JP3204335U - 透明導電膜 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な伝導率および高い歩留をもたらす透明導電膜を提供する。【解決手段】透明導電膜100は基板と透明導電層とリード電極と第1の接続配線140とを含み、基板は基板のエッジに配置された第1の領域と第2の領域を含み、透明導電層は第1の領域に埋設され、リード電極は第2の領域上に形成され、第1の接続配線140は基板に形成され透明導電層とリード電極の間に配置され、これによって、第1の導電性メッシュ122の導電性材料と第2の導電性メッシュ132の導電性材料が互いに電気的に接続され、第1の接続配線140を透明導電層とリード電極の間に配設して、透明導電層とリード電極が互いに電気的に接続されることで、透明導電層とリード電極の間の電気的接続強度、導電膜伝導率、および歩留が向上する。【選択図】図2
Description
考案分野
本実用新案は透明導電膜に関する。
本実用新案は透明導電膜に関する。
考案背景
コンタクトなどの入力信号を受信可能な誘導タイプの液晶ディスプレイシステムである「タッチスクリーン」または「タッチパネル」として知られているタッチスクリーンは、機械的なボタンパネルに取って代わり、液晶ディスプレイによる鮮明なオーディオおよびビデオエフェクトを創出する。
コンタクトなどの入力信号を受信可能な誘導タイプの液晶ディスプレイシステムである「タッチスクリーン」または「タッチパネル」として知られているタッチスクリーンは、機械的なボタンパネルに取って代わり、液晶ディスプレイによる鮮明なオーディオおよびビデオエフェクトを創出する。
現在、タッチスクリーンにとって導電層は不可欠なパーツである。従来のタッチスクリーンの導電層は一般にインジウムスズ酸化物(ITO)で作られていた。ITO層を調製する際には塗布、パターニング、鉛銀電極作製は常に不可欠な工程であった。ITOをパターニングするとき、ITO膜のエッチング工程も必要とされ、このような従来の製造工程は複雑かつ冗長で、導電層の伝導率が低いことから歩留の向上も見られなかった。
考案概要
本実用新案の目的は、良好な伝導率および高い歩留をもたらす透明導電膜を提供することにある。
考案概要
本実用新案の目的は、良好な伝導率および高い歩留をもたらす透明導電膜を提供することにある。
透明導電膜は、
第1の領域と第2の領域とがエッジに配置された基板と、
基板の第1の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第1の導電性メッシュを含む、透明導電層と、
基板の第2の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第2の導電性メッシュを含む、リード電極と、
基板上に形成されるとともに透明導電層とリード電極の間に配置された第1の接続配線であって、第1の接続配線を介して、第1の導電性メッシュの導電性材料と第2の導電性メッシュの導電性材料が互いに電気的に接続されている、第1の接続配線と、を含む。
第1の領域と第2の領域とがエッジに配置された基板と、
基板の第1の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第1の導電性メッシュを含む、透明導電層と、
基板の第2の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第2の導電性メッシュを含む、リード電極と、
基板上に形成されるとともに透明導電層とリード電極の間に配置された第1の接続配線であって、第1の接続配線を介して、第1の導電性メッシュの導電性材料と第2の導電性メッシュの導電性材料が互いに電気的に接続されている、第1の接続配線と、を含む。
一実施形態において、第1の導電性メッシュのエッジから延出した遷移部分を更に含み、遷移部分が、第2の領域上に配置され、第1の導電性メッシュと第1の接続配線との間に配設され、導電性材料から作られた第3の導電性メッシュを含み、第3の導電性メッシュのメッシュ密度が第1の導電性メッシュのメッシュ密度より高いかまたは等しい。
一実施形態において、第1の導電性メッシュと第3の導電性メッシュのメッシュ密度は共に第2の導電性メッシュのメッシュ密度より低い。
一実施形態において、遷移部分は第2の接続配線を含み、第3の導電性メッシュは第2の接続配線を介して第1の導電性メッシュに電気的に接続され、第3の導電性メッシュは第1の接続配線を介して第2の導電性メッシュに電気的に接続され、第2の接続配線は第1の接続配線より長い。
一実施形態において、基板は所定の形状を有するトレンチを画定し、透明導電層の導電性材料、リード電極、および第1の接続配線が各々対応づけられてトレンチ内に受容される。
一実施形態において、トレンチの深さと幅の比率が1以上であり、トレンチの幅は10μ以下である。
一実施形態において、リード電極が第2の領域の表面から突出している。
一実施形態において、リード電極がインクジェット印刷により第2の領域の表面上に形成される。
一実施形態において、リード電極がインクジェット印刷により第2の領域の表面上に形成される。
一実施形態において、リード電極の最小幅が2μm〜20μmであり、リード電極の高さが5μm〜10μmである。
一実施形態において、基板は基層を更に含み、基層が基板の側面に取り付けられ、第1の領域と第2の領域は共に基層に配置されている。
一実施形態において、透明導電膜は遮光層を更に含み、遮光層が基板のエッジに配置され、リード電極は遮光層から大きく離間されて基層の表面に形成される。
一実施形態において、遮光層の幅は1mm〜5mmである。
一実施形態において、第1、第2、および/または第3の導電性メッシュのメッシュ形状は矩形メッシュまたはランダムメッシュである。
一実施形態において、第1、第2、および/または第3の導電性メッシュのメッシュ形状は矩形メッシュまたはランダムメッシュである。
一実施形態において、透明導電層、リード電極、および第1の接続配線が金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、亜鉛またはこれらの合金からなる群より選択された材料から作られる。
一実施形態において、基板が、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートプラスチック、およびガラスからなる群より選択された材料から作られる。
一実施形態において、透明導電膜は基板へ配置された位置合わせマークを更に含む。
透明導電膜において、透明導電層が基板の第1の領域に埋設され、リード電極が基板のエッジの第2の領域上に形成され、第1の接続配線が透明導電層とリード電極の間に配置され、これによって、第1の導電性メッシュの導電性材料と第2の導電性メッシュの導電性材料が、第1の接続配線を介して、電気的に接続される。透明導電層は、基板の第1の領域上に第1の導電性メッシュを埋設することによって形成され、その後、リード電極は第2の領域へ第2の導電メッシュを配設することによって形成され、さらに、第1の接続が透明導電層とリード電極との間に配設され、第1の接続配線を介して透明導電層とリード電極は互いに電気的に接続される。これにより、透明導電層とリード電極の間の電気的接続強度が改良され、導電膜の伝導率が上昇し、歩留が向上する。
透明導電膜において、透明導電層が基板の第1の領域に埋設され、リード電極が基板のエッジの第2の領域上に形成され、第1の接続配線が透明導電層とリード電極の間に配置され、これによって、第1の導電性メッシュの導電性材料と第2の導電性メッシュの導電性材料が、第1の接続配線を介して、電気的に接続される。透明導電層は、基板の第1の領域上に第1の導電性メッシュを埋設することによって形成され、その後、リード電極は第2の領域へ第2の導電メッシュを配設することによって形成され、さらに、第1の接続が透明導電層とリード電極との間に配設され、第1の接続配線を介して透明導電層とリード電極は互いに電気的に接続される。これにより、透明導電層とリード電極の間の電気的接続強度が改良され、導電膜の伝導率が上昇し、歩留が向上する。
実施形態の詳細な説明
本開示はさらに以下の明細書と図面によってより詳細に記載される。
本開示はさらに以下の明細書と図面によってより詳細に記載される。
第1の実施の形態を図1、図2、図3に示す。透明導電膜100は、基板110、透明導電層120、リード電極130、および第1の接続配線140を含む。基板110は、基板110のエッジに配置された第1の領域112と第2の領域114を含み、透明導電層120は、第1の領域112上に形成され、リード電極130は第2の領域114上に形成され、第1の接続配線140は基板110上に形成されかつ透明導電層120とリード電極130の間に配置されている。透明導電層120は導電性材料から作られた第1の導電性メッシュ122を含み、リード電極130は導電性材料から作られた第2の導電性メッシュ132を含む。第1の導電性メッシュ122の導電性材料は第1の接続配線140を介して第2の導電性メッシュ132の導電性材料に電気的に接続されている。具体的には、図3に示されているように、第1の領域112は基板110上方の中間領域内に配置され、第2の領域114は基板110の2つの側面上のエッジ領域に配置されている。
透明導電膜100において、透明導電層120は基板110の第1の領域112に埋設され、リード電極130は基板110エッジの第2の領域114上に形成され、第1の接続配線140は透明導電層120とリード電極130の間に配置され、これによって、第1の導電性メッシュ122の導電性材料と第2の導電性メッシュ132の導電性材料が第1の接続配線140を介して互いに電気的に接続されている。
透明導電層120は基板110の第1の領域112に導電性材料を埋設することによって形成され、その後、リード電極130は第2の領域114上の第2の導電性メッシュ132を積層することによって形成される。一方、第1の接続配線140は、透明導電層120とリード電極130の間に配設され、透明導電層120とリード電極130は第1の接続配線140を介して互いに電気的に接続されて、透明導電層120とリード電極130の間の電気的接続強度を改良することができ、これによって、導電膜の伝導率が良くなり、歩留が向上する。
図2を参照するに、図示した実施形態において、仮想境界線は、リード電極130に接続する透明導電層120の部分上に形成され、第1の接続配線140は境界線上に配設され、これによって、第1の導電性メッシュ122の導電性材料と第2の導電性メッシュ132の導電性材料が互いに電気的に接続される。
透明導電層120、リード電極130、および第1の接続配線140は、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、および亜鉛、または金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、および亜鉛の少なくとも2つの合金からなる群より選択された材料から作られる。透明導電層120は、相当する機能を有するように、カーボンナノチューブ、グラフェン、導電性ポリマーなどの任意の導電体から作ることができることを理解されたい。図示されている実施形態において、リード電極130と第1の接続配線140は共にナノ銀で作られている。
基板110はポリエチレンテレフタレートから作ることができる。他の実施形態において、基板110は、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートプラスチックやガラスなどの材料、好ましくは、透明な絶縁材料から作ることができる。
図4に示した第2の実施形態を参照するに、透明導電膜100は、第1の導電性メッシュ122のエッジから延出した遷移部分150を更に含み、この遷移部分150は、第2の領域114上に配置され、第1の導電性メッシュ122と第1の接続配線140の間に配設され、導電性材料から作られた第3の導電性メッシュ152を含み、この第3の導電性メッシュ152のメッシュ密度は第1の導電性メッシュ112のメッシュ密度より高い。メッシュ線は導電性材料を配設することによって形成され、すなわち、メッシュ密度は導電性材料の集中度に等しい。第3の導電性メッシュ152は第1の導電性メッシュ112から延出し、この第1の導電性メッシュ112は第3の導電性メッシュ152を介して第1の接続配線140に接続される。第3の導電性メッシュ152のメッシュ密度が第1の導電性メッシュ112のメッシュ密度より高いことから、境界線でより多くの第1の導電性メッシュ122の導電性材料が第1の接続配線140に接続されると、透明導電層120とリード電極130の間の接続強度が改良され、導電膜の伝導率が一層良くなる。
リード電極130の導電性材料を透明導電層120の十分な導電性材料と接続させることを更に確実にするために、第1の導電性メッシュ122および第3の導電性メッシュ152の各メッシュ密度は、第2の導電性メッシュ132のメッシュ密度より低くなるように構成されている。
図4に示される第2の実施形態を参照するに、遷移部分150は第2の接続配線154を更に含む。第3の導電性メッシュ152は第2の接続配線154を介して第1の導電性メッシュ122に電気的に接続されている。第3の導電性メッシュ152は第1の接続配線140を介して第2の導電性メッシュ132に電気的に接続されている。第2の接続配線154は第1の接続配線140より長い。第2の接続配線154は第3の導電性メッシュ152と第1の導電性メッシュ122の間に配設され、第2の接続配線154は第1の接続配線140より長いので、第2の接続配線154が第1の導電性メッシュ122の導電性材料により多く接触し、第1の導電性メッシュ122の十分な導電性材料が第3の導電性メッシュ152の導電性材料に電気的に接続されることが確実になり、これによって、第3の導電性メッシュ152が第1の接続配線140を介して第2の導電性メッシュ132に電気的に接続される。従って、透明導電層120とリード電極130との接続強度が更に改良され、導電膜の伝導率が更に向上する。
図2に示される第1の実施形態および図4に示される第2の実施形態を参照するに、第1の導電性メッシュ122のメッシュ形状はランダムメッシュとして図示されている。第1の導電性メッシュ122は、複数の第1のメッシュセルを含み、透明導電膜100が他のディスプレイデバイスに接着されるとき、モアレ縞が発生しないように、第1のメッシュセルのサイクルの少なくとも2つのサイクルは互いに異なる。すなわち、第1の導電性メッシュ122の形状はランダムメッシュであり、第1のメッシュセルは各々、透明導電層120に傾斜分布される。メッシュサイクルは各メッシュセルの大きさに相当する。具体的には、ランダムメッシュは部分的ランダムメッシュセルの周期的分割によって形成することができる。すなわち、ランダムメッシュ全体は複数の部分的ランダムメッシュセルを含み、部分的ランダムメッシュセルは1mmより大きい。
モアレ縞は光学現象であり、2本の線または2つのオブジェクトが一定角度および周波数で干渉されることによって形成されるビジュアルエフェクトであり、2本の線または2つのオブジェクトを目視によって識別できないとき、しばしば、干渉パターンしか見えないことがあり、この光学現象がモアレ縞である。第1のメッシュセルの形状はひし形、矩形、平行四辺形、湾曲した四角形または多角形であってよく、湾曲した四角形は湾曲した4つの側面を有し、2つの対向する湾曲側面は同じ形状を有し同じ方向に配設される。
図5に示された第3の実施形態および図6に示された第4の実施形態を参照するに、第1の導電性メッシュ122の形状は矩形のメッシュであり、すなわち、第1の導電性メッシュ122の第1のメッシュセルのメッシュサイクルは全て同じである。従って、透明導電膜100が他のディスプレイデバイス、特に、小型ディスプレイを有するディスプレイ画面のデバイスに接着された場合、表示する画像の乱れ現象が回避される。
図4に示された第2の実施形態を参照するに、第2の導電性メッシュ132の形状は矩形のメッシュであり、すなわち、第2の導電性メッシュ132は複数の第2のメッシュセルを含み、第2の導電性メッシュ132の第2メッシュセルの全てのメッシュサイクルが同じであり、第3の導電性メッシュ152は矩形のメッシュであり、すなわち、第3の導電性メッシュ152は複数の第3のメッシュセルを含み、第3の導電性メッシュ152の第3のメッシュセルの全てのメッシュサイクルが同じである。メッシュサイクルは各メッシュセルの大きさに相当する。従って、第2の導電性メッシュ132と第3の導電性メッシュ152は共に矩形のメッシュであることから、導電膜の伝導率の安定度の向上、すなわち、導電膜の伝導率の向上により、製造工程の単純化、接続の簡便性の向上、およびコスト節約が達成される。第2の導電性メッシュ132の形状および第3の導電性メッシュ152の形状はランダムメッシュであり、すなわち、第2の導電性メッシュ132の第2のメッシュセルのメッシュサイクルと第3の導電性メッシュ152の第3のメッシュセルのメッシュサイクルが互いに異なり得る。
第2のメッシュセルおよび第3のメッシュセルの各形状は、ひし形、矩形、平行四辺形、湾曲した四角形または多角形であってよく、湾曲四角形は湾曲した4つの側面を有し、2つの対向する湾曲側面は同一形状を有し同一方向に配設される。
図3に示された第1の実施形態を参照するに、基板110は、所定の形状を有する溝(トレンチ)118を画定し、透明導電層120の導電性材料、リード電極130、および第1の接続配線140が各々対応づけられてトレンチ118内に受容される。具体的には、基板110は金型を用いて転写(インプリント)されて同基板の表面にトレンチ118を形成し、トレンチ118は、金型形状に対応して、第1のトレンチ、第2のトレンチ、第3のトレンチを含む。第1のトレンチは第1の領域112上に画定され、第2のトレンチと第3のトレンチは共に第2の領域114上に画定され、第3のトレンチは第1のトレンチと第2のトレンチの間、すなわち、透明導電層120とリード電極130の間で画定され、導電性材料が第1のトレンチに充填されその後焼結されて第1の導電性メッシュ122を形成することにて透明導電層120を形成し、導電性材料が第2のトレンチに充填されその後焼結されて第2の導電性メッシュ132を形成することにてリード電極130を形成し、導電性材料が第3のトレンチに充填されその後焼結されて第1の接続配線140を形成する。トレンチは、ワンステップ転写によって形成することができ、金型転写が単純化され、製造工程も簡単化され、コストが節約される。更に、導電性材料と回路基板の接着強度が高められ、導電膜の伝導率が更に向上する。
図10および図11を参照するに、図示されている実施形態において、透明導電膜100は基板110上に配設された位置合わせマーク170を更に含む。導電膜は、位置合わせマーク170を用いることでタッチスクリーン上へ正確に付着されることができ、これによって、導電膜の伝導率が保証される。位置合わせマーク170は直交織メッシュラインによって構成され、線幅が2.2μm、メッシュサイクルが8μm、相対的透過率が53.5%であり得る。
図3を参照するに、図示した実施形態によれば、トレンチ118に充填した後で焼結および成形の工程で導電性材料が破壊されるのを回避するために、および、導電膜の伝導率を確実にするために、トレンチ118の深さおよび幅の比率が1を下回らないように適正に構成され、トレンチ118の幅は10μmを上回らないように適正に構成することができる。
図7に示された実施例5を参照するに、リード電極130は、第2の領域114の表面から突出可能である。具体的には、リード電極130の導電性材料がインクジェット印刷により第2の領域114の表面上に形成されることにより、リード電極130を形成することができる。導電膜の伝導率の確実性のほかに、製造工程の単純化、コスト節約が可能となる。
具体的には、導電膜の伝動率を確実にするために、リード電極130の幅が2μm〜20μmになるように、リード電極の高さが5μm〜10μmになるように、適正に構成することができる。
図3に示された第1の実施例を参照するに、基板110は基層116を含み、基層116は基板110の側面に付着され、第1の領域112と第2の領域114は共に基層116上に配置される。基層116は基板110上に凝膠体(ゼリー)を塗布・硬化させることによって形成され、第1の領域112と第2の領域114は共に基層116上に配置される。図示されている実施形態において、これらの領域は、基層116の上面中央に配置され、すなわち、第1の領域112は透明導電層120を備え、基層116の上面エッジでは、第2の領域114はリード電極130を備える。遮光層160は基層116の第2の領域114の下面に配設されている。基層116は絶縁および成形に使用することができる。基層116は、OCA(Optical Clear Adhesive:光学用透明粘着剤)接着剤、UV接着剤、熱硬化性接着剤、または、粘着剤などから作られる。
第1の領域112と第2の領域114は基板110の側面に直接配設することができることから、基層116を設ける必要がないことに留意されたい。図8に示した実施例6を参照するに、第1の領域112と第2の領域114は共に基板110の側面に直接配設され、リード電極130は第2の領域114に埋設される。図9に示される実施例7を参照するに、第1の領域112と第2の領域114は共に基板110の側面に直接配設され、リード電極130は第2の領域114の表面から突出している。
図3に示した第1の実施形態を参照するに、遮光層160が更に設けられ、同遮光層160は基板110のエッジに配置され、すなわち、ブラックマトリクス層160が基層116の第2の領域上に配置され、リード電極130は遮光層160から大きく離間されて基層116表面上に形成されている。基層116に対応する基板110の第2の領域114表面は、遮光層160の材料が塗布されて基層116を形成する。透明導電層120を有する第1の領域112は、ディスプレイ機能を有する透明部分となるので、基板110(第2の領域114)のエッジがディスプレイ領域のコントラストを高めるマトリクス層160を備え、ディスプレイエフェクトを高めることができる。マトリクス層160内に配置されたリード電極130は被覆される。使用時のビジュアルエフェクトが高められる。マトリクス層160はその遮光エフェクトを確実にするためにインク材料から作ることができ、マトリクス層160の幅は1mm〜5mmの範囲になるように適正に構成することができる。
具体的な詳細な実施例が記載されているが、これらは本開示を制限することにならない。従って、実用新案特許の保護範囲は添付請求項の範囲が対象とされる。
Claims (16)
- 透明導電膜であって、
第1の領域と第2の領域とがエッジに配置された基板と、
前記基板の前記第1の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第1の導電性メッシュを含む、透明導電層と、
前記基板の前記第2の領域に形成されるとともに、導電性材料から作られた第2の導電性メッシュを含む、リード電極と、
前記基板上に形成されるとともに前記透明導電層と前記リード電極の間に配置された第1の接続配線であって、前記第1の接続配線を介して、前記第1の導電性メッシュの導電性材料と前記第2の導電性メッシュの導電性材料が互いに電気的に接続されている、前記第1の接続配線と、
を含む、透明導電膜。 - 前記第1の導電性メッシュのエッジから延出した遷移部分を更に含み、
前記遷移部分が、前記第2の領域上に配置され、前記第1の導電性メッシュと前記第1の接続配線との間に配設され、導電性材料から作られた第3の導電性メッシュを含み、
前記第3の導電性メッシュのメッシュ密度が前記第1の導電性メッシュのメッシュ密度より高いかまたは等しい、請求項1に記載の透明導電膜。 - 前記第1の導電性メッシュおよび第3の導電性メッシュのメッシュ密度は共に前記第2の導電性メッシュのメッシュ密度より低い、請求項2に記載の透明導電膜。
- 前記遷移部分は第2の接続配線を含み、前記第3の導電性メッシュは前記第2の接続配線を介して前記第1の導電性メッシュに電気的に接続され、前記第3の導電性メッシュは前記第1の接続配線を介して前記第2の導電性メッシュに電気的に接続され、前記第2の接続配線は前記第1の接続配線より長い、請求項2に記載の透明導電膜。
- 前記基板は所定の形状を有するトレンチを画定し、前記透明導電層の導電性材料、前記リード電極、および前記第1の接続配線が各々対応づけられて前記トレンチ内に受容される、請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記トレンチの深さと幅の比率が1以上であり、前記トレンチの幅は10μm以下である請求項5に記載の透明導電膜。
- 前記リード電極が前記第2の領域の表面から突出している請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記リード電極がインクジェット印刷により前記第2の領域の表面上に形成される請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記リード電極の最小幅が2μm〜20μmであり、前記リード電極の高さが5μm〜10μmである請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記基板は基層を更に含み、前記基層が前記基板の側面に付着され、前記第1の領域と前記第2の領域は共に前記基層上に配置されている、請求項1に記載の透明導電膜。
- 遮光層を更に含み、前記遮光層が前記基板の前記エッジに配置され、前記リード電極が前記遮光層から大きく離間されて前記基層の表面上に形成される、請求項10に記載の透明導電膜。
- 前記遮光層の幅が1mm〜5mmである請求項11に記載の透明導電膜。
- 前記第1、前記第2、および/または前記第3の導電性メッシュのメッシュ形状が矩形メッシュまたはランダムメッシュである請求項2に記載の透明導電膜。
- 前記透明導電層、前記リード電極、および前記第1の接続配線が金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、亜鉛またはこれらの合金からなる群より選択された材料から作られる請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記基板が、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネートプラスチック、およびガラスからなる群より選択された材料から作られる、請求項1に記載の透明導電膜。
- 前記基板へ配置された位置合わせマークを含む請求項1に記載の透明導電膜。
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