いを利用したものである。
【0023】本発明の感圧性接着剤に用いられる接着剤
ベースポリマーとしては、天然ゴム、変性天然ゴム、ス
チレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムなどの合成ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩
化ビニリデン系樹脂などが溶液あるいはエマルジョンの
形で用いられ、さらに接着性を制御する目的で、シリ
カ、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、メラミン樹脂粒子、ベ
ンゾグアナミン樹脂粒子、澱粉粒子などを併用すること
ができる。また、本発明の感圧性接着剤には、粘着付与
剤としてロジン系樹脂およびその誘導体、テルペン系樹
脂、クマロインデン系樹脂、キシレン系樹脂、アルキル
フェノール系樹脂、石油樹脂などを接着性、耐ブロッキ
ング性、耐熱性を損なわない範囲で併用できる。さら
に、剥離性を制御する目的で離型剤を併用することも可
能で、例えば、各種パラフィン、ワックス、脂肪酸また
はその誘導体、高級アルコール類、金属石鹸類、シリコ
ーン樹脂類などを接着性を損なわない範囲で用いること
ができる。
【0024】本発明の感圧接着層には、さらに、その他
の添加剤として、分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡
剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色
顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増
強剤、帯電防止剤、老化防止剤、などを適宜配合するこ
ともできる。
【0025】本発明の感圧接着層には、必須成分として
第4級アンモニウム基を有するカチオン性化合物を該感
圧接着層の固形分重量の1〜50重量%、あるいは第3
級アミノ基を有する化合物を該感圧接着層の固形分重量
の1〜40重量%含有するものである。本発明の感圧接
着層にこれらの必須成分を加えることにより、本発明の
感圧接着面にインクジェット記録した後で記録面が水に
濡れた場合において、インクジェット記録内容が水に流
れず、印字がにじまないという現象(耐水性の付与)が
起こることが判明した。また、驚くべきことに本発明の
圧着記録用紙においては感圧接着層へのインクジェット
記録後のインクの定着性が向上するためか、圧着後に剥
離してもインクの対面への転写、いわゆる裏写りが抑制
され、圧着面全面にわたって読みやすい記録とすること
ができることが判明した。
【0026】本発明の感圧接着層に必須成分として第4
級アンモニウム基を有するカチオン性化合物が該感圧接
着層の固形分重量の1〜50重量%、あるいは第3級ア
ミノ基を有する化合物が該感圧接着層の固形分重量の1
〜40重量%含有するものであるが、これらの成分がこ
の範囲より低い割合でしか含まれない場合は上記のよう
なインクジェット記録に対する耐水性の付与や、圧着・
剥離後の裏写りの抑制効果が十分ではなく、またこの範
囲をこえた割合で含有してもインクジェット記録に対す
る耐水性の付与効果やインクの裏写り抑制効果は飽和に
達しているためそれ以上よくならず、そればかりか感圧
接着層に最も重要な機能である圧着性が低下する場合が
あり好ましくない。
【0027】本発明に用いられる第4級アンモニウム基
を有するカチオン性化合物としては、例えばビニルベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド、ビニルベンジ
ルトリメチルアンモニウムブロマイド、ピペリジニウム
クロライド、スチレンアクリル酸トリエチルアンモニウ
ムクロライド、スチレンメタクリル酸トリエチルアンモ
ニウムクロライド、スチレンアクリル酸トリメチルアン
モニウムクロライド、スチレンメタクリル酸トリメチル
アンモニウムクロライド、スチレンメタクリル酸エチル
トリメチルアンモニウムクロライド、スチレンアクリル
酸エチルトリメチルアンモニウムクロライド、スチレン
メタクリル酸エチルトリエチルアンモニウムクロライ
ド、スチレンアクリル酸エチルトリエチルアンモニウム
クロライド、テトラエチルアンモニウムクロライド、テ
トラエチルアンモニウムブロマイド等の化合物、モノマ
ー、オリゴマー、ポリマーあるいはこれらの化合物から
誘導される第4級アンモニウム基を含有する誘導体など
を用いることができる。
【0028】本発明に用いられる第3級アミノ基を有す
る化合物としては、例えばビニルベンジルジメチルアミ
ン、ビニルベンジルジエチルアミン、スチレンアクリル
酸ジエチルアミン、スチレンメタクリル酸ジエチルアミ
ン、スチレンアクリル酸ジメチルアミン、スチレンメタ
クリル酸ジメチルアミン、スチレンメタクリル酸エチル
ジメチルアミン、スチレンアクリル酸エチルジメチルア
ミン、スチレンメタクリル酸エチルジエチルアミン、ス
チレンアクリル酸エチルジエチルアミン、トリエチルア
ミン等の化合物、モノマー、オリゴマー、ポリマーある
いはこれらの化合物から誘導される第3級アミノ基を含
有する誘導体などを用いることができる。
【0029】本発明の圧着記録用紙は、折り目にあたる
部分に切れ込み部分や圧縮線を入れ、折り畳みやすくす
ることは何等差し支えない。また、得られた圧着記録用
紙は、1枚の記録用紙を折り畳んで一体化することも、
2枚の記録用紙を重ね合わせて一体化することも可能で
ある。裏面にも感圧接着層(表面の感圧接着層と区別す
る場合には、表面の感圧接着剤により得られる接着性よ
りも強いということで感圧強接着層と呼ぶ)を設けた両
面圧着記録用紙においては、同様に1枚の記録用紙を2
つに、あるいは3つに折り畳んで一体化することも、2
枚以上の記録用紙を重ね合わせて一体化することも可能
である。圧着記録用紙を圧着するには重ね合った感圧接
着剤が接着する程度の圧力で圧着を行うことができる。
【0030】本発明の剥離性の圧着記録用紙は、本発明
の圧着記録用紙を感圧接着層同士が重なるように2層に
重ね合わせ圧着して得られるものである。両面に感圧接
着層を設けた両面圧着記録用紙を用いれば3つ折り葉書
のように、圧着記録用紙を3重に重ね合わせて一体化す
ることも可能である。圧着記録用紙を用いた剥離性葉書
を作製する場合も、2枚の圧着記録用紙を重ね合わせて
圧着するか、1枚の再剥離可能な圧着記録用紙を”く”
の字状に折り曲げてから圧着させる印字部分全面を隠ぺ
いする方法(2つ折りはがき)、あるいは”L”字状に
折り曲げて印字情報の一部のみを隠ぺいする方法、1枚
の両面圧着記録用紙を”Z”字状に折り曲げて圧着する
方法(3つ折りはがき)などいずれの方法を用いても差
し支えない。
【0031】本発明の圧着記録用紙を用いた圧着体は、
内部の印字情報の非公開性が完全であり、感圧接着剤の
剥離可能な接着性を利用して2面の圧着記録用紙を剥離
して内部の記録を読む事が出来、且つ一旦剥離した圧着
記録用紙は再接着しないため、情報の秘守性が高いもの
である。
【0032】感圧接着層の塗工量はその接着方法により
異なるが、良好な接着性およびインクジェット記録性を
確保する目的から、5〜40g/m2の範囲内であることが
好ましい。接着層の塗工量がこの範囲より小さいと、接
着性が不足するために貼合せが弱い。この範囲より大き
くとも、紙の走行に支障を来すばかりか経済的にコスト
アップの要因となる。
【0033】本発明の感圧接着層を塗工する方法として
は、例えば、グラビアコーター、グラビアオフセットコ
ーター、バーコーター、ロールコーター、エアナイフコ
ーター、Uコンマコーター、AKKUコーター、スムー
ジングコーター、マイクログラビアコーター、リバース
ロールコーター、4本あるいは5本ロールコーター、ブ
レードコーター、ディップコーター、落下カーテンコー
ター、スライドコーター、ダイコーター、溶融押しだし
ダイなど如何なる塗工方法を用いてもよい。
【0034】本発明の感圧接着層を有する記録用紙にお
いては、感圧接着層を形成する樹脂の原紙への浸透をよ
り一層防止する目的で、原紙に接して浸透防止層を設け
てもよい。浸透防止層の役割は、感圧接着層を設けるに
当って、感圧接着層を形成する樹脂の原紙中への浸み込
み防止と、平滑性の付与である。本発明に用いることの
できる浸透防止層は、水溶性高分子あるいは親水性高分
子の水溶液あるいはエマルジョンにより設けることが可
能で、例えば、以下の物質が挙げられる。
【0035】天然高分子および半合成高分子として、デ
ンプン、酸化デンプン、エーテル化デンプン、ジアルデ
ヒド化デンプン、エステル化デンプンなどの変性デンプ
ン化合物、アルギン酸ソーダ、アルギン酸プロピレング
リコールエステルなどのアルギン酸化合物、カゼイン、
ゼラチン、プルラン、デキストラン、キチン、キトサ
ン、ゴムラッテクス、アラビアゴム、フノリ、天然ガ
ム、デキスジン、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシセルロース、カルボキシメチルセルロー
スなどの変性セルロース化合物などが挙げられる。
【0036】合成高分子としては、完全ケン化あるいは
部分ケン化ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコールと多価カル
ボン酸とのエステル化物、カルボキシ変性化ポリビニル
アルコール、スルホン酸変性化ポリビニルアルコール、
オレフィン変性化ポリビニルアルコール、ニトリル変性
化ポリビニルアルコール、アミド変性化ポリビニルアル
コール、ピロリドン変性化ポリビニルアルコールなどの
変性化ポリビニルアルコール化合物、ポリエチレングリ
コール、ポリアクリル酸アミド、ポリアクリル酸、ポリ
アクリル酸アンモニウム、ポリアクリル酸ソーダなどの
ポリアクリル酸化合物、ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルエーテル、ポリマレイン酸共
重合体、ポリアクリルアミド、水溶性アルキド樹脂など
が挙げられる。
【0037】また、厳密な意味での水溶性高分子ではな
いが、スチレン/ブタジエン共重合体、ブタジエン/メ
タクリレート共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン
/アクリル酸ラッテクス、などの合成高分子を水に分散
したエマルジョンを水溶性高分子溶液の代わりに用いる
ことができる。水溶性高分子としては、上記のような高
分子を単独で、あるいは混合して水溶液として必要なら
ば消泡剤、分散剤などを併用して用いることができる。
浸透防止層は、樹脂あるいは溶媒が支持体に浸透するの
を防ぐものであればポリオレフィン樹脂の溶融ラミネー
ト、あるいはドライラミネートなどにより形成すること
もできる。
【0038】
【作用】本発明の圧着記録用紙は、インクジェット記録
においてのインクの定着性がよく、耐水性に優れた圧着
記録用紙を与えるため、その印字工程及び定着工程にお
いて圧着記録用紙を過熱することなく印字が行え、それ
ゆえ感圧接着面の劣化を避け、無用な悪臭の発生を防止
できる。本発明の圧着記録用紙においては感圧接着層へ
のインクジェット記録後のインクの定着性が向上するた
めか、圧着後に剥離してもインクの対面への転写、いわ
ゆる裏写りが抑制され、圧着面全面にわたって読みやす
い記録とすることができる。
【0039】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
【0040】<予備操作>原紙は、LBKP(濾水度4
00mlcsf)70部とNBKP(濾水度450ml
csf)30部からなる木材パルプ100部に対して、
軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム/タルクの比
率が30/35/35の顔料25部、市販アルキルケテ
ンダイマー0.10部、市販カチオン系アクリルアミド
0.03部、市販カチオン化澱粉1.0部、硫酸バンド
0.5部を調製後、長網抄紙機を用いて坪量40g/m2
抄造した。
【0041】実施例1−A 原紙に、以下の組成の感圧接着剤1Aを塗工量が8g/m2
となるようにエアナイフで塗工、乾燥させて実施例1−
Aの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤1A>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルトリメチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量40部 水 200部
【0042】実施例1−B〜実施例1−F 次に、感圧接着剤1Aの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルトリメチルアンモニウムクロライト゛)
の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて実施例1
−Aと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配合を
感圧接着剤1B〜1Fとし、それぞれの圧着記録用紙を
実施例1−B〜実施例1−Fの圧着記録用紙とする。 実施例1−B 乾燥重量1.6部 実施例1−C 乾燥重量16部 実施例1−D 乾燥重量80部 実施例1−E 乾燥重量120部 実施例1−F 乾燥重量160部
【0043】実施例2−A 実施例1−Aにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤2Aに変更した以外は実施例1−Aと同様な操作
で実施例2−Aの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤2A>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸トリエチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量40部 水 200部
【0044】実施例2−B〜実施例2−F 次に、感圧接着剤2Aの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リスチレンアクリル酸トリエチルアンモニウムクロライト゛)
の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて実施例2
Aと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配合を感
圧接着剤2B〜2Fとし、それぞれの圧着記録用紙を実
施例2−B〜実施例2−Fの圧着記録用紙とする。 実施例2−B 乾燥重量1.6部 実施例2−C 乾燥重量16部 実施例2−D 乾燥重量80部 実施例2−E 乾燥重量120部 実施例2−F 乾燥重量160部
【0045】実施例3−C 実施例1−Aにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤3Aに変更した以外は実施例1−Aと同様な操作
で実施例3−Cの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤3A>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンメタクリル 酸トリメチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量40部 水 200部
【0046】実施例3−B〜実施例3−F 次に、感圧接着剤3Aの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リスチレンメタクリル酸トリメチルアンモニウムクロライト゛
)の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて実施
例3Aと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配合
を感圧接着剤3B〜3Fとし、それぞれの圧着記録用紙
を実施例3−B〜実施例3−Fの圧着記録用紙とする。 実施例3−B 乾燥重量1.6部 実施例3−C 乾燥重量16部 実施例3−D 乾燥重量80部 実施例3−E 乾燥重量120部 実施例3−F 乾燥重量160部
【0047】実施例4−A 実施例1−Aにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤4Aに変更した以外は実施例1−Aと同様な操作
で実施例4−Aの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤4A> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸シ゛エチルアミン 乾燥重量40部 水 200部
【0048】実施例4−B〜実施例4−E 次に、感圧接着剤4Aの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて実施例4Aと同様に塗工した。それ
ぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤4B〜4Eとし、
それぞれの圧着記録用紙を実施例4−B〜実施例4−E
の圧着記録用紙とする。 実施例4−B 乾燥重量1.6部 実施例4−C 乾燥重量16部 実施例4−D 乾燥重量80部 実施例4−E 乾燥重量106部
【0049】実施例5−A 実施例1−Aにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤5Aに変更した以外は実施例1−Aと同様な操作
で実施例5−Aの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤5A> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸エチルシ゛エチルアミン 乾燥重量40部 水 200部
【0050】実施例5−B〜実施例5−E 次に、感圧接着剤5Aの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて実施例5−Aと同様に塗工した。そ
れぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤5B〜5Eと
し、それぞれの圧着記録用紙を実施例5−B〜実施例5
−Eの圧着記録用紙とする。 実施例5−B 乾燥重量1.6部 実施例5−C 乾燥重量16部 実施例5−D 乾燥重量80部 実施例5−E 乾燥重量106部
【0051】実施例6−A 実施例1−Aにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤6Aに変更した以外は実施例1−Aと同様な操作
で実施例6−Aの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤6A> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルシ゛メチルアミン 乾燥重量40部 水 200部
【0052】実施例6−B〜6−E 次に、感圧接着剤6Aの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて実施例6−Aと同様に塗工した。そ
れぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤6B〜6Eと
し、それぞれの圧着記録用紙を実施例6−B〜実施例6
−Eの圧着記録用紙とする。 実施例6−B 乾燥重量1.6部 実施例6−C 乾燥重量16部 実施例6−D 乾燥重量80部 実施例6−E 乾燥重量106部
【0053】比較例1−G 原紙に、以下の組成の感圧接着剤1Gを塗工量が8g/m2
となるようにエアナイフで塗工、乾燥させて比較例1−
Gの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤1G>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルトリメチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量1部 水 200部
【0054】比較例1−Hおよび比較例1−I 次に、感圧接着剤1Gの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルトリメチルアンモニウムクロライト゛
)の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて比較
例1Gと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配合
を感圧接着剤1H、1Iとし、それぞれの圧着記録用紙
を比較例1−H、比較例1−Iの圧着記録用紙とする。 比較例1−H 乾燥重量200部 比較例1−I 乾燥重量0部
【0055】比較例2−G 比較例1−Gにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤2Gに変更した以外は比較例1−Gと同様な操作
で比較例2−Gの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤2G>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸トリエチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量1部 水 200部
【0056】比較例2−Hおよび比較例2−I 次に、感圧接着剤2Gの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リスチレンアクリル酸トリエチルアンモニウムクロライト゛)
の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて比較例2
−Gと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配合を
感圧接着剤2H、2Iとし、それぞれの圧着記録用紙を
比較例2−H、比較例2−Iの圧着記録用紙とする。 比較例2−H 乾燥重量200部 比較例2−I 乾燥重量0部
【0057】比較例3−G 比較例1−Gにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤3Gに変更した以外は比較例1−Gと同様な操作
で比較例3−Gの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤3G>アクリル 酸エステル系エマルシ゛ョン(日本合成ゴム株式会社製、AE-923) 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 でんぷん粒子(平均粒径20μm) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンメタクリル 酸トリメチルアンモニウムクロライト゛ 乾燥重量1部 水 200部
【0058】比較例3−Hおよび比較例3−I 次に、感圧接着剤3Gの第4級アンモニウム基を有する
カチオン性化合物(ホ゜リスチレンメタクリル酸トリメチルアンモニウムクロライト゛
)の乾燥重量での配合割合を以下のように代えて比較
例3−Gと同様に塗工した。それぞれの感圧接着剤の配
合を感圧接着剤3H、3Iとし、それぞれの圧着記録用
紙を比較例3−H、比較例3−Iの圧着記録用紙とす
る。 比較例3−H 乾燥重量200部 比較例3−I 乾燥重量0部
【0059】比較例4−E 比較例1−Gにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤4Eに変更した以外は比較例1−Gと同様な操作
で比較例4−Eの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤4A> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸シ゛エチルアミン 乾燥重量1部 水 200部
【0060】比較例4−Fおよび比較例4−G 次に、感圧接着剤4Eの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて比較例4−Eと同様に塗工した。そ
れぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤4F、4Gと
し、それぞれの圧着記録用紙を比較例4−F、比較例4
−Gの圧着記録用紙とする。 比較例4−F 乾燥重量140部 比較例4−G 乾燥重量0部
【0061】比較例5−E 比較例1−Gにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤5Eに変更した以外は比較例1−Gと同様な操作
で比較例5−Eの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤5E> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リスチレンアクリル 酸エチルシ゛エチルアミン 乾燥重量1部 水 200部
【0062】比較例5−Fおよび比較例5−G 次に、感圧接着剤5Eの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて比較例5−Eと同様に塗工した。そ
れぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤5F、5Gと
し、それぞれの圧着記録用紙を比較例5−F、比較例5
−Gの圧着記録用紙とする。 比較例5−F 乾燥重量140部 比較例5−G 乾燥重量0部
【0063】比較例6−E 比較例1−Gにおいて、感圧接着剤を以下の組成の感圧
接着剤6Eに変更した以外は比較例1−Gと同様な操作
で比較例6−Eの圧着記録用紙を得た。 <感圧接着剤6E> 天然ゴムラテックス 乾燥重量60部 合成非晶質シリカ(徳山曹達製、ファンシールX37B) 乾燥重量50部 炭酸カルシウム(備北粉化工業製、ソフトン1000) 乾燥重量50部ホ゜リヒ゛ニルヘ゛ンシ゛ルシ゛メチルアミン 乾燥重量1部 水 200部
【0064】比較例6−Fおよび比較例6−G 次に、感圧接着剤6Eの第4級アミノ基を有する化合物
(ホ゜リスチレンアクリル酸シ゛エチルアミン )の乾燥重量での配合割合を
以下のように代えて比較例6−Eと同様に塗工した。そ
れぞれの感圧接着剤の配合を感圧接着剤6F、6Gと
し、それぞれの圧着記録用紙を比較例6−F、比較例6
−Gの圧着記録用紙とする。 比較例6−F 乾燥重量140部 比較例6−G 乾燥重量0部
【0065】実施例7 上記実施例および比較例で得られた圧着記録用紙に、市
販のカラーインクジェットプリンター(MJ−700V
2C、エプソン製)にてインクジェット記録した後で、
インクジェット記録した感圧接着層を内側にして感圧接
着層同士を対面させて折り畳み、圧着ローラーを通過さ
せて圧着一体化させ折り畳み圧着記録用紙を得た。実施
例および比較例で設けた感圧接着層は、普通の状態では
タック性を示さず、圧着記録用紙をインクジェットプリ
ンターに導入して印字記録を行っても、紙送り、印字ヘ
ッドなどに何等障害を起こす事なく印字記録を行うこと
ができた。
【0066】実施例8 上記実施例および比較例で得られた圧着記録用紙に、市
販のカラーインクジェットプリンター(MJ−700V
2C、エプソン製)にてインクジェット記録した後で、
市販の高周波装置にて500W、10秒間の乾燥を行っ
た。その後で、インクジェット記録した感圧接着層を内
側にして感圧接着層同士を対面させて折り畳み、圧着ロ
ーラーを通過させて圧着一体化させ折り畳み圧着記録用
紙を得た。実施例および比較例で設けた感圧接着層は、
普通の状態ではタック性を示さず、圧着記録用紙をイン
クジェットプリンターに導入して印字記録を行っても、
紙送り、印字ヘッドなどに何等障害を起こす事なく印字
記録を行うことができた。
【0067】実施例または比較例で得られた圧着記録用
紙の裏面に同様な感圧接着層を設けると両面接着性の圧
着記録用紙が得られた。両面圧着記録用紙をZ字型に折
り曲げ、そのまま圧着ローラーを通過させて圧着一体化
させ、3つ折りの圧着記録シートを得ることができ、折
り畳まれた部分の印字記録面は完全に隠れた。
【0068】実施例および比較例で得られた圧着記録用
紙は以下の方法で試験を行った。
【0069】<インク受理性>インクジェット記録は、
実施例7に示すように市販のカラーインクジェットプリ
ンター(MJ−700V2C、エプソン製)にて行っ
た。印字の鮮明さを目視で判断した。鮮明な画像、印字
が得られるものを優、やや鮮明さに欠けるが画像や印字
の解読に支障のないものを並、画像がぼやけて不鮮明な
ものを劣で判定した。結果をそれぞれ実施例、比較例の
相当するところに記載する。
【0070】<印字前圧着性>記録を行う前の実施例お
よび比較例の圧着記録用紙は、感圧接着層を内側にして
葉書大(10cm×15cm)に2つ折りにし、クリア
ランス可変の圧着ローラー(日本エー・ディ・エム社
製、SP401)を通すことにより圧着を行った。加圧
はクリアランス目盛りで調整し、2つ折りでレベル6を
用いた。圧着後、30mmの幅で短冊状に切り取り、テ
ンシロン万能引っ張り試験機で180゜剥離強度を測定
した。郵送中などに不用意に剥がれることなく、且つ剥
離したい場合には、良好な剥離ができる剥離強度として
は20〜200gf/30mmであり、それより低いと
郵送中などに剥離してしまうトラブルが発生しやすく、
それより高いと剥離する場合に紙が破れるなどのトラブ
ルが発生しやすい。なお、圧着性に関して圧着性が弱く
測定できないレベルであるものは−で表示した。
【0071】<IJ(インクシ゛ェット)印字後圧着性>インク
ジェット記録(エプソン製、MJ−700V2C)を行
った実施例および比較例の圧着記録用紙を、感圧接着層
を内側にして葉書大(10cm×15cm)に2つ折り
にし、クリアランス可変の圧着ローラー(日本エー・デ
ィ・エム社製、SP401)を通すことにより圧着を行
った。加圧はクリアランス目盛りで調整し、2つ折りで
レベル6を用いた。圧着後、30mmの幅で短冊状に切
り取り、テンシロン万能引っ張り試験機で180゜剥離
強度を測定した。郵送中などに不用意に剥がれることな
く、且つ剥離したい場合には、良好な剥離ができる剥離
強度としては20〜200gf/30mmであり、それ
より低いと郵送中などに剥離してしまうトラブルが発生
しやすく、それより高いと剥離する場合に紙が破れるな
どのトラブルが発生しやすい。
【0072】<NIP印字後圧着性>レーザープリンタ
−(キャノン製、レーザーショットB406E)により
記録を行った実施例および比較例の圧着記録用紙を、感
圧接着層を内側にして葉書大(10cm×15cm)に
2つ折りにし、クリアランス可変の圧着ローラー(日本
エー・ディ・エム社製、SP401)を通すことにより
圧着を行った。加圧はクリアランス目盛りで調整し、2
つ折りでレベル6を用いた。圧着後、30mmの幅で短
冊状に切り取り、テンシロン万能引っ張り試験機で18
0゜剥離強度を測定した。郵送中などに不用意に剥がれ
ることなく、且つ剥離したい場合には、良好な剥離がで
きる剥離強度としては20〜200gf/30mmであ
り、それより低いと郵送中などに剥離してしまうトラブ
ルが発生しやすく、それより高いと剥離する場合に紙が
破れるなどのトラブルが発生しやすい。
【0073】<裏写り>圧着性試験においてインクジェ
ット記録部分が接する対面へのインクの移行程度(裏写
り)を目視で判定した。裏写りが全く無く、対面がきれ
いなままのものを優で、かすかに裏写りするものを良
で、裏写りするが対面の記録の判読にさしつかえないも
のを並で、かなりな良のインクが裏写りし、対面の記録
の判読が困難なものを不良で、インクの半分程度が移行
し、対面の記録の判読が全くできないレベルを劣で判定
した。
【0074】<乾燥後裏写り>実施例8においては、高
周波で乾燥後のインクの裏写り性を上記の基準と同様に
判定した。結果をそれぞれ実施例、比較例の相当すると
ころに記載する。
【0075】<耐水性>インクジェット記録部分に水を
たらして5分後の状態を観察した。画像、印字に全くニ
ジミがなく鮮明なままであるものを優、ごく少量のニジ
ミが発生するが気にならないレベルを良、ややニジミが
生じるが記録内容の解読に支障のないものを並、記録が
にじんで汚くなるレベルを不良、記録内容がにじんでほ
とんど判読できないものを劣で判定した。
【0076】上記の方法により試験を行い、その評価結
果を下記表1〜3に示した。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】評価:実施例において得られた圧着記録用
紙は、インクジェット記録における印字性、圧着性、耐
水性に優れ、且つ剥離した後でも発色部分のインクが対
面に移るなど弊害がなく、優れた記録性、取扱性を有し
優秀な折り畳み圧着記録用紙を与えるものであった。ま
た、本発明の圧着記録用紙でもレーザープリンターなど
熱定着タイプの印字方法を用いると圧着性の低下が顕著
に見られるが、インクジェット記録では非加熱方式のた
め目立った圧着性の低下はなかった。さらに、圧着記録
用紙にインクジェット記録した後で高周波乾燥すること
により圧着性を損なわないでインクの裏写り性をより改
善することができることが判明した。
【0081】これに対して、比較例の圧着記録用紙で
は、圧着性とインク受理性のバランスがとれずに本用途
には用いることができない。特に、圧着時において裏写
りのためインクが重なり合った対面に移行してしまうた
め、剥離した後で印字記録が非常に読み取りにくくなっ
た。
【0082】
【発明の効果】本発明の圧着記録用紙は、インクジェッ
ト記録においてのインクの定着性がよく、耐水性に優れ
た圧着記録用紙を与えるため、その印字工程及び定着工
程において圧着記録用紙を過熱することなく印字が行
え、それ故に感圧接着面の劣化を避け、無用な悪臭の発
生を防止でき良好な折り畳み圧着記録用紙を与えること
ができる。本発明の圧着記録用紙においては、感圧接着
層へのインクジェット記録後のインクの定着性が向上す
るためか、圧着後に剥離してもインクの対面への転写、
いわゆる裏写りが抑制され、圧着面全面にわたって読み
やすい記録とすることができる安価に確実に親展型の剥
離性葉書を製造できる。又、本発明は、剥離性葉書のほ
かに、連続伝票用、貼り付け伝票、ラベル、記録用、無
塵記録紙など多くの用途に用いることができ、工業的意
義の大きいものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−70521(JP,A) 特開 昭62−242600(JP,A) 特開 昭62−140875(JP,A) 特開 平7−32725(JP,A) 特開 平9−11669(JP,A) 特開 平9−71758(JP,A) 特開 平9−119094(JP,A) 特開 平9−104167(JP,A) 特開 平9−11669(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/00 B42D 15/02 C09J 7/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常状態では粘着性、接着性ともに示さ
    ず加圧時に接着性を示す感圧接着層を支持体の少なくと
    も片面に有し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である
    圧着記録用紙において、該感圧接着層が第4級アンモニ
    ウム基を有するカチオン性化合物を該感圧接着層の固形
    分重量の1〜50重量%含有することを特徴とする圧着
    記録用紙。
  2. 【請求項2】 通常状態では粘着性、接着性ともに示さ
    ず加圧時に接着性を示す感圧接着層を支持体の少なくと
    も片面に有し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である
    圧着記録用紙において、該感圧接着層が第3級アミノ基
    を有する化合物を該感圧接着層の固形分重量の1〜40
    重量%含有することを特徴とする圧着記録用紙。
  3. 【請求項3】 支持体の少なくとも片面に第4級アンモ
    ニウム基を有するカチオン性化合物もしくは第3級アミ
    ノ基を有する化合物を含有した感圧接着層を有し、通常
    状態では粘着性、接着性ともに示さず加圧時に接着性を
    示し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である圧着記録
    用紙の該感圧接着層へインクジェット方式により記録
    し、該インクジェット記録した感圧接着を内側にして折
    り畳み圧着することを特徴とする折り畳み圧着記録用紙
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 支持体の少なくとも片面に第4級アンモ
    ニウム基を有するカチオン性化合物もしくは第3級アミ
    ノ基を有する化合物を含有した感圧接着層を有し、通常
    状態では粘着性、接着性ともに示さず加圧時に接着性を
    示し、加圧時の接着が接着後に剥離可能である圧着記録
    用紙の該感圧接着層へインクジェット方式により記録し
    て後、高周波加熱により該記録面を乾燥させ、その後で
    該インクジェット記録した感圧接着を内側にして折り畳
    み圧着することを特徴とする折り畳み圧着記録用紙の製
    造方法。
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